JPH07263159A - マイクロ波励起光源装置 - Google Patents

マイクロ波励起光源装置

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JPH07263159A
JPH07263159A JP7980594A JP7980594A JPH07263159A JP H07263159 A JPH07263159 A JP H07263159A JP 7980594 A JP7980594 A JP 7980594A JP 7980594 A JP7980594 A JP 7980594A JP H07263159 A JPH07263159 A JP H07263159A
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雅啓 下代
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智 澤村
Yoshinori Tsuruta
義範 鶴田
Takahiro Aoyama
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 直線的または平面的に均一な照射に好適なマ
イクロ波励起光源装置を得る。 【構成】 マイクロ波電源11と、マイクロ波電源11
から出力されたマイクロ波を導入する矩形導波管12
と、矩形導波管12に導入されたマイクロ波により誘導
放電を生じ発光する無電極ランプ14とを具備したマイ
クロ波励起光源装置において、矩形導波管12とランプ
室13との間に、基本モードから基本モードと高次モー
ドとからなるTE波へ変換する多重モード変換器10が
設けられて、マイクロ波電源11と矩形導波管12と多
重モード変換器10とランプ室13とが電気的に接続さ
れたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロ波により誘導
放電を生じ発光する無電極ランプを用いた光源装置で、
直線的または平面的に均一な照射に好適な光源装置に関
するものである。このような光源装置は、例えば半導体
製造プロセスで半導体ウエハー上に塗布されたレジスト
をオゾンと紫外線を用いて分解除去するのに使われる。
【0002】
【従来の技術】複数個の無電極ランプを空胴共振器内に
設けて、平面的に均一照射を行うマイクロ波励起光源装
置が、特開昭63−224193号公報に開示されてい
る。
【0003】図8は従来のマイクロ波励起光源装置を示
す概略構成図である。図示するように、例えば偏平な直
方体の空胴共振器1内に直管状または球状の無電極ラン
プ2を複数個平面状に配置しており、この空胴共振器の
下面は金網3で形成され、光が取り出せるようになって
いる。
【0004】上記空胴共振器1には電力供給口4を設
け、導波管5を介してマイクロ波電源6からマイクロ波
電力が供給されることによって、空胴共振器内に電磁波
の定在波が生じるので、この定在波の山の部分に上記用
途のランプ2を配置して、紫外線を平面的に照射させ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術で使用さ
れている空胴共振器1は、マイクロ波の波長に共振する
ように空胴共振器のサイズを決定しているが、放電が開
始すると、共振周波数が変化するために、共振器に共振
周波数調整用ネジまたはスタブを設け、試行錯誤的に共
振位置を再設定しなければならないという作業上の繁雑
さがあった。
【0006】さらに、空胴共振器1内では電磁波による
定在波の山谷が2次元的に存在するために、例えば一方
向に立つ複数の定在波の山の部分に沿って上記ランプを
配置した場合、他方向に立つ定在波によって、直管状ラ
ンプでは長手方向に、また球状ランプでは直線配置方向
に発光ムラが生じるという問題がある。そこで、この発
光ムラを無くし、平面内の光の均一性をより良くするた
めに、空胴共振器内に2つ以上の定在波のモードを共存
