JPH07267299A - 出荷装置 - Google Patents

出荷装置

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JPH07267299A
JPH07267299A JP6063879A JP6387994A JPH07267299A JP H07267299 A JPH07267299 A JP H07267299A JP 6063879 A JP6063879 A JP 6063879A JP 6387994 A JP6387994 A JP 6387994A JP H07267299 A JPH07267299 A JP H07267299A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はタンクローリ車に油液を積み込む油
槽所間で予約データを相互に交換できるよう構成した出
荷装置を提供することを目的とする。 【構成】 複数の油槽所A〜Nは、夫々各地域毎に設け
られており、各油槽所A〜Nに設けられた出荷装置1A
〜1Nの出荷管理用のホストコンピュータ3A〜3N
は、通信回線30を介してネットワーク状に接続されて
いる。各油槽所A〜Nのホストコンピュータ3A〜3N
は、通信回線30を介して相互にデータ交換を行うこと
ができる。各出荷装置1A〜1Nには、タンクローリ車
に油液を積み込む制御装置4(4A〜4N)と、予約デ
ータに基づいてタンクローリ車に積み込む油種を割り付
けるハッチ設定器2(2A〜2N)と、他の油槽所と予
約データを送受信するホストコンピュータ3(3A〜3
N)と、が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は出荷装置に係り、特にタ
ンクローリ車に油液を積み込む油槽所間で予約データを
相互に交換できるよう構成した出荷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば給油所では、レギュラーガソリ
ン,ハイオクガソリン,灯油,軽油等の複数の油種の油
液を取扱っており、この給油所にこれらの油液を配送す
るためのタンクローリ車は、複数のハッチを備えてい
る。油槽所はこれらの複数の油種の油液を給油所からの
注文に応じ、タンクローリ車の各ハッチに積込んで出荷
・配送するようになっている。
【0003】そのため、油槽所には、顧客からの予約デ
ータに基づいてタンクローリ車の各ハッチに油液を積み
込む出荷装置が設けられている。この種の出荷装置は、
顧客からの予約データを記憶装置に登録するとともに各
機器を管理するホストコンピュータと、予約のあった油
種及び数量を各タンクローリ車のハッチ毎に割り付ける
ハッチ設定器と、ハッチ設定器により割り付けられた油
種及び数量を当該タンクローリ車の各ハッチに積み込む
積込装置と、が設置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の出荷
装置では、予め登録されたタンクローリ車にのみ油液を
積み込むことができるようになっており、登録外のタン
クローリ車に対しては油液積込み不可としていた。そし
て、タンクローリ車は、夫々の配達地域内の給油所から
予約のあった油液を各ハッチに積み込まれる。そのた
め、その日の最初の油液積込みが完了すると、予約先の
給油所に配達するため、目的の配達地域へ油液を配送す
る。
【0005】タンクローリ車は、上記配達地域への配送
が終了すると、元の油槽所に戻る。そして、次に設定さ
れた予約データの油液がハッチに積み込まれると、タン
クローリ車は、予約のあった別の給油所に向かうことに
なる。
【0006】そのため、配送先の給油所が油槽所からか
なり離れている場合には、給油所と油槽所とを往復する
のに時間がかかることになり、油液の配送効率が低いと
いった課題がある。
【0007】しかも従来は、1回目の配達地域の近くに
別の油槽所があっても、そこでは当該タンクローリ車に
積み込むべき予約データが無いため、登録されていない
油槽所で油液の積み込が行えなかった。そのため、タン
クローリ車は配達地域から離れた元の油槽所に戻って、
次の予約データの油液を積み込まれる。
【0008】そこで、本発明は上記課題を解決した出荷
装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記請求項1の発明は、
