JPH0726900Y2 - 条桑収穫機 - Google Patents

条桑収穫機

Info

Publication number
JPH0726900Y2
JPH0726900Y2 JP1989095863U JP9586389U JPH0726900Y2 JP H0726900 Y2 JPH0726900 Y2 JP H0726900Y2 JP 1989095863 U JP1989095863 U JP 1989095863U JP 9586389 U JP9586389 U JP 9586389U JP H0726900 Y2 JPH0726900 Y2 JP H0726900Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mulberry
cut
cutting
storage box
length
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989095863U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0334732U (ja
Inventor
愛次郎 金子
禎二 高奥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KANEKONOKI CO., LTD.
Original Assignee
KANEKONOKI CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KANEKONOKI CO., LTD. filed Critical KANEKONOKI CO., LTD.
Priority to JP1989095863U priority Critical patent/JPH0726900Y2/ja
Publication of JPH0334732U publication Critical patent/JPH0334732U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0726900Y2 publication Critical patent/JPH0726900Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、蚕を飼育するのに一番適した10〜25cm長さに
切断した桑の枝や葉を能率的に収集することができる条
桑収穫機に関する。
[従来の技術] 従来、立毛した条桑の根部を鎌あるいは鋏等で刈取った
後、前記桑条を育成用の棚上にそのまま水平に載置して
蚕の育成を図った蚕の条桑育成技術は、本出願前例示す
るまでもなくよく知られている。
また、地域によっては、刈取収穫後の条桑を更に人口的
に枝葉を分離または適当長さに細断して、この細断物を
育成棚上に散布して給与する方法も知られている。
したがって、上記の如き蚕の条桑育成技術によれば、一
連の作業能率の向上が達成できないため、近時において
刈取収穫作業のみを機械化して幾分なりとも省力化を図
るため公知の穀稈刈取り結束機を部分的に改良して条桑
収穫機として使用しているのが現状である。
[考案が解決しようとする課題] ところで、公知の穀稈刈取り結束機は所謂コーンハーベ
スタであるので、カッターで切断された穀稈の長さは一
般的に7〜15mmと短かい。その理由は、収穫された穀稈
は直ちにサイロに詰め込まれ、踏圧され、空気に接触し
て酸化、即ち腐ることが防がれ、かわりに乳酸発酵させ
るためと、細かい程間隙率が少なくなり、より大量にサ
イロへ詰め込むことができることと、切断長さが短い方
がサイロへの出し入れが容易にできるためである。
しかしながら、桑の場合には、蚕の飼育上の理由から条
桑の切断長さは10〜25cmと穀稈の切断長さに比較して約
10倍長いものである。
その理由は、桑は収穫後、直ぐ蚕に与えて喰べさせるの
で、蚕の性質上、穀稈のように切断長さが短いと蚕が喰
べずに残す量が多くなり、そのままの状態にしておくと
無駄になった桑が発酵し、この発酵熱のため蚕が病気に
なったり、あるいは死んだりする率が多くなるものであ
る。
したがって、従前のこの種穀稈刈取り結束機において
は、条桑専用の収穫機でないため、前記収穫機により刈
取られた条桑は結束された長いまま地上に放置されるの
で、この結束条桑を人手で収穫・運搬し、その後、別個
の切断機等により所望長さに細断する必要が生じ、その
結果、作業性に多くの問題が生じる許りでなく、条桑の
刈取り・運搬・給与および後処理の労力が非常に大き
く、生産の規模拡大が困難である問題点を有していた。
本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、作付
けされ、立毛した条桑を一機からなる条桑収穫機によっ
て、桑の根部より切断すると共に、それを供給ロール装
置を介してカッタブロアに供給して10〜25cm長さに切断
した後、投擲筒を経て作業車後部に設けた高所排出機能
を有する収穫箱内へ投擲収集せしめることにより、根部
より切断した桑を投擲筒により搬送が円滑にできるよう
にして、収集された桑の枝や葉を一挙に排出積み込み可
能にすることで、これまで多大の労力を要していた桑の
収穫作業を大幅に省力化できる条桑収穫機を提供しよう
とするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案における条桑収穫機
