JPH07257637A - 試料シート及びその製造方法 - Google Patents

試料シート及びその製造方法

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JPH07257637A
JPH07257637A JP4541194A JP4541194A JPH07257637A JP H07257637 A JPH07257637 A JP H07257637A JP 4541194 A JP4541194 A JP 4541194A JP 4541194 A JP4541194 A JP 4541194A JP H07257637 A JPH07257637 A JP H07257637A
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JP
Japan
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sample
sheet
filling
adhesive
cosmetic
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JP4541194A
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Inventor
Hiroshi Onishi
宏 大西
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、生産性を向上すること。 【構成】シート本体(10)を折り曲げて一方のシート面(1
0a) に各試料充填部(12)を形成すると共に他方のシート
面(10b) に各試料取出し窓(14)を形成し、これらシート
面(10a,10b) を接着ライン(15)及び点ポイント接着部(1
6)により接着保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばファンデーショ
ンや口紅、アイシャドー等の化粧品や香料類等を少量づ
つ試供品として充填した化粧品シート等の試料シート及
びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図9はかかる化粧品シートの外観図であ
る。この化粧品シートは、例えばファンデーションや口
紅、アイシャドー等の化粧品や香料類等を試供品として
少量づつ充填したものである。
【0003】台紙1には、ファンデーション等の化粧品
サンプル2を充填する複数の試料充填部3が複数配列さ
れて形成されている。これら試料充填部3は、台紙1に
対して凹形状に形成されており、その底面に化粧品サン
プル2が、例えば1回使用分に相当する少量づつ充填さ
れている。
【0004】又、この台紙1上は、光透過性の透明シー
ト4が面接着されている。この透明シート4は、各試料
充填部3に対応する部分に、化粧品サンプル2を取り出
すための取出し窓5が形成されている。
【0005】この取出し窓5は、試料充填部3の外形、
例えば円形に応じて破線上の切り口、いわゆるミシン目
を形成したものである。従って、化粧品サンプル2の使
用にあたっては、透明シート4の取出し窓5を切り破る
ことにより試料充填部3を開き、化粧品サンプル2を取
り出すことになる。
【0006】ところで、このような化粧品シートの製造
は、複数の台紙1を台紙供給装置に収納し、ここから台
紙1を1枚づつ搬送装置に供給する。この搬送装置によ
り搬送された台紙1は、所定位置で停止し、かつ化粧品
サンプル2を噴射するノズルを台紙1の上方に配置す
る。
【0007】この状態に、ノズルから化粧品サンプル2
を噴射し、かつノズルを各試料充填部3上に移動して化
粧品サンプル2を充填する。この後、台紙1を再び搬送
し、取出し窓5の形成された透明シート4を台紙1上に
覆うことにより化粧品シートとして製造される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな製造方法では、台紙の搬送を一旦停止し、ノズルを
移動させて複数の各試料充填部3に対して化粧品サンプ
ル2を少量づつ充填するので、1つの化粧品シートを製
造するのに要する時間が長く、生産性が低いという問題
がある。そこで本発明は、生産性を向上できる試料シー
ト及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、折曲
げ部を有するシート本体と、この折曲げられたシート本
体の互いに対向する各シート面のいずれか一方に形成さ
れた試料充填部と、各シート面のうち他方のシート面で
かつ試料充填部と対応する部分に開口可能に形成された
試料取出し窓と、これら試料充填部と試料取出し窓とを
合わせた状態で各シート面同士を接着する接着部と、を
有して上記目的を達成しようとする試料シートである。
