JPH07257812A - シート積重ね・整合・セット締結装置 - Google Patents

シート積重ね・整合・セット締結装置

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JPH07257812A
JPH07257812A JP2361395A JP2361395A JPH07257812A JP H07257812 A JPH07257812 A JP H07257812A JP 2361395 A JP2361395 A JP 2361395A JP 2361395 A JP2361395 A JP 2361395A JP H07257812 A JPH07257812 A JP H07257812A
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JP
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edge
tray
sheet
alignment
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JP2361395A
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Charles D Rizzolo
ディー リッゾロ チャールズ
Charles F Prevost
エフ プレヴォスト チャールズ
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Xerox Corp
Original Assignee
Xerox Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 整合と仕上げが干渉しない改良されたやり方
でスタックをトレー内に縁整合すると同時にシートスタ
ックをステープルとじできるようにする。 【構成】 本装置は、積重ねトレーの少なくとも1つの
縁に隣接し、複数の構成要素が垂直方向に延びた横方向
に移動可能なシート積重ね・縁整合装置と、複数の異な
るとじ位置でトレー内に縁整合されたシートスタックを
ステープルとじするため縁整合位置に対し平行に移動可
能なステープルとじ装置より成っている。本装置は積重
ね領域内に連続して延びているステープルとじ口部をも
つステープラーヘッドが縁整合領域に平行な(但し、そ
の内側の)簡単な直線通路内で妨げられずに移動するこ
とを許すので、コピーセットを動かす複雑な機構、複雑
なステープラー、あるいはステープルとじ用のトレーは
必要ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント(複製)装置
のための改良型積重ね/仕上げ装置、より詳細には、仕
上げと整合が干渉しない改良されたやり方でトレーすな
わちビン内でシートスタックを縁整合すると同時に、ス
タックをステープルとじすることができる、ステープラ
ーまたは他の仕上げ装置を組み入れた改良型積重ね/仕
上げ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】1個のステープラーでシートスタックの
一縁に沿って複数のステープルを差し込むため、1個の
ステープラーヘッドをシートスタックの一縁に沿って直
線的に動かせることが望ましいことは知られている。一
例が Xerox Disclosure Journal Publication Vol.4, N
o.1, January/February 1979,p.59 とその一部の引用特
許文献に記載されている。また米国特許出願第08/0
07,948号(1993年1月25日出願)に、本発
明に関する望ましい応用すなわち実施例が開示されてい
る。
【0003】開示されている装置は、比較的低いコスト
で、しかも望ましい傾斜積重ねまたは整合向きをなんら
犠牲にせず、簡単化されたスタックの整合および仕上げ
で、複写機またはプリンタによって順次出力された薄い
コピーシートの複数セットすなわちジョブなど、複数の
印字済シートの積重ねと仕上げを実行する。
【0004】開示されている装置は、シートスタックの
各ステープルとじごとにステープラーヘッドまたは同種
のものをトレーすなわちビンに出し入れする複雑な機
構、あるいはビンの外でステープルとじするためにスタ
ックを把握して、スタックをビンから出し、ステープル
とじ後ビンの中へ戻す複雑な機構を必要としない。
