JPH0725637A - 光ファイバ用多孔質ガラス母材の製造方法 - Google Patents
光ファイバ用多孔質ガラス母材の製造方法Info
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- JPH0725637A JPH0725637A JP17039193A JP17039193A JPH0725637A JP H0725637 A JPH0725637 A JP H0725637A JP 17039193 A JP17039193 A JP 17039193A JP 17039193 A JP17039193 A JP 17039193A JP H0725637 A JPH0725637 A JP H0725637A
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- rod
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- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B37/00—Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
- C03B37/01—Manufacture of glass fibres or filaments
- C03B37/012—Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments
- C03B37/014—Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments made entirely or partially by chemical means, e.g. vapour phase deposition of bulk porous glass either by outside vapour deposition [OVD], or by outside vapour phase oxidation [OVPO] or by vapour axial deposition [VAD]
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- C03B37/01413—Reactant delivery systems
- C03B37/0142—Reactant deposition burners
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C03B2207/00—Glass deposition burners
- C03B2207/60—Relationship between burner and deposit, e.g. position
- C03B2207/62—Distance
-
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 ターゲットロッド1の両端を支持部2で把持
し所定の速度で回転させる。また、ガラス微粒子合成用
バーナ3は前記ターゲットロッド1の軸方向に相対的に
移動させる。ここで、実施例1では、ターゲットロッド
1の回転数およびターゲットロッド1とガラス微粒子合
成用バーナ3の相対的移動距離は常に一定とし、その相
対的移動速度のみを一往復ごとに変化させた。このよう
な製造装置にて、前記ガラス微粒子合成用バーナ3にガ
ラス原料用ガスと燃焼用ガスを供給してガラス微粒子を
合成せしめて前記ターゲットロッド1の外周に堆積させ
て、光ファイバ用多孔質ガラス母材4を製造した。 【効果】 本発明によれば、表面に凹凸部の少ない光フ
ァイバ用多孔質ガラス母材を製造することができ、もっ
て品質の安定した光ファイバを得ることができる。
し所定の速度で回転させる。また、ガラス微粒子合成用
バーナ3は前記ターゲットロッド1の軸方向に相対的に
移動させる。ここで、実施例1では、ターゲットロッド
1の回転数およびターゲットロッド1とガラス微粒子合
成用バーナ3の相対的移動距離は常に一定とし、その相
対的移動速度のみを一往復ごとに変化させた。このよう
な製造装置にて、前記ガラス微粒子合成用バーナ3にガ
ラス原料用ガスと燃焼用ガスを供給してガラス微粒子を
