JPH07256198A - 接着剤塗布器 - Google Patents
接着剤塗布器Info
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- JPH07256198A JPH07256198A JP6271501A JP27150194A JPH07256198A JP H07256198 A JPH07256198 A JP H07256198A JP 6271501 A JP6271501 A JP 6271501A JP 27150194 A JP27150194 A JP 27150194A JP H07256198 A JPH07256198 A JP H07256198A
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- JP
- Japan
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- distal end
- adhesive applicator
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- inner core
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B43—WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
- B43M—BUREAU ACCESSORIES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B43M11/00—Hand or desk devices of the office or personal type for applying liquid, other than ink, by contact to surfaces, e.g. for applying adhesive
- B43M11/06—Hand-held devices
- B43M11/08—Hand-held devices of the fountain-pen type
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 液体接着剤を蓄え、また塗布するための接着
剤塗布器を提供する。 【構成】塗布器は、細長い、ほぼ円筒形の本体部材と、
本体部材内に位置決めされた剛性の細長い内方芯部材
と、繊維先端部材と、本体部材に収納された液体接着材
料と、本体部材の遠位端を密封するための手段とを有す
る。本体部材は、遠位端に隣接して位置決めされた、横
断面がほぼ楕円形の絞り出し可能部分を有する。内方芯
部材は、本体部材の内面の長さに沿って係合する部分を
有する。繊維先端部は、内方芯部材の遠位端に形成され
た細長いキャビティに受け入れられている。内方芯部材
を介して形成された複数の開口部は、液体接着剤が、芯
先端部材に接触するように、本体部材からキャビティを
通って流れることを許す。
剤塗布器を提供する。 【構成】塗布器は、細長い、ほぼ円筒形の本体部材と、
本体部材内に位置決めされた剛性の細長い内方芯部材
と、繊維先端部材と、本体部材に収納された液体接着材
料と、本体部材の遠位端を密封するための手段とを有す
る。本体部材は、遠位端に隣接して位置決めされた、横
断面がほぼ楕円形の絞り出し可能部分を有する。内方芯
部材は、本体部材の内面の長さに沿って係合する部分を
有する。繊維先端部は、内方芯部材の遠位端に形成され
た細長いキャビティに受け入れられている。内方芯部材
を介して形成された複数の開口部は、液体接着剤が、芯
先端部材に接触するように、本体部材からキャビティを
通って流れることを許す。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、液体接着剤または溶剤
接着材料を蓄え、また塗布するための、接着剤または溶
剤接着材用塗布器に関する。より詳細には、本発明は、
ポリスチレンプラスチックモデルセットの組み立てに特
に有用な接着剤塗布器装置に関する。
接着材料を蓄え、また塗布するための、接着剤または溶
剤接着材用塗布器に関する。より詳細には、本発明は、
ポリスチレンプラスチックモデルセットの組み立てに特
に有用な接着剤塗布器装置に関する。