【0005】これらの実施例には、スタックの整合を維
持しながら、ステープラーヘッドまたは同種のものがス
タック整合縁に平行に、妨害なく横移動できるようにす
る装置が開示されている。これは、1個のステープラー
で複数の位置にステープルとじする場合や、異なるシー
トサイズについて異なる場所にステープルとじする場合
に特に有益である。これらの例では、ビン内のスタック
を特定の横移動位置においてステープルとじするため、
ステープラーヘッドがスタック整合縁装置を通り抜けて
スタックの縁の上またはその周囲までトレー内に延びる
ことができるように、ステープラーヘッドがスタック整
合縁の部分(一部分のみ)をステープラーヘッドの邪魔
にならないよう動かすことができるように(但し、スタ
ックがその時動かされなかったスタック整合縁装置の残
りの部分によって整合または保持され続けるように、ス
タック整合縁装置の全部をスタックの通路の外へ動かさ
ない)、スタック整合縁装置は複数の可動セクション内
に置かれている。この装置を用いれば、ステープラーへ
ッドに簡単な直線通路を用いることができる。
【0006】上に挙げた米国特許出願には、この一般的
な技術分野の別の引用文献が含まれている。例えば、異
なる移動ゲートすなわち整合壁を備えた異なるソータ/
ステープラー装置に関する最新文献として、米国特許第
5,217,215号(1993年6月8日発行)が挙
げられている。
【0007】「ビン内ステープルとじ」を行う一体型ソ
ータ/ステープラー装置はよく知られている。しかし、
これまでは、各ビン内に集積された各コピーセットをス
テープルとじするためステープラー装置が動いてまたは
部分的に旋回して各ビン内に出入りするか、または集積
されたコピーセットをビン外へ出してステープルとじし
たあとビン内へ戻すか、またはビンを横に移動または旋
回させてステープラー装置の中に入れるかしなければな
らない。
【0008】背景として、「ビン内ステープルとじ」は
一般に原稿セット再循環能力をもたない自動複写機の出
力側にあるソーターモジュールにおいて用いられる。そ
の場合、セットの第1ページのコピーが所望の数だけ順
次作成され、それらのコピーが独立した個別トレーすな
わちビンの中に集積され、次にセットの第2ぺージ以降
のコピーが順次作成され、それぞれが第1ページのコピ
ーの上に積み重ねられ、すべての原稿についてこの操作
を繰り返された後、各ビンの中に集積されたコピーセッ
トがステープルとじされて、複数ページの原稿すなわち
文書セットが複製される。ステープラーヘッドをビンア
レイに対し垂直方向に動かすこともできるし、ビンアレ
イを一定垂直レベルに維持されたステープラーヘッドを
通過するように垂直方向に動かすこともできる。複数ビ
ン式ソータ装置の場合は、利用可能な空ビンの数がその
時作成する丁合いされたコピーセットの数より多けれ
ば、原稿セットの循環は一回で済む。
【0009】再循環式原稿取扱い装置または電子プリン
タ(それ自体は周知である)によって事前丁合いコピー
セットの出力が得られる場合は、1個の集積トレーを使
用してシートを積み重ね、整合した後、ステープルと
じ、その他の方法で各丁合いコピーセットを一度に一セ
ットづつ仕上げることができる。そのあと、整合端ゲー
トを開くことによって、ステープルとじされたセットを
放出することができる。単一トレーまたは部分トレーコ
ピーセットコンパイラー/ステープラーが、例えば米国
特許第5,098,074号(1992年3月24日発
行)、同第4,417,801号、同第4,541,6
26号、同第5,120,047号、同第5,201,
517号に開示されている。
【0010】このシステムのもう1つの考えられる利用
は、「メールボックス」システムにある。それは異なる
ユーザーまたは住所に関する異なるジョブを自動的に簡
単に個別に処理して分類することができる出力シート分
類システムである。従って、ジョブの分類すなわち「メ
ールボックス処理」はプリンタ、複写機、またはファク
シミリの出力側(ここでは用語「プリンタ」に包含され
る)で行われる。その場合、プリンタから出力された複
数の実物シートのセットすなわちジョブが特定の「メー
ルボックス」ビンまたは一組のビンの中に送り込まれ
る。これにより、プリンタの複数のユーザーは異なるユ
ーザー出力を自動的に異なる「メールボックス」すなわ
ちソーターのビンに入れる共用システムを持つことがで
きる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、出力
