JPH07264563A - 蓄積映像・音声伝送方法とその装置 - Google Patents

蓄積映像・音声伝送方法とその装置

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JPH07264563A
JPH07264563A JP6050932A JP5093294A JPH07264563A JP H07264563 A JPH07264563 A JP H07264563A JP 6050932 A JP6050932 A JP 6050932A JP 5093294 A JP5093294 A JP 5093294A JP H07264563 A JPH07264563 A JP H07264563A
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JP
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video
rate
audio
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transmission
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Application number
JP6050932A
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English (en)
Inventor
Tsuyoshi Fujimoto
強 藤本
Kenji Akiyama
健二 秋山
Hisashi Ibaraki
久 茨木
Yoshio Nakano
愼夫 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蓄積映像・音声伝送により伝送される高レー
ト映像・音声の再生開始までにかかる時間を短縮でき、
高レート映像・音声入手のための要求を即時にできる利
便性の高い蓄積映像・音声伝送装置を実現する。 【構成】 低レート映像・音声伝送中に、受信装置30
1の高品質映像要求部318から通信回線37を介して
送信装置300へ高品質映像・音声を要求する。この要
求を受けて送信装置300は、映像切替部34により伝
送中の低レート映像・音声伝送を一旦終了し、蓄積装置
33に蓄積している高レート映像・音声の伝送を行う。
この映像切替部34は、再度の切り替え要求や高レート
映像・音声伝送終了後に自動的に低レート映像・音声伝
送を再開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信回線を介して互い
に接続された送信装置と受信装置から構成され、通信回
線の伝送速度よりも高いレートで符号化された映像・音
声符号化データを伝送する蓄積映像・音声伝送装置にお
いて、低レート映像・音声伝送と高レート映像・音声伝
送を切り替える蓄積映像・音声伝送方法とその装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、低レート映像・音声伝送と高レー
ト映像・音声伝送とを瞬時に切り替えたり、或いは低レ
ート映像・音声伝送中に使用している通信回線容量の一
部分を使用して高レート映像・音声伝送を行ったりする
蓄積映像・音声伝送装置は存在していなかった。
【0003】また、従来の蓄積映像・音声伝送装置にお
いては、伝送中に今伝送されている映像を表示して確認
することはできず、一旦蓄積が終了してから再生・表示
して映像を確認することしかできなかった。例えば、K
DDの商品Vase.1では、2〜3Mb/sで映像を
符号化し、音声と共に64Kb/sで伝送することによ
り蓄積映像・音声伝送を行っている。Vase.1にお
いては、伝送中には映像を表示することはできず、伝送
終了後に符号化と同じレートでの映像復号化、表示が可
能であるにすぎなかった。また、MPEG(ムービング
ピクチャ エキスパーツ グループ)1などの符号化
方式による蓄積映像符号化・復号化装置、音声符号化・
復号化装置、データ通信装置を組み合わせて蓄積映像・
音声伝送装置を構成した場合においても、一旦蓄積が終
了するまで伝送中の映像を確認することはできなかっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の蓄積映像・音声伝送装置においては、低レート映像・
音声伝送と高レート映像・音声伝送で、同一の通信回線
を使用し、これらの映像・音声伝送を瞬時に切り替え
て、映像・音声を伝送する装置はなかった。このため、
低レート映像・音声伝送中に高レート映像・音声伝送を
要求することができず、低レート映像・音声伝送終了後
に改めて高レート映像・音声伝送を要求していた。この
結果、高レート映像・音声入手のための要求を即時に行
うことができないこと、低レート映像・音声伝送に要す
る時間と高レート映像伝送に要する時間の合計時間後に
初めて高レート映像・音声を再生することが可能になる
ことなど、利便性が損なわれていた。
【0005】また、従来の蓄積映像・音声伝送装置で
は、一旦符号化データの伝送・蓄積が終了するまで蓄積
