JPH07264538A - ビデオテープレコーダ - Google Patents
ビデオテープレコーダInfo
- Publication number
- JPH07264538A JPH07264538A JP6048315A JP4831594A JPH07264538A JP H07264538 A JPH07264538 A JP H07264538A JP 6048315 A JP6048315 A JP 6048315A JP 4831594 A JP4831594 A JP 4831594A JP H07264538 A JPH07264538 A JP H07264538A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- aspect ratio
- screen
- circuit
- recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Picture Signal Circuits (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Television Systems (AREA)
- Details Of Television Scanning (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】記録/再生中の映像信号のアスペクト比が横長
か否かを,ユーザがアスペクト変換後の信号をモニタし
ながら直感的に分かるようにする. 【構成】ワイドフラグの重畳/検知手段とモニタ上への
アスペクト比情報の表示手段を設ける. 【効果】ワイドフラグによる情報を用いて,モニタ上で
アスペクト変換した信号とする前の信号の情報を同時に
表示できるので,ユーザが記録/再生中の映像信号のア
スペクト比について困惑することがない.
か否かを,ユーザがアスペクト変換後の信号をモニタし
ながら直感的に分かるようにする. 【構成】ワイドフラグの重畳/検知手段とモニタ上への
アスペクト比情報の表示手段を設ける. 【効果】ワイドフラグによる情報を用いて,モニタ上で
アスペクト変換した信号とする前の信号の情報を同時に
表示できるので,ユーザが記録/再生中の映像信号のア
スペクト比について困惑することがない.
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオテープレコーダ
(VTR)に関し,画面のアスペクト比が従来のそれと
は異なるテレビジョン信号を処理する装置に係わる.
(VTR)に関し,画面のアスペクト比が従来のそれと
は異なるテレビジョン信号を処理する装置に係わる.
【0002】
【従来の技術】MUSE信号(走査線1125本/60
Hz,アスペクト比16:9)をNTSC信号(走査線
525本/59.94Hz,アスペクト比4:3)に変
換し,現行のテレビジョンモニタで見られるようにする
装置にMUSE/NTSCコンバータ(以下M/Nコン
バータと略称)があり,周波数変換とともに画面のアス
ペクト比を横長の16:9から4:3に変換することも
行なっている.この時,テレビジョン学会技術報告Vo
l.16,No.52,pp.31−36に記載のM/
Nコンバータのように,4:3のアスペクト比を持つ出
力にはフルモード(水平方向に圧縮,縦横歪みあり),
ズームモード(画面抜き出し,縦横歪みなし)およびレ
ターボックスモード(垂直方向に圧縮,縦横歪みなし)
の3種類のモードが用意されていることが一般的であ
る.それぞれのモードにおける画面のパターンを図5に
示す.ズームモードとレターボックスモードは4:3の
モニタで見た場合に画像の歪みが無い代わりにそれぞれ
左右を欠落させたり走査線を間引いたりして画面の情報
を失う.他方,フルモードは他のモードと比べて捨てる
情報が少なく,全ての画面情報を最大限に活かしている
と言える.特にワイドテレビと称されるアスペクト比が
横長の16:9のNTSCモニタに出力する場合には,
フルモードでは垂直補間の必要がないので最も歪みのな
い画像を見ることができる.従ってMUSE/NTSC
コンバータの出力信号をVTRに記録する場合にはフル
モードで行ない,再生時にモニタに合わせてアスペクト
変換を行なうことがユーザにとって自由度があり,情報
を失わないという意味でも最も望ましい形態だと言うこ
とができる.