合成せしめて前記ターゲットロッド1の外周に堆積させ
て、光ファイバ用多孔質ガラス母材4を製造した。 【効果】 本発明によれば、表面に凹凸部の少ない光フ
ァイバ用多孔質ガラス母材を製造することができ、もっ
て品質の安定した光ファイバを得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバ用多孔質ガ
ラス母材の製造方法に関する。
ラス母材の製造方法に関する。
【0002】
【従来技術】光ファイバ用多孔質ガラス母材を製造する
方法の一つとして、以下の方法がよく知られている。す
なわち、ガラス原料用ガスと燃焼用ガスとをガラス微粒
子合成用バーナに供給し、前記燃焼用ガスによって形成
される火炎中でガラス原料用ガスを火炎加水分解させ、
ガラス微粒子を合成する。該ガラス微粒子を回転するタ
ーゲットロッドの外周に堆積させてガラス微粒子堆積層
を形成し、光ファイバ用多孔質ガラス母材とする。この
製造方法では、通常、前記ターゲットロッドを一定速度
で回転させ、かつガラス微粒子合成用バーナとターゲッ
トロッドをその軸方向に対して一定条件で相対的に往復
移動させる。
方法の一つとして、以下の方法がよく知られている。す
なわち、ガラス原料用ガスと燃焼用ガスとをガラス微粒
子合成用バーナに供給し、前記燃焼用ガスによって形成
される火炎中でガラス原料用ガスを火炎加水分解させ、
ガラス微粒子を合成する。該ガラス微粒子を回転するタ
ーゲットロッドの外周に堆積させてガラス微粒子堆積層
を形成し、光ファイバ用多孔質ガラス母材とする。この
製造方法では、通常、前記ターゲットロッドを一定速度
で回転させ、かつガラス微粒子合成用バーナとターゲッ
トロッドをその軸方向に対して一定条件で相対的に往復
移動させる。
【0003】以下、従来の製造方法を具体的に説明す
る。従来は図1に示すような製造装置を用いて以下のよ
うな方法によって光ファイバ用多孔質ガラス母材を製造
していた。すなわち、ターゲットロッド1の両端を支持
部2で把持し所定の速度で回転させる。また、ガラス微
粒子合成用バーナ3は前記ターゲットロッド1の軸方向
に相対的に移動させる。前記ガラス微粒子合成用バーナ
にガラス原料用ガス、具体的にはSiCl4 ガスと燃焼
用ガス、具体的にはH2 ガスおよびO2 ガスとを供給
し、前記燃焼用ガスによって形成される火炎中でガラス
原料用ガスを火炎加水分解させ、ガラス微粒子を合成す
る。該ガラス微粒子を回転するターゲットロッド(多く
の場合、クラッド部の一部が付いたコアロッドをガラス
化したもの)1の外周上に堆積せしめてガラス微粒子堆
積層を形成し、光ファイバ用多孔質ガラス母材4を製造
する。
る。従来は図1に示すような製造装置を用いて以下のよ
うな方法によって光ファイバ用多孔質ガラス母材を製造
していた。すなわち、ターゲットロッド1の両端を支持
部2で把持し所定の速度で回転させる。また、ガラス微
粒子合成用バーナ3は前記ターゲットロッド1の軸方向
に相対的に移動させる。前記ガラス微粒子合成用バーナ
にガラス原料用ガス、具体的にはSiCl4 ガスと燃焼
用ガス、具体的にはH2 ガスおよびO2 ガスとを供給
し、前記燃焼用ガスによって形成される火炎中でガラス
原料用ガスを火炎加水分解させ、ガラス微粒子を合成す
る。該ガラス微粒子を回転するターゲットロッド(多く
の場合、クラッド部の一部が付いたコアロッドをガラス
化したもの)1の外周上に堆積せしめてガラス微粒子堆
積層を形成し、光ファイバ用多孔質ガラス母材4を製造
する。
【0004】前述した光ファイバ用多孔質ガラス母材4
の製造方法では、一工程中、すなわち1本の光ファイバ
用多孔質ガラス母材4を製造している間はターゲットロ
ッド1とガラス微粒子合成用バーナ3との相対移動速
度、相対移動距離および前記ターゲットロッド1の回転
数を一定にして製造していた。このため、ターゲットロ
ッド1とガラス微粒子合成用バーナ3とが相対的移動距
離が一往復に達すると前記ターゲットロッド1上にガラ
ス微粒子によって描かれる軌跡はまた同じ位置を通るこ
とがある。このような場合には、常に前記軌跡が重なり
あってしまい、前記ターゲットロッド1上にはガラス微
粒子が多く堆積する部分とあまり堆積しない部分とが生
じる。これが原因となって光ファイバ用多孔質ガラス母
材4の表面上に凹凸部を生じる。
の製造方法では、一工程中、すなわち1本の光ファイバ
