JPH07265759A - 自動塗装装置 - Google Patents

自動塗装装置

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Publication number
JPH07265759A
JPH07265759A JP6064094A JP6409494A JPH07265759A JP H07265759 A JPH07265759 A JP H07265759A JP 6064094 A JP6064094 A JP 6064094A JP 6409494 A JP6409494 A JP 6409494A JP H07265759 A JPH07265759 A JP H07265759A
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JP
Japan
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paint
color changing
color
pipe
pipes
Prior art date
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Pending
Application number
JP6064094A
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English (en)
Inventor
Mitsutaka Moriya
谷 充 孝 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Trinity Industrial Corp
Original Assignee
Trinity Industrial Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Trinity Industrial Corp filed Critical Trinity Industrial Corp
Priority to JP6064094A priority Critical patent/JPH07265759A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数台の塗装機に各色塗料を供給する塗料配
管を少なくして、塗装機を支持する昇降架台の重量を軽
くするだけでなく、昇降架台に頑丈な補強材を用いるこ
となく補強して、昇降機構や塗装装置全体を小型化でき
るようにすることを目的としている。 【構成】 被塗物Wを搬送するコンベア2を横切るよう
に配設された昇降架台3に複数の塗装機5が所定間隔で
取り付けられると共に、各塗装機5には塗料供給源から
供給される各色塗料を択一的に選択する複数の色替バル
ブVを備えた色替装置6が接続されてなる自動塗装装置
において、前記各色替装置6に対し各色塗料を供給する
各塗料パイプPが、剛性管で形成されると共に、昇降架
台3の長手方向に沿って並行に束ねられた状態でその両
端側が昇降架台3に取付支持され、当該塗料パイプPに
は前記各色替装置6の色替バルブVに接続される分岐管
13,14が形成されたことを特徴とする