Hz,アスペクト比16:9)をNTSC信号(走査線
525本/59.94Hz,アスペクト比4:3)に変
換し,現行のテレビジョンモニタで見られるようにする
装置にMUSE/NTSCコンバータ(以下M/Nコン
バータと略称)があり,周波数変換とともに画面のアス
ペクト比を横長の16:9から4:3に変換することも
行なっている.この時,テレビジョン学会技術報告Vo
l.16,No.52,pp.31−36に記載のM/
Nコンバータのように,4:3のアスペクト比を持つ出
力にはフルモード(水平方向に圧縮,縦横歪みあり),
ズームモード(画面抜き出し,縦横歪みなし)およびレ
ターボックスモード(垂直方向に圧縮,縦横歪みなし)
の3種類のモードが用意されていることが一般的であ
る.それぞれのモードにおける画面のパターンを図5に
示す.ズームモードとレターボックスモードは4:3の
モニタで見た場合に画像の歪みが無い代わりにそれぞれ
左右を欠落させたり走査線を間引いたりして画面の情報
を失う.他方,フルモードは他のモードと比べて捨てる
情報が少なく,全ての画面情報を最大限に活かしている
と言える.特にワイドテレビと称されるアスペクト比が
横長の16:9のNTSCモニタに出力する場合には,
フルモードでは垂直補間の必要がないので最も歪みのな
い画像を見ることができる.従ってMUSE/NTSC
コンバータの出力信号をVTRに記録する場合にはフル
モードで行ない,再生時にモニタに合わせてアスペクト
変換を行なうことがユーザにとって自由度があり,情報
を失わないという意味でも最も望ましい形態だと言うこ
とができる.
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,アスペ
クト変換,例えばレターボックスに変換されたVTRの
再生信号がモニタに表示されているとき,ユーザはそれ
が記録の時に予めレターボックスに変換されたテープを
通常再生しているのか,それともフルモードで記録され
たテープを現在の再生時にレターボックス変換している
のかを画面から直感的に知ることができない.これは例
えばテープの複製または編集時に,再生画に処理を施さ
ずそのまま用い,かつモニタ画面においてはアスペクト
変換により4:3モニタで歪まない画像を見たいという
場合に,処理の対象としている画像のアスペクト比を無
意識的に把握することができないということを意味す
る.さらに,第2の課題として挙げられることは,例え
ば予めレターボックスに変換された信号が記録されたテ
ープを再生する時には二重にアスペクト変換処理が施さ
れることも起こりうるので,それを正常に戻す,すなわ
ち再生側のアスペクト変換を行なうか否かを判断し,ア
スペクト変換処理をバイパスするようにスイッチの操作
を行なうということがユーザにすべて委ねられていると
いう点である.このような操作は煩雑で使い勝手が悪
い.
クト変換,例えばレターボックスに変換されたVTRの
再生信号がモニタに表示されているとき,ユーザはそれ
が記録の時に予めレターボックスに変換されたテープを
通常再生しているのか,それともフルモードで記録され
たテープを現在の再生時にレターボックス変換している
のかを画面から直感的に知ることができない.これは例
えばテープの複製または編集時に,再生画に処理を施さ
ずそのまま用い,かつモニタ画面においてはアスペクト
変換により4:3モニタで歪まない画像を見たいという
場合に,処理の対象としている画像のアスペクト比を無
意識的に把握することができないということを意味す
る.さらに,第2の課題として挙げられることは,例え
ば予めレターボックスに変換された信号が記録されたテ
ープを再生する時には二重にアスペクト変換処理が施さ
れることも起こりうるので,それを正常に戻す,すなわ
ち再生側のアスペクト変換を行なうか否かを判断し,ア
スペクト変換処理をバイパスするようにスイッチの操作
を行なうということがユーザにすべて委ねられていると
いう点である.このような操作は煩雑で使い勝手が悪
い.
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに,本発明では` 1.アスペクト変換のフルモードで信号を記録する時に
映像信号の一部にそれが横長であることを示すワイドフ
ラグ信号を重畳する手段. 2.再生時に前記ワイドフラグ信号を検出し,再生信号
のアスペクト比識別信号を出力する手段. 3.上記アスペクト比識別信号に基づいてアスペクト変
換された再生信号に,画面上に付加的にアスペクト変換
される前の信号に関する情報の表示を行なう手段. を設ける.