映像・音声の内容を再生することができなかったため、
伝送中に映像・音声が正しいことを確認することができ
ず、伝送中の映像・音声が間違えていた場合、伝送が終
了するまで間違えていたことを確認することができなか
った。また、伝送中に映像・音声を再生することができ
なかったため、伝送がどこまで進んだかを伝送中に知る
方法がなかった。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、その目的は、低レート映像・音声伝
送中に高レート映像・音声伝送のための要求を可能にす
ることにより、蓄積映像・音声伝送により伝送される高
レート映像・音声の再生開始までにかかる時間の短縮、
高レート映像・音声入手のための要求を即時に行うこと
ができることによる利便性の高い蓄積映像・音声伝送装
置を実現することにある。また、蓄積映像・音声伝送中
に伝送されている映像・音声を再生することにより、蓄
積映像・音声伝送している映像・音声を確認するための
手段を提供する蓄積映像・音声伝送装置を実現すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明では、通信回線を介して符号化した
映像・音声データを伝送する蓄積映像・音声伝送方法に
おいて、受信側から送信側に対して低レート符号化した
映像・音声データと少なくとも高レート符号化した映像
データを含む映像・音声データの切り替え要求を発し得
るようにし、送信側が前記切り替え要求に応じて前記低
レート符号化した映像・音声データの伝送と前記高レー
ト符号化した映像データを含む映像・音声データの伝送
を切り替えることとした。
【0008】また、請求項2の発明では、通信回線を介
して互いに接続された送信装置と受信装置から構成され
る蓄積映像・音声伝送装置において、受信装置に、受信
した符号化データを蓄積する蓄積手段と、該受信したも
しくは該蓄積した符号化データの映像・音声多重分離手
段と、低レート映像復号化手段と、低レート音声復号化
手段と、高レート映像復号化手段と、送信装置の低レー
ト映像符号化手段ならびに低レート音声符号化手段によ
って符号化した符号化データと高レート映像符号化手段
ならびに前記低レート音声符号化手段によって符号化し
た符号化データとの切り替えを要求する手段と、を有
し、送信装置に、前記低レート映像符号化手段と、前記
低レート音声符号化手段と、前記高レート映像符号化手
段と、それらによる符号化データを多重化する映像・音
声多重化手段と、該多重化された符号化データを蓄積す
る蓄積手段と、前記低レート映像符号化手段ならびに前
記低レート音声符号化手段によって符号化したもしくは
該符号化し前記蓄積した符号化データと前記高レート映
像符号化手段と前記低レート音声符号化手段によって符
号化し前記蓄積した符号化データを前記受信装置の切り
替え要求手段からの要求に応じて切り替えて伝送する手
段と、を有する構成とした。
【0009】また、請求項3の発明では、上記構成の装
置において、受信装置が、低レート映像復号化手段の他
に高レート音声復号化手段を有し、該受信装置における
切り替えを要求する手段が、送信装置の低レート映像符
号化手段ならびに低レート音声符号化手段によって符号
化した符号化データと高レート映像符号化手段ならびに
高レート音声符号化手段によって符号化した符号化デー
タとの切り替えを要求するものであり、送信装置が、低
レート音声符号化手段の他に高レート音声符号化手段を
有し、該送信装置における要求に応じて切り替えて伝送
する手段が、低レート映像符号化手段ならびに前記低レ
ート音声符号化手段によって符号化したもしくは該符号
化し蓄積した符号化データと高レート映像符号化手段な
らびに前記高レート音声符号化手段によって符号化し蓄
積した符号化データを前記切り替えを要求する手段から
の要求に応じて切り替えて伝送するものとした。
【0010】また、請求項4の発明では、上記構成の装
置において、受信装置に、受信中の映像を表示する手段
を有することとし、具体的には、請求項5の発明に示す
ように、受信中の映像を表示する手段として、一映像フ
レームを検出する手段と、該検出した一映像フレームを
前記検出する手段が次の一映像フレームを検出するまで
保持する手段とを有し、該保持する手段の映像フレーム
を表示するものとした。
【0011】さらに、請求項6の発明では、上記請求項
4の装置構成において、受信装置に、受信した符号化デ
ータの蓄積と同時にすでに受信し蓄積した符号化データ
の読み出しが可能な蓄積手段を備え、前記受信し蓄積し
た高レート映像符号化手段によって符号化した符号化デ
ータを同一のレートで再生する手段と、スロー再生する
手段と、早送り再生する手段のうち、一以上の手段を有
するものとし、具体的には、請求項7の発明に示すよう
に、符号化データを同一のレートで再生する手段と、ス
ロー再生する手段と、早送り再生する手段とが、蓄積手
段に蓄積した映像フレームを識別して、順次再生した
り、数個おきに再生したり、同じ映像フレームを数回連
続して再生したりするものとした。
【0012】
【作用】請求項1の発明では、受信側の要求に応じて、
送信側が低レート符号化した映像・音声符号化データ
と、少なくとも高レート符号化した映像データを含む映
