JPH07267841A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JPH07267841A
JPH07267841A JP6421094A JP6421094A JPH07267841A JP H07267841 A JPH07267841 A JP H07267841A JP 6421094 A JP6421094 A JP 6421094A JP 6421094 A JP6421094 A JP 6421094A JP H07267841 A JPH07267841 A JP H07267841A
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JP
Japan
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parts
acid
microcapsules
ultraviolet
benzotriazole
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Pending
Application number
JP6421094A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuki Okauchi
主器 岡内
Ritsuo Mandou
律雄 萬道
Yoshiaki Miura
儀秋 三浦
Katsuhiko Ishida
勝彦 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
New Oji Paper Co Ltd
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Publication date
Application filed by New Oji Paper Co Ltd filed Critical New Oji Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】皮膚に対する有害な影響がなく、しかも紫外線
を有効に吸収し、日焼け防止効果が高く、美容上の効果
にも優れた化粧料を提供することにある。 【構成】液体もしくは無定形状態の紫外線吸収剤を内包
するマイクロカプセルを含有することを特徴とする化粧
料である。詳しくは紫外線吸収剤を内包するマイクロカ
プセルがポリウレア/ポリウレタン樹脂壁膜からなり、
平均粒子径が0.1〜10μmの範囲であり、マイクロ
カプセルに占める壁膜材比率が20〜95重量%の範囲
からなる化粧料である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、日焼け防止用化粧料に
関する。
【0002】
【従来の技術】化粧料には用途により各種のものがある
が、その一種として日焼け防止用化粧料がある。日焼け
は太陽光、人工光等の特に紫外領域(200〜400n
m)の光線が皮膚を犯し、紅斑、水泡、火傷といった皮
膚障害、ひいては皮膚癌の原因ともなっていることが判
明している。かかる紫外線はその波長領域の差でA紫外
線(320〜400nm)、B紫外線(280〜320
nm)、C紫外線(200〜280nm)に区別され、
サンバーン(紅斑、水泡、火傷等の急性皮膚障害)等は
太陽光でのB紫外線によるものが主であるといわれてい
る。特に最近はオゾン層破壊の進行により有害紫外線の
増加が懸念されており、日焼けから肌を守ることに関心
が高まっている。
【0003】従来、日焼け防止用化粧料には紫外線防止
物質として酸化チタンや酸化亜鉛等の無機顔料、有機の
紫外線吸収剤が一般的に用いられてきた。酸化チタンや
酸化亜鉛等の無機顔料は屈折率が高く波長の短い紫外線
を散乱する為、紫外線遮断物質として利用されてきた。
しかし、透明感を出すことが困難であり美容上の効果を
損なうという欠点を有していた。また有機の紫外線吸収
剤は紫外線を吸収する効果においては優れているもの
の、その紫外線吸収効果と裏はらに、多量に配合した製
品を繰り返し皮膚に塗布すると皮膚に炎症を起こす等の
問題があり、またその累積毒性についても不安が残って
いる。このような訳で、紫外線吸収剤を化粧料中に多量
に含有させることが難しく、結果として高い紫外線防止
効果を得ることが困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、皮膚