めに,本発明では` 1.アスペクト変換のフルモードで信号を記録する時に
映像信号の一部にそれが横長であることを示すワイドフ
ラグ信号を重畳する手段. 2.再生時に前記ワイドフラグ信号を検出し,再生信号
のアスペクト比識別信号を出力する手段. 3.上記アスペクト比識別信号に基づいてアスペクト変
換された再生信号に,画面上に付加的にアスペクト変換
される前の信号に関する情報の表示を行なう手段. を設ける.
【0005】
【作用】上記手段を設けることにより,横長フルモード
で記録された映像信号を再生時にフルモードであると認
識でき,フルモードである場合のみアスペクト変換を行
なうと同時に,ユーザがモニタ上で記録中あるいは再生
中の信号のアスペクト比を知ることが出来る.
で記録された映像信号を再生時にフルモードであると認
識でき,フルモードである場合のみアスペクト変換を行
なうと同時に,ユーザがモニタ上で記録中あるいは再生
中の信号のアスペクト比を知ることが出来る.
【0006】
【実施例】以下,図面を用いて本発明における実施例の
説明を行なう.図1は第1の実施例を示すブロック図で
ある.破線はVTR1を示しており,チューナ2,M/
Nコンバータ3,記録/再生処理部4および横長フルモ
ードの信号を4:3レターボックスおよび/またはズー
ム画面に変換するアスペクト変換回路5がVTR1の内
部に設けられている.これらを含めた内部回路はシステ
ム制御部16により動作を制御される.まず記録時にお
ける動作について説明する.チューナ2は受信したMU
SE映像信号をM/Nコンバータ3へ送り,横長フルモ
ードのNTSC信号がスイッチ8とフラグ重畳回路10
に供給される.フラグ重畳回路10ではチューナ2にお
ける選局情報とM/Nコンバータ3におけるモード情報
を基に,すなわちチューナ2がMUSEチャンネルを選
局し,M/Nコンバータ3が フルモード の映像信号
を出力しているならばワイドフラグ信号発生回路9から
のフラグ信号を映像信号に重畳する.重畳する位置は例
えば垂直ブランキングの空白部などでよい.ワイドフラ
グ信号が重畳された映像信号は記録/再生処理部4にて
テープに記録される.一方,記録時のモニタに関して
は,映像信号はスイッチ8を介してアスペクト変換回路
5およびスイッチ13のノーマル側入力に供給される.
アスペクト変換回路5では横長フルモードのNTSC信
号をレターボックスモードまたはズームモードで4:3
にアスペクト変換し,その後フラグ消去回路12にてワ
イドフラグ信号を消去しスイッチ13のアスペクト変換
側へ供給する.スイッチ13では前記ワイドフラグを重
畳する場合と同様に,映像信号が横長フルモードであれ
ばアスペクト変換側を,4:3の通常NTSCの場合に
はノーマル側を選択する.ゆえに,横長フルモードでは
ない信号をアスペクト変換した映像を出力することは回
避される.さらに,スイッチ13の出力に対してスーパ
ーインポーズ回路15にて表示データ発生回路14から
のデータを画面上に重畳し,モニタ出力端子7を介して
外部へ出力する.表示データ発生回路14は記録中の信
号が横長フルモード/通常モード,またアスペクト変換
回路5での変換モードを表す文字データまたはアイコン
データを発生し,ユーザが画面上で容易に記録信号のア
スペクト比を知ることが出来るようにしている.図2は
スーパーインポーズ表示の一例であり,同図(a),
(b)がそれぞれレターボックス,ズーム変換の各モー
ドでの表示である.記録信号が横長フルモードでなく横
長変換を行なわない場合には無表示とするかあるいは無
変換と表示すればよい.次にテープの再生時の動作につ
いて説明する.記録/再生処理部4にてテープから再生
された映像信号はスイッチ17のPB側,編集出力端子
6ならびにフラグ検出回路11へ送られる.フラグ検出
