JPH07263161A - マイクロ波励起光源装置 - Google Patents
マイクロ波励起光源装置Info
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- JPH07263161A JPH07263161A JP7980794A JP7980794A JPH07263161A JP H07263161 A JPH07263161 A JP H07263161A JP 7980794 A JP7980794 A JP 7980794A JP 7980794 A JP7980794 A JP 7980794A JP H07263161 A JPH07263161 A JP H07263161A
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- Japan
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- lamp
- microwave
- rectangular waveguide
- power source
- connecting portion
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- Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 直線的または平面的に均一な照射に好適なマ
イクロ波励起光源装置を得る。 【構成】 マイクロ波電源12と、マイクロ波電源12
から出力されたマイクロ波を導入する矩形導波管13
と、矩形導波管13に導入されたマイクロ波により誘導
放電を生じ発光する無電極ランプ16とを具備したマイ
クロ波励起光源装置において、無電極ランプ16をラン
プ室14に収納し、ランプ室14は、直方体状を呈した
1つの面を開口した電力供給口と、網状に形成した面と
が設けられると共に、マイクロ波の進行波のみを伝搬さ
せるように、1つの面と対向する面全体を開口したマイ
クロ波導波路の終端部にダミーロード15が設けられ、
無電極ランプ16は、電力供給口と平行な位置に沿って
配設されたことを特徴とする。
イクロ波励起光源装置を得る。 【構成】 マイクロ波電源12と、マイクロ波電源12
から出力されたマイクロ波を導入する矩形導波管13
と、矩形導波管13に導入されたマイクロ波により誘導
放電を生じ発光する無電極ランプ16とを具備したマイ
クロ波励起光源装置において、無電極ランプ16をラン
プ室14に収納し、ランプ室14は、直方体状を呈した
1つの面を開口した電力供給口と、網状に形成した面と
が設けられると共に、マイクロ波の進行波のみを伝搬さ
せるように、1つの面と対向する面全体を開口したマイ
クロ波導波路の終端部にダミーロード15が設けられ、
無電極ランプ16は、電力供給口と平行な位置に沿って
配設されたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロ波により誘導
放電を生じ発光する無電極ランプを用いた光源装置で、
直線的または平面的に均一な照射に好適な光源装置に関
するものである。このような光源装置は、例えば半導体
製造プロセスで半導体ウエハー上に塗布されたレジスト
をオゾンと紫外線を用いて分解除去するのに使われる。
放電を生じ発光する無電極ランプを用いた光源装置で、
直線的または平面的に均一な照射に好適な光源装置に関
するものである。このような光源装置は、例えば半導体
製造プロセスで半導体ウエハー上に塗布されたレジスト
をオゾンと紫外線を用いて分解除去するのに使われる。
【0002】
【従来の技術】複数個の無電極ランプを空胴共振器内に
設けて、平面的に均一照射を行うマイクロ波励起光源装
置が、特開昭63−224193号公報に開示されてい
る。
設けて、平面的に均一照射を行うマイクロ波励起光源装
置が、特開昭63−224193号公報に開示されてい
る。
【0003】図6は従来のマイクロ波励起光源装置を示
す概略構成図である。図示するように、例えば偏平な直
方体の空胴共振器1内に直管状または球状の無電極ラン
プ2を複数個平面状に配置しており、この空胴共振器の
下面は金網3で形成され、光が取り出せるようになって
いる。
す概略構成図である。図示するように、例えば偏平な直
方体の空胴共振器1内に直管状または球状の無電極ラン
プ2を複数個平面状に配置しており、この空胴共振器の
下面は金網3で形成され、光が取り出せるようになって
いる。
