JPH07264446A - 資料提示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 提示された資料がカラー資料か白黒資料かを
自動的に判別してカラーモニタに出力できる資料提示装
置を提供する。 【構成】 資料テーブルに置かれた資料を撮影して輝度
信号Ｙと色信号Ｃを分離して出力するカラービデオカメ
ラとカラービデオモニタを備える資料提示装置におい
て、カメラ出力の色信号レベルを検出する色信号レベル
検出回路５とこの色信号レベル検出回路５の出力レベル
に基づいて色信号Ｃｉｎをオンオフする色信号オンオフ
スイッチ１６を備えている。色信号レベル検出回路５
は、比較回路１５での色信号レベルの検出を容易にする
ためにバースト除去信号発生回路を備えている。白黒資
料が提示されると比較回路１５の出力に基づいてスイッ
チ１６をオフして色信号ＣｉｎをＹＣ混合回路１８に送
らないようにする。これによって白黒資料が提示されて
もクロスカラーノイズが発生しない。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、カラービデオカメラを
用いた資料提示装置、特に提示された資料がカラー資料
か白黒資料かを判別してカラーモニタに出力できる資料
提示装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】カラービデオカメラを用いた資料提示装
置では、絵画、カラー写真などのカラー資料ばかりでな
く、文書などの白黒の資料が提示されることがある。図
６に示すように、輝度信号と色信号を分離して出力する
カラービデオカメラ２、資料載置テーブル３（以下、テ
ーブル３という。）などから成る資料提示装置１と資料
をカラービデオカメラ２で撮影した映像を出力するため
のカラービデオモニタ４とをコンポジットビデオ信号
（以下、コンポジット信号という。）で接続した場合、
前記白黒の資料を提示すると、コンポジット信号の色信
号の帯域に相当する部分で色信号が輝度信号に混入する
クロスカラーノイズによるモアレが発生する。これは、
コンポジットビデオ信号の性質上避けることができない
ものであり、高い解像度の要求される資料提示装置では
特に大きな問題となっている。

【０００３】このため、このような資料提示装置には、
従来、白黒の資料を提示する際に利用者が手動でコンポ
ジットビデオ信号出力中の色信号成分を切る機能が付加
されているが、コンポジット信号の性質を熟知しない利
用者には、この機能が十分に生かせない、資料によって
は色信号成分の入／切を選択する必要があっても、操作
が面倒である、などの問題があった。。

【０００４】また、この問題に対する別の方法として、
従来、色信号と輝度信号を混合しない、ＹＣ分離出力、
ＲＧＢ出力などがコンポジットビデオ信号の他に設けら
れてクロスカラーノイズを低減する方法もあるが、経済
性の問題や既存の設備に利用できない等の問題点もあっ
た。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記問題点
に鑑み、前記カラービデオカメラを使用した資料提示装
置において、色成分のない白黒の資料が提示された場
合、前記カラービデオカメラの出力信号の色信号を自動
的に切り、ビデオモニタ出力でのクロスカラーによるモ
アレの発生を防止できる資料提示装置を提供する点にあ
る。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明は、資料載置テー
ブルと、該資料載置テーブルに載置された資料を撮影し
て輝度信号と色信号を分離して出力するカラービデオカ
メラと、ビデオモニタとを備える資料提示装置におい
て、前記カラービデオカメラ出力の色信号レベルを検出
する色信号レベル検出回路と、該色信号レベル検出回路
の出力レベルに基づいて前記カラービデオカメラの出力
中の色信号をオンオフする切換手段とを備え、色成分を
持たない白黒資料が前記カラービデオカメラで撮影され
ると前記カラービデオカメラ出力中の色信号を前記切換
手段で切ることを特徴とする。前記色信号レベル検出回
路は、カラーバースト信号を除去する手段を備え、色信
号レベルの検出を容易にする。また、検出精度を高める
ために、カラービデオカメラから出力される輝度信号中
の色信号帯城成分のレベルを検出する色信号帯城成分レ
ベル検出回路、資料載置テーブルへの資料載置有無を検
出する資料有無検出回路、資料有無の変化を検出する資
料有無変化検出手段を付加する。

【０００７】

【実施例】まず、本発明資料提示装置の基本的構成を図
５に示すブロック図で説明する。図５において、色成分
のない白黒の資料が提示された場合に、カラービデオカ
メラ２からの色信号出力Ｃの大きさを検出することによ
り、自動的にコンポジット信号の色信号成分を切り、ビ
デオモニタ出力でのクロスカラーノイズによるモアレの
発生を防止する。

