JPH07261912A - 赤外線タッチスイッチ - Google Patents
赤外線タッチスイッチInfo
- Publication number
- JPH07261912A JPH07261912A JP7277194A JP7277194A JPH07261912A JP H07261912 A JPH07261912 A JP H07261912A JP 7277194 A JP7277194 A JP 7277194A JP 7277194 A JP7277194 A JP 7277194A JP H07261912 A JPH07261912 A JP H07261912A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- infrared
- infrared light
- display surface
- touch switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- User Interface Of Digital Computer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 視差を低減することによりスイッチの表示個
数を増加しても、誤操作を生じることのない赤外線タッ
チスイッチを提供する。 【構成】 LCD2のスイッチ表示面3には、該スイッ
チ表示面3を保護する透光性のアクリル板4が配置さ
れ、該アクリル板4の裏面と前記スイッチ表示面3とが
密着している。従って、スイッチ表示面3に表示される
スイッチ位置は、アクリル板4の厚さを通すのみで視認
できるから、視点がスイッチ表示面3と正対しない斜め
方向からの場合であっても、視差を殆ど生じることがな
く、本来タッチしなければならない位置と異なる位置を
タッチしたり、隣接するスイッチ位置にタッチしてしま
うことがない。
数を増加しても、誤操作を生じることのない赤外線タッ
チスイッチを提供する。 【構成】 LCD2のスイッチ表示面3には、該スイッ
チ表示面3を保護する透光性のアクリル板4が配置さ
れ、該アクリル板4の裏面と前記スイッチ表示面3とが
密着している。従って、スイッチ表示面3に表示される
スイッチ位置は、アクリル板4の厚さを通すのみで視認
できるから、視点がスイッチ表示面3と正対しない斜め
方向からの場合であっても、視差を殆ど生じることがな
く、本来タッチしなければならない位置と異なる位置を
タッチしたり、隣接するスイッチ位置にタッチしてしま
うことがない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は赤外線タッチスイッチに
関する。該赤外線タッチスイッチは、例えばエレクトロ
マルチビジョン等の操作用に用いられる。
関する。該赤外線タッチスイッチは、例えばエレクトロ
マルチビジョン等の操作用に用いられる。
【0002】
【従来の技術】赤外線タッチスイッチが採用された当時
の表示装置としては、ブラウン管表示装置(以下CRT
という)のみであった。CRTではその表示面を保護す
るために、透光性アクリル板が配置されているが、直進
する赤外線をこのアクリル板の前面に沿って平行に照射
するため、アクリル板は平板形状となっている。アクリ
ル板が平板形状であると、アクリル板と曲率を有するC
RT表示面との間に間隔が生じるため、この間隔内に赤
外線発光素子及び赤外線受光素子を半田付けしたプリン
ト基板を配置していた。現在のように表示装置がスイッ
チ表示面が平らな液晶表示装置(以下LCDという)に
替わっても、赤外線タッチスイッチは上記構成のままで
あった。
の表示装置としては、ブラウン管表示装置(以下CRT
という)のみであった。CRTではその表示面を保護す
るために、透光性アクリル板が配置されているが、直進
する赤外線をこのアクリル板の前面に沿って平行に照射
するため、アクリル板は平板形状となっている。アクリ
ル板が平板形状であると、アクリル板と曲率を有するC
RT表示面との間に間隔が生じるため、この間隔内に赤
外線発光素子及び赤外線受光素子を半田付けしたプリン
ト基板を配置していた。現在のように表示装置がスイッ
チ表示面が平らな液晶表示装置(以下LCDという)に
替わっても、赤外線タッチスイッチは上記構成のままで
あった。
【0003】図2に従来の赤外線タッチスイッチの断面
図を示す。LCDaのスイッチ表示面bを保護するアク
リル板cが、該スイッチ表示面bの前側に間隔(L)を
置いて配置されている。アクリル板cの前面には、表面
の接触操作面dを囲む赤外線透過性のカバーeが配置さ
れている。そして、アクリル板cの裏面には前記スイッ
チ表示面bを避けて、プリント基板fが配置される。該
プリント基板fには、アクリル板cの表面の接触操作面
dに沿って赤外線ビームgを照射する赤外線発光素子h
と、その赤外線ビームgを受光する赤外線受光素子iと
が、それぞれのリードj,kを挿通して半田付けにより
固定されている。従って、上記間隔(L)は少なくと
も、プリント基板fから突出した赤外線発光素子h及び
赤外線受光素子iのリードj,kが、スイッチ表示面b
に接触しない程度の間隔(L1)、プリント基板fから
のリードj,kの突出長さ(L2)及びプリント基板f
の厚さ(L3)を合計したものとなる。
図を示す。LCDaのスイッチ表示面bを保護するアク
リル板cが、該スイッチ表示面bの前側に間隔(L)を