像・音声符号化データを切り替えて伝送することによ
り、蓄積映像伝送により伝送される高レート映像・音声
の表示開始までにかかる時間の短縮、高レート映像・音
声入手のための要求の即時化を実現し、伝送中の映像の
確認、高レート映像の表示開始までの時間がかかるとい
った従来の蓄積映像・音声伝送装置の有している問題点
を解決する。
【0013】請求項2の発明では、受信装置に上記の切
り替えを要求する手段を設けて、その要求を送信装置に
発し得るようにし、送信装置には、少なくとも高レート
符号化した映像データを含む映像・音声符号化データを
蓄積する手段に蓄積しておいて、上記の要求に応じて低
レート符号化した映像・音声符号化データと、少なくと
も高レート符号化した映像データを含む映像・音声符号
化データを切り替えて当該受信装置に伝送することで、
上記の伝送方法を実現する装置を提供する。
【0014】請求項3の発明では、上記の請求項2の発
明の装置において、送信装置が高レート符号化で映像デ
ータを符号化する際、音声データも高レート符号化する
ことにより、受信装置側において高品質の映像とともに
高品質の音声を入手可能にする。
【0015】請求項4および請求項5の発明では、例え
ば、受信装置において、高レート符号化した映像符号化
データの一映像フレームを検出する毎に表示を行うこと
で、伝送中の映像をスローモーションとして再生するこ
とにより、蓄積映像伝送中には映像内容の確認ができな
いという従来の蓄積映像・音声伝送装置の有している問
題点を解決する。
【0016】請求項6および請求項7の発明では、受信
装置において、受信中の映像・音声符号化データを蓄積
手段に蓄積すると同時に、すでに受信し蓄積した映像デ
ータについて、高レート符号化と同一レートで、例え
ば、順次再生、数個おきの再生、重複再生を行うことに
より、その時点での伝送終了部分の映像の通常速度での
再生、早送り再生、スロー再生を可能にして利便性を増
す。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照して詳
細に説明する。
【0018】<実施例1>まず、本発明の実施例におけ
る映像符号化データの構成例を示す。
【0019】図1はその映像符号化データの構成図であ
る。図1において、11はピクチャヘッダ、12はフレ
ームデータ、即ち符号化された一映像フレームの符号化
データである。映像符号化データにおいて、一映像フレ
ームはピクチャヘッダ11により識別することができ
る。
【0020】図2に伝送フレームの構成図を示す。図2
において、21は複数の映像フレームを含む伝送フレー
ム、22はBAS符号、23はサブチャネルである。図
2は、CCITT勧告のH.221の伝送フレーム構成
である。映像符号化された信号は、伝送時には図2の伝
送フレーム21を単位として伝送される。各伝送フレー
ム21にはBAS(Bit Allocation S
ignal)符号22がある。BAS符号を用いること
により、映像信号、音声信号に割り当てる通信回線容量
を切り替えるなど、マルチメディア多重構造を変更する
ことができる。
【0021】図3に本発明の実施例1のブロック構成図
を示す。本実施例1は、通信回線を介して符号化した映
像・音声データを伝送する場合において、受信側から送
信側に対して低レート符号化した映像・音声データと高
レート符号化した映像・音声データの切り替え要求を発
し得るようにし、送信側が前記切り替え要求に応じて低
レート符号化と高レート符号化を切り替える蓄積映像・
音声伝送方法を実現するための構成を示している。
【0022】図において、300は送信装置、301は
受信装置、37はそれらを互いに接続する通信回線であ
る。送信装置300を構成するものとして、31は高レ
ート映像符号化部、32は低レート映像符号化部、33
は送信側蓄積装置、34は映像切替部、35はマルチメ
ディア(MM)多重化部、36は送信側通信制御部、3
19は音声符号化部、320はマルチメディア多重化部
である。また、受信装置301を構成するものとして、
38は受信側通信制御部、39はマルチメディア多重分
離部、310は受信側蓄積装置、311はスイッチ、3
12はピクチャヘッダ検出部、313はバッファ、31
4は映像復号化部、315はフレームメモリ、316は
再生速度制御部、317はピクチャヘッダ管理部、31
8は高品質映像要求部、312は音声復号化部である。
【0023】なお、図3の構成には、後記する他の実施
例を実施するための構成も含まれており、以下の実施例
1の説明ではそれらの説明を除く。
【0024】本実施例1では、送信装置300と受信装
置301の双方の通信制御部に映像・音声の他に、例え
ばH.221のLSD(Low Speed Dat
a)によりデータを伝送する機能を持たせ、受信装置3
01に送信装置300へ低レート映像・音声伝送と高レ
ート映像・音声伝送とを切り替えることを要求する高品
質映像要求部321を設けて、その要求を上記H.22
1のLSDで伝送可能とする。送信装置300には、こ
の要求を受け取った場合に、カメラから入力した映像を
順次低レートで符号化している映像符号化データ、或い
は、送信側蓄積装置33に蓄積している低レート映像符
