JPH07254120A - 複合型薄膜磁気ヘッド - Google Patents

複合型薄膜磁気ヘッド

Info

Publication number
JPH07254120A
JPH07254120A JP4347794A JP4347794A JPH07254120A JP H07254120 A JPH07254120 A JP H07254120A JP 4347794 A JP4347794 A JP 4347794A JP 4347794 A JP4347794 A JP 4347794A JP H07254120 A JPH07254120 A JP H07254120A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
head
film
shield
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4347794A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukimasa Okada
行正 岡田
Masanori Tanabe
正則 田辺
Eiji Nakanishi
栄司 中西
Shinji Narushige
真治 成重
Masayuki Takagi
政幸 高木
Tetsuo Kobayashi
哲夫 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4347794A priority Critical patent/JPH07254120A/ja
Publication of JPH07254120A publication Critical patent/JPH07254120A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetic Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】記録用誘導型薄膜磁気ヘッドと再生用磁気抵抗
効果型ヘッドの合わせずれが低減され、かつ前記誘導型
薄膜磁気ヘッドのトラック幅寸法精度が高く、さらに該
誘導型薄膜磁気ヘッドの記録能力の高い複合型薄膜磁気
ヘッドの構造を提供する。 【構成】記録用誘導型薄膜磁気ヘッドと再生用磁気抵抗
効果型素子とが積層され、かつ磁気抵抗効果型素子を挟
む二つの磁気シ−ルド層のうち、誘導型薄膜磁気ヘッド
側に設けられた一方の磁気シ−ルド層を誘導型薄膜磁気
ヘッドの一方の磁極膜と兼用する複合型薄膜磁気ヘッド
において、誘導型薄膜磁気ヘッドの他方の磁極膜の飽和
磁束密度と上記磁気シ−ルド/磁極兼用層の飽和磁束密
度のうち、少なくとも一方の飽和磁束密度が、磁気抵抗
効果素子を挟んで設けられている他方の磁気シールド層
の飽和磁束密度よりも高いことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録装置に用いら
れる記録用ヘッドと再生用ヘッドを分離して一体形成し
た複合型薄膜磁気ヘッドの構造及びそれを搭載した磁気
記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気記録装置に用いられる磁気ヘッドに
おいて、情報の記録機能と再生機能を分離する提案が古
くから開示されている。このときの再生用ヘッドとして
磁気抵抗効果を示す磁性薄膜を利用したものも既に多く
の開示があり、記録用ヘッドである誘導型薄膜磁気ヘッ
ド(以下、INDヘッドと称する)と再生用ヘッドであ
る磁気抵抗効果型ヘッド(以下、MRヘッド)を一体化
した複合型薄膜磁気ヘッドが一般的に知られている。ま
た、近年の高トラック密度化に対して、記録トラックに
対する再生用ヘッドの位置ずれやアジマス、ヨ−角によ
る損失を軽減するための対策として、特開昭60−17
7420において前記MRヘッドの磁気シ−ルドと前記
INDヘッドの磁極を兼用させた複合型薄膜磁気ヘッド
が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年は磁気ディスク装
置の高記録密度化と共に、記録媒体の高保磁力化が進
み、高保磁力記録媒体に十分記録しうる記録用ヘッドが
求められている。かかる記録用ヘッドを得るためには、
