JPH07257398A - 可変長ステアリングシャフト - Google Patents
可変長ステアリングシャフトInfo
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- JPH07257398A JPH07257398A JP7054598A JP5459895A JPH07257398A JP H07257398 A JPH07257398 A JP H07257398A JP 7054598 A JP7054598 A JP 7054598A JP 5459895 A JP5459895 A JP 5459895A JP H07257398 A JPH07257398 A JP H07257398A
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- tubular shaft
- solid
- tubular
- plastic sleeve
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D1/00—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
- B62D1/02—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
- B62D1/16—Steering columns
- B62D1/18—Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable
- B62D1/19—Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable incorporating energy-absorbing arrangements, e.g. by being yieldable or collapsible
- B62D1/192—Yieldable or collapsible columns
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C29/00—Bearings for parts moving only linearly
- F16C29/02—Sliding-contact bearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C3/00—Shafts; Axles; Cranks; Eccentrics
- F16C3/02—Shafts; Axles
- F16C3/03—Shafts; Axles telescopic
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/02—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive adapted to specific functions
- F16D3/06—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive adapted to specific functions specially adapted to allow axial displacement
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2326/00—Articles relating to transporting
- F16C2326/20—Land vehicles
- F16C2326/24—Steering systems, e.g. steering rods or columns
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Steering Controls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 新規で改善した可変長ステアリングシャフト
を提供する。 【構成】 可変長ステアリングシャフト(26)は非円
形横断面の管状シャフト(28)と、非円形横断面を呈
し管状シャフトの内側に入れ子式に挿入した中実シャフ
ト(38)とを有する。U字状の金属(50)バネは管
状シャフトの末端部(30)に隣接して中実シャフト上
に位置し、中実シャフトの対応する平坦側面に摺動自在