号化データの伝送を一旦終了して、蓄積装置33に蓄積
している高レート映像・音声符号化データの伝送に切り
替える映像切替部34を設ける。また、この映像切替部
34に、受信装置301から再度低レート映像・音声伝
送と高レート映像・音声伝送とを切り替える要求がなさ
れるか、もしくは高レート映像・音声符号化データの伝
送終了後に、自動的に低レート映像・音声符号化データ
の伝送を再開する機能を持たせる。
【0025】図3を用いて本発明の実施例1の動作を説
明する。本実施例1では、低レート映像・音声伝送中
に、送信装置300、受信装置301のデータ通信機能
により、受信装置301から送信装置300へ高品質映
像・音声を伝送するための高レート映像・音声伝送への
切理替えを要求する。この要求が受信装置301から送
信装置300になされた場合、伝送中の低レート映像・
音声伝送を一旦終了し、高レート映像・音声伝送を行
う。再度切り替え要求があるか、もしくは高レート映像
・音声伝送終了後に自動的に低レート映像・音声伝送を
再開する。低レート映像・音声伝送と高レート映像・音
声伝送の切り替えは、送信装置300から送出されるB
AS(Bit Allocation Signal)
符号により行われる。以下、上記の動作について詳しく
説明する。
【0026】低レート映像符号化された映像符号化デー
タは、情報量が少ないため、元の映像信号が例えば10
秒間であれば、伝送自体に要する時間も10秒間で済
む。
【0027】図略のカメラから入力した映像を直接伝送
する場合には、低レート符号化部32で符号化した映像
符号化データと音声符号化部319で符号化した音声符
号化データをマルチメディア多重化部35でマルチメデ
ィア多重化し、映像切替部34、通信制御部36を介し
て伝送する。一方、予め映像を蓄積しておいて伝送する
場合には、送信装置300では、まず同じ映像を高レー
ト映像符号化部31で符号化した映像符号化データと、
低レート映像符号化部32で符号化した映像符号化デー
タを、音声符号化部319で符号化された音声符号化デ
ータとマルチメディア多重化部35,320で多重化
し、送信側蓄積装置33に格納しておく。低レート映像
符号化された映像符号化データを伝送する場合には、送
信側蓄積装置33から低レート映像符号化された映像符
号化データを含むマルチメディア多重データが再生さ
れ、映像切替部34を介して、通信制御部36に転送さ
れる。このマルチメディア多重データは、送信側通信制
御部36、通信回線37、受信側通信制御部38を介し
て転送された後、受信側蓄積装置310に蓄積されると
同時に、受信側蓄積装置310からスイッチ311を通
してマルチメディア多重分離部39に転送される。マル
チメディア多重分離された音声符号化データは、音声復
号化部321で復号化される。映像符号化データはバッ
ファ313へ転送され、映像復号化部314で復号化さ
れてフレームメモリ315に保持され、図略のディスプ
レイに表示される。この時、伝送速度と低レート符号化
レートが同じであるため、原映像信号と同じ時間間隔で
再生・表示が行われる。
【0028】次に、上記低レート映像符号化された映像
符号化データの伝送中に、高品質映像を要求する場合の
動作について説明する。低レート映像符号化された映像
符号化データの伝送中に高品質映像を入手するときに
は、受信装置301で高品質映像要求部318から要求
を受信側通信制御部38、通信回線37を介して送信装
置に要求する。この要求は、前述したように例えばCC
ITT勧告のH.221のLSD(Low Speed
Data)を用いて伝送することができる。この要求
は、映像フレーム伝送とは無関係に伝送される。
【0029】送信装置300では、高品質映像の要求を
受けると、送信側通信制御部36によりその要求を映像
切替部34へ転送する。映像切替部34は、低レート符
号化部32と音声符号化部319により符号化され、マ
ルチメディア多重化部320で多重化されたマルチメデ
ィア多重データ、もしくは送信側蓄積装置33の低レー
ト映像符号化されたマルチメディア多重データの現在転
送中の映像フレームの転送が終了した後、高レート映像
符号化されたマルチメディア多重データを再生してその
伝送を開始する。高レート映像符号化されたマルチメデ
ィア多重データへの切り替えは、図2の伝送フレーム構
成のBAS符号22により行う。
【0030】受信装置301では、受信側通信制御部3
8によりBAS符号22が検知されると、再生速度制御
部316、ピクチャヘッダ管理部317に高レート映像
符号化された映像符号化データの伝送になったことを通
知する。ピクチャヘッダ管理部317では、低レート映
像符号化された映像符号化データと、高レート映像符号
化された映像符号化データを区別し、管理する。
【0031】高レート映像符号化された映像符号化デー
タの伝送終了後には、カメラから入力した映像を低レー
ト映像符号化していた場合には、自動的に低レート映像
符号化された映像符号化データの伝送を再開する。
【0032】なお、高レート映像符号化された映像符号
化データ伝送中に、再生速度制御部316から再生速度
を指示し、ピクチャヘッダ管理部317により再生を行
う映像フレームを制御する事により、高レート映像符号