第1に前記INDヘッドのコアを厚くする、第2にギャ
ップ対向部長さ(以下、ギャップ深さ:Gd)を短くす
る等の方法により、ヘッドの先端から強い磁界を発生さ
せる必要がある。
【0004】然るに、第1の方法によりコアの膜厚を厚
くすると、コアを形成する薄膜を所定の平面形状にパタ
−ニングする場合の寸法精度が低下してしまう。とりわ
け、磁気記録媒体への信号の書き込み幅を決めるヘッド
先端のコア幅加工精度が低下するため、複合型ヘッドと
しての性能に重大な支障を来すことになる。したがっ
て、前記INDヘッドとしては、磁極を所定の膜厚以下
としても強い磁界を発生しうるものでなければならな
い。また、第2の方法によりギャップ深さGdを短くす
ると、ギャップ深さGdを所定の値以下にしたとき、コ
ア先端に磁気飽和が起こり、MRヘッドの再生出力が低
下する。このため、ギャップ深さGdには所定の下限値
を設定する必要がある。また、複合型ヘッドの場合、I
NDヘッドとMRヘッドの素子形成時の合わせ誤差を考
える必要があり、かかる合わせ誤差相当分のギャップ深
さGdの拡大に対しても、十分な記録能力を確保しうる
記録用ヘッドでなければならない。
【0005】上記の課題と共に、複合型ヘッドとしては
記録/再生のトラックずれを最小限にするため、及びI
NDヘッドとMRヘッドの素子形成時の合わせ誤差を最
小限にするため、記録用ヘッドと再生用ヘッドのギャッ
プ中心間隔を極力短くする必要がある。その対策として
はINDヘッドの磁極とMRヘッドのシ−ルド層を兼用
させる方法が有効である。この場合、INDヘッドの磁
極とMRヘッドのシ−ルド層との兼用層が、MRヘッド
の一部として十分なシ−ルド機能を示すと共に、IND
ヘッドの磁極(ポ−ル)の一部として十分な記録能力を
示すものでなければならない。
【0006】また、ロータリーアクチュエータ方式の磁
気ディスク装置において、前記複合型磁気ヘッドを用い
た場合、記録用ヘッドと再生用ヘッドを分離したため
に、ヨー角(磁気ディスクの円周方向と、記録/再生ヘ
ッドのリード/ライトコア幅方向に対する垂線方向と
が、成す角度)により記録トラックと再生トラックにず
れが生じてしまう。このヨー角に起因する記録トラック
と再生トラックのずれにより、再生用ヘッドが隣接トラ
ックのデータを読まないようにする必要がある。このた
めに、再生用ヘッドのトラック幅は該ずれ量分短縮する
必要があり、結果として、短縮した分だけ再生出力が低
下してしまう。このヨー角に起因する再生トラックの短
縮量は、記録用ヘッドと再生用ヘッドのギャップ中心間
隔が広くなるほど増加する。よって、このようなヨー角
に起因する損失を低減するためにも、記録用ヘッドと再
生用ヘッドのギャップ中心間隔を極力短くする必要があ
る。
【0007】さらに、高い起磁力(起磁力=コイル巻数
×記録電流)での磁気記録媒体への書込みは、コイルの
巻数増加によるインダクタンスの増加、あるいは高記録
電流による高周波領域での記録電流波形のなまりの発生
が問題となり、高密度記録に対して不利に作用する。し
たがって、高密度記録に対応する記録用ヘッドは、起磁
力を低くしても高いオーバーライト性能を実現出来るも
のでなければならない。
【0008】また、記録用ヘッドの光学的なトラック幅
(磁極の幅)に対する実際に磁気記録媒体に記録された
トラックの幅の寸法差を記録にじみ量と定義する。この
記録にじみ量は、低周波電流で記録した場合には正の値
になり、低周波電流で記録した場合には負の値になる。
記録を消去したときのにじみ量は、低周波電流での記録
にじみ量であり、正の値である。したがって、記録トラ
ック幅を設計する場合、隣接トラックを消去しないため
に、記録用ヘッドの光学的なトラック幅を隣接トラック
間隔(トラック密度の逆数)より低周波記録にじみ分短
縮する必要がある。さらに、実際に磁気記録媒体上に高
周波電流で記録される高周波信号トラック幅は、高周波
電流での記録が負の値であるため、記録にじみ量分狭く
なる。ゆえに、該設計において、高周波信号トラック幅
=隣接トラック間隔−低周波記録にじみ量(正の値)+
高周波記録にじみ量(負の値)となる。これより、記録
用ヘッドの記録にじみ量の周波数依存性が大きい程、高
周波信号トラック幅は狭くなっていき、高トラック密度
化実現の障壁となる。よって、高トラック密度記録にお