複数の油槽所の夫々に設置された出荷管理コンピュータ
と、該複数の出荷管理コンピュータ間で相互に通信を行
う通信回線と、よりなり、前記出荷管理コンピュータ
は、前記通信回線を介して他の油槽所の出荷管理コンピ
ュータに当該タンクローリ車の予約データを要求するデ
ータ要求手段と、前記他の油槽所の出荷管理コンピュー
タより送信された予約データを前記通信回線を介して受
信するデータ受信手段と、前記データ受信手段により受
信された予約データに基づいてタンクローリ車の各ハッ
チへの積込み制御を行う制御手段と、を備えてなること
を特徴とする。
【0010】又、請求項2の発明は、前記データ要求手
段が、前記タンクローリ車毎に発行された記録媒体から
油槽所コードデータを読み取るデータ読み取り手段と、
各油槽所を識別するための油槽所コードデータを記憶す
る油槽所コードデータ記憶手段と、該データ読み取り手
段より得られた油槽所コードデータを前記油槽所コード
データ記憶手段に記憶された油槽所コードデータと照合
し、その結果一致した油槽所の出荷管理コンピュータに
当該タンクローリ車の予約データを要求する送信手段
と、よりなることを特徴とする。
【0011】又、請求項3の発明は、前記データ要求手
段が、前記タンクローリ車毎に発行された記録媒体から
車両データを読み取るデータ読み取り手段と、各タンク
ローリ車毎に登録された車両データを油槽所別に分類し
て記憶する車両データ記憶手段と、該データ読み取り手
段より得られた車両データを前記車両データ記憶手段に
記憶された車両データと照合して当該タンクローリ車が
登録された油槽所を判別する判別手段と、該判別手段に
より判別された油槽所の出荷管理コンピュータに当該車
両データの予約データを要求する送信手段と、よりなる
ことを特徴とする。
【0012】又、請求項4の発明は、各タンクローリ車
毎に登録された照合データと、当該タンクローリ車に積
込むべき液種及びその数量を予約データとして記憶する
記憶手段と、前記タンクローリ車毎に設けられ、当該タ
ンクローリ車に対応する識別データが記憶された記憶媒
体と、前記記憶媒体より識別データを読み取るデータ読
み取り手段と、該データ読み取り手段により読み取られ
た識別データと前記記憶手段に記憶された照合データと
を照合するデータ照合手段と、該データ照合手段による
照合の結果、前記記憶媒体に記憶された識別データに対
応する照合データが前記記憶手段に記憶されていた場合
には、当該識別データに対応する予約データが当該記憶
手段に記憶されているか否かを判断する予約データ判断
手段と、該予約データ判断手段が前記記憶手段に前記照
合データに対応する予約データが無いと判断した場合、
前記記憶媒体に記憶された識別データに該当する油槽所
に当該タンクローリ車の予約データを要求する予約デー
タ要求手段と、前記予約データ判断手段により読み出さ
れた予約データ又は前記他の油槽所からの予約データに
基づいてタンクローリ車の各ハッチへの積込み制御を行
う制御手段と、よりなることを特徴とする。
【0013】
【作用】上記請求項1によれば、複数の出荷管理コンピ
ュータ間が通信回線を介して相互に通信を行うことがで
き、出荷管理コンピュータは、他の油槽所の出荷管理コ
ンピュータに当該タンクローリ車の予約データを要求す
るとともに他の油槽所の予約データを通信回線を介して
受信するため、他の油槽所で登録されたタンクローリ車
にも油液の積込みを行うことができ、配送効率を高める
ことができる。
【0014】又、請求項2によれば、データ読み取り手
段より得られた油槽所コードデータを油槽所コードデー
タ記憶手段に記憶された油槽所コードデータと照合し、
その結果一致した油槽所の出荷管理コンピュータに当該
タンクローリ車の予約データを要求することにより、他
の油槽所で登録されたタンクローリ車にも油液の積込み
を行うことができ、配送効率を高めることができる。
【0015】又、請求項3によれば、データ読み取り手
段より得られた車両データを車両データ記憶手段に記憶
された車両データと照合して当該タンクローリ車が登録
された油槽所を判別し、判別された油槽所の出荷管理コ
ンピュータに当該車両データの予約データを要求するこ
とにより、他の油槽所で登録されたタンクローリ車にも
油液の積込みを行うことができ、配送効率を高めること