化された映像符号化データ伝送中にその映像を表示する
ことができる。詳しくは、実施例3で述べる。
【0033】<実施例2>図4は、本発明の実施例2の
ブロック構成図である。本実施例2は、高レート映像符
号化された映像符号化データ伝送中に、受信装置におい
て受信中の高レート映像符号化された映像を表示する実
施例である。
【0034】図4において、400は送信装置、401
は受信装置、44はそれらを互いに接続する通信回線で
ある。送信装置400を構成するものとして、41は映
像符号化部、42は送信側蓄積装置、43はマルチメデ
ィア多重化部、411は音声符号化部である。また、受
信装置401を構成するものとして、45はマルチメデ
ィア多重分離部、46は受信側蓄積装置、47はピクチ
ャヘッダ検出部、48はバッファ、49は映像復号化
部、410はフレームメモリ、412は音声復号化部で
ある。なお、図4では、本実施例の動作説明に必要な構
成要素のみを示してあり、通信制御部等は省略してあ
る。
【0035】図4を用いて本発明の実施例2の動作を説
明する。本実施例2は、高レート映像・音声伝送中に、
受信装置において受信中の高レート映像符号化された映
像を表示するために、送信装置400では映像符号化デ
ータのフレームの先頭を表す印、ピクチャヘッダをつけ
る。受信装置401ではピクチャヘッダを受信する毎に
映像符号化データの復号化を行い伝送中の映像を表示す
る。表示した映像を、その次の映像フレームを表すピク
チャヘッダが受信されるまで、保持することにより蓄積
映像・音声伝送中に伝送している映像をスローモーショ
ンとして表示することができ、伝送中に映像内容の確認
を行うことができる。以下、その動作を詳しく述べる。
【0036】送信装置400では、映像符号部41で符
号化した映像符号化データと音声符号化部411で符号
化した音声符号化データをマルチメディア多重化部43
で多重化し、一旦送信側蓄積装置42に蓄積し、通信回
線44を介して受信装置401へ伝送する。
【0037】受信装置401では、通信回線44を介し
て伝送されてきたマルチメディア多重データを受信側蓄
積装置46に蓄積すると同時に、ピクチャヘッダ検出部
47により、ピクチャヘッダ11の存否を判定する。ま
た、これらと並行してバッファ48にフレームデータ1
2(映像符号化データ)を蓄える。映像符号化データに
おいて、映像フレームは図1のピクチャヘッダ11によ
り識別することができ、蓄積映像伝送の際に映像復号化
を行う前に映像信号の同期を確立することができる。ピ
クチャヘッダ11がピクチャヘッダ検出部47で検出さ
れた場合、マルチメディア多重分離部45により映像符
号化データと音声符号化データに分離された後、一映像
フレームに相当する図1のフレームデータ12(映像符
号化データ)がバッファ48から映像復号化部49に転
送され復号化される。この復号化された映像フレームは
フレームメモリ410に転送され、図略のディスプレイ
に表示される。フレームメモリ410は、次のピクチャ
ヘッダがピクチャヘッダ検出部47で検出されるまで、
現在の映像を保持している。音声符号化データは音声復
号化部412で復号化される。
【0038】このように受信装置401では、映像・音
声符号化データからピクチャヘッダを検出する毎に、そ
れまでバッファ48に蓄えられていた映像符号化データ
を映像復号化する。この復号化された映像フレームは即
ち現在伝送中の映像であり、これはフレームメモリ41
0に転送され、次の映像フレームが復号化されるまでの
間保持されてディスプレイに表示されるので、伝送中の
映像の内容を受信装置401で確認しながら伝送するこ
とが可能となる。
【0039】上記のピクチャヘッダは、映像符号化レー
トに対応した間隔毎に現れる。一方、伝送速度は低いの
でピクチャヘッダが現れる間隔はもとの映像フレームの
時間間隔よりも広くなるため、伝送中の映像はスローモ
ーションとして表示されることになる。例えば、映像符
号化部41の符号化レートが2Mb/sであり毎秒30
フレームの映像を伝送する場合、通信回線44の伝送速
度が128Kb/sとすると、一映像フレームあたりの
情報量は66.7Kビットとなり、0.52秒毎にフレ
ームメモリ210に保持されている映像が更新されるこ
とになる。即ち、15.6分の1倍速のスローモーショ
ンで、蓄積映像伝送中の映像を、受信側蓄積装置46に
蓄積すると同時にフレームメモリ410に保持し、表示
することができる。もちろん、蓄積が終了した後には、
受信側蓄積装置46に蓄積した映像符号化データを映像
復号化部49で復号化することも可能であることは言う
までもない。
【0040】<実施例3>図5は、本発明の実施例3の
ブロック構成図である。本実施例3は、高レート符号化
された映像を伝送中に、受信装置においてその時点まで
に受信した高レート映像符号化データを再生、もしくは
早送り再生、もしくはスロー再生する実施例である。
【0041】図5において、500は送信装置、501
は受信装置、54はそれらを互いに接続する通信回線で
ある。送信装置500を構成するものとして、51は映
像符号化部、52は送信側蓄積装置、53はマルチメデ
ィア多重化部、514は音声符号化部である。また、受
信装置501を構成するものとして、55はマルチメデ