いて、信号トラック幅の減少を低く抑えるために、記録
用ヘッドの記録にじみ量の周波数依存性を小さくする必
要がある。
【0009】本発明の第1の目的は、INDヘッドの一
方の磁極とMRヘッドの一方のシ−ルド層を兼用させた
複合型薄膜磁気ヘッドにおいて、INDヘッドの先端コ
ア幅加工精度の低下防止と記録能力の確保の両立を図る
ことにある。
【0010】また、本発明の第2の目的は、INDヘッ
ドの一方の磁極とMRヘッドの一方のシ−ルド層を兼用
させた複合型薄膜磁気ヘッドにおいて、INDヘッドの
コア先端での磁気飽和を防止すると共に、磁気ギャップ
から漏れる記録磁界の媒体走行方向およびトラック幅方
向の双方の分布を急峻化し、MRヘッドでの信号再生時
の出力低下を防止し、実効的トラック幅の狭小化を抑制
することにある。
【0011】また、本発明の第3の目的は、INDヘッ
ドの一方の磁極とMRヘッドの一方のシ−ルド層を兼用
させた複合型薄膜磁気ヘッドにおいて、低い起磁力で高
いオーバーライト性能を有する記録用ヘッドを実現する
ことにある。
【0012】さらに、本発明の第4の目的は、INDヘ
ッドの一方の磁極とMRヘッドの一方のシ−ルド層を兼
用させた複合型薄膜磁気ヘッドにおいて、前記INDヘ
ッドと前記MRヘッドの素子形成時の合わせ誤差を最小
ならしめ、かつヨー角による出力損失を低減することに
ある。
【0013】また、本発明の第5の目的は、INDヘッ
ドの一方の磁極とMRヘッドの一方のシ−ルド層を兼用
させた複合型薄膜磁気ヘッドにおいて、前記INDヘッ
ドで媒体に記録された信号磁化からの磁束がMRヘッド
に流入する際に、前記シ−ルド層が十分にシ−ルド機能
を有するようにすることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の複合型薄膜磁気
ヘッドは、記録用誘導型薄膜磁気ヘッドと再生用磁気抵
抗効果型素子とが積層され、かつ磁気抵抗効果型素子を
挟む二つの磁気シ−ルド層のうち、誘導型薄膜磁気ヘッ
ド側に設けられた一方の磁気シ−ルド層を誘導型薄膜磁
気ヘッドの一方の磁極膜と兼用する複合型薄膜磁気ヘッ
ドに適用されるものであり、次の特徴を有している。す
なわち、誘導型薄膜磁気ヘッドの他方の磁極膜の飽和磁
束密度と上記磁気シ−ルド/磁極兼用層の飽和磁束密度
のうち、少なくとも一方の飽和磁束密度が、磁気抵抗効
果素子を挟んで設けられている他方の磁気シールド層の
飽和磁束密度よりも高いことを特徴としている。
【0015】具体的には、第1に、上記第1、2及び第
3の目的を達成すべく、前記複合型薄膜磁気ヘッドにお
いて、MR素子を挟む二つの磁気シ−ルド層の飽和磁束
密度よりも、前記INDヘッドの他方磁極の飽和磁束密
度を高くすることを特徴とする。
【0016】第2に、上記第1、2及び第4の目的をよ
り確実に達成すべく、前記複合型薄膜磁気ヘッドにおい
て、MR素子を挟む他方の磁気シ−ルド層の飽和磁束密
度よりも、前記磁気シ−ルド/磁極兼用層の飽和磁束密
度及び前記INDヘッドの他方磁極の飽和磁束密度を高
くすることを特徴とする。
【0017】第3に、上記第3及び第4の目的を達成す
べく、前記複合型薄膜磁気ヘッドにおいて、前記磁気シ
−ルド/磁極兼用層の飽和磁束密度を他の層(すなわ
ち、誘導型薄膜磁気ヘッドの他方の磁極膜と磁気抵抗効
果素子を挟んで設けられている他方の磁気シールド層)
よりも高くすることを特徴とする。
【0018】また、上記第5の目的を達成すべく、前記
複合型薄膜磁気ヘッドおいて、MR素子を挟む二つの磁
気シ−ルド層の飽和磁束密度を1.0T以上、透磁率を
300以上とすることを特徴とする。
【0019】
【作用】上記の手段による作用を、図5から図12を用
いて説明する。
【0020】(作用1)図5は、複合型薄膜磁気ヘッド
におけるINDヘッドの磁極を飽和磁束密度の異なる2
種類の磁性材で形成し、INDヘッド先端から発生する
磁界の強度とINDヘッドの磁極の厚みとの関係を示す
図であり、また前記2種類の磁性材から形成される磁極
の厚みと光学的トラック幅(磁極の幅)の目標寸法に対
する出来上がり寸法のずれを示す図である。図5におい
て、aは飽和磁束密度の高い磁性材でINDヘッドの磁
極を作成した場合の磁極厚みと磁界強度の関係を示し、
bは飽和磁束密度の低い磁性材でINDヘッドの磁極を
