JPH0726758A - 昇降床装置 - Google Patents

昇降床装置

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Publication number
JPH0726758A
JPH0726758A JP19271393A JP19271393A JPH0726758A JP H0726758 A JPH0726758 A JP H0726758A JP 19271393 A JP19271393 A JP 19271393A JP 19271393 A JP19271393 A JP 19271393A JP H0726758 A JPH0726758 A JP H0726758A
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JP
Japan
Prior art keywords
permanent magnet
floor
movable
movable permanent
screw rod
Prior art date
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Pending
Application number
JP19271393A
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English (en)
Inventor
Masateru Niimura
正照 新村
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ワイヤーロープやベルトやチェーン等を用い
ることなく、構成が簡易で、動力ロスがない永久磁石を
利用して昇降床を任意の水深に容易にセットすることが
でき、しかも、プールや浴槽の周壁等に穴を開設したり
することなく昇降床を昇降制御することができるように
する。 【構成】 断面略凹状に形成された水溜部2と、該水溜
部内に昇降自在に配設された昇降床3と、該昇降床の周
縁部に配設された永久磁石4と、上記水溜部2の外部に
配設され上記昇降床の永久磁石4と同一の磁極を有する
可動永久磁石5と、該可動永久磁石5を昇降させる駆動
装置10と、で昇降床装置1を構成し、上記昇降床3
は、該上記昇降床の永久磁石4と対峙する上記可動永久
磁石5によって任意の高さ位置に保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プールや浴槽等の水
深を任意に設定することができる昇降床装置に係り、特
に、ワイヤーロープやベルトやチェーン等を用いない磁
気を利用した新規な昇降床装置に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】周知のように、従来のプールや
浴槽の底部を昇降させて水深を使用目的に対応させて任
意に設定する昇降床装置は、種々のものが提案されてい
るが、これら従来の昇降床装置は、スクリューロッドや
ワイヤーロープまたはチェーン等を用いたものが一般的
であり、駆動源であるモータの回転軸に減速ギアや動力
伝達ギア及びスプロケット等を作動的に連結して動力を
伝達させることで、昇降床を昇降させているのが現状で
ある。
【0003】しかしながら、上記従来の機械式昇降床装
置にあっては、スクリューロッドやワイヤーロープまた
はチェーン等が長期間使用により発錆したり水垢が付着
し易く、これを清掃するのが非常に煩雑であると共に、
プールや浴槽の周壁等に穴を開設したりしなければなら
ないため、水密処理が非常に煩雑となる、という問題を
有していた。
【0004】この発明は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、ワイヤーロー
プやベルトやチェーン等を用いることなく、構成が簡易
で、動力ロスがない永久磁石を利用して昇降床を任意の
水深に容易にセットすることができ、しかも、プールや
浴槽の周壁等に穴を開設したりすることなく昇降床を昇
降制御することができる設置が容易で廉価な昇降床装置
を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る昇降床装置にあっては、断面略凹状に
形成された水溜部と、該水溜部内に昇降自在に配設され
た昇降床と、該昇降床の周縁部に配設された永久磁石
と、上記水溜部の外部に配設され上記昇降床の永久磁石
と同一の磁極を有する可動永久磁石と、該可動永久磁石
を昇降させる駆動装置と、から構成されてなり、上記昇
降床は、該上記昇降床の永久磁石と対峙する上記可動永
久磁石によって任意の高さ位置に保持されるように構成
されていることを特徴とするものである。
【0006】
【実施例】以下、添付図面に示す一実施例に基づき、こ
の発明を詳細に説明する。
【0007】図1乃至図4は、この発明をプールの昇降
床に適用した場合を示しており、この実施例に係る昇降
床装置1は、断面略凹状に形成された水溜部2と、この
水溜部2内に昇降自在に配設された昇降床3と、この昇
降床3の周縁部に配設された永久磁石4と、上記水溜部
2の外部に配設されてなる可動永久磁石5と、この可動
永久磁石5を昇降させる駆動装置10と、から構成され
ている。
【0008】上記水溜部2は、その周壁面部2aが透磁
性のある材質、例えば、発錆処理が施された鉄板等の公
知の材質で水密に形成されている。
【0009】昇降床3は、図4に示すように、多数の角
筒材からなる床材6と、これらの床材6の下に配設され
て該床材6を固定支持する平面矩形に組み立てられた支
持枠7と、から構成されている。
【0010】上記多数の床材6は、互いに平行に並べら
れて支持枠7の上面にボルトナットなどの止着具(図示
せず)を介して固着されている。本発明では、上記床材
6の材質は、永久磁石4,5の磁力の影響を受けない材
質、例えば、アルミニウムまたは合成樹脂で形成するの
が望ましい。
【0011】また、上記角筒状の各床材6は、内部が中
空状に形成されていて空気が充填され、かつ、その両端
部に嵌合されたゴムキャップ等によって密封されて構成
されている。
【0012】このように各床材6を構成することで、水
中で昇降床3に浮力を与えてその重量を軽減することが
でき、特に、昇降床3の全体重量と浮力が釣り合うよう
に設定すれば、その水中重量が零になり、駆動装置10
の駆動トルクが最小であっても十分昇降床を昇降させる
ことができる。
【0013】支持枠7は、図4に示すように、上記床材
6の一辺よりも短寸の骨材を平面四角形に組構して構成
されているとともに、図1に示すように、平面十字状の
補強材8が架設されて構成されている。
【0014】このように組構された支持枠7の外周面部
であって、各コーナー部には、平面形状が略L字状に形
成された前記永久磁石4が夫々固着されている。
【0015】この永久磁石4の水溜部周壁と対抗する面
部には、複数個のセラミック製ベアリング4aが所要間