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、自動車ボディ
のルーフ面等を塗装するトップマシンと称される自動塗
装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車ボディのルーフ面等を塗
装する自動塗装装置は、被塗物となる自動車ボディを搬
送するコンベアを横切るように配設された昇降架台に、
静電塗装機を所定間隔で取り付け、被塗物の高さに応じ
て昇降架台を上下動させながら被塗面との距離を一定に
維持して塗装するようにしている。そして、この場合
に、同一のコンベアに塗色の異なる自動車ボディが混合
して搬送されてくるので、各塗装機ごとに色替装置を設
けておき、各被塗物ごとに指定された塗色の塗料を色替
装置で択一的に選択して塗装を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
10色の塗料を各塗装機に供給しようとすると、各色ご
とに供給側と還流側の2本の塗料ホースが必要になり、
しかも、一つの昇降架台に3つの塗装機が取り付けられ
ていれば、その3倍のホースが必要となるので、塗料ホ
ースだけでも10色×2×3台分=60本のホースを昇
降架台内に配管しなけれはならない。
【0004】このため、ホース重量が嵩むだけでなく、
昇降架台に取り付けられている塗装機と色替装置の重量
は一台分で23〜25kg程度になるので、多数の塗料
ホースと3台分の塗装機を支持する昇降架台は相当頑丈
な補強材を用いており、したがって、昇降架台の重量自
体も重くなり、これを支える左右の支柱や上下に昇降さ
せる昇降機構も大掛かりなものが必要となり、塗装装置
全体が大型化し、設備費が嵩むという問題がある。そこ
で、本発明は、塗料配管を少なくしてその重量を少なく
するだけでなく、昇降架台に頑丈な補強材を用いること
なく軽量にして、昇降機構や塗装装置全体を小型化でき
るようにすることを技術的課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明は、被塗物を搬送するコンベアを横切るよう
に配設された昇降架台に複数の塗装機が所定間隔で取り
付けられると共に、各塗装機には塗料供給源から供給さ
れる各色塗料を択一的に選択する複数の色替バルブを備
えた色替装置が接続されてなる自動塗装装置において、
前記各色替装置に対し各色塗料を供給する各塗料パイプ
が剛性管で形成されると共に、昇降架台の長手方向に沿
って並行に束ねられた状態でその両端側が昇降架台に取
付支持され、当該塗料パイプには前記各色替装置の色替
バルブに接続される分岐管が形成されたことを特徴とす
る。
【0006】
【作用】本発明によれば、各色塗料を供給する各塗料パ
イプに、各色替装置の色替バルブに接続される分岐管が
形成されているので、塗料パイプは塗装機の台数にかか
わらず色数分だけあれば足り、したがって、その数を減
らされ昇降架台が軽量化される。また、各塗料パイプが
剛性管で形成されると共に、昇降架台の長手方向に沿っ
て並行に束ねられた状態でその両端側が昇降架台に取付
支持されており、塗料パイプ自体が補強材の役目をな
し、頑丈な補強材を必要としないので、昇降架台が小型
軽量化され、ひいては塗装装置全体が小型化される。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
具体的に説明する。図1は本発明に係る自動塗装装置の
要部を示すフローシート、図2はその全体を示す正面
図、図3はその要部を示す断面図である。
【0008】図中1は、自動車ボディのルーフ面等を塗
装するトップマシンと称される自動塗装装置であって、
被塗物Wを搬送するコンベア2を横切るように配設され
た昇降架台3の両端が、左右に立設された支柱4R,4
Lに支持されて被塗物Wの高さに応じて昇降移動される
ように成されている。そして、昇降架台3は、筒状に形
成すると共に底面に開口部を形成した外カバー3Aの左
右両端にエンドパネル3B,3Bが取り付けられ、内部
に補強枠3Dが配設されている。また、昇降架台3に
は、その長手方向に沿って例えば3台の塗装機5が所定
間隔で配設されると共に、各塗装機5には塗料供給源か
ら供給される各色塗料を択一的に選択する色替装置6が
接続されてなる。
【0009】中央の塗装機5は、昇降架台3の長手方向
に沿って配設されたボールネジ7に螺合されたベース8
a上に取り付けられ、左右両側の塗装機5,5は、前記
ベースと一体に摺動する8b,8cに配設されたシリン
ダ9で左右に位置調節可能に取り付けられ、ボールネジ
7をモータ10で正逆回転駆動することによりベース8
が移動されて所定のストロークで全塗装機が一斉に往復
移動され、シリンダ9を伸縮させることにより各塗装機
5の間隔を調節できるように成されている。また、色替
装置6は、昇降架台3内の所定位置に取り付けられ、複
数の色替バルブV,V・・,洗浄溶剤バルブVt,洗浄
エアバルブVaを形成したマニホールド11の流出口が
フレキシブルパイプ12を介して塗装機5に接続されて
いる。
【0010】Pは、前記各色替装置6に対し各色塗料を
循環供給する各塗料循環パイプ(塗料パイプ)であっ
て、供給管Psと還流管Prが夫々色数分配設されてい
る。各パイプPは、剛性を有する直管で形成されると共
に、昇降架台3の長手方向に沿って並行に束ねられた状
態でその両端側が昇降架台3の前記エンドパネル3Bに
取付支持されている。そして、各供給管Psには、各色
替装置6の色替バルブVの供給ポートに接続される分岐
管13が所定間隔で形成されると共に、各還流管Prに
は、色替バルブVの還流ポートに接続される分岐管14
が所定間隔で形成されている。
【0011】以上が本発明の一例構成であって、次にそ
の作用について説明する。例えば、所定の色替バルブV
から供給される白色塗料で塗装する場合、まず、各シリ
ンダ9を伸縮させて被塗物の幅に合わせて塗装機5の間
隔を調整し、ボールネジ7をモータ10で正逆回転駆動