に対する有害な影響がなく、しかも紫外線を有効に吸収
して日焼け防止効果が高く、美容上の効果にも優れた化
粧料を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等はかかる課題
を解決すべく鋭意研究の結果、紫外線吸収剤として液体
もしくは無定形状態の紫外線吸収剤を選択し、該紫外線
吸収剤を特定のマイクロカプセルに内包した化粧料を見
出したのである。即ち本発明は、紫外線吸収剤を内包す
るマイクロカプセルを含有する化粧料において、紫外
線吸収剤が少なくとも液体もしくは無定形状態であり、
マイクロカプセルがポリウレア/ポリウレタン樹脂壁
膜からなり、平均粒子径が0.1〜10μm、且つマイ
クロカプセルに占める壁膜材比率が20〜95重量%で
あることを特徴とする化粧料である。
【0006】また、かかるポリウレア/ポリウレタン樹
脂が、B型粘度計による25℃での粘度が1000cp
s以下のヘキサメチレンジイソシアネートプレポリマー
の重合により得られたことを特徴とする化粧料である。
更に、内包する紫外線吸収剤がベンゾトリアゾール系紫
外線吸収剤またはベンゾフェノン系紫外線吸収剤である
ことを特徴とする化粧料である。
【0007】
【作用】本発明の液体もしくは無定形状態の紫外線吸収
剤を特定のマイクロカプセルに内包したものを配合した
化粧料は、結晶状態の紫外線吸収剤と比較して紫外線吸
収能が著しく高くなり、また紫外線吸収剤がマイクロカ
プセル外に溶出しない状態で十分その機能を発揮でき、
しかも内容物である紫外線吸収剤が安定な高分子樹脂壁
膜中に隔離されているため、皮膚に対する刺激が殆どな
く、化粧料としては極めて有効な紫外線防止手段とな
る。
【0008】上記マイクロカプセル中に内包される紫外
線吸収剤としてはその形態自体が液体であっても、また
はそれ自体は固体で有機溶剤に溶解した状態であっても
よく、特に限定されるものではない。またその化合物も
種々の紫外線吸収剤が挙げられ、その具体例としては例
えば下記が例示される。
【0009】2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2
−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒド
ロキシ−4−オクチルオキシベンゾフェノン、2−ヒド
ロキシ−4−ドデシルオキシベンゾフェノン、2,2’
−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,
2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェ
ノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−スルホベン
ゾフェノン等のベンゾフェノン誘導体系紫外線吸収剤、
2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベン
ゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−te
rt−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−
(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−tert−ブチ
ルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロ
キシ−3’−tert−ブチル−5’−メチルフェニ
ル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒ
ドロキシ−3’,5’−ジ−tert−ブチルフェニ
ル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒ
ドロキシ−3’,5’−ジ−tert−アミルフェニ
ル)ベンゾトリアゾール、2−〔2’−ヒドロキシ−
3’−(3”,4”,5”,6”−テトラヒドロフタル
イミドメチル)−5’−メチルフェニル〕ベンゾトリア
ゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−tert−オ
クチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−〔2’−ヒ
ドロキシ−3’,5’−ビス(α,α─ジメチルベンジ
ル)フェニル〕−2H−ベンゾトリアゾール、2−
(2’−ヒドロキシ−3’−ドデシル−5’−メチルフ
ェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ
−3’−ウンデシル−5’−メチルフェニル)ベンゾト
リアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’−トリデシ
ル−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−
(2’−ヒドロキシ−3’−テトラデシル−5’−メチ
ルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−〔2’−ヒドロ
キシ−4’−(2”−エチルヘキシル)オキシフェニ
ル〕ベンゾトリアゾール、2−〔2’−ヒドロキシ−
4’−(2”−エチルヘプチル)オキシフェニル〕ベン
ゾトリアゾール、2−〔2’−ヒドロキシ−4’−
(2”−エチルオクチル)オキシフェニル〕ベンゾトリ
アゾール、2−〔2’−ヒドロキシ−4’−(2”−プ
ロピルヘキシル)オキシフェニル〕ベンゾトリアゾー
ル、2−〔2’−ヒドロキシ−4’−(1”−エチルヘ
キシル)オキシフェニル〕ベンゾトリアゾール、2−
〔2’−ヒドロキシ−4’−(1”−エチルヘプチル)
オキシフェニル〕ベンゾトリアゾール、2−〔2’−ヒ
ドロキシ−4’−(1”−エチルオクチル)オキシフェ
ニル〕ベンゾトリアゾール、2−〔2’−ヒドロキシ−
4’−(1”−プロピルオクチル)オキシフェニル〕ベ
ンゾトリアゾール、2−〔2’−ヒドロキシ−4’−
(1”−プロピルヘプチル)オキシフェニル〕ベンゾト
リアゾール、2−〔2’−ヒドロキシ−4’−(1”−
プロピルヘキシル)オキシフェニル〕ベンゾトリアゾー
ル、メチル−3−〔3−tert−ブチル−5−(2H
−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−ヒドロキシフ
ェニル〕プロピオネートとポリエチレングリコール(分
子量約300)との縮合物等のベンゾトリアゾール誘導
体系紫外線吸収剤、o−ベンゾイル安息香酸メチル、p
−アミノ安息香酸、p−アミノ安息香酸グリセリンエス
テル、p−ジメチルアミノ安息香酸アミノエステル、p
−ジメチルアミノ安息香酸−2エチルヘキシル、4−ビ
ス(ヒドロキシプロピル)アミノ安息香酸エチルエステ
ル、o−アミノ安息香酸メチル等の安息香酸誘導体系紫
外線吸収剤、桂皮酸ベンジル、p−メトキシ桂皮酸ジエ
タノ−ルアミン、p−メトキシ桂皮酸−2−エチルヘキ
シルエステル、p−メトキシ桂皮酸イソプロピル等の桂
皮酸エステル誘導体系紫外線吸収剤、更にフェニルサリ
シレート、ブチルフェニルサリシレート、オクチルフェ
ニルサリシレート等のサリチル酸系紫外線吸収剤、エチ
ルヘキシルシアノジフェニルアクリレート、エチルシア
ノジフェニルアクリレート等のシアノアクリレート系紫
外線吸収剤、更にはヒンダードアミン系紫外線吸収剤等
の公知の紫外線吸収剤が挙げられる。
【0010】本発明ではこれらの紫外線吸収剤は二種以
上を併用することが可能である。また特にベンゾトリア
ゾール及びベンゾフェノン誘導体系紫外線吸収剤は紫外
線吸収能が高く、更にその吸収ピークがB紫外線領域に
強く有るため本発明の化粧料用吸収剤として好ましく用
いられる。
【0011】一方、本発明で使用されるマイクロカプセ
ルは、ポリウレタン・ポリウレア樹脂からなる壁膜を有
するものである。かかるマイクロカプセルは壁膜の強度
と内容物の保持性に優れ、硬化剤等を必要としない為皮
膚に対する刺激性も無い。ポリウレタン・ポリウレア樹
脂からなる壁膜を有するマイクロカプセルは、多価イソ
シアネート、或いは多価イソシアネートとポリオールと
の付加物等の壁膜材をカプセル化すべき芯物質中に混合
し、ポリビニルアルコール等の保護コロイド物質を溶解
した水性媒体中に乳化分散し、液温を上昇させて油滴界
面で高分子形成反応を起こすことによって製造される。
【0012】多価イソシアネート化合物としては、例え
ばm−フェニレンジイソシアネート、p−フェニレンジ
イソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート、