【０００２】
【従来技術】接着剤または溶剤接着材料を蓄え、また塗
布するための装置は従来からたくさんある。そのような
装置は、典型的には、中に収容している液体接着剤また
は接着材料を、比較的小さな開口部を有するノズルから
押し出すように絞られる可撓性本体部分または管部分を
有する。そのような装置は、力を加えることによって作
動される、材料の流量を制御する内弁を有する。また、
重力によって液体材料を遠位の開口部へと差し向ける、
ほぼ剛性の本体を有する同様な装置もある。そのような
装置は、液体接着剤または接着材料の塗布を容易にする
ブラシや繊維状先端部を備える。
布するための装置は従来からたくさんある。そのような
装置は、典型的には、中に収容している液体接着剤また
は接着材料を、比較的小さな開口部を有するノズルから
押し出すように絞られる可撓性本体部分または管部分を
有する。そのような装置は、力を加えることによって作
動される、材料の流量を制御する内弁を有する。また、
重力によって液体材料を遠位の開口部へと差し向ける、
ほぼ剛性の本体を有する同様な装置もある。そのような
装置は、液体接着剤または接着材料の塗布を容易にする
ブラシや繊維状先端部を備える。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】内弁を使用しないで、
送り出し先端部に、一定量の接着剤または接着材料を出
す、液体接着剤または接着材料を蓄え、また塗布するた
めの接着剤塗布器装置が要望されている。そのような装
置は、塗布する箇所で、追加の接着剤または接着材料を
瞬間的に利用できるようになっているのが望ましい。更
に、装置は、あらかじめ注入することを必要とせずに、
いつでも使用できるように、送り出し先端部は、接着剤
または接着材料で常に湿ったままになっているのが望ま
しい。また、装置は、プラスチックモデルを組み立てる
者が、きれいで上手な組み立てプラスチックモデルを確
保するように、プラスチックモデル用接着剤または接着
材料の送り出しを容易にするように、人間工学的に設計
されていることが望ましい。
送り出し先端部に、一定量の接着剤または接着材料を出
す、液体接着剤または接着材料を蓄え、また塗布するた
めの接着剤塗布器装置が要望されている。そのような装
置は、塗布する箇所で、追加の接着剤または接着材料を
瞬間的に利用できるようになっているのが望ましい。更
に、装置は、あらかじめ注入することを必要とせずに、
いつでも使用できるように、送り出し先端部は、接着剤
または接着材料で常に湿ったままになっているのが望ま
しい。また、装置は、プラスチックモデルを組み立てる
者が、きれいで上手な組み立てプラスチックモデルを確
保するように、プラスチックモデル用接着剤または接着
材料の送り出しを容易にするように、人間工学的に設計
されていることが望ましい。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、液体接着剤ま
たは接着溶剤材料を蓄え、また塗布するために、人間工
学的に設計された接着剤塗布器を提供する。接着剤塗布
器は、細長い、ほぼ円筒状の本体部材と、本体部材内に
位置決めされた剛性の細長い内方芯部材と、繊維状先端
部材と、本体部材内に蓄える液体接着剤または接着材料
と、本体部材の遠位端を密封するための手段とを有す
る。細長い本体部材は、閉じられた近位端部分と、開放
された遠位端部分とを有する。遠位端部分に隣接して位
置決めされた絞り出し可能部分は、断面寸法が大きく、
指で力を加えることによって内側に撓ませることができ
る。絞り出し可能部分は、横断面がほぼ楕円形である。
絞り出し可能部分の第１部分は、長手方向断面が凸状で
あり、外方に延びる複数の間隔を隔てた突起部を備え
る。絞り出し可能部分の第２部分は、長手方向断面が凹
状であり、そこには複数の間隔を隔てたキャビティが形
成されていてもよい。内方芯部材は、本体部材内に位置
決めされ、その、ほぼ全長に沿って延びている。内方芯
部材は、本体部材の内面に接触するように寸法決めされ
た、細長い、直角に交差した一対の仕切り部分を有す
る。長手方向方向に間隔を隔てた複数のリブ部分が、本
体部材の長手方向の中心から本体部材の内面に向かって
横方向に突出している。内方芯部材の遠位端部分は截頭
円錐形であり、そこには細長いキャビティが形成されて
