JPH07254019A - フィールドプログラム可能なゲートアレイ・インプリメンテーションをマスクプログラム可能な論理セル・インプリメンテーションに変換するための方法と装置 - Google Patents

フィールドプログラム可能なゲートアレイ・インプリメンテーションをマスクプログラム可能な論理セル・インプリメンテーションに変換するための方法と装置

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JPH07254019A
JPH07254019A JP6319769A JP31976994A JPH07254019A JP H07254019 A JPH07254019 A JP H07254019A JP 6319769 A JP6319769 A JP 6319769A JP 31976994 A JP31976994 A JP 31976994A JP H07254019 A JPH07254019 A JP H07254019A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 FPGAインプリメンテーションをマスクプ
ログラム可能な論理セルインプリメンテーションに変換
する方法と装置を提供する。 【構成】 配列自在な論理ブロック、信号経路選択用ネ
ットワーク、並びにFPGAインプリメンテーションの
クロック分配ツリーが、マスクプログラム可能な論理セ
ル(MPLC)上に保持されている。MPLCインプリ
メンテーションのネットワークレベルにおいてMPLC
上の対応する構造の物理的な配置を制限することで、F
PGAインプリメンテーションの間に存在する相対的な
信号およびクロック遅延がMPLCインプリメンテーシ
ョン内に実質的に保持されて、FPGAとMPLCイン
プリメンテーション間の機能的な等価が確保される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は、一般的には、フィールドプロ
グラム可能な論理セル・インプリメンテーションをマス
クプログラム可能な論理セル・インプリメンテーション
に変換するための方法と装置に関するものである。より
詳しくは、フィールドプログラム可能なゲートアレイ
(FPGA)インプリメンテーションをマスクプログラ
ム可能なゲートアレイ(MPGA)インプリメンテーシ
ョンあるいはマスクプログラム可能な通常のセル(MP
SC)インプリメンテーションに変換するための改良さ
れた方法と装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】集積回路(IC)チップのような電子装
置は、例えば、製造、工業、科学、防衛、娯楽、および
教育などの人類試行の多様な分野において現在使用され
ている。実際的には、この装置の目的は、その端子(す
なわち、ピン)に供給される信号により種々の機能を実
行することにある。
【0003】設計の観点からは、各装置はそれが実行す
る機能、つまり、その入力信号に対する出力信号の対応
(すなわち、マッピング)により特徴付けられる。デジ
タル電子形式の装置の場合には、入力および出力信号は
分離した(すなわち、2進数)値あるいは変数に制約さ
れ、また装置のデジタル入力と出力信号の間に達成する
ことができるマッピング(すなわち、機能)の数は、装
置が達成する可能な状態および装置が変遷する状態遷移
の数により制限される。装置のデジタル入力と出力変数
との間に達成される種々のマッピングはブール代数を使
用して普遍的に説明され、またこれらのマッピングはし
ばしばブール関数として言及される。これらのブール関
数をなんらかの特定の「デジタル電子設計」のために物
理的に装置化しあるいは実現する際の態様は、基本的な
ブール関数を達成することができる、より単純な構成要
素(論理ゲートのような)を必須的に含む。結果として
得られた論理回路は、典型的には、従来の代数単純化方
法、カルノー図、真理値表などを使用して単純化され
る。このようにして、特別な方法で多くのこの種の論理
ゲートの入力と出力を結合および相互接続することで、
あらゆる特定のデジタル論理設計が物理的に実現され
る。
【0004】一般的には、特定のデジタル論理設計を具
現化するために使用される基礎技術においては、そのデ
ジタル論理設計の入力−出力関数を実現するための結合
と相互連結のために利用可能な論理ゲートの型を決定し
ている。よって、理論的には、ブール表現の特別な組に
より特徴付けされる特定のデジタル論理設計を具現化す
るための方法は無限にある。そして、当然のことなが
ら、最終目的は、最小数の論理ゲートを使用して設計の
機能を実現するインプリメンテーションを見出だすこと
である。
【0005】特定のデジタル論理設計を完成したなら、
利用可能な技術を使用してデジタル論理設計を物理的に
具現化することが必要となる。最近では、フィールドプ
ログラム可能なゲートアレイ(FPGA)装置が低リス
クの原型作りおよび少量生産用途において人気がある。
【0006】構造的には、各フィールドプログラム可能
なゲートアレイ装置は、チップパッケージ内に含まれた
シリコン基板上で実現された多数の基本構成要素、つま
り、チップパッケージ上のピン、基本的論理動作を達成
するための配列自在な論理ブロック(CLB)、特定の
CLBsにチップパッケージ上のピンをインターフェー
スするための入力/出力インターフェースブロック(I
OB)、並びにCLBsおよびIOBsの中から信号経
路選択機能を達成するためのプログラム可能な相互接続
切換用ゲート有している。
【0007】典型的には、各CLBおよびIOBは、入
力と出力との間で規定された所望の論理機能を実現する
ために選択的に配列することができる、結合的および逐
次的な論理を有している。各CLBおよびIOBはま
た、具現化されるべき特定の論理機能を選択するために
機能する配列プログラムを記憶するためのランダムアク
セスメモリ(RAM)に関連している。同様に、各切換
用ゲートはまた、CLBsおよびIOBsの入力および
出力ポートの内から信号経路選択を行うするために機能
するデジタルコードを記憶するためのランダムアクセス
メモリに関連している。相互接続切換用ゲートの働き
は、それらの切換用ゲートのランダムアクセスメモリ内
に記憶されたデジタルコードによって決定される、CL
BsおよびIOBsの中から信号の経路選択の制御を容
易にすることにある。FPGA装置を使用した特定のデ
ジタル論理設計を物理的に具現化する(つまり、実現す
る)ために、FPGA装置のシリコン基板上の各利用さ
れたCLB、IOB、並びに切換用ゲートを適切なデジ
タルコードとしてRAM内にプログラムすることが必要
となる。
【0008】従来のFPGA装置を使用して、デジタル
論理設計がどのように具現化されるのかをより詳細に説
明することは、この理解の補助となる。
【0009】図1AのブロックAで例示したように、F
PGAインプリメンテーション方法における第1のステ
ップには、例えば、当業界においては良く知られている
論理合成あるいは図式捕獲技術を使用してデジタル論理
設計を生成することを含むものである。このステップ
は、デジタル論理設計をすべて表すブール論理表現の組
を供給する。
【0010】図1AにおいてブロックBにより示したよ
うに、当該方法の第2のステップは、コンピュータを使
用してFPGAインプリメンテーションのハードウェア
記述を生成することである。この副処理では、開発プロ
グラムを実行しているコンピュータにより解釈される高
レベルのハードウェア記述言語を使用することを必要と
する。Xilinx2000および300シリーズFP
GA装置のためには、FPGAインプリメンテーション
はXilinx Netlist ファイルフォーマッ
ト(XNF)により示されている。一纏めにして考え
て、FPGAインプリメンテーション内の構成要素を述
べた記述的な命令文は、元の「ネットリスト」と称され
る。ここで、元のネットリストにおける各CLBおよび
IOB記述は、各CLB(すなわち、サブネットワー
ク)内の論理を特定する論理モデル記述を有していな
い。XNFハードウェア記述言語の構文および論理節ア
レイ(LCA)ライブラリに関しては、本明細書にその
全てが参考として取り入れられる、カリフォルニア州、
サンホセのキシリンクス インコーポレーテッド(Xi
linx,Inc.)による「LCA キシリンク ネ
ットリスト スペシフィケーション.バージョン 2.