は、後部に高所排出機能を有する収納箱を設けた作業車
の前部に、桑を根部より切断する刈取刃を設けると共
に、その後方に供給ロール装置を介して供給される桑を
10〜25cm長さに切断して起風により吹き上げるカッタブ
ロア装置を設け、このカッタブロアに、切断された桑の
枝や葉が円滑に内部を通れる大きめの断面積を有する投
擲筒を接続してその先端側を収納箱にのぞませたもので
ある。
[作用] 今、作業車を条桑栽培地に向け前進せしめると同時に切
断装置を作動せしめる。
さすれば、作付され、立毛した条桑は切断装置により根
部より切断された桑は、供給ロール装置により誘導され
てカッタブロア装置に供給されて10〜25cm長さに切断さ
れた後、カッタブロア装置で起風される風圧により投擲
筒内を円滑に収納箱に向け投擲され、収集される。
そして、収納箱内に所定長さに切断された枝や葉が満杯
に収納されたら、収納箱を高所排出機能を利用して後方
に反転させ、適宜の運搬車へ一挙に排出積み込み、蚕の
飼育室へ搬入せしめる。
[実施例] 実施例について図面を参照して説明する。
第1図ないし第3図において、101は、後部の荷台102上
に10〜25cm長さに切断した条桑を収容することができる
収納箱103を高所排出機能により上方に持ち上げ乍ら後
方に向け傾倒して収納した切断物を運搬車等へ排出させ
ることができるよう搭載した作業車であって、前記作業
車101の前部には条桑を根部より切断すると同時に10〜2
5cm長さに切断することができる切断装置Aが取外し自
在に装着されている。上記切断装置Aは第3図に示され
た如く、基端側より先端側に向けてカッタブローア装置
104、供給ロール装置105、条桑誘導装置106を順次配設
して構成せしめてある。
前記カッタブローア装置104は、供給口107以外を壁板に
より囲んで形成した本体の上部には先端を収容箱103へ
向けて開口した投擲筒109の基端側を装着すると共に、
該本体の内部には、略水平状態のもとに根部側より供給
された条桑を蚕の育成に適した寸法、例えば10〜25cm長
さに切断し、切断された条桑を起風された風と共に投擲
筒109を経て収納箱103へ投擲することができる起風羽根
108aを備えた1枚あるいは2枚のカッタ108を左右の装
着円板110,110間に亘り装着したものが収納軸架されて
構成されている。なお、投擲筒109は10〜25cmに切断さ
れた切断物が円滑に内部を通れる大きめの断面積を有す
るように構成されている。
また、供給ロール装着105はカッタブローア装置104の供
給口107前方に配設されており、しかも前記供給ロール
装置105は、左右一対からなるドラム112,112を適当間隔
をおいて互いに内側に向け回転できるように縦方向に軸
架した縦型フイドロール111,111と該縦型フイドロール1
11,111と供給口107との間に左右一対からなるドラム11
4,114を適当間隔をおいて互いに内側に向け回転できる
よう水平方向に軸架した横型フイドロール113,113とに
より構成されている。
そして、前記縦型フイドロール111,111及び横型フイド
ロール113,113の直立回転状のドラム112,112と横型回転
状のドラム114,114の周面には複数の掻き込み片115・・
・・及び116・・・・が放射状に植着されており、前傾
状態のもとに縦型フイドロール111,111間に供給された
条桑をその根元から縦型フイドロール111,111の下部に
装着した一対の刈取刃118により切断した後、掻き込み
片115・・・・により掻き込み、次位の横型フイドロー
ル113,113に向け略水平状態のもとに供給せしめると共
に、横型フイドロール113,113に供給された条桑を掻き
込み片116・・・・の掻き込み送り出し作用で供給口107
よりカッタブローア104に順次円滑に誘導して、回転す
る起風羽根108aを備えたカッタ108により蚕の育成に適
した長さである10〜25cmに切断した後、投擲筒109を介
し円滑に収納箱103内に投擲収集せしめる。
供給ロール装置105の前方に配設された条桑誘導装置106
は、導入間隔をおいて対設した左右一対の舟型状を呈す
る誘導体117,117により構成されている。
119は、タッタブローア装置104及び供給ロール装置105
を設置するためのフレームであって、該フレーム119の
左右両側には一対のゲージホイル120,120が軸架されて
いる。121は、カッタブローア装置104の供給口107近辺
に設けられた受刃であって、回転するカッタ108と受刃1
21とにより条桑を切断する。
[考案の効果] 本考案は、上述のとおりに構成されているので、次に記
載する効果を奏する。
立毛した条桑を一機からなる条桑収穫機によって、桑の
根部より切断すると共に、それを供給ロール装置を介し
てカッタブロアに供給して10〜25cm長さに切断した後、
投擲筒を経て作業車後部に設けた高所排出機能を有する
収穫箱内へ投擲収集せしめることにより、根部より切断
した桑をカッタブロアに円滑に誘導供給して投擲筒によ
り搬送が円滑にできるようにし、収集された桑の枝や葉
を一挙に排出積み込み可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は条桑収穫機の側面図、第2図は同平面図、第3
図は要部を切欠した側面図である。 101……作業車、103……収納箱、104……カッタブロア
装置、105……供給装置、109……投擲筒、118……刈取

