JPH0725755Y2 - 炉心構成要素の洗浄装置 - Google Patents

炉心構成要素の洗浄装置

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JPH0725755Y2
JPH0725755Y2 JP19735286U JP19735286U JPH0725755Y2 JP H0725755 Y2 JPH0725755 Y2 JP H0725755Y2 JP 19735286 U JP19735286 U JP 19735286U JP 19735286 U JP19735286 U JP 19735286U JP H0725755 Y2 JPH0725755 Y2 JP H0725755Y2
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JP
Japan
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cleaning tank
balancer
cleaning
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fan
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JP19735286U
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JPS63101900U (ja
Inventor
悦雄 永岡
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は使用済炉心構成要素の洗浄装置に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来,燃料取扱設備では,洗浄用流体,即ち,ガス及び
蒸気と洗浄水とを使用済炉心構成要素の周りに循環させ
て,洗浄していた。
(考案が解決しようとする問題点) 従来は前記のように洗浄用流体を使用済炉心構成要素の
周りに循環させて,洗浄しているだけなので、洗浄に長
い時間を必要として,洗浄効率が悪いという問題があっ
た。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記の問題点に対処するもので、炉心構成要素
の挿入案内管の下端部にバランサの上端部を回転可能に
取付け、同バランサの下端部に設けた回転チヤンバを床
面側の固定チヤンバに回転可能に取付け、同バランサの
上部に設けた球面受座に洗浄槽の上端部に設けた中空の
球形上端部を嵌挿するとともに互いをピンにより枢支
し、上記洗浄槽の内部に炉心構成要素収容筒を回転可能
に取付けて、上記挿入案内管の内部を上記中空の球形上
端部を介して上記炉心構成要素収容筒の内部に連通し、
上記バランサの下部に上記ピンを中心とする円弧に沿っ
た扇状ガイドレールを設け、上記洗浄槽の下部にガイド
ローラを取付け、このガイドローラを上記扇状ガイドレ
ールに転動可能に係合して、上記洗浄槽及び上記炉心構
成要素収容筒を上記ピンを中心とした傾動を可能に支持
し、上記床面側の洗浄槽用回転駆動装置と上記バランサ
下端部の回転チヤンバとを歯車機構を介して連結したこ
とを特徴としている。
(作用) 本考案の炉心構成要素の洗浄装置は前記のように構成さ
れており、使用済炉心構成要素を挿入案内筒内→中空の
球形上端部内→炉心構成要素収納筒内へ収納し、次いで
洗浄用流体を挿入案内筒内→中空の球形上端部内→炉心
構成要素収容筒内へ供給し、次いで洗浄槽用回転駆動装
置を起動し、その回転を歯車機構を経てバランサに伝え
て、扇状ガイドレールを有するバランサと洗浄槽とを挿
入案内管の下端部を中心に回転させる。このバランサ及
び洗浄槽の回転数が増加して、洗浄槽の遠心力が大きく
なってくると、洗浄槽が洗浄槽上部のピンを中心に傾動
して、洗浄槽下部のガイドローラがバランサの扇状ガイ
ドレールに沿って転動する。このとき、洗浄槽内の炉心
構成要素収容筒及び同収容筒内の使用済炉心構成要素も
回転、傾動し、炉心構成要素収納筒内の洗浄用流体に遠
心分離作用が生じて、使用済炉心構成要素の周りに付着
していた汚物が除去される。