00−1/26/89(LCA Xilink Net
list Specificaton、Version
2.00−1/26/89)」(69頁)に、より詳
細に記載されている。
【0011】図1AのブロックCにおいて示したよう
に、当該方法の第3のステップは、デジタル論理設計内
の論理のグループを、FPGA装置内のCLBsにマッ
プするために、元のXNFネットリストおよびキシリン
ク(Xilink)からの「xnfmap」プログラム
を使用することを含んでいる。このステップにより各C
LBおよび各IOBのための論理セルアレイ(LCA)
記述が生成される。キシリンクス(Xilinx)から
の「map2lca」プログラムが次いで、64CLB
記述、60IOB記述、信号ピン出力記述、およびクロ
ックドライバ記述までを含む、LCA記述を生成するた
めに使用される。
【0012】図1AのブロックDに示したように、当該
方法の第4のステップは、LCA記述を、CLBおよび
IOB配置仕様、並びにFPGAインプリメンテーショ
ンのための信号経路選択情報を含んでいる最終的なFP
GAネットリストに翻訳するために、キシリンクス(X
ilinx)からの「lca2xnf」プログラムを使
用することを含むものである。例示的なFPGAネット
リスト内のCLB記述を実現するためのXNF命令文の
組を図2に示した。
【0013】その後、図1BにおいてブロックEで示し
たように、コンピュータシステム2は、CLB、IOB
およびFPGA装置に乗る信号経路選択構成要素のラン
ダムアクセスメモリのための「配列プログラム」(すな
わち、デジタルコード)を発生するために、採取的なF
PGA XNFネットリストを使用してキシリンクス
(Xilinx)からの「メイクビッツ(makebi
ts)」プログラムを実行する。本質的には、CLB
s、IOBsおよび相互接続切換器は、これらのプログ
ラムによって制御される。これらのプログラムは、外部
メモリに記憶される。電源投入または命令により、これ
らのデジタルコードは、FPGA装置のプログラミング
を仕上げてデジタル論理設計を物理的に実現するため
に、ブロックFに示したように、それぞれのRAM要素
内にロードされる。
【0014】ここで、FPGAには特長と欠点の両方が
ある。例えば、プログラムされたFPGAテスト装置を
ベクトルを使用して試験した後においては、元のデジタ
ル論理設計を変更し、次いで装置を再プログラムするこ
とは容易で安価である。しかしながら、典型的なFPG
Aインプリメンテーションは、原型作りおよび少量生産
には適しているものの、部品コストが高く、大量生産の
ためには高くなりすぎてしまう。よって、あるスレショ
ルドを越えた特定のデジタル論理設計の要求がある場合
には、経済的な観点から、異なる、より経済的に適した
技術が、当該デジタル論理設計をうまく具現化するため
に使用することが好ましい。
【0015】マスクプログラム可能なゲートアレイ(M
PGA)装置のような、他のデジタル技術におけるFP
GAインプリメンテーションの機能を具現化するプロセ
スは、一般的には「移行」あるいは「インプリメンテー
ション変換」を称され、最近ではかなり注目されてい
る。通常は、変換プロセスは、FPGA装置内の論理要
素(フリップフロップのような)および入力/出力(I
/O)パッドの、MPGA装置内の対応構造へのマッピ
ング、および次いでMPGAライブラリ内の利用可能な
論理要素を使用して論理要素を再統合を必要とする。し
かしながら、変換プロセスを実行する際に、元のFPG
Aインプリメンテーションのデザイナーが、当該FPG
Aインプリメンテーションの、マスクプログラム可能な
ゲートアレイ(MPGA)あるいはマスクプログラム可
能な通常のセル(MPSC)技術のような、他の技術へ
の変換(つまり、移行)における補助をできない場合が
しばしばある。
【0016】FPGAからMPGAへのインプリメンテ
ーション変換の必要に対応して、種々の半自動化された
変換プロセスが開発されており、これらは現在は商業的
な実施において使用されている。図3に、FPGAイン
プリメンテーションからMPGAインプリメンテーショ
ンに変換するための従来技術の方法を示した。ブロック
Aに示したように、この方法の第1のステップは、FP
GAインプリメンテーションの記述(図1のプロセスに
より生成された)をFPGAインプリメンテーションの
「flat(フラット)」XNF記述に変換することを
含んでいる。このステップの目的は、FPGAネットリ
スト内のCLBボックスにより賦課されたFPGAイン
プリメンテーション上の全てのネットワークレベルでの
制約を解除することにある。結果として得られる「fl
at(フラット)」ネットリスト記述においては、ゲー
トレベルでの論理仕様だけが存在している。このフラッ
トな記述により、FPGAインプリメンテーションにお
いてCLB内部で一度制限された論理ゲートは、他の論
理ゲートに自由に再グループ化することができ、次いで
MPGA基板上に再配置される。これらの論理ゲートの
実際の再グループ化および再配置は、変換において使用
される目標技術により決定されるインプリメンテーショ
ン案に従って決定される。
【0017】図3のブロックBに示したように、当該方
法の第2のステップは、フラットなFPGネットリスト
を続くインプリメンテーションのための所望のMPGA
ネットリストに変換することを含んでいる。次いで、ブ
ロックCに示したように、当該方法はMPGA形状デー
タベースを発生するために、MPGAネットリストおよ
びMPGAライブラリを使用することを含んでいる。こ
こで、この形状データベースは、MPGA基板上に複合
メタライズパターンを形成するために必要とされる、多
数の「処理用マスク」を作るのに必要な位置および経路
選択情報を有している。また、装置を最終的にプログラ
ムし、またMPGAインプリメンテーションを実現する
複合メタライズパターンは、FPGAインプリメンテー
ションおよび元のデジタル論理設計と機能的に同等であ
る。次いで、ブロックDにおいて、MPGA形状データ
ベースが処理用マスクを作るために使用される。ブロッ
クEで示した最後のステップは、MPGA基板の相互接
続レベルにメタライズパターンを物理的に付着させてM
PGAインプリメンテーションを実現するために、作ら
れた処理用マスクを使用することを含んでいる。
【0018】ところで、上記したFPGAインプリメン
テーションからMPGAインプリメンテーションに変換
する方法は有用であるものの、これは、1992年6月
4日発行のエレクトロニックデザインニュース(Ele
ctronic Design News)の第107
−116頁にあるチャールズ エッチ.スモール(Ch
arles H.Small)著の「FPGA変換」、
1992年4月27日発行のエレクトロニック エンジ
ニアリング タイムス(ElectronicEngi
neering Times)の第46および46頁に
あるリチャード ゴーリング(Richard Goe
ring)著の「FPGA−ASICへの移行計画」、
1992年8月発行の「AT&T AIC Appli
cation Note:ソフト経路の移行:フィール
ドプログラム可能なゲートアレイからゲートアレイまた
は通常のセルへ」、などに詳細に記載されたような多く
の重大な問題を有している。
【0019】これらの問題の最も一般的な諸説は、上記
の「FPGA変換」の文献に示されている。最初の問題
は、FPGA装置内の各結合的な論理ブロックが、実質
的に一定で且つそれによりエミュレートされる特別な機
能に独立した、その固有の時間遅延に関連している。第
2の問題は、FPGA装置における信号経路選択動作を
達成するために必要とされる、プログラム可能な相互接
続点および切換用ゲートが、装置内で具現化された論理
機能をしばしば変化あるいは変更させてしまう実質的な
信号遅延を引き起こすことに関連している。
【0020】FPGA内に所望の論理機能を具現化した
場合、上記の問題は、FPGAインプリメンテーション
内でのこれらの信号遅延をモデル化(すなわち、FPG
Aネットワーク内での時間遅延ブロックの導入)するこ
とで、容易に取り扱える。ここで、これらの時間遅延
は、ネットリスト中に記載された種々の要素を実現する
ために使用される命令文により明示的に表現される。
【0021】しかしながら、従来の方式を使用してFP
GAからMPGAインプリメンテーション変換を達成す
る場合、図4に図式的に例示したように、FPGA基板
からMPGA基板上にはCLB論理の予測できない空間
的なマッピングが存在する。この結果、上記した時間遅
延問題を解決することは可能なことではなく、実際に
は、技術変換プロセスの間に他のタイミングに関する問
題がしばしば生じてしまう。
【0022】よって、当該分野においては、従来技術の
システムおよび処理に関連した問題を克服しつつ、FP
GAインプリメンテーションを、MPGAインプリメン
テーションあるいはMPSCインプリメンテーションの
ようなマスクプログラム可能な論理セルインプリメンテ
ーションに変換するための方法と装置を提供する必要性
が高い。
【0023】したがって、本発明の主要な目的は、従来
技術のシステムおよび処理に関連した問題を克服しつ
つ、FPGAインプリメンテーションを、MPGAイン
プリメンテーションあるいはMPSCインプリメンテー
ションのようなマスクプログラム可能な論理セルインプ
リメンテーションに変換するための方法と装置を提供す
ることにある。
【0024】本発明の他の目的は、配列自在な論理ブロ
ックの相対的な物理的配置、ネットワークレベルの信号
経路、並びにFPGAインプリメンテーションのクロッ
ク分配ツリーが、変換処理が完了した後において、マス
クプログラム可能な論理セル(MPLC)基板上で保存
されるような、変換方法とシステムを提供することにあ
る。MPLCインプリメンテーションのネットワークレ
ベルにおいてMPLC基板上で対応する構造の物理的配
置を束縛することで、FPGAインプリメンテーション
の間に存在する相対的な信号およびクロック遅延がMP
LCインプリメンテーション内に保持され、これにより
FPGAおよびMPLCインプリメンテーションの間の
機能的な等価が確立される。
【0025】本発明のさらに別の目的は、論理再合成を