ィア復号化部、56は受信側蓄積装置、57はピクチャ
ヘッダ検出部、58はバッファ、59は映像復号化部、
510はフレームメモリ、511はピクチャヘッダ管理
部、512は再生速度制御部、513はスイッチ、51
5は音声復号化部である。なお、図5でも、本実施例3
の動作説明に必要な構成要素のみを示してあり、通信制
御部等は省略してある。
【0042】本実施例3では、高レート符号化された映
像を伝送中に、受信装置501においてその時点までに
受信した高レート映像符号化データを通常速度での再
生、早送り再生、スロー再生するために、受信装置50
1に映像・音声符号化データを蓄積及び再生が同時に行
える蓄積装置56を設け、それにより高レート映像符号
化データを蓄積する。また、本実施例3では、受信装置
501において、再生速度制御部512に、通常速度で
の再生、早送り再生、スロー再生を制御する機能を持た
せ、ピクチャヘッダ管理部511に、再生速度制御部5
12の制御によって、受信側蓄積装置56から通常速度
で映像符号化データを再生する機能のほかに、早送り再
生のためにピクチャヘッダを数個おきに映像符号化デー
タを再生する機能、スロー再生のために同じピクチャヘ
ッダに対応した映像符号化データを数回連続して再生す
る機能を持たせる。
【0043】図5を用いて本発明の実施例3の動作を説
明する。本実施例3では、蓄積映像・音声伝送を行って
いる途中に、受信装置501での指示により、蓄積動作
を継続しながらその時点まで蓄積手段に蓄積されている
映像音声符号化データを符号化時の符号化レートで復号
化することにより通常速度での再生を行い、また、その
際にピクチャヘッダを管理することにより早送り再生や
スロー再生を行う。この動作は送信装置500には関係
なく、受信装置501のみで行う。この時には、伝送さ
れてくる映像・音声符号化データは受信側蓄積装置56
に蓄積されるのみであり、上記実施例2の動作は行わな
い。その代わりに、復号化動作を受信側蓄積装置56か
ら再生した映像・音声符号化データを用いて行う。早送
り再生動作は、蓄積装置56の数個おきのピクチャヘッ
ダに対応した符号化データを再生することにより実現す
る。一方、スロー再生は、同じピクチャヘッダに対応し
た符号化データを数回連続して再生することにより実現
する。これらの動作は受信中に可能であるのみならず、
受信終了後にも同様の操作が可能であることは、明らか
である。以下、上記の動作を詳しく説明する。
【0044】蓄積映像伝送中にスローモーションとして
伝送中の映像を表示するための動作は、スイッチ513
がマルチメディア多重分離部55からの映像符号化デー
タをバッファ58へ転送するように再生速度制御部51
2により設定することにより、実施例2と同様に可能で
ある。
【0045】本実施例3では、上記実施例2の受信中映
像表示を終了し、蓄積映像伝送を行っている途中に、受
信装置501でその時点まで受信側蓄積装置56に蓄積
されているマルチメディア多重データを、ピクチャヘッ
ダを管理して符号化時の符号化レートで復号化する事に
より、通常速度での再生、任意可変速度での再生(早送
り、スロー再生)を行う。この動作は送信装置500に
は関係なく、受信装置501側のみで行う。この動作時
には、通信回線54を介して伝送されてくるマルチメデ
ィア多重データは受信側蓄積装置56に蓄積される。マ
ルチメディア多重分離部55で分離した後、映像符号化
データについては、スイッチ513は再生速度制御部5
12により、受信側蓄積装置56、マルチメディア多重
分離部55から出力される映像符号化データのみをバッ
ファ58に転送するように設定されるので、伝送中映像
のスローモーション表示は行わない。
【0046】通常速度での再生時は、再生速度制御部5
12により、ピクチャヘッダ管理部511を、連続的に
マルチメディア多重データを受信側蓄積装置56から再
生するように制御する。受信側蓄積装置56から再生さ
れ、マルチメディア多重分離部で分離された映像符号化
データはスイッチ513によりバッファ58に転送さ
れ、映像復号化部59で映像信号に復号化され、フレー
ムメモリ510に転送される。音声符号化データはマル
チメディア分離された後、音声復号化部515で復号化
される。
【0047】早送り再生時には、再生速度制御部512
は、ピクチャヘッダ管理部511を、例えば2つおき、
3つおきといった間隔で図1のフレームデータ12(映
像符号化データ)を受信側蓄積装置56から出力するよ
うに制御する。スイッチ513以後の動作は通常速度で
の再生時と同様である。
【0048】スロー再生時には、再生速度制御部512
は、ピクチャヘッダ管理部511を、受信側蓄積装置5
6からのマルチメディア多重データの出力が、例えば5
/30秒に1フレームといった、間欠的に行われるよう
に制御する。受信側蓄積装置56から出力されたマルチ
メディア多重データはマルチメディア多重分離部55で
分離され、スイッチ513によりバッファ58に転送さ
れる。映像復号化部59で復号化された映像信号はフレ
ームメモリ510に転送される。次の映像フレームを復
号化・表示するタイミングは、再生速度制御部512に
より制御され、フレームメモリ510は次の映像信号が
