JPH07264219A - データ伝送方法 - Google Patents

データ伝送方法

Info

Publication number
JPH07264219A
JPH07264219A JP6050262A JP5026294A JPH07264219A JP H07264219 A JPH07264219 A JP H07264219A JP 6050262 A JP6050262 A JP 6050262A JP 5026294 A JP5026294 A JP 5026294A JP H07264219 A JPH07264219 A JP H07264219A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
node
output
synchronous communication
communication data
channel number
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6050262A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3152055B2 (ja
Inventor
Yasunori Kawakami
靖程 川上
Hiroyuki Iizuka
飯塚  裕之
Takuya Nishimura
拓也 西村
Shinji Hamai
信二 濱井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP05026294A priority Critical patent/JP3152055B2/ja
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to EP99114763A priority patent/EP0957610B1/en
Priority to EP00125164A priority patent/EP1085700B1/en
Priority to EP00125163A priority patent/EP1085699B1/en
Priority to EP00125166A priority patent/EP1083703B1/en
Priority to EP00125836A priority patent/EP1087571B1/en
Priority to EP99114762A priority patent/EP0957609B1/en
Priority to DE69531014T priority patent/DE69531014T2/de
Priority to DE69521727T priority patent/DE69521727T2/de
Priority to DE69531015T priority patent/DE69531015T2/de
Priority to DE69531013T priority patent/DE69531013T2/de
Priority to US08/399,587 priority patent/US5535208A/en
Priority to EP00125167A priority patent/EP1083704B1/en
Priority to DE69520378T priority patent/DE69520378T2/de
Priority to EP99114757A priority patent/EP0957608B1/en
Priority to DE69531011T priority patent/DE69531011T2/de
Priority to DE69531012T priority patent/DE69531012T2/de
Priority to EP00125165A priority patent/EP1085701A3/en
Priority to EP00125162A priority patent/EP1085698B1/en
Priority to DE69531017T priority patent/DE69531017T2/de
Priority to DE69519194T priority patent/DE69519194T2/de
Priority to EP95103203A priority patent/EP0682430B1/en
Priority to DE69520457T priority patent/DE69520457T2/de
Publication of JPH07264219A publication Critical patent/JPH07264219A/ja
Publication of JP3152055B2 publication Critical patent/JP3152055B2/ja
Application granted granted Critical
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 送受信の手順を簡単にし、使用者の負担を軽
くしたデータ伝送方法を提供する。 【構成】 本発明は、高速シリアルバスを利用して複数
の機器間で複数のチャンネルの同期通信を送受信するデ
ータ伝送方法であって、映像音響機器が同期通信データ
を送受信する場合、外部から使用するチャンネル番号を
指定されない限り固定のチャンネル番号であるデフォル
トチャンネル番号を使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号や音声信号な
どのリアルタイム処理の必要なデータを複数の機器間で
伝送する際に用いるデータ伝送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】映像信号や音声信号をディジタル伝送路
を介して伝送する機器の開発が進められている。映像信
号や音声信号をディジタル信号として伝送するには、機
器の処理速度に同期して送受信する必要があるため、同
期通信が可能な伝送路が必要となる。また、一つの機器
からの送信信号を複数の機器で受信し、一つの伝送路で
双方向に伝送することを考慮するとバス接続が望ましい
と考えられる。
【0003】現在IEEE(THE INSTITUTE OF ELECTRI
CAL AND ELECTRINIC ENGINEERS, INC)においてP13
94という次世代の高速シリアルバスの検討が行われて
いる。(参考文献:High Performance Serial Bus P1
394/Draft 6.6v0)P1394では映像信号や音声信号
などの同期通信データは、同期通信パケットを用いた同
期通信に依って伝送することができる。P1394では
125μsec(以下サイクルと称する)毎に同期通信パ
ケットを送受信することによって同期通信を可能にして
いる。
【0004】次にP1394の同期通信管理の方法を簡
単に説明する。P1394では、使用者が各機器に対し
てスイッチ等でノード識別子を設定する必要が無く、機
器を接続するだけで使用できるように、各機器のノード
識別子は自動的に割り振られる。このプロセスはバスが
初期化した時に行われる。バスの初期化は機器(以下ノ
ードと称する)の接続状態が変化した場合(例えばケー
ブルの抜き差し等により、接続されているノード数が変
化した場合など)に行われる。
【0005】P1394では1つのサイクル内に最大3
2個の同期通信パケットを流すことができる。従って同
期通信パケットの識別のために、各同期通信パケットに
は、1から32までのいずれかのチャンネル番号が付加
される。また複数チャンネルの同期通信を行うために、
バスに接続されているノードのうち一つのノードが同期
通信管理を行う。このノードを以下CFMと称する。C
FMは同期通信に使用されているチャンネル番号と同期
通信に使用できる残りの帯域を管理している。同期通信
を行うには、CFMから使用したいチャンネル番号と使
用帯域を確保しなければならない。なお同期通信管理に
必要な通信や同期通信の必要のない情報は非同期通信パ
ケットを用いた非同期通信で行われる。非同期通信は、
サイクル内の同期通信の行っていない時間を利用して行
われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】まず本発明が解決しよ
うとする第1の課題について説明する。P1394で
は、一つのサイクル内に複数チャンネルの同期通信デー
タを出力することができる。従って受信ノードは受信す
るべき同期通信データのチャンネル番号を特定する必要
がある。受信ノードが受信するべき同期通信データのチ
ャンネル番号を特定する方法の一つとして、使用者が受
信ノードに対して受信するべきチャンネル番号を指示す
るという方法がある。ところがこの方法では、使用者が
受信するべき同期通信データのチャンネル番号を調べ、
受信ノードに指示しなければならず、使用者の負担が大
きいという課題を有していた。
【0007】次に本発明が解決しようとする第2の課題
について説明する。第1のノードが同期通信データを出
力中に、そのノードの出力を終了し、第2のノードが代
わって同期通信データを出力しようとする場合、次ぎの
ような処理が必要となる。使用者が第1のノードのに出
力停止と帯域及びチャンネル番号の解放を指示する。出
力停止と帯域及びチャンネル番号の解放を指示された第
1のノードは、出力を停止し、使用していたチャンネル
番号と帯域の解放を行う。使用者は第2のノードに対し
て、チャンネル番号と帯域の取得及び出力開始を指示す
る。帯域の取得及び出力開始を指示されたノードは、帯
域とチャンネル番号を取得した後、出力を開始する。従
って、送信ノードを別のノードに切り換える場合、この
様な方法では、チャンネルと帯域の解放と取得の処理が
必要であるため、出力中のノードと後から出力しようと
するノードはCFMとの間で通信する必要があり、切り
換える際のレスポンスが遅くなるという課題を有してい
た。また使用者が出力中のノードと後から出力するノー
ドの両方に指示する必要があるため、使用者にとって負
担が大きいという課題も有していた。
【0008】次に本発明が解決しようとする第3の課題
について説明する。ノードAが別のノードBに対してチ
ャンネル番号を指定して同期通信データを出力させる場
合、ノードAはノードBに対して出力チャンネル番号を
付してを出力依頼を送信する。ノードBは出力依頼を受
信すると指定されたチャンネル番号と帯域を取得し、出
力する。ところがノードBがチャンネル番号または帯域
を取得することができなかった場合、ノードAに対して
帯域またはチャンネル番号を取得できなかったことを通
知する。ノードAはノードBに対して別のチャンネル番
号を指定して出力依頼を行う。このように、ノードBが
チャンネル番号または帯域を取得できなかった場合、ノ
ードAとノードBは通信回数が増加し、処理が複雑にな
るという課題を有していた。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、前記第1
の課題を解決するための手段として以下に示す方法を新
たに提案する。チャンネル識別子としてチャンネル番号
をデータに付加することによって複数チャンネルの同期
通信データを伝送することが可能なバスを用いて前記同
期通信データを伝送するに際し、送信ノードは、固定の
チャンネル番号であるデフォルトチャンネル番号と前記
同期データを伝送するのに必要な使用帯域を取得するス
テップと、前記デフォルトチャンネル番号と前記使用帯
域が取得できたか取得できなかったかを判断するステッ
プと、前記デフォルトチャンネル番号と前記使用帯域を
用いて前記同期通信データの伝送を開始するステップを
備え、受信ノードは前記デフォルトチャンネル番号の前
記同期通信データの受信を開始するステップを備えたこ
とを特徴とするデータ伝送方法。
【0010】第2の発明は、チャンネル識別子としてチ
ャンネル番号をデータに付加することによって複数チャ
ンネルの同期通信データを伝送することが可能なバスを
用いて、第1のノードが前記同期通信データを出力中
に、第2のノードが前記同期通信データを出力するに際
し、前記第1のノードは、前記第2のノードより前記同
期通信データの出力の停止を要求する出力停止要求を受
信したか受信しなかったかを判断する第1判断ステップ
と、前記第1判断ステップにおいて出力停止を受信した
と判断した場合、出力を停止して良いか停止してはいけ
ないかを判断する第2判断ステップと、前記第2判断ス
テップにおいて停止しないと判断した場合、前記第2の
ノードに対して出力停止拒否を送信するステップと、前
記第2判断ステップにおいて前記同期通信データの出力
を停止してよいと判断した場合、前記同期通信データの
出力を停止するステップと、少なくとも前記第1のノー
ドの同期通信データの出力に使用していた使用帯域を前
記第2のノードに対して送信するステップを備え、前記
第2のノードは、出力停止要求を前記第1のノードに対
して送信するステップと、前記第1のノードより出力停
止拒否と前記使用帯域のどちらを受信したかを判断する
第3判断ステップと前記第3判断ステップにおいて前記
使用帯域を受信したと判断した場合、前記第1のノード
より受信した前記使用帯域と、前記第2のノードが同期
通信データを出力するために必要な使用予定帯域が等し
いか等しくないかを判断する第4判断ステップと、前記
第4判断ステップにおいて等しいと判断した場合前記第
1のノードの使用していた使用帯域とチャンネル番号を
使用して前記同期通信データの出力を開始するステップ
を備え、前記第4判断ステップにおいて等しくないと判
断した場合、前記第1のノードが前記同期通信データの
出力に使用していた使用帯域を、前記第2のノードの前
記使用予定帯域に変更するステップと、使用帯域の変更
が成功したか失敗したかを判断する第5判断ステップ
と、前記第5判断ステップにおいて成功したと判断した
場合、前記第1のノードの使用していたチャンネル番号
と、前記使用予定帯域で前記同期通信データの出力を開
始するステップを備えたことを特徴とするデータ伝送方
法。
【0011】第3の発明は、前記第2の課題を解決する
ための手段として以下に示す方法を新たに提案する。チ
ャンネル識別子としてチャンネル番号をデータに付加す
ることによって複数チャンネルの同期通信データを伝送
することが可能なバスを用いて、第1のノードが前記同
期通信データを出力中に、第2のノードが前記同期通信
データを出力するに際し、前記第1のノードは、前記第
2のノードより前記同期通信データの出力の停止を要求
する出力停止要求を受信したか受信しなかったかを判断
する第1判断ステップと、前記第1判断ステップにおい
て出力停止を受信したと判断した場合、前記同期通信デ
ータの出力を停止してよいか停止してはいけないかを判
断する第2判断ステップと、前記第2判断ステップにお
いて停止しないと判断した場合、前記第2のノードに対
して出力停止拒否を送信するステップと、前記第2のノ
ードより強制的に前記同期通信データの出力を停止させ
る出力停止命令を受信したか受信しなかったかを判断す
る第3判断ステップと、前記第3判断ステップで出力停
止命令を受信したと判断した場合または前記第2判断ス
テップにおいて停止してよいと判断した場合、前記同期
通信データの出力を停止するステップと、少なくとも前
記第1のノードの同期通信データの出力に使用していた
使用帯域を前記第2のノードに対して送信するステップ
を備え、 前記第2のノードは、出力停止要求を前記第
1のノードに対して送信するステップと、前記第1のノ
ードより出力停止拒否を受信したか受信しなかったかを
判断する第4判断ステップと、前記第4判断ステップに
おいて受信したと判断した場合、前記第1のノードの前
記同期通信データの出力を強制的に停止させるか停止さ
せないかを判断する第5判断ステップと、前記第5の判
断ステップにおいて強制的に停止させると判断した場
合、前記第1のノードに対して前記第1のノードの前記
同期通信データの出力を強制的に停止させる前記出力停
止命令を前記第1のノードに対して送信するステップ
と、前記第1のノードに対して前記出力停止命令を送信
した場合または前記第4判断ステップにおいて受信しな
かったと判断した場合前記第1のノードより少なくとも
前記使用帯域を受信したか受信しなかったかを判断する
第6判断ステップと、前記第6判断ステップにおいて受
信したと判断した場合、前記第1のノードより受信した
前記使用帯域と、前記第2のノードが同期通信データを
出力するために必要な使用予定帯域が等しいか等しくな
いかを判断する前記第7判断ステップと、前記第7判断
ステップにおいて等しいと判断した場合、前記第1のノ
ードの使用していた使用帯域とチャンネル番号を使用し
て前記同期通信データの出力を開始するステップを備
え、前記第7判断ステップにおいて等しくないと判断し
た場合、前記第1のノードが前記同期通信データの出力
に使用していた使用帯域を、前記第2のノードの前記使
用予定帯域に変更するステップと、使用帯域の変更が成
功したか失敗したかを判断する第8判断ステップと、前
記第8判断ステップにおいて成功したと判断した場合、
前記第1のノードの使用していたチャンネル番号と、前
記使用予定帯域を使用して前記同期通信データの出力を
開始するステップを備えたことを特徴とするデータ伝送
方法。
【0012】第4の発明は、前記第3の課題を解決する
ための手段として以下に示す方法を新たに提案する。チ
ャンネル識別子としてチャンネル番号をデータに付加す
ることによって複数チャンネルの同期通信データを伝送
することが可能なバスを用いて、第1のノードが第2の
ノードに対して前記同期通信データの出力を命令するに
際し、第1のノードは、前記第2のノードが使用するチ
ャンネル番号と使用帯域を取得するステップと、前記チ
ャンネル番号と使用帯域が取得できたか取得できなかっ
たかを判断する第1判断ステップと、前記第1判断ステ
ップにおいて取得できたと判断した場合、前記第2のノ
ードに対して少なくとも出力命令と第2のノードが使用
するチャンネル番号を送信するステップを備え、前記第
2のノードは、前記第1のノードより出力命令と使用帯
域を受信したかどうかを判断する第2判断ステップと、
前記第2判断ステップにおいて受信したと判断した場
合、前記第1のノードより受信したチャンネル番号を使
用して前記同期通信データを出力するステップを備えた
ことを特徴とするデータ伝送方法。
【0013】
【作用】第1の発明では、映像音響機器が使用するチャ
ンネル番号を固定しておき、外部からチャンネル番号を
指示されない限り、その固定したチャンネル番号である
デフォルトチャンネル番号を使って送受信を行う。つま
り受信ノードは外部から指示されない場合は、常にデフ
ォルトチャンネル番号の同期通信データを受信すれば良
い。従って本発明によれば同期通信を行うときに使用者
が受信チャンネルのチャンネル番号を受信ノードに指示
する必要はない。
【0014】第2の発明では、同期通信データの送信ノ
ードを切り換える場合、後から出力を開始する第2のノ
ードは出力中である第1のノードに対して出力停止要求
を送信する。停止要求を受信した第1のノードは出力を
停止し、出力停止要求を送信した第2のノードに対して
自分の使用していた使用帯域を送信する。使用帯域を受
信した第2のノードは、自分の使用予定帯域と受信した
使用帯域とを比較し同じであればそのまま出力する。従
って本発明によれば、送信ノードを切り換える際は、使
用チャンネルと帯域を次のノードにそのまま引き継ぐこ
とにために、出力中のノードは帯域とチャンネルを解放
処理を行う必要がなく、また後から出力するノードもチ
ャンネルと帯域を取得する必要がなくなる。また、使用
者は後から出力を開始するノードに対して出力開始を指
示するだけで、出力中のノードに対して、出力停止を指
示する必要はなくなる。
【0015】第3の発明では、第2の発明において、第
1のノードが出力停止要求を受信した場合、第1のノー
ドは、出力を停止しないと判断した場合は、第2のノー
ドに対して拒否を送信する。拒否を受信した第2のノー
ドは、強制的に第1のノードの出力を停止させる必要が
ある場合は第1のノードに対して強制的に出力を停止さ
せる出力停止命令を送信する。出力停止命令を受信した
第1のノードは無条件に出力を停止する。この発明によ
れば使用者が第1のノードを操作して出力を停止させる
必要がなく、使用者は第2のノードのみを操作すること
で第1のノードの出力を停止させることができる。
【0016】第4の発明では、出力を指示する方のノー
ドが実際に出力させるノードのためにチャンネルと帯域
を取得した後に、出力依頼を実際に出力させるノードに
対して送信する。従って本発明によれば、実際に出力す
るノードはチャンネルと帯域の取得は行わないため、チ
ャンネルまたは帯域を取得できなかった場合のための、
出力を指示するノードと実際に出力するノードの間の通
信は発生しない。
【0017】
【実施例】以下に本発明を実施例を用いて説明する。本
発明は現在IEEEにおいて審議されているP1394
というプロトコルを用いて映像音響データなどの同期通
信データを伝送する際のデータ伝送方法に関するもので
ある。図1に複数のノードを接続した場合の接続例を示
す。図1は複数のノードとして4台の映像音響機器を接
続した例である。映像音響機器101、102、103、104はケ
ーブル105によって接続されている。P1394におい
て使用するケーブルは参考文献の52ページから54ペ
ージに記されている形状のケーブルを用いる。
【0018】図2に映像音響機器102を例にとり、映像
音響機器のブロック図を示す。映像音響機器は、インタ
ーフェースブロック201と映像音響信号処理ブロック202
と制御ブロック203から構成されている。他のノード例
えば映像音響機器101から映像音響機器102へ入力される
信号はインターフェースブロック201へ入力される。イ
ンターフェースブロック201では入力された信号を波形
整形し、映像音響機器103へ出力される。P1394に
おいては図1のような接続形態をとっているが、あるノ