回路11は再生信号からワイドフラグ信号を検出し,検
出結果をシステム制御部16へ送る.再生信号はスイッ
チ8を介して記録時と同様にアスペクト変換回路5とス
イッチ13へ供給される.スイッチ13ではシステム制
御部16が前記ワイドフラグ信号の検出結果を受けて,
再生信号が横長フルモードの場合にはアスペクト変換側
を,4:3の通常NTSCの場合にはノーマル側を選択
するよう制御する.スーパーインポーズ回路15の機能
は前述したとおりであり,ユーザが画面上で容易に再生
信号のアスペクト比を知ることが出来るようにしてい
る.以上述べたように,記録時と再生時のいずれにおい
ても,信号がアスペクト変換された形でモニタ上に現わ
れているときにはそれぞれ記録中および再生中の映像が
横長フルモードであるか否かをスーパーインポーズの表
示で確認できるので,ユーザは内容について困惑するこ
となく直感的な操作を行なうことが可能となる.図3は
第2の実施例を示すブロック図である.第1の実施例と
重複する部分については説明を省略し,相違点のみ記述
する.本実施例ではモニタ出力端子7の前段にスーパー
インポーズ回路の代わりに位相同期回路17およびスイ
ッチ18を設けてある.位相同期回路17は例えば画像
メモリを用いたタイムベースコレクタで構成され,時間
軸の異なる2つの信号,つまりアスペクト変換を施され
た再生信号と元の再生信号,を位相同期させ,スイッチ
18へ送る.スイッチ18では前記2つの信号をそれぞ
れ主画面/副画面に分割するなどの手段で合成し,両方
の映像が画面内で同時に確認できるようにする.すなわ
ち,付加情報として元の再生信号そのものを副画面とい
う形態でユーザに提供するのである.図4は副画面を用
いた表示の一例であり,同図(a),(b)がそれぞれ
レターボックス,ズーム変換の各モードでの表示であ
る.以上の手段を設けたことにより,アスペクト変換処
理前後の再生信号を1つのモニタで同時に見られるの
で,再生信号が横長フルモードの場合には例えばアスペ
クト変換を施した映像を主画面に,同変換を施す前の映
像を副画面ユーザが直感的に再生信号のアスペクト比を
知ることができる.また,記録時においてはアスペクト
変換前後の時間軸は同一であるからスイッチ13で画面
切り替えとともに画面分割合成の処理を行なうことがで
き,前記の再生時と同様の効果を得る.なお,画面分割
表示の制御はユーザ自身が任意に行えるようにする他
に,例えば記録/再生開始の数秒間のみ自動的に分割表
示のモードに設定されていてもよく,より直感的な操作
を実現するために種々のプログラミングが可能である.
説明を行なう.図1は第1の実施例を示すブロック図で
ある.破線はVTR1を示しており,チューナ2,M/
Nコンバータ3,記録/再生処理部4および横長フルモ
ードの信号を4:3レターボックスおよび/またはズー
ム画面に変換するアスペクト変換回路5がVTR1の内
部に設けられている.これらを含めた内部回路はシステ
ム制御部16により動作を制御される.まず記録時にお
ける動作について説明する.チューナ2は受信したMU
SE映像信号をM/Nコンバータ3へ送り,横長フルモ
ードのNTSC信号がスイッチ8とフラグ重畳回路10
に供給される.フラグ重畳回路10ではチューナ2にお
ける選局情報とM/Nコンバータ3におけるモード情報
を基に,すなわちチューナ2がMUSEチャンネルを選
局し,M/Nコンバータ3が フルモード の映像信号
を出力しているならばワイドフラグ信号発生回路9から
のフラグ信号を映像信号に重畳する.重畳する位置は例
えば垂直ブランキングの空白部などでよい.ワイドフラ
グ信号が重畳された映像信号は記録/再生処理部4にて
テープに記録される.一方,記録時のモニタに関して
は,映像信号はスイッチ8を介してアスペクト変換回路
5およびスイッチ13のノーマル側入力に供給される.