2,4−トリレンジイソシアネート、ナフタレン−1,
4−ジイソシアネート、ジフェニルメタン−4,4’−
ジイソシアネート、3,3’−ジメチルジフェニルメタ
ン−4,4’−ジイソシアネート、キシリレン−1,4
−ジイソシアネート、4、4’−ジフェニルプロパンジ
イソシアネート、トリメチレンジイソシアネート、ヘキ
サメチレンジイソシアネート、プロピレン−1,2−ジ
イソシアネート、ブチレン−1,2−ジイソシアネー
ト、シクロヘキシレン−1,2−ジイソシアネート、シ
クロヘキシレン−1,4−ジイソシアネート等のジイソ
シアネート類、4,4’,4”−トリフェニルメタント
リイソシアネート、トルエン−2,4,6−トリイソシ
アネート等のトリイソシアネート類、4,4’−ジメチ
ルジフェニルメタン−2,2’,5,5’−テトライソ
シアネート等のテトライソシアネート類等が挙げられる
が安全性の面でより好ましいのは、ヘキサメチレンジイ
ソシアネートとトリメチロールプロパンとの付加物、
2,4−トリレンジイソシアネートとトリメチロールプ
ロパンとの付加物、キシリレンジイソシアネートとトリ
メチロールプロパンとの付加物、トリレンジイソシアネ
ートとヘキサントリオールとの付加物、ヘキサメチレン
ジイソシアネート三量体(イソシアヌレートタイプ、ビ
ュレットタイプ)等のイソシアネートプレポリマーであ
る。中でもヘキサメチレンジイソシアネートやキシリレ
ンジイソシアネートなどの脂肪族イソシアネートをベー
スとしたイソシアネートプレポリマーは、光照射による
黄変色を起こしにくいため好ましく用いられ、更に取扱
いの面と相溶性の面で好ましいのはB型粘度計による2
5℃での粘度が1000cps以下のヘキサメチレンジ
イソシアネートプレポリマーである。
【0013】また、マイクロカプセルの壁膜の物性を調
整する目的で、必要に応じてポリオール化合物を反応前
に添加することもできるが、その具体例としては、エチ
レングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−
ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−
ヘキサンジオール、1,7−ヘプタンジオール、1,8
−オクタンジオール、プロピレングリコール、2,3−
ジヒドロキシブタン、1,2−ジヒドロキシブタン、
1,3−ジヒドロキシブタン、2,2−ジメチル−1,
3−プロパノンジオール、2,4−ペンタンジオール、
2,5−ヘキサンジオール、3−メチル−1,5−ペン
タンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、
ジヒドロキシシクロヘキサン、ジエチレングリコール、
1,2,6−トリヒドロキシヘキサン、フェニルエチレ
ングリコール、1,1,1−トリメチロールプロパン、
ヘキサントリオール、ペンタエリスリトール、グリセリ
ン等の脂肪属ポリオール、1,4−ジ(2−ヒドロキシ
エトキシ)ベンゼン、1,3−ジ(2−ヒドロキシエト
キシ)ベンゼン等の芳香族多価アルコールとアルキレン
オキサイドとの縮合生成物、p−キシリレングリコー
ル、m−キシリレングリコール、α,α’−ジヒドロキ
シ−p−ジイソプロピルベンゼン、4,4’−ジヒドロ
キシジフェニルメタン、2−(p,p’−ジヒドロキシ
ジフェニルメチル)ベンジルアルコール、4,4’−イ
ソプロピリデンジフェノール、4,4’−ジヒドロキシ
ジフェニルスルホン、4,4’−ジヒドロキシジフェニ
ルスルフィド及び4,4’−イソプロピリデンジフェノ
ールのエチレンオキサイド付加物、4,4’−イソプロ
ピリデンジフェノールのプロピレンオキサイド付加物等
が挙げられる。
【0014】勿論、多価イソシアネート化合物及びポリ
オール化合物としては、上記化合物に限定されるもので
はなく、また二種以上を併用することもできる。本発明
で使用されるポリウレア/ポリウレタン樹脂壁膜剤とし
ては、多価イソシアネート化合物又は多価イソシアネー
ト化合物とポリオール化合物との付加物の分子内にイソ
シアネート基を三個以上有るものがマイクロカプセルの
強度と内容物の保持性の点から好ましい。
【0015】また、マイクロカプセル壁膜剤の使用量に
ついては、マイクロカプセルが圧力により破壊された
り、経時的に内容物が外部へ漏れることの無いために、
通常のマイクロカプセルに比較して多量の比率の壁膜剤