ード(映像音響機器)からの出力信号は全てのノード
(映像音響機器)へ伝送することができる。
【0019】P1394においては同期通信データを伝
送する際は同期通信パケットを用いて伝送する。図3に
P1394が定めている同期通信パケットのフォーマッ
トを示す。同期通信パケットは、4バイトのパケットヘ
ッダ301と、パケットヘッダ301の伝送エラーの有無を調
べるための4バイトのヘッダ用CRC302と、データ領
域303とデータ領域303の伝送エラーの有無を調べるため
の4バイトのデータ用CRC304から構成されている。
図4にパケットヘッダ301のフォーマットを示す。パケ
ットヘッダ301の中にチャンネル番号401が含まれてい
る。P1394では約125μsec(以下サイクルと称
する)毎に複数の映像音響機器などのノードが複数の同
期通信パケットを時分割で伝送することができる。同じ
サイクル内の各パケットを識別するために同期通信パケ
ットにはチャンネル番号401が付加されている。
【0020】同期通信データを送信する際、制御ブロッ
ク203は映像音響信号処理ブロック202へ映像音響データ
などの同期通信データの出力を指示する。映像音響信号
処理ブロック202は制御ブロック203の指示に従い、イン
ターフェースブロック201へ同期通信データを出力す
る。制御ブロック203は使用するチャンネル番号などの
情報を添えてインターフェースブロック201へ同期通信
パケットの出力を指示する。インターフェースブロック
201は制御ブロック203からの指示に従い、映像音響信号
処理ブロック202からの同期通信データを図3のデータ
領域303として図3のパケットフォーマットでパケット
化する。インターフェースブロック201は同期通信パケ
ットを他のノード(映像音響機器)へ出力する。
【0021】同期通信データを受信する場合は、制御ブ
ロック203は受信するべき同期通信パケットのチャンネ
ル番号をインターフェースブロック201へ指示する。イ
ンターフェースブロック201は同期通信パケットのパケ
ットヘッダから指示されたチャンネル番号の同期通信パ
ケットかどうかを判断する。指定されたチャンネル番号
であれば図3の同期通信パケットの中からデータ領域30
3の同期通信データを映像音響信号処理ブロック202へ出
力する。制御ブロック203は映像音響信号処理ブロック2
02へ同期通信データの入力を指示する。映像音響信号処
理ブロック202は同期通信データを入力し、信号処理を
行う。
【0022】前述したようにP1394では同一サイク
ル内に複数のノードが複数の同期通信パケットを時分割
で伝送することができる。つまり複数のノードが複数の
同期通信を見かけ上同時に行うことができる。各同期通
信は各ノードの内部の処理速度に対応した帯域を確保し
て行わなければならない。伝送できる帯域には限度が有
るため、各ノードが使用している帯域を管理する必要が
ある。また、複数チャンネルの同期通信を行うために各
同期通信パケットを識別するために、チャンネル番号が
同期通信パケット内に付加されている。このチャンネル
番号はP1394では1から32までの自然数を使用す
ることができる。複数のノードが同期通信パケットを出
力する際、各同期通信パケットのチャンネル番号が重複
しないように、各ノードが使用するチャンネル番号を管
理する必要がある。P1394において同期通信を行う
ためには、一つのノードが全体構成を管理するCFM(C
onfiguration Manager)となって、帯域とチャンネル番
号を集中管理する。映像音響機器などのように同期通信
を行うノードは、CFMから自分の使用する帯域とチャ
ンネル番号を取得してから同期通信を行わなければなら
ない。
【0023】このような帯域とチャンネル番号の取得の
ための通信を含め同期通信以外の通信は非同期通信パケ
ットを用いた非同期通信で行う。非同期通信は一つのサ
イクル内で同期通信が終了した後、サイクル内の空き時
間を使用して行われる。図5にP1394が定めている
非同期通信パケットのフォーマットを示す。非同期通信
パケットは、16バイトのパケットヘッダ501と、パケ
ットヘッダ501の伝送エラーの有無を調べるための4バ
イトのヘッダ用CRC302と、非同期データ503と非同期
データの伝送エラーの有無を調べるための4バイトのデ
ータ用CRC504から構成されている。パケットヘッダ5
01には図6に示すように、非同期パケットを送信する宛
先のノードのノード識別子である受信ノード識別子601
と自分のノード識別子である送信ノード識別子602が付
加されている。パケットヘッダ内の受信ノード識別子60
1と送信ノード識別子602はそれぞれ2バイトで表されて
いる。受信ノードは、受信ノード識別子601が自分のノ
ード識別子と等しい非同期パケットを受信することによ
り、自分が受信するべき非同期パケットを特定すること
ができる。また、受信ノードは、受信した非同期パケッ
トの送信ノード識別子602によりどのノードがその非同
期パケットを送信したのかを認識することができる。
【0024】次に非同期通信を行う手順を説明する。非
同期通信パケットを送信する際は、制御ブロック203は
インターフェースブロック201に対して、非同期通信デ
ータと宛先のノードのノード識別子である受信ノード識
別子を添えて、非同期通信を指示する。インターフェー
スブロック201は制御ブロック203より入力された非同期
データと受信ノード識別子等より、非同期パケットを作
成し、出力する。非同期パケットを受信すると、インタ
ーフェースブロック201はパケットヘッダ501内の受信ノ
ード識別子601が自分のノード識別子と等しいパケット
の非同期データ503と送信ノード識別子602を制御ブロッ
ク203へ出力する。制御ブロック203は入力された非同期
データに基づいて必要な処理を行う。
【0025】図7に制御ブロック203のブロック図を示
す。コマンド解析ブロック701は使用者の操作または非
同期通信によって他のノードから送られる動作コマンド
等を解釈し、同期通信と非同期通信の開始終了などを通
信管理ブロック702へ指示する。通信管理ブロック702で
はコマンド解析ブロック701からの指示と非同期通信で
他のノードから送られてくる通信管理に必要な情報を入
力し、それらに基づいてインターフェースブロック201
と映像音響信号処理ブロック202へ同期通信の開始、終
了、同期通信パケットの送受信、非同期パケットの送受
信を指示する。また、他のノードの通信管理に必要な情
報を非同期データとしてインターフェースブロック201
へ出力し、同時に非同期通信でその情報を出力すること
を指示する。
【0026】第1の発明の実施例を説明する。従来の方
法でP1394プロトコルを用いて同期通信の送信を行
うためには、送信ノードが、1から32の中から使用中
でないチャンネル番号を選び、そのチャンネル番号を同
期通信パケット内のパケットヘッダに付加して送信す
る。同時に送信ノードは、使用者に対してどのチャンネ
ル番号で送信しているかを表示する必要がある。受信側
では、複数の同期通信パケットが出力されている場合が
あるため、使用者が受信ノードに対して、受信するべき
同期通信パケットのチャンネル番号を、指示する必要が
ある。このように従来の技術で同期通信パケットを送受
信するためには、使用者が送信ノードと受信ノードで使
用するチャンネル番号を合わせる操作が必要であり、使
用者の負担が大きいという課題が有った。第1の発明で
は他のノードや使用者から使用するチャンネル番号を指
定されない限り、固定のチャンネル番号であるデフォル
トチャンネル番号を用いて送受信する。
【0027】第1の発明によって送信ノードが同期通信
の送信を開始する手順について説明する。使用者が送信
ノードの映像音響機器に対して映像音響データの出力を
指示する。この指示は、制御ブロック203のコマンド解
析ブロック701へ入力され、指示からデフォルトチャン
ネル番号で同期通信データの出力を開始するという情報
が抽出され、これらの情報は通信管理ブロック702へ入
力される。通信管理ブロック702ではデフォルトチャン
ネル番号で同期通信データの出力を開始するための制御
を行う。
【0028】送信ノードの通信管理ブロック702の動作
を図8のフローチャートに示す。コマンド解析ブロック
701よりデフォルトチャンネル番号で同期通信データの
出力を指示されると、通信管理ブロック702はステップ8
01へ進む。ステップ801ではインターフェースブロック2
01へCFMからデフォルトチャンネル番号と使用する帯
域を取得するように指示する。インターフェースブロッ
ク201は指示に基づいてCFMと非同期通信を行い帯域
とデフォルトチャンネル番号の取得を行う。インターフ
ェースブロック201はデフォルトチャンネル番号と使用
帯域が取得できたかどうかを制御ブロック203内の通信
管理ブロック702へ出力する。通信管理ブロック702はス
テップ801を実行した後ステップ802へ進む。ステップ80
2ではインターフェースブロック201より入力された情報
からデフォルトチャンネル番号と使用帯域が取得できた
かどうかを判断する。取得できた場合はステップ803へ
進む。ステップ803では映像信号処理ブロック202に対し
映像音響データなどの同期通信データをインターフェー
スブロック201へ出力するように指示する。映像音響信
号処理ブロック202は同期通信データをインターフェー
スブロック201へ出力する。また、ステップ803では、通
信管理ブロック702は、インターフェースブロック201に
対し、映像音響信号処理ブロック202より入力される同
期通信データを、デフォルトチャンネル番号を使用して
同期通信パケットで出力するように指示する。インター
フェースブロック201は、通信管理ブロック702からの指
示に従って、同期通信パケットを出力する。
【0029】次に第1の発明によって受信ノードが同期
通信の受信を開始する手順について説明する。使用者が
受信ノードの映像音響機器に対して映像音響データの入
力を指示する。この指示は、制御ブロック203のコマン
ド解析ブロック701へ入力され、指示からデフォルトチ
ャンネル番号で同期通信データの入力を開始するという
情報が抽出され、これらの情報は通信管理ブロック702
へ入力される。通信管理ブロック702ではデフォルトチ
ャンネル番号で同期通信データの入力を開始するための
制御を行う。
【0030】受信ノードの通信管理ブロックの動作を図
9のフローチャートに示す。コマンド解析ブロック701
よりデフォルトチャンネル番号で同期通信データの入力
を指示されると、通信管理ブロック702はステップ901へ
進む。ステップ901において、通信管理ブロック702は、
インターフェースブロック201へデフォルトチャンネル
番号の同期通信パケットを受信するように指示する。イ
ンターフェースブロック201は通信管理ブロック702から
の指示に従い、デフォルトチャンネル番号の付加された
同期通信パケットを受信し、同期通信データを映像音響
信号処理ブロック202へ出力する。また、ステップ901に
おいて、通信管理ブロック702は、映像音響信号処理ブ