アスペクト変換回路5では横長フルモードのNTSC信
号をレターボックスモードまたはズームモードで4:3
にアスペクト変換し,その後フラグ消去回路12にてワ
イドフラグ信号を消去しスイッチ13のアスペクト変換
側へ供給する.スイッチ13では前記ワイドフラグを重
畳する場合と同様に,映像信号が横長フルモードであれ
ばアスペクト変換側を,4:3の通常NTSCの場合に
はノーマル側を選択する.ゆえに,横長フルモードでは
ない信号をアスペクト変換した映像を出力することは回
避される.さらに,スイッチ13の出力に対してスーパ
ーインポーズ回路15にて表示データ発生回路14から
のデータを画面上に重畳し,モニタ出力端子7を介して
外部へ出力する.表示データ発生回路14は記録中の信
号が横長フルモード/通常モード,またアスペクト変換
回路5での変換モードを表す文字データまたはアイコン
データを発生し,ユーザが画面上で容易に記録信号のア
スペクト比を知ることが出来るようにしている.図2は
スーパーインポーズ表示の一例であり,同図(a),
(b)がそれぞれレターボックス,ズーム変換の各モー
ドでの表示である.記録信号が横長フルモードでなく横
長変換を行なわない場合には無表示とするかあるいは無
変換と表示すればよい.次にテープの再生時の動作につ
いて説明する.記録/再生処理部4にてテープから再生
された映像信号はスイッチ17のPB側,編集出力端子
6ならびにフラグ検出回路11へ送られる.フラグ検出
回路11は再生信号からワイドフラグ信号を検出し,検
出結果をシステム制御部16へ送る.再生信号はスイッ
チ8を介して記録時と同様にアスペクト変換回路5とス
イッチ13へ供給される.スイッチ13ではシステム制
御部16が前記ワイドフラグ信号の検出結果を受けて,
再生信号が横長フルモードの場合にはアスペクト変換側
を,4:3の通常NTSCの場合にはノーマル側を選択
するよう制御する.スーパーインポーズ回路15の機能
は前述したとおりであり,ユーザが画面上で容易に再生
信号のアスペクト比を知ることが出来るようにしてい
る.以上述べたように,記録時と再生時のいずれにおい
ても,信号がアスペクト変換された形でモニタ上に現わ
れているときにはそれぞれ記録中および再生中の映像が
横長フルモードであるか否かをスーパーインポーズの表
示で確認できるので,ユーザは内容について困惑するこ
となく直感的な操作を行なうことが可能となる.図3は
第2の実施例を示すブロック図である.第1の実施例と
重複する部分については説明を省略し,相違点のみ記述
する.本実施例ではモニタ出力端子7の前段にスーパー
インポーズ回路の代わりに位相同期回路17およびスイ
ッチ18を設けてある.位相同期回路17は例えば画像
メモリを用いたタイムベースコレクタで構成され,時間
軸の異なる2つの信号,つまりアスペクト変換を施され
た再生信号と元の再生信号,を位相同期させ,スイッチ
18へ送る.スイッチ18では前記2つの信号をそれぞ
れ主画面/副画面に分割するなどの手段で合成し,両方
の映像が画面内で同時に確認できるようにする.すなわ
ち,付加情報として元の再生信号そのものを副画面とい
う形態でユーザに提供するのである.図4は副画面を用
いた表示の一例であり,同図(a),(b)がそれぞれ
レターボックス,ズーム変換の各モードでの表示であ
る.以上の手段を設けたことにより,アスペクト変換処
理前後の再生信号を1つのモニタで同時に見られるの
で,再生信号が横長フルモードの場合には例えばアスペ
クト変換を施した映像を主画面に,同変換を施す前の映
像を副画面ユーザが直感的に再生信号のアスペクト比を
知ることができる.また,記録時においてはアスペクト
変換前後の時間軸は同一であるからスイッチ13で画面
切り替えとともに画面分割合成の処理を行なうことがで
き,前記の再生時と同様の効果を得る.なお,画面分割
表示の制御はユーザ自身が任意に行えるようにする他
に,例えば記録/再生開始の数秒間のみ自動的に分割表
示のモードに設定されていてもよく,より直感的な操作
を実現するために種々のプログラミングが可能である.