【0004】上記空胴共振器1には電力供給口4を設
け、導波管5を介してマイクロ波電源6からマイクロ波
電力が供給されることによって、空胴共振器内に電磁波
の定在波が生じるので、この定在波の山の部分に上記用
途のランプ2を配置して、紫外線を平面的に照射させ
る。
け、導波管5を介してマイクロ波電源6からマイクロ波
電力が供給されることによって、空胴共振器内に電磁波
の定在波が生じるので、この定在波の山の部分に上記用
途のランプ2を配置して、紫外線を平面的に照射させ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術で使用さ
れている空胴共振器1は、マイクロ波の波長に共振する
ように空胴共振器のサイズを決定しているが、放電が開
始すると、共振周波数が変化するために、共振器に共振
周波数調整用ネジまたはスタブを設け、試行錯誤的に共
振位置を再設定しなければならないという作業上の繁雑
さがあった。
れている空胴共振器1は、マイクロ波の波長に共振する
ように空胴共振器のサイズを決定しているが、放電が開
始すると、共振周波数が変化するために、共振器に共振
周波数調整用ネジまたはスタブを設け、試行錯誤的に共
振位置を再設定しなければならないという作業上の繁雑
さがあった。
【0006】さらに、空胴共振器1内では電磁波による
定在波の山谷が2次元的に存在するために、例えば一方
向に立つ複数の定在波の山の部分に沿って上記ランプを
配置した場合、他方向に立つ定在波によって、直管状ラ
ンプでは長手方向に、また球状ランプでは直線配置方向
に発光ムラが生じるという問題がある。そこで、この発
光ムラを無くし、平面内の光の均一性をより良くするた
めに、空胴共振器内に2つ以上の定在波のモードを共存
させる試みがなされているが、空胴共振器の少なくとも
2辺の長さを同時に大きくする方向に変化させなくては
ならず、コストアップという問題が生じる。しかも、空
胴共振器の側壁付近においては、この方法を用いても電
界強度はなだらかに弱まり、その結果、発光強度分布の
均一性は低下する。
定在波の山谷が2次元的に存在するために、例えば一方
向に立つ複数の定在波の山の部分に沿って上記ランプを
配置した場合、他方向に立つ定在波によって、直管状ラ
ンプでは長手方向に、また球状ランプでは直線配置方向
に発光ムラが生じるという問題がある。そこで、この発
光ムラを無くし、平面内の光の均一性をより良くするた
めに、空胴共振器内に2つ以上の定在波のモードを共存
させる試みがなされているが、空胴共振器の少なくとも
2辺の長さを同時に大きくする方向に変化させなくては
ならず、コストアップという問題が生じる。しかも、空
胴共振器の側壁付近においては、この方法を用いても電
界強度はなだらかに弱まり、その結果、発光強度分布の
均一性は低下する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1におい
ては、マイクロ波電源と、マイクロ波電源から出力され
たマイクロ波を導入する矩形導波管と、矩形導波管に導
入されたマイクロ波により誘導放電を生じ発光する無電
極ランプとを具備したマイクロ波励起光源装置を対象と
し、無電極ランプをランプ室に収納し、ランプ室は、直
方体状を呈した1つの面を開口した電力供給口と、網状
に形成した面とが設けられると共に、マイクロ波の進行
波のみを伝搬させるように、1つの面と対向する面全体
を開口したマイクロ波導波路の終端部にダミーロードが
設けられ、無電極ランプは、電力供給口と平行な位置に
沿って配設されたことを特徴とする。
ては、マイクロ波電源と、マイクロ波電源から出力され
たマイクロ波を導入する矩形導波管と、矩形導波管に導
入されたマイクロ波により誘導放電を生じ発光する無電
極ランプとを具備したマイクロ波励起光源装置を対象と
し、無電極ランプをランプ室に収納し、ランプ室は、直
方体状を呈した1つの面を開口した電力供給口と、網状
に形成した面とが設けられると共に、マイクロ波の進行
波のみを伝搬させるように、1つの面と対向する面全体
を開口したマイクロ波導波路の終端部にダミーロードが
設けられ、無電極ランプは、電力供給口と平行な位置に
沿って配設されたことを特徴とする。
【0008】また請求項2においては、特に、ランプ室
と矩形導波管との間にテーパー導波管が設けられて、マ
イクロ波電源と矩形導波管とテーパー導波管とランプ室
とが電気的に接続され、テーパー導波管は、電源側接続
部とランプ側接続部とを有し、電源側接続部が矩形導波
管と整合するように形成され、電源側接続部の短辺の長