に係合する向き合った脚部(52A、52B)を有す
る。単一のプラスチックスリーブ(56)は管状シャフ
ト上で適所にモールド成形され、中実シャフトを緊密に
取り巻くリップ部(66)を形成する。リップ部は、長
手方向中心線(48)のまわりでの両シャフト間の相対
角度位置を固定し、両シャフト間の摺動軸受を提供し、
バネを埋設する。中実シャフトに係合するバネの脚部の
表面は、スリーブを適所にモールド成形した後にも露出
し、摩耗板を提供する。
を提供する。 【構成】 可変長ステアリングシャフト(26)は非円
形横断面の管状シャフト(28)と、非円形横断面を呈
し管状シャフトの内側に入れ子式に挿入した中実シャフ
ト(38)とを有する。U字状の金属(50)バネは管
状シャフトの末端部(30)に隣接して中実シャフト上
に位置し、中実シャフトの対応する平坦側面に摺動自在
に係合する向き合った脚部(52A、52B)を有す
る。単一のプラスチックスリーブ(56)は管状シャフ
ト上で適所にモールド成形され、中実シャフトを緊密に
取り巻くリップ部(66)を形成する。リップ部は、長
手方向中心線(48)のまわりでの両シャフト間の相対
角度位置を固定し、両シャフト間の摺動軸受を提供し、
バネを埋設する。中実シャフトに係合するバネの脚部の
表面は、スリーブを適所にモールド成形した後にも露出
し、摩耗板を提供する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のステアリング
装置におけるステアリングシャフトに関する。
装置におけるステアリングシャフトに関する。
【0002】
【従来の技術およびその問題点】一対の可変長ステアリ
ングシャフトを有する自動車のステアリング装置は既知
であり、各可変長ステアリングシャフトは非円形横断面
の管状外側シャフトと、この外側シャフト内で入れ子式
に運動でき、対応する非円形横断面を有する中実内側シ
ャフトと、内側シャフトに設けられ、外側シャフトの入
れ子式の重なり部でバネ室を形成するキャビティと、内
側シャフトと外側シャフトとの間の半径方向のクリアラ
ンス(間隙)を除去するためバネ室内に設けたアーチ状
の板バネと、内側シャフトと外側シャフトとの間のクリ
アランスをゼロにし板バネを包むためバネ室内の適所に
射出成形された単一のプラスチックブロックとを有す
る。プラスチックブロックは内側シャフトと外側シャフ
トとの間の入れ子式相対運動に対する抵抗を最小限に抑
えるために低摩擦係数を有する。プラスチックで包まれ
た板バネは、外側シャフトに摺動自在に係合する露出面
を有し、耐久性を最大化するためにプラスチックブロッ
ク上の摩耗板を構成する。
ングシャフトを有する自動車のステアリング装置は既知
であり、各可変長ステアリングシャフトは非円形横断面
の管状外側シャフトと、この外側シャフト内で入れ子式
に運動でき、対応する非円形横断面を有する中実内側シ
ャフトと、内側シャフトに設けられ、外側シャフトの入
れ子式の重なり部でバネ室を形成するキャビティと、内
側シャフトと外側シャフトとの間の半径方向のクリアラ
ンス(間隙)を除去するためバネ室内に設けたアーチ状
の板バネと、内側シャフトと外側シャフトとの間のクリ
アランスをゼロにし板バネを包むためバネ室内の適所に
射出成形された単一のプラスチックブロックとを有す
る。プラスチックブロックは内側シャフトと外側シャフ
トとの間の入れ子式相対運動に対する抵抗を最小限に抑
えるために低摩擦係数を有する。プラスチックで包まれ
た板バネは、外側シャフトに摺動自在に係合する露出面
を有し、耐久性を最大化するためにプラスチックブロッ
ク上の摩耗板を構成する。
【0003】
【発明の目的】本発明の目的は、上述の従来の可変長ス
テアリングシャフトを改善した可変長ステアリングシャ
フトを提供することである。
テアリングシャフトを改善した可変長ステアリングシャ
フトを提供することである。
【0004】
【発明の構成並びに作用効果】本発明の新規で改善され
た可変長ステアリングシャフトは、自動車のステアリン
グ装置に使用するのに適し、非円形横断面の管状シャフ
トと、対応する非円形横断面を呈し管状シャフトの内側
に入れ子式に挿入された中実シャフトとを有する。U字
状の金属バネは管状シャフトの末端部に隣接して中実シ
ャフト上に位置し、中実シャフトの対応する平坦側面に
摺動自在に係合する向き合った脚部を有する。単一のプ
ラスチックスリーブは管状シャフト上で適所にモールド
成形され、管状シャフトの末端部の内側でこの管状シャ