を使用するとよく、マイクロカプセル芯物質および壁膜
剤の合計に対して20〜95重量%、好ましくは25〜
70重量%の壁膜剤を用いるとよい。
【0016】マイクロカプセルの芯物質には紫外線吸収
剤の溶解、紫外線吸収剤と壁膜剤の相溶性の向上のため
に、有機溶剤を添加することも可能である。添加される
有機溶剤としては、特に限定されるものではなく、感圧
複写紙分野において用いられる種々の高沸点疎水性媒体
なども適宜選択して使用することができ、具体的には、
例えばリン酸トリクレジル、リン酸オクチルジフェニル
等のリン酸エステル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジオ
クチル等のフタル酸エステル、オレイン酸ブチル等のカ
ルボン酸エステル、各種脂肪酸アミド、ジエチレングリ
コールジベンゾエート、1−メチル−1−フェニル−1
−トリルメタン、1−メチル−1−フェニル−1−キシ
リルメタン、1−フェニル−1−トリルメタン等のアル
キル化ベンゼン、モノイソプロピルナフタレン、ジイソ
プロピルナフタレン等のアルキル化ナフタレン、イソプ
ロピルビフェニル等のアルキル化ビフェニル、o−フェ
ニルフェノールグリシジルエーテル等のキセノキシアル
カン、トリメチロールプロパントリアクリレート等のア
クリル酸エステル、多価アルコールと不飽和カルボン酸
のエステル、塩素化パラフィンおよび灯油が挙げられ
る。勿論、これらは二種以上を併用することもできる。
なお、上記の如き高沸点疎水性媒体のうちでも1−フェ
ニル−1−トリルメタンおよびジイソプロピルナフタレ
ンは本発明で使用する壁膜剤との相溶性が優れているた
め好ましい。また、一般にマイクロカプセル壁膜剤と芯
物質の混合物の粘度は低い程、乳化後の粒径は小さくな
り、粒子径分布もシャープになるため、必要に応じて混
合物の粘度を下げる目的で、低沸点溶剤を添加すること
もできる。かかる低沸点溶剤の具体例としては、酢酸エ
チル、酢酸ブチル、塩化メチレン等が挙げられる。
【0017】上記の有機溶剤の使用量については、マイ
クロカプセル芯物質および壁膜剤に対して80重量%以
下とすることが好ましい。マイクロカプセルの芯物質に
は、化粧料としての効果を高めるために、香料や着色染
料等を混合することも可能である。本発明で使用される
マイクロカプセルの平均粒子径は、紫外線吸収効率を高
め、化粧料の中での分散安定性を高める為には微粒子で
あることが好ましく、具体的には平均粒子径が0.1〜
10μmの範囲で調節するとよい。
【0018】本発明でマイクロカプセル調製時に乳化剤
として使用される水性媒体としては、各種のアニオン、
ノニオン、カチオン又は両性水溶性高分子等が使用され
る。アニオン性高分子としては、例えば−COO- 、−
SO3 - 、−OPO3 2-基等を有するアラビアゴム、カ
ラジーナン、アルギン酸ソーダ、ペクチン酸、トラガカ
ントガム、アーモンドガム、寒天等の天然高分子、カル
ボキシメチルセルロース、硫酸化セルロース、硫酸化メ
チルセルロース、カルボキシメチル化デンプン、リン酸
化デンプン、リグニンスルホン酸等の半合成高分子、無
水マレイン酸系(加水分解したものも含む)共重合体、
アクリル酸系、メタクリル酸系或いはクロトン酸系の重
合体及び共重合体、ビニルベンゼンスルホン酸系或いは
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸系
の重合体及び共重合体、及びかかる重合体、共重合体の
部分アミド又は部分エステル化物、アセトアセチル基変
性ポリビニルアルコール、カルボキシ変性ポリビニルア
ルコール、珪素変性ポリビニルアルコール、スルホン酸
変性ポリビニルアルコール、リン酸変性ポリビニルアル
コール等の合成高分子等の合成高分子等が挙げられる。
【0019】更に具体的には、無水マレイン酸系(加水
分解したものも含む)共重合体としては、メチルビニル
エーテル−無水マレイン酸共重合体、エチレン−無水マ
レイン酸共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合
体、α−メチルスチレン−無水マレイン酸共重合体、酢
酸ビニル−無水マレイン酸共重合体、メタクリルアミド
−無水マレイン酸共重合体、イソブチレン−無水マレイ
ン酸共重合体等が挙げられ、アクリル酸系共重合体、メ
タクリル酸系共重合体或いはクロトン酸系共重合体とし
ては、アクリル酸メチル−アクリル酸共重合体(以下
