JPH07256519A - ワイヤー放電加工法 - Google Patents

ワイヤー放電加工法

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JPH07256519A
JPH07256519A JP7270794A JP7270794A JPH07256519A JP H07256519 A JPH07256519 A JP H07256519A JP 7270794 A JP7270794 A JP 7270794A JP 7270794 A JP7270794 A JP 7270794A JP H07256519 A JPH07256519 A JP H07256519A
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JP
Japan
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wire
guide
parallel
electric discharge
wires
Prior art date
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Pending
Application number
JP7270794A
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English (en)
Inventor
Kazuo Yamada
和夫 山田
Takaki Okanda
高貴 大神田
Fumio Kanedaki
文夫 金瀧
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Enomoto Co Ltd
Original Assignee
Enomoto Co Ltd
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Publication date
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 特にR部を設けた、刃先が薄い、掻き上げパ
ンチ工具の粗加工方法であって、加工速度が速く、製造
段取りが簡便である加工方法を提供すること。 【構成】 2本以上のワイヤーを間隔を置いて並列し、
上部ワイヤーガイド部と下部ワイヤーガイド部との中間
位置でワイヤー群を片側から支持する円盤形状の回転も
しくは固定ガイドまたは一部円弧形状の固定ガイドであ
って、ガイドの厚さがワイヤー群の合計幅より狭いガイ
ドを用いて、並行するワイヤー群により直線部分と円弧
部分とを同時に加工するワイヤー放電加工法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワイヤー放電加工法に関
する。特に、刃先の厚さが薄く、本体部の厚さが厚く、
刃先と本体部の間にR部を設けた、掻き上げパンチ工具
のラフカッティングあるいは粗加工に適したワイヤー放
電加工法に関する。
【0002】
【従来の技術】出願人は、特願平4−108830号の
ワイヤ放電加工方法を発明し、打抜き金型用の掻き上げ
パンチの作製に用いている。図5、図6に、当該従来の
ワイヤ放電加工法に用いたワイヤー放電加工装置の概略
を示す。
【0003】上部ワイヤーガイド部11と図示していな
い下部ワイヤーガイド部との間にワイヤー10を張り渡
し、上部ワイヤーガイド部と下部ワイヤーガイド部との
中間位置において、ワイヤー10を片側(図においては
左側)から支持する円盤形状の回転ガイド20が設けら
れてる。回転ガイド20の円周端部21の厚さは、ワイ
ヤー10の直径とほぼ等しい。ワイヤー10を安定して
案内するために、回転ガイド20の円周端部21には、
断面が半円形状の溝を設けてあり、ワイヤーと嵌合する
ように設計されている。回転ガイド20はその中心22
で支持部材30に軸支されており、中心22のまわりに
自由に回転できる。そして、円周端部21から中心22
へ向かうにつれて厚さが増し、断面形状はV字状となっ
ている。円周端部近くのテーパー角度θは15〜45°
としている。回転ガイドの円周端部の曲率は、加工して
得ようとする掻き上げパンチ工具のR部の曲率とほぼ等