作成した場合の磁極厚みと磁界強度の関係を示してい
る。また、cは磁極厚みと光学的トラック幅の目標寸法
に対する出来上がり寸法のずれを示している。
【0021】図5から明らかなように、飽和磁束密度の
高い磁性材をINDヘッドの磁極に用いると、前記高保
持力媒体に十分に情報を記録するのに必要な磁界強度に
対し、前記磁極の厚みを低減でき、該磁極幅(光学的ト
ラック幅)の出来上がり寸法精度が向上する。
【0022】(作用2)図6は、複合型薄膜磁気ヘッド
におけるINDヘッドの2つ磁極を、飽和磁束密度の高
い磁性材と飽和磁極密度の低い磁性材を組み合わせて形
成した場合における、磁極先端から発生する磁束の磁束
密度分布と磁界強度分布を示す図である。図6におい
て、30は飽和磁束密度の低い磁極の断面を示し、31
は飽和磁束密度の高い磁極の断面を示している。また、
32は磁束密度分布を示し、その縦軸は磁界強度を示し
ている。図6の(a)は双方の磁極が飽和磁束密度の低
い磁極30で形成された例を示し、図6の(b)は双方
の磁極が飽和磁束密度の高い磁極31で形成された例を
示し、図6の(c),(d)は一方の磁極が飽和磁束密
度の低い磁極30で形成され、他方の磁極が飽和磁束密
度の高い磁極31で形成された例を示している。図6に
おいて、長方形で示した磁極は後述する実施例(図1か
ら図3)のシールド/磁極兼用膜6,11に相当し、同
じく左上がりの形状で示された磁極は後述する実施例の
磁性膜10,12に相当する。図6に示すように、飽和
磁束密度の高い磁極31は、磁束密度分布が急峻にな
り、かつ磁気飽和が起こりにくいことがわかる。
【0023】図7は、図6に示した各INDヘッドの先
端から発生する磁界の強度と最大磁界勾配の大きさを示
す図である。図7のライン(a)は図6の(a)に対応
し、同じく図7の(b)〜(d)のラインはそれぞれ図
6の(b)〜(d)に対応している。ここで、最大磁界
勾配とは、例えば図6の(a)に示す磁束密度分布32
の傾きの最大値を意味している。したがって、図7のラ
イン(a)を得るためには、磁界強度を変化させつつ磁
束密度分布32を求め、各磁束密度分布32の最大磁界
勾配を求める必要がある。
【0024】INDヘッド先端より発生する磁界勾配の
低下は、媒体の記録磁化反転幅の広がりの原因となり、
再生出力の低下を招く。しかしながら、図6、7より、
前記INDヘッドの磁極の双方又はいずれか一方に飽和
磁束密度の高い磁性材を用いることにより、該磁極先端
の磁束の飽和を抑え、再生出力の低下、分解能の低下を
抑えることが可能となる。
【0025】(作用3)図8は、図6に示した磁極材料
の異なる記録用ヘッドにおける、記録にじみ量と記録周
波数の関係を示す図である。図8のライン(a)は図6
の(a)に対応し、同じく図8の(b)〜(d)のライ
ンはそれぞれ図6の(b)〜(d)に対応している。
【0026】図8から明らかなように、INDヘッドの
少なくとも一方の磁極に飽和磁束密度の高い材料を用い
ることにより、記録にじみ量の周波数依存性が小さくな
り、高周波信号トラック幅の狭小化を防ぐことができ
る。
【0027】(作用4)また、INDヘッドで再生を行
う場合、記録された媒体表面上からの漏れ磁束を十分吸
収するために、INDヘッドの磁極には透磁率の高い材
料が要求される。しかし、記録と再生を分離した磁気ヘ
ッドにおいては、INDヘッドは記録専用ヘッドであ
り、再生を考慮して磁極材を選択する必要はない。そこ
で、図6の(a)〜(d)に示したINDヘッドにおけ
るオーバーライト性能と起磁力の関係を図9に示す。こ
こで、図9のライン(a)は図6の(a)に示すヘッド
に対応し、同じく図9の(b)〜(d)のラインはそれ
ぞれ図6の(b)〜(d)に示すヘッドに対応してい
る。
【0028】高い起磁力(起磁力=コイル巻数×記録電
流)は、コイルの巻数増加によるインダクタンスの増加
あるいは高記録電流による高周波記録時の記録電流波形
のなまりを生じ、高密度記録に対し弊害を招く。よっ
て、記録用ヘッドは低い起磁力で高いオーバーライトを
実現出来るものが高密度記録に適している。一般に磁性
材は、高飽和磁束密度低透磁率か低飽和磁束密度高透磁
率であり、高飽和磁束密度材は高いオーバーライト性能
を有し、高透磁率材は起磁力に対するオーバーライトの
