JPH07267430A - 紙幣払出装置および紙幣押し出し機構 - Google Patents

紙幣払出装置および紙幣押し出し機構

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JPH07267430A
JPH07267430A JP6054233A JP5423394A JPH07267430A JP H07267430 A JPH07267430 A JP H07267430A JP 6054233 A JP6054233 A JP 6054233A JP 5423394 A JP5423394 A JP 5423394A JP H07267430 A JPH07267430 A JP H07267430A
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main pulley
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Kazuya Chikuni
量也 千國
Shigeru Uchida
茂 内田
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KOOA GIKEN KK
Fuji Electric Co Ltd
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KOOA GIKEN KK
Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】主要部を保守,点検し易いようにし、かつ押し
出し機構に無理な力が作用しないようする。 【構成】一時保留部、押し出し機構などは、動作ユニッ
ト19として一体構成されて基枠29に設置される。基枠29
は、板状部材がU字形に形成され、底部の外面側に2個
の方形棒状のスライダ20が平行に固定され、これにより
ケース33の底部内面および水平に位置決めされた兼用板
30の表面を滑動することができる。兼用板30は、水平位
置で動作ユニット19を引き出すときのガイド用と、垂直
位置で払出口17の側の正面カバー用とを兼ねる。押し出
し機構は、図示してないトルク制限機構を介してモータ
に連結された主プーリ24、2個の中間プーリ25、主プー
リ24に巻き付けられてからループ状に各中間プーリ25に
巻掛けされるワイヤ26、およびワイヤ26の上側部分に固
定される押し出し具23からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動支払機や自動両
替機などに組み込まれる装置で、収納状態から1枚ずつ
繰り出される紙幣が、破損や折れ曲がり等の形状に異常
があるか、または複数枚が重なり合う異常があるかを検
知された後一時保留され、その一時保留紙幣の計数値が
指定枚数に達したとき、その内に異常検知された紙幣が
含まれるなら一括して拒絶側に、含まれないなら一括し
て払出側に押し出されるとともに、とくに主要部を保
守,点検し易いように引き出し可能な構成にした紙幣払
出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来例の構成は次のようになっている。
収納庫に積層して収納された、約千枚の紙幣から1枚ず
つを繰り出し、この各紙幣は搬送中に、破損や折れ曲が
り等の形状に異常があるか、または複数枚が部分的,全
面的に重なり合う異常があるかの検知、および枚数の計
数が光センサを用いなされた後に一時保留庫に一時保留
される。この一時保留紙幣の計数値が指定枚数に達した
とき、その内に形状異常や重なり異常が検知された紙幣
が含まれるなら、その計数値が不正確であるとし一括し
て拒絶紙幣収容庫に押し出されて収容され、含まれない
ならその計数値が正確であるとし一括して払出口に払出
紙幣として押し出される。拒絶紙幣収容庫に収容された
紙幣は、いわゆるリジェクト紙幣と呼ばれるもので、後
で回収されて修復, 交換など適切に処置される。これら
収納庫や、繰出機構、搬送路、検知・計数部、一時保留
庫、押し出し機構、拒絶紙幣収容庫、払出口などは、払
