JPH0725371B2 - 間隔調整器具 - Google Patents

間隔調整器具

Info

Publication number
JPH0725371B2
JPH0725371B2 JP29069790A JP29069790A JPH0725371B2 JP H0725371 B2 JPH0725371 B2 JP H0725371B2 JP 29069790 A JP29069790 A JP 29069790A JP 29069790 A JP29069790 A JP 29069790A JP H0725371 B2 JPH0725371 B2 JP H0725371B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rods
horizontal
rod
guide
length direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP29069790A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04173525A (ja
Inventor
利行 真野
Original Assignee
ニッキ工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ニッキ工業株式会社 filed Critical ニッキ工業株式会社
Priority to JP29069790A priority Critical patent/JPH0725371B2/ja
Publication of JPH04173525A publication Critical patent/JPH04173525A/ja
Publication of JPH0725371B2 publication Critical patent/JPH0725371B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、垂設された四本の垂直ロッドの相互間隔を
調整する間隔調整器具に関するものである。
〈従来の技術〉 所定の容器への食料品の充填、特にバター、マーガリ
ン、ジャム、マヨネーズ、チョコレート等の液体、半液
体状の製品を多量に容器に充填する場合、漏れを防ぐた
め容器内にビニール袋を入れ、このビニール袋内に上記
食料品を充填する。
この際、ビニール袋が容器内にぴったりと収納されてい
ないと、食料品を充填した際に容器内面とビニール袋と
の間に間隙が生じてしまい、ビニール袋が破損する問題
があった。しかしながら、ビニール袋の収納作業を手作
業で行うことは、衛生上の観点から望ましくない。
そこで、第8図は、この充填工程に於ける前段階とし
て、容器1にビニール袋2を機械的に収納する場合を示
すものである。
即ち、上方が開放された容器1内にはビニール袋2が仮
収納されてあり、この状態で搬送された容器1は、所定
位置で停止する。そしてビニール袋2は、上方から下降
する四本の垂直ロッド3によって、押し広げられ、第9
図に示すように四隅が容器1の内面にほぼぴったりと接
して、容器1は次の充填工程に送られるのである。
〈発明が解決しようとする問題点〉 上記した容器1は、充填する食料品の種類或いは充填量
等によって大きさが様々であた、従って、ビニール袋2
を押し広げる四本の垂直ロッド3の相互間隔も、容器1
の大きさに応じて変動させなければならない。
しかしながら、四本の垂直ロッド3の相互間隔を調整す
るには、極めて大きな手間と精度とが要求され、装置全
体を交換するにも同様の問題があった。
〈問題を解決するための手段〉 本発明は、上述した従来解決されていない問題点、欠
点、不都合を解消するべく発明されたものであって、垂
設された四本の垂直ロッドの相互間隔を調整する間隔調
整器具であって、内側面に長さ方向に沿ってガイド溝を
設け、先端面にガイドピンを突設し、先端部に前記垂直
ロッドを垂設して水平ロッドを構成し、四本の該水平ロ
ッドを、隣合う水平ロッドのガイド溝に夫々のガイドピ
ンをスライド自在に嵌め込んで略井桁状に組むと共に、
対向する一対の水平ロッド間を螺子杆で連結し、更に各
水平ロッドを、上方に位置するプレートの下面に、長さ
方向に直角な方向に沿ってスライド自在に組み付けて構
成した間隔調整器具である。
〈作用〉 従って、各水平ロッドと上方に位置するプレートとの組
み付けを緩め、螺子杆を操作すると、水平ロッドは、長
さ方向に直角な方向に沿ってプレートの下面をスライド
し、一対の水平ロッドが近接離反する。同時にこの水平
ロッドの夫々のガイドピンは、隣合う水平ロッドのガイ
ド溝をスライドする。
その結果、各水平ロッドの相互間隔を調整することによ
り、各水平ロッドに垂設された四本の垂直ロッドの相互
間隔は、調整されることが可能になる。
〈実施例〉 以下本発明を実施例の図面に基いて説明する。
第7図は、本発明の間隔調整器具を、液体、半液体状の
製品を容器に充填するに先立ち、容器内にビニール袋を
ぴったりと収納する作業に際して使用される装置に使用
される場合を示すものであり、プレート11の下面に水平
ロッド12を介して四本の垂直ロッド13を垂設し、シリン
ダ14を介してプレート11を昇降動させることにより四本
の垂直ロッド13を昇降動させ、この四本の垂直ロッド13