ロック202へインターフェースブロック202から同期通信
データを入力して、信号処理を行うように指示する。映
像音響信号処理ブロック202は通信管理ブロック702から
の指示に従い、同期通信データをインターフェースブロ
ック202から入力し、所定の信号処理を行う。
【0031】このように第1の発明によれば使用者は送
信ノードと受信ノードに対して、それぞれ出力と入力を
指示するだけで同期通信を行うことができ、使用者が使
用するチャンネル番号を受信ノードに指示する必要がな
く、使用者の負担を小さくするという効果を有する。
【0032】第2の発明はノードAが同期通信で送信を
行っている際に、ノードBがノードAに代って同期通信
の送信を行う際のノードA及びノードBにおける同期通
信の開始終了手順に関する。従来の技術を用いて送信ノ
ードを切り換える際は次のような手順で行う。ノードA
が同期通信で送信中に、ノードAの送信を停止するため
には、使用者がノードAを操作することで、使用者がノ
ードAに対して出力停止を指示する。ノードAは使用者
から出力停止の指示を受けると、同期通信パケットの出
力を停止し、CFMに対して使用していたチャンネル番
号と使用帯域の解放を行う。次に使用者はノードBに対
して使用するチャンネル番号を添えて出力を指示する。
ノードBは指示されたチャンネル番号と自分の使用帯域
をCFMから取得し、同期通信の送信を開始する。この
ように使用者はノードAとノードBの両方を操作する必
要がある。また、ノードAとノードBの両方がCFMと
非同期通信を行う必要があり、通信回数が多くなる。
【0033】第2の発明の実施例について説明する。本
実施例は固定のチャンネル番号であるデフォルトチャン
ネル番号を使用してノードAが同期通信の送信を行って
いる時に、ノードBがノードAに代ってデフォルトチャ
ンネル番号を使用して同期通信の送信を開始する場合で
ある。また、本実施例では同期通信パケットの送信ノー
ドを同期通信パケットを受信することのみで特定できる
ように、同期通信パケット内に送信ノードのノード識別
子を付加して同期通信パケットを出力する。本実施例の
同期通信パケットにおけるデータ領域303のフォーマッ
トの一例を図10に示す。送信ノードのノード識別子で
ある送信ノード識別子1001がデータ領域303に付加され
ている。この例では送信ノード識別子1001の後に同期通
信データ1002を付加する。この同期通信データ1002が映
像音響信号処理ブロック202から入力され、また、映像
音響信号処理ブロック202へ出力する同期通信データで
ある。 本実施例におけるノードBが同期通信の送信を
開始する手順について説明する。ノードBの制御ブロッ
ク203における通信管理ブロック702の動作を図11のフ
ローチャートに示す。使用者がノードBまたは他のノー
ドを操作することで、ノードBに対して、同期通信の送
信開始を指示すると、ノードBの制御ブロック203内の
コマンド解析ブロック701を通して、通信管理ブロック7
02へ使用者の指示が伝達される。通信管理ブロック702
が使用者の指示を受け取ると、ステップ1101においてイ
ンターフェースブロック201に対して、デフォルトチャ
ンネル番号の同期パケットの受信を指示する。インター
フェースブロック201はデフォルトチャンネル番号の同
期通信パケットを受信すると、パケット内に付加されて
いる送信ノード識別子1001を検出し、そのノード識別子
を制御ブロックを通信管理ブロック702へ通知する。通
信管理ブロック702はステップ1101を実行した後ステッ
プ1102へ進む。ステップ1102では、インターフェースブ
ロック201よりデフォルトチャンネル番号の送信ノード
識別子を入力し、ノードAがデフォルトチャンネル番号
で同期通信の送信を行っていることを認識し、ステップ
1103へ進む。ステップ1103ではインターフェースブロッ
ク201へ、ノードAに対して出力停止要求を送信するこ
とを指示する。インターフェースブロック201は通信管
理ブロック702からの指示に従い非同期通信パケットを
用いて出力停止要求をノードAに対して出力する。通信
管理ブロック702はステップ1104へ進みノードAの使用
していた使用帯域を受信したか出力停止拒否を受信した
かどうか判断する。ノードAが出力を停止した場合、ノ
ードAはノードAの使用帯域を非同期通信を用いてノー
ドBへ通知し、出力を停止しない場合は停止拒否を通知
する。ノードBのインターフェースブロック201はノー
ドAからの使用帯域または出力停止拒否の情報を含んだ
非同期パケットを受信すると、通信管理ブロック702へ
その情報を通知する。
【0034】ノードBの通信管理ブロック702はインタ
ーフェースブロック201から使用帯域を通知された場
合、ステップ1105へ進む。ステップ1105では通知された
ノードAの使用帯域と自分の使用予定帯域が等しいかど
うかを判断する。等しい場合はステップ1106へ進む。ス
テップ1106では同期通信データをデフォルトチャンネル
番号の同期通信パケットで出力するように映像音響信号
処理ブロック202とインターフェースブロック201へ指示
する。通信管理ブロック702からの指示に従って、映像
信号処理ブロック202は同期通信データをインターフェ
ースブロック201へ出力する。また、インターフェース
ブロック201は、通信管理ブロック702からの指示に従っ
て、同期通信パケットを出力する。
【0035】通信管理ブロック702はステップ1105で等
しくないと判断した場合はステップ1107へ進み、CFM
に対し使用帯域を変更することを要求するように、イン
ターフェースブロック201へ指示する。インターフェー
スブロック201はCFMと非同期通信を行って使用帯域
の変更を行う。インターフェースブロック201は通信管
理ブロック702へ使用帯域が変更できたかどうかを報告
する。通信管理ブロック702はステップ1108へ進み、使
用帯域が変更できたかどうか判断する。変更できなかっ
た場合はステップ1110へ進みインターフェースブロック
201へデフォルトチャンネル番号とノードAが使用して
いた帯域の解放をCFMに対して行うように指示する。
インターフェースブロック201は指示にしたがってCF
Mと非同期通信を行ってデフォルトチャンネル番号とノ
ードAの使用していた帯域を解放する。ステップ1108で
帯域の変更ができたと判断した場合はステップ1109へ進
み、同期通信データをデフォルトチャンネル番号の同期
通信パケットで出力するように映像音響信号処理ブロッ
ク202とインターフェースブロック201へ指示する。通信
管理ブロック702からの指示に従って、映像信号処理ブ
ロック202は同期通信データをインターフェースブロッ
ク201へ出力する。また、インターフェースブロック201
は、通信管理ブロック702からの指示に従って、同期通
信パケットを出力する。 次にノードAが同期通信の
送信を終了する手順について説明する。ノードBの制御
ブロック203における通信管理ブロック702の動作を図1
2のフローチャートに示す。ノードAが同期通信の送信
を行っているときノードAの制御ブロック203における
通信管理ブロック702はステップ1201において、他のノ
ードから出力停止要求が受信されたかどうかを監視して
いる。インターフェースブロック201はノードBから非
同期通信によって出力停止要求の含まれた非同期パケッ
トを受信すると、出力停止要求をノードBから受信した
ことを通信管理ブロック702へ通知する。
【0036】通信管理ブロック702はステップ1201にお
いて出力停止要求を受信したと判断した場合は、ステッ
プ1202へ進み、出力を停止してよいかどうか判断する。
この判断は使用者に委ねる場合も考えられるが、通常ノ
ードAの出力している映像音響データを入力中の機器の
有無で判断することもできる。このためには他のノード
から映像音響データを入力しているノードは映像音響デ
ータを出力しているノードに対して、出力を停止しない
ように要求しておく必要がある。
【0037】ステップ1202において停止しないと判断し
た場合、ステップ1205に進み、インターフェースブロッ
ク201に対してノードBへ出力停止拒否を通知するよう
に指示をする。インターフェースブロック201は通信管
理ブロック702の指示に従い、非同期通信を用いてノー
ドBに対して出力停止拒否を通知する。この場合ノード
Aは出力を停止しない。ステップ1202において停止して
もよいと判断した場合は、ステップ1203ヘ進み、インタ
ーフェースブロック201と映像音響信号処理ブロック202
に対して、同期通信の終了を指示する。インターフェー
スブロック201は通信管理ブロック702の指示にしたがっ
て、同期通信パケットの出力を停止する。映像音響信号
処理ブロック202は通信管理ブロック702の指示にしたが
って、同期通信データをインターフェースブロック201
への出力を終了する。通信管理ブロック702はステップ1
204へ進み、インターフェースブロック201に対して、ノ
ードAの使用していた使用帯域をノードBへ通知するよ
うに指示する。インターフェースブロック201は指示に
従い非同期通信によってノードBに対して使用帯域を通
知する。
【0038】このようにして、本実施例によれば使用者
はノードBを操作することのみでノードAからノードB
へ送信ノードを切り換えることができ、ノードAとノー
ドBの使用帯域が等しい場合はノードAとノードBがC
FMと通信する必要が無く通信回数を少なくすることが
できる。
【0039】また、本実施例において、ノードBはデフ
ォルトチャンネル番号の送信ノードを特定する必要があ
るが、ノードBはデフォルトチャンネル番号の同期通信
パケットを受信し、同期通信パケット内の送信ノード識
別子1001を検出することで、送信ノードを特定すること
ができる。つまり、送信ノードを特定するために使用者
がチャンネル番号を調べ、それをノードBに対して通知
するような作業は全く不要である。
【0040】次に第3の発明は、ノードAからノードB
へ同期通信の送信ノードを切り換える場合に関する。ノ
ードBがノードAに代って同期通信の送信を行う際、第
2の発明では、ノードBがノードAに対して、出力停止
要求を送信する。ノードAが出力を停止しないと判断し
た場合、ノードAはノードBに対して出力停止拒否を通
知し出力を続行する。この様な場合第2の発明によれ
ば、使用者が強制的にノードAからノードBに送信ノー
ドを切り換えると判断した場合、使用者はノードAの出
力を強制的に停止させ、ノードBに対して出力を指示す
る。ノードAは使用者から出力停止を指示されるとCF
Mと非同期通信を行ってデフォルトチャンネル番号と使
用帯域を解放しなければならない。また、ノードBは使
用者の指示にしたがってCFMと非同期通信を行い、デ
フォルトチャンネル番号とノードBの使用する帯域を取
得する必要がある。このようにノードAがノードBに対
して出力停止拒否を通知した場合、使用者はノードAと
ノードBの両方を操作しなければならず、また、ノード
AとノードBは両方ともCFMと非同期通信を行う必要