出口だけが外部に露出する形をとる他は、それぞれ装置
内に格納, 設置される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来例には、とくに一
時保留庫や、押し出し機構、拒絶紙幣収容庫などの主要
部が、装置内部の下位に広い範囲にわたって格納,設置
されるから、動作上の不具合や紙幣の詰まりなどの障害
発生に対して、適切な保守,点検がやり難いという問題
がある。つまり、背面側からこれらの部分を取付フレー
ムから外し、取り出してから保守,点検することにな
る。なお、収納庫や、繰出機構、搬送路、検知・計数部
などは、装置の上位で前面,背面の各側から接近し易い
箇所に設置されるから、設置状態のままで保守,点検が
比較的容易にできる。
【0004】また、主要部の保守,点検の容易化の他
に、押し出し機構における押し出し具の直進構造の合理
化の問題がある。これについて、図5の押し出し機構の
斜視図を参照しながら説明する。図5において、受板12
の上に一時保留紙幣34が積層されている。一方、2個の
平行に配設された案内軸21によって、直進台22が直進可
能に案内され、これに2個の紙幣用押し出し具23が直立
して取り付けられる。他方、2個のプーリ35間にベルト
36が巻掛けされ、左側のプーリ35は図示してないモータ
が連結されて回転され、ベルト36の上側の直線部分に、
直進台22の右端部が固定される。モータの回転によって
直進台22が右方に直進し、押し出し具23を介して積層紙
幣34を右側に押し出すことができる。したがって、大き
な直進駆動力を得るために、ベルト36の張力を大きく
し、ベルト36とプーリ35との摩擦を大きくする必要があ
った。そのため、プーリ35の軸受に半径方向の大きい負
荷がかかり、軸受の寿命を短縮させることになった。ま
た、押し出し具23の直進動作中になんらかの負荷抵抗が
作用したとき、モータのトルクの逃げがないから、その
ままの大きい直進駆動力が発生し、負荷抵抗の内容,程
度によっては、紙幣や機構部に無理な力がかかってこれ
らを損傷させる恐れがあった。
【0005】この発明が解決すべき課題は、従来の技術
がもつ以上の問題点を解消し、主要部を保守,点検し易
いようにし、また押し出し機構に無理な力が作用しない
よう合理化を図った紙幣払出装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る紙幣払出
装置は、収納状態から1枚ずつ繰り出した紙幣を、その
形状に異常があるか、または複数枚が重なり合う異常が
あるかを検知した後に一時保留し、その一時保留紙幣の
計数値が指定枚数に達したとき、その内に異常検知紙幣
が含まれるなら一括して拒絶側に、含まれないなら一括
して払出側に押し出す装置であって、一時保留庫、押し
出し機構、拒絶側と払出側への振り分けゲート、拒絶紙
幣収容庫および払出口が、一体的に水平方向に直進可能
に構成されてなる動作ユニットと;下端部で水平軸線の
回りに回動可能に支えられ、動作ユニットの直進用ガイ
ドと払出側の正面カバーとに兼用され、各用に対応して
水平位置と垂直位置にそれぞれ位置決めされる板状部材
と;を備える。
【0007】この発明に係る紙幣押し出し機構は、駆動
源にトルク制限機構を介して連結された主プーリと;ほ
ぼ水平に配設された2個の中間プーリと;主プーリに巻
き付けられるとともにループ状に各中間プーリに巻掛け
されたワイヤと;直進可能に案内され、2個の中間プー
リの間でワイヤに固定された紙幣用押し出し具と;を備
える。
【0008】
【作用】この発明に係る紙幣払出装置では、一時保留
庫、押し出し機構、振り分けゲート、拒絶紙幣収容庫お
よび払出口からなる動作ユニットが、一体的に水平方向
に直進して内部に格納されまたは引き出されるように構
成される。一方、板状部材が、水平に位置決めされるこ
とによって、動作ユニット引き出し用の直進用ガイドと
して使用され、または、垂直に位置決めされることによ
って、動作ユニットを内部に格納した後の払出側の正面
カバーとして使用される。
【0009】また、この発明に係る紙幣押し出し機構で
は、ワイヤが主プーリに巻き付けられるとともにループ
状に2個の中間プーリに巻掛けされ、一時保留紙幣用押