されたシートにとって望ましい出力位置および積重ね位
置を犠牲にせずに、あるいは複雑かつ高価なステープラ
ー移動機構を使用せずに、上に述べた種々の問題を解決
することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、複製装置から
送られてきた複数の印字済シートを積重ねトレーの積重
ね領域の上に積み重ね、整合し、積み重ねられたセット
を締結するシート積重ね・整合・セット締結装置を提供
する。本装置は、積重ねトレーの少なくとも1つの縁に
隣接し、積重ねトレー内に積み重ねられたシートを縁整
合領域に縁整合する垂直方向に延びた横方向に移動可能
なシート積重ね・縁整合装置と、積重ねトレー内に縁整
合されたシートスタックを複数の異なる締結位置におい
て締結するため積重ねトレーの縁整合領域に平行に横方
向に移動可能なセット締結装置を備えている。前記縁整
合装置はセット締結装置が通り抜けて積重ねトレーへ接
近することを許す複数の可動部品を有しており、前記セ
ット締結装置は複数の異なる締結位置でステープルとじ
するため縁整合装置を通り抜けて積重ねトレーの積重ね
領域内へ連続的に延びており、前記縁整合装置は前記セ
ット締結装置の複数の異なる締結位置への移動を妨げ
ず、しかも縁整合装置の複数の可動部品の少なくとも一
部によって積重ねトレーの積重ね領域内のシートスタッ
クを縁整合領域に保持するようにセット締結装置の動き
に合わせて自動的に移動することができる。
【0013】個々にまたは組み合わせて得られるその他
の特徴として、1)前記セット締結装置は、縁整合領域
に平行な(その内側の)簡単な直線通路を移動する、積
重ね領域内に延びたステープルとじジョーをもつステー
プラーヘッドを有している。 2)前記縁整合装置は、ステープラーヘッドの直線通路
移動によって、連続して接触して邪魔にならないように
動かされる複数の枢動フィンガーを有している。 3)前記縁整合装置は、セット締結装置の移動通路内に
旋回自在に取り付けられかつ積重ねトレーに対し旋回す
る複数のアームを有しており、前記旋回アームは通常は
積重ねトレーよりかなり上に垂直方向に延びていて、セ
ット締結装置が積重ねトレー内に延びている位置で可動
セット締結装置によって次第に少なくとも部分的に下方
に旋回され、そしてセット締結装置が上記のように下方
に旋回させないと自動的に上方に旋回して直立し、シー
ト積重ね整合縁を再設定するようになっている。4)前
記縁整合装置は伸縮自在のアコーディオン形折り畳み整
合壁形成部材より成っている。5)前記縁整合装置は、
前記セット締結装置の両側に延びている2つの軟質壁バ
ックストップ部材より成り、前記軟質壁バックストップ
部材はセット締結装置と一緒に移動することができる。
6)前記縁整合装置と前記可動セット締結装置は、積重
ねトレーと定められた積重ね領域の外側にあり、前記縁
整合領域は積重ねトレーがセット締結装置の動きを妨げ
ないように積重ねトレーの一方の縁を少し越えて延びて
いる。7)前記縁整合装置は、セット締結装置の両側に
延びている伸縮自在の壁バックストップ部材より成り、
前記壁バックストップ部材はセット締結装置と一緒に移
動することができる。8)前記縁整合装置の一部はセッ
ト締結装置の両側に結合されている。
【0014】
【実施例】本発明は、例示した特定の実施例に限定され
ない。開示した特定の実施例は水平集積トレー(図面を
明確にするため)を持っている。しかし、集積トレーは
水平面に対し所望の角度だけ傾いた積重ね面をもつ「下
り坂」または「上り坂」形積重ねトレーであってもよ
い。この積重ねトレーは「上り坂」形積重ねトレーであ
ること、あるいは複数ビンソーターまたは複数ユーザー
プリンタジョブセパレータ「メールボックス」ユニット
の唯一のトレーにあることが望ましい。「上り坂」また
は「下り坂」形積重ねトレーの例は、重力によってシー
トが下方に動き、整合壁に当たって積み重なり、縁整合
されるように、積重ね面の最下端にシート積重ね/整合
壁(厳密に鉛直でなく、傾斜した積重ね面に対し垂直に
立っている)を持つものが好ましい。ここでは通常のフ
ラッパー突き押し器15を示したが、米国特許第4,8
83,265号、同第5,098,074号、同第5,
137,265号、同第5,288,062号に記載さ
れているように、「フロッピィベルト」式逆送りトップ
シート突き押し器を使用して、上り坂で積み重ね、そし
て下り坂の端で整合することが望ましい。また上記、そ
