JPH07264857A - 電力変換装置 - Google Patents
電力変換装置Info
- Publication number
- JPH07264857A JPH07264857A JP6048096A JP4809694A JPH07264857A JP H07264857 A JPH07264857 A JP H07264857A JP 6048096 A JP6048096 A JP 6048096A JP 4809694 A JP4809694 A JP 4809694A JP H07264857 A JPH07264857 A JP H07264857A
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- JP
- Japan
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- star
- transformer
- converter
- converters
- connection
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- Pending
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- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 安定巻線を内蔵しないスター−スター接続の
変換器用変圧器でも第三調波の対策が可能な電力変換装
置を提供することを目的とする。 【構成】 本発明の電力変換装置は、電力系統に接続さ
れる少なくとも１台がスター−デルタ接続の複数台の変
換器用変圧器と複数の変換器用変圧器の一次側中性点を
連結する中性点接続線と、複数の変換器用変圧器の二次
側に接続される変換器とを具備し、スター−スター接続
の変換器用変圧器から誘起する第三調波を中性点接続線
を介しスター−デルタ接続の変換器用変圧器に移行し、
還流させる。
変換器用変圧器でも第三調波の対策が可能な電力変換装
置を提供することを目的とする。 【構成】 本発明の電力変換装置は、電力系統に接続さ
れる少なくとも１台がスター−デルタ接続の複数台の変
換器用変圧器と複数の変換器用変圧器の一次側中性点を
連結する中性点接続線と、複数の変換器用変圧器の二次
側に接続される変換器とを具備し、スター−スター接続
の変換器用変圧器から誘起する第三調波を中性点接続線
を介しスター−デルタ接続の変換器用変圧器に移行し、
還流させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電力系統で使用する電力
変換装置に関する。
変換装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図４は電力系統に接続された電力変換装
置（周波数変換装置（ＦＣ）、非同期連系装置（ＢＴ
Ｂ）、静止形無効電力補償装置（ＳＶＣ）、各種インバ
ータ／コンバータ応用装置、等）の構成図の一例であ
る。図４において12相変換器101 は変換器用変圧器301
と３を介して母線に接続されている。電源203 は電力系
統202 を介して母線201 に接続されている。電力系統は
非有効接地系であり変換器用変圧器の中性点は接地され
ない。また変換器用変圧器は変換器に適した電圧に降
（昇）圧すると共に、12相整流のための位相変換を行っ
ている。そのため変換器用変圧器301 と３は、変換器に
適した電圧に降（昇）圧するとともに、それぞれ、スタ
ー−スター接続、スター−デルタ接続とし位相を30度変
換している。ここで、電力系統202 が非有効接地系統の
場合、スター−スター接続の変換器用変圧器301 は、第
三調波を環流させるためにデルタ安定巻線を内蔵する必
要がある。
置（周波数変換装置（ＦＣ）、非同期連系装置（ＢＴ
Ｂ）、静止形無効電力補償装置（ＳＶＣ）、各種インバ
ータ／コンバータ応用装置、等）の構成図の一例であ
る。図４において12相変換器101 は変換器用変圧器301
と３を介して母線に接続されている。電源203 は電力系
統202 を介して母線201 に接続されている。電力系統は
非有効接地系であり変換器用変圧器の中性点は接地され
ない。また変換器用変圧器は変換器に適した電圧に降
（昇）圧すると共に、12相整流のための位相変換を行っ
ている。そのため変換器用変圧器301 と３は、変換器に
適した電圧に降（昇）圧するとともに、それぞれ、スタ
ー−スター接続、スター−デルタ接続とし位相を30度変
換している。ここで、電力系統202 が非有効接地系統の
場合、スター−スター接続の変換器用変圧器301 は、第
三調波を環流させるためにデルタ安定巻線を内蔵する必
要がある。
【０００３】図５は変換器用変圧器302 をスター−スタ
ー−デルタの三巻にしたものの構成図である。図５の構
成にすると第三調波は変換器用変圧器のデルタ巻線を環
流し外部へは流出しない。また三巻線のものにはなるが
変圧器一台で位相変換と第三調波対策を行うことができ
る。
ー−デルタの三巻にしたものの構成図である。図５の構
成にすると第三調波は変換器用変圧器のデルタ巻線を環
流し外部へは流出しない。また三巻線のものにはなるが
変圧器一台で位相変換と第三調波対策を行うことができ
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】変換器に適した電圧に
降（昇）圧するとともに位相変換を目的とする複数台の