し出し具が、2個の中間プーリの間でワイヤに固定され
るから、押し出し具は、駆動源にトルク制限機構を介し
て連結された主プーリの回転によって直進動作し、直進
時になんらかの抵抗負荷を受けても、トルク制限機構が
作動して制限値以上の直進駆動力になることがない。ま
た、ワイヤは主プーリに巻き付けられるから、主プーリ
と中間プーリとの間の巻掛け張力が小さくても滑ること
がない。
【0010】
【実施例】この発明に係る紙幣払出装置の実施例につい
て、以下に図を参照しながら説明する。図1は実施例の
側面図である。この実施例は主として、紙幣収納部と、
紙幣1枚ずつの繰出部と、形状異常や重なり搬送に係る
異常の検知と紙幣の計数とをおこなう検知・計数部と、
一時保留部と、押し出し機構と、払出口および拒絶紙幣
収容部とからなる。一時保留部から以後のユニットは一
体化され、前面側に引き出し可能な動作ユニットとな
る。以下に順次、具体的に詳しく説明する。
【0011】図1において、紙幣収納部は、上部が開口
し内部に紙幣34を約1000枚積層収納する収納庫1 と、上
カバー2 と、正面カバー3 と、おもし4 と、底板5 とか
らなる。上カバー2 と正面カバー3 とは、バネ付きヒン
ジ2aによって回転可能に連結され、正面カバー3 の下端
部で軸3aの回りに回転可能に支持される。上カバー2
は、その左端部と収納庫1 の上端部との掛け止めを外す
と、正面カバー3 とともに平面状になりながら右側に開
くことができる。この開放状態で、底板5 の上に載置す
る形で紙幣34の収納をおこなう。おもし4 は積層紙幣34
の最上面に置かれて、とくに紙幣34の枚数が少なくなっ
たときに円滑な繰出しを支援する。
【0012】繰出部は、繰出ローラ6 で代表される。こ
の繰出ローラ6 は、円筒部材の表面にゴムの円柱体が埋
め込まれたもので、回転に応じて積層紙幣最下面との摩
擦により、その接触した紙幣34を1枚ずつ繰り出すこと
ができる。底板5 には、詳しく図示してないが、繰出ロ
ーラ6が回転して紙幣34に接触可能なように穴があけて
ある。検知・計数部は、発光部および受光部からなる光
センサ11で代表され、発光部・受光部間の隙間を紙幣34
が通過するとき、部分的な破損( 破れ, 欠損など) や折
れ曲がりなどの形状異常、または複数枚の紙幣の重なり
異常が、光の透過値の設定値を超える上昇または低下と
して検知され、また紙幣間の間隔に基づく光の遮断・透
過の変化として計数される。なお紙幣の真偽について
は、人が収納操作をすることから一応、全て真紙幣と見
做してとくに検知(鑑別)しない。ここで、繰出し紙幣
を光センサ11まで搬送するために、送りローラ7 、各押
さえローラ8A,8B およびガイド9 で代表される搬送手段
が機能する。
【0013】光センサ11を通過した紙幣は、ガイド10の
下側を通って右下がりの傾斜面をもつ受板12の上に一時
保留される。一時保留部は、この受板12と、軸13a の回
りに揺動可能な押さえレバー13と、軸14a の回りに揺動
可能な開閉ゲート14とからなる。開閉ゲート14は、一時
保留時には実線の位置に、押し出し時には破線位置に図
示してないソレノイドによって位置決めされる。押さえ
レバー13は、一時保留紙幣を受け入れるとともに、この
紙幣を図示してない捩りバネの付勢によって軽く押さえ
る。一時保留紙幣が払い出すべき指定枚数に計数上達し
たら、その内に異常紙幣が含まれることが検知によって
判ったときは一括して拒絶側に、含まれないことが判っ
たときは一括して払出側に押し出される。この押し出し
動作については後述する。ところで、紙幣の形状の異常
や重なり異常があると、紙幣の計数値の信頼性を阻害す
る。すなわち、紙幣の本来存在しない箇所に破れや欠損
があると、隣り合う紙幣間の間隔と混同して計数を誤る
恐れがあり、また、2枚の紙幣が重なると正規の間隔が
なくなるから、1枚と計数することになる。したがっ
て、いずれにしても異常紙幣が含まれたら、その計数に
基づく指定枚数は不正確になる。
【0014】図1において、押し出し機構は、主プーリ
24と、2個の中間プーリ25と、主プーリ24に巻き付けら
れてからループ状に各中間プーリ25に巻掛けされるワイ