用多孔質ガラス母材4を製造している間はターゲットロ
ッド1とガラス微粒子合成用バーナ3との相対移動速
度、相対移動距離および前記ターゲットロッド1の回転
数を一定にして製造していた。このため、ターゲットロ
ッド1とガラス微粒子合成用バーナ3とが相対的移動距
離が一往復に達すると前記ターゲットロッド1上にガラ
ス微粒子によって描かれる軌跡はまた同じ位置を通るこ
とがある。このような場合には、常に前記軌跡が重なり
あってしまい、前記ターゲットロッド1上にはガラス微
粒子が多く堆積する部分とあまり堆積しない部分とが生
じる。これが原因となって光ファイバ用多孔質ガラス母
材4の表面上に凹凸部を生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のように従来の方
法で光ファイバ用多孔質ガラス母材を製造すると、製造
された光ファイバ用多孔質ガラス母材の表面に凹凸部が
生じるという問題があった。このような光ファイバ用多
孔質ガラス母材を脱水、ガラス化したのち、加熱線引き
して光ファイバを製造しても、前記表面の凹凸が影響し
て安定した品質の光ファイバを得ることはできない。
法で光ファイバ用多孔質ガラス母材を製造すると、製造
された光ファイバ用多孔質ガラス母材の表面に凹凸部が
生じるという問題があった。このような光ファイバ用多
孔質ガラス母材を脱水、ガラス化したのち、加熱線引き
して光ファイバを製造しても、前記表面の凹凸が影響し
て安定した品質の光ファイバを得ることはできない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、長手方向に対
する外径変動が小さい光ファイバ用多孔質ガラス母材を
提供することを目的とする。本発明は、ガラス微粒子合
成用バーナと回転するターゲットロッドとを相対的に往
復移動させながらガラス原料用ガスと燃焼用ガスを前記
ガラス微粒子合成用バーナに供給して生成せしめたガラ
ス微粒子を、前記ターゲットロッドの外周に堆積させて
光ファイバ用多孔質ガラス母材を製造する方法におい
て、前記往復移動の際に、その軸方向に対する相対移動
速度、相対移動距離およびターゲットロッドの回転速度
のうち少なくとも一つを制御することにより、前記ター
ゲットロッドに堆積したガラス微粒子によって描かれる
軌跡を一往復ごと、または数往復ごとに変化させて、前
記軌跡が重なり合わないようにすることを特徴とする。
する外径変動が小さい光ファイバ用多孔質ガラス母材を
提供することを目的とする。本発明は、ガラス微粒子合
成用バーナと回転するターゲットロッドとを相対的に往
復移動させながらガラス原料用ガスと燃焼用ガスを前記
ガラス微粒子合成用バーナに供給して生成せしめたガラ
ス微粒子を、前記ターゲットロッドの外周に堆積させて
光ファイバ用多孔質ガラス母材を製造する方法におい
て、前記往復移動の際に、その軸方向に対する相対移動
速度、相対移動距離およびターゲットロッドの回転速度
のうち少なくとも一つを制御することにより、前記ター
ゲットロッドに堆積したガラス微粒子によって描かれる
軌跡を一往復ごと、または数往復ごとに変化させて、前
記軌跡が重なり合わないようにすることを特徴とする。
【0007】
【作用】ターゲットロッドとガラス微粒子合成用バーナ
とを相対的に往復移動させる際に、双方の相対移動速
度、相対移動距離およびターゲットロッドの回転速度を
一往復ごと、または数往復ごとに変化させることによっ
て、前記ターゲットロッド上に堆積せしめられたガラス
微粒子の軌跡も変化する。すなわち、ガラス微粒子の堆
積する位置が徐々にずれるので全体的に安定して堆積
し、その結果、外径変動の小さい光ファイバ用多孔質ガ
ラス母材を得ることができ、該光ファイバ用多孔質ガラ
ス母材を線引きして得る光ファイバの品質も安定する。
とを相対的に往復移動させる際に、双方の相対移動速
度、相対移動距離およびターゲットロッドの回転速度を
一往復ごと、または数往復ごとに変化させることによっ
て、前記ターゲットロッド上に堆積せしめられたガラス
微粒子の軌跡も変化する。すなわち、ガラス微粒子の堆
積する位置が徐々にずれるので全体的に安定して堆積
し、その結果、外径変動の小さい光ファイバ用多孔質ガ
ラス母材を得ることができ、該光ファイバ用多孔質ガラ