させる試みがなされているが、空胴共振器の少なくとも
2辺の長さを同時に大きくする方向に変化させなくては
ならず、コストアップという問題が生じる。しかも、空
胴共振器の側壁付近においては、この方法を用いても電
界強度はなだらかに弱まり、その結果、発光強度分布の
均一性は低下する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明においては、マイ
クロ波電源と、マイクロ波電源から出力されたマイクロ
波を導入する矩形導波管と、矩形導波管に導入されたマ
イクロ波により誘導放電を生じ発光する無電極ランプと
を具備したマイクロ波励起光源装置を対象とし、無電極
ランプをランプ室に収納し、ランプ室と前記矩形導波管
との間に、基本モードから基本モードと高次モードとか
らなるTE波へ変換する多重モード変換器が設けられ
て、マイクロ波電源と矩形導波管と多重モード変換器と
ランプ室とが電気的に接続され、多重モード変換器は、
両H面に形成された不連続な直角部を境にして電源側矩
形導波管部とランプ側矩形導波管部とからなり、電源側
矩形導波管部が矩形導波管と整合するように形成され、
電源側矩形導波管部の中心軸とランプ側矩形導波管部の
中心軸とを一致させると共に、ランプ側矩形導波管部の
長辺の長さをマイクロ波の自由空間波長λ0 の3/2λ
0 以上とし、かつランプ側矩形導波管部の短辺の長さを
電源側矩形導波管部の短辺と同じ1/2λ0 以下とし、
ランプ室は、ランプ側矩形導波管部の開口部と整合する
ように直方体状を呈した1つの面全体を開口した電力供
給口と、網状に形成した面と、ランプ室内部に定在波を
立たせるようにマイクロ波導波路を終端短絡させる面と
を有し、無電極ランプは、マイクロ波導波路を終端短絡
させる面と平行な位置に沿って配設されたことを特徴と
する。
【0008】
【作用】矩形導波管内に、基本モードと高次モードとか
らなるTE波を伝搬させることによって、マイクロ波の
進行方向に垂直な電界の面内分布を均一にすることが可
能となる。したがって、上記面内に無電極ランプを配置
することによって、直線的に均一性の優れた光源を得る
ことができる。さらに、無電極ランプを収納したランプ
室の奥行きをマイクロ波の進行方向に広げ、上記ランプ
室内にマイクロ波の定在波を立てることによって、その
定在波の山の部分に無電極ランプを配置すると、平面的
にも均一度の高い光源とすることができる。
【0009】
【実施例】
<実施例1>図1は本発明に係るマイクロ波励起光源装
置の第1の実施例を示しており、直線的に均一照射可能
な光源を得るための概略構成図である。図示するよう
に、多重モード変換器10がマイクロ波電源11に接続
された矩形導波管12とランプ室13との間に設けられ
ており、無電極ランプ14を収納したランプ室に矩形導
波管及び多重モード変換器を介してマイクロ波電源から
マイクロ波電力が供給されるように、マイクロ波電源,
矩形導波管,多重モード変換器及びランプ室がそれぞれ
電気的に接続されている。なお、多重モード変換器及び
ランプ室は、導波管と同じ材料で製作されている。
【0010】多重モード変換器10は、図2に示すよう
に、E面(長辺側)同士が平行で、しかも両H面(短辺
側)に直角部を設けた不連続形状の矩形導波管であっ
て、直角部を境にして長辺a′及び短辺b′の電源側矩
形導波管部10Aと長辺a及び短辺bのランプ側矩形導
波管部10Bとからなる。この電源側矩形導波管部及び
ランプ側矩形導波管部には、それぞれ電源側接続部10
aとランプ側接続部10bとを有しており、ランプ側接
続部が電源側接続部より広くなっている。
【0011】電源側接続部10aは、マイクロ波電源1
1に接続された矩形導波管12と整合するように形成さ
れており、例えば周波数2.45GHz (マイクロ波の自
由空間波長λ0 =12.24cm)のマグネトロンをマイ
クロ波電源に使用する場合、電源側矩形導波管部10A
のサイズを、JIS規格番号WRJ−2と同様の10.