ができる。
【0016】又、請求項4によれば、データ読み取り手
段により読み取られた識別データと記憶手段に記憶され
た当該照合データとを照合するデータ照合手段によりデ
ータ一致であるのに、予約データが無いと判断した場
合、記憶媒体に記憶された識別データに該当する油槽所
の当該タンクローリ車の予約データを要求するととも
に、他の油槽所から送信された予約データに基づいてタ
ンクローリ車の各ハッチに油液の割り付けを行えるた
め、他の油槽所で登録されたタンクローリ車にも油液の
積込みを行うことができ、配送効率を高めることができ
る。
【0017】
【実施例】図1及び図2は本発明になる出荷装置の一実
施例を示す。
【0018】両図中、複数の油槽所A〜Nは、夫々各地
域毎に設けられており、各油槽所A〜N毎に出荷装置1
A〜1Nが設けられている。
【0019】各出荷装置1A〜1Nに設置された出荷管
理用のホストコンピュータ3A〜3Nは、通信回線30
を介してネットワーク状に接続されている。この通信回
線30では、双方向の通信が可能であり、どの油槽所A
〜Nのホストコンピュータ3とも直接通信することがで
きる。そのため、各油槽所A〜Nのホストコンピュータ
3A〜3Nは、相互にデータ交換を行うことができる。
【0020】各油槽所A〜Nの出荷装置1A〜1Nに
は、出荷現場に設置された積込装置28(28A〜28
N)と、出荷現場から離れた事務所内に設置されたハッ
チ設定器2(2A〜2N)と、ホストコンピュータ3
(3A〜3N)とが設けられている。
【0021】尚、上記出荷装置1A〜1Nの積込装置2
8(28A〜28N)、ハッチ設定器2(2A〜2
N)、ホストコンピュータ3(3A〜3N)は、各油槽
所A〜N毎に共通であるため、以下「A〜N」は省略
し、他の油槽所と区別する必要がある場合にのみ使用す
ることにする。
【0022】ホストコンピュータ3は、積込装置28及
びハッチ設定器2と接続されており、給油所等の顧客か
ら注文(油種及び数量)があると、これらの注文を予約
データとしてメモリ(記憶手段)3aの予約ファイルに
登録する。この予約ファイルでは、各タンクローリ車5
の車両番号別に予約データを記憶する。
【0023】さらに、メモリ3aには、各油槽所A〜N
を識別するための油槽所コード番号(油槽所コードデー
タ)が記憶されるとともに、各タンクローリ車5毎に登
録された車両番号(車両データ)を油槽所A〜N別に分
類して記憶される。従って、メモリ3aは、油槽所コー
ドデータ記憶手段、及び車両データ記憶手段としても機
能する。
【0024】積込装置28の制御装置4は、タンクロー
リ車5毎に配付された車番カード(記憶媒体)27が読
み取られると該当する車両番号の予約データがホストコ
ンピュータ3から転送され、この予約データと一致する
油種、数量が出荷されるように出荷制御を行う。
【0025】図3に示すように、車番カード27の磁気
記憶部27aには、当該タンクローリ車5の車両データ
としての車両番号(識別データ)だけでなく、この車両
番号が登録されている油槽所の油槽所コードデータとし
てのコード番号(識別データ)が記憶されている。
【0026】タンクローリ車5はタンク6内が複数のハ
ッチ(図示せず)に仕切られている。そのため、油槽所
で油液を積み込む際は、ハッチ設定器2により割り付け
られた油種が各ハッチに積み込まれる。
【0027】ハッチ設定器2は、カードリーダライタ
(データ読み取り手段)8,ディスプレイ9,キーボー
ド10,プリンタ11,CPU12等よりなる。ハッチ
設定器2は、油槽所の入口に設けられた事務所内に設置
されており、タンクローリ車5が到着すると、そのタン
クローリ車5毎に発行された車番カード27がカードリ
ーダライタ8に挿入され、車番カード27に記憶された
車番データ及び油槽所コード番号を読み取る。
【0028】又、上記ホストコンピュータ3のメモリ3
aには、図4に示すように、各油槽所A〜Nの油槽所コ
ード番号(照合データ)が登録された油槽所登録ファイ
ル31が記憶され、図5に示すように、当該油槽所A及
び他の油槽所B〜Nに乗り入れ可能なタンクローリ車5
の車番(照合データ)が登録された登録車番ファイル3
2が記憶されている。
【0029】そして、ホストコンピュータ3には、カー
ドリーダライタ8により読み取られた車番データ及び油
