JPH07255653A - 掃除機柔軟屈折延長管 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【構成】掃除機の延長管１を全体又は部分的に柔軟に湾
曲できるよう軟質樹脂材で構成する。または、手元の掌
握部より先端方向の適度な場所に、角度屈折関節を設け
る。 【効果】障害物部分を支点に延長管自体が屈折するので
ベッド、やテーブル等のように、その下側が低くて狭い
隙間等の掃除の際、かがみ込み無理な姿勢を取ることな
く、機能的にできるようにすると同時に、少しでも腰を
痛めたり腰痛を誘発させることなく、楽しく、楽に掃除
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】

（イ）一般的に家庭内の掃除機によるごみ等の吸引作業
を行なう中で、机や低いテーブル等、特にベッドの下の
ように低い空間に掃除機の延長管を差し入れ、ごみを吸
引しようとする時、ほとんどの奥様方が片手片足、又は
片手両足を床につけ、極端にしゃがみこんで、延長管を
息を切らし操作しなくてはならないのが現状です。この
ような無理な姿勢などによって、腰に負担を及ぼす為、
腰痛やその促進の原因になったりします。そのため低く
横長に位置する隙間の掃除は敬遠されがちで、掃除の仕
上がりが手薄となっている傾向が多くの家庭で見られま
す。 （ロ）本発明は既存の延長管のように硬直した一本の管
が故に発生する欠点をなくすため、延長管そのものを適
度な軟質樹脂を用いて形成させ、低い隙間も軽くかがみ
込み押すだけで、その延長管が自然に弓なりに屈折しな
がら入り込む為、無理な姿勢を取らなくても、楽な姿勢
で苦手な場所でも掃除ができるようにし、又従来の硬質
樹脂を用いて構成する場合は、突端のごみ吸引口より手
元の掌握位置に向けて６合目から８合目の間に、平均身
長より最も適した平均的位置に８０度角上向きぐらいま
でを限界とし、屈折用関節を設けることにより、この部
分から屈折し曲がり込むので軽く前屈みになる程度で無
理なく掃除が可能になるよう構成されています。 （ハ）上記の硬質管での屈折の為の関節操作方法とし
て、指による引き金のようなレバー方式か、同じく指に
よるスイッチボタンなどを設けることにより、角度を選
定しそれを固定使用する方式か、その屈折用の関節を設
ける適した位置を中心に前後２０〜３０ｃｍぐらいの範
囲部分に、（イ）で述べたような軟質樹脂との部分連携
構造を設ける方法も可能である。以下本発明の仕組み
と、その機能の実施の一例を別紙の図面に基づき詳細に
説明いたします。 （ニ）本発明の関連機能、別紙図面

【図１】の（１）の延長管が軟質樹脂材で構成されてい
るため（２）の様に低い障害物などの下の隙間でも
（３）の床に沿って、

【図１】の様に、（２）の障害物の突端の圧力で延長管
が湾曲しごみ吸い込み口を屈むことなく楽に奥に差し込
むことができます。 （ホ）別紙図面

【図２】の様に、（４）の部分のみに軟質樹脂を使い加
工構成する方法にても、上記（イ）の様な機能的使用が
達成されます。 （ヘ）別紙図面

【図３】の様に、手元の掌握部より適度な位置に、屈折
用の関節を設け、これを指動により操作できるよう、レ
バーかスイッチボタンにて延長管の角度を変えられ固定
使用する方法にても、上記（イ）の様な機能的使用が達
成されます。以上、本発明の特徴の説明をおわります。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図である

【図２】本発明の他の形態の斜視図である

【図３】本発明の他の仕組みの斜視図である

【符号の説明】

（１）軟質樹脂性延長管 （２）障害物 （３）床 （４）部分的軟質樹脂管 （５）屈折関節部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】（イ）掃除機の延長管の材質を、弓なりに
   自在にそり曲がるよう適度な軟質の樹脂等で全体、又
   は、屈折部分のみ構成していることを特徴とし、従来の
   硬質樹脂で形成する場合には、これをごみ吸い取り口先
   端部より掌握部方向に６合目より８合目あたりの範囲内
   で、最も適した位置にスイッチ及びレバー等による操作
   にて、角度選定固定屈折方式の関節を設け、自在に屈折
   できるよう構成されていることを特徴とした掃除機柔軟
   屈折延長管である。