しくなる。したがって、掻き上げパンチ工具の設計寸法
に応じて、種々の曲率の回転ガイドを準備しておき、交
換して用いる必要がある。
【0004】次に、上記のワイヤー放電加工装置を用い
た放電加工方法について説明する。被加工物26の下部
を単にクランプ27でくわえはさんで保持固定する。被
加工物26の材質としては、ベアリング鋼、超硬合金、
通電性セラミックなど通電性の材料を用いることができ
る。硬くて摩耗しにくい超硬合金も本発明方法では加工
できる点に特に留意していただきたい。クランプはX−
Y−Z微動および回転可能な自動割出しテーブル上に設
置するのが望ましい。そして、被加工物を水または油の
中に浸漬する。このようにして、これから加工しようと
する被加工物をセットする。なお、図示の従来例におい
てはクランプが下にあるが、これを上部ワイヤーガイド
部を下としクランプを上に、上下逆に配置するよう、変
更することもできる。
【0005】上部ワイヤーガイド部と回転ガイドの間に
張り渡されたワイヤーが鉛直になるように、回転ガイド
の位置を、図5においては左右に移動し、微調整する。
同様に、下部ワイヤーガイド部と回転ガイドとの間に張
り渡されたワイヤーが水平となるように、回転ガイドの
位置を、図5においては上下に移動し、微調整する。次
に、被加工物について加工寸法を出すため、X−Y−Z
微動および回転可能な自動割出しテーブルを用いて、被
加工物を図5において上下左右に移動し微調整する。な
お、R部の曲率半径は回転ガイドの半径によって決まる
ので、設計寸法の回転ガイドに予め交換しておく。一
方、最終加工寸法を得るまでに数回に分けて繰り返し中
間加工を行う場合には、その回の中間加工の加工寸法を
出すために、X−Y−Z微動および回転可能な自動割出
しテーブルを用いて、被加工物を上下左右に移動し微調
整する。
【0006】続いて、ワイヤーと被加工物との間に、適
切な電圧を印加しつつ、被加工物を奥から手前へと移動
させる。上部ガイド部と回転ガイドの間に張り渡したワ
イヤーによって被加工物の刃先近くのストレート部を放
電加工し、同時に、回転ガイドの円周端部によって支持
されたワイヤーによって被加工物のR部を放電加工す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来のワイヤー
放電加工方法は、掻き上げパンチの仕上げ加工を行う場
合には、形状寸法精度の点でも、面粗さの点でも、仕上
部分の加工スピードの点でも、全く問題はない。しか
し、仕上げ加工の前工程である、荒取り加工あるいはラ
フカッティングを行う場合には、加工スピードが遅す
ぎ、時間がかかりすぎ、掻き上げパンチのコスト上昇を
招くとともに、ワイヤー放電加工機による仕上げ加工稼
動率が低下し問題である。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明のラフカッティングに適したワイヤー放
電加工法を発明したものである。
【0009】上記の問題点は、請求項1に記載の第1の
発明、すなわち、1本以上のワイヤーを間隔を置いて並
列し、上部ワイヤーガイド部と下部ワイヤーガイド部と
の中間位置でワイヤー群を片側から支持する、円周端部
に1本以上の溝を付けた、円盤形状の回転ガイドであっ
て、当該回転ガイドの厚さが並列するワイヤー群の合計
幅より狭い回転ガイドを用いて、当該回転ガイドの円周
端部によって支持された、並列するワイヤー群により、
直線部分と円弧部分とを同時に加工することを特徴とす
るワイヤー放電加工法によって、解決される。
【0010】また、上記の問題点は、請求項2に記載の
第2の発明、すなわち、1本以上のワイヤーを間隔を置
いて並列し、上部ワイヤーガイド部と下部ワイヤーガイ
ド部との中間位置でワイヤー群を片側から支持する、円
周端部に1本以上の溝を付けた、円盤形状の固定ガイド
であって、当該固定ガイドの厚さが並列するワイヤー群
の合計幅より狭い固定ガイドを用いて、当該固定ガイド
の円周端部によって支持された、並列するワイヤー群に
より、直線部分と円弧部分とを同時に加工することを特
徴とするワイヤー放電加工法によっても、解決される。
【0011】さらに、上記の問題点は、請求項3に記載
の第3の発明、すなわち、1本以上のワイヤーを間隔を
置いて並列し、上部ワイヤーガイド部と下部ワイヤーガ