9cm×5.5cmとすることよって、矩形導波管を通して
電源側接続部に入射されるTE10モードのマイクロ波
は、電源側矩形導波管部からランプ側矩形導波管部10
Bへと伝搬する際、基本モードであるTE10モードと高
次モードとからなるTE波へ変換される。
【0012】多重モード変換器10内を伝搬するTEmn
モードのTE波の管内波長λg には、次に示す(1)式
が成り立つ。
【0013】 (1/λg)2 =(1/λ0 2 −[(m/2a)2 +(n/2b)2 ]…(1)
【0014】したがって、電源側矩形導波管部10Aの
短辺b′及びランプ側矩形導波管部10Bの短辺bを、
共にマイクロ波の自由空間波長λ0 の1/2λ0 以下の
5.5cmに保ち、さらに上記(1)式にm=3,n=0 代入し
て、(1/λ0 2 −(3/2a)2 >0から求められ
たランプ側矩形導波管部の長辺aを、マイクロ波の自由
空間波長λ0 の(λ0 /2)・3(m=3)以上とし、
しかも図2に示すように、電源側矩形導波管部の中心軸
とランプ側矩形導波管部の中心軸とを一致させることに
よって、短辺bに垂直方向の電界成分を立たせることな
く、電源側矩形導波管部にTEm0(m=1,3,5 …)モード
のマイクロ波を伝搬させることができる。
【0015】上記ランプ側矩形導波管部10Bの長辺a
を、例えばm=5として、(λ0 /2)・5(m=5)
>aと設計した場合、多重モード変換器10によりTE
10とTE30との2個のモードの波を同時にランプ室13
へと伝搬させることが可能になる。この場合、2つのモ
ードが合成された波によるランプ側矩形導波管部10B
内の電界分布は、図3(a)の実線で示されるように、
均一性が高くなる。ここで、TEm0モードのうち、m が
偶数次の波が生じないのは、多重モード変換器の構造が
左右対称となっているためである。なお、矩形導波管1
2内と同じである電源側矩形導波管部10A内の電界分
布は、図3(b)に示している。
【0016】ランプ室13は、図1に示すように、偏平
な直方体状を呈しており、ランプ側矩形導波管部10B
の接続部10bと整合するように面13A全体を開口し
た電力供給口が設けられるので、このランプ室内の電界
分布も図3(a)の実線で示されるようになる。また、
面13Aと対向する面13Bが金網13Nで形成され、
この面13Bから光が取り出せると共に、マイクロ波導
波路を終端短絡させる面になっている。なお、上記以外
の面は閉鎖されている。
【0017】上記ランプ室13内には、直管状の無電極
ランプ14がマイクロ波導波路を終端短絡させる面13
Bと平行な位置、すなわち面13Bから多重モード変換
器10側へ、マイクロ波の管内波長λg の1/4の位置
に立つ定在波の山の部分に沿って配置される。なお、ラ
ンプを配置する位置としては、効率よく発光させるため
にも定在波の山の部分が最もよい。
【0018】無電極ランプ14は、用途に応じて変わ
り、例えば紫外線光源とする場合、その材質として石英
などの紫外線透過物質を用い、また封入する物質として
Ne,Arなどの希ガスと小量のHg,Cd,Znなど
の各種金属またはこれらのハロゲン化物などがある。さ
らに、ランプの発光強度を最適化するために、ランプの
一端または両端をランプ室13の側壁に設けた小孔より
外部に出し、その部分を封入金属の最適蒸気圧に対応す
る温度に保つように温度制御すれば良い。例えばHgを
小量封入し、185nm及び254nmの波長の紫外光を利
用する場合は、40〜70℃に保つように水等の液体で
冷却する。この場合、マイクロ波が外に漏洩するのを防
ぐために、図示していないが、外部に露出したランプ部
を金属しゃへい箱で覆う必要がある。
【0019】図4はNeガス封入直管ランプでの本発明
による発光強度分布を示す図である。光源装置は図1に
示した第1の実施例と同様な構成にしてある。多重モー
ド変換器10のランプ側矩形導波管部10Bの長辺aを
490mmとした。この場合は(1)式よりTE10,TE
30,TE50及びTE70モードの波までが合成されてい
る。他のモードの波は、たとえ立ったとしても急激に減
衰して、多重モード変換器を伝搬することはない。多重
モードの中でも、TE10及びTE30モードの割合が高
い。直管ランプは面13Bから多重モード変換器10側
へ、この2つの管内波長λg =12.34cm及び13.