させて各塗装機5を所定のストロークで往復移動する。
そして、白色塗料を供給する色替バルブVを開いて塗装
機5に塗料を供給すれば、各塗装機5から白色塗料が吐
出されて、被塗物を塗装することができる。
【0012】この場合において、塗料循環パイプPの供
給管Psを介して供給された各色塗料は、夫々分岐管1
3により各色替装置6の色替バルブVに供給され、白色
塗料は色替装置6のマニホールド11からフレキシブル
パイプ12を通って塗装機5から吐出され、それ以外の
色の塗料は色替バルブVから分岐管14及び還流管Pr
を介して塗料供給源に還流される。このように、各供給
管Ps及び還流管Prは、各色替装置6の色替バルブV
に分岐管13及び14を介して接続されているので、塗
装機5や色替装置6の台数にかかわらず、色数分だけあ
れば足り、したがって、塗料循環パイプの本数を減らし
て、その重量を軽くすることかできる。
【0013】また、各パイプPは、剛性管で形成される
と共に、昇降架台3の長手方向に沿って並行に束ねられ
た状態でその両端側が昇降架台3の前記エンドパネル3
Bに取付支持されているので、全体として高い剛性を有
することとなり、昇降架台3に対してこれを撓ませたり
捩じるような外力が作用しても、その外力に抗して昇降
架台3を支えることができる。
【0014】このように、塗料循環パイプPは、その本
数が少なくて済み、また、補強材の役目を兼ねるので、
昇降架台3を小型軽量化することができ、したがって、
その両端を支持する支柱や昇降機構に頑丈なものを使用
する必要がなく、塗装装置全体を小型化することができ
ると同時に、設備費を節約できる。
【0015】なお、塗料循環パイプPは、直管である場
合に限らず、剛性を有する管であれば、多少屈曲された
り折曲されていてもよい。また、供給管Psと還流管P
rとからなる塗料循環パイプPを用いた場合について説
明したが、塗料を循環供給する場合に限らず、塗料を還
流させないで供給する場合にも適用することができる。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、塗
料循環パイプを少なくしてその重量を軽減することがで
きると同時に、塗料循環パイプ自体が補強材の役目をす
るので、昇降架台は頑丈な補強材を用いる必要がなく軽
量になり、昇降機構や塗装装置全体が小型化されると共
に、設備費を軽減できるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動塗装装置の要部を示すフロー
シート。
【図2】その全体を示す正面図。
【図3】その要部を示す断面図。
【符号の説明】
1・・・自動塗装装置 W・・・被塗物 2・・・コンベア 3・・・昇降架台 5・・・塗装機 6・・・色替装置 V・・・色替バルブ P・・・塗料循環パイプ(塗料パイプ) Ps・・供給管 Pr・・還流管 13,14・・分岐管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被塗物(W)を搬送するコンベア(2)
    を横切るように配設された昇降架台(3)に複数の塗装
    機(5)が所定間隔で取り付けられると共に、各塗装機
    (5)には塗料供給源から供給される各色塗料を択一的
    に選択する複数の色替バルブ(V)を備えた色替装置
    (6)が接続されてなる自動塗装装置において、前記各
    色替装置(6)に対し各色塗料を供給する各塗料パイプ
    (P)が、剛性管で形成されると共に、昇降架台(3)
    の長手方向に沿って並行に束ねられた状態でその両端側
    が昇降架台(3)に取付支持され、当該塗料パイプ
    (P)には前記各色替装置(6)の色替バルブ(V)に
    接続される分岐管(13,14)が形成されたことを特徴と
    する自動塗装装置。
JP6064094A 1994-03-31 1994-03-31 自動塗装装置 Pending JPH07265759A (ja)

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JP6064094A JPH07265759A (ja) 1994-03-31 1994-03-31 自動塗装装置

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JP6064094A JPH07265759A (ja) 1994-03-31 1994-03-31 自動塗装装置

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JPH07265759A true JPH07265759A (ja) 1995-10-17

Family

ID=13248152

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6064094A Pending JPH07265759A (ja) 1994-03-31 1994-03-31 自動塗装装置

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JP (1) JPH07265759A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITVR20130100A1 (it) * 2013-04-29 2014-10-30 Todesco S R L Apparecchiatura di verniciatura

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITVR20130100A1 (it) * 2013-04-29 2014-10-30 Todesco S R L Apparecchiatura di verniciatura

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