イド部との中間位置でワイヤー群を片側から支持する、
円周端部に1本以上の溝を付けた、一部円弧形状の固定
ガイドであって、当該固定ガイドの厚さが並列するワイ
ヤー群の合計幅より狭い固定ガイドを用いて、当該固定
ガイドの円周端部によって支持された、並列するワイヤ
ー群により、直線部分と円弧部分とを同時に加工するこ
とを特徴とするワイヤー放電加工法によっても、解決さ
れる。
【0012】第1、第2、第3の発明についての好まし
い実施態様においては、断面が長円形状のワイヤーのそ
れぞれの長軸が一直線上に並ぶように、1本以上のワイ
ヤーを間隔を置いて並列してある。
【0013】なお、円形ワイヤー1本とする場合には、
直径が従来の0.2〜0.4mmφよりも大きく(例え
ば0.5〜0.6mmφ)とし、ワイヤー送出速度やワ
イヤー電圧を変更して適正な放電を達成させる必要があ
る。
【0014】
【作用】並列したワイヤー群をX、Y、Z方向に移動さ
せ、かつ、ワイヤーに電圧をかけてワイヤーとワークの
間に放電を起こさせることによって、ワークを所定の寸
法、形状に加工することができる。
【0015】
【実施例】
実施例1 図1は実施例1のワイヤー放電加工法に用いたワイヤー
放電加工装置の要部拡大図である。図2は、その回転ガ
イドの円周端部の拡大図である。
【0016】上部ワイヤーガイド部11と下部ワイヤー
ガイド部12との間にワイヤー10を張り渡し、上部ワ
イヤーガイド部と下部ワイヤーガイド部との中間位置に
おいて、ワイヤー10を片側(図においては右側)から
支持する円盤形状の回転ガイド1が設けられてる。
【0017】図2に示すように、ワイヤー10を互いに
一定間隔をへだてて安定して案内するために、回転ガイ
ド1の円周端部には、断面が円弧形状の溝2が3本互い
に平行に設けてある。溝の幅はt、溝と溝の間隔はc2
としている。溝2の形状とワイヤー10の外形は一致し
嵌合するように設計されている。ワイヤーの直径をd、
ワイヤーの間の間隙をc1とすると、式1の関係が成り
立つ。
【式1】3*t+2*c2<3*d+2*c1 すなわち、回転ガイドの厚さ(3*t+2*c2)はワ
イヤー群の合計幅(3*d+2*c1)より小さい。こ
れによって、ワイヤーを前後に動かさずに、ワークに対
し左へと深く連続して加工する場合であっても、回転ガ
イドがワークが加工中に生ずるくぼみの側面に当たらな
いので、放電加工を行うことができる。さらに、回転ガ
イドとくぼみ側面の間にすき間があるので、水や油が加
工部分にまで十分に供給されるので、安定した加工を行
うことができる。回転ガイド1はその中心3で不図示の
支持部材に軸支されており、中心3の回りに自由に回転
できる。回転ガイドの円周端部の曲率は、加工して得よ
うとする掻き上げパンチ工具のR部の曲率とほぼ等しく
なる。したがって、掻き上げパンチ加工具の設計寸法に
応じて、種々の曲率の回転ガイドを準備しておき、交換
して用いる必要がある。また、ラフカッティングを目的
とするので、最終的に得ようとするR部曲率よりもはる
かに小さな曲率の回転ガイドを用いることもできる。
【0018】次に、上記のワイヤー放電加工装置を用い
た放電加工方法について説明する。被加工物の下部13
を単に不図示のクランプでくわえはさんで保持固定す
る。被加工物の材質としては、ベアリング鋼、超硬合
金、通電性セラミック、炭素繊維分散樹脂など通電性の
材料を用いることができる。硬くて摩耗しにくい超硬合
金も本発明方法では加工できる点に特に留意していただ
きたい。クランプはX−Y−Z微動および回転可能な自
動割出しテーブル上に設置するのが望ましい。そして、
被加工物を水または油の中に浸漬する。このようにし
て、これから加工しようとする被加工物をセットする。
なお、図示の実施例においてはクランプが下にあるが、
これを上部ワイヤーガイド部を下としクランプを上に、
上下逆に配置するよう、変更することもできる。
【0019】上部ワイヤーガイド部と回転ガイドの間に
張り渡されたワイヤーが鉛直になるように、回転ガイド
の位置を、図1においては左右に移動し、微調整する。
同様に、下部ワイヤーガイド部と回転ガイドとの間に張
り渡されたワイヤーが水平となるように、回転ガイドの
位置を、図1においては上下に移動し、微調整する。次
に、被加工物について加工寸法を出すため、X−Y−Z