さをランプ側接続部の短辺と同じにすると共に、ランプ
側接続部が電源側接続部より大きくなるようにH面がラ
ンプ室方向に末広がり状に形成され、電力供給口は、ラ
ンプ側接続部と整合するように1つの面全体を開口した
ことを特徴とする。
と矩形導波管との間にテーパー導波管が設けられて、マ
イクロ波電源と矩形導波管とテーパー導波管とランプ室
とが電気的に接続され、テーパー導波管は、電源側接続
部とランプ側接続部とを有し、電源側接続部が矩形導波
管と整合するように形成され、電源側接続部の短辺の長
さをランプ側接続部の短辺と同じにすると共に、ランプ
側接続部が電源側接続部より大きくなるようにH面がラ
ンプ室方向に末広がり状に形成され、電力供給口は、ラ
ンプ側接続部と整合するように1つの面全体を開口した
ことを特徴とする。
【0009】さらに請求項3においては、特に、ランプ
室と矩形導波管との間に、基本モードから基本モードと
高次モードとからなるTE波へ変換する多重モード変換
器が設けられて、マイクロ波電源と矩形導波管と多重モ
ード変換器とランプ室とが電気的に接続され、多重モー
ド変換器は、両H面に形成された不連続な直角部を境に
して電源側矩形導波管部とランプ側矩形導波管部とから
なり、電源側矩形導波管部が矩形導波管と整合するよう
に形成され、電源側矩形導波管部の中心軸とランプ側矩
形導波管部の中心軸とを一致させると共に、ランプ側矩
形導波管部の長辺の長さをマイクロ波の自由空間波長λ
0 の3/2λ0 以上とし、かつランプ側矩形導波管部の
短辺の長さを電源側矩形導波管部の短辺と同じ1/2λ
0 以下とし、電力供給口は、ランプ側矩形導波管部と整
合するように1つの面全体を開口したことを特徴とす
る。
室と矩形導波管との間に、基本モードから基本モードと
高次モードとからなるTE波へ変換する多重モード変換
器が設けられて、マイクロ波電源と矩形導波管と多重モ
ード変換器とランプ室とが電気的に接続され、多重モー
ド変換器は、両H面に形成された不連続な直角部を境に
して電源側矩形導波管部とランプ側矩形導波管部とから
なり、電源側矩形導波管部が矩形導波管と整合するよう
に形成され、電源側矩形導波管部の中心軸とランプ側矩
形導波管部の中心軸とを一致させると共に、ランプ側矩
形導波管部の長辺の長さをマイクロ波の自由空間波長λ
0 の3/2λ0 以上とし、かつランプ側矩形導波管部の
短辺の長さを電源側矩形導波管部の短辺と同じ1/2λ
0 以下とし、電力供給口は、ランプ側矩形導波管部と整
合するように1つの面全体を開口したことを特徴とす
る。
【0010】
【作用】本発明においては、ランプ室内にはマイクロ波
の進行波のみが伝搬しているので、定在波が生じること
がない。したがって、ランプ室の側壁付近を除いてマイ
クロ波の実効的な電界はランプ室内で均一となり、帯状
光源となるランプ1本当たりの発光ムラを低減できるも
のである。しかも、定在波の山谷を考慮することなく複
数個のランプを配置できるので、ランプ間隔を任意に狭
めることで、平面的に均一性の高い光源とすることがで
きる。
の進行波のみが伝搬しているので、定在波が生じること
がない。したがって、ランプ室の側壁付近を除いてマイ
クロ波の実効的な電界はランプ室内で均一となり、帯状
光源となるランプ1本当たりの発光ムラを低減できるも
のである。しかも、定在波の山谷を考慮することなく複
数個のランプを配置できるので、ランプ間隔を任意に狭
めることで、平面的に均一性の高い光源とすることがで
きる。
【0011】
<実施例1>図1は本発明に係るマイクロ波励起光源装
置の第1の実施例を示す概略構成図である。図示するよ
うに、テーパー導波管10がマイクロ波電源12に接続
された矩形導波管13とランプ室14との間に設けられ
ており、このランプ室14には、ダミーロード15が設
けられ、さらに無電極ランプ16が収納されている。こ
のランプ室に矩形導波管及びテーパー導波管を介してマ
イクロ波電源からマイクロ波電力が供給されるように、
マイクロ波電源,矩形導波管,テーパー導波管及びラン
プ室がそれぞれ電気的に接続されている。なお、ランプ
室は、導波管と同じ材料で製作されている。
置の第1の実施例を示す概略構成図である。図示するよ
うに、テーパー導波管10がマイクロ波電源12に接続
された矩形導波管13とランプ室14との間に設けられ
ており、このランプ室14には、ダミーロード15が設
けられ、さらに無電極ランプ16が収納されている。こ
のランプ室に矩形導波管及びテーパー導波管を介してマ
イクロ波電源からマイクロ波電力が供給されるように、