の他の特許文献に記載されているように、別の積重ね装
置において上り坂で積み重ねして、上り坂(下流)でセ
ットを自動放出することもできる。
【0015】図1〜図4に、本発明に係るシート積重ね
・整合・仕上げ装置の実施例10を示す。図5〜図7に
シート積重ね・整合・仕上げ装置の別の実施例11を示
す。図8〜図13に示した実施例13はそれらの変更態
様である。しかし、3つの実施例10,11,13のす
べてに、同じトレーと、直線通路12aをもつ同じ簡単
なステープラー(または他の締結装置)ヘッド12を使
用することができる。ここには、コントローラ100の
制御の下でステープラーヘッド12の移動と位置決めを
行う簡単なモーター駆動リードねじ/スライドレール装
置を示したが、ケーブル、その他の駆動装置を使用する
ことができる。これらすべての積重ね装置10,11ま
たは13は、図示した積重ねトレー18(説明の便宜
上、3つのすべての実施例に同じトレー18を示す)よ
うな通常の固定コピーシート出力トレーを使用すること
ができる。装置10,11,13または同種の装置は、
種々のスタッカー、ソーター、コンパイラー/仕上げ装
置、あるいはその他の出力モジュール、あるいは統合複
写機またはプリンタ自体に使用することができる。装置
10,11,13または同種の装置は、転がして複製装
置へ結合し、必要なとき、出力された印字済シート14
を直接または2レベルインタフェース搬送装置を介して
受け取る自己充足・自立型大容量積重ね装置の一部であ
ってもよい。
【0016】図示の装置10,11,13において、積
重ねトレー18はプリンタ、その他の複製装置から直接
または間接に出力シート14を与えるシート入力通路2
0をもつ。入力通路20はローラーニップまたはベルト
シート供給装置、その他のシート放出装置によって得る
ことができる。トレー18の上流端は、シートまたはシ
ートセットを受け取って積み重ねるためシート入力通路
20に隣接している。積重ね装置10,11または13
は、大量のシート14をトレー18の中にその積重ね面
18a上にきちんと整合して積み重ねることができる。
もし装置が上に述べた上り坂形式であれば、シート入力
通路はステープラーの頭上にあって、シートはフロッピ
ィベルト突き押し器/供給装置によって逆送りされ、ス
テープラーの開口部に入って、整合壁またはフィンガー
に当たることに注目されたい。
【0017】しかし、図示のように、整合されステープ
ルとじされるスタックの縁はトレー18のステープラー
側の縁を少し越えて延びていることが好ましい。すなわ
ち、シート積重ね領域はトレー領域と厳密に一致してい
ない。セットの取出しを容易にするため、トレー18の
少なくとも1つの縁に切欠き18bを設けることができ
る。要望があれば、ステープルとじのために別の切欠き
をトレーのステープラー側に設けることができるが、ス
テープルとじ位置および整合位置がトレーの縁を越えて
おり、従ってトレーがステープルとじを妨げることはな
く、ステープルとじ位置がトレーの切欠き位置に限定さ
れないから、装置10,11または13にそのような切
欠きは不要である。
【0018】要望があれば、積重ね高さの能力またはそ
の制御を向上させるため、この分野で知られた積重ねト
レーを垂直に移動させる種々のエレベータ機構を使用す
ることができる。そのようなエレベータ機構の例が米国
特許第5,026,034号、同第4,925,171
号、同第5,137,265号、同第3,414,25
4号、およびこれらの他の引用文献に記載されている。
エレベータ機構は、ケーブル、ラチェット、レードスク
リュー、平行四辺形リンケージ、その他の適当なエレベ
ータ移動機構を使用することができる。米国特許第5,
098,074号に垂直エレベータ駆動装置が詳細に記
載されている。多くの引用文献に記載されているよう
に、例えばゼロックス社の前記米国特許第5,980,
074号または同第5,033,731号のように、通
常のスタック高さセンサからのスタック高さ入力を使用
して、通常のマイクロプロセッサ制御器で増分的に制御
することによりエレベータ装置を作動させる方法が知ら
れている。
【0019】上に述べたように、装置10,11および
13は、シートが下方に滑って積重ね面18aの下端に
ある直立シート整合面すなわち整合壁装置に当たるよう
に(上に述べた突き押し器15、その他の突き押し器の
助けを借りることが好ましい)水平面から望ましい積重
ね角で傾斜した積重ね面18aを提供する積重ねトレー
18を備えていることが望ましい。図1〜図4に整合装