【０００８】このような機能を内蔵した資料提示装置に
ついて、図５に基づき詳述すると、本発明資料提示装置
は、資料を撮影するカラービデオカメラ２と、テーブル
３と、色信号Ｃのレベルとを検出する色信号レベル検出
回路５と、該色信号レベル検出回路５に設けた自動、白
黒・カラー手動切り換え用の選択スイッチ６と、前記色
信号レベル検出回路５の出力に基づいて白黒の資料が検
出された時に色信号Ｃを自動的に切るための色信号オン
オフスイッチ７と、輝度信号Ｙと色信号Ｃを合成してコ
ンポジット信号を得るＹＣ混合回路８とから構成され
る。前記各回路はカラービデオカメラ２とは独立した外
付けの回路として、例えば前記テーブル３に内蔵して構
成される。

【０００９】前記カラービデオカメラ２から出力される
色信号Ｃは、前記色信号オンオフスイッチ７を通った
後、前記ＹＣ混合回路８で前記カラービデオカメラ２か
らの輝度信号Ｙと合成され、コンポジット信号として出
力される。前記色信号オンオフスイッチ７のオン／オフ
は、前記色信号レベル検出回路５の出力によって制御さ
れる。白黒の資料が検出された時は、色信号オンオフス
イッチ７を自動的にオフして色信号ＣをＹＣ混合回路８
へ送らないようにする。

【００１０】以下、前記基本的構成を備える本発明の実
施例を順次説明する。図１は、カラービデオカメラから
の色信号Ｃｉｎの大きさを検出して白黒の資料を検出す
る色信号レベル検出回路５を備える実施例であって、図
１の（Ａ）は色信号レベル検出回路５のブロック回路図
を、図１の（Ｂ）は色信号レベル検出回路５の説明に供
する波形図をそれぞれ示している。

【００１１】図１の（Ａ）において、前記カラービデオ
カメラ２からの輝度信号出力は、入力輝度信号Ｙｉｎと
して、同じく色信号出力は、入力色信号Ｃｉｎとしてそ
れぞれ色信号レベル検出回路５に入力される。入力され
た輝度信号Ｙｉｎは、バッファ回路９を通り、ＹＣ混合
回路１８とカラーバースト除去信号発生回路１１に入力
される。

【００１２】前記カラーバースト除去信号発生回路１１
は、図１の（Ｂ）の波形図が示すように、入力された輝
度信号Ｙｉｎから分離した水平同期信号に基づいて、色
信号Ｃｉｎからカラーバーストを取り除くためのカラー
バースト除去信号を作り、スイッチ１２へ出力する。こ
のカラーバースト除去信号期間でスイッチ１２をオフし
て、入力色信号Ｃｉｎからカラーバーストが除かれる。

【００１３】入力された色信号Ｃｉｎは、バッファ１０
を通り、前記カラーバースト除去信号によりカラーバー
ストが取り除かれて、ゲイン調整可能な色信号増幅回路
１３に入力される。１４は前記色信号増幅回路１３で増
幅された色信号を平滑する平滑回路である。

【００１４】１５は比較回路であって、該比較回路１５
は、前記平滑回路１４によって平滑された色信号の大き
さを表す信号を基準電圧Ｖｒｅｆと比較し、色信号のオ
ン／オフを制御する信号を作る。そして、比較回路１５
への入力レベルが基準電圧Ｖｒｅｆを下回るときは、白
黒資料が提示されたと判定され、色信号オンオフスイッ
チ１６をオフして色信号Ｃｉｎがカットされ、ビデオモ
ニタにはクロスカラーノイズによるモアレのない白黒資
料が再生される。

【００１５】前記カラーバーストを取り除く理由は、前
記比較回路１５で基準電圧Ｖｒｅｆと比較されるのは色
信号レベルであることによるものである。特に比較信号
の中にカラーバーストがあると、前記平滑回路１４の出
力がカラーバーストレベルよりも下がらず、白黒資料が
提示された際、前記比較回路１５での判別が困難になる
ためである。