提供するために適切にプログラムされたコンピュータを
基礎とするワークステーションの形態で、そのようなシ
ステム、および本発明の方法を実行するのに必要な配置
および経路選択ツールを提供することにある。本発明の
さらに他の目的は、本発明の方法にしたがって製造し
た、半導体チップ上に超大規模集積(VLSI)回路を
提供することにある。本発明のこれらおよび他の目的
は、以下の記載および特許請求の範囲を参照して自明と
なるものである。
【0026】
【発明の詳細な記述】本発明の目的のより完全な理解の
ために、本発明の実施例を添付図面と関連させて詳細に
説明する。
【0027】本発明の方法と機構を、図5から図14を
参照して、詳細に説明する。一般的には、本発明の方法
は、例えば、MPGAあるいはMPSCインプリメンテ
ーションのような、あらゆる所望のMPLCインプリメ
ンテーションをFPGAインプリメンテーションに変換
する際に使用することができる。例示だけの目的で、本
発明の方法と機構は、Xilinx 2000シリーズ
のFPGA装置、Xilinx 3000シリーズのF
PGA装置、あるいはAT&TシリーズのFPGA装置
のいずれかにもともと具現化された例示的なデジタル論
理設計に関連して説明する。本発明の第1の例示的な実
施例では、本発明の方法は、FPGAインプリメンテー
ションを、AT&TシリーズATT656MPGAライ
ブラリを利用して実現される、機能的に同様なMPGA
インプリメンテーションに変換する際に使用される。本
発明の第2の例示的な実施例では、本発明の方法は、F
PGAインプリメンテーションを、AT&TシリーズH
S900Cライブラリを利用して実現される、機能的に
同様なMPSCインプリメンテーションに変換する際に
使用される。ここで、しかしながら、本発明の方法と機
構は、異なるタイプのFPGAとMPLCを基礎とする
装置を使用して実施することもできる。
【0028】図5に例示したように、本発明の機構1
は、多数の集合されたサブシステム、つまり、コンピュ
ータワークステーション2、光蝕刻マスク生成システム
3、並びにメタライズ層蒸着システム5から構成され
る。特に、ワークステーション2の主要な機能は、論理
合成と再合成、構成要素配置と経路選択、並びに後述す
る他の機能を達成することである。システム3の機能
は、光蝕刻マスクワーク4を作製することである。シス
テム5の主要な機能は、これらの作製されたマスクを、
「MPGA基板」(およびMPSC基板)7上にメタラ
イズパターン6を形成するために使用することである。
【0029】以下に使用するように、各「MPGA基
板」は「メタライズ段階」までに前処理されている。こ
の材料処理段階では、各論理のロケーションは予め規定
されており、また必要なことはMPGA装置をプログラ
ムしてこの基板上に(i)信号経路選択目的のための電
気的な相互接続、並びに(ii)A−CLSとG−CL
K分配ツリー並びに全体的なリセット分配ツリーのため
のクロックライン、を形成することである。従来のメタ
ライズプロセスを用いてこれらの構造を形成するため
に、これらの電気的な相互接続の物理的寸法(すなわ
ち、領域)およびロケーション、並びにMPGA基板の
表面のクロックラインの物理的寸法およびロケーション
を、最初に決定することが必要となる。後述するよう
に、この必要な情報は、変換プロセスの完了により最終
的に生成される。
【0030】図5に示したように、ワークステーション
2は多数の集合されたシステム構成要素、つまり、1つ
またはそれより多い中央処理ユニット10(例えば、マ
イクロプロセッサ)、オペレーティングシステムプログ
ラム、並びに本発明の種々の開発および変換プログラム
(つまり、ツール)を記憶するためのプログラムメモリ
装置11、設計おおび変換処理の間に種々のデータ構造
を記憶するためのランダムアクセスデータ記憶メモリ
(RAM)12、LCA(つまり、PFGA)ライブラ
リ、MPGAライブラリ、およびMPGA形状データベ
ースの構成要素に関する情報を記憶するためのデータ記
憶メモリ13、視覚ディスプレイスクリーンまたは面を
備えた視覚ディスプレイユニット14、ポインティング
および選択装置(例えば、マウスあるいはトラックボー
ル)16、並びにマスク発生機3およびメタライズ蒸着
機5とインターフェースするための1つまたはそれより
多いシステムインターフェース17、などを有してい
る。図示したように、システムの各構成要素は、当業界
において公知の方法で1つまたはそれより多いシステム
バス18を介してプロセッサ10と動作的に関連してい
る。好適な実施例においては、オペレーティングシステ
ムはUnix(登録商標)X−Windowsであり、
少なくとも2つの入力/出力ウインド、ポインティング
および選択装置16、並びにマルチタスク動作をプロセ
ッサがサポートするのを許容している。ここで、しかし
ながら、許容できる結果を有する他の適当なオペレーテ
ィングシステムプログラムも使用できる。
【0031】図6Aに示したように、例示した実施例の
FPGA装置20は、シリコン基板上に形成されたCL
BSのアレイを含んでいる。FPGA装置のチップパッ
ケージ上のピンと選択されたCLBsの入力および出力
ポートとの間の相互接続を提供するため、IOBsのリ
ングがFPGA基板上のCLBアレイの回りに形成され
ている。例示した実施例では、各CLBは、RAMをC
LBに関連して単にプログラムすることで、必要に応じ
て選択的に配列自在である、結合的および逐次的な論理
の双方を有している。同様に、各IOBは、RAMをI
OBに関連して単にプログラムすることで、必要に応じ
て選択的に配列自在である、結合的および逐次的な論理
の双方を有している。
【0032】図7に、例示した実施例のFPGA装置の
ための論理セルマップを示した。例示したように、各C
LBは、列と欄のアドレス、例えば図示したようにA
A、BD等により特定される、シリコン基板上の特別な
ロケーションが割り当てられている。同様に、IOBの
各ロケーションは、ピン番号、例えばP21により特定
される周辺アドレスにより同定される。
【0033】図9に、メタライズ段階まで前処理された
MPGA基板の面内に埋め込まれたデカルト(x−y)
座標システムを示した。図示したように、各論理セル
(論理ゲート)の物理的ロケーションは、xおよびyの
値の範囲により特定される。典型的には、FPGAイン
プリメンテーション内の特定のCLBにより実行される
等価の論理機能を実現するために、MPGA基板上の多
くの論理ゲートを相互接続する必要がある。MPGAイ
ンプリメンテーションにおいては、この論理のブロック
は、FPGAインプリメンテーション内のその対応する
CLBが有しているのに対して、ハードまたは物理的に
規定された境界を有しておらず、このため、その仮想的
キャラクタを示すために以後および請求の範囲において
はこれを「ソフトCLB」と称する。本発明によれば、
ネットワーク(すなわち、相互接続)レベルはMPGA
インプリメンテーションのために規定され、FPGAイ
ンプリメンテーションの場合には存在する物理的な境界
がMPGAインプリメンテーションのネットワークレベ
ルにおいては存在しないが、各ソフトCLBがネットワ
ーク(あるいは相互接続)レベルにおいて予め規定され
た入力と出力ポートを有している。本発明の目的を実施
するために、これらの入力および出力ポートは、図11
Cに示したように、MPGAネットリスト内のソフトC
LB接続性記述内に特定されている。
【0034】同様に、MPGAインプリメンテーション
においては、FPGAインプリメンテーション内のその
対応するIOBが有しているのに対して、IOBのため
の等価構成はハードあるいは物理的に規定された境界を
有していない。このため、MPGAインプリメンテーシ
ョン内のIOBのための等価構成は、その仮想的キャラ
クタを示すために、これを以後および請求の範囲におい
ては「ソフトIOB」と称する。よって、FPGAイン
プリメンテーションのネットリスト内の各IOBのため
に、「ソフトIOB」がMPGAネットリスト内に規定
される。多くのインプリメンテーションにおいては、ソ
フトIOBは、I/Oパッドにより、および時には単純
な論理レベルドライバとともに実現される。また、連結
性および/または逐次的な論理機能は多くの用途でしば
しば必要とされ、これらの機能は多くのMPGAライブ
ラリにおいて利用可能である。MPGAインプリメンテ
ーションのネットワークまたは相互結合レベルにおい
て、本発明の方法を実施する目的で、各ソフトIOBは
入力および出力ポートを予め規定する。これらの入力お
よび出力ポートは、図11Dに示したように、MPGA
内のソフトIOB接続性記述内に特定される。
【0035】図13Aと13Bを参照して、本発明の変
換方法をより詳しく説明する。図13AのブロックAに
示したように、本方法の第1のステップは、変換される
べきFPGAインプリメンテーションのための最終的な
FPGA(XNF)ネットリストを生成するために、図
1のAからDの現在のステップを実行することである。
ここで、結果的に得られたFPGAインプリメンテーシ
ョンのためのネット記述は、FPGA装置のシリコン基
板上の結合的な論理ブロック(CLB)の物理的な配置
に関する階層情報を含んでいる。変換処理のこの段階か
ら生成された例示的なFPGAネットリストを図式的に
図10に示した。
【0036】図10に示したように、FPGAネットリ
ストは、多数の構成要素記述、つまりファイルまたは回
路名、FPGAインプリメンテーション内に使用される
各CLBのためのCLB記述、FPGAインプリメンテ
ーション内に使用されるこのようなIOBのためのIO
B情報、FPGAインプリメンテーションに使用される
クロックのためのクロックドライバ記述、並びにチップ
パッケージ上のピンのための信号ピン出力記述、などを
含んでいる。
【0037】一般的には、各CLB記述は多数の情報項
目、つまりCLB名、信号名の項目で表現されたCLB
I/Oポート記述(例えば、IBLANE)、図7に示
された論理セルアレイロケーションの項目を表現したC
LBロケーション記述(例えば、AA)、並びにCLB
を実現するために使用されるFPGAライブラリ要素を
記述したCLB論理モデル記述、などを含んでいる。こ