微動および回転可能な自動割出しテーブルを用いて、被
加工物を図1において上下左右に移動し微調整する。な
お、R部の曲率半径は回転ガイドの半径によって決まる
ので、原則として、設計寸法の回転ガイドに予め交換し
ておく。一方、最終加工寸法を得るまでに数回に分けて
繰り返し中間加工を行う場合には、その回の中間加工の
加工寸法を出すために、X−Y−Z微動および回転可能
な自動割出しテーブルを用いて、被加工物を上下左右に
移動し微調整する。
【0020】続いて、ワイヤーと被加工物との間に、適
切な電圧を印加しつつ、被加工物を奥から手前へと移動
させる。上部ガイド部と回転ガイドの間に張り渡したワ
イヤーによって被加工物の刃先近くのストレート部を放
電加工し、同時に、回転ガイドの円周端部によって支持
されたワイヤーによって被加工物のR部を放電加工す
る。放電加工は水または油に浸漬した状態で行うため、
十分に冷却できる。
【0021】被加工物の片側について、ストレート部1
4およびR部15の加工が終了すると、クランプ7はX
−Y−Z微動および回転可能な自動割出しテーブルの上
に設置されているが、被加工物を保持しているクランプ
を載せている自動割出しテーブルを水平面内で180°
回転した後、逆面の放電加工を上記と同様に行う。本発
明においては、放電加工のため非接触であり、被加工物
に過大な力が作用しない。よって、被加工物を補強支持
固定する必要がない。そのため、片側加工後の逆面加工
に切り替えるための準備が極めて簡単に短時間に行うこ
とができる。また、場合によっては被加工物およびクラ
ンプを水または油に付けた状態で180°回転すること
もでき、被加工物やクランプから水や油を取り除く手間
が省け、手を汚さずに済む。また、ワイヤー間のすきま
寸法は、放電の安定性および放電加工により生ずる材料
くず粉末除去を考慮して設計される。
【0022】実施例2 図3は実施例2のワイヤー放電加工法に用いた回転ガイ
ドの円周端部の拡大図である。本実施例においては、断
面が長円形状のワイヤー10を2本並列して用いてい
る。このワイヤー10の形状に対応した溝2を回転ガイ
ド1の円周端部に形成されている。この溝2にワイヤー
10が嵌合して、ワイヤー10は互いに一定の間隔をへ
だてて安定して案内される。ワイヤー10の長軸は、回
転ガイド1の軸に平行な一直線上に整列している。ワイ
ヤーの長軸寸法をd、ワイヤー間の間隙をc1、溝の幅
をt、溝と溝の間隔をc2とすると、式2の関係が成り
立つ。
【式2】2*t+c2<2*d+c1 すなわち、回転ガイドの厚さ(2*t+c2)はワイヤ
ー群の合計幅(2*d+c1)より小さい。
【0023】実施例3 図4は、実施例3のワイヤー放電加工法に用いたワイヤ
ー放電加工装置の要部拡大図である。上部ワイヤーガイ
ド部11と下部ワイヤーガイド部12との間にワイヤー
10を張り渡し、上部ワイヤーガイド部と下部ワイヤー
ガイド部との中間位置において、ワイヤー10を片側
(図においては右側)から支持する一部円弧状の固定ガ
イド4が設けられてる。一部円弧状の固定ガイド4の厚
さは、ワイヤー群の合計幅より小さい。そして、ワイヤ
ー10を安定して案内するために、円弧部5には、断面
が半円形状の溝を設けてあり、ワイヤーと嵌合するよう
に設計されている。円弧部の曲率は、加工して得ようと
する掻き上げパンチ工具のR部の曲率とほぼ等しくな
る。したがって、掻き上げパンチ工具の設計寸法に応じ
て、種々の曲率の一部円弧状の固定ガイドを準備してお
き、交換して用いる必要がある。
【0024】上記の実施例3のワイヤー放電加工装置を
用いた放電加工方法は、実施例1において説明したのと
同様である。
【0025】
【発明の効果】本発明においては、ガイドの円弧部によ
って支持されたワイヤーによって、直線部分と円弧部分
とを同時に加工するものであるから、加工効率が高いと
ともに、一定のR部を安価で再現性良く加工することが
できる。
【0026】本発明においては、ワイヤーとワークとが
非接触で放電加工するものであるから、ワークにほとん
ど荷重がかからないため、ワークの加工面の反対面に支
持板を取り付ける必要がなく作業効率が高いとともに、
単にテーブル上でワークを180°回転することによ
り、引き続き反対面のワイヤー放電加工を行うことがで
き、作業が無人化でき、多量生産を行うことができるよ