置30を、図5〜図7に整合装置40を、図9〜図12
にもう1つの整合装置50を示してある。これらの整合
装置30,40または50はすべて、入ってくる(一番
上の)各シートを整合し、スタック全体の縁の整列すな
わち縁の一致を維持し、かつスタック22の高さがかな
り増しても、スタック22の一部がトレー18の外へ滑
り出ないようにする。
【0020】整合装置30,40または50は、従来の
トレー積重ね装置のように、固定されていなく、スタッ
ク22に対するステープラーヘッド12の妨害されない
横移動に適合するため、邪魔にならないように自動的に
動く。しかし、スタック22との整合関係を保つため
に、整合装置のトレーの大部分は整合位置にとどまり、
スタック22の上面より上に延びている。すなわち、整
合装置30,40または50は、上記のスタック整合を
失わずに複数の位置でビン内ステープルとじが行えるよ
うに、横方向に移動可能な「バックストップ」、「壁」
またはビン後部整合縁を設けることによって積重ねトレ
ー内のセット整合を維持する。
【0021】図1〜図4に示した整合装置30において
は、32,33,34,35(3個またはそれ以上)の
ような細長い剛体バックストップ整合アームが、トレー
18のステープルとじ側縁(またはその下の隣接取付け
フレーム)に旋回自在に取り付けられている。これらの
旋回アーム32〜35はそれぞれ、通常、トレー18の
面18aを斜め上方にスタック22の上面すなわち最大
積重ねレベルまで旋回されるように、ばね32a〜35
aによって個別にばね負荷が加えられている。これらの
整合アーム32,33,34,35は、通常、スタック
22が接触した状態で自動的に起立していることが望ま
しい。(しかし、追加の選択的特徴として、ステープル
とじされたセットの取出しが反対側(このほうが好まし
い)からでなくトレーのステープルとじ側からであれ
ば、ステープルとじのあとトレー18からスタックを取
り出すため、すべての整合アームを自動的に下方に旋回
させることができる。)最大積重ね能力を増すために、
整合アーム32,33,34,35を図示したものより
長くすることができるし、そして下方に押さえられたと
き相互に重なり合わせることもできる。これらの整合ア
ーム32,33,34,35およびそれらの取付け部は
整合平面において十分な剛性を備え、重い(すなわち高
さのある)スタック22にもしっかりした下り坂整合壁
を提供する。
【0022】ステープラーヘッド12がその通路12a
に沿って所望のスタックステープルとじ位置へ移動する
とき、そのステープラーヘッドの横移動を妨げないよう
に、整合アーム32,33,34,35はステープラー
ヘッド12またはその延長部によって個別に独立して下
方に旋回させることができる。さらに、これにより、整
合アーム32,33,34,35の上流のトレー18の
セット積重ね領域内にステープラーヘッド12を一定距
離だけ延長して、トレー18の積重ね(整合)領域の内
側(外側でない)でスタック22をステープルとじする
ことができる。整合アーム32,33,34,35の下
向きの旋回運動(ステープルとじ位置へ)はウィンドシ
ールドワイパーにいくらか似ている。図1および図4の
整合アーム34上の回転運動矢印は、ステープラーヘッ
ド12の動き12bによってどの方向に動かされるかを
示すことに留意されたい。
【0023】ステープラーヘッド12が特定の整合アー
ム32〜35場所を通過すると、そのアームの個別ばね
がそのアームを自動的に起立状態へ戻す。従って、数本
の整合アーム32〜35は常に起立位置すなわち整合位
置にあり、トレー18内の整合されたスタック22を保
持し続ける。
【0024】次に、異なる整合装置40を備えた図5〜
図7の第2実施例の装置11について説明する。装置1
1もまた、同じ(または別の)トレー18内のセットの
積重ねと同様な整合を行い、そしてステープラー12の
移動は妨害されない。整合装置40は、スタック端整合
面として軟質アコーディオン壁42とアコーディオン壁
要素46を有する点が異なる。アコーディオン壁42は
移動するステープラーヘッド12と一緒に横方向に移動
する。このアコーディオン壁42は剛体フレーム部材4
4によって少なくとも一部分が支持され、フレーム部材
44内に滑動自在に取り付けられており、図示したばね
41によって前方に保持されていることが好ましい。ス
テープラーヘッド12が通路12a上で左へ移動する
と、アコーディオン壁42の左側部分42aは縮小さ