ス母材を線引きして得る光ファイバの品質も安定する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。実施例1としては、図1に示した製造装置
を用いて光ファイバ用多孔質ガラス母材を製造した。タ
ーゲットロッド1の両端を支持部2で把持し所定の速度
で回転させる。また、ガラス微粒子合成用バーナ3は前
記ターゲットロッド1の軸方向に相対的に移動させる。
ここで、実施例1では、ターゲットロッド1の回転数お
よびターゲットロッド1とガラス微粒子合成用バーナ3
の相対的移動距離は常に一定とし、その相対的移動速度
のみを一往復ごとに変化させた。このような製造装置に
て、前記ガラス微粒子合成用バーナ3にガラス原料用ガ
スと燃焼用ガスを供給してガラス微粒子を合成せしめて
前記ターゲットロッド1の外周に堆積させて、光ファイ
バ用多孔質ガラス母材4を製造した。
に説明する。実施例1としては、図1に示した製造装置
を用いて光ファイバ用多孔質ガラス母材を製造した。タ
ーゲットロッド1の両端を支持部2で把持し所定の速度
で回転させる。また、ガラス微粒子合成用バーナ3は前
記ターゲットロッド1の軸方向に相対的に移動させる。
ここで、実施例1では、ターゲットロッド1の回転数お
よびターゲットロッド1とガラス微粒子合成用バーナ3
の相対的移動距離は常に一定とし、その相対的移動速度
のみを一往復ごとに変化させた。このような製造装置に
て、前記ガラス微粒子合成用バーナ3にガラス原料用ガ
スと燃焼用ガスを供給してガラス微粒子を合成せしめて
前記ターゲットロッド1の外周に堆積させて、光ファイ
バ用多孔質ガラス母材4を製造した。
【0009】具体的には、前記ターゲットロッド1とし
ては外径15mmφ、長さ 600mmのガラスロッドを用い、そ
の回転数を150rpmとし、そのガラス微粒子合成用バーナ
3との相対的移動距離(図1におけるA)を 400mmとし
た。また、一往復するごとにその相対的移動速度を 500
mm/min、510mm/min 、520mm/min 、500mm/min 、510mm/
min 、…と変化させることにより、前記ターゲットロッ
ド1上にガラス微粒子によって描かれる螺旋状の軌跡の
ピッチを変化させながら所定の大きさになるまで光ファ
イバ用多孔質ガラス母材4を製造した。
ては外径15mmφ、長さ 600mmのガラスロッドを用い、そ
の回転数を150rpmとし、そのガラス微粒子合成用バーナ
3との相対的移動距離(図1におけるA)を 400mmとし
た。また、一往復するごとにその相対的移動速度を 500
mm/min、510mm/min 、520mm/min 、500mm/min 、510mm/
min 、…と変化させることにより、前記ターゲットロッ
ド1上にガラス微粒子によって描かれる螺旋状の軌跡の
ピッチを変化させながら所定の大きさになるまで光ファ
イバ用多孔質ガラス母材4を製造した。
【0010】実施例2としては、図1に示した製造装置
を用いて光ファイバ用多孔質ガラス母材を製造した。タ
ーゲットロッド1の両端を支持部2で把持して回転させ
る。また、ガラス微粒子合成用バーナ3は前記ターゲッ
トロッド1の軸方向に相対的に移動させる。ここで、実
施例2では、ターゲットロッド1とガラス微粒子合成用
バーナ3の相対的速度および相対的移動距離は常に一定
とし、ターゲットロッド1の回転数のみを一往復ごとに
変化させた。このような製造装置にて、前記ガラス微粒
子合成用バーナ3にガラス原料用ガスと燃焼用ガスを供
給してガラス微粒子を合成せしめて前記ターゲットロッ
ド1の外周に堆積させて、光ファイバ用多孔質ガラス母
材4を製造した。
を用いて光ファイバ用多孔質ガラス母材を製造した。タ
ーゲットロッド1の両端を支持部2で把持して回転させ
る。また、ガラス微粒子合成用バーナ3は前記ターゲッ
トロッド1の軸方向に相対的に移動させる。ここで、実
施例2では、ターゲットロッド1とガラス微粒子合成用
バーナ3の相対的速度および相対的移動距離は常に一定
とし、ターゲットロッド1の回転数のみを一往復ごとに
変化させた。このような製造装置にて、前記ガラス微粒
子合成用バーナ3にガラス原料用ガスと燃焼用ガスを供
給してガラス微粒子を合成せしめて前記ターゲットロッ
ド1の外周に堆積させて、光ファイバ用多孔質ガラス母
材4を製造した。
【0011】具体的には、前記ターゲットロッド1とし
ては外径15mmφ、長さ 600mmのガラスロッドを用い、ガ