うになった。
【0027】本発明においては、2本以上のワイヤーを
並列してワイヤー放電加工するものであるから、ワーク
の厚さ方向の加工をある程度同時に行うことができるの
で加工スピードを2倍以上向上する。
【0028】さらに、本発明においては、ガイドの厚さ
がワイヤー群の合計幅より小さいものであるから、ワイ
ヤーをワークに対し深く入れ込んで加工しても、ガイド
がワークに当たることがなく、加工効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のワイヤー放電加工法に用いたワイヤ
ー放電加工装置の要部拡大図である。
【図2】実施例1のワイヤー放電加工法に用いたワイヤ
ー放電加工装置の回転ガイドの円周端部の拡大図であ
る。
【図3】実施例2のワイヤー放電加工法に用いたワイヤ
ー放電加工装置の回転ガイドの円周端部の拡大図であ
る。
【図4】実施例3のワイヤー放電加工法に用いたワイヤ
ー放電加工装置の要部拡大図である。
【図5】従来のワイヤー放電加工法に用いたワイヤー放
電加工装置の概略図である。
【図6】従来のワイヤー放電加工法に用いたワイヤー放
電加工装置の部分拡大図である。
【符号の説明】
1 回転ガイド 2 溝 3 中心 4 一部円弧状の固定ガイド 5 円弧部 6 補助ガイド 10 ワイヤー 11 上部ワイヤーガイド部 12 下部ワイヤーガイド部 13 被加工物の下部 14 被加工物のストレート部 15 被加工物のR部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1本以上のワイヤーを間隔を置いて並列
    し、上部ワイヤーガイド部と下部ワイヤーガイド部との
    中間位置でワイヤー群を片側から支持する、円周端部に
    1本以上の溝を付けた、円盤形状の回転ガイドであっ
    て、当該回転ガイドの厚さが並列するワイヤー群の合計
    幅より狭い回転ガイドを用いて、当該回転ガイドの円周
    端部によって支持された、並列するワイヤー群により、
    直線部分と円弧部分とを同時に加工することを特徴とす
    るワイヤー放電加工法。
  2. 【請求項2】 1本以上のワイヤーを間隔を置いて並列
    し、上部ワイヤーガイド部と下部ワイヤーガイド部との
    中間位置でワイヤー群を片側から支持する、円周端部に
    1本以上の溝を付けた、円盤形状の固定ガイドであっ
    て、当該固定ガイドの厚さが並列するワイヤー群の合計
    幅より狭い固定ガイドを用いて、当該固定ガイドの円周
    端部によって支持された、並列するワイヤー群により、
    直線部分と円弧部分とを同時に加工することを特徴とす
    るワイヤー放電加工法。
  3. 【請求項3】 1本以上のワイヤーを間隔を置いて並列
    し、上部ワイヤーガイド部と下部ワイヤーガイド部との
    中間位置でワイヤー群を片側から支持する、円周端部に
    1本以上の溝を付けた、一部円弧形状の固定ガイドであ
    って、当該固定ガイドの厚さが並列するワイヤー群の合
    計幅より狭い固定ガイドを用いて、当該固定ガイドの円
    周端部によって支持された、並列するワイヤー群によ
    り、直線部分と円弧部分とを同時に加工することを特徴
    とするワイヤー放電加工法。
  4. 【請求項4】 断面が長円形状のワイヤーのそれぞれの
    長軸が一直線上に並ぶように、1本以上のワイヤーを間
    隔を置いて並列した、請求項1から請求項3までのいず
    れか1つに記載のワイヤー放電加工法。
JP7270794A 1994-03-17 1994-03-17 ワイヤー放電加工法 Pending JPH07256519A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014094443A (ja) * 2012-11-12 2014-05-22 Mitsutoyo Corp ワイヤ放電加工装置及びワイヤ放電加工方法
TWI724566B (zh) * 2019-01-25 2021-04-11 美商施耐寶公司 製造沖孔件的方法

Cited By (3)

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