飽和が早い。図9より明らかなように、INDヘッドの
磁極に高飽和磁束密度材と高透磁率材を合わせて用いた
図6のヘッド(c),(d)(図9のライン(c),
(d))は、ヘッド(a),(b)(図9のライン
(a),(b))の長所を合わせ持ち、低い起磁力にお
いて高いオーバーライト性能を実現している。
【0029】(作用5)次に、図10にINDヘッドと
MRヘッドのギャップ中心間隔とINDヘッドとMRヘ
ッドの合わせ精度(INDヘッドとMRヘッドの中心ず
れ)の関係を示す。図10より明らかなように、IND
/MRヘッドギャップ中心間隔が狭くなるにつれ、合わ
せ精度は向上してくる。
【0030】また、図11にヨー角の変化に対する記録
用ヘッドと再生用ヘッドのトラック幅配分を示す。図1
1の(a)は最小ヨー角の状態を示し、図12の(b)
は最大ヨー角の状態を示している。図11の(a)にお
いて、TWWはライトコア幅、TWRはリードコア幅、GWR
はギャップ中心間隔、θ1は最小ヨー角、θ2は最大ヨ
ー角である。図示するように、ライトコア幅TWRは、次
式で表せる。
【0031】 TWR=TWW−GWR(tanθ2−tanθ1) 図11及び上式から明らかなように、再生用ヘッドのト
ラック幅Twrはギャップ中心間隔Gwrが狭いほど、
その短縮量が低減され、結果として再生出力を向上させ
ることができる。
【0032】図5において説明したように、磁極に飽和
磁束密度の高い材料を用いた場合、磁極の厚みを薄くで
きる。したがって、INDヘッドとMRヘッドのギャッ
プ中心に位置しているシールド/磁極兼用層に飽和磁束
密度の高い材料を用いることにより、INDヘッドとM
Rヘッドのギャップ中心間隔Gwrを短縮することがで
きる。
【0033】(作用6)さらに、前記シールド/磁極兼
用層のシールドの役割は、媒体表面上に記録された隣接
トラックからMR素子へ流れ込もうとする磁束を遮断す
ることであり、該シールド/磁極兼用層が十分にシール
ド機能を有していないと隣接トラックから磁束がMR素
子へ流れ込んでしまい分解能が低下してしまう。そこ
で、該シールド/磁極兼用層の材料を変えた場合(透磁
率の変化)の再生波形の分解能への影響を図12に示
す。図12より明らかなように、透磁率が300以上の
磁性材を該シールド/磁極兼用層に用いれば、再生波形
の分解能の低下を抑えることができる。この場合、飽和
磁束密度としては、1.0T以上が好適である。
【0034】なお、磁気抵抗効果素子を挟んで設けられ
ている他方のシールド層についても、飽和磁束密度が
1.0T以上、透磁率が300以上の磁性材を用いるこ
とが良い。
【0035】また、前記他方のシールド層の飽和磁束密
度は、前記シールド/磁極兼用層の飽和磁束密度又は上
記誘導型薄膜磁気ヘッドの他方の磁極膜の飽和磁束密度
よりも高く設定されているため、飽和磁束密度が1.0
T、透磁率が300という値は、これらの層の下限の値
となる。
【0036】
【実施例】以下、添付の図面に示す実施例について説明
する。なお、各種実施例を説明するにつき、同一の部位
については、同一の符号で示し、重複した説明を省略す
る。
【0037】(第1の実施例)図1は、本発明の第1の
実施例にかかる複合型薄膜磁気ヘッドの断面図であり、
図6の(c)に相当するものである。図示するように、
基板1上にシ−ルド膜2を形成し、エッチングにより所
定の形状にパターニングする。次に、絶縁膜3を形成
し、その上に、磁気抵抗効果膜4を形成し、エッチング
により所定の形状にパターニングする。
【0038】磁気抵抗効果膜4の上に絶縁膜5を形成
し、その上に、前記シ−ルド膜2と飽和磁束密度の等し
いシ−ルド/磁極兼用膜6を形成し、エッチングにより
所定の形状にパターニングする。
【0039】更に、シ−ルド/磁極兼用膜6の上にギャ
ップ膜7、コイル8、絶縁膜9を順次形成する。そし
て、その上に、前記シ−ルド/磁極兼用膜6より飽和磁
束密度の高い磁極膜10を形成し、エッチングにより所
定の形状にパターニングする。
【0040】一例として、各磁性膜の飽和磁束密度と透
磁率の値は、シールド膜2が1.0Tと1000、シー
ルド/磁極兼用膜6が1.0Tと1000、磁極膜10
が1.3Tと300である。また、寸法は、シールド膜
2の膜厚が2.0μm、シールド/磁極兼用膜6が3.