こで、各入力ポートの各CLBへの記述は、CLBの入
力ポートとCLBに供給される信号の源との間の信号遅
延部に関する信号経路選択遅延情報を含む信号時間遅延
フィールドを有している。この信号経路選択遅延情報
は、典型的には、当業分野においては良く知られてお
り、当業界で良く知られている方法で行われる、回路設
計シュミレーション、コンピュータを基礎とする「レイ
アウト」ツールにより生成される。
【0038】同様に、各IOB記述は多数の情報項目、
つまりIOB名、ピン番号の項目で表現された基板上の
IOBロケーション、信号名の項目で表現されたIOB
I/Oポート記述(例えばIBLANE_1)、並びに
FPGAライブラリ要素の項目で表現されたIOB論理
モデル記述、などを含んでいる。FPGAインプリメン
テーションのネットワークレベルにおいて、論理の各個
々のグループはそのCLB名(例えば、IRELAY_
1)により規定され、またFPGA XNFネットリス
ト内にリストされたXNF命令文の組により記述され
る。ここで、出力ドライバとして配列された各IOBの
各入力ポートの記述は、IOBおよびIOBに供給され
る信号の源との間の信号経路選択部分に関する信号経路
選択遅延情報を含んだ、信号時間遅延フィールドを含ん
でいる。この信号経路選択遅延情報は、コンピュータを
基礎とする上記した「レイアウトツール」により同様に
生成され、また回路設計シュミレーションの間に同様に
使用される。AT&T3020シリーズでは、FPGA
装置は64論理セル、64CLB記述までを含む階層F
PGA XNFネットリスト、60IOB記述、クロッ
クドライバ記述、並びに信号ピン出力記述を有する。図
示は省略したが、XNF命令文の組が、図10に示され
たFPGAネットリスト内に特定された記述的な要素を
それぞれ実現するために使用される。このような記述の
ためのXNFフォーマットは、図8BのCLB記述内に
例示した。
【0039】図13AのブロックBに示したように、本
方法の次のステップは、FPGAネットリスト記述内の
そのCLB名により規定された(すなわち、FPGAイ
ンプリメンテーション内のCLB内に制限された)各個
々の論理のグループに対して局部的に「論理再合成」を
実行することである。従来のどんな論理合成技術でも使
用することができる。このステップは、図10に図式的
に例示したように、FPGA XNFネットリストをM
PGA LSLネットリストに翻訳することから開始さ
れる。AT&Tシリーズ3020FPGA装置(64論
理セルを有する)を使用したFPGAインプリメンテー
ションのために、この変換処理のステップは、FPGA
ネットリストのために選択されたファイル名の名に対応
するファイルまたは回路名、FPGAインプリメンテー
ション内に利用される各CLBのためのソフトCLB記
述、FPGAインプリメンテーション内に利用される各
IOBのためのソフトIOB記述、上記したソフトCL
B接続性記述、並びに上記したソフトIOB接続性記述
などの、多くの要素記述を含む「階層的な」MPGAネ
ットリストを生成する。ここで、図10のネットリスト
内に示されたA−CLK信号分配ツリー記述、G−CL
K信号分配ツリー記述、並びに全体的なリセット信号分
配ツリー記述は、この変換処理のプロセスの間には生成
されないが、むしろ以下のステップCの間にネットリス
トに手作業で追加しなければならない。
【0040】図10に示したように、ソフトCLB記述
は多くの情報項目、つまり、その入力および出力ポート
を記述したソフトCLBI/Oポート記述、FPGAイ
ンプリメンテーション内の対応するCLBのロケーショ
ンと同じソフトCLB名、並びに対応するCLBのサブ
ネットワークを含む再合成された論理構成要素を特定す
るための、各ソフトCLBのための論理記述モデル、な
どを含んでいる。MPGAソフトCLBネットリスト内
の接続性記述はネットワーク内のソフトCBaのリスト
およびMPGAインプリメンテーションのネットワーク
レベルにおけるその入力と出力の相互接続のための仕様
を含んでいる。ここで、これらのポート相互接続は、信
号名(例えば、図11Cに例示したようにX00228
X)の項目で表現される。同様に、MPGAネットリス
ト中のソフトIOB接続性記述は、ネットワーク内のソ
フトIOBsのリストおよびMPGAインプリメンテー
ションのネットワークレベルにおけるその入力および出
力ポートの相互接続のための使用を含んでいる。これら
のポート相互接続は、図11Dに例示した信号の項目に
よっても表現される。生成されたMPGAネットリスト
中のこれらの記述のそれぞれを実現するために使用され
る論理シュミレーション言語(LSL)命令文の組は、
図11Aから11Dに述べた。
【0041】図12においてCLBのためのグラフ的に
例示した論理再合成ステップの間に、FPGAネットリ
ストの同様なXNF内のCLBのロケーションを特定す
るために使用されるコードは、MPGAネットリスト内
でその対応するソフトCLBのソフトCLB名を特定す
るために使用される。この同じコードは、(i)PFG
Aネットリスト内の特定のCLB(つまり、サブネット
ワーク)内に含まれる論理と、並びに(ii)MPGA
ネットリスト内の対応するソフトCLB内に含まれる再
合成された論理とを符号させるために、使用される。本
発明の方法はMPGA内の対応する論理のブロックが正
しく同定され、且つ、「配列と経路選択」ステップの間
に物理的に同じ相対的なロケーションに配置されること
を保証している。図10に示したように、特定のCLB
のためのCLB論理モデル記述は、MPGA基板上のソ
フトCLBに対応する論理を再合成するために使用され
る。
【0042】図13AのブロックCで示したように、本
発明の第3のステップは、本発明に従ってMPGAイン
プリメンテーションを実行するために必要となる特定の
構造に関連した4つの追加の情報の項目を特定する(す
なわち、リスト)するために、上記したステップBの間
に生成された階層的なMPGAネットリストを変更する
ことを含む。図10のネットリストに例示したように、
これらの追加の変更はA−CLK信号分配ツリー、G−
CLK信号分配ツリー、全体的なリセット信号分配ツリ
ー、並びにMPGA基体上で形成されるCLBクロック
ロードが同定される。
【0043】MPGAネットリストに追加されるべき情
報性事項は、A−CLK信号分配ツリーNOための、L
SLネットリスト記述である。図11Eに示されたA−
CLK信号分配ツリー記述を実現するためのLSL命令
文中に例示したように、A−CLK信号分配ツリーの各
欄ラインは、MPGAライブラリ内の利用可能な要素
(例えばF102)から合成されたクロックドライバを
有している。例示的な実施例においては、ツリーは10
欄を有し、よってA−CLS信号分配ツリーのLSLス
テートメントにより特性された10クロックドライバを
有する。
【0044】MPGAネットリストに追加される第2の
情報性の事項は、MPGA基板上でG−CLK信号分配
ツリーを実現するための、ネットリスト記述である。図
11Fに例示したように、G−CLK信号分配ツリーの
各欄線はMPGAライブラリ内の利用可能な要素(例え
ばF102)から合成されたクロックドライバを有して
いる。例示した実施例においては、ツリーは10欄を有
し、よってクロックドライバがG−CLK信号分配ツリ
ーのLSL命令文内に合成されている。
【0045】MPGAネットリストに追加される第3の
情報項目は、MPGA基板上に形成される全体的なリセ
ット信号分配のためのLSLネットリスト記述である。
図11Gに例示したように、全体的なリセット信号分配
ツリー内の各欄は、MPGAライブラリ内の利用可能な
要素(例えば、F102)から合成されたクロックドラ
イバを有している。例示した実施例では、このツリーは
10欄を有し、よって全体的な信号分配ツリーのための
LSL命令文内には10ドライバが合成される。
【0046】MPGAネットリストに追加される第4の
情報項目は、FPGAネットリスト内では特定されてい
ない各CLBのための、MPGA基板上に形成されるC
LBクロックロードのためのLSL記述である。図11
Hに例示したように、これらソフトCLBロードは入力
および出力ポート、並びにMPGAインプリメンテーシ
ョンのネットワーク(つまり、相互接続)レベルにおけ
るソフトCLBsのポートとA−CLKおよび/または
G−CLK信号分配ツリーのいずれかのラインとの間の
相互接続を特定するサブ値とワーク記述を有する。っか
うソフトCLB内の各入力ポートは、クロック信号経路
選択ネットワーク内に、FPGAインプリメンテーショ
ン内の関連したクロックドライバ内に存在する(つまり
「により検出される」)インピーダンスに実質的に等し
いインピーダンス(つまり、ロード(負荷))を導入す
る。典型的には、各CLBロードは、当業分野において
は良く知られている「分配された」タイプのキャパシタ
ンスおよび/またはレジスタンス規準の用語により特定
される。以下により詳細に説明するように、このような
インピーダンス規準を導入する目的は、FPGAインプ
リメンテーション内のクロック信号ドライバにより検出
されるインピーダンスがMPGAインプリメンテーショ
ン内のクロック信号ドライバにより検出されるインピー
ダンス規準と実質的に同じであることを確保することに
あり、これにより、インプリメンテーション間のクロッ
ク信号のスキュー(および、論理機能)が保持される。
ここで、各CLBロードはMPGAインプリメンテーシ
ョン内のクロック信号経路選択用ネットワーク内に所望
のロードを導入する一方、MPGAインプリメンテーシ
ョン内のそれらの対応するCLBがFPGA装置内に形
成された(I/O)信号KEIRO決定用ネットワーク
に接続されていないために、CLBロードは、しかしな
がら、MPGAインプリメンテーションの相互接続レベ
ルにおいて実現される(I/O)信号経路選択用ネット
ワークを通過する(I/O)信号に対してなんらかの負
荷効果を与えない。
【0047】本方法における上記の4つのサブステップ
の結果として、MPGAインプリメンテーションのため
の、変更された階層的なMPGAネットリストが得られ
る。ここで、結果的に得られたMPGAネットリスト
は、MPGAライブラリ要素の物理的な配置、あるいは