槽所コード番号とメモリ3aに記憶された上記登録車番
ファイル32及び油槽所登録ファイル31とを照合する
データ照合プログラムPaと、照合の結果、車番カード
27に記憶された識別データに対応する照合データがメ
モリ3aに記憶されていた場合には、当該識別データに
対応する予約データが当該メモリ3aに記憶されている
か否かを判断する予約データ判断プログラムPbと、予
約データが予約ファイルに無い場合当該タンクローリ車
5が登録された別の油槽所に予約データを要求する予約
データ要求プログラムPcと、別の油槽所から送信され
た予約データに基づいてタンクローリ車5の各ハッチに
油液の割り付けを行うハッチ割り付けプログラムPd
と、が入力されている。
【0030】従って、ホストコンピュータ3は、後述す
るように、油槽所コード番号と当該油槽所のコード番号
とを照合し、油槽所コード番号が一致した場合、予約デ
ータが予約ファイルに登録されているかどうかを確認
し、もし予約データが登録されていないと判断した場合
には、該当する車番の予約データをホストコンピュータ
3に要求してタンクローリ車5に出荷すべき油種及び数
量の予約データを受信するまで当該タンクローリ車5へ
の積込み作業を待機状態にする。
【0031】しかし、油槽所コード番号が一致しても予
約データが予約ファイルに登録されていない場合、ホス
トコンピュータ3は、通信回線30を介して車番カード
27に記憶された油槽所コード番号に該当する別の油槽
所(例えば、油槽所N)のホストコンピュータ3Nに対
し車番カード27に記憶された車番データの予約データ
を要求する。そして、別の油槽所Nから予約データが送
信されると、ハッチ設定器2は、受信した予約データに
基づいてタンクローリ車5の各ハッチに出荷すべき油種
及び数量を割り付け、その伝票をプリンタ11より発行
する。
【0032】出荷現場に設けられた積込装置28は、制
御装置4及び車番カードリーダ14,ハッチカードリー
ダを有するリモートスイッチボックス16,アース装置
17、作業者が各出荷ポイント毎の積み込むべき数量を
設定する積込み設定器18等よりなる。
【0033】積込み設定器18には、積込量を設定する
積込量設定スイッチ18a,出荷開始させるスタートス
イッチ18b,出荷を停止させる停止スイッチ18cが
配設されている。さらに、本実施例のリモートスイッチ
ボックス16と積込み設定器18とは一体化されてお
り、これらはローディングアーム25に取り付けられて
いる。
【0034】油液が貯留された貯留タンク(図示せず)
に接続されて油液を給送する給送配管19には、ポンプ
20,ストレーナ21,流量計22,定流量弁23,定
量弁24が配設されている。さらに、給送配管19の先
端にはローディングアーム25が接続されている。
【0035】尚、図1において、このローディングアー
ム25は、1本しかないが実際には各油種毎に複数本が
出荷ステージ15に設けられており、ローディングアー
ム25には前述した様にリモートスイッチボックス16
及び積込み設定器18とが設けられている。
【0036】又、出荷ステージ15には、出荷許可を表
示する出荷OKランプ26(26a〜26h)が設けら
れている。この出荷OKランプ26は各出荷ポイント毎
(各ローディングアーム毎)に設けられ、制御装置4は
予約データの油種に対応する出荷OKランプ26を点灯
させる。
【0037】積込装置1の制御装置4は、スタートスイ
ッチ18bがオンに操作されるとポンプ20を起動して
定量弁24を開弁する。そして、流量計22の流量パル
ス発信器22aからの流量パルスを積算し積込量設定ス
イッチ18aにより設定された流量が出荷されたとき定
量弁24を閉弁させる。
【0038】次に、上記構成になるホストコンピュータ
3が実行する処理について、図6を併せ参照して説明す
る。
【0039】図6中、ホストコンピュータ3は、ステッ
プS1(以下「ステップ」を省略する)において、タン
クローリ車5の車番カード27がハッチ設定器2のカー
ドリーダライタ8に挿入されると、S2に進み、カード
リーダライタ8から車番カード27の磁気記憶部27a
に記憶された車番データ(車両番号)及び油槽所コード
番号を読み込む。
【0040】次のS3では、ホストコンピュータ3Aの
メモリ3aに登録されている油槽所登録ファイル31
(図4参照)を読み込む。