れ、ステープラーヘッド12が離れると伸長する。同様
に、ステープラーヘッド12の移動によって、アコーデ
ィオン壁42の右側部分42bが伸縮する。(ある程度
似ている図8の装置13の動作は後で詳しく説明す
る。)
【0025】開示した3つのすべての装置10,11,
13において、必要なセット締結装置(例えばステープ
ラー)は1個だけであり、安価で、保守が容易で、しか
もステープラーヘッドを簡単に前後に直線的に移動させ
ることによってコピーセット縁の余白に沿って任意の所
望の場所に任意の数のステープルを差し込むことができ
ることに注目されたい。ステープルとじジョー常にスタ
ック端整合平面の内側にとどまることができる。ステー
プラーヘッド12の直線移動12aは、ケーブルまたは
スクリュー駆動装置、その他の周知の簡単な機構を用い
て種々の直線ロッド、レール、らせんスクリュー軸、等
に沿って行わせることが可能で、複雑な旋回機構や差込
み機構は不要である。
【0026】どの装置実施例においても、選択したステ
ープルとじが終了したあと、コンパイラーまたはソータ
ーのビンの端からセット搬送装置および(または)セッ
トスタッカーの上へのステープルとじされたセットの放
出が行えるように、整合装置とステープラーヘッドを邪
魔にならないようにさらに横に移動させることができる
(例えば、米国特許第5,098,074号、同第5,
217,215号、等およびそれらの引用文献を参照さ
れたい。)。または前に述べたように、トレーの別の側
からセットを放出することもできる。
【0027】装置10と異なり、装置11および13で
は、整合壁装置40,50がステープラーヘッド12の
開いたシート受入れ口部よりかなり上まで延びている。
これにより、任意の方向からステープラーヘッドのかな
り上にトレー18に送り込み(例えスタックのかなり上
を飛ばせても)、これらの高い壁によって停止させ、整
合することができる。その場合、ステープラーヘッド1
2を横に移動させ、セットをトレーの積重ね領域の一の
側を越えた所に置いておき、ステープルとじされるシー
トの完全なセットが集積され、突き押されて(別の突き
押し器で)整合され、全部がステープラーヘッドジョー
の開口レベルの下に落ち着くまで、ステープラーヘッド
12をステープルとじのため運び入れないことが好まし
い。そのあと、ステープラーヘッド12はステープルと
じのためセットの縁に沿って運び入れられる。対照的
に、図1〜図4の装置10では、整合アーム32〜35
によって提供された整合壁をステープラーヘッドジョー
の開口(最大ステープルとじセット高さが決まる)と同
じ高さにする必要があるだけである。
【0028】コンパイラー/ステープラーステーション
またはビン内ステープルとじを用いるときは、シートを
コーナーに集積するため、特にステープラーヘッドでコ
ーナーステープルとじをするために、入ってきた各セッ
トを横から押す側面押し器を設置することができること
に留意されたい。またトレーから放出する前に、ステー
プルとじされたセットを横にずらすこともできる。さま
ざまの既知の側面縁整合装置を本発明と両立して設置す
ることができる。その幾つかの例が米国特許第5,00
4,625号およびその引用文献に記載されているの
で、説明は省略する。フラッパー突き押し器15は直交
する縁整合平面と側壁31に対しある角度をなしてい
る。コーナー整合装置のその一例である。
【0029】ここに示した整合装置のすべての実施例に
おいて、整合装置の間隔おいて配置された少なくとも2
つ以上の部分が縁整合平面内にあるので、ステープラー
ヘッド12の位置に関係なく、常にスタック縁の整合が
維持される。図1の整合装置30では、整合アーム32
〜35のすべてが現在位置においてステープラーヘッド
12によって下方に旋回されていない。整合アームはば
ねによって起立状態に保たれている。図5〜図7の整合
装置40では、アコーディオン壁42の壁区間46の前
縁すなわち内側縁は、保持バー44によってステープラ
ーヘッドの両側に整合平面内に保持されていて、アコー
ディオン壁42の後縁に当たっているばね41の負荷が
加わった圧力バーによって保持バー44に当ててばね負
荷を加えることができる。アコーディオン壁42の部分
42a,42bは2つのプラスチック多重折り板ばねに
よって提供することができる。図8〜図13の整合装置
50では、アコーディオン折曲げアーム要素56の前縁
すなわち内側縁は、少なくとも一組の下部案内レール5
4で整合平面内に保持されている。ステープラーヘッド
が通路12aに沿って動くとき、アーム要素56がステ
ープラーヘッド12の一の側で伸長し、他の側で収縮す
るので、これらの案内レール54とスライドピン57は
アーム要素56が垂直方向に動くことを許す。この整合
装置50も同様に左壁部分50aと右壁部分50bとし
て2個のプラスチック多重折り板ばね部材(但し、図5
〜図7の板ばね部材とは反対の方向に折り曲げられてい
る)を使用することができる。代わりに、パンタグラフ
形すなわち交叉したアームが中央ピンで連結された壁を
使用することができる。
【0030】図1〜図4の実施例10では、追加の特徴
として、整合アーム32〜35がステープラーヘッド1
2によって下方に旋回されるとき、整合アームがステー
プルとじされるスタック22の縁に当たってスタック2
2を乱すことがないように、整合アーム32〜35の取
付け部分に図3に示した簡単なカム32bとカム面を設
けて、整合アームを整合平面から少し引き離すことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動可能な整合端壁要素を有するシート積重ね
・整合・仕上げ装置の第1の実施例の平面図である。
【図2】図1の実施例の側面図である。
【図3】図2の円部分の拡大図である。
【図4】図1の実施例の斜視図である。
【図5】異なる移動可能な整合壁要素を有するが、ビン
内でコピーセットを複数箇所ステープルとじするためス
テープラーヘッドを同様に簡単に直線移動させることが
できるシート積重ね・整合・仕上げ装置の第2の実施例
の側面図である。
【図6】図5の実施例の平面図である。
【図7】図5の実施例の斜視図である。
【図8】シート積重ね・整合・仕上げ装置の第3の実施
例の側面図である。
【図9】図8の円部分の拡大図である。
【図10】図8の実施例の正面図である。
【図11】図10の円部分の拡大図である。
【図12】図8の実施例の平面図である。
【図13】図12の円部分の拡大図である。
【符号の説明】
10 シート積重ね・整合・仕上げ装置 11 第2の実施例のシート積重ね・整合・仕上げ装置 12 ステープラーヘッド 12a ヘッド移動方向 13 第3の実施例のシート積重ね・整合・仕上げ装置 14 シート 15 突き押し器 18 積重ねトレー 18a 積重ね面 18b 切欠き 20 シート入力通路 22 シートスタック 30 整合装置 31 側壁 32〜35 細長い整合アーム 32a〜35a ばね 32b 簡単なカム 40 別の整合装置 41 ばね 42 アコーディオン壁 42a 同左部分 42b 同右部分 44 剛体フレーム部材 46 アコーディオン壁要素 50 さらに別の整合装置 50a 左壁部分 50b 右壁部分 54 案内レール 56 アコーディオン多重折りアーム要素 57 スライドピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チャールズ エフ プレヴォスト アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14624 ロチェスター フェントン ロード 112

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複製装置から送られてきた複数の印字済
    シートを定められた領域の積重ねトレーの積重ね領域の
    上に積み重ね、整合し、積み重ねられたセットを締結す
    るシート積重ね・整合・セット締結装置において、 積重ねトレーの少なくとも1つの縁に隣接し、積重ねト
    レーの縁整合領域に積み重ねられたシートを縁整合す
    る、垂直方向に延びた横方向に移動可能なシート積重ね
    ・縁整合装置と、 積重ねトレー内に縁整合されたシートスタックを複数の
    異なる締結位置で締結するため積重ねトレーの縁整合領
    域に平行に横方向に移動可能なセット締結装置とを備
    え、 前記シート積重ね・縁整合装置が、前記セット締結装置
    が通り抜けて積重ねトレーへ接近することを許す複数の
    可動部品を有しており、 前記セット締結装置が、複数の異なる締結位置でステー
    プルとじするため、前記縁整合装置を通り抜けて前記積
    重ねトレーの積重ね領域内に連続して延びており、 前記縁整合装置が、前記セット締結装置の複数の異なる
    締結位置への移動を妨げず、しかも縁整合装置の複数の
    可動部品の少なくとも一部によって積重ねトレーの積重