本換器用変圧器を介して非有効接地系統に電力変換装置
を接続するとき、位相変換のためのデルタ巻線を必要と
しないスター−スター接続の変換器用変圧器にも安定巻
線を設けなければならない。また、12相の電力変換装置
は場合はスター−スター−デルタ接続の三巻の変換器用
変圧器を用いることもできるが、どちらの方式を採用し
ても構造が複雑になり、かつ外形が大形となり、重量も
増大するので、輸送、据付に支障をきたす場合がある。
また、設置場所の選択にも考慮を要する。これは、スタ
ー−スター接続の変換器用変圧器に安定巻線を設けずに
第三調波対策を行う手法がなかったからである。
降（昇）圧するとともに位相変換を目的とする複数台の
本換器用変圧器を介して非有効接地系統に電力変換装置
を接続するとき、位相変換のためのデルタ巻線を必要と
しないスター−スター接続の変換器用変圧器にも安定巻
線を設けなければならない。また、12相の電力変換装置
は場合はスター−スター−デルタ接続の三巻の変換器用
変圧器を用いることもできるが、どちらの方式を採用し
ても構造が複雑になり、かつ外形が大形となり、重量も
増大するので、輸送、据付に支障をきたす場合がある。
また、設置場所の選択にも考慮を要する。これは、スタ
ー−スター接続の変換器用変圧器に安定巻線を設けずに
第三調波対策を行う手法がなかったからである。
【０００５】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり位相変換のためのデルタ巻線を必要としないスター
−スター接続の変換器用変圧器から安定巻線を用いずに
第三調波の対策を行うことのできる電力変換装置を提供
することを目的としている。
あり位相変換のためのデルタ巻線を必要としないスター
−スター接続の変換器用変圧器から安定巻線を用いずに
第三調波の対策を行うことのできる電力変換装置を提供
することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の電力変換装置
は、電力系統に接続される少なくとも１台がスター−デ
ルタ接続の複数台の変換器用変圧器と、前記複数の変換
器用変圧器の一次側中性点を連結する中性点接続線と、
前記複数の変換器用変圧器の二次側に接続される変換器
とを具備する。
は、電力系統に接続される少なくとも１台がスター−デ
ルタ接続の複数台の変換器用変圧器と、前記複数の変換
器用変圧器の一次側中性点を連結する中性点接続線と、
前記複数の変換器用変圧器の二次側に接続される変換器
とを具備する。
【０００７】
【作用】本発明の電力変換装置の構成により、スター−
スター接続の変換器用変圧器から誘起する第三調波を中
性点接続線を介しスター−デルタ接続の変換器用変圧器
に移行、この二次側のデルタ巻線で還流させる。したが
って、スター−スター接続の変換器用変圧器から安定巻
線が不要となり、装置の小形化、保守点検の省力化を図
る事ができる。
スター接続の変換器用変圧器から誘起する第三調波を中
性点接続線を介しスター−デルタ接続の変換器用変圧器
に移行、この二次側のデルタ巻線で還流させる。したが
って、スター−スター接続の変換器用変圧器から安定巻
線が不要となり、装置の小形化、保守点検の省力化を図
る事ができる。
【０００８】
【実施例】以下図面を参照して実施例を説明する。図１
は本発明による電力変換装置の一実施例の構成図であ
り、図４と同一部分は同一符号を記して説明を省略す
る。中性点接続線１は変換器用変圧器２および３の一次
側中性点を連結している。電力系統は非接地であるため
中性点接続線１は接地されない。もし、電力系統が高抵
抗接地される場合は中性点接続線１を介して接地抵抗を
取り付ければ合理的である。スター−スター接続の変換
器用変圧器２から発生する第三調波は中性点接続線１を
通しスター−デルタ接続の変換器用変圧器３に移行し、
二次側のデルタ巻線に還流するための第三調波による影
響を受けない。
は本発明による電力変換装置の一実施例の構成図であ
り、図４と同一部分は同一符号を記して説明を省略す
る。中性点接続線１は変換器用変圧器２および３の一次
側中性点を連結している。電力系統は非接地であるため
中性点接続線１は接地されない。もし、電力系統が高抵
抗接地される場合は中性点接続線１を介して接地抵抗を
取り付ければ合理的である。スター−スター接続の変換
器用変圧器２から発生する第三調波は中性点接続線１を
通しスター−デルタ接続の変換器用変圧器３に移行し、
二次側のデルタ巻線に還流するための第三調波による影
響を受けない。
【０００９】図２は本発明を18相の電力変換装置に適用
した実施例の構成図である。図２の構成では変換器102
を18相整流とするためスター−スター接続の変換器用変
圧器２に加え、位相を30度進ませるためのスター−デル
タ接続変換器用変圧器４と、位相を30度遅らせるための
変換器用変圧器３の変換器用変圧器三台構成となる。こ
の場合も、中性点接続線１は変換器用変圧器２、３およ
び４の一次側中性点を連結しているため、スター−スタ
ー接続の変換器用変圧器２から発生する第三調波は中性
点接続線１を通しスター−デルタ接続の変換器用変圧器
３、４に移行し、二次側のデルタ巻線に還流するため第
３調波による影響を受けない。
した実施例の構成図である。図２の構成では変換器102
を18相整流とするためスター−スター接続の変換器用変
圧器２に加え、位相を30度進ませるためのスター−デル
タ接続変換器用変圧器４と、位相を30度遅らせるための
変換器用変圧器３の変換器用変圧器三台構成となる。こ
の場合も、中性点接続線１は変換器用変圧器２、３およ