【００１６】一方、カラー資料が提示された時は、色信
号が基準電圧Ｖｒｅｆよりも大きくなり、前記比較回路
１５の出力により色信号オンオフスイッチ１６がオンさ
れて、入力色信号Ｃｉｎは、色信号オンオフスイッチ１
６とバッファ１７を通り、ＹＣ混合回路１８で入力輝度
信号Ｙｉｎと合成され、ビデオ出力をドライブするビデ
オアンプ１９を通り、コンポジット信号として出力さ
れ、カラー資料がビデオモニタに再生される。

【００１７】ところで、経済性、実用性を含め、本機能
は前記実施例で十分達成できるが、色信号の大きさを検
出する方法だけでは、 （１）色の薄い資料も白黒の資料と見做してしまう場合
がある。 （２）カラービデオカメラのホワイトバランスがとれて
いる必要がある。 （３）テーブル上に資料がない場合に、白黒資料と見做
される。 などの問題点がある。

【００１８】前記問題点を考慮すると、前記資料検出方
法に以下に説明する検出方法を併用して白黒資料の検出
精度を上げることができる。第１の方法として、輝度信
号中の色信号に相当する帯城の信号レベルを検出する。
クロスカラーノイズは、輝度信号中に色信号と同じ帯城
の成分が存在することで発生するので、図２に示すよう
に、輝度信号Ｙｉｎ中の色信号に相当する帯城の大きさ
を検出するために、輝度信号Ｙｉｎから色信号帯城バン
ドパスフィルタ（ＢＰＦ）２０を通して色信号と同じ帯
城の成分を取り出して、色信号帯城成分レベル検出回路
２５で輝度信号中の色信号と同じ帯城の成分のレベルを
検出する。

【００１９】一方、カラー信号Ｃｉｎは図１の実施例と
同様の色信号レベル検出回路５に入力されて、カラーバ
ーストを除去し、該出力を平滑回路で平滑した後、比較
回路２３でレベル検出を行い、両レベル検出回路５及び
２５の出力をアンドゲート２４を通して出力する。そし
てアンドゲート２４の出力が例えばハイレベルの場合、
白黒の資料がテーブルに置かれたと判断する。

【００２０】この実施例を図２に示すブロック回路図に
基づいて、輝度信号中の色信号帯城の大きさを検出する
方法について詳述する。前記カラービデオカメラ２から
の輝度信号Ｙｉｎは、色信号帯城バンドパスフィルタ
（ＢＰＦ）２０に入り、色信号帯城成分だけが取り出さ
れる。該取り出された色信号帯城成分は増幅回路２１で
増幅されて平滑回路２２により平滑され、比較回路２３
で基準電圧Ｖｒｅｆと比較されて検出出力ａを得る。こ
の検出出力ａは、輝度信号中の色信号帯城成分がクロス
カラーとなって発生するほど大きい場合にアクティブと
なる。

【００２１】一方、色信号Ｃｉｎの大きさを検出する色
信号レベル検出回路５の出力ｂは、色信号Ｃｉｎの大き
さが十分に小さいときにアクティブとなる。これらの２
つの検出信号ａ及びｂはアンドゲート２４に入力され、
色信号が十分に小さく且つ輝度信号中の色信号帯城成分
がクロスカラーが発生する程度に大きい場合にのみ、提
示された資料を白黒と見做す判定信号ｃを出力する。

【００２２】この判定信号ｃにより色信号オンオフスイ
ッチ１６はオフして、コンポジット信号出力中の色信号
成分が切られ、ＹＣ混合回路１８には入力輝度信号Ｙｉ
ｎのみが送られ、ドライブ回路１９を経て白黒モードと
して出力される。

【００２３】この検出方式を用いることにより、テーブ
ル上に何も資料がない場合や色の薄い無地の資料を写し
た場合等に白黒モードになってしまうのを防止すること
ができる。

【００２４】次に、テーブル上の資料の有無を検出する
方法による実施例を説明する。テーブル上に何も資料が
ない場合に、白黒モードになってしまうのを防止するた
めに、資料提示装置のテーブルに資料の有無を検出する
センサを設け、テーブル上に資料がある場合にだけ、検
出回路を動作させるものである。

【００２５】図３には、この方法を色信号の大きさを検
出する方法と併用した場合の実施例である。図３の
（Ａ）は、テーブルに前記センサを５個内蔵させた場合
の説明図を、図３の（Ｂ）はブロック回路図を示してい
る。