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】後部に高所排出機能を有する収納箱を設け
    た作業車の前部に、桑を根部より切断する刈取刃を設け
    る共に、その後方に供給ロール装置を介して供給される
    桑を10〜25cm長さに切断して起風により吹き上げるカッ
    タブロア装置を設け、このカッタブロアに、切断された
    桑の枝や葉が円滑に内部を通れる大きめの断面積を有す
    る投擲筒を接続してその先端側を収納箱にのぞませた条
    桑収穫機。
JP1989095863U 1989-08-16 1989-08-16 条桑収穫機 Expired - Lifetime JPH0726900Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989095863U JPH0726900Y2 (ja) 1989-08-16 1989-08-16 条桑収穫機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989095863U JPH0726900Y2 (ja) 1989-08-16 1989-08-16 条桑収穫機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0334732U JPH0334732U (ja) 1991-04-04
JPH0726900Y2 true JPH0726900Y2 (ja) 1995-06-21

Family

ID=31645102

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989095863U Expired - Lifetime JPH0726900Y2 (ja) 1989-08-16 1989-08-16 条桑収穫機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0726900Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4865176B2 (ja) * 2001-09-28 2012-02-01 大成技研株式会社 Cvdソース物質回収装置及び回収方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6038351U (ja) * 1983-08-13 1985-03-16 リンナイ株式会社 暖房器の燃焼安全装置
JPS6123315U (ja) * 1984-07-18 1986-02-12 日立造船株式会社 清掃機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0334732U (ja) 1991-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9554510B2 (en) Header assembly for a harvester with a secondary cutting and processing mechanism
US7743595B2 (en) Device and method for harvesting woody crops
CN111418336A (zh) 一种自走式灌木收获打捆一体机
CN205961837U (zh) 用于联合收割机的饲用油菜茎秆切碎装置
CN212278882U (zh) 一种自走式灌木收获打捆一体机
JPH0726900Y2 (ja) 条桑収穫機
DE102012107068A1 (de) Erntevorrichtung zum Ernten von Mais
DE102007050042B4 (de) Häcksler und Aufnahmevorrichtung für Schnittgut
US2573887A (en) Rotary stalk cutter and shredder
CN111386843B (zh) 一种新型玉米收获机
RU2192117C2 (ru) Способ уборки зерновых культур (варианты) и устройство для его осуществления
CN212164235U (zh) 一种新型玉米收获机
CN2236726Y (zh) 一种自走式玉米联合收获机
Singh et al. Mechanization of sugarcane harvesting in India.
CN110122055B (zh) 一种可调幅引导喂入立式玉米收获台
JPH0613643Y2 (ja) 条桑専用細断収穫機
RU2554984C2 (ru) Способ уборки зерновых культур и агрегат для его осуществления
CN219146164U (zh) 青储玉米秸秆收割机
CN214257241U (zh) 一种农业生产用秸秆快速粉碎装置
CN109104987B (zh) 一种制种玉米种穗收获机
CN217336532U (zh) 一种锯切式玉米秸秆切碎装置
JPH0613642Y2 (ja) 飼料収穫機
CN219073170U (zh) 一种玉米杆粉碎机
CN204259450U (zh) 秸秆还田机
CN218277860U (zh) 一种自走式茎穗兼收、打捆一体机