マイクロ波電源,矩形導波管,テーパー導波管及びラン
プ室がそれぞれ電気的に接続されている。なお、ランプ
室は、導波管と同じ材料で製作されている。
【0012】テーパー導波管10は、矩形導波管13と
接続される側の電源側接続部10aの短辺が、ランプ室
14と接続される側のランプ側接続部10bの短辺と同
じ長さ、すなわちE面(長辺側)同士が平行に形成さ
れ、またランプ側接続部が電源側接続部より大きくなる
ように、H面(短辺側)がランプ室14方向に末広がり
状に形成されている。
接続される側の電源側接続部10aの短辺が、ランプ室
14と接続される側のランプ側接続部10bの短辺と同
じ長さ、すなわちE面(長辺側)同士が平行に形成さ
れ、またランプ側接続部が電源側接続部より大きくなる
ように、H面(短辺側)がランプ室14方向に末広がり
状に形成されている。
【0013】ランプ室14は、偏平な直方体状を呈して
おり、テーパー導波管10のランプ側接続部10bと整
合するように、テーパー導波管側の面全体を開口した電
力供給口14Aが設けられ、また電力供給口14Aと対
向する面全体が開口されたマイクロ波導波路の終端部1
4Bにダミーロード15を設けることによって、マイク
ロ波導波路を無反射終端させる。さらに下面が金網14
Nで形成され、この下面から光が取り出せるようになっ
ている。なお、上記以外の面は閉鎖されている。
おり、テーパー導波管10のランプ側接続部10bと整
合するように、テーパー導波管側の面全体を開口した電
力供給口14Aが設けられ、また電力供給口14Aと対
向する面全体が開口されたマイクロ波導波路の終端部1
4Bにダミーロード15を設けることによって、マイク
ロ波導波路を無反射終端させる。さらに下面が金網14
Nで形成され、この下面から光が取り出せるようになっ
ている。なお、上記以外の面は閉鎖されている。
【0014】上記ランプ室14内では、図2に示すよう
な電界分布を示しており、テーパー導波管10を介して
電力供給口14Aに導入されるマイクロ波はTE10モー
ドであるので、その電界はランプ室中央部が高く側壁へ
行くにつれてなだらかに減少する正弦波形となる。した
がって、直管状の無電極ランプ16を上記正弦波形の方
向、すなわち電力供給口14Aと平行な位置に沿って配
置すると、側壁方向の電界の減少による影響はプラズマ
の拡散により補われ、帯状光源となるランプの1本当た
りの発光強度分布は均一になる。
な電界分布を示しており、テーパー導波管10を介して
電力供給口14Aに導入されるマイクロ波はTE10モー
ドであるので、その電界はランプ室中央部が高く側壁へ
行くにつれてなだらかに減少する正弦波形となる。した
がって、直管状の無電極ランプ16を上記正弦波形の方
向、すなわち電力供給口14Aと平行な位置に沿って配
置すると、側壁方向の電界の減少による影響はプラズマ
の拡散により補われ、帯状光源となるランプの1本当た
りの発光強度分布は均一になる。
【0015】また上記ランプ室14内では、図1に示す
ように、ランプ室内に複数個のランプ16,16…を平
面的に配設する場合は、マイクロ波電力がランプ16,
16…により吸収されるが、吸収されずに通過したマイ
クロ波電力をダミーロード15に完全に吸収させること
によって、ランプ室へ反射されることのないようにす
る。したがって、上記ランプ室内には、電力供給口14
Aを経て導入されるマイクロ波の進行波のみが存在する
ために、マイクロ波の定在波は生じない。このように複
数個のランプを配設する場合、定在波の山谷を考慮する
ことなく配置できるので、ランプ相互の間隔も必要に応
じて狭めることができ、発光分布の平面的均一性が改善
される。
ように、ランプ室内に複数個のランプ16,16…を平
面的に配設する場合は、マイクロ波電力がランプ16,
16…により吸収されるが、吸収されずに通過したマイ
クロ波電力をダミーロード15に完全に吸収させること
によって、ランプ室へ反射されることのないようにす
る。したがって、上記ランプ室内には、電力供給口14
Aを経て導入されるマイクロ波の進行波のみが存在する
ために、マイクロ波の定在波は生じない。このように複
数個のランプを配設する場合、定在波の山谷を考慮する
ことなく配置できるので、ランプ相互の間隔も必要に応
じて狭めることができ、発光分布の平面的均一性が改善
される。
【0016】ダミーロード15は、その内部が図示しな
い抵抗体で構成されており、マイクロ波電力を減衰させ
ている。この抵抗体はマイクロ波電力の吸収により温度