ラス微粒子合成用バーナ3との相対的移動距離(図1に
おけるA)を 400mmとした。また、その相対的移動速度
を 500mm/minとした。また、一往復するごとにターゲッ
トロッド1の回転数を150rpm、155rpm、160rpmと変化さ
せることにより、ピッチを変化させながら所定の大きさ
になるまで光ファイバ用多孔質ガラス母材4を製造し
た。その他の条件、すなわちガラス微粒子合成用バーナ
3への各ガス供給量などは実施例1と同様とした。
ては外径15mmφ、長さ 600mmのガラスロッドを用い、ガ
ラス微粒子合成用バーナ3との相対的移動距離(図1に
おけるA)を 400mmとした。また、その相対的移動速度
を 500mm/minとした。また、一往復するごとにターゲッ
トロッド1の回転数を150rpm、155rpm、160rpmと変化さ
せることにより、ピッチを変化させながら所定の大きさ
になるまで光ファイバ用多孔質ガラス母材4を製造し
た。その他の条件、すなわちガラス微粒子合成用バーナ
3への各ガス供給量などは実施例1と同様とした。
【0012】実施例3としては、図1に示した製造装置
を用いて光ファイバ用多孔質ガラス母材を製造した。タ
ーゲットロッド1の両端を支持部2で把持して所定の速
度で回転させる。また、ガラス微粒子合成用バーナ3は
前記ターゲットロッド1の軸方向に相対的に移動させ
る。ここで、実施例3では、ターゲットロッド1の回転
数およびターゲットロッド1とガラス微粒子合成用バー
ナ3の相対的速度は常に一定とし、その相対的移動距離
のみを一往復ごとに変化させた。このような製造装置に
て、前記ガラス微粒子合成用バーナ3にガラス原料用ガ
スと燃焼用ガスを供給してガラス微粒子を合成せしめて
前記ターゲットロッド1の外周に堆積させて、光ファイ
バ用多孔質ガラス母材4を製造した。
を用いて光ファイバ用多孔質ガラス母材を製造した。タ
ーゲットロッド1の両端を支持部2で把持して所定の速
度で回転させる。また、ガラス微粒子合成用バーナ3は
前記ターゲットロッド1の軸方向に相対的に移動させ
る。ここで、実施例3では、ターゲットロッド1の回転
数およびターゲットロッド1とガラス微粒子合成用バー
ナ3の相対的速度は常に一定とし、その相対的移動距離
のみを一往復ごとに変化させた。このような製造装置に
て、前記ガラス微粒子合成用バーナ3にガラス原料用ガ
スと燃焼用ガスを供給してガラス微粒子を合成せしめて
前記ターゲットロッド1の外周に堆積させて、光ファイ
バ用多孔質ガラス母材4を製造した。
【0013】具体的には、前記ターゲットロッド1とし
ては外径15mmφ、長さ 600mmのガラスロッドを用い、そ
の相対的移動速度を 500mm/minとした。また、一往復す
るごとにターゲットロッド1の回転数を150rpmとした。
また、ガラス微粒子合成用バーナ3との相対的移動距離
(図1におけるA)を 395mm、 400mm、 405mmと変化さ
せることにより、ピッチを平行移動させながら所定の大
きさになるまで光ファイバ用多孔質ガラス母材4を製造
した。その他の条件、すなわちガラス微粒子合成用バー
ナ3への各ガス供給量などは実施例1と同様とした。
ては外径15mmφ、長さ 600mmのガラスロッドを用い、そ
の相対的移動速度を 500mm/minとした。また、一往復す
るごとにターゲットロッド1の回転数を150rpmとした。
また、ガラス微粒子合成用バーナ3との相対的移動距離
(図1におけるA)を 395mm、 400mm、 405mmと変化さ
せることにより、ピッチを平行移動させながら所定の大
きさになるまで光ファイバ用多孔質ガラス母材4を製造
した。その他の条件、すなわちガラス微粒子合成用バー
ナ3への各ガス供給量などは実施例1と同様とした。
【0014】以下、本発明の比較例を説明する。比較例
としては、図1に示した製造装置を用いて光ファイバ用
多孔質ガラス母材を製造した。ターゲットロッド1とガ
ラス微粒子合成用バーナ3との相対移動速度、相対移動
距離および前記ターゲットロッド1の回転数は一定とし
た。
としては、図1に示した製造装置を用いて光ファイバ用
多孔質ガラス母材を製造した。ターゲットロッド1とガ
ラス微粒子合成用バーナ3との相対移動速度、相対移動
距離および前記ターゲットロッド1の回転数は一定とし
た。
【0015】具体的には、前記ターゲットロッド1とし