があった。
【0041】第3の発明の実施例を説明する。本実施例
におけるノードBが同期通信の送信を開始する手順につ
いて説明する。ノードBの制御ブロック203における通
信管理ブロック702の動作を図13のフローチャートに
示す。本実施例が第2の発明と異なるのはステップ1104
においてノードAより出力停止拒否を受信したと判断し
た場合の動作である。本実施例では通信管理ブロック70
2は、ステップ1104において出力停止拒否を受信したと
判断した場合、ステップ1301へ進む。ステップ1301では
ノードAの出力を強制的に停止させるかどうかを判断す
る。この判断は使用者が行い、コマンド解析ブロック70
1を通して通信管理ブロック702へ通知される。
【0042】ステップ1301において強制的に終了させな
いと判断した場合は、ノードBのデフォルトチャンネル
番号を使用した出力は行わない。ステップ1301において
強制的に終了させると判断した場合は、通信管理ブロッ
ク702はステップ1302へ進む。ステップ1302において、
通信管理ブロック702はインターフェースブロック201に
対してノードAに出力停止命令を送信するように指示す
る。インターフェースブロック201は通信管理ブロック7
02の指示に従い、非同期通信によってノードAに対し出
力停止命令を送信する。出力停止命令は出力停止拒否を
受信した後所定の時間以内に送信しなければならない。
ノードAは出力停止命令を受信すると出力を停止し、ノ
ードAの使用帯域をノードBに通知する。ノードBのイ
ンターフェースブロック201はノードAから使用帯域の
含まれた非同期パケットを受信し、ノードBの通信管理
ブロック702へ使用帯域を通知する。ステップ1302を実
行した後、通信管理ブロック702はステップ1104へ進
む。ステップ1104ではノードAから使用帯域を受信して
いるのでステップ1105へ進み、第2の発明と同じ動作を
する。
【0043】次に第3の発明の実施例における、ノード
Aが同期通信の送信を終了する手順について説明する。
ノードAの通信管理ブロック702の動作を図13のフロ
ーチャートに示す。本実施例が第2の発明と異なるのは
第2の発明においてステップ1205を実行した後の動作で
ある。ステップ1205においてノードAの通信管理ブロッ
ク702は、ノードBに対して出力拒否を通知するよう
に、インターフェースブロック201へ指示する。インタ
ーフェースブロック201は通信管理ブロック702の指示に
従い、ノードBに対して非同期通信を用いて出力停止拒
否を通知する。通信管理ブロック702は、ステップ1401
へ進み、ノードBより出力停止命令を受信したかどうか
を所定の時間監視する。
【0044】ノードBがノードAより出力停止拒否を受
信し、ノードAの出力を強制的に停止させると判断した
場合は、出力停止拒否を受信した後所定の時間以内にノ
ードAに対して出力停止命令を送信する。ノードAのイ
ンターフェースブロック201がノードBから出力停止命
令を含んだ非同期パケットを受信し、ノードBより通信
停止命令を受信したことを通信管理ブロック702へ通知
する。通信管理ブロック702はステップ1401において出
力停止命令を受信したと判断し、ステップ1203へ進む。
ステップ1203以降の動作は第2の発明と同じである。ま
た、ノードBがノードAの出力を停止しないと判断した
場合は、所定時間内に出力停止命令を受信しないため、
通信管理ブロック702はステップ1401において出力停止
命令を受信しなかったと判断して、ノードAの同期通信
の送信は続行する。
【0045】以上のように第3の発明によればノードA
からノードBへ同期通信の送信ノードを切り換える際、
ノードAがノードBの出力停止要求を拒否した場合で
も、使用者はノードAを操作せずにノードBを操作する
のみでノードAの出力を停止させることができる。
【0046】第4の発明について説明する。本実施例は
ノードAがノードBに対し、使用するチャンネル番号を
指定して、同期通信の送信を命令する場合に関する。ノ
ードAがノードBに対し、使用するチャンネル番号を指
定して、同期通信の送信を命令すると、ノードBはCF
Mと非同期通信を行って指定されたチャンネル番号と使
用する帯域を取得する。ノードBが帯域とチャンネル番
号を取得できた場合は、ノードBはそのまま出力を開始
するのであるが、例えばノードAから指定されたチャン
ネル番号をノードBが取得することができなかった場
合、チャンネル番号の変更をノードAに求めなければな
らず、ノードAとノードBの通信回数が増大する。
【0047】本実施例におけるノードAがチャンネル番
号を指定してノードBへ出力命令を行う際の手順を説明
する。使用者がノードAを操作することで、ノードBに
出力命令を行うようにノードAに対して指示を行う。使
用者の指示はコマンド解析ブロック701を経由して、通
信管理ブロック702へ伝えられる。ノードAがノードB
に対してチャンネル番号を指定する際の、ノードAの通
信管理ブロック702の動作を図15のフローチャートに
示す。
【0048】通信管理ブロック702はステップ1501にお
いて、インターフェースブロック201に対し、固定のチ
ャンネル番号であるデフォルトチャンネル番号以外のチ
ャンネル番号と使用する帯域を取得するように指示し、
ステップ1502へ進む。インターフェースブロック201
は、通信管理ブロック702の指示に従い、CFMと非同
期通信を行ってデフォルトチャンネル番号以外で未使用
のチャンネルの番号の一つと使用する帯域を取得する。
インターフェースブロック201は、取得したチャンネル
番号とを通信管理ブロック702へ報告する。通信管理ブ
ロック702は、ステップ1502においてチャンネル番号と
帯域が取得できたかどうかを判断する。ステップ1502に
おいてチャンネル番号と帯域を取得できたと判断した場
合、ステップ1503へ進む。ステップ1503において、通信
管理ブロック702は、ノードBが取得したチャンネル番
号で出力を開始するように出力命令を送信するように、
インターフェースブロック201に対して、指示する。イ
ンターフェースブロック201は通信管理ブロック702の指
示にしたがって、非同期通信を用いてノードBへ出力命
令と使用するチャンネル番号を送信する。
【0049】次に本実施例におけるノードBがノードA
よりチャンネル番号を指定されて同期通信の送信を開始
する際の手順を説明する。ノードBのインターフェース
ブロック201が、ノードBから出力命令と使用するチャ
ンネル番号を含んだ非同期パケットを受信する。出力命
令の有無と使用チャンネル番号はノードBの通信管理ブ
ロック702へ伝えられる。
【0050】図16にノードBの通信管理ブロック702
の動作をフローチャートで説明する。通信管理ブロック
702はステップ1601において、出力命令の有無を監視
し、インターフェースブロック201より出力停止命令を
受信したことを通知されると、ステップ1602へ進む。ス
テップ1602において、通信管理ブロック702は映像音響
信号処理ブロック202へ同期通信データをインターフェ
ースブロック201へ出力するように指示する。また、通
信管理ブロック702はインターフェースブロック201へノ
ードAから指定されたチャンネル番号を使用して、同期
通信の送信を行うように指示する。映像信号処理ブロッ
ク202は通信管理ブロック702からの指示に従い、同期通
信データをインターフェースブロック201へ出力する。
インターフェースブロック201は、通信管理ブロック702
からの指示に従い、映像信号処理ブロック202から入力
される同期通信データをノードAから指定されたチャン
ネル番号の同期通信パケットを使用して送信する。
【0051】このように本実施例によれば、出力命令を
出すノード(本実施例ではノードA)が帯域と使用する
チャンネル番号を取得して、取得したチャンネル番号を
添えてノードBに対して出力命令を出す。従って、チャ
ンネル番号と帯域を取得できない場合における、ノード
AとノードBの間の非同期通信は発生しない。
【0052】また、本実施例においてチ他のノードに対
してチャンネル番号指定する際に、取得する番号はデフ
ォルトチャンネル番号以外を取得する。これによって、
ノードAとノードB以外のノードが第1の発明の実施例
で示したデフォルトチャンネル番号を使用した同期通信
を行うことができる。
【0053】
【発明の効果】第1の発明によれば、送信ノードは常に
固定のデフォルトチャンネル番号で同期データを出力
し、受信するノードは常にデフォルトチャンネル番号の
同期通信データを受信すれば良い。つまり使用者など外
部から送受信ノードに対してチャンネル番号を指示する
必要がない。従って第1の発明は、使用者の負担を軽く
するという効果を有する。また、送信ノードと受信ノー
ドの間の使用するチャンネル番号に関する通信が不要に
なるため、通信の回数が減り、送受信の開始手順が簡単
になるという効果も有する。
【0054】第2の発明では出力中のノードがチャンネ
ル番号と帯域の解放を行わず、後から出力するノードも
チャンネル番号を取得する必要がなく、また使用帯域が
同じであれば改めて帯域を確保する必要がない。この様
に第2の発明は送信ノードを切り換える際の手順が非常
に簡単なるという効果を有している。
【0055】また、第3の発明では、第2の発明におい
て出力中のノードが出力停止要求を受信し他のにも関わ
らず、出力を停止しない場合であっても、後から後から
出力するノードのみを使用者が操作することで、出力中
のノードの出力を停止させ、送信ノードを切り換えるこ
とができ、使用者の負担を小さくする効果を有してい
る。
【0056】第4の発明では出力を命令する方はチャン
ネル番号と帯域を取得できた後に、他のノードに取得し
たチャンネル番号を指定して出力命令を出す。つまり、
チャンネル番号と帯域が取得できなかった場合、出力命
令を出すノードと命令を受けるノードの間の通信は発生
しない。従って第3の発明は他のノードに出力を命令す
る際の手順を簡単にするという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】P1394を使用して複数の映像音響機器を接
続した場合の接続例を示す図
【図2】映像音響機器の内部のブロック図
【図3】P1394で規定されている同期通信パケット
のフォーマット図
【図4】P1394で規定されている同期通信パケット
のパケットヘッダのフォーマット図
【図5】P1394で規定されている非同期通信パケッ
トのフォーマット図
【図6】P1394で規定されている非同期通信パケッ
トのパケットヘッダのフォーマット図
【図7】本発明における制御ブロックのブロック図
【図8】第1の発明により、送信を開始する際の通信管
理ブロックの動作のフローチャート
【図9】第1の発明により、受信を開始する際の通信管
理ブロックの動作のフローチャート
【図10】第2の発明および第3の発明による同期通信
パケット内のデータ領域のフォーマット図
【図11】第2の発明により、送信を開始する際の通信
管理ブロックの動作のフローチャート