フトに機械的に相互連結され、当該末端部の外側では、
中実シャフトを緊密に取り巻くリップ部を形成する。リ
ップ部は、ステアリングシャフトの長手方向中心線のま
わりでの中実シャフトと管状シャフトとの間の相対角度
位置を固定し、これら両シャフト間の摺動軸受を提供
し、バネを埋設する。スリーブをモールド成形するため
のプラスチックが硬化したとき、このプラスチックは摺
動軸受における抵抗を最小化するための低摩擦係数と、
両シャフト間の相対角度位置を維持するための剛性を最
大化する高ヤング率とを有する。中実シャフトに係合す
るバネの脚部の表面は、スリーブを適所にモールド成形
した後にも露出し、リップ部が摩耗するのを防止する
(リップ部上の)摩耗板を提供する。
た可変長ステアリングシャフトは、自動車のステアリン
グ装置に使用するのに適し、非円形横断面の管状シャフ
トと、対応する非円形横断面を呈し管状シャフトの内側
に入れ子式に挿入された中実シャフトとを有する。U字
状の金属バネは管状シャフトの末端部に隣接して中実シ
ャフト上に位置し、中実シャフトの対応する平坦側面に
摺動自在に係合する向き合った脚部を有する。単一のプ
ラスチックスリーブは管状シャフト上で適所にモールド
成形され、管状シャフトの末端部の内側でこの管状シャ
フトに機械的に相互連結され、当該末端部の外側では、
中実シャフトを緊密に取り巻くリップ部を形成する。リ
ップ部は、ステアリングシャフトの長手方向中心線のま
わりでの中実シャフトと管状シャフトとの間の相対角度
位置を固定し、これら両シャフト間の摺動軸受を提供
し、バネを埋設する。スリーブをモールド成形するため
のプラスチックが硬化したとき、このプラスチックは摺
動軸受における抵抗を最小化するための低摩擦係数と、
両シャフト間の相対角度位置を維持するための剛性を最
大化する高ヤング率とを有する。中実シャフトに係合す
るバネの脚部の表面は、スリーブを適所にモールド成形
した後にも露出し、リップ部が摩耗するのを防止する
(リップ部上の)摩耗板を提供する。
【0005】
【実施例】図1を参照すると、自動車のステアリング装
置10はステアリングギヤ12を有し、そのハウジング
16には入力シャフト14が回転可能な状態で支持され
ている。ハウジング16は自動車(図示せず)に装着さ
れ、入力シャフト14の回転運動を自動車の操舵車輪に
接続したステアリングラック(図示せず)の直線運動に
変換する内側のラック/ピニオンギヤ装置を有する。
置10はステアリングギヤ12を有し、そのハウジング
16には入力シャフト14が回転可能な状態で支持され
ている。ハウジング16は自動車(図示せず)に装着さ
れ、入力シャフト14の回転運動を自動車の操舵車輪に
接続したステアリングラック(図示せず)の直線運動に
変換する内側のラック/ピニオンギヤ装置を有する。
【0006】ステアリング装置10のステアリングコラ
ム18は自動車に取り付けるようになった管状マストジ
ャケット20と、マストジャケットに回転可能な状態で
支持されたステアリングシャフト22と、ステアリング
シャフトの頂部に剛直に取り付けられたステアリングホ
イール(ハンドル)24とを有する。ステアリングシャ
フト22の下端はマストジャケットを越えて突出し、本
発明に係る可変長の中間ステアリングシャフト26によ
りステアリングギヤ12の入力シャフト14に接続して
いる。エネルギを吸収するためにステアリングコラム1
8を長手方向で入れ子式に運動できるようにしたステア
リング装置においては、ステアリングコラムのステアリ
ングシャフト22は本発明に係る可変長の中間ステアリ
ングシャフト26に関して後述するように構成できる。
ム18は自動車に取り付けるようになった管状マストジ
ャケット20と、マストジャケットに回転可能な状態で
支持されたステアリングシャフト22と、ステアリング
シャフトの頂部に剛直に取り付けられたステアリングホ
イール(ハンドル)24とを有する。ステアリングシャ
フト22の下端はマストジャケットを越えて突出し、本
発明に係る可変長の中間ステアリングシャフト26によ
りステアリングギヤ12の入力シャフト14に接続して
いる。エネルギを吸収するためにステアリングコラム1
8を長手方向で入れ子式に運動できるようにしたステア
リング装置においては、ステアリングコラムのステアリ
ングシャフト22は本発明に係る可変長の中間ステアリ
ングシャフト26に関して後述するように構成できる。
【0007】可変長の中間ステアリングシャフト26の
管状外側シャフト28の一端は30で終端し、一対の平