0μm、磁極膜10が3.0μmであり、シールド膜2
とシールド/磁極兼用膜6の間隔が0.6μm、シール
ド/磁極兼用膜6と磁極膜10の間隔が0.6μm、そ
して誘導型薄膜磁気ヘッドのギャップ深さが1.0μm
である。また、磁性膜10を構成する飽和磁束密度の高
い磁性材料としてはCoNiFe合金を用い、シールド
膜2及びシールド/磁極兼用膜6を構成する飽和磁束密
度の低い磁性材料としてはNiFe合金を用いることが
できる。
【0041】本実施例にかかるシールド/磁極兼用複合
型薄膜磁気ヘッドでは、前記シ−ルド/磁極兼用膜6の
形成後に磁極(磁極膜10)形成工程が一回だけで済む
ので、再生トラック幅を決める磁気抵抗効果膜4の形成
から記録トラック幅を決める前記磁極膜10の形成まで
の工程数を低減でき、再生トラックと記録トラックの高
い合わせ精度の実現が可能となる。
【0042】また、本実施例では、前記作用1、2、
3、4、6に記載の効果が実現できる。
【0043】さらに、本実施例によれば、前記磁極10
を形成するとき、飽和磁束密度の高い磁性材のタ−ゲッ
トに交換するだけの手間で、記録性能の高い複合型薄膜
磁気ヘッドを作成することができる。
【0044】(第2の実施例)図2は、本発明の第2の
実施例にかかる複合型薄膜磁気ヘッドの断面図であり、
図6の(b)に相当するものである。製造工程は、第1
の実施例とほぼ同様であり、異なっているのは次の点で
ある。
【0045】すなわち、絶縁膜5を形成後、シールド膜
2より飽和磁束密度の高い磁性材を用いたシ−ルド/磁
極兼用膜11を形成し、エッチングにより所定の形状パ
ターニングする。
【0046】その後、ギャップ膜7、コイル8、絶縁膜
9を形成し、前記シールド/磁極兼用膜11と飽和磁束
密度の等しい磁性材を用いた磁極膜10を形成し、エッ
チングにより所定の形状にパターニングする。
【0047】例として、各磁性膜の飽和磁束密度と透磁
率の値は、シールド膜2が1.0Tと1000、シール
ド/磁極兼用膜11が1.3Tと300、磁極膜10が
1.3Tと300である。また、寸法は、シールド膜2
の膜厚が2.0μm、シールド/磁極兼用膜11が2.
5μm、磁極膜10が3.0μmであり、シールド膜2
とシールド/磁極兼用膜11の間隔が0.6μm、シー
ルド/磁極兼用膜11と磁極膜10の間隔が0.6μ
m、そして誘導型薄膜磁気ヘッドのギャップ深さが1.
0μmである。また、シールド膜2を構成する飽和磁束
密度の低い磁性材料としてはNiFe合金を用い、シー
ルド/磁極兼用膜11と磁極膜10を構成する飽和磁束
密度の高い磁性材料としてはCoNiFe合金を用いる
ことができる。
【0048】本実施例において、作用1、2、3、5、
6の効果が実現出来る。
【0049】(実施例3)図3は本発明の第3の実施例
にかかる複合型薄膜磁気ヘッドの断面図であり、図6の
(d)に相当するものである。製造工程は、実施例2と
同様であり、ギャップ膜7、コイル8、絶縁膜9を形成
後、前記シールド膜2と飽和磁束密度の等しい磁性材を
用いた磁極膜12を形成し、エッチングにより所定の形
状にパターニングする。
【0050】例として、各磁性膜の飽和磁束密度と透磁
率の値は、シールド膜2が1.0Tと1000、シール
ド/磁極兼用膜11が1.3Tと300、磁極膜12が
1.0Tと1000である。また、寸法は、シールド膜
2の膜厚が2.0μm、シールド/磁極兼用膜11が
2.5μm、磁極膜12が3.5μmであり、シールド
膜2とシールド/磁極兼用膜11の間隔が0.6μm、
シールド/磁極兼用膜11と磁極膜12の間隔が0.6
μm、そして誘導型薄膜磁気ヘッドのギャップ深さが
1.0μmである。また、シールド膜2と磁極膜12を
構成する飽和磁束密度の低い磁性材料としてはNiFe
合金を用い、シールド/磁極兼用膜11を構成する飽和
磁束密度の高い磁性材料としてはCoNiFe合金を用
いることができる。
【0051】本実施例においても、前記シ−ルド/磁極
兼用膜11の形成後に磁極(磁極膜12)形成工程が一
回だけで済むので、再生トラック幅を決める磁気抵抗効
果膜4の形成から記録トラック幅を決める前記磁極膜1
2の形成までの工程数を低減でき、再生トラックと記録
トラックの高い合わせ精度の実現が可能となる。
【0052】また、本実施例によれば、作用2、3、
4、5、6の効果が実現できる。
【0053】(第4の実施例)図5に第1から第3の実
施例で示した複合型薄膜磁気ヘッドを搭載した磁気ディ
スク装置の構成概略図を示す。これは、ヘッド・ディス
クアッセンブリであり、情報を記録再生する該複合型薄
膜磁気ヘッドが搭載されたヘッドスライダ20、表面に
情報が記録される磁気媒体が形成された磁気ディスク2
1、複数の該磁気ディスクを同一軸に固定するハブ2
2、固定された該磁気ディスクを回転させるスピンドル
モータ23、前記ヘッドスライダ20が取り付けられ、
かつ前記磁気ディスク21とのスペースを安定に維持す
るためのバネ部材を備えるヘッドアッセンブリ24、該
バネ部材を含むヘッドアッセンブリ24を固定し、位置
決め機構に連結されるガイドアームからなるヘッドキャ
リッジ部25及びその制御機構26とから構成される。
【0054】本実施例によれば、例えばヘッド浮上量
0.1μm、媒体のHc1600Oe、トラック密度
2.5kTPI、線記録密度60kBPI、面記録密度
150Mbits/inch2で十分動作可能な磁気記
録装置を実現することが可能となる。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、複合型薄膜磁気ヘッド