(実施例) 次に本考案の炉心構成要素の洗浄装置を第1図に示す一
実施例により説明すると,(1a)が洗浄室の天井部,
(1b)が洗浄室の床面,(2)が上記洗浄室の天井部
(1a)に設けたドアバルブ,(3a)が同ドアバルブ
(2)により開閉される炉心構成要素の挿入案内筒,
(3b)が同挿入案内筒(3a)に設けた洗浄用流体の入口
ノズル,(4a)が上記挿入案内筒(3a)の下端部にボー
ルベアリング(11a)及びパッキン(12a)を介して回転
可能に取付けた中空の球面受座,(4b)が同球面受座
(4a)に一体のバランサ,(4c)が同バランサ(4d)の
下部扇状部に沿って設けた扇状ガイドレール,(4d)が
同バランサ(4b)の下部扇状部に固定した回転チヤン
バ,(4e)が同回転チヤンバ(4d)に固定した歯車,
(5b)が洗浄槽,(5a)が同洗浄槽(5b)の球形上端
部,(5c)が同洗浄槽(5b)の中空下端部,(5d)が同
洗浄槽(5b)の下端部(5c)に取付けたガイドローラ
で,同ガイドローラ(5d)が上記扇状ガイドレール(4
c)に嵌挿されている。また上記球形上端部(5a)がパ
ッキン(12b)を介して上記球面受座(4a)内に嵌挿さ
れ,また同ガイドローラ(5d)が上記扇状ガイドレール
(4c)に嵌挿されている。また(5e)が上記洗浄槽(5
b)の球形上端部(5a)を上記球面受座(4a)に傾動可
能に支持するピン,(6)が上記洗浄槽(5b)内に収容
した炉心構成要素収容筒,(11b)(11c)が同炉心構成
要素収容筒(6)の上下部と上記洗浄槽(5b)の上下部
との間に介装したボールベアリング,(12c)(12d)が
上記炉心構成要素収容筒(6)の上下部と上記洗浄槽
(5b)の上下部との間に介装したパッキン,(7)が上
記炉心構成要素収容筒(6)内に収容した使用済炉心構
成要素,(8)が上記洗浄槽(5b)の中空下端部(5c)
の内部と上記回転チヤンバ(4d)の内部とを連通するフ
レキシブルチユーブ,(9a)が前記洗浄室の床面(1b)
に固定した固定チヤンバ,(11d)が同固定チヤンバ(9
a)と前記回転チヤンバ(4d)との間に介装したボール
ベアリング,(12e)が同固定チヤンバ(9a)と同回転
チヤンバ(4d)との間に介装したパッキン,(10c)が
上記固定チヤンバ(9a)に取付けた支持脚,(10a)が
同支持脚(10c)に取付けた駆動モータ(洗浄槽用回転
駆動装置),(10b)が同駆動モータ(10a)の出力軸に
取付けた歯車で,同歯車(10b)が前記歯車(4e)に噛
合している。
次に前記第1図に示す炉心構成要素の洗浄装置の作用を
具体的に説明する。まずドアバルブ(2)を開いて,使
用済炉心構成要素(7)を挿入案内筒(3a)内→球面受
座(4a)内→炉心構成要素収容筒(6)内へ収容し,次
いでドアバルブ(2)を閉じ,次いで洗浄流体(ガス+
蒸気)(なお蒸気濃度は徐々に高める)を洗浄流体供給
源(図示せず)→入口ノズル(3a)→挿入案内筒(3a)
内→球面受座(4a)内→炉心構成要素収容筒(6)内→
洗浄槽下部(5c)→フレキシブルチユーブ(8)→回転
チヤンバ(4d)内→固定チヤンバ(9a)→出口ノズル
(9b)→洗浄流体供給源に循環すると同時に,駆動モー
タ(洗浄槽用回転駆動装置)(10a)を起動し,その回
転を歯車(10b)→歯車(4e)→回転チヤンバ(4d)→
扇形ガイドレール(4c)部及びバランサ(4b)に伝え
て、扇状ガイドレール(4c)を有するバランサ(4b)と
同バランサ(4b)の上部にピン(5e)を介して枢支した
洗浄槽(5b)とを挿入案内管(3a)の下端部(ボールベ
アリング(11a)部)を中心に回転させる。このバラン
サ(4b)及び洗浄槽(5b)の回転数が増加して、洗浄槽
(5b)の遠心力が大きくなってくると、洗浄槽(5b)が
洗浄槽上部のピン(5e)を中心に傾動して、洗浄槽(5
b)下部のガイドローラ(5d)がバランサ(4b)の扇状
ガイドレール(4c)に沿って転動する(二点鎖線参
照)。このとき,同洗浄槽(5b)内の炉心構成要素収容
筒(6)及び同収容筒内の使用済炉心構成要素(7)も
回転,傾動し,炉心構成要素収容筒(6)内の洗浄用流
体に遠心分離作用が生じて,使用済炉心構成要素(7)
の周りに付着していた汚物が除去される。また除去され
た汚物は、循環する洗浄流体とともに遠心力の大きい洗