【図12】第2の発明により、送信を終了する際の通信
管理ブロックの動作のフローチャート
【図13】第3の発明により、送信を開始する際の通信
管理ブロックの動作のフローチャート
【図14】第3の発明により、送信を終了する際の通信
管理ブロックの動作のフローチャート
【図15】第4の発明により、他のノードに対し同期通
信の送信を命令する際の通信管理ブロックの動作のフロ
ーチャート
【図16】第3の発明により、他のノードから同期通信
の送信を命令される際の通信管理ブロックの動作のフロ
ーチャート
【符号の説明】
101 映像音響機器 105 P1394で使用するケーブル 201 本発明におけるインターフェースブロック 202 本発明における映像信号処理ブロック 203 本発明における制御ブロック 301 P1394における同期通信パケットのパケット
ヘッダ 302 P1394における同期通信パケットのヘッダC
RC 303 P1394における同期通信パケットのデータ領
域 304 P1394における同期通信パケットのデータデ
ータ用CRC 401 P1394における同期通信パケットに付加され
るチャンネル番号 501 P1394における非同期通信パケットのパケッ
トヘッダ 502 P1394における非同期通信パケットのヘッダ
CRC 503 P1394における非同期通信パケットのデータ
領域 504 P1394における非同期通信パケットのデータ
データ用CRC 601 P1394における非同期通信パケットに付加さ
れる受信ノード識別子 602 P1394における非同期通信パケットに付加さ
れる送信ノード識別子 701 本発明によるコマンド解析ブロック 702 本発明による通信管理ブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 濱井 信二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャンネル識別子としてチャンネル番号
    をデータに付加することによって複数チャンネルの同期
    通信データを伝送することが可能なバスを用いて前記同
    期通信データを伝送するに際し、送信ノードは、固定の
    チャンネル番号であるデフォルトチャンネル番号と前記
    同期データを伝送するのに必要な使用帯域を取得するス
    テップと、前記デフォルトチャンネル番号と前記使用帯
    域が取得できたか取得できなかったかを判断するステッ
    プと、前記デフォルトチャンネル番号と前記使用帯域を
    用いて前記同期通信データの伝送を開始するステップを
    備え、受信ノードは前記デフォルトチャンネル番号の前
    記同期通信データの受信を開始するステップを備えたこ
    とを特徴とするデータ伝送方法。
  2. 【請求項2】 チャンネル識別子としてチャンネル番号
    をデータに付加することによって複数チャンネルの同期
    通信データを伝送することが可能なバスを用いて、第1
    のノードが前記同期通信データを出力中に、第2のノー
    ドが前記同期通信データを出力するに際し、 前記第1のノードは、前記第2のノードより前記同期通
    信データの出力の停止を要求する出力停止要求を受信し
    たか受信しなかったかを判断する第1判断ステップと、
    前記第1判断ステップにおいて出力停止を受信したと判
    断した場合、出力を停止して良いか停止してはいけない
    かを判断する第2判断ステップと、前記第2判断ステッ
    プにおいて停止しないと判断した場合、前記第2のノー
    ドに対して出力停止拒否を送信するステップと、前記第
    2判断ステップにおいて前記同期通信データの出力を停
    止してよいと判断した場合、前記同期通信データの出力
    を停止するステップと、少なくとも前記第1のノードの
    同期通信データの出力に使用していた使用帯域を前記第
    2のノードに対して送信するステップを備え、 前記第2のノードは、出力停止要求を前記第1のノード
    に対して送信するステップと、前記第1のノードより出
    力停止拒否と前記使用帯域のどちらを受信したかを判断
    する第3判断ステップと前記第3判断ステップにおいて
    前記使用帯域を受信したと判断した場合、前記第1のノ
    ードより受信した前記使用帯域と、前記第2のノードが
    同期通信データを出力するために必要な使用予定帯域が
    等しいか等しくないかを判断する第4判断ステップと、
    前記第4判断ステップにおいて等しいと判断した場合前
    記第1のノードの使用していた使用帯域とチャンネル番
    号を使用して前記同期通信データの出力を開始するステ
    ップを備え、前記第4判断ステップにおいて等しくない
    と判断した場合、前記第1のノードが前記同期通信デー
    タの出力に使用していた使用帯域を、前記第2のノード
    の前記使用予定帯域に変更するステップと、使用帯域の
    変更が成功したか失敗したかを判断する第5判断ステッ
    プと、前記第5判断ステップにおいて成功したと判断し
    た場合、前記第1のノードの使用していたチャンネル番
    号と、前記使用予定帯域で前記同期通信データの出力を
    開始するステップを備えたことを特徴とするデータ伝送
    方法。
  3. 【請求項3】 チャンネル識別子としてチャンネル番号
    をデータに付加することによって複数チャンネルの同期
    通信データを伝送することが可能なバスを用いて、第1
    のノードが前記同期通信データを出力中に、第2のノー
    ドが前記同期通信データを出力するに際し、 前記第1のノードは、前記第2のノードより前記同期通
    信データの出力の停止を要求する出力停止要求を受信し
    たか受信しなかったかを判断する第1判断ステップと、
    前記第1判断ステップにおいて出力停止を受信したと判
    断した場合、前記同期通信データの出力を停止してよい
    か停止してはいけないかを判断する第2判断ステップ
    と、前記第2判断ステップにおいて停止しないと判断し
    た場合、前記第2のノードに対して出力停止拒否を送信
    するステップと、前記第2のノードより強制的に前記同
    期通信データの出力を停止させる出力停止命令を受信し
    たか受信しなかったかを判断する第3判断ステップと、
    前記第3判断ステップで出力停止命令を受信したと判断
    した場合または前記第2判断ステップにおいて停止して
    よいと判断した場合、前記同期通信データの出力を停止
    するステップと、少なくとも前記第1のノードの同期通
    信データの出力に使用していた使用帯域を前記第2のノ
    ードに対して送信するステップを備え、前記第2のノー
    ドは、出力停止要求を前記第1のノードに対して送信す
    るステップと、前記第1のノードより出力停止拒否を受
    信したか受信しなかったかを判断する第4判断ステップ
    と、前記第4判断ステップにおいて受信したと判断した
    場合、前記第1のノードの前記同期通信データの出力を
    強制的に停止させるか停止させないかを判断する第5判
    断ステップと、前記第5の判断ステップにおいて強制的
    に停止させると判断した場合、前記第1のノードに対し
    て前記第1のノードの前記同期通信データの出力を強制
    的に停止させる前記出力停止命令を前記第1のノードに
    対して送信するステップと、前記第1のノードに対して
    前記出力停止命令を送信した場合または前記第4判断ス
    テップにおいて受信しなかったと判断した場合前記第1
    のノードより少なくとも前記使用帯域を受信したか受信
    しなかったかを判断する第6判断ステップと、前記第6
    判断ステップにおいて受信したと判断した場合、前記第
    1のノードより受信した前記使用帯域と、前記第2のノ
    ードが同期通信データを出力するために必要な使用予定
    帯域が等しいか等しくないかを判断する前記第7判断ス
    テップと、前記第7判断ステップにおいて等しいと判断
    した場合、前記第1のノードの使用していた使用帯域と
    チャンネル番号を使用して前記同期通信データの出力を
    開始するステップを備え、前記第7判断ステップにおい
    て等しくないと判断した場合、前記第1のノードが前記
    同期通信データの出力に使用していた使用帯域を、前記
    第2のノードの前記使用予定帯域に変更するステップ
    と、使用帯域の変更が成功したか失敗したかを判断する
    第8判断ステップと、前記第8判断ステップにおいて成
    功したと判断した場合、前記第1のノードの使用してい
    たチャンネル番号と、前記使用予定帯域を使用して前記
    同期通信データの出力を開始するステップを備えたこと
    を特徴とするデータ伝送方法。
  4. 【請求項4】 同期通信データを出力するに際し、送信
    ノードのノード識別子を前記同期通信データに付加して
    出力し、前記同期通信データに付加された前記ノード識
    別子によって送信ノードを特定することを特徴とする請
    求項2または3記載のデータ伝送方法。
  5. 【請求項5】 チャンネル識別子としてチャンネル番号
    をデータに付加することによって複数チャンネルの同期
    通信データを伝送することが可能なバスを用いて、第1
    のノードが第2のノードに対して前記同期通信データの
    出力を命令するに際し、 第1のノードは、前記第2のノードが使用するチャンネ
    ル番号と使用帯域を取得するステップと、前記チャンネ
    ル番号と使用帯域が取得できたか取得できなかったかを
    判断する第1判断ステップと、前記第1判断ステップに
    おいて取得できたと判断した場合、前記第2のノードに
    対して少なくとも出力命令と第2のノードが使用するチ
    ャンネル番号を送信するステップを備え、前記第2のノ
    ードは、前記第1のノードより出力命令と使用帯域を受
    信したかどうかを判断する第2判断ステップと、前記第
    2判断ステップにおいて受信したと判断した場合、前記
    第1のノードより受信したチャンネル番号を使用して前
    記同期通信データを出力するステップを備えたことを特
    徴とするデータ伝送方法。
  6. 【請求項6】 第1のノードが第2のノードに対して、
    前記第2のノードが使用するべきチャンネル番号を指定
    して同期通信データの出力を命令するに際し、前記第1
    のノードは固定のチャンネル番号であるデフォルトチャ
    ンネル番号以外のチャンネル番号を取得するステップを
    備えたことを特徴とする請求項5記載のデータ伝送方
    法。
JP05026294A 1994-03-09 1994-03-22 データ伝送方法 Expired - Lifetime JP3152055B2 (ja)