において、記録用ヘッドの記録能力を向上すると共に再
生時の出力損失を抑制することができる。また、前記記
録用ヘッドと再生用ヘッドの素子形成時の合わせ精度を
向上できるため、高性能な複合型薄膜磁気ヘッドを具現
化できる。さらに、該複合型薄膜磁気ヘッドを搭載する
ことにより記録密度を大幅に向上した磁気記録装置を作
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施例を示す概略断面
図。
【図2】図2は、本発明の第2の実施例を示す概略断面
図。
【図3】図3は、本発明の第3の実施例を示す概略断面
図。
【図4】図4は本発明にかかる複合型薄膜磁気ヘッドを
搭載した磁気記録装置の一例を示す概略構成図。
【図5】図5は、複合型薄膜磁気ヘッドにおけるIND
ヘッドの磁極を飽和磁束密度の異なる2種類の磁性材で
形成し、INDヘッド先端から発生する磁界の強度とI
NDヘッドの磁極の厚みとの関係を示す図、また前記2
種類の磁性材から形成される磁極の厚みと光学的トラッ
ク幅(磁極の幅)の目標寸法に対するでき上がり寸法の
ずれを示す図。
【図6】図6は、複合型薄膜磁気ヘッドにおけるIND
ヘッドの2つ磁極を、飽和磁束密度の高い磁性材と飽和
磁極密度の低い磁性材を組み合わせて形成した場合にお
ける、磁極先端から発生する磁束の磁束密度分布と磁界
強度分布を示す図。
【図7】図7は、図6に示した各INDヘッドの先端か
ら発生する磁界の強度と最大磁界勾配の大きさを示す
図。
【図8】図8は、図6に示した磁極材料の異なる記録用
ヘッドにおける、記録にじみ量と記録周波数の関係を示
す図。
【図9】図9は、図6の(a)〜(d)に示した各IN
Dヘッドにおけるオーバーライト性能と起磁力の関係を
示す図。
【図10】図10は、INDヘッドとMRヘッドのギャ
ップ中心間隔とINDヘッドとMRヘッドの合わせ精度
(INDヘッドとMRヘッドの中心ずれ)の関係を示す
図。
【図11】図11は、ヨー角の変化に対する記録用ヘッ
ドと再生用ヘッドのトラック幅配分を示す図。
【図12】図12は、シールド/磁極兼用層の材料を変
えた場合(透磁率を変化)の再生波形の分解能への影響
を示す図。
【符号の説明】
1…基板、2…シールド膜 、3,5,9…絶縁膜 4
…磁気抵抗効果膜、6,11…シールド/磁極兼用膜、
7…ギャップ膜、8…コイル、10,12…磁極膜、2
0…複合型薄膜磁気ヘッド、21…磁気ディスク、22
…ハブ、23…スピンドルモータ、24…ヘッドアー
ム、25…キャリッジ、26…位置決め制御機構、30
…飽和磁束密度の低い磁極、31…飽和磁束密度の高い
磁極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 成重 真治 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内 (72)発明者 高木 政幸 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内 (72)発明者 小林 哲夫 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録用誘導型薄膜磁気ヘッドと再生用磁気
    抵抗効果型素子とが積層され、かつ磁気抵抗効果型素子
    を挟む二つの磁気シ−ルド層のうち、誘導型薄膜磁気ヘ
    ッド側に設けられた一方の磁気シ−ルド層を誘導型薄膜
    磁気ヘッドの一方の磁極膜と兼用する複合型薄膜磁気ヘ
    ッドにおいて、 誘導型薄膜磁気ヘッドの他方の磁極膜の飽和磁束密度と
    上記磁気シ−ルド/磁極兼用層の飽和磁束密度のうち、
    少なくとも一方の飽和磁束密度が、磁気抵抗効果素子を
    挟んで設けられている他方の磁気シールド層の飽和磁束
    密度よりも高いことを特徴とする複合型薄膜磁気ヘッ
    ド。
  2. 【請求項2】上記誘導型薄膜磁気ヘッドの他方の磁極膜
    と上記磁気シールド/磁極兼用層と上記磁気抵抗効果素
    子を挟んで設けられている他方の磁気シールド層とが、
    飽和磁束密度1.0T以上、透磁率300以上の磁性材
    料から構成されていることを特徴とする複合型薄膜磁気
    ヘッド。
JP4347794A 1994-03-15 1994-03-15 複合型薄膜磁気ヘッド Pending JPH07254120A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4347794A JPH07254120A (ja) 1994-03-15 1994-03-15 複合型薄膜磁気ヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4347794A JPH07254120A (ja) 1994-03-15 1994-03-15 複合型薄膜磁気ヘッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07254120A true JPH07254120A (ja) 1995-10-03

Family

ID=12664808