【0010】請求項2によれば、試料は、化粧品香料類
である。請求項3によれば、一方のシート面の折曲げ部
に沿って凹形状から成る試料充填部を複数形成してい
る。
【0011】請求項4によれば、他方のシート面の各試
料充填部に対応した部分に、破線状の切り口ラインより
形成される試料取出し窓をそれぞれ形成している。請求
項5によれば、接着部は、各試料充填部及び各試料取出
し窓の配列に沿って形成された接着ライン、及び各試料
充填部の間に形成された点ポイント接着部を有してい
る。
【0012】請求項6によれば、シート本体に複数の試
料充填部を形成する工程と、シート本体を折曲げたとき
に各試料充填部と対向するシート面でかつ各試料充填部
と対応する部分に開口可能な試料取出し窓を形成する工
程と、各試料充填部に試料を充填する工程と、各試料充
填部を各試料取出し窓によりそれぞれ封止するところに
接着剤を塗布する工程と、この接着剤の塗布されたシー
ト本体を折曲げて接着保持させる工程と、を有して上記
目的を達成しようとする試料シートの製造方法である。
請求項7によれば、試料の種類に応じた本数の各ノズル
から各種試料を噴出して試料充填部に充填している。
【0013】
【作用】請求項1によれば、シート本体が折り曲げら
れ、この折曲げられたシート本体の互いに対向する一方
のシート面に形成された試料充填部と、他方のシート面
に形成された試料取出し窓とが、対応した状態で各シー
ト面同士が接着部により接着される。
【0014】請求項2によれば、試料して化粧品香料類
が試料充填部に充填される。請求項3によれば、複数の
凹形状から成る試料充填部が一方のシート面の折曲げ部
に沿って形成される。
【0015】請求項4によれば、破線状の切り口ライン
から成る試料取出し窓が、他方のシート面に形成され
る。請求項5によれば、各試料充填部及び各試料取出し
窓の配列に沿った接着ライン、及び各試料充填部の間に
形成された点ポイント接着部により各シート面が接着さ
れ、各試料充填部が各試料取出し窓により封止される。
【0016】請求項6によれば、シート本体に複数の試
料充填部が形成され、かつこれら試料充填部と対応する
部分に開口可能な試料取出し窓が形成される。この後、
各試料充填部に対して試料が充填され、各試料充填部を
各試料取出し窓によりそれぞれ封止するために接着剤が
塗布される。
【0017】そして、シート本体が、折り曲げられて接
着され、各試料充填部が各試料取出し窓によりそれぞれ
封止され、試料シートが製造される。請求項7によれ
ば、試料充填部に各種試料を充填する場合、その試料の
種類に応じた本数の各ノズルから各種試料を噴出して充
填する。
【0018】
【実施例】
(1) 以下、本発明の第1の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は化粧品に適用した試料シート、すな
わち化粧品シートの構成図である。シート本体10は、
中央の折曲げ部11により2つに折曲げられている。こ
の折り曲げられたシート本体10の一方のシート面10
aには、図2に示すように試料充填部12が折曲げ部1
1に沿って4つ形成されている。
【0019】これら試料充填部12は、例えばファンデ
ーションや口紅、アイシャドー等の化粧品や香料類等を
化粧品サンプル13を充填するもので、円形の凹形状に
形成されている。
【0020】この化粧品サンプル13は、1回使用分に
相当する少量づつ充填されている。又、化粧品サンプル
13は、4つの試料充填部12に対してそれぞれ異なる
種類のサンプルが充填されたり、同一種類のサンプルが
充填されている。
【0021】他方のシート面10bには、各試料充填部
12と対応する部分に各試料取出し窓14が形成されて
いる。これら試料取出し窓14は、試料充填部12の円
形形状に沿って破線上の切り口、つまりミシン目を形成
して開口可能としたものである。
【0022】又、シート本体10の各シート面10a、
10b内側において、折曲げ部11から各試料充填部1
2及び各試料取出し窓14を介した所定距離のところに
は、折曲げ部11に沿って接着ライン15が形成されて
いる。
【0023】これと共に各シート面10a、10b内側
において、各試料充填部12の間には各点ポイント接着
部16が形成されている。これら接着ライン15及び点
ポイント接着部16は、各シート面10a、10bを接
着し、かつ各試料充填部12を各試料取出し窓14によ
り封止している。
【0024】接着ライン15から見て折曲げ部11と反
対側の縁には、綴じ折り部17が形成されている。各シ
ート面10a、10bには、各種印刷、例えば化粧品サ
ンプル13の紹介のための絵柄や文字の印刷が施されて
いる。
【0025】このような構成の化粧品シートであれば、
綴じ折り部17の形成により製本工程において折丁とし
て扱うことができる。従って、この化粧品シートを製本
工程に入れることにより、例えば雑誌に綴じることがで