【0041】そして、S4では、車番カード27の磁気
記憶部27aに記憶された油槽所コード番号と、上記登
録車番ファイル32に登録された当該油槽所Aに乗り入
れ可能な油槽所コード番号とを照合する。
【0042】次のS5において、磁気記憶部27aに記
憶された油槽所コード番号と登録車番ファイル32に登
録された当該油槽所に乗り入れ可能な油槽所コード番号
とが一致した場合、S6に進み、車番カード27の磁気
記憶部27aに記憶された車両番号に割り付けられた予
約データをメモリ3aの予約ファイルから読み取る。
【0043】しかし、S5において、磁気記憶部27a
に記憶された油槽所コード番号と登録車番ファイル32
に登録された当該油槽所Aに乗り入れ可能な油槽所コー
ド番号とが不一致の場合、S7に進み、当該油槽所A及
び他の油槽所B〜Nに登録されていないので、ホストコ
ンピュータ3Aにエラーを通知する。
【0044】そして、S8では、当該車両番号の予約デ
ータが登録されているかどうかをチェックする。もし、
S8において、当該車両番号の予約データが登録されて
いる場合は、S9に進み、メモリ3aの予約ファイルか
ら読み取った予約データを積込装置28の制御装置4に
転送する。
【0045】そのため、積込装置28では、この予約デ
ータに基づいてタンクローリ車5の各ハッチに油液の積
込みを行う。尚、積込装置28による油液積込み作業
は、周知であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
【0046】そして、積込装置28の制御装置4は、逐
次タンクローリ車5への油液積込み状況をホストコンピ
ュータ3Aに送信する。ホストコンピュータ3Aは、制
御装置4を介して積込装置28における油液積込み状況
を監視する(S10)。
【0047】次のS11では、予約データの全ての油液
がタンクローリ車5のハッチに積み込まれたかどうかを
チェックしており、積込装置28の制御装置4から積込
み完了の信号が送信されると、一連の処理を終了する。
【0048】次に当該油槽所A以外の油槽所B〜Nで登
録されたタンクローリ車5に油液を積み込む場合につき
説明する。
【0049】上記S8において、メモリ3aの予約ファ
イルに予約データが登録されていない場合、当該タンク
ローリ車5の予約データは、他の油槽所B〜Nに登録さ
れているものと判断し、S12に進む。このS12で
は、車番カード27の磁気記憶部27aに記憶された油
槽所コード番号に該当する別の油槽所Nに対し、予約デ
ータを要求する。即ち、ホストコンピュータ3Aは、通
信回線30を介して別の油槽所Nのホストコンピュータ
3Nに対し当該車両番号の予約データの要求信号を送信
する。
【0050】一方、別の油槽所Nのホストコンピュータ
3Nでは、S21で予約データの要求が有るかどうかを
チェックしている。そのため、上記のように油槽所Aの
ホストコンピュータ3Aから予約データの要求信号を受
信すると、S22に進み、車番カード27の磁気記憶部
27aに記憶された車両番号の予約データを予約ファイ
ルから読み取る。
【0051】そして、S23では、当該車両番号の予約
データを通信回線30を介して元の油槽所Aのホストコ
ンピュータ3Aに送信する。
【0052】このように、油槽所Nのホストコンピュー
タ3Nから当該車両番号の予約データが油槽所Aのホス
トコンピュータ3Aで受信されると、ホストコンピュー
タ3Aは受信した予約データをハッチ設定器2に転送す
る。
【0053】従って、S13において、油槽所Nからの
予約データが受信されると、S9に進み、油槽所Nから
送信された予約データを積込装置28の制御装置4に転
送する。
【0054】そのため、出荷装置1では、この油槽所N
から送信された予約データに基づいてタンクローリ車5
の各ハッチに油液の積込みを行う。そして、積込装置2
8の制御装置4は、逐次タンクローリ車5への油液積込
み状況をホストコンピュータ3Aに送信する。
【0055】ホストコンピュータ3Aは、前述したよう
にS10で出荷装置1における油液積込み状況を監視
し、S11で制御装置4から積込み完了の信号が送信さ
れると、一連の処理を終了する。
【0056】このように、他の油槽所で登録されたタン
クローリ車5にも当該油槽所で登録されたタンクローリ
車と同様に予約された油液が積込まれるため、例えば油
槽所Aで登録されたタンクローリ車5は、1回目の配送