坦な側面32A、32Bと、一対の湾曲側面34A、3
4bと、平坦側面32Aに設けた内側溝(グルーブ)3
6とを有する。ステアリングシャフト26の中実内側シ
ャフト38は一対の平坦な側面40A、40Bと、一対
の湾曲側面42A、42Bとを有する。管状シャフト2
8は第1のユニバーサルジョイント44によりステアリ
ングシャフト22の下端に接続している。中実シャフト
38は第2のユニバーサルジョイント42によりステア
リングギヤ12の入力シャフト14に接続している。
管状外側シャフト28の一端は30で終端し、一対の平
坦な側面32A、32Bと、一対の湾曲側面34A、3
4bと、平坦側面32Aに設けた内側溝(グルーブ)3
6とを有する。ステアリングシャフト26の中実内側シ
ャフト38は一対の平坦な側面40A、40Bと、一対
の湾曲側面42A、42Bとを有する。管状シャフト2
8は第1のユニバーサルジョイント44によりステアリ
ングシャフト22の下端に接続している。中実シャフト
38は第2のユニバーサルジョイント42によりステア
リングギヤ12の入力シャフト14に接続している。
【0008】中実シャフト38は管状シャフト28内で
入れ子式に運動できる状態で配置されるが、中実シャフ
トの平坦側面40A、40Bは管状シャフトの平坦側面
32A、32Bに対して自由に摺動できる状態で向き合
っており、中間ステアリングシャフト26の中心線48
(図5)の方向においてこの中間ステアリングシャフト
の長さを変えることができる。このような融通性がある
ため、中間ステアリングシャフトの設置に必要なシャフ
トの長さを短くすることができ、車両の通常の作動中に
生じる両方向への管状シャフトと中実シャフトとの間の
小さな振幅の連続的な入れ子式の相対運動を可能にす
る。
入れ子式に運動できる状態で配置されるが、中実シャフ
トの平坦側面40A、40Bは管状シャフトの平坦側面
32A、32Bに対して自由に摺動できる状態で向き合
っており、中間ステアリングシャフト26の中心線48
(図5)の方向においてこの中間ステアリングシャフト
の長さを変えることができる。このような融通性がある
ため、中間ステアリングシャフトの設置に必要なシャフ
トの長さを短くすることができ、車両の通常の作動中に
生じる両方向への管状シャフトと中実シャフトとの間の
小さな振幅の連続的な入れ子式の相対運動を可能にす
る。
【0009】管状シャフト及び中実シャフトは中心線4
8に垂直な平面内で対応する非円形横断面を有する。中
心線48のまわりでのこれらのシャフトの相対回転は管
状シャフトの平坦側面32A、32Bと中実シャフトの
平坦側面40A、40Bとの当接係合による干渉により
制限される。これらのシャフトが相対回転できる角度範
囲は、普通「ラッシュ」と呼ばれ、制限の無い入れ子式
相対運動及び安価な製造を達成するに必要なシャフト間
のクリアランスにより決まる。
8に垂直な平面内で対応する非円形横断面を有する。中
心線48のまわりでのこれらのシャフトの相対回転は管
状シャフトの平坦側面32A、32Bと中実シャフトの
平坦側面40A、40Bとの当接係合による干渉により
制限される。これらのシャフトが相対回転できる角度範
囲は、普通「ラッシュ」と呼ばれ、制限の無い入れ子式
相対運動及び安価な製造を達成するに必要なシャフト間
のクリアランスにより決まる。
【0010】図5に明示するように、可変長ステアリン
グシャフト26は更に、可撓性ウエブ54により相互連
結された一対の平行な脚部52A、52Bを備えたU字
状の金属バネ50を有する。各脚部52A、52Bはチ
ャンネル状の横断面(図3)を呈し、幅広い平坦な側部
と、この平坦な側部に垂直な一対の狭いフランジとを有
する。このバネが撓んでいない状態(図5)では、脚部
52A、52Bの解放端間のスパン(間隔)は中実シャ
フト38の平坦側面40A、40B間のスパンより小さ
い。
グシャフト26は更に、可撓性ウエブ54により相互連
結された一対の平行な脚部52A、52Bを備えたU字
状の金属バネ50を有する。各脚部52A、52Bはチ
ャンネル状の横断面(図3)を呈し、幅広い平坦な側部
と、この平坦な側部に垂直な一対の狭いフランジとを有
する。このバネが撓んでいない状態(図5)では、脚部
52A、52Bの解放端間のスパン(間隔)は中実シャ
フト38の平坦側面40A、40B間のスパンより小さ
い。
【0011】バネ50は中実シャフト38を管状シャフ
ト28内へ入れ子式に挿入した状態で管状シャフトの末
端部30にじかに隣接して中実シャフト上に配置され