上昇するので、導入口15a及び排出口15bを設け、
冷却水を導入口から供給し、排出口より排水する。
い抵抗体で構成されており、マイクロ波電力を減衰させ
ている。この抵抗体はマイクロ波電力の吸収により温度
上昇するので、導入口15a及び排出口15bを設け、
冷却水を導入口から供給し、排出口より排水する。
【0017】無電極ランプ16は、用途に応じて変わ
り、例えば紫外線光源とする場合、その材質として石英
などの紫外線透過物質を用い、また封入する物質として
Ne,Arなどの希ガスと小量のHg,Cd,Znなど
の各種金属またはこれらのハロゲン化物などがある。さ
らに、ランプの発光強度を最適化するために、ランプの
一端または両端をランプ室14の側壁に設けた小孔より
外部に出し、その部分を封入金属の最適蒸気圧に対応す
る温度に保つように温度制御すれば良い。例えばHgを
小量封入し、185nm及び254nmの波長の紫外光を利
用する場合は、40〜70℃に保つように水等の液体で
冷却する。この場合、マイクロ波が外に漏洩するのを防
ぐために、図示していないが、外部に露出したランプ部
を金属しゃへい箱で覆う必要がある。
り、例えば紫外線光源とする場合、その材質として石英
などの紫外線透過物質を用い、また封入する物質として
Ne,Arなどの希ガスと小量のHg,Cd,Znなど
の各種金属またはこれらのハロゲン化物などがある。さ
らに、ランプの発光強度を最適化するために、ランプの
一端または両端をランプ室14の側壁に設けた小孔より
外部に出し、その部分を封入金属の最適蒸気圧に対応す
る温度に保つように温度制御すれば良い。例えばHgを
小量封入し、185nm及び254nmの波長の紫外光を利
用する場合は、40〜70℃に保つように水等の液体で
冷却する。この場合、マイクロ波が外に漏洩するのを防
ぐために、図示していないが、外部に露出したランプ部
を金属しゃへい箱で覆う必要がある。
【0018】<実施例2>図3は本発明に係るマイクロ
波励起光源装置の第2の実施例を示す概略構成図であ
る。図示するように、多重モード変換器11がマイクロ
波電源12に接続された矩形導波管13とランプ室14
との間に設けられており、このランプ室14には、ダミ
ーロード15が設けられ、さらに無電極ランプ16が収
納されている。このランプ室に矩形導波管及び多重モー
ド変換器を介してマイクロ波電源からマイクロ波電力が
供給されるように、マイクロ波電源,矩形導波管,多重
モード変換器及びランプ室がそれぞれ電気的に接続され
ている。なお、多重モード変換器及びランプ室は、導波
管と同じ材料で製作されている。
波励起光源装置の第2の実施例を示す概略構成図であ
る。図示するように、多重モード変換器11がマイクロ
波電源12に接続された矩形導波管13とランプ室14
との間に設けられており、このランプ室14には、ダミ
ーロード15が設けられ、さらに無電極ランプ16が収
納されている。このランプ室に矩形導波管及び多重モー
ド変換器を介してマイクロ波電源からマイクロ波電力が
供給されるように、マイクロ波電源,矩形導波管,多重
モード変換器及びランプ室がそれぞれ電気的に接続され
ている。なお、多重モード変換器及びランプ室は、導波
管と同じ材料で製作されている。
【0019】多重モード変換器11は、図4に示すよう
に、E面(長辺側)同士が平行で、しかも両H面(短辺
側)に直角部を設けた不連続形状の矩形導波管であっ
て、直角部を境にして長辺a′及び短辺b′の電源側矩
形導波管部11Aと長辺a及び短辺bのランプ側矩形導
波管部11Bとからなる。この電源側矩形導波管部及び
ランプ側矩形導波管部には、それぞれ電源側接続部11
aとランプ側接続部11bとを有しており、ランプ側接
続部が電源側接続部より広くなっている。
に、E面(長辺側)同士が平行で、しかも両H面(短辺
側)に直角部を設けた不連続形状の矩形導波管であっ
て、直角部を境にして長辺a′及び短辺b′の電源側矩
形導波管部11Aと長辺a及び短辺bのランプ側矩形導
波管部11Bとからなる。この電源側矩形導波管部及び
ランプ側矩形導波管部には、それぞれ電源側接続部11
aとランプ側接続部11bとを有しており、ランプ側接
続部が電源側接続部より広くなっている。
【0020】電源側接続部11aは、マイクロ波電源1
2に接続された矩形導波管13と整合するように形成さ
れており、例えば周波数2.45GHz (マイクロ波の自
由空間波長λ0 =12.24cm)のマグネトロンをマイ
クロ波電源に使用する場合、電源側矩形導波管部11A
のサイズを、JIS規格番号WRJ−2と同様の10.