A−CLK、G−CLK、並びにMPGAネットリスト
に記載された全体的な信号分配ツリーに関する情報を含
んでいない。
【0048】図13BのブロックDに示したように、本
発明の方法の次のステップは、計上データベースを発生
するために、上記で生成された変更された階層的なMP
GAネットリストおよびMPGAライブラリを使用する
ことを含むものである。この形状データベースの機能
は、MPGA基板上において、論理ゲート、クロックド
ライバ、クロックライン、並びに図10の変更されたM
PGA内に記述されたソフトCLBロードを含む全ての
ライブラリ要素が物理的に実現されるかを特定すること
にある。一般的には、この配置と経路選択情報を発生さ
せるための処理は、図9に示されたMPGA基板上のそ
れぞれのこのような要素の正確な物理的な配置を計算す
るために、(i)変更されたMPGAネットリストの特
別な要素の記述内に特定された情報、および(ii)M
PGAライブラリ内に特定されたこれら特別な要素に関
する形状情報を使用する「場所および経路」プログラム
により実行される。
【0049】変更されたMPGAネットリスト内に記載
された各ソフトCLBおよびCLBクロックロードのた
めに、場所および経路プログラムは、ソフトCLB内に
再結合さえた接続性および/または逐次的な論理を実現
するために、メタライズパターンにより論理ゲートが相
互連結されるMPGA基板上の特定の面積(つまり、領
域)を特定するxおよびy座標の範囲(例えば形状のデ
ータ)を生成する。この座標データの組が計算されるこ
とによる処理は、FPGA基板の指標である列、欄をM
PGA基板上の空間的に対応するx、y座標の組にマッ
プするために、CLBのCLBロケーション(例えば、
AA)およびオフセットパラメータを採用している。こ
のような1対1の座標変換を図12に図示的に例示し、
これは各ソフトCLBが、そのFPGA基板上の対応す
るCLBのように、MPGA基板上の基板上の比較的に
同じロケーションに配置されることを確保できるという
特長がある。このマッピング状態は、MPGAインプリ
メンテーション内で発生する同じクロック信号スキュー
が、FPGAインプリメンテーション内で発生するもの
と比較的に同じであることを保証するものであり、これ
により、MPGAインプリメンテーションのネットワー
クレベルにおける再同期化された論理と機能的に等価で
あることが確保される。MPGAネットリストのソフト
CLB接続性記述内に記載された各ソフトIOBのため
に、プログラムは、MPGAインプリメンテーションの
ネットワークレベルにおける入力とと出力ポートの間の
金属性の相互接続の物理的な配置を規定するxおよびy
座標の範囲を発生する。この座標データの組が計算され
る手順は、FPGA基板の周囲上のピン番号をMPG基
板の周囲上のx、y座標の空間的に対応する組にマップ
するために、IOBのIOBロケーション(例えば、ピ
ン番号P21)およびオフセットパラメータを採用して
いる。これは、図12に図式的に例示した1対の座標変
換プロセスであり、各ソフトIOBが、FPGA上のそ
の対応するIOBのように、MPGA上の比較的に同じ
ロケーションに位置することを同様に確保できる。この
状態を変換プロセスを通して維持することで、MPGA
インプリメンテーション上の(I/O)信号遅延がFP
GAインプリメンテーション上で発生するものと比較的
に同じとなる。
【0050】A−CLK信号分配ツリー記述内の各ドラ
イバのために、場所および経路プログラムは、クロック
ドライバの物理的な配置およびクロックドライバから各
ソフトCLBおよびMPGAネットリストに記載された
CLBロードに伸びる金属性のクロック分配ブランチを
特定するxおよびy座標の範囲を発生する。各クロック
ドライバおよび分配ブランチのためにこの座標データの
組が計算される手順では、FPGA基板上の各クロック
ドライバのロケーションをMPGA基板の周囲上の空間
的に対応するx、y座標の組内にマップするために、ド
ライバ名および経験的に決定可能なオフセットパラメー
タを採用している。この手順はまた、FPGA基板上の
A−CLK信号分配ツリーのブランチのロケーションを
MPGA基板上の空間的に対応するx、y座標の組内に
マップするために、ドライバ名およびオフセットパラメ
ータを使用している。これはまた、1対1の座標変換プ
ロセスであり、FPGA基板上のその対応するクロック
ドライバおよびその関連するクロックパルス分配ブラン
チのように、クロックドライバおよびその関連するクロ
ックパルス分配ブランチがMPGA基板上の相対的に同
じロケーションに位置されることを確保できる。
【0051】G−CLK信号分配ツリー記述内の各ドラ
イバのために、場所および経路プログラムは、クロック
ドライバの物理的な配置およびクロックドライバから各
ソフトCLBおよびMPGAネットリストに記載された
CLBロードに伸びる金属性のクロック分配ブランチを
特定するxおよびy座標の範囲を発生する。各クロック
ドライバおよび分配ブランチのためにこの座標データの
組が計算される手順では、FPGA基板上の各クロック
ドライバのロケーションをMPGA基板の周囲上の空間
的に対応するx、y座標の組内にマップするために、ド
ライバ名および経験的に決定可能なオフセットパラメー
タを採用している。この手順はまた、FPGA基板上の
G−CLK信号分配ツリーのブランチのロケーションを
MPGA基板上の空間的に対応するx、y座標の組内に
マップするために、ドライバ名およびオフセットパラメ
ータを使用している。これはまた、1対1の座標変換プ
ロセスであり、FPGA基板上のその対応するクロック
ドライバおよびその関連するクロックパルス分配ブラン
チのように、クロックドライバおよびその関連するクロ
ックパルス分配ブランチがMPGA基板上の相対的に同
じロケーションに位置されることを確保できる。この状
態を変換プロセスを通して維持することで、MPGAイ
ンプリメンテーションの周囲の信号遅延がFPGAイン
プリメンテーション上で発生するものと比較的に同じと
なる。
【0052】全体的なリセット信号分配ツリー記述内の
各ドライバのために、場所および経路プログラムは、ク
ロックドライバの物理的な配置およびクロックドライバ
から各ソフトCLBおよびMPGAネットリストに記載
されたCLBロードに伸びる金属性のクロック分配ブラ
ンチを特定するxおよびy座標の範囲を発生する。各ク
ロックドライバおよび分配ブランチのためにこの座標デ
ータの組が計算される手順では、FPGA基板上の各ク
ロックドライバのロケーションをMPGA基板の周囲上
の空間的に対応するx、y座標の組内にマップするため
に、ドライバ名および経験的に決定可能なオフセットパ
ラメータを採用している。この手順はまた、FPGA基
板上の全体的なリセット信号分配ツリーのブランチのロ
ケーションをMPGA基板上の空間的に対応するx、y
座標の組内にマップするために、ドライバ名およびオフ
セットパラメータを使用している。これはまた、1対1
の座標変換プロセスであり、FPGA基板上のその対応
するクロックドライバおよびその関連するクロックパル
ス分配ブランチのように、クロックドライバおよびその
関連するクロックパルス分配ブランチをMPGA基板上
の相対的に同じロケーションに位置するのを確保する際
に有用である。多くの全体的なリセット機構は動作が非
同期であるため、MPGAインプリメンテーション内の
クロック信号のためにリセット信号「スキュー」を同じ
程度に制御する必要がない。しかしながら、本発明のよ
うに、多数のドライバを備えたリセット信号分配ツリー
を使用することは、従来技術のインプリメンテーション
において使用される単一のリセット信号ドライバおよび
ランダムリセット信号経路選択ネットワークを使用する
場合に比べて好ましい。
【0053】上記した状態を変換プロセスを通して維持
することで、MPGAインプリメンテーションの周囲の
信号遅延がFPGAインプリメンテーション上で発生し
た場合と比較的同じものとなる。
【0054】上記の位置および経路選択ステップの間に
生成された全ての座標情報は、形状データベースを形成
するためにメモリ13内に記憶される。特に、このデー
タベースは、前処理されたMPGA基板上に形成された
いくつかかのメタライズされたサブパターンの物理的な
寸法と配置を正確に特定するのに十分な座標データを含
んでいる。
【0055】図13BのブロックEに示したように、本
方法の次のステップは、ブロックEで生成された形状デ
ータベースのファイルに含まれた形状情報をシステム3
に供給することを含んでいる。このような形状情報を使
用することで、システム3は、前処理されたMPGAの
相互接続レベルにおいてメタライズ層を形成するために
使用される、多数の光蝕刻性の処理用マスク4を生成す
る。これらのメタライズ層は、前処理されたMPGA基
板をプログラムして、変更されたMPGAネットリスト
内に記載された論理機能によって特徴付けられるMPG
Aインプリメンテーションを生成することができる。
【0056】図13BのブロックFにおいて、本発明の
方法の最後のステップは、前処理されたMPGA基板上
にメタライズ層を形成するために、ブロックFにおいて
生成された光蝕刻性の処理用マスク4を使用する。上記
したように、材料処理のこの最終段階により、FPGA
インプリメンテーションと機能的に等価なMPGAイン
プリメンテーションが得られる。
【0057】本発明はまた、上記した方法を次のように
単に変更するだけで、FPGAインプリメンテーション
をMPSCインプリメンテーションに変換する際にも同
様に使用される。
【0058】図13AのブロックBにおいて、MPGA
ライブラリの代わりにMPSCライブラリを使用する。
この変更の結果、MPSCネットリストは、MPGAの
実施例の場合と本質的には同じである、ソフトCLB記
述、ソフトIOB記述、並びにソフトIOB接続性記述
を有する。加えて、MPSCネットリストは、ネットワ
ークレベルでのポート接続性情報だけではなくて、MP
SCインプリメンテーションでの1つまたはそれより多
いサブネットワークレベルにおけるポート接続性情報も
有した、ソフトCLB接続性記述を含んでいる。図13
AのブロックCにおいて、MPSCネットリストは上記
の方法により変更される。図13Bにおける配置および
経路選択の間に、変更されたMPSCネットリスト内に
リストされた全ての構造が、上記したのと実質的に同じ
方法で、MPSC基板上に物理的に配置または経路選択
され、MPSCインプリメンテーションのための形状デ
ータベースが生成される。次いで、ブロックEにおい
て、形状データベースは、MPSCインプリメンテーシ
ョンの予め規定されたネットワークおよびサブネットワ
ークレベルのための処理用マスクの組を生成する。ブロ
ックFにおいて、これらの処理用マスクは、FPGAイ
ンプリメンテーションと機能的に等価であるMPSCイ
ンプリメンテーションを物理的に実現するのに十分であ
る、複合のメタライズ層をMPSC基板上に形成するた
めに利用される。
【0059】以上、本発明を、デジタル論理設計のFP
GAインプリメンテーションをこのようなデジタル論理
設計のMPLCインプリメンテーションに変換する場合
において最も有用である実施例を例にとって説明した。
しかしながら、この本発明の例示的な実施例に種々の変
更や変形を行うことは、当業者にとっては想定容易であ
る。従って、このような全ての変更や変形は、添付した
請求の範囲に記載された本発明の範囲に属するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1A】図1Aは、従来のFPGA装置を使用して、
デジタル論理設計を具現化する方法において達成される
ステップを例示した高レベルのフローチャートである。
【図1B】図1Bは、従来のFPGA装置を使用して、
デジタル論理設計を具現化する方法において達成される
ステップを例示した高レベルのフローチャートである。
【図2】例示的なFPGAネットリストにおける単一の
CLB記述のためのXNF命令文の組を示した説明図で
ある。
【図3】図3は、従来技術の方式を使用して、FPGA
インプリメンテーションをMPGAインプリメンテーシ
ョンに変換するプロセスの間に達成されるステップを例
示した高レベルのフローチャートである。
【図4】図3に示した従来技術の方式を使用して、FP
GAインプリメンテーション内の論理セルを機能的に等
価であるMPGA内の論理セル内にマッピングするプロ
セスを例示した説明図である。
【図5】本発明のプログラムされた機構の構成要素を例
示したシステムブロックダイヤグラムである。
【図6A】プログラム可能な相互接続用切換器を介して
ネットワークレベルで相互接続された、配列自在な論理
ブロックおよび入力と出力インターフェースブロックを
示した説明図である。
【図6B】プログラム可能な相互接続用切換器を介して
ネットワークレベルで相互接続された、配列自在な論理
ブロックおよび入力と出力インターフェースブロックを
示した説明図である。
【図6C】プログラム可能な相互接続用切換器を介して
ネットワークレベルで相互接続された、配列自在な論理
ブロックおよび入力と出力インターフェースブロックを
示した説明図である。
【図6D】プログラム可能な相互接続用切換器を介して
ネットワークレベルで相互接続された、配列自在な論理
ブロックおよび入力と出力インターフェースブロックを
示した説明図である。
【図6E】プログラム可能な相互接続用切換器を介して
ネットワークレベルで相互接続された、配列自在な論理
ブロックおよび入力と出力インターフェースブロックを
示した説明図である。
【図7】図6に示したFPGA装置のための、(論理セ
ル)構成要素の配置マップを図式的に示した説明図であ
る。
【図8A】特定のデジタル論理設計のFPGAインプリ
メンテーションのための、FPGAネットリストの要素
を図式的に示した説明図である。
【図8B】例示的なFPGAネットリストのファイル名
記述のための、XNF命令文の組を示した説明図であ
る。
【図8C】例示的なFPGAネットリストの単一のCL
B記述のための、XNF命令文の組を示した説明図であ
る。
【図8D】例示的なFPGAネットリストの単一のIO
B記述のための、XNF命令文の組を示した説明図であ
る。
【図8E】例示的なFPGAネットリストのクロックド
ライバ記述のための、XNF命令文の組を示した説明図
である。
【図8F】本発明の例示した実施例のFPGA,MPG
A,並びにMPSCライブラリ内の構成要素のリストを
示した説明図である。
【図9】メタライズ段階まで準備されたMPGA基板の
形状の平面図である。
【図10】特定のデジタル論理の設計のための、FPG
AインプリメンテーションのFPGAネットリストから
変更されたMPGAネットリスト記述を生成するプロセ
スを図式的に例示した説明図である。
【図11A】図11Aは、例示的なMPGAネットリス
トのファイル名記述のためのLSL記述の組を示した説
明図である。
【図11B】図11Bは、例示的なMPGAネットリス
トの単一ソフトCLS記述のためのLSL記述の組を示
した説明図である。
【図11C】図11Cは、例示的なMPGAネットリス
トのソフトCLB接続性記述のためのLSL記述の組を
示した説明図である。
【図11D】図11Dは、例示的なMPGAネットリス
トのソフトIOB接続性記述のためのLSL記述の組を
示した説明図である。
【図11E】図11Eは、例示的なMPGAネットリス
トのAクロック分配ツリー記述のためのLSL記述の組
を示した説明図である。
【図11F】図11Fは、例示的なMPGAネットリス
トのGクロック分配ツリー記述のためのLSL記述の組
を示した説明図である。
【図11G】図11Gは、例示的なMPGAネットリス
トの全体的なリセット分配ツリー記述のためのLSL記
述の組を示した説明図である。
【図11H】図11Hは、例示的なMPGAネットリス
トのCLBロード記述のためのLSL記述の組を示した
説明図である。
【図12】本発明の方式を使用して、FPGAインプリ
メンテーションをMPGAインプリメンテーションにマ
ッピングする処理を図式的に例示した説明図である。
【図13A】図13Aは、本発明の方式を使用した、F
PGAインプリメンテーションをMPGAインプリメン
テーションに変換するための処理内において実行される
ステップを図示したフローチャートである。
【図13B】図13Bは、本発明の方式を使用した、F
PGAインプリメンテーションをMPGAインプリメン
テーションに変換するための処理内において実行される
ステップを図示したフローチャートである。
【符号の説明】
2 ワークステーション 6 メタライズパターン 10 中央処理ユニット 13 データ記憶メモリ 14 視覚ディスプレイユニット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年1月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル論理設計のフィールドプログラ
    ム可能なゲートアレイ(FPGA)インプリメンテーシ
    ョンを、前記デジタル論理設計のマスクプログラム可能
    な論理セル(MPLC)インプリメンテーションに変換
    するための方法において、 (a) 前記FPGAインプリメンテーションを達成す
    る際に使用するFPGA装置およびFPGAライブラリ
    を選択するステップであって、前記FPGA装置は以下
    を支持する基板を有するパッケージを含む、 前記パッケージ上の複数のピンに動作的に関連した入力
    と出力ポートおよび内部に含まれたプログラム可能な論
    理回路をそれぞれ有する複数のプログラム可能な入力と
    出力インターフェースブロック(IOBs)、 入力と出力ポートおよび内部に含まれたプログラム可能
    な論理回路をそれぞれ有する複数のプログラム可能で配
    置自在な論理ブロック(CLBs)、 前記CLBsの入力と出力ポートおよび前記IOBsの
    入力と出力ポートを選択的に相互接続して第1の信号遅
    延を備えた前記FPGA装置内で信号の経路選択をする
    ための第1の信号ネットワークを形成する複数のプログ
    ラム可能な相互接スイッチ、 (b) 前記FPGAインプリメンテーションのための
    FPGAネットリストを生成するステップであって、前
    記階層的なFPGAネットリストは、前記FPGAイン
    プリメンテーションに利用される各前記CLBのための
    CLB記述、前記FPGAインプリメンテーションに利
    用される各前記IOBのためのIOB記述、および前記
    FPGA装置内部に前記第1の信号ネットワークを形成
    するために、前記複数のプログラム可能な相互接続スイ
    ッチにより有効にされる、前記利用されたCLBsと前
    記利用されたIOBsの入力と出力ポートの間に確立さ
    れるべきポート接続性仕様を含み、 (c) MPLC装置と前記MPLCインプリメンテー
    ションを達成するために使用されるMPLCライブラリ
    を選択するステップであって、前記MPLC装置は少な
    くとも1つの相互接続レベルと前記MPLC基板上に複
    数のソフトCLBs及び複数のソフトIOBsを形成す
    るために前記少なくとも1つの相互接続レベルにおいて
    選択的に配列されることができる論理セルのアレイとを
    備えた基板を有するパッケージを含み、前記MPLC内
    に前記第1の信号ネットワークに物理的に対応した第2
    の信号遅延の組を備えた信号経路選択用の第1の信号ネ
    ットワークを形成するために、各前記ソフトCLBおよ
    び各前記ソフトIOBは前記MPGA基板に計算可能な
    形状のメタライズ層を設けることで少なくとも1つの相
    互接続レベルにおいて相互接続可能である入力と出力を
    有する、 (d) 前記MPLCインプリメンテーションのために
    MPLCネットリストを生成するステップであって、前
    記MPLCネットリストは、 前記MPLC基板上に形成されるべき各前記ソフトCL
    BのためのソフトCLB記述、 前記MPLCネットリスト内に特定される前記ソフトC
    LBsの入力および出力ポートの接続性を特定するソフ
    トCLB接続性記述、 前記MPLC基板上に形成されるべき各前記ソフトIO
    BのためのソフトIOB記述、並びに前記MPLCネッ
    トリスト内に特定される前記ソフトIOBsの入力およ