20cmの平均値の1/4の位置に配置している。図4か
らわかるように、均一性は40cmの直線上で±15%以
内となり、飛躍的に向上している。このように、帯状光
源となる直管ランプ1本当たりの均一性を高めることに
より、この直管ランプを2次元的に配列して均一な平面
照射に応用することができる。
【0020】<実施例2>図5は本発明に係るマイクロ
波励起光源装置の第2の実施例を示しており、平面的に
均一照射可能な光源を得るための概略構成図である。
【0021】本実施例は、第1の実施例に示したランプ
室を積み重ねて平面的に配置したものである。図示する
ように、マイクロ波電源から出力されて矩形導波管を伝
搬するマイクロ波は、2つの導波路を有するマイクロ波
分配器20に入射する。このマイクロ波分配器の各導波
路20A,20Bの出力側には、第1の実施例と同様
に、それぞれ多重モード変換器10,10の電源側接続
部が接続されると共に、それぞれのランプ側接続部に
は、無電極ランプ14,14を収納したランプ室13,
13が設けられている。
【0022】本実施例においては、2つのマイクロ波分
配器20,20を用いて、マイクロ波電力を4等分に分
配しているが、マイクロ波分配器の数、マイクロ波分配
器の導波路の数、矩形導波管の数及びマイクロ波電源の
数は、適宜に選定することができる。
【0023】<実施例3>図6は本発明に係るマイクロ
波励起光源装置の第3の実施例を示しており、平面的に
均一照射可能な光源を得るための概略構成図である。
【0024】本実施例は、第1の実施例に示したランプ
室をマイクロ波の進行方向に平面的に広げたものであ
る。図示するように、実施例1と同じ多重モード変換器
10に接続されたランプ室13は、マイクロ波導波路を
終端短絡させる面13Bが閉鎖され、また面13Cが金
網13Nで形成される。このランプ室には、複数本の直
管ランプ14,14…がそれぞれ面13Bから多重モー
ド変換器10側へ、マイクロ波の管内波長λg の1/4
の繰返し位置に立つ複数個の定在波の山の部分に沿って
配置される。
【0025】<実施例4>図7は本発明に係るマイクロ
波励起光源装置の第4の実施例を示しており、平面的に
均一照射可能な光源を得るための概略構成図である。
【0026】本実施例は、第3の実施例のランプ室を変
形させたものである。図示するように、多重モード変換
器10に接続されたランプ室13は、その上面13Dを
傾斜させて、下面13Cと上面13Dとの間隔が面13
B方向に徐々に小さくなるテーパー状を呈している。こ
れは実施例3に示すように、ランプ室内に複数個のラン
プ14を配置した場合、マイクロ波電力はランプの発光
吸収によって、マイクロ波導入側から終端部へと向かう
につれ減衰する。このマイクロ波電力の減衰は、ランプ
室をテーパー状にすることにより補うことができる。こ
の場合、ランプ室のテーパーの絞り方を緩やかにして、
マイクロ波のモードを乱さないようにする。なお、テー
パーは直線状に絞っているが、適切な曲率を付けて絞っ
ても良い。
【0027】以上の実施例において、多重モード変換器
10のランプ側矩形導波管部の長辺aを、マイクロ波の
自由空間波長の1/2の奇数次倍で広げることによっ
て、より高次のTE波を伝搬させることができる。ま
た、無電極ランプ14としての直管ランプを、U字状ラ
ンプ、球状ランプにしても良く、また偏平に形成したラ
ンプにより広い面積を照射できる。さらに、マイクロ波
は、連続的にパワーを投入しても良いし、パルス状に投
入(パルス放電)させても良い。また、適宜に矩形導波
管12と多重モード変換器10との間に可動スタブ式の
整合器を設けても良い。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、調整作業
を全く行うことなく、また装置の寸法を大きくさせるこ
とによるコストアップさせることなく、直管状ランプで
は長手方向に、また球状ランプでは直線配置方向の発光
強度分布をより均一し、しかも発光強度分布の均一範囲
を拡大させることができ、さらに上記のように発光強度
分布の均一範囲を拡大させた帯状光源を、平面的に配置