ては外径15mmφ、長さ 600mmのガラスロッドを用い、そ
の相対的移動速度を 500mm/min、ターゲットロッド1の
回転数を150rpm、相対的移動距離(図1におけるA)を
400mmとして光ファイバ用多孔質ガラス母材4を製造し
た。その他の条件、すなわちガラス微粒子合成用バーナ
3への各ガス供給量などは実施例1と同様とした。
ては外径15mmφ、長さ 600mmのガラスロッドを用い、そ
の相対的移動速度を 500mm/min、ターゲットロッド1の
回転数を150rpm、相対的移動距離(図1におけるA)を
400mmとして光ファイバ用多孔質ガラス母材4を製造し
た。その他の条件、すなわちガラス微粒子合成用バーナ
3への各ガス供給量などは実施例1と同様とした。
【0016】実施例1〜3および比較例で得た光ファイ
バ用多孔質ガラス母材の外径変動値とそれぞれを脱水、
ガラス化したあとの光ファイバ用ガラス母材の外径変動
値を表1にまとめた。
バ用多孔質ガラス母材の外径変動値とそれぞれを脱水、
ガラス化したあとの光ファイバ用ガラス母材の外径変動
値を表1にまとめた。
【0017】
【表1】
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、表面に凹凸部の少ない
光ファイバ用多孔質ガラス母材を製造することができ、
もって品質の安定した光ファイバを得ることができる。
光ファイバ用多孔質ガラス母材を製造することができ、
もって品質の安定した光ファイバを得ることができる。
【図1】図1は光ファイバ用多孔質ガラス母材の製造装
置である。
置である。
1…ターゲットロッド 2…支持部 3…ガラス微粒子合成用バーナ 4…光ファイバ用多孔質ガラス母材
Claims (1)
- 【請求項1】 ガラス微粒子合成用バーナと回転するタ
ーゲットロッドとを相対的に往復移動させながらガラス
原料ガスと燃焼用ガスを前記ガラス微粒子合成用バーナ
に供給して生成せしめたガラス微粒子を、前記ターゲッ
トロッドの外周に堆積させて光ファイバ用多孔質ガラス
母材を製造する方法において、前記往復移動の際に、そ
の軸方向に対する相対移動速度、相対移動距離およびタ
ーゲットロッドの回転速度のうち少なくとも一つを制御
することにより、前記ターゲットロッドに堆積したガラ
ス微粒子によって描かれる軌跡を一往復ごと、または数
往復ごとに変化させることを特徴とする光ファイバ用多
孔質ガラス母材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17039193A JPH0725637A (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 光ファイバ用多孔質ガラス母材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17039193A JPH0725637A (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 光ファイバ用多孔質ガラス母材の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0725637A true JPH0725637A (ja) | 1995-01-27 |
Family
ID=15904063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17039193A Pending JPH0725637A (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 光ファイバ用多孔質ガラス母材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0725637A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6895783B2 (en) | 2000-09-21 | 2005-05-24 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Method of producing optical fiber preform |
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