置いて配置されている。アクリル板cの前面には、表面
の接触操作面dを囲む赤外線透過性のカバーeが配置さ
れている。そして、アクリル板cの裏面には前記スイッ
チ表示面bを避けて、プリント基板fが配置される。該
プリント基板fには、アクリル板cの表面の接触操作面
dに沿って赤外線ビームgを照射する赤外線発光素子h
と、その赤外線ビームgを受光する赤外線受光素子iと
が、それぞれのリードj,kを挿通して半田付けにより
固定されている。従って、上記間隔(L)は少なくと
も、プリント基板fから突出した赤外線発光素子h及び
赤外線受光素子iのリードj,kが、スイッチ表示面b
に接触しない程度の間隔(L1)、プリント基板fから
のリードj,kの突出長さ(L2)及びプリント基板f
の厚さ(L3)を合計したものとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の赤外線タッチスイッチでは、アクリル板cの厚さ
(L4)を通して、間隔(L)離れたスイッチ表示面b
に表示されたスイッチ位置sを視認しなければならな
い。従って、視点がスイッチ表示面bと正対しない斜め
方向からの場合は、視差を生じて本来タッチしなければ
ならない位置と異なる位置をタッチしたり、隣接するス
イッチ位置にタッチしてしまうことがある。このため、
隣り合うスイッチ位置の表示間隔を広げる必要があり、
表示できるスイッチの個数が制約されるという問題点が
ある。本発明は上記問題点を解決するためになされたも
ので、視差を低減することによりスイッチの表示個数を
増加しても、誤操作を生じることのない赤外線タッチス
イッチを提供することを目的とする。
成の赤外線タッチスイッチでは、アクリル板cの厚さ
(L4)を通して、間隔(L)離れたスイッチ表示面b
に表示されたスイッチ位置sを視認しなければならな
い。従って、視点がスイッチ表示面bと正対しない斜め
方向からの場合は、視差を生じて本来タッチしなければ
ならない位置と異なる位置をタッチしたり、隣接するス
イッチ位置にタッチしてしまうことがある。このため、
隣り合うスイッチ位置の表示間隔を広げる必要があり、
表示できるスイッチの個数が制約されるという問題点が
ある。本発明は上記問題点を解決するためになされたも
ので、視差を低減することによりスイッチの表示個数を
増加しても、誤操作を生じることのない赤外線タッチス
イッチを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の赤外線タッチスイッチは、スイッチ位置を表
示するスイッチ表示面と、該スイッチ表示面の前面に配
置された透光性保護板と、該透光性保護板の表面の接触
操作面を囲む赤外線透過性のカバーと、該カバーの裏面
に配置され前記接触操作面と平行な赤外線を発光する赤
外線発光素子と、前記カバーの裏面に配置され前記赤外
線を受光する赤外線受光素子とからなる赤外線タッチス
イッチにおいて、前記透光性保護板の裏面に前記スイッ
チ表示面を密着させたことを特徴とする。
の本発明の赤外線タッチスイッチは、スイッチ位置を表
示するスイッチ表示面と、該スイッチ表示面の前面に配
置された透光性保護板と、該透光性保護板の表面の接触
操作面を囲む赤外線透過性のカバーと、該カバーの裏面
に配置され前記接触操作面と平行な赤外線を発光する赤
外線発光素子と、前記カバーの裏面に配置され前記赤外
線を受光する赤外線受光素子とからなる赤外線タッチス
イッチにおいて、前記透光性保護板の裏面に前記スイッ
チ表示面を密着させたことを特徴とする。
【0006】
【作用及び発明の効果】上記構成によれば、透光性保護
板の裏面にスイッチ表示面が密着しているから、透光性
保護板を通すのみでスイッチ表示面のスイッチ位置を視
認できる。従って、視点がスイッチ表示面と正対しない
斜め方向からであっても、視差が少なく誤操作を生じる
ことがないから、表示できるスイッチの個数の制約を緩
和できる等の効果がある。
板の裏面にスイッチ表示面が密着しているから、透光性
保護板を通すのみでスイッチ表示面のスイッチ位置を視
認できる。従って、視点がスイッチ表示面と正対しない
斜め方向からであっても、視差が少なく誤操作を生じる
ことがないから、表示できるスイッチの個数の制約を緩
和できる等の効果がある。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。図1は赤外線タッチスイッチ1の断面図である。L
CD2のスイッチ表示面3には、該スイッチ表示面3を
保護する透光性のアクリル板4が配置され、該アクリル
板4の裏面と前記スイッチ表示面3とが密着している。
アクリル板4の前面には、赤外線透過性のカバー6が配
置されている。該カバー6は表面の接触操作面5を囲ん
で、該接触操作面5から対応間隔が広がるように立ち上
がる周壁部7に、赤外線タッチスイッチ1の前面を覆う
覆い板8を連成したものである。
る。図1は赤外線タッチスイッチ1の断面図である。L
CD2のスイッチ表示面3には、該スイッチ表示面3を
保護する透光性のアクリル板4が配置され、該アクリル
板4の裏面と前記スイッチ表示面3とが密着している。
アクリル板4の前面には、赤外線透過性のカバー6が配
置されている。該カバー6は表面の接触操作面5を囲ん
で、該接触操作面5から対応間隔が広がるように立ち上
がる周壁部7に、赤外線タッチスイッチ1の前面を覆う
覆い板8を連成したものである。
【0008】カバー6の周囲壁7の内側でかつ覆い板8
の裏側には、プリント基板9が配置されている。該プリ