することによって、より均一に平面照射させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマイクロ波励起光源装置の第1の
実施例を示す概略構成図である。
【図2】本発明の多重モード変換器を示す概略構成図で
ある。
【図3】(a)は本発明の多重モード変換器のランプ側
矩形導波管部内の電界分布を示す図、(b)は電源側矩
形導波管部内の電界分布を示す図である。
【図4】Neガス封入直管ランプでの本発明による発光
強度分布を示す図である。
【図5】本発明に係るマイクロ波励起光源装置の第2の
実施例を示す概略構成図である。
【図6】本発明に係るマイクロ波励起光源装置の第3の
実施例を示す概略構成図である。
【図7】本発明に係るマイクロ波励起光源装置の第4の
実施例を示す概略構成図である。
【図8】従来のマイクロ波励起光源装置を示す概略構成
図である。
【符号の説明】
10 多重モード変換器 10A 電源側矩形導波管部 10B ランプ側矩形導波管部 11 マイクロ波電源 12 矩形導波管 13 ランプ室 14 無電極ランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 澤村 智 大阪市淀川区田川2丁目1番11号 株式会 社ダイヘン内 (72)発明者 鶴田 義範 大阪市淀川区田川2丁目1番11号 株式会 社ダイヘン内 (72)発明者 青山 隆浩 大阪市淀川区田川2丁目1番11号 株式会 社ダイヘン内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロ波電源と、前記マイクロ波電源
    から出力されたマイクロ波を導入する矩形導波管と、前
    記矩形導波管に導入されたマイクロ波により誘導放電を
    生じ発光する無電極ランプとを具備したマイクロ波励起
    光源装置において、 前記無電極ランプをランプ室に収納し、前記ランプ室と
    前記矩形導波管との間に、基本モードから基本モードと
    高次モードとからなるTE波へ変換する多重モード変換
    器が設けられて、前記マイクロ波電源と矩形導波管と多
    重モード変換器とランプ室とが電気的に接続され、 前記多重モード変換器は、両H面に形成された不連続な
    直角部を境にして電源側矩形導波管部とランプ側矩形導
    波管部とからなり、前記電源側矩形導波管部が前記矩形
    導波管と整合するように形成され、前記電源側矩形導波
    管部の中心軸とランプ側矩形導波管部の中心軸とを一致
    させると共に、前記ランプ側矩形導波管部の長辺の長さ
    をマイクロ波の自由空間波長λ0 の3/2λ0 以上と
    し、かつ前記ランプ側矩形導波管部の短辺の長さを前記
    電源側矩形導波管部の短辺と同じ1/2λ0 以下とし、 前記ランプ室は、前記ランプ側矩形導波管部と整合する
    ように直方体状を呈した1つの面全体を開口した電力供
    給口と、網状に形成した面と、定在波を立たせるように
    マイクロ波導波路を終端短絡させる面とを有し、 前記無電極ランプは、前記マイクロ波導波路を終端短絡
    させる面と平行な位置に沿って配設されたマイクロ波励
    起光源装置。
JP7980594A 1994-03-25 1994-03-25 マイクロ波励起光源装置 Expired - Lifetime JP3519116B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007081366A (ja) * 2005-08-19 2007-03-29 Stanley Electric Co Ltd 光源装置
JP2015191743A (ja) * 2014-03-27 2015-11-02 岩崎電気株式会社 マイクロ波無電極ランプ及びこれを使用した光照射装置

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JP2007081366A (ja) * 2005-08-19 2007-03-29 Stanley Electric Co Ltd 光源装置
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