る。このバネはウエブ54が中実シャフトの湾曲側面4
2Aに当接するまで中実シャフト上で押圧される。この
位置において、撓んだウエブ54の弾性力がバネの脚部
52A、52Bの平坦側部を中実シャフトの平坦側面4
0A、40Bに当接させた状態で保持し、一方の脚部の
フランジが管状シャフトの溝36の露出した端部を覆う
(図3)。
ト28内へ入れ子式に挿入した状態で管状シャフトの末
端部30にじかに隣接して中実シャフト上に配置され
る。このバネはウエブ54が中実シャフトの湾曲側面4
2Aに当接するまで中実シャフト上で押圧される。この
位置において、撓んだウエブ54の弾性力がバネの脚部
52A、52Bの平坦側部を中実シャフトの平坦側面4
0A、40Bに当接させた状態で保持し、一方の脚部の
フランジが管状シャフトの溝36の露出した端部を覆う
(図3)。
【0012】バネ50を設置した後、単一のプラスチッ
クスリーブ56を管状シャフト28上の適所にモールド
成形するが、このスリーブは管状シャフトの平坦側面3
2Bに設けた穴即ちボア58(図3、5)を覆うのに十
分な距離だけ末端部30の内方まで延在しており、プラ
スチック内へバネを完全に埋設するのに十分な距離だけ
末端部30の外方へ延在している。モールド成形工程に
おいて、管状シャフト及び中実シャフトを取り巻くモー
ルドキャビティ(図示せず)内へ液体プラスチックを導
入して、この液体プラスチックがこれら両方のシャフト
の一部を取り巻き、ボア58内へ完全に移動し、バネ5
0のまわりを完全に包むようにする。ただし、このバネ
の脚部52A、52Bの平坦側部が中実シャフト38の
平坦側面40A、40Bに当接している部分には、液体
プラスチックは存在しない。溝36の端部を覆うバネの
フランジは溝内への液体プラスチックの実質的な移動を
阻止する。
クスリーブ56を管状シャフト28上の適所にモールド
成形するが、このスリーブは管状シャフトの平坦側面3
2Bに設けた穴即ちボア58(図3、5)を覆うのに十
分な距離だけ末端部30の内方まで延在しており、プラ
スチック内へバネを完全に埋設するのに十分な距離だけ
末端部30の外方へ延在している。モールド成形工程に
おいて、管状シャフト及び中実シャフトを取り巻くモー
ルドキャビティ(図示せず)内へ液体プラスチックを導
入して、この液体プラスチックがこれら両方のシャフト
の一部を取り巻き、ボア58内へ完全に移動し、バネ5
0のまわりを完全に包むようにする。ただし、このバネ
の脚部52A、52Bの平坦側部が中実シャフト38の
平坦側面40A、40Bに当接している部分には、液体
プラスチックは存在しない。溝36の端部を覆うバネの
フランジは溝内への液体プラスチックの実質的な移動を
阻止する。
【0013】プラスチックの硬化速度は、液体プラスチ
ックがスリーブ56と一体のボア58内の円筒状プラス
チックプラグ60として固化するように制御される。ボ
ア58及び固化したプラスチックプラグ60は共働し
て、スリーブ56が管状シャフトの末端部30から離脱
するのを阻止し、プラグの端部62は中実シャフトの平
坦側面40Bのための軸受として作用する。スリーブ5
6は多数のくぼみ64を有するようにモールド成形さ
れ、管状シャフトの平坦側面32A、32Bに面するス
リーブ部分の有効壁厚を減少させ、スリーブの収縮特性
を最適化する。
ックがスリーブ56と一体のボア58内の円筒状プラス
チックプラグ60として固化するように制御される。ボ
ア58及び固化したプラスチックプラグ60は共働し
て、スリーブ56が管状シャフトの末端部30から離脱
するのを阻止し、プラグの端部62は中実シャフトの平
坦側面40Bのための軸受として作用する。スリーブ5
6は多数のくぼみ64を有するようにモールド成形さ
れ、管状シャフトの平坦側面32A、32Bに面するス
リーブ部分の有効壁厚を減少させ、スリーブの収縮特性
を最適化する。
【0014】管状シャフトの末端部30を越えた位置で
固化したプラスチックはスリーブと一体のリップ部66
を形成し、このリップ部はバネ50を剛直に収容保持す
ると共に、中実シャフト38に密着してこれを取り巻く
内壁68を有する。内壁68は中実シャフト38に接し
て固化した液体プラスチックにより形成されるので、中
実シャフトの形状に実質上正確に適合し、中心線48に
関するシャフト28、38の相対角度位置を有効に固定
する。モールドキャビティ内への液体プラスチックの導
入中にバネ50の脚部52A、52Bの平坦側部が弾性
ウエブ54により中実シャフトの平坦側面40A、40
Bに緊密に当接押圧されているので、中実シャフトに直
接接するバネの平坦側部の表面は露出状態にあり(即
ち、プラスチックで覆われてはおらず)、プラスチック
リップ部66が固化した後には内壁68と実質上同一面
上に位置する。
固化したプラスチックはスリーブと一体のリップ部66
を形成し、このリップ部はバネ50を剛直に収容保持す
ると共に、中実シャフト38に密着してこれを取り巻く
内壁68を有する。内壁68は中実シャフト38に接し
て固化した液体プラスチックにより形成されるので、中
実シャフトの形状に実質上正確に適合し、中心線48に
関するシャフト28、38の相対角度位置を有効に固定
する。モールドキャビティ内への液体プラスチックの導
入中にバネ50の脚部52A、52Bの平坦側部が弾性
ウエブ54により中実シャフトの平坦側面40A、40
Bに緊密に当接押圧されているので、中実シャフトに直
接接するバネの平坦側部の表面は露出状態にあり(即
ち、プラスチックで覆われてはおらず)、プラスチック
リップ部66が固化した後には内壁68と実質上同一面
上に位置する。
【0015】スリーブ56をモールド成形するためのプ
ラスチックは、固化後に所定の物理特性(例えば、高ヤ
ング率や低摩擦係数)を有するものを選択する。好まし
い実施例においては、30%のグラスファイバで補強さ
れ、15%のPTFEで潤滑された硫化ポリフェニレン
樹脂が液体プラスチックとして好ましいことが判明し
た。
ラスチックは、固化後に所定の物理特性(例えば、高ヤ
ング率や低摩擦係数)を有するものを選択する。好まし
い実施例においては、30%のグラスファイバで補強さ
れ、15%のPTFEで潤滑された硫化ポリフェニレン
樹脂が液体プラスチックとして好ましいことが判明し
た。
【0016】硬化したプラスチックの低摩擦特性は、プ
ラスチックのリップ部の内壁68が中実シャフトと係合
する軸受部での中実シャフトの円滑な摺動を保証する。
硬化したプラスチックの高ヤング率特性は、運転手がス
テアリングホイール24により自動車を操縦するときに
生じる捩り荷重による歪みに対して最大の抵抗をプラス
チップリップ部66に与える。高ヤング率特性はまた、
管状シャフト28に関する中実シャフト38の連続的な
入れ子式運動中、内壁68と共面の埋設されたバネ50
の脚部52A、52Bの露出した平坦側部がリップ部の
内壁68の摩耗を防止する有効な摩耗板として作用する
ように、当該平坦側部を維持する。
ラスチックのリップ部の内壁68が中実シャフトと係合
する軸受部での中実シャフトの円滑な摺動を保証する。
硬化したプラスチックの高ヤング率特性は、運転手がス
テアリングホイール24により自動車を操縦するときに
生じる捩り荷重による歪みに対して最大の抵抗をプラス
チップリップ部66に与える。高ヤング率特性はまた、
管状シャフト28に関する中実シャフト38の連続的な
入れ子式運動中、内壁68と共面の埋設されたバネ50
の脚部52A、52Bの露出した平坦側部がリップ部の
内壁68の摩耗を防止する有効な摩耗板として作用する
ように、当該平坦側部を維持する。
【0017】中実シャフトを管状シャフトへ挿入する前
に、当接部70(図3、5)が中実シャフトの平坦側面
40A上に形成される。この当接部70は管状シャフト
の溝36に整合するように位置する。中実シャフトを管
状シャフト内に入れ子式に挿入し、管状シャフト上の適
所にスリーブ56をモールド成形した後、溝36の端部
を塞ぐバネの脚部52Aのフランジが当接部70と当接
することにより、中実シャフトの(管状シャフトから
の)離脱を阻止する。
に、当接部70(図3、5)が中実シャフトの平坦側面
40A上に形成される。この当接部70は管状シャフト
の溝36に整合するように位置する。中実シャフトを管
状シャフト内に入れ子式に挿入し、管状シャフト上の適
所にスリーブ56をモールド成形した後、溝36の端部
を塞ぐバネの脚部52Aのフランジが当接部70と当接
することにより、中実シャフトの(管状シャフトから
の)離脱を阻止する。
【図1】本発明に係る可変長ステアリングシャフトを備
えた自動車のステアリング装置の分解部品斜視図であ
る。
えた自動車のステアリング装置の分解部品斜視図であ
る。
【図2】図1の円2内の部分を示す拡大斜視図である。
【図3】図2の3−3線における断面図である。
【図4】図3の4−4線における横断面図である。
【図5】本発明に係る可変長ステアリングシャフトの一
部を示す分解部品斜視図である。
部を示す分解部品斜視図である。