が終了した後、1回目の配送地域に近い別に油槽所Bで
油液の積込みを受けることができ、油槽所へ戻る時間を
短縮することができる。即ち、タンクローリ車5は、配
送地域に近い別の油槽所で油液の積込みを受けることに
より、油槽所からの走行距離が短くなり、道路の渋滞の
影響の受けにくくなるので、油液の配送効率が高められ
る。
【0057】尚、上記実施例では、車番カード27の磁
気記憶部27aに記憶された車番データや油槽所コード
番号を識別データとして使用したが、これに限らず、他
の記憶媒体(例えば、磁気ディスクやICカード等)を
使用しても良い。
【0058】又、上記実施例では、車番カード27の磁
気記憶部27aに記憶された車番データ及び油槽所コー
ド番号を識別データとして使用したが、車番データ又は
油槽所コード番号のいずれか一方のデータにより当該タ
ンクローリ車が登録された油槽所を判別する構成として
も良い。尚、車番データから登録された油槽所を判別す
る場合、車番カード27に記憶された車両データをメモ
リ3aに記憶された車両データと照合して当該タンクロ
ーリ車が登録された油槽所を判別する。
【0059】又、上記実施例では、出荷管理用のホスト
コンピュータ3のメモリ3aに記憶された油槽所登録フ
ァイル31及び登録車番ファイル32を照合データとし
て使用したが、これに限らず、他のメモリ(例えばハッ
チ設定器2のメモリ13)に上記油槽所登録ファイル3
1及び登録車番ファイル32を登録するようにしても良
い。
【0060】
【発明の効果】上述の如く、上記請求項1によれば、複
数の出荷管理コンピュータ間が通信回線を介して相互に
通信を行うことができ、出荷管理コンピュータは、他の
油槽所の出荷管理コンピュータに当該タンクローリ車の
予約データを要求するとともに他の油槽所の予約データ
を通信回線を介して受信するため、他の油槽所で登録さ
れたタンクローリ車にも油液の積込みを行うことがで
き、配送効率を高めることができる。
【0061】又、請求項2によれば、データ読み取り手
段より得られた油槽所コードデータを油槽所コードデー
タ記憶手段に記憶された油槽所コードデータと照合し、
その結果一致した油槽所の出荷管理コンピュータに当該
タンクローリ車の予約データを要求することにより、他
の油槽所で登録されたタンクローリ車にも油液の積込み
を行うことができ、配送効率を高めることができる。
【0062】又、請求項3によれば、データ読み取り手
段より得られた車両データを車両データ記憶手段に記憶
された車両データと照合して当該タンクローリ車が登録
された油槽所を判別し、判別された油槽所の出荷管理コ
ンピュータに当該車両データの予約データを要求するこ
とにより、他の油槽所で登録されたタンクローリ車にも
油液の積込みを行うことができ、配送効率を高めること
ができる。
【0063】又、請求項4によれば、データ読み取り手
段により読み取られた識別データと記憶手段に記憶され
た当該照合データとを照合するデータ照合手段によりデ
ータ一致であるのに、予約データが無いと判断した場
合、記憶媒体に記憶された識別データに該当する油槽所
の当該タンクローリ車の予約データを要求するととも
に、他の油槽所から送信された予約データに基づいてタ
ンクローリ車の各ハッチに油液の割り付けを行えるた
め、他の油槽所で登録されたタンクローリ車にも油液の
積込みを行うことができ、配送効率を高めることができ
る。
【0064】従って、例えば一の油槽所で登録されたタ
ンクローリ車は、1回目の配送が終了した後、1回目の
配送地域に近い別の油槽所で油液の積込みを受けること
ができ、油槽所へ戻る時間を短縮することができる。即
ち、タンクローリ車は、配送地域に近い油槽所で油液の
積込みを受けることにより、油槽所からの走行距離が短
くなり、道路の渋滞の影響の受けにくくなるので、油液
の配送効率が高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる出荷装置の一実施例のブロック図
である。
【図2】出荷装置の概略構成図である。
【図3】タンクローリ車の車番カードを説明するための
図である。
【図4】油槽所登録ファイルを示す図である。
【図5】登録車番ファイルを示す図である。
【図6】ハッチ設定器のCPUが実行する処理のフロー
チャートである。
【符号の説明】