いる。繊維状先端部材の近位端部分は、キャビティ内に
受入れられる。液体接着剤が、本体部材から繊維状先端
部材に接触させるためのキャビティへと流れるのを許す
ために、複数の開口部が内方芯体部材に形成されてい
る。
たは接着溶剤材料を蓄え、また塗布するために、人間工
学的に設計された接着剤塗布器を提供する。接着剤塗布
器は、細長い、ほぼ円筒状の本体部材と、本体部材内に
位置決めされた剛性の細長い内方芯部材と、繊維状先端
部材と、本体部材内に蓄える液体接着剤または接着材料
と、本体部材の遠位端を密封するための手段とを有す
る。細長い本体部材は、閉じられた近位端部分と、開放
された遠位端部分とを有する。遠位端部分に隣接して位
置決めされた絞り出し可能部分は、断面寸法が大きく、
指で力を加えることによって内側に撓ませることができ
る。絞り出し可能部分は、横断面がほぼ楕円形である。
絞り出し可能部分の第１部分は、長手方向断面が凸状で
あり、外方に延びる複数の間隔を隔てた突起部を備え
る。絞り出し可能部分の第２部分は、長手方向断面が凹
状であり、そこには複数の間隔を隔てたキャビティが形
成されていてもよい。内方芯部材は、本体部材内に位置
決めされ、その、ほぼ全長に沿って延びている。内方芯
部材は、本体部材の内面に接触するように寸法決めされ
た、細長い、直角に交差した一対の仕切り部分を有す
る。長手方向方向に間隔を隔てた複数のリブ部分が、本
体部材の長手方向の中心から本体部材の内面に向かって
横方向に突出している。内方芯部材の遠位端部分は截頭
円錐形であり、そこには細長いキャビティが形成されて
いる。繊維状先端部材の近位端部分は、キャビティ内に
受入れられる。液体接着剤が、本体部材から繊維状先端
部材に接触させるためのキャビティへと流れるのを許す
ために、複数の開口部が内方芯体部材に形成されてい
る。
【０００５】本体部材の遠位端を密封するための手段
は、本体部材の内面に密封係合するように寸法決めさ
れ、内方芯部材の遠位端部分に隣接して形成された、密
封リング部分を備える。リング部分を付勢して本体部材
の内面に密封係合させるために、スナップ嵌め組立体の
雌部分を有するフェルール部材が、本体部材の遠位端部
分の外面に形成された、スナップ嵌め組立体の雄部分に
よって受入れらている。本発明のこれら、および他の局
面および特性は、図面を参照しつつ、詳細の説明で説明
する。
は、本体部材の内面に密封係合するように寸法決めさ
れ、内方芯部材の遠位端部分に隣接して形成された、密
封リング部分を備える。リング部分を付勢して本体部材
の内面に密封係合させるために、スナップ嵌め組立体の
雌部分を有するフェルール部材が、本体部材の遠位端部
分の外面に形成された、スナップ嵌め組立体の雄部分に
よって受入れらている。本発明のこれら、および他の局
面および特性は、図面を参照しつつ、詳細の説明で説明
する。
【０００６】
【実施例】図１ないし図１２を参照すると、本発明に従
って作られた接着剤塗布器１０が示されている。塗布器
１０は、本体部材１２と、内方芯部材１４と、繊維状先
端部材１６と、密封用フェルール部材１８と、保護キャ
ップ部材２０とを有する。本体部材１２は、閉じられた
近位端部分２２と遠位端部分２４とを有する、細長い、
ほぼ円筒状の部材である。遠位端部分は、これと一体に
形成されたスナップ嵌め組立体の雄部分２６を有する。
横断面がほぼ楕円形である絞り出し可能部分２８が、遠
位端部分２４に隣接して位置決めされている。絞り出し
可能部分２８は、図３に最も良く示されているように、
長手方向断面がほぼ凸状である第１部分３０を有する。
部分３０は、外方に延びる、複数の間隔を隔てた突起部
３２を有する。また、絞り出し可能部分２８は図３に最
も良く示されるように、長手方向断面がほぼ凹状の部分
３４を有する。第１部分３０は、第２部分３４は直径方
向に向かい合っている。複数の円周方向に間隔を隔てた
突起部３８は、近位端部分２２に隣接して本体部材１２
の外面から外方に延びている。図１０に最も良く示され
ているように、内部の整列用フランジ４０が、近位端部
分２２に位置決めされている。
って作られた接着剤塗布器１０が示されている。塗布器
１０は、本体部材１２と、内方芯部材１４と、繊維状先
端部材１６と、密封用フェルール部材１８と、保護キャ
ップ部材２０とを有する。本体部材１２は、閉じられた
近位端部分２２と遠位端部分２４とを有する、細長い、