9cm×5.5cmとすることよって、矩形導波管を通して
電源側接続部に入射されるTE10モードのマイクロ波
は、電源側矩形導波管部からランプ側矩形導波管部11
Bへと伝搬する際、基本モードであるTE10モードと高
次モードとからなるTE波へ変換される。
2に接続された矩形導波管13と整合するように形成さ
れており、例えば周波数2.45GHz (マイクロ波の自
由空間波長λ0 =12.24cm)のマグネトロンをマイ
クロ波電源に使用する場合、電源側矩形導波管部11A
のサイズを、JIS規格番号WRJ−2と同様の10.
9cm×5.5cmとすることよって、矩形導波管を通して
電源側接続部に入射されるTE10モードのマイクロ波
は、電源側矩形導波管部からランプ側矩形導波管部11
Bへと伝搬する際、基本モードであるTE10モードと高
次モードとからなるTE波へ変換される。
【0021】多重モード変換器11内を伝搬するTEmn
モードのTE波の管内波長λg には、次に示す(1)式
が成り立つ。
モードのTE波の管内波長λg には、次に示す(1)式
が成り立つ。
【0022】 (1/λg)2 =(1/λ0 )2 −[(m/2a)2 +(n/2b)2 ]…(1)
【0023】したがって、電源側矩形導波管部11Aの
短辺b′及びランプ側矩形導波管部11Bの短辺bを、
共にマイクロ波の自由空間波長λ0 の1/2λ0 以下の
5.5cmに保ち、さらに上記(1)式にm=3,n=0
を代入して、(1/λ0 )2−(3/2a)2 >0から
求められたランプ側矩形導波管部の長辺aを、マイクロ
波の自由空間波長λ0 の(λ0 /2)・3(m=3)以
上とし、しかも図4に示すように、電源側矩形導波管部
の中心軸とランプ側矩形導波管部の中心軸とを一致させ
ることによって、短辺bに垂直方向の電界成分を立たせ
ることなく、電源側矩形導波管部にTEm0(m=1,3,5
…)モードのマイクロ波を伝搬させることができる。
短辺b′及びランプ側矩形導波管部11Bの短辺bを、
共にマイクロ波の自由空間波長λ0 の1/2λ0 以下の
5.5cmに保ち、さらに上記(1)式にm=3,n=0
を代入して、(1/λ0 )2−(3/2a)2 >0から
求められたランプ側矩形導波管部の長辺aを、マイクロ
波の自由空間波長λ0 の(λ0 /2)・3(m=3)以
上とし、しかも図4に示すように、電源側矩形導波管部
の中心軸とランプ側矩形導波管部の中心軸とを一致させ
ることによって、短辺bに垂直方向の電界成分を立たせ
ることなく、電源側矩形導波管部にTEm0(m=1,3,5
…)モードのマイクロ波を伝搬させることができる。
【0024】上記ランプ側矩形導波管部11Bの長辺a
を、例えばm=5として、(λ0 /2)・5(m=5)
>aと設計した場合、多重モード変換器10によりTE
10とTE30との2個のモードの波を同時にランプ室14
へと伝搬させることが可能になる。この場合、2つのモ
ードが合成された波によるランプ側矩形導波管部11B
内の電界分布は、図5の実線で示されるように、均一性
が高くなる。ここで、TEm0モードのうち、m が偶数次
の波が生じないのは、多重モード変換器の構造が左右対
称となっているためである。
を、例えばm=5として、(λ0 /2)・5(m=5)
>aと設計した場合、多重モード変換器10によりTE
10とTE30との2個のモードの波を同時にランプ室14
へと伝搬させることが可能になる。この場合、2つのモ
ードが合成された波によるランプ側矩形導波管部11B
内の電界分布は、図5の実線で示されるように、均一性
が高くなる。ここで、TEm0モードのうち、m が偶数次
の波が生じないのは、多重モード変換器の構造が左右対
称となっているためである。
【0025】ランプ室14は、実施例1と全く同じであ
り、多重モード変換器11のランプ側接続部11bと整
合するように、電力供給口14Aが設けられるので、こ
のランプ室内の電界分布も図5の実線で示されるように
なる。また、マイクロ波導波路の終端部14Bにダミー
ロード15が設けられ、さらに下面が金網14Nで形成
されている。
り、多重モード変換器11のランプ側接続部11bと整
合するように、電力供給口14Aが設けられるので、こ
のランプ室内の電界分布も図5の実線で示されるように
なる。また、マイクロ波導波路の終端部14Bにダミー
ロード15が設けられ、さらに下面が金網14Nで形成
されている。
【0026】以上の実施例において、多重モード変換器
11のランプ側矩形導波管部の長辺aを、マイクロ波の