【００２６】図３の（Ａ）において、テーブル３には資
料の有無を検出するセンサ２６が１個以上、好ましくは
５個内蔵されている。これらセンサ２６の出力は、テー
ブル３上に資料がある時にアクティブとなる。本実施例
では、前記センサ２６として反射型の赤外線フォトセン
サを用いている。個々のセンサ出力は、資料有無検出回
路３０を構成するオアゲート２７に入力され、ノイズ等
による誤動作防止のために積分回路２８を通して検出出
力ｄを得る。

【００２７】一方、色信号の大きさを検出する回路は、
前記図１の実施例の色信号レベル検出回路と同様の色信
号レベル検出回路５で構成され、その出力ｅは色信号Ｃ
ｉｎの大きさが十分に小さい時にアクティブとなる。こ
れら２つの検出信号ｄ及びｅは、アンドゲート２９に入
力され、テーブル上に資料があり、その資料の色信号出
力が十分に小さい場合のみ、白黒と見做す信号ｆを出力
する。この検出出力ｆにより色信号オンオフスイッチ１
６をオフして、コンポジット信号出力中の色信号成分が
切られ、白黒モードとなる。

【００２８】さらに、他の検出精度を上げる実施例とし
て、資料の交換と画角の変化を利用して切り換えを行
う。この実施例は、テーブル上のセンサを用いた資料の
交換の検出やズーム等の操作による画角の変化の検出を
行い、これらの操作が行われた後のみ、カラー、白黒の
切り換えを行う方法である。この方法では、資料棒等で
資料を提示した場合のや、資料の交換の際等にカラー、
白黒の切り換えが頻繁になるのを防止することができ
る。

【００２９】この方法は、まず前記同様資料有無検出装
置で資料があることを検出すると、一定期間だけ色信号
の大きさによる検出信号を有効とし、白黒資料の判別を
行う。これにより、資料を移動させた場合や指示棒で指
示した場合など、色信号が短期間だけ出力された場合
に、出力の切り替えが頻繁に発生するのを防止できる。

【００３０】図４はこの実施例を示しており、図４の
（Ａ）はブロック回路図を、図４の（Ｂ）はその動作波
形図を示している。図４に示すの実施例は、テーブル上
のセンサとカメラのズームスイッチの出力を用いた場合
の実施例である。この実施例では、ズーム操作が行われ
た後と新しい資料が置かれた後に白黒、カラーの切り換
えを行う。

【００３１】図４の（Ａ）において、カラービデオカメ
ラが備える「Ｔｅｌｅ」（望遠）と「Ｗｉｄｅ」（広
角）２つのズームスイッチ（図示せず）の出力は、オア
ゲート３１に入力され、ノイズ等による誤動作の防止の
ための積分回路３２を通して検出出力ｇを得る。一方、
資料の有無を示す検出出力ｈは、テーブルからのセンサ
出力をオアゲート２７に入力し、同じくノイズ防止の積
分回路２８及び増幅回路３４を通して作られる。

【００３２】前記検出出力ｇ及びｈは、切り換えタイミ
ング信号発生回路３５に入力され、該タイミング信号発
生回路３５において、これら２つの検出信号ｇ及びｈか
ら白黒、カラーを切り換えるタイミング信号ｉを生成し
て出力する。前記切り換えタイミング信号発生回路３５
が出力した切換タイミング信号ｉの立ち下がりで、図１
の実施例の検出回路５と同様の構成の色信号レベル検出
回路２９で判定されたカラー、白黒の判別結果である白
黒検出信号ｊがラッチ回路３０でラッチされる。

【００３３】それぞれの信号の動作タイミングは、図４
の（Ｂ）に示すように、ズームスイッチ操作が終了した
後、ずなわちズーム操作検出信号ｇの立ち下がりと、資
料有無検出信号ｈの立ち上がり、すなわち新しい資料が
テーブルに置かれた後に、特定の待ち時間を設けた切換
タイミング信号ｉの立ち下がりで、前記色信号レベル検
出回路２９からの白黒検出信号ｊがラッチ回路３０でラ
ッチされ、ラッチ回路３０は、カラー白黒切換信号ｋを
出力し、該出力信号ｋがハイレベルの期間、色信号オン
オフスイッチ１６がオフされて白黒モードになる。前記
待ち時間は、前記色信号レベル検出回路２９の動作速度
や操作性によって任意に決められる。

【００３４】前記色信号レベル検出回路２９には、この
実施例にように色信号Ｃｉｎの大きさの検出する方法以
外に、色信号の大きさと輝度信号中の色信号帯城成分と
を用いる方法を採用しても良い。また前記実施例ではテ
ーブルからのセンサ出力は資料の有り／無しの２値化さ
れたものを用いているが、個々のセンサ出力に重み付け
を行い、その和をとることで検出出力を作っても良い。