ント基板9には、アクリル板4の表面の接触操作面5に
沿って赤外線ビームgを照射する赤外線発光素子10
と、その赤外線ビームgを受光する赤外線受光素子11
とが配置されている。赤外線発光素子10及び赤外線受
光素子11のリード12,13は、それぞれプリント基
板9の所定箇所に挿通して半田付けにより固定されてい
る。この場合、プリント基板9がアクリル板4と覆い板
8との略中間に配置されているから、赤外線発光素子1
0及び赤外線受光素子11のリード12,13のプリン
ト基板9からの突出部分が、前記LCD2と干渉するこ
とがない。
の裏側には、プリント基板9が配置されている。該プリ
ント基板9には、アクリル板4の表面の接触操作面5に
沿って赤外線ビームgを照射する赤外線発光素子10
と、その赤外線ビームgを受光する赤外線受光素子11
とが配置されている。赤外線発光素子10及び赤外線受
光素子11のリード12,13は、それぞれプリント基
板9の所定箇所に挿通して半田付けにより固定されてい
る。この場合、プリント基板9がアクリル板4と覆い板
8との略中間に配置されているから、赤外線発光素子1
0及び赤外線受光素子11のリード12,13のプリン
ト基板9からの突出部分が、前記LCD2と干渉するこ
とがない。
【0009】上記したように、本発明の赤外線タッチス
イッチ1は、アクリル板4の裏面と前記スイッチ表示面
3とが密着している。従って、スイッチ表示面3に表示
されるスイッチ位置sは、アクリル板4の厚さを通すの
みで視認できるから、図2にしめすように視点がスイッ
チ表示面3と正対しない斜め方向からの場合であって
も、視差を殆ど生じることがなく、本来タッチしなけれ
ばならない位置と異なる位置をタッチしたり、隣接する
スイッチ位置にタッチしてしまうことがない。
イッチ1は、アクリル板4の裏面と前記スイッチ表示面
3とが密着している。従って、スイッチ表示面3に表示
されるスイッチ位置sは、アクリル板4の厚さを通すの
みで視認できるから、図2にしめすように視点がスイッ
チ表示面3と正対しない斜め方向からの場合であって
も、視差を殆ど生じることがなく、本来タッチしなけれ
ばならない位置と異なる位置をタッチしたり、隣接する
スイッチ位置にタッチしてしまうことがない。
【図1】本発明に係る赤外線タッチスイッチの断面図で
ある。
ある。
【図2】本発明に係る赤外線タッチスイッチの操作状態
を示した説明図である。
を示した説明図である。
【図3】従来の赤外線タッチスイッチの操作状態を示し
た断面図である。
た断面図である。
1 赤外線タッチスイッチ 2 LCD 3 スイッチ表示面 4 アクリル板(透光性保護板) 5 接触操作面 10 赤外線発光素子 11 赤外線受光素子 s スイッチ位置
Claims (1)
- 【請求項1】 スイッチ位置を表示するスイッチ表示面
と、該スイッチ表示面の前面に配置された透光性保護板
と、該透光性保護板の表面の接触操作面を囲む赤外線透
過性のカバーと、該カバーの裏面に配置され前記接触操
作面と平行な赤外線を発光する赤外線発光素子と、前記
カバーの裏面に配置され前記赤外線を受光する赤外線受
光素子とからなる赤外線タッチスイッチにおいて、 前記透光性保護板の裏面に前記スイッチ表示面を密着さ
せたことを特徴とする赤外線タッチスイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7277194A JPH07261912A (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | 赤外線タッチスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7277194A JPH07261912A (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | 赤外線タッチスイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07261912A true JPH07261912A (ja) | 1995-10-13 |
Family
ID=13498980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7277194A Pending JPH07261912A (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | 赤外線タッチスイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07261912A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003262850A (ja) * | 2001-12-27 | 2003-09-19 | Toto Ltd | 光学式タッチパネル装置 |
-
1994
- 1994-03-16 JP JP7277194A patent/JPH07261912A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003262850A (ja) * | 2001-12-27 | 2003-09-19 | Toto Ltd | 光学式タッチパネル装置 |
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