きる。
【0026】又、化粧品サンプル12の使用にあたって
は、例えば雑誌に綴じられている化粧品シートの各シー
ト面10a、10bに印刷されている使用方法等に従
い、所望する種類の化粧品サンプル12の充填された試
料取出し窓14を図2に示すように切り破ることにより
化粧品サンプル12を取り出すことができる。
【0027】このように上記第1の実施例においては、
シート本体10を折り曲げて一方のシート面10aに各
試料充填部12を形成すると共に他方のシート面10b
に各試料取出し窓14を形成し、これらシート面10
a、10bを接着ライン15及び点ポイント接着部16
により接着保持するようにしたので、製本工程の折丁と
して扱うことができ、雑誌等に綴じることができる。
【0028】又、各シート面10a、10bに化粧品サ
ンプル13を紹介する等の宣伝のための絵柄や文章等を
印刷することができる。各試料充填部12に近い部分で
接着ライン15及び点ポイント接着部16を形成して各
試料充填部12を封止するので、この封止状態を充分に
よくすることができる。
【0029】化粧品サンプル13を取り出す際には、各
点ポイント接着部16の接着によって隣接する試料充填
部12に影響を与えずに試料取出し窓14を切り破るこ
とができる。 (2) 次に本発明の化粧品シートの製造方法についての第
2の実施例について説明する。
【0030】図3は化粧品シートの製造方法を示す流れ
図である。 (a) 先ず、シート本体10に対して印刷が施される。こ
の印刷は、シート本体10の各シート面10a、10b
となる部分に、化粧品サンプル13を紹介する等の宣伝
のための絵柄や文章等が印刷される。 (b) 次に試料充填部12を形成する工程に移る。
【0031】この工程は、図4に示すように印刷の施さ
れたシート本体10をパターンローラ20とその受けロ
ーラ21間に入ることにより試料充填部12を形成す
る。すなわち、パターンローラ20には、試料充填部1
2を形成するための凸パターン22がローラの外周に所
定間隔ごとに形成されている。
【0032】従って、パターンローラ20とその受けロ
ーラ21とが接触状態で互いに回転し、この状態にこれ
らローラ20、21との間にシート本体10が入ると、
凸パターン22がシート本体10に押され、シート本体
10に凹形状の各試料充填部12が形成される。 (c) 次に試料取出し窓14を形成する工程に移る。
【0033】この工程は、図5に示すように刃ローラ2
3とその受けローラ24との間にシート本体10を入れ
ることにより各試料取出し窓14を形成する。すなわ
ち、刃ローラ23には、試料取出し窓14を形成するた
めの破線状の切り口、すなわちミシン目刃25がローラ
の外周に所定間隔ごとに形成されている。これらミシン
目刃25の間隔は、各試料充填部12を形成した間隔と
同一となっている。
【0034】又、刃ローラ23と受けローラ24とは、
図6に示すように接触せずに所定間隔だけ離れている。
このうち受けローラ24には、各ミシン目刃25と対応
する部分に各刃受ゴム26が設けられている。
【0035】従って、刃ローラ23と受けローラ24と
が回転している状態に、これらローラ23、24との間
にシート本体10が入ると、各ミシン目刃25と刃受ゴ
ム26との間にシート本体10が入り、シート本体10
に各試料取出し窓14のミシン目が形成される。 (d) 次に化粧品サンプル13を充填する工程、及び接着
・折り工程に移る。
【0036】これら工程は、図7に示すようにフォーマ
27を用いた縦折り機が用いられる。このフォーマ27
は、各試料充填部12及び各試料取出し窓14の形成さ
れたシート本体10をローラ28を通して受入れ、この
シート本体10を中央の折曲げ部11で2つに折り曲げ
るものである。
【0037】一方、このフォーマ27の内側には、図8
に示すように化粧品サンプル13を充填するための充填
ノズル29、及び接着剤を塗布するための各接着ノズル
30、31が配置されている。
【0038】充填ノズル29は、シート本体10のフォ
ーマ27による折りの際に、各試料充填部12の形成さ
れた部分と対応する位置に配置されている。又、この充
填ノズル29は、配管32を通して化粧品サンプル槽3
3に連通している。
【0039】この化粧品サンプル槽33には、液状又は
粉末状の化粧品サンプル13が充填されている。なお、
配管32には、バルブ34が設けられ、このバルブ34
の開閉制御により1回使用分の化粧品サンプル13が充
填ノズル29に送られるようになっている。
【0040】一方、接着ノズル30は、シート本体10
のフォーマ27による折りの際に、接着ライン15の形
成される部分と対応する位置に配置されている。又、こ
の接着ノズル30は、配管35を通して接着剤槽36に
連通している。なお、配管35には、バルブ37が設け
られ、このバルブ37の開閉制御により接着剤が接着ノ
ズル30に送られるようになっている。