26 可変長ステアリングシャフト 28 管状シャフト 30 末端部 32A、32B 管状シャフトの平坦側面 38 中実シャフト 40A、40B 中実シャフトの平坦側面 48 長手方向中心線 50 バネ 52A、52B バネの脚部 54 ウエブ 56 プラスチックスリーブ 58 ボア 60 プラグ 66 リップ部 68 内壁
Claims (4)
- 【請求項1】 管状シャフト(30)であって、末端部
(30)で終端し、長手方向中心線(48)に垂直な平
面内で非円形横断面を呈し、上記長手方向中心線に平行
な平坦側面(32A)を備えた管状シャフト;及び上記
管状シャフト内で上記長手方向中心線の方向へ相対的に
入れ子式に運動できるように配置され、当該長手方向中
心線に垂直な平面内で当該管状シャフトの上記非円形横
断面に対応する非円形横断面を呈し、該長手方向中心線
に平行な平坦側面(40A)有する中実シャフト(3
8);を備え、上記中実シャフトが、上記管状シャフト
の平坦側面と当該中実シャフトの平坦側面との間の干渉
により制限されるラッシュ角度範囲内で、上記長手方向
中心線のまわりで当該管状シャフトに対して相対的に回
転できるようになった可変長ステアリングシャフト(2
6)において、 上記中実シャフトを上記管状シャフトに挿入した状態で
当該管状シャフト上の適所にプラスチックスリーブ(5
6)をモールド成形し、このプラスチックスリーブが、
上記長手方向中心線のまわりでの当該プラスチックスリ
ーブと当該管状シャフトとの間の相対回転を阻止するた
めに該管状シャフトに機械的に相互連結された第1部分
と、リップ部(66)を形成するために該管状シャフト
の末端部(30)の外側に位置する第2部分とを有し、
上記リップ部が、当該中実シャフトに緊密に接触し同中
実シャフトのための摺動軸受を形成すると共に上記ラッ
シュ角度範囲内での同中実シャフトと該管状シャフトと
の間の相対回転を阻止する内壁(68)を有し;上記管
状シャフトの末端部からの上記プラスチックスリーブの
離脱を阻止するために共働する阻止手段(58、60)
を当該管状シャフトと当該プラスチックスリーブの第1
部分とにそれぞれ設け;上記管状シャフトと上記中実シ
ャフトとの間の相対的な入れ子式運動中上記プラスチッ
クスリーブの内壁の摩耗を最小に抑えるために、当該中
実シャフトの平坦側面に摺動係合する当該内壁に金属摩
耗板手段(50、52A、52B、54)を設けた;こ
とを特徴とする可変長ステアリングシャフト。 - 【請求項2】 上記金属摩耗板手段が、上記管状シャフ
ト上の適所に上記プラスチックスリーブをモールド成形
する前に当該管状シャフトの末端部に隣接して上記中実
シャフト上に装着され、同中実シャフトの平坦側面に弾
性的に押圧された平坦側部を備えた脚部(52A、52
B)を具備した金属バネ(50)を有し;上記プラスチ
ックスリーブを上記管状シャフト上の適所にモールド成
形した後に、上記金属バネが、上記中実シャフトの平坦
側面(40A、40B)に弾性的に押圧された上記脚部
の平坦側部を除いて、上記プラスチックスリーブのリッ
プ部に埋設されており、当該平坦側部が当該中実シャフ
トに対して露出していることを特徴とする請求項1の可
変長ステアリングシャフト。 - 【請求項3】 上記阻止手段が、上記プラスチックスリ
ーブを上記管状シャフト上の適所にモールド成形したと
きに、当該管状シャフトのボア(58)内で当該プラス
チックスリーブに一体的に形成されたプラグ(60)を
有することを特徴とする請求項2の可変長ステアリング
シャフト。 - 【請求項4】 管状シャフト(30)であって、末端部
(30)で終端し、長手方向中心線(48)に垂直な平
面内で非円形横断面を呈し、上記長手方向中心線に平行
な一対の平坦側面(32A、32B)を備えた管状シャ
フト;及び上記管状シャフト内で上記長手方向中心線の
方向へ相対的に入れ子式に運動できるように配置され、
当該長手方向中心線に垂直な平面内で当該管状シャフト
の上記非円形横断面に対応する非円形横断面を呈し、該
長手方向中心線に平行な一対の平坦側面(40A、40
B)を有する中実シャフト(38);を備え、上記中実
シャフトが、上記管状シャフトの一対の平坦側面(32
A、32B)と当該中実シャフトの一対の平坦側面(4
0A、40B)との間の干渉により制限されるラッシュ
角度範囲内で、上記長手方向中心線のまわりで当該管状
シャフトに対して相対的に回転できるようになった可変
長ステアリングシャフトにおいて、 平坦側部をそれぞれ有する一対の平行な脚部(52A、