【００３５】前記各検出方法を適宜採用してカラー及び
白黒資料の判別を行うが、前記判別結果を表示できる表
示装置を資料提示装置近傍に設けるか、もしくは、ビデ
オモニタ上に文字でカラー・白黒の判別結果を表示する
ことにより、送出されている画像がカラーか白黒かを確
認するこができる。

【００３６】

【発明の効果】本発明資料提示装置は、カラービデオカ
メラから出力される色信号レベル検出回路を備え、該色
信号レベル検出回路の出力レベルに基づいて、テーブル
に置かれる資料が白黒資料かカラー資料かを判別して、
白黒資料が提示された場合はコンポジット信号の色信号
を自動的に切るようにしたから、テーブルにモアレが発
生するような白黒の資料が置かれても、クロスカラーノ
イズによるモアレの発生を未然に防止でき、コンポジッ
ト信号に精通していない操作者でも格別困難なく資料提
示装置を操作することが可能となる。また、ＹＣ分離出
力を備えたビデオカメラのカメラ本体に手を加えること
なく本機能を備えた資料提示装置を構成でき、さらに、
ＹＣ分離出力を備えた資料提示装置の外付け回路又は外
付けの装置として簡単に本機能を追加することができ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１実施例のブロック回路図及びその
動作波形図である。

【図２】本発明の第２実施例のブロック回路図である。

【図３】本発明の第３実施例のブロック回路図及び資料
提示装置の概略図である。

【図４】本発明の第４実施例のブロック回路図及びその
動作波形図である。

【図５】本発明の基本的構成を示すブロック図である。

【図６】資料提示装置の説明図である。

【符号の説明】

１ 資料提示装置 ２ カラービデオカメラ ３ テーブル ４ ビデオモニタ ５、２９ 色信号レベル検出回路 ７ 色信号オンオフスイッチ ８ ＹＣ混合回路 １１ カラーバースト除去信号発生回路 １６ 色信号オンオフスイッチ １８ ＹＣ混合回路 ２０ 色信号帯城バンドパスフィルタ ２５ 色信号帯城成分レベル検出回路 ２６ 資料有無検出センサ ３０ 資料有無検出回路

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 資料載置テーブルと、該資料載置テーブ
   ルに載置された資料を撮影して輝度信号と色信号を分離
   して出力するカラービデオカメラと、ビデオモニタとを
   備える資料提示装置において、前記カラービデオカメラ
   出力の色信号レベルを検出する色信号レベル検出回路
   と、該色信号レベル検出回路の出力レベルに基づいて前
   記カラービデオカメラの出力中の色信号をオンオフする
   切換手段とを備え、色成分を持たない白黒資料が前記カ
   ラービデオカメラで撮影されると前記カラービデオカメ
   ラ出力中の色信号を前記切換手段で切ることを特徴とす
   る資料提示装置。
2. 【請求項２】 前記色信号レベル検出回路は、カラーバ
   ースト信号を除去する手段を備えることを特徴とする請
   求項１記載の資料提示装置。
3. 【請求項３】 カラービデオカメラから出力される輝度
   信号中の色信号帯城成分のレベルを検出する色信号帯城
   成分レベル検出回路を備えることを特徴とする請求項１
   又は２記載の資料提示装置。
4. 【請求項４】 資料載置テーブルへの資料載置有無を検
   出する資料有無検出回路を備えることを特徴とする請求
   項１又は２記載の資料提示装置。
5. 【請求項５】 資料有無の変化を検出する資料有無変化
   検出手段を備えることを特徴とする請求項１又は２記載
   の資料提示装置。
6. 【請求項６】 カラービデオカメラから出力される輝度
   信号中の色信号帯城成分のレベルを検出する色信号帯城
   成分レベル検出回路及び資料載置テーブルへの資料載置
   有無を検出する資料有無検出センサを備えることを特徴
   とする請求項１又は２記載の資料提示装置。
7. 【請求項７】 カラービデオカメラから出力される輝度
   信号中の色信号帯城成分のレベルを検出する色信号帯城
   成分レベル検出回路及び資料有無の変化を検出する資料
   有無変化検出手段を備えることを特徴とする請求項１又
   は２記載の資料提示装置。