    ね領域内のシートスタックを縁整合領域に保持するよう
    にセット締結装置の動きに合わせて自動的に移動するこ
    とが可能であり、 前記縁整合装置が前記セット締結装置の両側に延びてい
    る伸縮自在の複要素型壁状バックストップ部材より成
    り、該バックストップ部材が前記セット締結装置と一緒
    に移動可能であることを特徴とするシート積重ね・縁整
    合装置。
  2. 【請求項2】 前記縁整合装置が、前記セット締結装置
    の両側に延びている軟質壁バックストップ部材または枢
    動可能なフィンガーより成り、前記軟質壁バックストッ
    プ部材が前記セット締結装置と一緒に移動できることを
    特徴とする請求項1に記載のシート積重ね・縁整合装
    置。
  3. 【請求項3】 前記セット締結装置がステープラーヘッ
    ドより成り、該ヘッドが、前記積重ね領域内に延びてい
    るステープルとじジョーを有し、前記縁整合領域に平行
    な、その内側の簡単な直線通路内で移動することを特徴
    とする請求項1に記載のシート積重ね・縁整合装置。
JP2361395A 1994-02-18 1995-02-13 シート積重ね・整合・セット締結装置 Withdrawn JPH07257812A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/198,713 US5443249A (en) 1993-01-25 1994-02-18 In-bin stapling system with interactive registration wall
US08/198713 1994-02-18

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07257812A true JPH07257812A (ja) 1995-10-09

Family

ID=22734488

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2361395A Withdrawn JPH07257812A (ja) 1994-02-18 1995-02-13 シート積重ね・整合・セット締結装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07257812A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1067440A2 (en) * 1999-07-06 2001-01-10 Canon Kabushiki Kaisha Sheet processor mounted within sheet-discharge section of image forming apparatus, and image forming apparatus including the same

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1067440A2 (en) * 1999-07-06 2001-01-10 Canon Kabushiki Kaisha Sheet processor mounted within sheet-discharge section of image forming apparatus, and image forming apparatus including the same
EP1067440A3 (en) * 1999-07-06 2002-02-06 Canon Kabushiki Kaisha Sheet processor mounted within sheet-discharge section of image forming apparatus, and image forming apparatus including the same
US6671491B1 (en) 1999-07-06 2003-12-30 Canon Kabushiki Kaisha Sheet processor mounted within sheet-discharge section of image forming apparatus, and image forming apparatus including the same

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