ヤ26と、このワイヤ26の上側部分に固定される押し出し
具23とからなる。以上の内容は、図4の押し出し機構の
斜視図によりさらに明確に示される。図4において、受
板12の上に一時保留紙幣34が積層されている。また、2
個の平行に配設された案内軸21によって、直進台22が直
進可能に案内され、これに2個の紙幣用押し出し具23が
直立して取り付けられる。一方、主プーリ24と2個の各
プーリ25との間にワイヤ26が巻掛けされる。主プーリ24
は、図示してないトルク制限機構を介してモータに連結
される。したがって、モータの回転によって直進台22が
右方に直進し、押し出し具23が受板12の、符号を付けて
ない溝に入り込みながら積層紙幣34を右側に押し出すこ
とができる。押し出し具23は、直進時になんらかの抵抗
負荷を受けても、トルク制限機構が作動して制限値以上
の直進駆動力になることがないから、紙幣や機構部の損
傷が未然に防止できる。また、ワイヤ26は主プーリ24に
巻き付けられるから、主プーリ24と中間プーリ25との間
の巻掛け張力が小さくても滑ることがない。したがっ
て、ワイヤ26が弛まない程度の比較的小さい張力の下
で、押し出し具23の直進駆動力を必要かつ十分にとるこ
とができ、一時保留紙幣の押し出し動作が確実におこな
われるとともに、主プーリ24や中間プーリ25の軸受の耐
久性向上が図れる。
【0015】再び図1に戻り、受板12の右下側に拒絶紙
幣用収容庫16が、受板12と距離を置いた右側に払出口17
と、軸18a の回りに揺動可能なシャッタ18とが配置され
る。受板12と払出口17との中間に、軸15a の回りに揺動
可能な振り分けゲート15が配設される。振り分けゲート
15は、一時保留紙幣を払出口17に移動させるときには実
線の位置に、拒絶紙幣用収容庫16に収容するときには破
線の位置に、図示してないソレノイドによって位置決め
される。
【0016】以上に述べた一時保留部と、押し出し機構
と、収容庫16と、払出口17などは、一点鎖線で囲って示
した動作ユニット19として構成され、基枠29に載置, 固
定される。この基枠29は、詳しく図示してないが、板状
部材がU字形に形成されたもので、その底部の内面側に
動作ユニット19が設置され、また底部の外面側には手前
側と向こう側とに2個の方形棒状のスライダ20が紙面に
平行に固定される。このスライダ20は橇の役目をもち、
装置のケース33の底部内面、および、水平に位置決めさ
れた兼用板30の表面を左右方向に滑動することができ
る。ケース33の右下端部に、兼用板30が、紙面と直角な
軸31の回りに回動可能に支えられ、図示のような水平位
置と、図示してないが垂直位置とに位置決めされる。こ
の兼用板30は、動作ユニット19を引き出すときのガイド
用と、払出口17の側の正面カバー用とを兼ね、水平位置
のときがガイド用、垂直位置のときが正面カバー用とし
て機能する。
【0017】兼用板30について、次の図2, 図3を参照
しながら補足説明する。図2は動作ユニットを引き出す
直前の斜視図、図3は動作ユニットを引き出したときの
斜視図である。図2において、兼用板30は、水平部分に
連接する三角形の折り曲げ部分を有し、水平に位置決め
されるとき、この三角形部分の上側の角部がケース33の
側のストッパ32と当接する(図1参照)。このストッパ
32との当接によって、次の図3に示すように、引き出さ
れた動作ユニット19を下支えするのに十分な機械的強度
をもって正確に位置決めされる。
【0018】
【発明の効果】この発明に係る紙幣払出装置では、動作
ユニットが、一体的に水平方向に直進して内部に格納さ
れ、または引き出されるように構成される。一方、板状
部材が水平に位置決めされることによって、動作ユニッ
ト引き出し用の直進用ガイドとして使用され、または垂
直に位置決めされることによって、動作ユニットを内部
に格納した後の払出側の正面カバーとして使用される。
したがって、動作ユニットの保守,点検が容易になって
信頼性向上が図れるとともに、板状部材の兼用によって
部品点数が削減されコスト低減が図れる。
【0019】また、この発明に係る紙幣押し出し機構で