自由空間波長の1/2の奇数次倍で広げることによっ
て、より高次のTE波を伝搬させることができる。ま
た、無電極ランプ16としての直管ランプを、U字状ラ
ンプ、球状ランプにしても良く、また偏平に形成したラ
ンプにより広い面積を照射できる。さらに、マイクロ波
は、連続的にパワーを投入しても良いし、パルス状に投
入(パルス放電)させても良い。また、マイクロ波電力
をランプ室14へ効率良く供給するために、適宜に矩形
導波管13とテーパー導波管10または矩形導波管13
と多重モード変換器11との間に可動スタブ式の整合器
を設けても良く、また大電力を供給する場合には、E−
Hチューナーを設けても良い。
11のランプ側矩形導波管部の長辺aを、マイクロ波の
自由空間波長の1/2の奇数次倍で広げることによっ
て、より高次のTE波を伝搬させることができる。ま
た、無電極ランプ16としての直管ランプを、U字状ラ
ンプ、球状ランプにしても良く、また偏平に形成したラ
ンプにより広い面積を照射できる。さらに、マイクロ波
は、連続的にパワーを投入しても良いし、パルス状に投
入(パルス放電)させても良い。また、マイクロ波電力
をランプ室14へ効率良く供給するために、適宜に矩形
導波管13とテーパー導波管10または矩形導波管13
と多重モード変換器11との間に可動スタブ式の整合器
を設けても良く、また大電力を供給する場合には、E−
Hチューナーを設けても良い。
【0027】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、調整作業を全く行うことなく、また装置の寸法を大
きくさせることによるコストアップさせることなく、直
管状ランプでは長手方向、また球状ランプでは直線配置
方向の分布を有する帯状光源を、定在波の立つ位置に拘
束されて配設することなく、任意の間隔で配設すること
によって、上記ランプの長手方向または上記ランプの直
線配置方向と直角方向の発光強度分布を格段に均一化す
ることができるので、均一性に優れた平面照射が可能で
ある。
ば、調整作業を全く行うことなく、また装置の寸法を大
きくさせることによるコストアップさせることなく、直
管状ランプでは長手方向、また球状ランプでは直線配置
方向の分布を有する帯状光源を、定在波の立つ位置に拘
束されて配設することなく、任意の間隔で配設すること
によって、上記ランプの長手方向または上記ランプの直
線配置方向と直角方向の発光強度分布を格段に均一化す
ることができるので、均一性に優れた平面照射が可能で
ある。
【0028】また請求項2の発明によれば、上記帯状光
源の発光強度分布の均一範囲を拡大させることができる
ので、さらに均一性に優れた平面照射が可能である。
源の発光強度分布の均一範囲を拡大させることができる
ので、さらに均一性に優れた平面照射が可能である。
【0029】さらに請求項3の発明によれば、上記帯状
光源の発光強度分布の均一範囲をより以上に拡大させる
ことができるので、非常に均一性に優れた平面照射が可
能である。
光源の発光強度分布の均一範囲をより以上に拡大させる
ことができるので、非常に均一性に優れた平面照射が可
能である。
【図1】本発明に係るマイクロ波励起光源装置の第1の
実施例を示す概略構成図である。
実施例を示す概略構成図である。
【図2】本発明の第1の実施例におけるランプ室内の電
界分布を示す図である。
界分布を示す図である。
【図3】本発明に係るマイクロ波励起光源装置の第2の
実施例を示す概略構成図である。
実施例を示す概略構成図である。
【図4】本発明の第2の実施例に示した多重モード変換
器の概略構成図である。
器の概略構成図である。
【図5】本発明の第2の実施例におけるランプ室内の電
界分布を示す図である。
界分布を示す図である。
【図6】従来のマイクロ波励起光源装置を示す概略構成
図である。
図である。
10 テーパー導波管 11 多重モード変換器 11A 電源側矩形導波管部 11B ランプ側矩形導波管部 12 マイクロ波電源 13 矩形導波管 14 ランプ室 15 ダミーロード 16 無電極ランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 澤村 智 大阪市淀川区田川2丁目1番11号 株式会 社ダイヘン内 (72)発明者 金子 英司 大阪市淀川区田川2丁目1番11号 株式会 社ダイヘン内 (72)発明者 青山 隆浩 大阪市淀川区田川2丁目1番11号 株式会 社ダイヘン内
Claims (3)