浄槽下部(5c)からフレシキブルチユーブ(8)→回転
チヤンバ(4d)内→固定チヤンバ(9a)→出口ノズル
(9b)→洗浄流体供給源方向に排出される。また上記洗
浄が終わると,水洗浄に移り、同様の要領で水洗浄が行
われる。またこの水洗浄が終了すると,洗浄水循環系を
閉じ,駆動モータ(10a)を停止して,洗浄槽(5b)を
鉛直状態に戻す。
(考案の効果) 本考案の炉心構成要素の洗浄装置は前記のように本考案
の炉心構成要素の洗浄装置は前記のように構成されてお
り、使用済炉心構成要素を挿入案内筒内→中空の球形上
端部内→炉心構成要素収納筒内へ収納し、次いで洗浄用
流体を挿入案内筒内→中空の球形上端部内→炉心構成要
素収容筒内へ供給し、次いで洗浄槽用回転駆動装置を起
動し、その回転を歯車機構を経てバランサに伝えて、扇
状ガイドレールを有するバランサと洗浄槽とを挿入案内
管の下端部を中心に回転させる。このバランサ及び洗浄
槽の回転数が増加して、洗浄槽の遠心力が大きくなって
くると、洗浄槽が洗浄槽上部のピンを中心に傾動して、
洗浄槽下部のガイドローラがバランサの扇状ガイドレー
ルに沿って転動する。このとき、洗浄槽内の炉心構成要
素収容筒及び同収容筒内の使用済炉心構成要素も回転、
傾動し、炉心構成要素収納筒内の洗浄用流体に遠心分離
作用を生じさせて、使用済炉心構成要素の周りに付着し
ていた汚物を除去するので、前記従来のように洗浄用流
体を使用済炉心構成要素の周りに循環させて,洗浄して
いるだけの場合に比べると,洗浄効率を向上できる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わる炉心構成要素の洗浄装置の一実
施例を示す縦断側面図である。 (3a)……挿入案内管、(4a)……球面受座、(4b)…
…バランサ、(4c)……扇状ガイドレール、(4d)……
回転チヤンバ、(5a)……中空の球形上端部、(5b)…
…洗浄槽、(5d)……ガイドローラ、(5e)……ピン、
(6)……炉心構成要素収容筒、(7)……炉心構成要
素、(9a)……固定チヤンバ、(10a)……洗浄槽用回
転駆動装置、(10b)(4e)……歯車機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】炉心構成要素の挿入案内管の下端部にバラ
    ンサの上端部を回転可能に取付け、同バランサの下端部
    に設けた回転チヤンバを床面側の固定チヤンバに回転可
    能に取付け、同バランサの上部に設けた球面受座に洗浄
    槽の上端部に設けた中空の球形上端部を嵌挿するととも
    に互いをピンにより枢支し、上記洗浄槽の内部に炉心構
    成要素収容筒を回転可能に取付けて、上記挿入案内管の
    内部を上記中空の球形上端部を介して上記炉心構成要素
    収容筒の内部に連通し、上記バランサの下部に上記ピン
    を中心とする円弧に沿った扇状ガイドレールを設け、上
    記洗浄槽の下部にガイドローラを取付け、このガイドロ
    ーラを上記扇状ガイドレールに転動可能に係合して、上
    記洗浄槽及び上記炉心構成要素収容筒を上記ピンを中心
    とした傾動を可能に支持し、上記床面側の洗浄槽用回転
    駆動装置と上記バランサ下端部の回転チヤンバとを歯車
    機構を介して連結したことを特徴とする炉心構成要素の
    洗浄装置。
JP19735286U 1986-12-24 1986-12-24 炉心構成要素の洗浄装置 Expired - Lifetime JPH0725755Y2 (ja)

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JP19735286U JPH0725755Y2 (ja) 1986-12-24 1986-12-24 炉心構成要素の洗浄装置

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JPS63101900U JPS63101900U (ja) 1988-07-02
JPH0725755Y2 true JPH0725755Y2 (ja) 1995-06-07

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