は、ワイヤが主プーリに巻き付けられるとともにループ
状に2個の中間プーリに巻掛けされ、一時保留紙幣用押
し出し具が、2個の中間プーリの間でワイヤに固定され
るから、押し出し具は、駆動源にトルク制限機構を介し
て連結された主プーリの回転によって直進動作し、直進
時になんらかの抵抗負荷を受けても、トルク制限機構が
作動して制限値以上の直進駆動力になることがなく、ま
た、ワイヤは主プーリに巻き付けられるから、主プーリ
と中間プーリとの間の巻掛け張力が小さくても滑ること
がない。したがって、ワイヤが弛まない程度の比較的小
さい張力の下で、押し出し具の直進駆動力を必要かつ十
分にとることができ、一時保留紙幣の押し出し動作が確
実におこなわれるとともに、主プーリや中間プーリの軸
受の耐久性向上が図れる。また、押し出し具の直進時に
なんらかの抵抗負荷を受けても、直進駆動力が制限値以
上になることがないから、紙幣や機構部の損傷が未然に
防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る実施例の側面図
【図2】実施例において動作ユニットを引き出す直前の
斜視図
【図3】実施例において動作ユニットを引き出したとき
の斜視図
【図4】実施例における押し出し機構の斜視図
【図5】従来例における押し出し機構の斜視図
【符号の説明】
1 収納庫 2 上カバー 2a ヒンジ 3 正面カバー 3a 軸 4 おもし 5 底板 6 繰出ローラ 7 送りローラ 8A 押さえローラ 8B 押さえローラ 9 ガイド(側方) 10 ガイド(上側) 11 光センサ 12 受板 13 押さえレバー 13a 軸 14 開閉ゲート 14a 軸 15 振り分けゲート 15a 軸 16 収容庫 17 払出口 18 シャッタ 18a 軸 19 動作ユニット 20 スライダ 21 案内軸 22 直進台 23 押し出し具 24 主プーリ 25 中間プーリ 26 ワイヤ 29 基枠 29a スライダ 30 兼用板 31 軸 32 ストッパ 33 ケース 34 紙幣

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】収納状態から1枚ずつ繰り出した紙幣を、
    その形状に異常があるか、または複数枚が重なり合う異
    常があるかを検知した後に一時保留し、その一時保留紙
    幣の計数値が指定枚数に達したとき、その内に異常検知
    紙幣が含まれるなら一括して拒絶側に、含まれないなら
    一括して払出側に押し出す装置であって、一時保留庫、
    押し出し機構、拒絶側と払出側への振り分けゲート、拒
    絶紙幣収容庫および払出口が、一体的に水平方向に直進
    可能に構成されてなる動作ユニットと;下端部で水平軸
    線の回りに回動可能に支えられ、動作ユニットの直進用
    ガイドと払出側の正面カバーとに兼用され、各用に対応
    して水平位置と垂直位置にそれぞれ位置決めされる板状
    部材と;を備えることを特徴とする紙幣払出装置。
  2. 【請求項2】駆動源にトルク制限機構を介して連結され
    た主プーリと;ほぼ水平に配設された2個の中間プーリ
    と;主プーリに巻き付けられるとともにループ状に各中
    間プーリに巻掛けされたワイヤと;直進可能に案内さ
    れ、2個の中間プーリの間でワイヤに固定された紙幣用
    押し出し具と;を備えることを特徴とする紙幣押し出し
    機構。
  3. 【請求項3】押し出し機構が請求項2に記載の紙幣押し
    出し機構であることを特徴とする請求項1に記載の紙幣
    払出装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200469386Y1 (ko) * 2011-07-28 2013-10-10 이원철 지폐배출장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200469386Y1 (ko) * 2011-07-28 2013-10-10 이원철 지폐배출장치

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