- 【請求項1】 マイクロ波電源と、前記マイクロ波電源
から出力されたマイクロ波を導入する矩形導波管と、前
記矩形導波管に導入されたマイクロ波により誘導放電を
生じ発光する無電極ランプとを具備したマイクロ波励起
光源装置において、 前記無電極ランプをランプ室に収納し、前記ランプ室
は、直方体状を呈した1つの面を開口した電力供給口
と、網状に形成した面とが設けられると共に、マイクロ
波の進行波のみを伝搬させるように、前記1つの面と対
向する面全体を開口したマイクロ波導波路の終端部にダ
ミーロードが設けられ、 前記無電極ランプは、前記電力供給口と平行な位置に沿
って配設されたマイクロ波励起光源装置。 - 【請求項2】 前記ランプ室と前記矩形導波管との間に
テーパー導波管が設けられて、前記マイクロ波電源と矩
形導波管とテーパー導波管とランプ室とが電気的に接続
され、 前記テーパー導波管は、電源側接続部とランプ側接続部
とを有し、前記電源側接続部が矩形導波管と整合するよ
うに形成され、前記電源側接続部の短辺の長さを前記ラ
ンプ側接続部の短辺と同じにすると共に、前記ランプ側
接続部が電源側接続部より大きくなるようにH面が前記
ランプ室方向に末広がり状に形成され、 前記電力供給口は、前記ランプ側接続部と整合するよう
に前記1つの面全体を開口した請求項1に記載のマイク
ロ波励起光源装置。 - 【請求項3】前記ランプ室と前記矩形導波管との間に、
基本モードから基本モードと高次モードとからなるTE
波へ変換する多重モード変換器が設けられて、前記マイ
クロ波電源と矩形導波管と多重モード変換器とランプ室
とが電気的に接続され、 前記多重モード変換器は、両H面に形成された不連続な
直角部を境にして電源側矩形導波管部とランプ側矩形導
波管部とからなり、前記電源側矩形導波管部が前記矩形
導波管と整合するように形成され、前記電源側矩形導波
管部の中心軸とランプ側矩形導波管部の中心軸とを一致
させると共に、前記ランプ側矩形導波管部の長辺の長さ
をマイクロ波の自由空間波長λ0 の3/2λ0 以上と
し、かつ前記ランプ側矩形導波管部の短辺の長さを前記
電源側矩形導波管部の短辺と同じ1/2λ0 以下とし、 前記電力供給口は、前記ランプ側矩形導波管部と整合す
るように前記1つの面全体を開口した請求項1に記載の
マイクロ波励起光源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7980794A JPH07263161A (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | マイクロ波励起光源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7980794A JPH07263161A (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | マイクロ波励起光源装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07263161A true JPH07263161A (ja) | 1995-10-13 |
Family
ID=13700492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7980794A Pending JPH07263161A (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | マイクロ波励起光源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07263161A (ja) |
-
1994
- 1994-03-25 JP JP7980794A patent/JPH07263161A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041208 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041214 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050214 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050920 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |