JPH0725930Y2 - 膝関節用サポーター - Google Patents
膝関節用サポーターInfo
- Publication number
- JPH0725930Y2 JPH0725930Y2 JP3078991U JP3078991U JPH0725930Y2 JP H0725930 Y2 JPH0725930 Y2 JP H0725930Y2 JP 3078991 U JP3078991 U JP 3078991U JP 3078991 U JP3078991 U JP 3078991U JP H0725930 Y2 JPH0725930 Y2 JP H0725930Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- supporter
- knee joint
- fixing
- lower leg
- belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は膝関節用サポーター、特
に前十字靱帯損傷用サポーターとして好適なサポーター
に関する。
に前十字靱帯損傷用サポーターとして好適なサポーター
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、膝関節用サポーターとしては
種々のものが提案されているが、これらは何れも患部の
保持固定力に難点があるか、あるいは緊縛力が強過ぎる
結果、膝関節の正常な動きそのものを阻止してしまうも
のであった。
種々のものが提案されているが、これらは何れも患部の
保持固定力に難点があるか、あるいは緊縛力が強過ぎる
結果、膝関節の正常な動きそのものを阻止してしまうも
のであった。
【０００３】また、従来の膝関節用サポーターは、患部
固定のため通常複数本の固定ベルトを用い、複雑な緊縛
固定法を採っていたため、装着に時間がかかり、手軽に
装着できないという欠点を免れなかった。
固定のため通常複数本の固定ベルトを用い、複雑な緊縛
固定法を採っていたため、装着に時間がかかり、手軽に
装着できないという欠点を免れなかった。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】そこで、本考案者は膝
関節の正常な動きを阻止することなく、その異常動揺を
的確に抑制し得、しかも極めて容易に装着・調整するこ
とのできる膝関節用サポーターを提供すべく種々検討を
重ねた結果、本考案を案出したものである。
関節の正常な動きを阻止することなく、その異常動揺を
的確に抑制し得、しかも極めて容易に装着・調整するこ
とのできる膝関節用サポーターを提供すべく種々検討を
重ねた結果、本考案を案出したものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】すなわち、本考案は面フ
ァスナーによる両翼部前面着脱自在のサポーター本体外
側に、長片部と短片部とより成る略Ｖ字状の伸縮性固定
ベルト２本の各端部を、大腿後背部で長片部が交差する
と共に、下腿前面でＶ字端部が対向するように取り付け
固定し、かつ当該両Ｖ字端部のそれぞれに、下腿前面部
着脱自在の非伸縮性固定ベルトを各１本取り付け固定し
たことを特徴とする膝関節用サポーターである。
ァスナーによる両翼部前面着脱自在のサポーター本体外
側に、長片部と短片部とより成る略Ｖ字状の伸縮性固定
ベルト２本の各端部を、大腿後背部で長片部が交差する
と共に、下腿前面でＶ字端部が対向するように取り付け
固定し、かつ当該両Ｖ字端部のそれぞれに、下腿前面部
着脱自在の非伸縮性固定ベルトを各１本取り付け固定し
たことを特徴とする膝関節用サポーターである。
【０００６】
【作用】本考案は上記の如く構成されているので、サポ
ーター本体を大腿部・膝関節部・下腿部の後背部より被
覆し、前面部にて該サポーター本体の両翼部を重ね合せ
て止着固定した後、伸縮性固定ベルトの対向Ｖ字端部を
互に強く引きつけつつ、非伸縮性固定ベルトを下腿前面
部にて結合止着すれば、大腿後背部が伸縮性固定ベルト
の交差長片部により押圧固定されると共に、下腿前面部
が伸縮性固定ベルトのＶ字端部及び非伸縮性固定ベルト
により押圧固定されるので、立位状態に於ける正常位置
が強制的に保持される。また、膝の屈曲時に於ても、当
該下腿前面部の固定ベルトが単なる交差状態でなく、水
平状態の非伸縮性ベルトであるが故に、ベルト自体にズ
レが生じることなく、むしろ下腿前面部の押圧固定力が
増大する結果、脛骨の異常かつ不意な前方突出動が確実
に防止される。
ーター本体を大腿部・膝関節部・下腿部の後背部より被
覆し、前面部にて該サポーター本体の両翼部を重ね合せ
て止着固定した後、伸縮性固定ベルトの対向Ｖ字端部を
互に強く引きつけつつ、非伸縮性固定ベルトを下腿前面
部にて結合止着すれば、大腿後背部が伸縮性固定ベルト
の交差長片部により押圧固定されると共に、下腿前面部
が伸縮性固定ベルトのＶ字端部及び非伸縮性固定ベルト
により押圧固定されるので、立位状態に於ける正常位置
が強制的に保持される。また、膝の屈曲時に於ても、当
該下腿前面部の固定ベルトが単なる交差状態でなく、水
平状態の非伸縮性ベルトであるが故に、ベルト自体にズ
レが生じることなく、むしろ下腿前面部の押圧固定力が
増大する結果、脛骨の異常かつ不意な前方突出動が確実
に防止される。
【０００７】
【実施例】以下一実施例を示す図面と共に本考案を更に
説明する。
説明する。
【０００８】１はサポーター本体で、装着時面ファスナ
ーにより両翼部１１、１２を前面で重ね合せ着脱自在と
なっているものである。この本体１の両翼部１１、１２
は、装着時膝頭と対応する部分が切除されてそれぞれ複
数部片１１ａ、ｂ及び１２ａ、ｂが形成され、サポータ
ー本体１の装着性及びフィット性をより効果的なものと
している。
ーにより両翼部１１、１２を前面で重ね合せ着脱自在と
なっているものである。この本体１の両翼部１１、１２
は、装着時膝頭と対応する部分が切除されてそれぞれ複
数部片１１ａ、ｂ及び１２ａ、ｂが形成され、サポータ
ー本体１の装着性及びフィット性をより効果的なものと
している。
【０００９】２、３は補強用のヒンジステーで、装着時
脚部の左右両外側に位置するようにサポーター本体１の
外側部に適宜ステーポケット２ａ、３ａ等を介して上下
縦長に２本取り付けられているものである。
脚部の左右両外側に位置するようにサポーター本体１の
外側部に適宜ステーポケット２ａ、３ａ等を介して上下
縦長に２本取り付けられているものである。
【００１０】４、５は伸縮性固定ベルトで、長片部４
１、５１と短片部４２、５２とによりそれぞれ略Ｖ字状
をなし、一方の固定ベルト４はその長片部４１の端部が
ステーポケット２ａの上部に取り付け固定されていると
共に、短片部４２の端部がステーポケット３ａの下部に
取り付け固定され、かつ他方の固定ベルト５はその長片
部５１の端部がステーポケット３ａの上部に取り付け固
定されていると共に、短片部５２の端部がステーポケッ
ト２ａの下部に取り付け固定されており、大腿後背部で
両長片部４１、５１が交差すると共に、長片部４１、５
１及び短片部４２、５２で形成されるＶ字端部４３、５
３が装着時下腿前面で対向する状態となっている。尚、
長片部４１はヒンジステー３の内側を、また長片部５１
はヒンジステー２の内側をそれぞれ挿通せしめるのがブ
ラツキを防止する上で有利である。
１、５１と短片部４２、５２とによりそれぞれ略Ｖ字状
をなし、一方の固定ベルト４はその長片部４１の端部が
ステーポケット２ａの上部に取り付け固定されていると
共に、短片部４２の端部がステーポケット３ａの下部に
取り付け固定され、かつ他方の固定ベルト５はその長片
部５１の端部がステーポケット３ａの上部に取り付け固
定されていると共に、短片部５２の端部がステーポケッ
ト２ａの下部に取り付け固定されており、大腿後背部で
両長片部４１、５１が交差すると共に、長片部４１、５
１及び短片部４２、５２で形成されるＶ字端部４３、５
３が装着時下腿前面で対向する状態となっている。尚、
長片部４１はヒンジステー３の内側を、また長片部５１
はヒンジステー２の内側をそれぞれ挿通せしめるのがブ
ラツキを防止する上で有利である。
【００１１】６、７は非伸縮性固定ベルトで、その一端
が両Ｖ字端部４３、５３のそれぞれに取り付け固定さ
れ、面ファスナー等により下腿前面部で互に着脱自在と
なっている。
が両Ｖ字端部４３、５３のそれぞれに取り付け固定さ
れ、面ファスナー等により下腿前面部で互に着脱自在と
なっている。
【００１２】８は非伸縮性補助ベルトで、適宜必要に応
じてサポーター本体１に取り付け固定されるものである
が、例えば大腿前面部固定用補助ベルト８ａ、下腿前面
部固定用補助ベルト８ｂ、大腿後背面に於ける交差長片
部固定用補助ベルト８ｃ及び下腿後面部固定用補助ベル
ト８ｄを取り付け併用するのが、装着フィット性及び患
部の固定保持性に特に優れた結果を与える。
じてサポーター本体１に取り付け固定されるものである
が、例えば大腿前面部固定用補助ベルト８ａ、下腿前面
部固定用補助ベルト８ｂ、大腿後背面に於ける交差長片
部固定用補助ベルト８ｃ及び下腿後面部固定用補助ベル
ト８ｄを取り付け併用するのが、装着フィット性及び患
部の固定保持性に特に優れた結果を与える。
【００１３】尚、斯かる非伸縮性補助ベルト８は２本１
組とした対向重ね合せ面ファスナー着脱方式としても良
いが、１本のベルト片８１と素通しリング８２を１組と
してそれぞれ対向する位置に取り付け、ベルト片８１の
素通しリング８２を介する折り返し面ファスナー着脱方
式とするのが、簡便で効果的である。
組とした対向重ね合せ面ファスナー着脱方式としても良
いが、１本のベルト片８１と素通しリング８２を１組と
してそれぞれ対向する位置に取り付け、ベルト片８１の
素通しリング８２を介する折り返し面ファスナー着脱方
式とするのが、簡便で効果的である。
【００１４】
【考案の効果】以上従って、本考案サポーターを用いれ
ば膝関節への装着並びに固定圧調整を極めて容易に行な
い得ると共に、膝関節の正常な動きを阻止することな
く、立位状態はもとより膝屈曲時に於ても異常動揺を的
確に抑制することができ、特に脛骨の前方突出動の固定
制御に優れるものであるため、前十字靱帯損傷用サポー
ターとして好適である。
ば膝関節への装着並びに固定圧調整を極めて容易に行な
い得ると共に、膝関節の正常な動きを阻止することな
く、立位状態はもとより膝屈曲時に於ても異常動揺を的
確に抑制することができ、特に脛骨の前方突出動の固定
制御に優れるものであるため、前十字靱帯損傷用サポー
ターとして好適である。
【図１】本考案サポーターの展開外面図。
【図２】本考案サポーターの装着状態を示す正面図。
【図３】本考案サポーターの装着状態を示す右側面図。
【図４】本考案サポーターの装着状態を示す背面図。
Claims (1)
- 【請求項１】 面ファスナーによる両翼部前面着脱自在
のサポーター本体外側に、長片部と短片部とより成る略
Ｖ字状の伸縮性固定ベルト２本の各端部を、大腿後背部
で長片部が交差すると共に、下腿前面でＶ字端部が対向
するように取り付け固定し、かつ当該両Ｖ字端部のそれ
ぞれに、下腿前面部着脱自在の非伸縮性固定ベルトを各
１本取り付け固定したことを特徴とする膝関節用サポー
ター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3078991U JPH0725930Y2 (ja) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | 膝関節用サポーター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3078991U JPH0725930Y2 (ja) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | 膝関節用サポーター |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04126519U JPH04126519U (ja) | 1992-11-18 |
| JPH0725930Y2 true JPH0725930Y2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=31914247
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3078991U Expired - Lifetime JPH0725930Y2 (ja) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | 膝関節用サポーター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0725930Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004525665A (ja) * | 2000-12-07 | 2004-08-26 | ビーエスエヌ メディカル，インク． | カスタムフィット式膝固定具及び膝固定方法 |
-
1991
- 1991-05-02 JP JP3078991U patent/JPH0725930Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004525665A (ja) * | 2000-12-07 | 2004-08-26 | ビーエスエヌ メディカル，インク． | カスタムフィット式膝固定具及び膝固定方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04126519U (ja) | 1992-11-18 |
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|---|---|---|---|
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