Priority Applications (23)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05026294A JP3152055B2 (ja) 1994-03-22 1994-03-22 データ伝送方法
DE69519194T DE69519194T2 (de) 1994-03-09 1995-03-07 Datenübertragungssystem und Verfahren
DE69520378T DE69520378T2 (de) 1994-03-09 1995-03-07 Datenübertragungssystem und Verfahren
EP00125166A EP1083703B1 (en) 1994-03-09 1995-03-07 Data transmission system and method
EP00125836A EP1087571B1 (en) 1994-03-09 1995-03-07 Data transmission system and method
EP99114762A EP0957609B1 (en) 1994-03-09 1995-03-07 Data transmission system and method
DE69531014T DE69531014T2 (de) 1994-03-09 1995-03-07 Datenübertragungssystem und Verfahren
DE69521727T DE69521727T2 (de) 1994-03-09 1995-03-07 Datenübertragungssystem und Verfahren
DE69531015T DE69531015T2 (de) 1994-03-09 1995-03-07 Datenübertragungssystem und Verfahren
DE69531013T DE69531013T2 (de) 1994-03-09 1995-03-07 Datenübertragungssystem und Verfahren
US08/399,587 US5535208A (en) 1994-03-09 1995-03-07 Data transmission system and method
EP00125167A EP1083704B1 (en) 1994-03-09 1995-03-07 Data transmission system and method
EP99114763A EP0957610B1 (en) 1994-03-09 1995-03-07 Data transmission system and method
EP00125163A EP1085699B1 (en) 1994-03-09 1995-03-07 Data transmission system and method
DE69520457T DE69520457T2 (de) 1994-03-09 1995-03-07 Datenübertragungssystem und Verfahren
DE69531012T DE69531012T2 (de) 1994-03-09 1995-03-07 Datenübertragungssystem und Verfahren
EP00125165A EP1085701A3 (en) 1994-03-09 1995-03-07 Data transmission system and method
EP00125162A EP1085698B1 (en) 1994-03-09 1995-03-07 Data transmission system and method
DE69531017T DE69531017T2 (de) 1994-03-09 1995-03-07 Datenübertragungssystem und Verfahren
EP00125164A EP1085700B1 (en) 1994-03-09 1995-03-07 Data transmission system and method
EP95103203A EP0682430B1 (en) 1994-03-09 1995-03-07 Data transmission system and method
DE69531011T DE69531011T2 (de) 1994-03-09 1995-03-07 Datenübertragungssystem und Verfahren
EP99114757A EP0957608B1 (en) 1994-03-09 1995-03-07 Data transmission system and method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05026294A JP3152055B2 (ja) 1994-03-22 1994-03-22 データ伝送方法