52B)を相互連結する可撓性ウエブ(54)を有する
U字状の金属バネ(50)を設け、撓んでいない状態で
は上記脚部間の間隔が上記中実シャフトの一対の平行な
平坦側面(40A、40B)間の間隔より小さくなって
いて、上記U字状の金属バネを上記管状シャフトの末端
部に隣接させた状態で当該中実シャフト上に押し込んだ
ときに、当該平行な脚部の平坦側部が該中実シャフトの
対応する平行な平坦側面に弾性的に押圧されるように
し;上記中実シャフトを上記管状シャフトに挿入した状
態で当該管状シャフト上の適所にプラスチックスリーブ
(56)をモールド成形し、このプラスチックスリーブ
が、上記長手方向中心線のまわりでの当該プラスチック
スリーブと当該管状シャフトとの間の相対回転を阻止す
るために該管状シャフトに機械的に相互連結された第1
部分と、リップ部(66)を形成するために該管状シャ
フトの末端部(30)の外側に位置する第2部分とを有
し、上記リップ部が、上記金属バネを埋設しており、当
該中実シャフトに緊密に接触し同中実シャフトのための
摺動軸受を形成すると共に上記ラッシュ角度範囲内での
同中実シャフトと該管状シャフトとの間の相対回転を阻
止する内壁(68)を有し;上記プラスチックスリーブ
を上記管状シャフト上の適所にモールド成形した後に、
上記金属バネが、上記中実シャフトの平坦側面に弾性的
に押圧された上記脚部の平坦側部を除いて、上記プラス
チックスリーブのリップ部に埋設されており、当該平坦
側部が当該中実シャフトに対して露出していて、当該プ
ラスチックスリーブのリップ部の内壁上で一対の金属摩
耗板を形成し;上記管状シャフトの末端部からの上記プ
ラスチックスリーブの離脱を阻止するために共働する阻
止手段(58、60)を当該管状シャフトと当該プラス
チックスリーブの第1部分とにそれぞれ設けた;ことを
特徴とする可変長ステアリングシャフト。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US212091 | 1994-03-14 | ||
US08/212,091 US5417614A (en) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | Variable length shaft assembly |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07257398A true JPH07257398A (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=22789528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7054598A Withdrawn JPH07257398A (ja) | 1994-03-14 | 1995-03-14 | 可変長ステアリングシャフト |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5417614A (ja) |
EP (1) | EP0699574A3 (ja) |
JP (1) | JPH07257398A (ja) |
AU (1) | AU661635B1 (ja) |
BR (1) | BR9501045A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2001193750A (ja) * | 2000-01-07 | 2001-07-17 | Koyo Seiko Co Ltd | 伸縮自在シャフトの結合構造 |
WO2004000627A1 (ja) * | 2002-06-19 | 2003-12-31 | Nsk Ltd. | 車両用衝撃吸収式ステアリングコラム装置 |
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- 1995-02-17 AU AU12328/95A patent/AU661635B1/en not_active Ceased
- 1995-03-13 BR BR9501045A patent/BR9501045A/pt not_active IP Right Cessation
- 1995-03-14 JP JP7054598A patent/JPH07257398A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020604 |