隔毎に回転自在に装着されており、これら各セラミック
製ベアリング4aは、常態において上記水溜部2の周壁
面2aに当接するように上記永久磁石4に装着されてい
る。
【0016】可動永久磁石5は、上記水溜部2の外部に
形成された平面略ロ字状の駆動室8内の各内コーナー部
に夫々配設されており、平面形状が略L字状に形成さ
れ、かつ、上記昇降床3の各永久磁石4と同一の磁極を
有して形成されている。
【0017】これら各可動永久磁石5の水溜部周壁と対
抗する面部には、複数個のセラミック製ベアリング5a
が所要間隔毎に回転自在に装着されており、これら各セ
ラミック製ベアリング5aは、常態において上記水溜部
2の周壁面2aの裏面側に当接するように上記可動永久
磁石5に装着されている。
【0018】尚、上記永久磁石4及び可動永久磁石5の
磁力は、昇降床3に作用する重量によって両磁石4,5
の吸着状態が解除されない磁力を有して形成されてお
り、例えば、クロム鋼・クロムタングステン鋼・KS鋼
等の焼入硬化磁石鋼やMK鋼等の析出硬化磁石合金或は
微粉末磁石等で所定の磁力を有して形成されている。
【0019】また、上記各可動永久磁石5を昇降制御す
る駆動装置10は、各可動永久磁石5を保持するホルダ
11と、該ホルダ11の基部に固着された円筒状のナッ
ト12と、このナット12の雌ねじ部と噛合するスクリ
ュウロッド13と、このスクリューロッド13の下端部
に固着されたプーリ14と、上記スクリューロッド13
の下端部を回転自在に軸支する軸受け体15と、上記プ
ーリ14に懸架されてなるタイミングベルト16と、か
ら構成されており、上記スクリュウロッド13は、前記
駆動室8の各コーナー部に回転自在に立設されていると
共に、この各コーナー部に配設されたスクリューロッド
13の内の一のスクリューロッド13aの上端部には、
図2に示すように、回転ハンドル17が取り付けられて
いる。
【0020】従って、上記回転ハンドル17を一定方向
に回転させることで、スクリューロッド13aが回転
し、この回転力がタイミングベルト16を介して他のス
クリューロッド13を同一方向に回転させるため、これ
ら各スクリューロッド13,13aの回転に伴って前記
ナット12が同期して昇降動し、その結果、各可動永久
磁石5も同じタイミングで昇降するため、この各可動永
久磁石5の昇降にともない昇降床3も吸着されて水平状
態を保持したまま昇降動する。
【0021】尚、上記永久磁石4と可動永久磁石5との
吸着状態を解除する場合には、両磁石4,5間に公知の
非磁性材料で形成された磁気脱着体を介装することで、
容易に上記吸着状態を解除することができる。
【0022】勿論、この発明では、上記手動式駆動装置
に代えて上記スクリューロッド13aを正逆回転自在な
モータで駆動制御するように構成することもできる。
【0023】また、上記実施例では、この発明をプール
の昇降床に適用した場合を例にとり説明したが、この発
明にあってはこれに限定されるものではなく、例えば、
浴槽の昇降床装置やその他の荷役装置にも適用できるこ
と勿論である。
【0024】
【発明の効果】この発明に係る昇降床装置は、以上説明
したように構成されているので、ワイヤーロープやベル
トやチェーン等を用いることなく、構成が簡易で、動力
ロスがない永久磁石を利用して昇降床を任意の水深に容
易にセットすることができ、しかも、プールや浴槽の周
壁等に穴を開設したりすることなく昇降床を昇降制御す
ることができる設置が容易でコストを大幅に軽減できる
等、幾多の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るプール昇降床装置の
構成を示す断面図である。
【図2】同昇降床装置の一部を断面して示す側面図であ
る。
【図3】同昇降床装置を構成する駆動装置の要部を拡大
して示す平面図である。
【図4】同駆動装置の要部を拡大して示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 昇降床装置 2 水溜部 3 昇降床 4 永久磁石 5 可動永久磁石 10 駆動装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面略凹状に形成された水溜部と、該水
    溜部内に昇降自在に配設された昇降床と、該昇降床の周
    縁部に配設された永久磁石と、上記水溜部の外部に配設
    され上記昇降床の永久磁石と同一の磁極を有する可動永
    久磁石と、該可動永久磁石を昇降させる駆動装置と、か
    ら構成されてなり、上記昇降床は、該上記昇降床の永久
    磁石と対峙する上記可動永久磁石によって任意の高さ位
    置に保持されることを特徴とする昇降床装置。
JP19271393A 1993-07-08 1993-07-08 昇降床装置 Pending JPH0726758A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19271393A JPH0726758A (ja) 1993-07-08 1993-07-08 昇降床装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP19271393A JPH0726758A (ja) 1993-07-08 1993-07-08 昇降床装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0726758A true JPH0726758A (ja) 1995-01-27

Family

ID=16295825

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JP19271393A Pending JPH0726758A (ja) 1993-07-08 1993-07-08 昇降床装置

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JP (1) JPH0726758A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8115478B2 (en) 2006-05-30 2012-02-14 Diesel United, Ltd. Device and method for measuring concentration of magnetic material

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8115478B2 (en) 2006-05-30 2012-02-14 Diesel United, Ltd. Device and method for measuring concentration of magnetic material

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