復号化されるまで、現在の映像信号を保持している。
【0049】上記の通常速度、可変速度での再生は、蓄
積映像伝送中のみならず、伝送終了後においても実行可
能であることは先にも述べた通りである。
【0050】なお、以上の実施例では、高レート符号化
した映像データとともに伝送する音声データとして低レ
ート符号化した音声データを用いる例を示したが、送信
装置に低レート音声符号化手段(例えば、図1の音声符
号化部319)とは別に高レート音声符号化手段を設
け、これにより高レート符号化した音声データを高レー
ト符号化した映像データと多重化する音声データとして
も良い。この場合、受信側では、高品質な映像とともに
高品質な音声が入手可能になる。
【0051】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
蓄積映像・音声伝送方法とその装置は、低レート映像・
音声伝送中に少なくとも高レート映像を含む映像・音声
伝送のための要求を可能とし、この時、低レート映像・
音声伝送を一旦終了し少なくとも高レート映像を含む映
像・音声伝送を行うので、蓄積映像・音声伝送により伝
送される高レート映像の表示開始までにかかる時間を短
縮することができるとともに、高レート映像入手のため
の要求を即時に行うことができ、利便性の高い蓄積映像
伝送を実現することができる。
【0052】また、請求項3の発明によれば、特に、受
信側の切り替えの要求に応じて高レート映像とともに高
レート音声を伝送することが可能である。すなわち、受
信側において、高品質な映像とともに、高品質な音声を
入手できる。
【0053】また、請求項4の発明によれば、特に、蓄
積映像・音声伝送中に伝送している映像をスローモーシ
ョンとして表示することができ、伝送中に映像内容の確
認を行うことができる。
【0054】また、請求項5の発明によれば、特に、符
号化データの各映像フレームを受信する毎に符号化デー
タの復号化を行いその映像を次の映像フレームの受信ま
で保持して伝送中の映像を表示するので、容易に伝送中
の映像表示ができる。
【0055】また、請求項6の発明によれば、特に、受
信中の映像データの蓄積を継続しながら、その時点まで
に蓄積されている映像部分の通常速度での再生、早送り
再生、スロー再生を行うことができる。これにより、従
来の蓄積映像・音声伝送装置のように一旦蓄積が終了す
るまで内容を表示・確認することができないといった不
具合や、伝送がどこまで進んだかを映像で確認すること
ができないといった不都合がなくなり、蓄積映像・音声
伝送中に伝送されている映像を表示することができるよ
うになる。
【0056】さらに、請求項7の発明によれば、特に、
上記の通常速度での再生、早送り再生、スロー再生が容
易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における映像符号化データの構
成例を示す図
【図2】本発明の実施例における伝送フレームの構成例
を示す図
【図3】本発明の実施例1のブロック構成図
【図4】本発明の実施例2のブロック構成図
【図5】本発明の実施例3のブロック構成図
【符号の説明】
11…ピクチャヘッダ 12…フレームデータ 21…伝送フレーム 22…BAS符号 23…サブチャネル 31…高レート映像符号化部 32…低レート映像符号化部 33…送信側蓄積装置 34…映像切替部 35…マルチメディア多重化部 36…送信側通信制御部 37…通信回線 38…受信側通信制御部 39…マルチメディア多重分離部 310…受信側蓄積装置 311…スイッチ 312…ピクチャヘッダ検出部 313…バッファ 314…映像復号化部 315…フレームメモリ 316…再生速度制御部 317…ピクチャヘッダ管理部 318…高品質映像要求部 319…音声符号化部 320…音声復号化部 41…映像符号化部 42…送信側蓄積装置 43…マルチメディア多重化部 44…通信回線 45…マルチメディア多重分離部 46…受信側蓄積装置 47…ピクチャヘッダ検出部 48…バッファ 49…映像復号化部 410…フレームメモリ 411…音声符号化部 412…音声復号化部 51…映像符号化部 52…送信側蓄積装置 53…マルチメディア多重化部 54…通信回線 55…マルチメディア多重分離部 56…受信側蓄積装置 57…ピクチャヘッダ検出部 58…バッファ 59…映像復号化部 510…フレームメモリ 511…ピクチャヘッダ管理部 512…再生速度制御部 513…スイッチ 514…音声符号化部 515…音声復号化部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 愼夫 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介して符号化した映像・音声
    データを伝送する蓄積映像・音声伝送方法において、 受信側から送信側に対して低レート符号化した映像・音
    声データと少なくとも高レート符号化した映像データを
    含む映像・音声データの切り替え要求を発し得るように
    し、 送信側が前記切り替え要求に応じて前記低レート符号化
    した映像・音声データの伝送と前記高レート符号化した
    映像データを含む映像・音声データの伝送を切り替える