Related Child Applications (8)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32635099A Division JP3152232B2 (ja) 1999-11-17 1999-11-17 データ伝送方法
JP32635199A Division JP3152233B2 (ja) 1999-11-17 1999-11-17 データ伝送方法
JP2000375644A Division JP3379522B2 (ja) 2000-12-11 2000-12-11 データ送信装置及び送信方法
JP2000375648A Division JP3379526B2 (ja) 2000-12-11 2000-12-11 データ伝送装置及び伝送方法
JP2000375646A Division JP3379524B2 (ja) 2000-12-11 2000-12-11 データ伝送装置及び伝送方法
JP2000375647A Division JP3379525B2 (ja) 2000-12-11 2000-12-11 データ伝送装置及び伝送方法
JP2000375649A Division JP3379527B2 (ja) 2000-12-11 2000-12-11 データ伝送装置及び伝送方法
JP2000375645A Division JP3379523B2 (ja) 2000-12-11 2000-12-11 データ受信装置及び受信方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07264219A true JPH07264219A (ja) 1995-10-13
JP3152055B2 JP3152055B2 (ja) 2001-04-03

Family

ID=12854068

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05026294A Expired - Lifetime JP3152055B2 (ja) 1994-03-09 1994-03-22 データ伝送方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3152055B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09284619A (ja) * 1996-04-09 1997-10-31 Canon Inc 撮像処理装置
US6631432B1 (en) 1998-12-24 2003-10-07 Canon Kabushiki Kaisha Information processing system, control method therefor, and information processing apparatus
US6731650B1 (en) 1998-04-27 2004-05-04 Canon Kabushiki Kaisha Data transfer apparatus and its control method
US7486308B1 (en) 1999-05-24 2009-02-03 Panasonic Corporation Image switching device and image outputting devices
JP2018198363A (ja) * 2017-05-23 2018-12-13 本田技研工業株式会社 通信システム、及び通信制御方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5970642B1 (ja) 2016-01-17 2016-08-17 株式会社インフィニティング 食器

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09284619A (ja) * 1996-04-09 1997-10-31 Canon Inc 撮像処理装置
US6731650B1 (en) 1998-04-27 2004-05-04 Canon Kabushiki Kaisha Data transfer apparatus and its control method
US6967973B2 (en) 1998-04-27 2005-11-22 Canon Kabushiki Kaisha Data transfer apparatus and its control method
US7095755B2 (en) 1998-04-27 2006-08-22 Canon Kk Data transfer apparatus and its control method
US6631432B1 (en) 1998-12-24 2003-10-07 Canon Kabushiki Kaisha Information processing system, control method therefor, and information processing apparatus
US7486308B1 (en) 1999-05-24 2009-02-03 Panasonic Corporation Image switching device and image outputting devices
JP2018198363A (ja) * 2017-05-23 2018-12-13 本田技研工業株式会社 通信システム、及び通信制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3152055B2 (ja) 2001-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0957608B1 (en) Data transmission system and method
JPH07264219A (ja) データ伝送方法
JP3379527B2 (ja) データ伝送装置及び伝送方法
JP3379526B2 (ja) データ伝送装置及び伝送方法
JP3379523B2 (ja) データ受信装置及び受信方法
JP3379522B2 (ja) データ送信装置及び送信方法
JP3379525B2 (ja) データ伝送装置及び伝送方法
JP3379524B2 (ja) データ伝送装置及び伝送方法
JP3152232B2 (ja) データ伝送方法
Cisco SDLLC: SDLC to LLC2 Media Translation
JP3152233B2 (ja) データ伝送方法
US8149873B2 (en) Data transmission apparatus efficiently using network resources
JP2001308898A (ja) ネットワーク管理方法、無線伝送方法および無線伝送装置
EP1499080B1 (en) Selection and setting up of a data stream connection through an intermediary device
JP3637817B2 (ja) 機器接続方法およびプログラム記録媒体
JP3728846B2 (ja) データ伝送方法およびデータ伝送フォーマットおよびデータ伝送装置
JPS63146536A (ja) デ−タ通信方式
JP2002252648A (ja) 通信適応パケット処理システム
JP4172014B2 (ja) コネクション設立方法
WO2012135291A1 (en) METHOD AND APPARATUS FOR QUALITY-OF-SERVICE (QoS) MANAGEMENT
JPS59158143A (ja) ロ−カルネツトワ−ク
JPH09162954A (ja) ネットワーク間接続装置
JP2000059407A (ja) ネットワ―ク管理方泡情報処理方法及び装置、情報提供媒体
JPH05235958A (ja) Lan内送信制御装置
JPS63161747A (ja) ホ−ムバスシステム

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080126

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090126

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090126

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100126

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110126

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110126

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120126

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130126

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130126

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140126

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140126

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150126

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term