“共重合体”は略す)アクリル酸エチル−アクリル酸、
アクリル酸メチル−メタクリル酸、メタクリル酸メチル
−アクリル酸、メタクリル酸メチル−メタクリル酸、ア
クリル酸メチル−アクリルアミド−アクリル酸、アクリ
ロニトリル−アクリル酸、アクリロニトリル−メタクリ
ル酸、ヒドロキシエチルアクリレート−アクリル酸、ヒ
ドロキシエチルメタクリレート−メタクリル酸、酢酸ビ
ニル−アクリル酸、酢酸ビニル−メタクリル酸、アクリ
ルアミド−アクリル酸、アクリルアミド−メタクリル
酸、メタクリルアミド−アクリル酸、メタクリルアミド
−メタクリル酸、酢酸ビニル−クロトン酸等の共重合体
が挙げられ、ビニルベンゼンスルホン酸系、或いは2−
アクリルアミド−2−メチル−プロパンスルホン酸系共
重合体としては、アクリル酸メチル−ビニルベンゼンス
ルホン酸(又はその塩)共重合体、酢酸ビニル−ビニル
ベンゼンスルホン酸共重合体、アクリルアミド−ビニル
ベンゼンスルホン酸共重合体、アクリロイルモルホリン
−ビニルベンゼンスルホン酸共重合体、ビニルピロリド
ン−ビニルベンゼンスルホン酸共重合体、ビニルピロリ
ドン−2−メチル−プロパンスルホン酸共重合体等が挙
げられる。
【0020】ノニオン性高分子としては、例えば−OH
基を有するヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロ
ース、プルラン、可溶性デンプン、酸化デンプン等の半
合成高分子やポリビニルアルコール等の合成高分子等が
挙げられ、カチオン性高分子としては、例えばカチオン
変性ポリビニルアルコール等が挙げられる。また、両性
高分子としては、例えばゼラチン等が挙げられる。
【0021】乳化剤の使用量は、一般に壁膜が、ポリウ
レタン樹脂、ポリウレア樹脂の場合は、壁膜剤、紫外線
吸収剤及び必要に応じて有機溶剤100重量部に対して
1〜50重量部、より好ましくは3〜30重量部、壁膜
がポリアミド樹脂の場合は、紫外線吸収剤及び必要に応
じて有機溶剤100重量部に対して1〜20重量部、よ
り好ましくは、3〜10重量部程度の範囲で調製され
る。
【0022】また、マイクロカプセルの調製の際に、反
応促進剤として錫化合物、ポリアミド化合物、エポキシ
化合物、ポリアミン化合物等を併用することも可能であ
る。尚、ポリアミン系反応促進剤を使用する場合は、耐
光性の点で脂肪族ポリアミン化合物を用いるのが望まし
い。また、上記マイクロカプセルはドライスプレー方式
等により、粉体として分取し、粉末体としてパウダー化
粧料として使用されてもよい。
【0023】本発明で使用されるマイクロカプセルは、
通常の化粧料製造プロセスに添加され化粧料として仕上
げられる。その化粧料の形態は軟膏、クリーム、乳液、
ローション、スプレー、油剤等の油性化粧料、更にはパ
ウダー状のものが挙げられ目的に応じて種々の形態が作
製される。因みに、油性化粧料基剤としては各種公知の
基剤が使用でき、動植物油、鉱物油、合成油、保湿剤、
粘着剤、保存剤、溶剤、乳化剤等が適宜目的に応じて使
用される。
【0024】動植物油として例えば、オリーブ油、椿
油、綿実油、椰子油、菜種油、大豆油、紅花油、スクワ
ラン、鯨ロウ、蜜ロウ等、鉱物油として例えば、パラフ
ィン、ワセリン、流動パラフィン等、合成油として例え
ば、トリイソステアリン酸グリセリン、スクワランモノ
ステアリン酸グリセリン、合成ポリエステル油、合成ポ
リエーテル油、ラノリン、更にはステアリン酸、パルミ
チン酸、ミリスチ酸及びそれらのアルキルエステル類等
の公知の油類が挙げられる。勿論これらに限定されるも
のではない。
【0025】また、保湿剤として例えば、グリセリン、
ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、
1,3−ブチレングリコール等のグリコール類、ピロリ
ドンカルボン酸ソーダ等があげられる。粘着剤として
は、例えば、PVA、CMC、アルギン酸ソーダ、各種
公知のセルロース誘導体等が挙げられ、また保存剤とし
ては、例えば、アルキルパラベン類、安息香酸、ソルビ
ン酸、デヒドロ酸、カンフル等が挙げられる。
【0026】溶剤としては、例えば、精製水、エタノー
ル、イソプロパノール、酢酸エチル、酢酸ブチル、ベヘ
ニルアルコール等が挙げられ、また乳化剤としては、例
えば、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、
ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソ
ルビトール脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪
酸エステル、モノステアリン酸グリセリンエステル等が
例示される。
【0027】また、上記油性化粧料基剤の他に各種公知
の化粧用材料を配合することができ、例えばアスコルビ
ン酸、ブチルヒドロキシアニソール、ジブチルヒドロキ
シアニソール、ジブチルヒドロキシトルエン、BHT、
没食子酸プロピル、トコフェノール、フラボン誘導体等
の酸化防止剤、クエン酸、酒石酸、可性ソーダ、水酸化
カリ等のPH調整剤、更に充填剤としてクレー、タル
ク、カオリン、シリカ、炭酸カルシウム、マイカ、炭酸
マグネシウム等の無機顔料や合成の有機顔料、更には香
料、着色料、各種ビタミン類、ホルモン剤等を目的に応
じて添加できる。かかる化粧料中に本発明のマイクロカ
プセルが含有されるものであるが、概して、紫外線吸収
剤はその皮膚刺激性の問題ゆえに化粧料中に多量に配合
する事が困難であり、例えばベンゾフェノン系の紫外線
吸収剤は数%未満しか配合できないと言われている。
【0028】本発明の紫外線吸収剤を内包したマイクロ
カプセルは、その皮膚刺激性が殆ど無いため化粧料中に
多量に含有せしめることも可能であり、紫外線吸収効果
を自由にコントロールすることができる。その為化粧料
への配合量は特に限定されるものではないが、概して
0.1〜40重量%、好ましくは0.5〜20重量%程
度である。
【0029】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に
説明するが、勿論これらに限定されるものではない。な
お、例中の「部」及び「%」は、特に断らない限りそれ
ぞれ「重量部」及び「重量%」を示す。
【0030】〔実施例1〕 (マイクロカプセルA液調製)加熱装置を備えた攪拌混
合容器中に、ポリビニルアルコール〔商品名:PVA−
217、クラレ社製〕の8%水溶液60部を加え、カプ
セル製造用水性媒体とした。
【0031】別に、酢酸エチル3部に、2−(2’−ヒ
ドロキシ−3’−ドデシル−5’−メチルフェニル)ベ
ンゾトリアゾール12部、キシリレンジイソシアネート
とトリメチロールプロパンの(3:1)付加物〔商品
名:タケネートD−110N,武田薬品工業社製,25
重量%酢酸エチル含有物〕18部を溶解して得た溶液を
カプセル芯物質として上記カプセル製造用水性媒体中に
TKホモミキサー〔特殊機化工業社製〕を用いて、冷却
しながら10,000rpm で5分間乳化分散した。
【0032】この乳化分散液に水50部を加えて、攪拌
しながら60℃で2時間反応させて平均粒径1.2μm
の紫外線吸収剤を内包したポリウレタン/ポリウレア壁
膜のマイクロカプセルを調製した。
【0033】(日焼け止めローションA液調製) 液調製 精製水278.5部、1N−カセイソーダ25部、10
%CMC70部、メチルパラベン2.5部、1,3−ブ
チレングリコール80部、カオリン12部を加熱しなが
ら混合し、85℃に加温後、着色顔料50部を均一に分
散する。
【0034】液調製 また別途、自己乳化型モノステアリン酸グリセリン30
部、ベヘニルアルコール5部、スクワラン90部、ステ
アリン酸25部、トリイソステアリン酸グリセリン80
部、本発明のマイクロカプセルA液250部を混合し、
85℃に加温する。次に液中に液を攪拌しながら徐
々に加え乳化させた後冷却してゆき、50℃で香料2部
を加え日焼け止めローションを得た。
【0035】〔実施例2〕 (マイクロカプセルB液調製)加熱装置を備えた攪拌混
合容器中に、アセトアセチル基変性部分鹸化ポリビニル
アルコール〔商品名:ゴーセファイマーZ−210,日
本合成化学社製〕の12%水溶液220部を加え、カプ
セル製造用水性媒体とした。
【0036】別に、2−(2’−ヒドロキシ−3’−ド
デシル−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール
〔商品名:チヌビン171,チバガイギー社製〕65
部、ヘキサメチレンジイソシアネート三量体(イソシア
ヌレートタイプ)〔商品名:タケネートD−170H
N,武田薬品工業社製,25℃における粘度600cp
s〕45部を40℃まで加熱混合攪拌して得られた溶液