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4347794A Pending JPH07254120A (ja) 1994-03-15 1994-03-15 複合型薄膜磁気ヘッド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07254120A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5850325A (en) * 1996-04-02 1998-12-15 Tdk Corporation Magnetic head having a read element upper shield film and a write element lower magnetic film separated by a non-magnetic film having a thickness such that magnetic coupling is enduced therebetween
US6791794B2 (en) 2000-09-28 2004-09-14 Nec Corporation Magnetic head having an antistripping layer for preventing a magnetic layer from stripping

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5850325A (en) * 1996-04-02 1998-12-15 Tdk Corporation Magnetic head having a read element upper shield film and a write element lower magnetic film separated by a non-magnetic film having a thickness such that magnetic coupling is enduced therebetween
US7023659B2 (en) 1999-09-30 2006-04-04 Nec Corporation Magnetic head having an antistripping layer for preventing a magnetic layer from stripping
US6791794B2 (en) 2000-09-28 2004-09-14 Nec Corporation Magnetic head having an antistripping layer for preventing a magnetic layer from stripping

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6934128B2 (en) Magnetic head and magnetic disk drive
US8203803B2 (en) Magnetic recording head for perpendicular recording with wrap around shield, the fabrication process and magnetic disk storage apparatus mounting the magnetic head
US7718218B2 (en) Thin-film magnetic head, method of manufacturing the same, head Gimbal assembly, and hard disk drive
US7580222B2 (en) Thin-film magnetic head, a head gimbal assembly and hard disk drive
EP0881627A2 (en) Thin film magnetic head
KR100427731B1 (ko) 자기 헤드와 자기 기록 및 재생 시스템
US20060262453A1 (en) Magnetic recording head and magnetic disk storage apparatus mounting the magnetic head
JP2006244671A (ja) 磁気ヘッド及びその製造方法
US5296979A (en) Magnetic disc apparatus with thin film head suitable for high-density recording
JP3367877B2 (ja) 薄膜磁気ヘッド及びその製造方法
US6487042B2 (en) Thin-film magnetic head and magnetic storage apparatus using the same
JP3292148B2 (ja) 薄膜磁気ヘッド、その製造方法及び磁気記憶装置
JPH07254120A (ja) 複合型薄膜磁気ヘッド
JP2828673B2 (ja) 薄膜磁気ヘッド
JP2728455B2 (ja) 薄膜磁気ヘッドとそれを用いた磁気ディスク装置及び情報の記録再生方法
JPH07201002A (ja) 磁気記録再生装置
US5778514A (en) Method for forming a transducing head
JPH10283617A (ja) 垂直磁気記録用複合型ヘッド
JP3266589B2 (ja) 複合型磁気ヘッド
JP2002008209A (ja) 複合型薄膜磁気ヘッド
JP2958187B2 (ja) 磁気ディスク装置
JPH1131311A (ja) シールド型磁気抵抗効果薄膜磁気ヘッドおよびその製造方法
JPH11306513A (ja) 高密度記録再生ヘッド及び高トラック密度磁気記録再生装置
JP2002175606A (ja) 薄膜磁気ヘッド、その製造方法、および磁気ディスク装置
JPH07254114A (ja) 磁気ヘッド