び４の一次側中性点を連結しているため、スター−スタ
ー接続の変換器用変圧器２から発生する第三調波は中性
点接続線１を通しスター−デルタ接続の変換器用変圧器
３、４に移行し、二次側のデルタ巻線に還流するため第
３調波による影響を受けない。
【００１０】図３は本発明を複数台の変換器用変圧器を
用いる電力変換装置に適用した実施例である。変換器10
3 は複数台の変圧器を介して母線に接続される。このよ
うな構成は電力変換装置の整流相数を増やし、電力系統
に流出する高調波を抑制する必要がある場合に用いられ
る他、小容量の変換器を複数台接続し所定の容量を得た
い場合に用いられる。この場合も複数台の変換器用変圧
器の一次側中性点を中性点接続線１により連結するため
スター−スター接続の変換器用変圧器から発生する第三
調波は中性点接続線を通しスター−デルタ接続の変換器
用変圧器に移行し、二次側のデルタ巻線に還流するため
第３調波による影響を受けない。
用いる電力変換装置に適用した実施例である。変換器10
3 は複数台の変圧器を介して母線に接続される。このよ
うな構成は電力変換装置の整流相数を増やし、電力系統
に流出する高調波を抑制する必要がある場合に用いられ
る他、小容量の変換器を複数台接続し所定の容量を得た
い場合に用いられる。この場合も複数台の変換器用変圧
器の一次側中性点を中性点接続線１により連結するため
スター−スター接続の変換器用変圧器から発生する第三
調波は中性点接続線を通しスター−デルタ接続の変換器
用変圧器に移行し、二次側のデルタ巻線に還流するため
第３調波による影響を受けない。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スター−スター接続の変換器用変圧器から安定巻線を省
くことができ、装置の小形化、保守点検の省力化を図っ
た電力変換装置が提供できる。
スター−スター接続の変換器用変圧器から安定巻線を省
くことができ、装置の小形化、保守点検の省力化を図っ
た電力変換装置が提供できる。
【図１】本発明による電力変換装置の一実施例を示す図
【図２】本発明による電力変換装置の他の実施例（１）
【図３】本発明による電力変換装置の他の実施例（２）
【図４】従来の電力変換装置の構成を示す図（１）
【図５】従来の電力変換装置の構成を示す図（２）
１…中性点接続、２，３，４，301 ，302 …変換器用変
圧器、101 ，102 ，103 …変換器、201 …母線、202 …
電力系統、203 …電源。
圧器、101 ，102 ，103 …変換器、201 …母線、202 …
電力系統、203 …電源。
Claims (1)
- 【請求項１】 電力系に接続される少なくとも１台がス
ター−デルタ接続の複数台の変換器用変圧器と、前記複
数の変換器用変圧器の一次側中性点を連結する中性点接
続線と、前記複数の変換器用変圧器の二次側に接続され
る変換器とを具備することを特徴とする電力変換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6048096A JPH07264857A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 電力変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6048096A JPH07264857A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 電力変換装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07264857A true JPH07264857A (ja) | 1995-10-13 |
Family
ID=12793791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6048096A Pending JPH07264857A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 電力変換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07264857A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008533958A (ja) * | 2005-03-09 | 2008-08-21 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | １２パルス高圧直流送電 |
-
1994
- 1994-03-18 JP JP6048096A patent/JPH07264857A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008533958A (ja) * | 2005-03-09 | 2008-08-21 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | １２パルス高圧直流送電 |
| JP4812829B2 (ja) * | 2005-03-09 | 2011-11-09 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | １２パルス高圧直流送電 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |