JPH0725565Y2 - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JPH0725565Y2
JPH0725565Y2 JP1989055772U JP5577289U JPH0725565Y2 JP H0725565 Y2 JPH0725565 Y2 JP H0725565Y2 JP 1989055772 U JP1989055772 U JP 1989055772U JP 5577289 U JP5577289 U JP 5577289U JP H0725565 Y2 JPH0725565 Y2 JP H0725565Y2
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JP
Japan
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pipe
oil
suction
branch
main pipe
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正彦 佐々倉
隆久 平野
進 松田
碩哉 栗山
文男 近藤
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は冷凍機、空気調和機、除湿機等の冷凍装置に関
する。
(従来の技術) 従来の冷凍装置の1例が第3図に示され、1、2は圧縮
機、3は油分離器、4は四方弁、5は熱源側熱交換器、
6は膨張弁等の絞り装置、7は利用側熱交換器、8はア
キュームレータである。
圧縮機1及び2は吸入側主管9より分岐した分岐吸入管
11、21及び吐出側主管10より分岐した分岐吐出管12、22
を介して冷媒回路内に並列に接続されている。油分離器
3は吐出側主管10に介装され、この油分離器3で分離さ
れた油は油戻し管13を経て吸入側主管9に流入するよう
になっている。
圧縮機1及び2を同時又は個別に運転することによって
圧縮能力を冷凍負荷に対応して巾広く変化させることが
できるようになっている。
しかして、冷房運転時には圧縮機1及び又は2から吐出
された高温・高圧の冷媒ガスは分岐吐出管12、22を通っ
て合流し、吐出側主管10を経て油分離器3に入り、ここ
で冷媒ガス中に含まれる油が分離される。次いで、冷媒
ガスは四方弁4を経て熱源側熱交換器5に入り、ここで
外気等に放熱することにより凝縮液化する。この液冷媒
は絞り装置6で絞られることにより断熱膨張した後利用
側熱交換器7に入り、ここで室内空気等を冷却すること
によって蒸発気化し、低温・低圧の冷媒ガスとなる。こ
の冷媒ガスは四方弁4、アキュームレータ8、吸入側主
管9を経て分岐し、分岐吸入管11、21を経て圧縮機1及
び2に戻る。油分離器3で分離された油は油戻し管13を
経て吸入側主管9に入り、この中を流過する冷媒ガスに
伴われて圧縮機1及び2内に戻る。
暖房運転時には圧縮機1及び又は2から吐出された冷媒
は分岐吐出管12、22、吐出側主管10、油分離器3、四方
弁4、利用側熱交換器7、絞り装置6、熱源側熱交換器
5、四方弁4、アキュームレータ8、吸入側主管9、分
岐吸入管11、21をこの順に経て圧縮機1及び2に戻る。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来の冷凍装置においては、2台の圧縮機1及び2
を同時に運転する場合には、油分離器3で分離された油
は冷媒ガスに伴われて圧縮機1及び2に戻るので、圧縮
機1及び2の貯油槽内の油面は、適正に保持されるが、
圧縮機1及び2のいずれか一方例えば圧縮機2の運転を
停止すると、油がその自重により分岐吸入管21を経て停
止中の圧縮機2内に流入してその貯油槽内に溜り込み、
この結果、運転中の圧縮機1の貯油槽内の油面が次第に
低下し、圧縮機1の摺動部への給油が不充分となって焼
付事故を惹起するおそれがあった。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記課題を解決するために提案されたものであ
って、第1の考案の要旨とするところは、同時又は個別
に運転される複数台の圧縮機がアキュムレータのガス冷
媒出口に連通する吸入側主管より分岐した分岐吸入管及
び吐出側主管より分岐した分岐吐出管を介して冷媒回路
内に並列に接続され、上記吐出側主管に介装された油分
離器で分離された油が油戻し管を経て上記複数台の圧縮
機にそれぞれ戻される冷凍装置において、上記油戻し管
の出口端を上記吸入側主管に接続するとともに上記各分
岐吸入管に逆U字状のトラップを介装したことを特徴と
する冷凍装置にある。
第2の考案の要旨とするところは、同時又は個別に運転
される複数台の圧縮機がアキュムレータのガス冷媒出口
に連通する吸入側主管より分岐した分岐吸入管及び吐出
側主管より分岐した分岐吐出管を介して冷媒回路内に並
列に接続され、上記吐出側主管に介装された油分離器で
分離された油が油戻し管を経て上記複数台の圧縮機にそ
れぞれ戻される冷凍装置において、上記油戻し管の出口
端を上記分岐吸入管の分岐部に近接してその上流におけ
る吸入側主管の各分岐吸入管側の側壁に連通連結すると
ともにこれら油戻し管に上記各圧縮機の運転・停止に対
応して開・閉される開閉弁を介装したことを特徴とする
冷凍装置にある。
(作用) 本考案においては上記構成を具えているため、停止中の
圧縮機への油の流入が阻止されるので、運転中の圧縮機
の貯油槽内の油面が低下しない。
(実施例) 本考案の第1の実施例が第1図に示されている。油戻し
管13の出口端は吸入側主管9に接続されている。そし
て、分岐吸入管11及び21にはU字状のトラップ111、211
がそれぞれ介装されている。
他の構成は第5図に示す従来のものと同様であり、対応
する部材には同じ符号が付されている。
しかして、圧縮機1及び2のいずれか一方例えば圧縮機
2の運転を停止した場合、油分離器3で分離された油は
油戻し管13を通って吸入側主管9に入り、吸入側主管9
内を流過する冷媒ガスに伴われて分岐吸入管11、トラッ
プ111を経て運転中の圧縮機1に吸入される。その際、
油の1部は分岐吸入管21に入ろうとするが、逆U字状の
トラップ211を越えることはできないため、停止中の圧
縮機2中に流入することはない。
圧縮機2を運転し、圧縮機1を停止した場合にも同様に
油は逆U字状のトラップ111内を越えることはできない
ため停止中の圧縮機1中に流入することはない。
かくして、圧縮機1及び2のいずれか一方を運転し、他
方を停止した場合においても圧縮機1及び2の貯油槽内
の油面はほぼ一定に維持されるので、運転中の圧縮機の
摺動部の潤滑不良に基く焼付事故を防止できる。
第2図には本考案の第2の実施例が示されている。
油戻し管が2つに分岐され、その一方171の出口端は分
岐部に近接してその上流における吸入側主管9の分岐吸
入管11側の側壁に連通連結され、その他方172の出口端
は分岐部に近接してその上流における吸入側主管9の分
岐吸入管21側の側壁に連通連結されている。
そして、油戻し管171に介装された電磁開閉弁181は圧縮
機1の運転時に開、停止時に閉となり、油戻し管172に
介装された電磁開閉弁182は圧縮機2の運転時に開、停
止時に閉となる。
他の構成は第3図に示す従来のものと同様であり、対応
する部材には同じ符号が付されている。
しかして、圧縮機1及び2のいずれか一方例えば圧縮機
2の停止時、電磁開閉弁181が開、電磁開閉弁182が閉と
なっているので、油分離器3で分離された油は油戻し管
171電磁開閉弁181を経て分岐部に近接して吸入側主管9
の分岐吸入管11の上方に入るので、吸入側主管9から分
岐吸入管11に入る冷媒ガスの流れに支配され、従って、
分岐吸入管21に入ることなく分岐吸入管11を通って圧縮
機1に入る。
かくして、停止中の圧縮機2内に油が溜り込むことはな
く、従って、運転中の圧縮機1内の油面が低下すること
はないので、その摺動部の潤滑不良に基く焼付事故を未
然に防止できる。
(考案の効果) 本考案においては、複数台の圧縮機の中の1又は2以上
が停止した場合でも停止中の圧縮機に油が溜まり込むの
を防止できるので、運転中の圧縮機の油面低下に基づく
摺動部の潤滑不良及びこれに基づくて焼付事故を未然に
防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例を示す部分的正面図、第
2図は本考案の第2の実施例を示す部分的正面図、第3
図は従来の冷凍装置の冷媒回路図である。 圧縮機……1、2、吸入側主管……9、分岐吸入管……
11、21、吐出側主管……10、分岐吐出管……12、22、油
分離機器……3、油戻し管……13、171、172、トラップ
……111、211、開閉弁……181、182
フロントページの続き (72)考案者 栗山 碩哉 愛知県西春日井郡西枇杷島町字旭町3丁目 1番地 三菱重工業株式会社エアコン製作 所内 (72)考案者 近藤 文男 愛知県名古屋市中村区岩塚町字高道1番地 三菱重工業株式会社名古屋研究所内 (56)参考文献 特開 昭62−73043(JP,A) 実開 昭59−49852(JP,U) 実開 昭51−16158(JP,U)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】同時又は個別に運転される複数台の圧縮機
    がアキュムレータのガス冷媒出口に連通する吸入側主管
    より分岐した分岐吸入管及び吐出側主管より分岐した分
    岐吐出管を介して冷媒回路内に並列に接続され、上記吐
    出側主管に介装された油分離器で分離された油が油戻し
    管を経て上記複数台の圧縮機にそれぞれ戻される冷凍装
    置において、上記油戻し管の出口端を上記吸入側主管に
    接続するとともに上記各分岐吸入管に逆U字状のトラッ
    プを介装したことを特徴とする冷凍装置。
  2. 【請求項2】同時又は個別に運転される複数台の圧縮機
    がアキュムレータのガス冷媒出口に連通する吸入側主管
    より分岐した分岐吸入管及び吐出側主管より分岐した分
    岐吐出管を介して冷媒回路内に並列に接続され、上記吐
    出側主管に介装された油分離器で分離された油が油戻し
    管を経て上記複数台の圧縮機にそれぞれ戻される冷凍装
    置において、上記油戻し管の出口端を上記分岐吸入管の
    分岐部に近接してその上流における吸入側主管の各分岐
    吸入管側の側壁に連通連結するとともにこれら油戻し管
    に上記各圧縮機の運転・停止に対応して開・閉される開
    閉弁を介装したことを特徴とする冷凍装置。
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JP2015224830A (ja) * 2014-05-28 2015-12-14 ダイキン工業株式会社 冷凍装置
JP2017150706A (ja) * 2016-02-23 2017-08-31 ダイキン工業株式会社 冷凍装置
WO2023135731A1 (ja) * 2022-01-14 2023-07-20 三菱電機株式会社 圧縮機用吸入返油管、スクロール圧縮機および冷凍サイクル装置

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JPS6273043A (ja) * 1985-09-24 1987-04-03 ダイキン工業株式会社 冷凍装置

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