【0041】もう1つの接着ノズル31は、シート本体
10のフォーマ27による折りの際に、点ポイント接着
部16の形成される部分と対応する位置に配置されてい
る。又、この接着ノズル31は、配管38を通して接着
剤槽39に連通している。なお、配管38には、バルブ
40が設けられ、このバルブ40の開閉制御により接着
剤が少量づつ接着ノズル31に送られるようになってい
る。
【0042】バルブ制御装置41は、各バルブ34、3
7、40にバルブ制御信号を送出してこれらバルブ3
4、37、40を開閉制御する機能を有している。この
場合、バルブ制御装置41は、次の各機能を有してい
る。
【0043】すなわち、シート本体10の搬送により各
試料充填部12が充填ノズル29と対応する位置に到達
するときに同期してバルブ34を開放する機能を有して
いる。
【0044】又、バルブ30を連続的に開放し、かつシ
ート本体10の搬送により各点ポイント接着部16が接
着ノズル31と対応する位置に到達するときに同期して
バルブ40を開放する機能を有している。
【0045】以上のフォーマ27による折り工程の後に
は、引張りローラ42等が配置され、さらに縦折り(チ
ョッパー)43が配置されている。この縦折り43は、
折り曲げられ、かつ接着されたシート本体10を綴じ折
り部17で折り込むためのものである。
【0046】次に化粧品サンプル13を充填する工程、
及び接着・折り工程の作用について説明する。シート本
体10がフォーマ27により縦折りされるとともに、こ
の縦折りの際に、化粧品サンプル13の充填、及び接着
剤の塗布が行われる。
【0047】すなわち、バルブ制御装置41は、シート
本体10の搬送により各試料充填部12が充填ノズル2
9と対応する位置に到達すると、このときに同期してバ
ルブ34を開放する。
【0048】このバルブ34の開放により、化粧品サン
プル槽33から化粧品サンプル13が、配管32を通っ
て充填ノズル29に送られ、この充填ノズル29から化
粧品サンプル13が各試料充填部12に充填される。
【0049】これと共にバルブ制御装置41は、バルブ
37を連続的に開放する。これにより、接着ノズル30
から接着剤が連続的に噴出され、この接着剤がシート本
体10に塗布されて接着ライン15を形成する。
【0050】又、バルブ制御装置41は、シート本体1
0の搬送により各点ポイント接着部16が接着ノズル3
1と対応する位置に到達すると、このときに同期してバ
ルブ40を開放する。このバルブ40の開放により、接
着剤が接着ノズル31に送られ、この接着ノズル31か
ら接着剤が噴出されたシート本体10における各試料充
填部12の間に点ポイント接着部16として塗布され
る。
【0051】このようにフォーマ27により縦折りさ
れ、化粧品サンプル13が充填され、接着剤が塗布され
ると、各引張りローラ42により各シート面10a、1
0bが接着ライン15及び点ポイント接着部16におい
て接着される。これにより各試料充填部12は、各試料
取出し窓14により封止される。
【0052】この後、シート本体10は、縦折り43に
より綴じ折り部17で折り込まれる。 (e) 次にシート本体10は、横裁ち機により4つの試料
充填部12ごとに横裁ちされ、図1に示す化粧品シート
となる。
【0053】そして、製本工程に移され、この工程にお
いて折丁として取り扱いされる。従って、この化粧品シ
ートを製本工程に入れることにより、例えば雑誌に綴じ
込みされる。
【0054】このように上記第2の実施例においては、
シート本体10に複数の試料充填部12を形成するとと
もに、これら試料充填部12と対応する部分に開口可能
な各試料取出し窓14を形成し、この後、各試料充填部
12に対して化粧品サンプル13を充填するとともに接
着剤を塗布し、シート本体10を縦折りして各試料充填
部12を各試料取出し窓14によりそれぞれ封止するよ
うにしたので、化粧品シートを連続的に製造することが
でき、その生産性を向上できる。
【0055】なお、本発明は、上記各実施例に限定され
るものでなく次の通りに変形してもよい。例えば、4種
類の化粧品サンプル13を試料充填部12に充填する場
合には、充填ノズル29を4つ配置し、これら充填ノズ
ル29にそれぞれ種類の異なる化粧品サンプルの充填さ
れた化粧品サンプル槽を連通させればよい。
【0056】この場合も、バルブ制御装置41のバルブ
開閉制御により、シート本体10の搬送により各試料充
填部12がそれぞれ対応する4つの充填ノズル29の位
置に到達したときに、これに同期して各バルブを開放す
ることにより、各試料充填部12にそれぞれ異なる化粧
品サンプル13が充填される。
【0057】又、試料充填部12及び試料取出し窓14
の形状に限定はなく、所望形状に形成してよい。これら
試料充填部12及び試料取出し窓14は、1枚の化粧品
シートに4つ形成するとは限らず、横裁ちにより所望数
の試料充填部12を有する化粧品シートとして製造して
もよい。
【0058】一方、化粧品シートの製造方法は、試料充
填部12を形成した後に試料取り出し窓14を形成する
ようにしているが、これら試料充填部12と試料取り出
し窓14との製造順序は、いずれか一方を先に形成して
もよいし、同時に形成するようにしてもよい。これら試
料充填部12及び試料取り出し窓14を同時に形成する
場合は、1つのローラにパターンローラ20及びミシン
目刃25を形成すればよい。
【0059】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、生
産性を向上できる試料シート及びその製造方法を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる試料シートを化粧品シートに適
用した場合の第1の実施例を示す構成図。
【図2】化粧品シートを横方向から見た構成図。
【図3】本発明に係わる化粧品シートの製造方法として
の第2の実施例を示す流れ図。
【図4】試料充填部の形成工程を説明するための図。
【図5】試料取出し窓の形成工程を説明するための図。
【図6】試料取出し窓の形成工程に用いる各ローラ間隔
を示す図。
【図7】縦折り及び接着の工程を説明するための図。
【図8】縦折り及び接着の工程の具体的な図。
【図9】従来の化粧品シートの外観図。
【符号の説明】
10…シート本体、11…折曲げ部、10a,10b…
シート面、12…試料充填部、13…化粧品サンプル、
14…試料取出し窓、15…接着ライン、16…点ポイ
ント接着部、17…綴じ折り部、20…パターンロー
ラ、21…受けローラ、23…刃ローラ、24…受けロ
ーラ、25…ミシン目刃、26…刃受ゴム、27…フォ
ーマ、29…充填ノズル、30,31…接着ノズル、3
3…化粧品サンプル槽、36,39…接着剤槽、41…
バルブ制御装置、43…縦折り(チョッパー)。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折曲げ部を有するシート本体と、 この折曲げられたシート本体の互いに対向する各シート
    面のいずれか一方に形成された試料充填部と、 前記各シート面のうち他方のシート面でかつ前記試料充
    填部と対応する部分に開口可能に形成された試料取出し
    窓と、 これら試料充填部と試料取出し窓とを合わせた状態で前
    記各シート面同士を接着する接着部と、を有することを
    特徴とする試料シート。
  2. 【請求項2】 試料は、化粧品香料類であることを特徴
    とする請求項1記載の試料シート。
  3. 【請求項3】 一方のシート面の折曲げ部に沿って凹形
    状から成る試料充填部を複数形成したことを特徴とする
    請求項1記載の試料シート。
  4. 【請求項4】 他方のシート面の各試料充填部に対応し
    た部分に、破線状の切り口ラインより形成される試料取
    出し窓をそれぞれ形成したことを特徴とする請求項1記
    載の試料シート。
  5. 【請求項5】 接着部は、各試料充填部及び各試料取出
    し窓の配列に沿って形成された接着ライン、及び各試料
    充填部の間に形成された点ポイント接着部を有すること
    を特徴とする請求項1記載の試料シート。
  6. 【請求項6】 シート本体に複数の試料充填部を形成す
    る工程と、 前記シート本体を折曲げたときに前記各試料充填部と対
    向するシート面でかつ前記各試料充填部と対応する部分
    に開口可能な試料取出し窓を形成する工程と、 前記各試料充填部に試料を充填する工程と、 前記各試料充填部を前記各試料取出し窓によりそれぞれ
    封止するところに接着剤を塗布する工程と、 この接着剤の塗布された前記シート本体を折曲げて接着
    保持させる工程と、を有することを特徴とする試料シー
    トの製造方法。
  7. 【請求項7】 試料の種類に応じた本数の各ノズルから
    各種試料を噴出して試料充填部に充填することを特徴と
    する請求項6記載の試料シートの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101674105B1 (ko) * 2016-03-17 2016-11-09 주식회사 미다스원 화장품 바인더
KR101944198B1 (ko) * 2017-12-18 2019-01-30 김양지 9 가지 타입의 퍼스널 컬러별 책자형 색조 화장품

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101674105B1 (ko) * 2016-03-17 2016-11-09 주식회사 미다스원 화장품 바인더
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