    ことを特徴とする蓄積映像・音声伝送方法。
  2. 【請求項2】 通信回線を介して互いに接続された送信
    装置と受信装置から構成される蓄積映像・音声伝送装置
    において、 受信装置に、受信した符号化データを蓄積する蓄積手段
    と、該受信したもしくは該蓄積した符号化データの映像
    ・音声多重分離手段と、低レート映像復号化手段と、低
    レート音声復号化手段と、高レート映像復号化手段と、
    送信装置の低レート映像符号化手段ならびに低レート音
    声符号化手段によって符号化した符号化データと高レー
    ト映像符号化手段ならびに前記低レート音声符号化手段
    によって符号化した符号化データとの切り替えを要求す
    る手段と、を有し、 送信装置に、前記低レート映像符号化手段と、前記低レ
    ート音声符号化手段と、前記高レート映像符号化手段
    と、それらによる符号化データを多重化する映像・音声
    多重化手段と、該多重化された符号化データを蓄積する
    蓄積手段と、前記低レート映像符号化手段ならびに前記
    低レート音声符号化手段によって符号化したもしくは該
    符号化し前記蓄積した符号化データと前記高レート映像
    符号化手段と前記低レート音声符号化手段によって符号
    化し前記蓄積した符号化データを前記受信装置の切り替
    え要求手段からの要求に応じて切り替えて伝送する手段
    と、を有することを特徴とする蓄積映像・音声伝送装
    置。
  3. 【請求項3】 受信装置が、低レート映像復号化手段の
    他に高レート音声復号化手段を有し、該受信装置におけ
    る切り替えを要求する手段が、送信装置の低レート映像
    符号化手段ならびに低レート音声符号化手段によって符
    号化した符号化データと高レート映像符号化手段ならび
    に高レート音声符号化手段によって符号化した符号化デ
    ータとの切り替えを要求するものであり、 送信装置が、低レート音声符号化手段の他に高レート音
    声符号化手段を有し、該送信装置における要求に応じて
    切り替えて伝送する手段が、低レート映像符号化手段な
    らびに前記低レート音声符号化手段によって符号化した
    もしくは該符号化し蓄積した符号化データと高レート映
    像符号化手段ならびに前記高レート音声符号化手段によ
    って符号化し蓄積した符号化データを前記切り替えを要
    求する手段からの要求に応じて切り替えて伝送するもの
    であることを特徴とする請求項2記載の蓄積映像・音声
    伝送装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3記載の蓄積映像
    ・音声伝送装置において、受信装置に、受信中の映像を
    表示する手段を有することを特徴とする蓄積映像・音声
    伝送装置。
  5. 【請求項5】 受信中の映像を表示する手段が、一映像
    フレームを検出する手段と、該検出した一映像フレーム
    を前記検出する手段が次の一映像フレームを検出するま
    で保持する手段とを有し、該保持する手段の映像フレー
    ムを表示するものであることを特徴とする請求項4記載
    の蓄積映像・音声伝送装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の蓄積映像・音声伝送装置
    において、受信装置に、受信した符号化データの蓄積と
    同時にすでに受信し蓄積した符号化データの読み出しが
    可能な蓄積手段を備え、前記受信し蓄積した高レート映
    像符号化手段によって符号化した符号化データを同一の
    レートで再生する手段と、スロー再生する手段と、早送
    り再生する手段のうち、一以上の手段を有することを特
    徴とする蓄積映像・音声伝送装置。
  7. 【請求項7】 符号化データを同一のレートで再生する
    手段と、スロー再生する手段と、早送り再生する手段と
    が、蓄積手段に蓄積した映像フレームを識別して、順次
    再生したり、数個おきに再生したり、同じ映像フレーム
    を数回連続して再生したりするものであることを特徴と
    する請求項6記載の蓄積映像・音声伝送装置。
JP6050932A 1994-03-23 1994-03-23 蓄積映像・音声伝送方法とその装置 Pending JPH07264563A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6931658B1 (en) 1999-10-26 2005-08-16 Fujitsu Limited Image on-demand transmitting device and a method thereof
JP2013062798A (ja) * 2006-11-25 2013-04-04 Qualcomm Inc エアリンク使用の効率化をもたらす適応的マルチメディアダウンロードのためのシステムおよび方法

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