A〜N 油槽所 1(1A〜1N) 出荷装置 2(2A〜2N) ハッチ設定器 3(3A〜3N) ホストコンピュータ 4 制御装置 5 タンクローリ車 6 タンク 11 プリンタ 12 CPU 13 メモリ 18 積込み設定器 20 ポンプ 22 流量計 24 定量弁 27 車番カード 28 積込装置 30 通信回線 31 油槽所登録ファイル 32 登録車番ファイル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の油槽所の夫々に設置された出荷管
    理コンピュータと、 該複数の出荷管理コンピュータ間で相互に通信を行う通
    信回線と、よりなり、 前記出荷管理コンピュータは、 前記通信回線を介して他の油槽所の出荷管理コンピュー
    タに当該タンクローリ車の予約データを要求するデータ
    要求手段と、 前記他の油槽所の出荷管理コンピュータより送信された
    予約データを前記通信回線を介して受信するデータ受信
    手段と、 前記データ受信手段により受信された予約データに基づ
    いてタンクローリ車の各ハッチへの積込み制御を行う制
    御手段と、 を備えてなることを特徴とする出荷管理システム。
  2. 【請求項2】 前記データ要求手段は、 前記タンクローリ車毎に発行された記録媒体から油槽所
    コードデータを読み取るデータ読み取り手段と、 各油槽所を識別するための油槽所コードデータを記憶す
    る油槽所コードデータ記憶手段と、 該データ読み取り手段より得られた油槽所コードデータ
    を前記油槽所コードデータ記憶手段に記憶された油槽所
    コードデータと照合し、その結果一致した油槽所の出荷
    管理コンピュータに当該タンクローリ車の予約データを
    要求する送信手段と、 よりなることを特徴とする請求項1の出荷装置。
  3. 【請求項3】 前記データ要求手段は、 前記タンクローリ車毎に発行された記録媒体から車両デ
    ータを読み取るデータ読み取り手段と、 各タンクローリ車毎に登録された車両データを油槽所別
    に分類して記憶する車両データ記憶手段と、 該データ読み取り手段より得られた車両データを前記車
    両データ記憶手段に記憶された車両データと照合して当
    該タンクローリ車が登録された油槽所を判別する判別手
    段と、 該判別手段により判別された油槽所の出荷管理コンピュ
    ータに当該車両データの予約データを要求する送信手段
    と、 よりなることを特徴とする請求項1の出荷装置。
  4. 【請求項4】 各タンクローリ車毎に登録された照合デ
    ータと、当該タンクローリ車に積込むべき液種及びその
    数量を予約データとして記憶する記憶手段と、 前記タンクローリ車毎に設けられ、当該タンクローリ車
    に対応する識別データが記憶された記憶媒体と、 前記記憶媒体より識別データを読み取るデータ読み取り
    手段と、 該データ読み取り手段により読み取られた識別データと
    前記記憶手段に記憶された照合データとを照合するデー
    タ照合手段と、 該データ照合手段による照合の結果、前記記憶媒体に記
    憶された識別データに対応する照合データが前記記憶手
    段に記憶されていた場合には、当該識別データに対応す
    る予約データが当該記憶手段に記憶されているか否かを
    判断する予約データ判断手段と、 該予約データ判断手段が前記記憶手段に前記照合データ
    に対応する予約データが無いと判断した場合、前記記憶
    媒体に記憶された識別データに該当する油槽所に当該タ
    ンクローリ車の予約データを要求する予約データ要求手
    段と、 前記予約データ判断手段により読み出された予約データ
    又は前記他の油槽所からの予約データに基づいてタンク
    ローリ車の各ハッチへの積込み制御を行う制御手段と、 よりなることを特徴とする出荷装置。
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JP2007310855A (ja) * 2006-04-17 2007-11-29 Fujitsu Ltd 品質保証システムおよび品質保証方法

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