【0007】
【発明の効果】以上,記述したように本発明では横長フ
ルモードで記録中または再生中の信号をアスペクト比
4:3のモニタに表示する際に,アスペクト変換により
縦横に歪みのない映像を供給するとともに,アスペクト
変換を行なう前の映像が横長であるか否かを画面表示に
て知らしめる手段を提供するので,ユーザが記録または
再生の対象としている映像のアスペクト比を直感的に知
ることができ,困惑することがなくなる.さらに,横長
でない再生映像信号を不正にアスペクト変換して出力す
ることもない.
ルモードで記録中または再生中の信号をアスペクト比
4:3のモニタに表示する際に,アスペクト変換により
縦横に歪みのない映像を供給するとともに,アスペクト
変換を行なう前の映像が横長であるか否かを画面表示に
て知らしめる手段を提供するので,ユーザが記録または
再生の対象としている映像のアスペクト比を直感的に知
ることができ,困惑することがなくなる.さらに,横長
でない再生映像信号を不正にアスペクト変換して出力す
ることもない.
【図1】本発明における第1の実施例を表す図.
【図2】上記第1の実施例に関する説明図.
【図3】本発明における第2の実施例を表す図.
【図4】上記第2の実施例に関する説明図.
【図5】従来例に関する説明図.
1‥VTR,2‥チューナ,3‥MUSE/NTSCコ
ンバータ,5‥アスペクト変換回路,9‥ワイドフラグ
信号発生回路,11‥フラグ検知回路,14‥表示デー
タ発生回路,16‥システム制御回路.
ンバータ,5‥アスペクト変換回路,9‥ワイドフラグ
信号発生回路,11‥フラグ検知回路,14‥表示デー
タ発生回路,16‥システム制御回路.
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/01 J 9/80
Claims (3)
- 【請求項1】記録および再生信号の画面アスペクト比を
変換し,外部モニタに出力する手段を有するビデオテー
プレコーダであって,テープへの記録時において記録信
号の画面アスペクト比を示すフラグ信号を記録信号に重
畳する手段,再生時において前記フラグ信号を再生信号
から検出して再生信号の 画面 アスペクト比を出力する
手段,前記記録および再生信号の画面アスペクト比を出
力画面に表示する手段,前記記録および再生信号の画面
アスペクト比により出力信号の選択および/または前記
画面アスペクト比を出力画面に表示する手段を制御する
手段,を設けたことを特徴とするビデオテープレコー
ダ. - 【請求項2】上記請求項1に記載のビデオテープレコー
ダであって,記録および再生信号の画面アスペクト比を
出力画面に表示する手段は画面アスペクト比の情報をス
ーパーインポーズする手段であることを特徴とするビデ
オテープレコーダ. - 【請求項3】上記請求項1に記載のビデオテープレコー
ダであって,記録および再生信号の画面アスペクト比を
出力画面に表示する手段はアスペクト変換前後の映像を
1つのモニタに表示する手段であることを特徴とするビ
デオテープレコーダ.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6048315A JPH07264538A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | ビデオテープレコーダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6048315A JPH07264538A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | ビデオテープレコーダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07264538A true JPH07264538A (ja) | 1995-10-13 |
Family
ID=12799988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6048315A Pending JPH07264538A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | ビデオテープレコーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07264538A (ja) |
-
1994
- 1994-03-18 JP JP6048315A patent/JPH07264538A/ja active Pending
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