    び出力ポートの接続性と特定するソフトIOB接続性記
    述を含む前記MPLCインプリメンテーションに関する
    階層的情報を含み、 (e) 形状データベースを生成するために前記変更さ
    れたMPLCネットリストおよび前記MPLCライブラ
    リを使用するステップであって、前記形状データベース
    は、 前記MPLC基板上の各前記ソフトCLBおよび各前記
    ソフトIOBの物理的な配置を特定する形状情報、並び
    に前記ソフトCLB接続性記述および前記ソフトIOB
    接続性記述に従って前記CLBsと前記IOBsの入力
    と出力ポートを相互接続する前記MPLC上の信号経路
    を特定する形状情報であって、前記FPGAインプリメ
    ンテーションの間に存在する相対的な信号遅延が前記M
    PLCインプリメンテーション内に実質的に保持され、
    これにより前記FPGAとMPLCインプリメンテーシ
    ョンの間の機能的な等価が確立されることを含む、 ことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 ステップ(a)において、前記選択され
    たFPGA装置がさらに、 前記CLBsおよびIOBsにより使用されるためのク
    ロック信号を生成するためのクロック信号生成手段、 前記クロック信号内において前記CLBsおよびIOB
    sに経路選択するための第1の複数の導電素子を有する
    クロック信号分配構造を含み、 前記ステップ(d)の後に、 前記MPLCネットリストに、前記MPLC上の前記ク
    ロック信号生成手段の記述と前記MPLC上の前記クロ
    ック信号分配構造の記述とを加えることで、変更された
    MPLCネットリストを生成することを更に含み、 前記形状データベースが、前記MPLC基板上の前記ク
    ロック信号生成手段と前記リセット信号生成手段の物理
    的な配置を特定する形状情報と、前記MPLC基板上の
    前記クロック信号分配構造の物理的な経路選択を特定す
    る形状情報を更に含むことを特徴とする請求項1記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 ステップ(d)の間にさらに、 前記変更されたMPLCネットリストに、前記FPGA
    インプリメンテーションを実現する際に利用しない前記
    FPGA内部の各CLBのためのソフトCLBロードを
    加えることを含むことを特徴とする請求項1記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 (f)前記MPGA上の前記メタライズ
    層を形成の際に使用するための光蝕刻処理用マスクの組
    を生成するために前記形状データベースを使用すること
    をさらに含む特徴とする請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 (g)前記MPGA基板上の前記メタラ
    イズ層を形成するために前記生成された光蝕刻処理用マ
    スクの組を使用することをさらに含むことを特徴とする
    請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記MPLCインプリメンテーションが
    マスクプログラム可能なゲートアレイ(MPGA)イン
    プリメンテーションであり、前記MPLC装置がMPG
    A装置であり、並びに前記MPLCライブラリがMPG
    Aライブラリであることを特徴とする請求項1記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 前記MPLCインプリメンテーションが
    マスクプログラム可能な通常のセル(MPSC)インプ
    リメンテーションであり、前記MPLC装置がMPSC
    装置であり、並びに前記MPLCライブラリがMPSC
    ライブラリであることを特徴とする請求項1記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 前記形状データベースの製造の間に、前
    記各ソフトCLBが前記FPGA基板上の対応するCL
    Bの物理的ロケーションと相対的に同じである前記MP
    LC基板上の物理的ロケーションに配置され、各前記ソ
    フトIOBが前記FPGA基板上の対応するIOBの物
    理的ロケーションと相対的に同じである前記MPLC基
    板上の物理的ロケーションに配置され、前記MPLC基
    板上の各前記クロック信号生成手段が前記FPGA基板
    上の対応するクロック信号生成手段の物理的ロケーショ
    ンと相対的に同じである前記MPLC基板上の物理的ロ
    ケーションに配置され、並びに前記MPLC基板上の各
    前記クロック信号分配構造の物理的経路選択が前記FP
    GA基板上の対応するクロック分配構造の信号経路と相
    対的に同じである前記MPLC基板上の信号経路に沿っ
    て選択されることを特徴とする請求項2記載の方法。
  9. 【請求項9】 デジタル論理設計のフィールドプログラ
    ム可能なゲートアレイ(FPGA)インプリメンテーシ
    ョンを、前記デジタル論理設計のマスクプログラム可能
    な論理セル(MPLC)インプリメンテーションに変換
    するための方法において、 (a) 前記FPGAインプリメンテーションを達成す
    る際に使用するFPGA装置およびFPGAライブラリ
    を選択するステップであって、前記FPGA装置は前記
    パッケージ上の複数のピンに動作的に関連した入力と出
    力ポートおよび内部に含まれたプログラム可能な論理回
    路をそれぞれ有する複数のプログラム可能な入力と出力
    インターフェースブロック(IOBs)、 入力と出力ポートおよび内部に含まれたプログラム可能
    な論理回路をそれぞれ有する複数のプログラム可能で配
    置自在な論理ブロック(CLBs)、 前記CLBsの入力と出力ポートおよび前記IOBsの
    入力と出力ポートを選択的に相互接続して第1の信号遅
    延を備えた前記FPGA装置内で信号の経路選択をする
    ための第1の信号ネットワークを形成する複数のプログ
    ラム可能な相互接スイッチ、 前記CLBsおよびIOBsにより使用されるためのク
    ロック信号を生成するためのクロック信号生成手段、 前記クロック信号内において前記CLBsおよびIOB
    sに経路選択するための第1の複数の導電素子を有する
    クロック信号分配構造を支持する基板を有するパッケー
    ジを含み、 (b) 前記FPGAインプリメンテーションのための
    FPGAネットリストを生成するステップであって、前
    記FPGAネットリストは、前記FPGAインプリメン
    テーションに利用される各前記CLBのためのCLB記
    述、前記FPGAインプリメンテーションに利用される
    各前記IOBのためのIOB記述、および前記FPGA
    装置内部に前記第2の信号ネットワークを形成するため
    に、前記複数のプログラム可能な相互接続スイッチによ
    り有効にされる、前記利用されたCLBsと前記利用さ
    れたIOBsの入力と出力ポートの間に確立されるべき
    ポート接続性仕様を含む階層的な情報を含んでおり、 (c) MPLC装置と前記MPLCインプリメンテー
    ションを達成するために使用されるMPLCライブラリ
    を選択するステップであって、前記MPLC装置は少な
    くとも1つの相互接続レベルを有し且つ前記MPLC基
    板上に複数のソフトCLBs及び複数のソフトIOBs
    を形成するために前記少なくとも1つの相互接続レベル
    において選択的に配列されることができる論理セルのア
    レイを支持する基板を有するパッケージを含み、前記M
    PLC内に前記第1の信号ネットワークに物理的に対応
    した第2の信号遅延の組を備えた信号経路選択用の第1
    の信号ネットワークを形成するために、各前記ソフトC
    LBおよび各前記ソフトIOBは前記MPGA基板に計
    算された形状のメタライズ層を設けることで少なくとも
    1つの相互接続レベルにおいて相互接続することができ
    る入力と出力を有し、 (d) 前記MPLCインプリメンテーションのために
    MPLCネットリストを生成するステップであって、前
    記MPLCネットリストは、 前記MPLC基板上に形成されるべき各前記ソフトCL
    BのためのソフトCLB記述、 前記MPLCネットリスト内に特定される前記ソフトC
    LBsの入力および出力ポートの接続性を特定するソフ
    トCLB接続性記述、 前記MPLC基板上に形成されるべき各前記ソフトIO
    BのためのソフトIOB記述、並びに前記MPLCネッ
    トリスト内に特定される前記ソフトIOBsの入力およ
    び出力ポートの接続性と特定するソフトIOB接続性記
    述を含み、 (e) 前記MPLCネットリストに以下の(1)〜
    (3)を加えることで変更されたMPLCを生成するス
    テップ、 (1) 前記FPGAインプリメンテーションを実現さ
    せる際に利用しない、前記FPGA内の各前記CLBの
    ためのソフトCLB (2) 前記MPLC基板上に位置する前記クロック信
    号生成手段の記述、 (3) 前記MPLC基板上に位置する前記クロック信
    号分配構造の記述、 (f) 形状データベースを生成するために前記変更さ
    れたMPLCネットリストおよび前記MPLCライブラ
    リを使用するステップであって、前記形状データベース
    は、 前記MPLC基板上の各前記ソフトCLBおよび各前記
    ソフトIOBの物理的な配置、各前記ソフトIOBの物
    理的な配置、並びに前記MPLC基板上の前記クロック
    信号生成手段の物理的な配置を特定する形状情報を有
    し、 前記ソフトCLB接続性記述および前記ソフトIOB接
    続性記述に従って前記クロック信号分配構造の物理的な
    経路選択、およびCLBsと前記IOBsの入力と出力
    ポートを相互接続する前記MPLC上の信号経路を特定
    する形状情報であって、前記MPLC基板上の前記ソフ
    トCLBs、前記ソフトIOBS、並びに前記クロック
    信号生成手段の物理的な配置が前記FPGA基板上の対
    応する前記ソフトCLBs、対応する前記ソフトIOB
    s、並びに対応する前記クロック信号生成手段の物理的
    な配置と同じであり、前記FPGAインプリメンテーシ
    ョンの間に存在する相対的な信号およびクロック遅延が
    前記MPLCインプリメンテーション内に実質的に保持
    され、これにより前記FPGAとMPLCインプリメン
    テーションの間の機能的な等価が確立されることを含
    む、 ことを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 (g)前記MPGA上の前記メタライ
    ズ層を形成の際に使用するための光蝕刻処理用マスクの
    組を生成するために前記形状データベースを使用するこ
    とをさらに含む特徴とする請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 (h)前記MPGA基板上の前記メタ
    ライズ層を形成するために前記生成された光蝕刻処理用
    マスクの組を使用することをさらに含むことを特徴とす
    る請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記MPLCインプリメンテーション
    がマスクプログラム可能なゲートアレイ(MPGA)イ
    ンプリメンテーションであり、前記MPLC装置がMP
    GA装置であり、並びに前記MPLCライブラリがMP
    GAライブラリであることを特徴とする請求項9記載の
    方法。
  13. 【請求項13】 前記MPLCインプリメンテーション
    がマスクプログラム可能な通常のセル(MPSC)イン
    プリメンテーションであり、前記MPLC装置がMPS
    C装置であり、並びに前記MPLCライブラリがMPS
    Cライブラリであることを特徴とする請求項9記載の方
    法。
  14. 【請求項14】 デジタル論理設計のフィールドプログ
    ラム可能なゲートアレイ(FPGA)インプリメンテー
    ションを、前記デジタル論理設計のマスクプログラム可
    能な論理セル(MPLC)インプリメンテーションに変
    換するためのコンピュータ基礎システムにおいて、 FPGA装置および前記FPGAインプリメンテーショ
    ン達成する際に使用されるFPGAライブラリを表した
    情報を記憶するための情報記憶手段であって、前記FP
    GA装置は、 前記パッケージ上の複数のピンに動作的に関連した入力
    と出力ポートおよび内部に含まれたプログラム可能な論
    理回路をそれぞれ有する複数のプログラム可能な入力と
    出力インターフェースブロック(IOBs)、 入力と出力ポートおよび内部に含まれたプログラム可能
    な論理回路をそれぞれ有する複数のプログラム可能で配
    置自在な論理ブロック(CLBs)、 前記CLBsの入力と出力ポートおよび前記IOBsの
    入力と出力ポートを選択的に相互接続して信号遅延の量
    が可変である前記FPGA装置内で信号の経路選択をす
    るための第1の信号ネットワークを形成する複数のプロ
    グラム可能な相互接スイッチを支持する基板含むパッケ
    ージを有してなり、 前記情報記憶手段が選択されたMPLC装置および前記
    MPLCインプリメンテーションを実現する際に使用さ
    れたMPLCライブラリを示す情報を更に記憶し、前記
    MPLC装置は少なくとも1つの相互接続レベルと前記
    MPLC基板上に複数のソフトCLBs及び複数のソフ
    トIOBsを形成するために前記少なくとも1つの相互
    接続レベルにおいて選択的に配列されることができる論
    理セルのアレイとを備えた基板を有するパッケージを含
    み、前記MPLC内に前記第1の信号ネットワークに物
    理的に対応した第2の信号遅延の組を備えた信号経路選
    択用の第1の信号ネットワークを形成するために、各前
    記ソフトCLBおよび各前記ソフトIOBは前記MPG
    A基板に計算可能な形状のメタライズ層を設けることで
    少なくとも1つの相互接続レベルにおいて相互接続可能
    である入力と出力を有し、 前記情報記憶手段に動作的に関連し、前記FPGA装置
    を使用して前記FPGAインプリメンテーションのため
    のFPGAネットリストを表す第1のデータ構造を生成
    するプログラムされた情報処理手段であって、前記FP
    GAネットリストは、前記FPGAインプリメンテーシ
    ョンに利用される各前記CLBのためのCLB記述、前
    記FPGAインプリメンテーションに利用される各前記
    IOBのためのIOB記述、および前記FPGA装置内
    部に前記第2の信号ネットワークを形成するために、前
    記複数のプログラム可能な相互接続スイッチにより有効
    にされる、前記利用されたCLBsと前記利用されたI
    OBsの入力と出力ポートの間に確立されるべきポート
    接続性仕様を含む階層的な情報を含んでおり、 前記プログラムされた情報処理手段は、前記MPLC装
    置を使用して前記MPLCインプリメンテーションのた
    めのMPLCネットリストを表す第2のデータ構造を生
    成し、前記MPLCネットリストは、 前記MPLC基板上に形成されるべき各前記ソフトCL
    BのためのソフトCLB記述、 前記MPLCネットリスト内に特定される前記ソフトC
    LBsの入力および出力ポートの接続性を特定するソフ
    トCLB接続性記述、 前記MPLC基板上に形成されるべき各前記ソフトIO
    BのためのソフトIOB記述、並びに前記MPLCネッ
    トリスト内に特定される前記ソフトIOBsの入力およ
    び出力ポートの接続性と特定するソフトIOB接続性記
    述を含む階層的な情報を有し、および、 前記プログラムされた情報処理手段は前記変更されたM
    PLCネットリストと前記MPLCライブラリを使用し
    て形状データベースを更に生成し、前記形状データベー
    スが、 各前記ソフトCLBおよび各前記ソフトIOB、前記ク
    ロック信号生成手段の物理的な配置を特定する形状情報
    と、 前記ソフトCLB接続性記述および前記ソフトIOB接
    続性記述に従って前記CLBsと前記IOBsの入力と
    出力ポートを相互接続する前記MPLC上の信号経路を
    特定する形状情報であって、前記FPGAインプリメン
    テーションの間に存在する相対的な信号遅延が前記MP
    LCインプリメンテーション内に実質的に保持され、こ
    れにより前記FPGAとMPLCインプリメンテーショ
    ンの間の機能的な等価が確立されるものを含むことを特
    徴とするコンピュータ基礎システム。
  15. 【請求項15】 前記FPGA装置が更に、 前記CLBsおよびIOBsにより使用されるためのク
    ロック信号を生成するためのクロック信号生成手段、 前記クロック信号内において前記CLBsおよびIOB
    sに経路選択するための第1の複数の導電素子を有する
    クロック信号分配構造を含み、 前記コンピュータ基礎システムが更に、前記第2の情報
    構造に情報を加えるための手段を更に有し、これによ
    り、前記MPLC上の前記クロック信号生成手段の記述
    と前記MPLC上の前記クロック信号分配構造の記述を
    有して変更されたMPLCネットリストを生成し、 前記プログラムされた情報処理手段は、追加の形状情報
    を生成しおよび前記形状データベースに前記追加の形状
    情報を追加するために前記MPLCネットリストと前記
    MPLCライブラリを使用し、前記追加の形状情報は、
    前記MPLC基板上の前記クロック信号生成手段を特定
    し、また前記MPLC基板上の前記クロック信号分配構
    造の物理的な経路選択を特定する、 ことを特徴とする請求項14記載のコンピュータ基礎シ
    ステム。
  16. 【請求項16】 前記プログラムされた情報処理手段
    が、前記変更されたMPLCネットリストに、前記FP
    GAインプリメンテーションを実現する際に使用されな
    い前記FPGA装置内の各前記CLBのためのソフトC
    LBを追加するための手段をさらに含むことを特徴とす
    る請求項15記載のコンピュータ基礎システム。
  17. 【請求項17】 前記形状データベースを使用して、光
    蝕刻処理用マスクの組を生成するための手段をさらに含
    むことを特徴とする請求項15記載のコンピュータ基礎
    システム。
  18. 【請求項18】 前記生成された光蝕刻処理用マスクの
    組を使用して、前記MPGA基板上の前記メタライズ層
    を形成するための手段をさらに含むことを特徴とする請
    求項17記載のコンピュータ基礎システム。
  19. 【請求項19】 前記MPLCインプリメンテーション
    がマスクプログラム可能なゲートアレイ(MPGA)イ
    ンプリメンテーションであり、前記MPLC装置がMP
    GA装置であり、並びに前記MPLCライブラリがMP
    GAライブラリであることを特徴とする請求項15記載
    のコンピュータ基礎システム。
  20. 【請求項20】 前記MPLCインプリメンテーション
    がマスクプログラム可能な通常のセル(MPSC)イン
    プリメンテーションであり、前記MPLC装置がMPS
    C装置であり、並びに前記MPLCライブラリがMPS
    Cライブラリであることを特徴とする請求項15記載の
    コンピュータ基礎システム。
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