ほぼ円筒状の部材である。遠位端部分は、これと一体に
形成されたスナップ嵌め組立体の雄部分２６を有する。
横断面がほぼ楕円形である絞り出し可能部分２８が、遠
位端部分２４に隣接して位置決めされている。絞り出し
可能部分２８は、図３に最も良く示されているように、
長手方向断面がほぼ凸状である第１部分３０を有する。
部分３０は、外方に延びる、複数の間隔を隔てた突起部
３２を有する。また、絞り出し可能部分２８は図３に最
も良く示されるように、長手方向断面がほぼ凹状の部分
３４を有する。第１部分３０は、第２部分３４は直径方
向に向かい合っている。複数の円周方向に間隔を隔てた
突起部３８は、近位端部分２２に隣接して本体部材１２
の外面から外方に延びている。図１０に最も良く示され
ているように、内部の整列用フランジ４０が、近位端部
分２２に位置決めされている。
【０００７】図９ないし図１２を参照すると、内方芯部
材１４は、近位端部分４２と、遠位端部分４４とを有す
る。遠位端部分は形状が截頭円錐形であり、キャビティ
４６がその中に形成されている。芯部材１４は、互いに
ほぼ直角である一対の細長い交差した仕切り部分４７を
有する。仕切り部分４７は、遠位端部分４４から近位端
部分４２まで延びる。複数の長手方向に間隔を隔てたリ
ブ部分４８が、芯部材の長手方向中心線から横方向に突
出している。仕切り部分４７は、リブ部分４８の外端を
越えて、短い距離延びている。リブ部分は断面がほぼ長
方形であり、その露出した角は、符号５０のところで面
取りされている。芯部材の近位端に隣接する、すぐ隣り
のリブ部分との間の間隔は、絞り出し可能部分２８と対
面関係をなした領域では、小さくされるのが好ましい。
仕切り部分４７のうちの１つである部分５２は、内方芯
部材を本体部材に挿入するとき、整列用フランジ４０と
協同して、内方芯部材を配置決めするように、近位部分
で切り欠いてある。仕切り部分４７のうちの１つである
部分５４には、絞り出し部分２８の第１部分３０と協同
する凸状断面が形成されている。シールリング部分５６
が、本体部材の内面と密封接触できるように内方芯部材
の遠位端部分に隣接して形成されている。図１０に最も
良く示されているように、キャビティ４６が、シールリ
ング部分５６を越えて遠位方向に延びている。複数の開
口部５８が、芯部材１４の仕切り部分４７に形成され
て、本体部分１２と、芯部材を貫通しているキャビティ
４６との間の半径方向の流体の連通を許す。開口部５８
は、シールリング部分５６の近位に位置決めされてい
る。
材１４は、近位端部分４２と、遠位端部分４４とを有す
る。遠位端部分は形状が截頭円錐形であり、キャビティ
４６がその中に形成されている。芯部材１４は、互いに
ほぼ直角である一対の細長い交差した仕切り部分４７を
有する。仕切り部分４７は、遠位端部分４４から近位端
部分４２まで延びる。複数の長手方向に間隔を隔てたリ
ブ部分４８が、芯部材の長手方向中心線から横方向に突
出している。仕切り部分４７は、リブ部分４８の外端を
越えて、短い距離延びている。リブ部分は断面がほぼ長
方形であり、その露出した角は、符号５０のところで面
取りされている。芯部材の近位端に隣接する、すぐ隣り
のリブ部分との間の間隔は、絞り出し可能部分２８と対
面関係をなした領域では、小さくされるのが好ましい。
仕切り部分４７のうちの１つである部分５２は、内方芯
部材を本体部材に挿入するとき、整列用フランジ４０と
協同して、内方芯部材を配置決めするように、近位部分
で切り欠いてある。仕切り部分４７のうちの１つである
部分５４には、絞り出し部分２８の第１部分３０と協同
する凸状断面が形成されている。シールリング部分５６
が、本体部材の内面と密封接触できるように内方芯部材
の遠位端部分に隣接して形成されている。図１０に最も
良く示されているように、キャビティ４６が、シールリ
ング部分５６を越えて遠位方向に延びている。複数の開
口部５８が、芯部材１４の仕切り部分４７に形成され
て、本体部分１２と、芯部材を貫通しているキャビティ
４６との間の半径方向の流体の連通を許す。開口部５８
は、シールリング部分５６の近位に位置決めされてい
る。
【０００８】本体部材１２は、肉厚公差が約０．０６イ
ンチの、低密度ポリエチレンのような、比較的柔らか
い、すなわち、可撓性のプラスチック材料で作られてい
ることが好ましい。内方芯部材１４は、高密度ポリエチ