を上記カプセル製造用水性媒体中にTKホモミキサー
〔モデルHV−M,特殊機化工業社製〕を用いて、平均
粒子径が1.2μmとなるように冷却しながら乳化分散
した。次いでこの乳化分散液に水175部を加えて、攪
拌しながら90℃で5時間反応させて紫外線吸収剤を内
包したポリウレタン/ポリウレア樹脂からなる壁膜を有
するマイクロカプセル分散液を調製した。
【0037】(日焼け止めローションB調製) 液調製 精製水330.5部、1N−カセイソーダ25部、10
%CMC70部、メチルパラベン2.5部、1,3−ブ
チレングリコール80部、カオリン12部を加熱しなが
ら混合し、85℃に加温後、着色顔料50部を均一に分
散する。
【0038】液調製 また別途、自己乳化型モノステアリン酸グリセリン30
部、ベヘニルアルコール5部、スクワラン90部、ステ
アリン酸25部、トリイソステアリン酸グリセリン80
部、本発明のマイクロカプセルA液198部を混合し、
85℃に加温する。次に液中に液を攪拌しながら徐
々に加え乳化させた後冷却してゆき、50℃で香料2部
を加え日焼け止めローションを得た。
【0039】〔比較例1〕実施例1の日焼け止めローシ
ョンA液の液において、本発明のマイクロカプセルA
液250部の代わりに、2−(2’−ヒドロキシ−3’
−ドデシル−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾー
ルを22部、精製水228部に代えた以外は実施例1と
同様にして日焼け止めローションを得た。
【0040】〔比較例2〕実施例2の日焼け止めローシ
ョンB液の液において、本発明のマイクロカプセルA
液198部の代わりに、2−(2’−ヒドロキシ−3’
−ドデシル−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾー
ルを22部、精製水176部に代えた以外は実施例1と
同様にして日焼け止めローションを得た。
【0041】得られた4種類の日焼け止めローションに
関して、以下のようにしてSPF値を測定した。脱毛さ
せたモルモットにキセノンアークソーラーシミュレータ
ーを光源として、日焼け止めローション未塗布部の最小
紅斑量(MED)を20時間後の値で求める。次に別途
脱毛させたモルモットに上記日焼け止めローションをそ
れぞれ2μl/cm2 になるように塗布し、予想SPF値
以上の照射量を5段階で行い、塗布部の最小紅斑量(M
ED)を求め、SPF値を以下の計算式で算出し、その
結果を表1にまとめた。
【0042】
【数1】
【0043】
【表1】
【0044】
【発明の効果】本発明の紫外線吸収剤が内包されたマイ
クロカプセルを含有せしめた日焼け止めローションは、
表1からも明らかなように、マイクロカプセル中に紫外
線吸収剤が内包されているにもかかわらず、その吸収効
果は比較例より優れるものであった。しかも硬化剤等を
必要としないマイクロカプセルによって、有害な皮膚毒
性を遮断されているため、その安全性に全く問題がな
く、日焼け止め化粧料として十分に使用できるものであ
った。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 勝彦 兵庫県尼崎市常光寺4丁目3番1号 新王 子製紙株式会社神崎工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紫外線吸収剤を内包するマイクロカプセル
    を含有する化粧料において、紫外線吸収剤が少なくと
    も液体もしくは無定形状態であり、マイクロカプセル
    がポリウレア/ポリウレタン樹脂壁膜からなり、平均粒
    子径が0.1〜10μm、且つマイクロカプセルに占め
    る壁膜材比率が20〜95重量%であることを特徴とす
    る化粧料。
  2. 【請求項2】ポリウレア/ポリウレタン樹脂が、B型粘
    度計による25℃での粘度が1000cps以下のヘキ
    サメチレンジイソシアネートプレポリマーの重合により
    得られたことを特徴とする請求項1記載の化粧料。
  3. 【請求項3】紫外線吸収剤がベンゾトリアゾール系また
    はベンゾフェノン系であることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の化粧料。
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