レン、またはポリプロピレンのような、ほぼ剛性のプラ
スチック材料で形成されることが好ましい。内方芯部材
１４は、整列用フランジ４０が切欠き部分５２に受入れ
られるように、本体部材１２内に位置決めされる。そう
する際、内方芯部材の部分５４は、第１部分３０と横方
向に整列される。内方芯部材の遠位端部分４４は、本体
部材１２の遠位端を越えて遠位方向に延び、シールリン
グ部分５６は雄部分２６と横方向に整列している。繊維
状先端部材１６は、キャビティ４６内に受け入れられ、
その遠位端は、内方芯部材１４の遠位端を越えて延び
る。図９および図１０を参照すると、フェルール部材１
８は近位端部分６０と、遠位端部分６２とを有する。近
位端部分６０には、本体部材１２の雄部分２６を受け入
れるスナップ嵌め組立体の雌部分６４が設けられてい
る。フェルール部材１８が、本体部分の遠位端に対して
締めつけられるとき、シールリング部分５６は押され
て、本体部分の内面と密封係合する。内方芯部材１４の
遠位端部分４４は、遠位端部分６２に形成された開口部
６６を通って延びている。
ンチの、低密度ポリエチレンのような、比較的柔らか
い、すなわち、可撓性のプラスチック材料で作られてい
ることが好ましい。内方芯部材１４は、高密度ポリエチ
レン、またはポリプロピレンのような、ほぼ剛性のプラ
スチック材料で形成されることが好ましい。内方芯部材
１４は、整列用フランジ４０が切欠き部分５２に受入れ
られるように、本体部材１２内に位置決めされる。そう
する際、内方芯部材の部分５４は、第１部分３０と横方
向に整列される。内方芯部材の遠位端部分４４は、本体
部材１２の遠位端を越えて遠位方向に延び、シールリン
グ部分５６は雄部分２６と横方向に整列している。繊維
状先端部材１６は、キャビティ４６内に受け入れられ、
その遠位端は、内方芯部材１４の遠位端を越えて延び
る。図９および図１０を参照すると、フェルール部材１
８は近位端部分６０と、遠位端部分６２とを有する。近
位端部分６０には、本体部材１２の雄部分２６を受け入
れるスナップ嵌め組立体の雌部分６４が設けられてい
る。フェルール部材１８が、本体部分の遠位端に対して
締めつけられるとき、シールリング部分５６は押され
て、本体部分の内面と密封係合する。内方芯部材１４の
遠位端部分４４は、遠位端部分６２に形成された開口部
６６を通って延びている。
【０００９】図１０を参照すると、キャップ部材２０に
は、内方芯部材１４の遠位端部分４４の外面を受け入
れ、かつそれと密封係合する、円筒状チャンバ８０が形
成されている。キャップ部材２０は、本体部材１２の近
位端部分２２の外面によって摩擦的に受け入れられるよ
うに寸法決めされている。キャップ部材２０には、円周
方向に間隔を隔てた複数の突起部７０が設けられてい
る。突起部３８および７０は、塗布器がほぼ水平な面か
ら転がり落ちるのを防止する。本体部材１２は、ポリス
チレンプラスチック部材の組立てに典型的に使用される
種類の、適当な液体接着剤または溶剤接着材料を収容す
る。使用の際、本体部材１２内の液体接着剤または接着
材料は、開口部５８の中を流れて繊維状先端部１６への
一定の供給を維持する。使用中、先端部での接着剤の流
量を、瞬間的かつ選択的に増加させることが必要である
ときには、第１部分３０を人指し指で押し、キャビティ
４６へ、そして、先端部１６の中を通る流体の流れを瞬
間的に高める。剛性内方芯部材１４は、本体部材から繊
維状先端部１６への流体の流れを許しながら、柔らかい
本体部材１２の構造的な支持を行う。本発明の特定な実
施例をここに開示したが、本発明は、そのような開示に
限定されるものではなく、変更および改良が可能であ
り、それらも下記の請求の範囲内に含まれる。
は、内方芯部材１４の遠位端部分４４の外面を受け入
れ、かつそれと密封係合する、円筒状チャンバ８０が形
成されている。キャップ部材２０は、本体部材１２の近
位端部分２２の外面によって摩擦的に受け入れられるよ
うに寸法決めされている。キャップ部材２０には、円周
方向に間隔を隔てた複数の突起部７０が設けられてい
る。突起部３８および７０は、塗布器がほぼ水平な面か
ら転がり落ちるのを防止する。本体部材１２は、ポリス
チレンプラスチック部材の組立てに典型的に使用される
種類の、適当な液体接着剤または溶剤接着材料を収容す
る。使用の際、本体部材１２内の液体接着剤または接着
材料は、開口部５８の中を流れて繊維状先端部１６への
一定の供給を維持する。使用中、先端部での接着剤の流
量を、瞬間的かつ選択的に増加させることが必要である
ときには、第１部分３０を人指し指で押し、キャビティ
４６へ、そして、先端部１６の中を通る流体の流れを瞬
間的に高める。剛性内方芯部材１４は、本体部材から繊
維状先端部１６への流体の流れを許しながら、柔らかい
本体部材１２の構造的な支持を行う。本発明の特定な実
施例をここに開示したが、本発明は、そのような開示に
限定されるものではなく、変更および改良が可能であ
り、それらも下記の請求の範囲内に含まれる。
【００１０】
【発明の効果】本発明によれば、内弁を使用しないで、
送り出し先端部に一定量の接着剤または接着材料を出
す、液体接着剤または接着材料を蓄え、また塗布するた
めの接着剤塗布器装置を提供することができる。本発明
によれば、塗布する箇所で、追加の接着剤または接着材
料を瞬間的に利用できる接着剤塗布器を提供することが
できる。また、本発明によれば、あらかじめ注入するこ
とを必要とせずに、いつでも使用できるように、送り出
し先端部は、接着剤または接着材料で常に湿ったままに
なっている接着剤塗布器を提供することができる。ま
た、本発明によれば、プラスチックモデルを組み立てる
者が、きれいで上手な組み立てプラスチックモデルを確
保するように、プラスチックモデル用の接着剤または接
着材料の送り出しを容易にするように、人間工学的に設
計されている接着剤塗布器を提供することができる。
送り出し先端部に一定量の接着剤または接着材料を出
す、液体接着剤または接着材料を蓄え、また塗布するた
めの接着剤塗布器装置を提供することができる。本発明
によれば、塗布する箇所で、追加の接着剤または接着材
料を瞬間的に利用できる接着剤塗布器を提供することが
できる。また、本発明によれば、あらかじめ注入するこ
とを必要とせずに、いつでも使用できるように、送り出
し先端部は、接着剤または接着材料で常に湿ったままに
なっている接着剤塗布器を提供することができる。ま
た、本発明によれば、プラスチックモデルを組み立てる
者が、きれいで上手な組み立てプラスチックモデルを確
保するように、プラスチックモデル用の接着剤または接
着材料の送り出しを容易にするように、人間工学的に設
計されている接着剤塗布器を提供することができる。
【図１】図１は、本発明による接着剤塗布器の、キャッ
プを外した状態の、斜視図である。
プを外した状態の、斜視図である。
【図２】図１に示す接着剤塗布器の平面図である。
【図３】図１に示す接着剤塗布器の側面図である。
【図４】図１に示す接着剤塗布器の底面図である。
【図５】図１に示す接着剤塗布器の近位端の端面図であ
る。
る。
【図６】図１に示す接着剤塗布器の遠位端の端面図であ
る。
る。
【図７】遠位端にキャップ部材を取付けた、図１に示す
接着剤塗布器の斜視図である。
接着剤塗布器の斜視図である。
【図８】キャップ部材の端面図である。
【図９】図７に示す接着剤塗布器の分解斜視図である。
【図１０】図７の線１０−１０に沿った断面図である。
【図１１】図９の線１１−１１に沿った内方芯部材の断
面図である。
面図である。
【図１２】図９の線１２−１２に沿った内方芯部材の断
面図である。
面図である。
１０ 塗布器 １２ 本体部材 １４ 内方芯部材 １６ 繊維状先端部材 １８ 密封用フェルール部材 ２０ 保護キャップ部材 ２８ 絞り出し可能部分 ３６ 突起部 ４６ キャビティ ４７ 仕切り部分 ５６ シールリング部分 ５８ 開口部 ７０ 突起部 ８０ 円筒状チャンバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エドワード エフ サクストン アメリカ合衆国 イリノイ州 60062 ノ ースブルック サウスウィンド ドライブ 1338 (72)発明者 アンドリュー バート ホッジ アメリカ合衆国 イリノイ州 60201 エ ヴァンストン 504 チャーチ 807
Claims (18)
- 【請求項１】 （ａ）閉じた近位端部分と、開放した遠
位端部分とを有する、細長い、ほぼ円筒状の本体部材を
有し、前記本体部材は、指で加えた力で内方に撓ませる
ことができる、遠位端部分に隣接して位置決めされた、
絞り出し可能な部分を備え、(ｂ) 前記本体部材内に位
置決めされ、ほぼその全長にわたって延びる、ほぼ剛性
の細長い内方芯部材を有し、前記内方芯部材は、前記本
体部材の内面の長さに沿って接触する部分を有し、前記
内方芯部材は、遠位端部分と近位端部分とを有し、前記
内方芯部材の遠位端部分には、前記本体部材の遠位端部
分を越えて遠位方向に延びる細長いキャビティが形成さ
れており、(ｃ) 前記キャビティ内に受け入れられた近
位端部分と、前記内方芯部材の遠位端部分を越えて遠位
方向に延びる遠位端部分とを有する繊維状先端部材を備
え、(ｄ) 液体接着剤が前記本体部材内に収容され、前
記内方芯部材は、前記液体接着剤が、前記本体部材から
前記キャビティを通って前記繊維状先端部材に接触する
ように、前記液体接着剤の流れを許すように形成され
た、複数の開口部を有し、(ｅ) 液体接着剤が、前記本
体部材から前記キャビティ以外を通って逃げるのを防止
するように、前記本体部材の遠位端を密封するための手
段とを有する、液体接着剤を蓄え、かつ塗布するための
接着剤塗布器。 - 【請求項２】 前記絞り出し可能部分は、横断面がほぼ
楕円形であることを特徴とする請求項１に記載の接着剤
塗布器。 - 【請求項３】 前記絞り出し部分の第１部分は、長手方
向断面が凸状であることを特徴とする請求項２に記載の
接着剤塗布器。 - 【請求項４】 前記絞り出し可能部分の第２部分は、長
手方向断面が凹状であることを特徴とする請求項３に記
載の接着剤塗布器。 - 【請求項５】 前記第１部分は、前記第２部分に対して
直径方向に向かい合っていることを特徴とする請求項４
に記載の接着剤塗布器。 - 【請求項６】 前記第１部分は、外方に延びる、間隔を
隔てた複数の突起部を有することを特徴とする請求項３
に記載の接着剤塗布器。 - 【請求項７】 前記第２部分は、間隔を隔てて形成され
た複数のキャビティを有することを特徴とする請求項４
に記載の接着剤塗布器。 - 【請求項８】 前記本体部材は、外方に延びる、円周方
向に間隔を隔てた複数の突起部を有することを特徴とす
る請求項１に記載の接着剤塗布器。 - 【請求項９】 前記内方芯部材は、前記本体部材の内面
に向かって前記本体部材の長手方向形中心線から横方向
に突出する、長手方向に間隔を隔てた複数のリブ部分を
有することを特徴とする請求項１に記載の接着剤塗布
器。 - 【請求項１０】前記内方芯部材は、互いにほぼ直角であ
る、一対の交差する仕切り部分を有し、前記リブ部分
は、隣接する仕切り部分との間に延びることを特徴とす
る請求項９に記載の接着剤塗布器。 - 【請求項１１】 前記仕切り部分は、前記リブ部分の外
端を越えて、短い距離延びることを特徴とする請求項１
０に記載の接着剤塗布器。 - 【請求項１２】 前記リブ部分は、断面がほぼ長方形で
あり、露出した角は面取りされていることを特徴とする
請求項１０に記載の接着剤塗布器。 - 【請求項１３】 前記内方芯部材の前記遠位端部分は、
截頭円錐形であり、前記キャビティが前記遠位端部分に
形成されていることを特徴とする請求項１に記載の接着
剤塗布器。 - 【請求項１４】 シールリング部分が、前記本体部分の
内面に密封係合させるために、前記内方芯部材の前記遠
位端部分に隣接して形成されていることを特徴とする請
求項１に記載の接着剤塗布器。 - 【請求項１５】 前記本体部材の遠位端を密封するため
の前記手段は、前記本体部材の前記開放遠位端部分の外
面に形成されたスナップ嵌め組立体の雄部分を受け入れ
る、スナップ嵌め組立体の雌部分を有するフェルール部
材を備えることを特徴とする請求項１４に記載の接着剤
塗布器。 - 【請求項１６】 前記内方芯部材は、前記フェルール部
材の前記雌部分が、前記本体部材の前記雄部分によって
受け入れられるとき、前記リング部分が付勢されて、前
記本体部分の内面に密封係合するように、前記遠位端部
分に隣接して形成された密封リング部分を有することを
特徴とする請求項１５に記載の接着剤塗布器。 - 【請求項１７】 前記内方芯部材の前記遠位端部分は、
前記フェルール部材に形成された開口部を通って遠位方
向に延びることを特徴とする請求項１５に記載の接着剤
塗布器。 - 【請求項１８】 前記内方芯部材に形成された前記開口
部は、前記シールリング部分の近位に位置決めされてい
ることを特徴とする請求項１４に記載の接着剤塗布器。
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