により容器内に仮収納されたビニール袋をぴったりと収
納するものである。
水平ロッド12は、所定長さの四角棒形状で、内側面の基
端部寄りの約半分にわたり、長さ方向に沿ってガイド溝
15を設け、先端面にガイドピン16を突設し、内外両側面
の先端部寄りの約半分にわたり、長さ方向に沿って夫々
レール溝17を設け、更に、基端部寄りの約半分と先端部
寄りの約半分とに上下に貫通する貫通溝18を夫々長さ方
向に沿って設け、そして、先端部内面から前記した垂直
ロッド13を垂設した構成である。
このような構成の水平ロッド12を、四本井桁状に組むの
であるが、この際に、隣合う水平ロッド12にあって、一
方の水平ロッド12のガイドピン16を他方の水平ロッド12
のガイド溝15にスライド自在に嵌め込む。尚、ガイドピ
ン16とガイド溝15とは所謂蟻溝嵌合構造として相互に係
合させ、長さ方向に直角な方向に抜け出ないようにす
る。
従って、この井桁状に組まれた水平ロッド12は、対向す
る一対の水平ロッド12が、夫々のガイドピン16とガイド
溝15との相互スライドにより近接離反する。そして、こ
の近接離反は、対向する一対の水平ロッド12間を連結す
る螺子杆19で達成する。
即ち、各水平ロッド12には、その下面をまたぐ如くして
両レール溝17に係止し、長さ方向に沿ってスライドする
ブラケット20が装着されてあり、対向する一対の水平ロ
ッド12の夫々のブラケット20に螺子杆19を螺合貫通させ
てある。
従って、螺子杆19を所定方向に回転させることにより、
一対の水平ロッド12を近接離反させるのであり、対向す
る二対の水平ロッド12間の螺子杆19は中央で十文字に交
差し、この交差部分は、保持材21によって保持されてい
る。
次に、水平ロッド12をプレート11の下面に装着するに
は、吊下げボルト22を用いる。
即ち、各水平ロッド12に上下に貫通して設けた二本の貫
通溝18に対向するプレート11部分に、水平ロッド12の長
さ方向に直角な方向に沿って、即ち貫通溝18に直交する
方向に沿って、保持溝23を貫通して設け、保持溝23の上
方から貫通溝18下方にかけて吊下げボルト22を貫通さ
せ、下部をナット24により締結し、水平ロッド12をプレ
ート11に一体化させるのである。
上述した構成にあって、所定の間隔を保って垂下されて
いる四本の垂直ロッド13の相互間隔を変動調整するに
は、先ずナット24を緩めて水平ロッド12がプレート11の
下面を自由にスライドできる状態にし、次いで螺子杆19
を所定方向に回転させて、対向する夫々の一対の水平ロ
ッド12を近接離反させるのである。
この操作に際し、水平ロッド12は、前述したようにガイ
ドピン16とガイド溝15とのガイドにより相互スライド
し、長さ方向及び長さ方向に直角な方向に移動するが、
長さ方向への移動は貫通溝18が長さ方向に沿って設けら
れていることにより確保され、長さ方向に直交する方向
に沿っての移動は、プレート11の保持溝23により確保さ
れる。そして、長さ方向への移動に際し、螺子杆19を保
持するブラケット20は、両レール溝17に沿って移動する
のである。
以上本発明を図面の実施例について説明したが、本発明
は上記した実施例に限定されるものではなく、特許請求
の範囲に記載した構成を変更しない限りどのようにでも
実施することができる。
例えば、水平ロッド12の内側面にガイドピン16を突設す
ると共に、先端面にガイド溝15を設けても、上記した作
用効果は充分に果たされる。
〈発明の効果〉 以上要するに本発明によれば、各水平ロッドの相互間隔
を調整することにより、各水平ロッドに垂設された四本
の垂直ロッドの相互間隔を、極めて簡単且つ正確に調整
することが可能になり、装置全体を交換する必要もない
等、優れた作用効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は斜視図、
第2図は底面図、第3図は作動状態を示す底面図、第4
図は螺子杆の直交部分を示す断面図、第5図はガイドピ
ンとガイド溝との組付きを示す断面図、第6図は水平ロ
ッドとプレートとの組付きを示す断面図、第7図は本発
明を装着した装置の側面図、第8図は食料品の充填工程
に於ける前段階で、容器にビニール袋を機械的に収納す
る装置の正面図、第9図は容器にビニール袋をほぼぴっ
たりと収納した状態の断面図である。 符号の説明 11はプレート、12は水平ロッド、13は垂直ロッド、15は
ガイド溝、16はガイドピン、19は螺子杆である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】垂設された四本の垂直ロッドの相互間隔を
    調整する間隔調整器具であって、内側面に長さ方向に沿
    ってガイド溝を設け、先端面にガイドピンを突設し、先
    端部に前記垂直ロッドを垂設して水平ロッドを構成し、
    四本の該水平ロッドを、隣合う水平ロッドのガイド溝に
    夫々のガイドピンをスライド自在に嵌め込んで略井桁状
    に組むと共に、対向する一対の水平ロッド間を螺子杆で
    連結し、更に各水平ロッドを、上方に位置するプレート
    の下面に、長さ方向に直角な方向に沿ってスライド自在
    に組み付けて成る間隔調整器具。
  2. 【請求項2】垂設された四本の垂直ロッドの相互間隔を
    調整する間隔調整器具であって、内側面に長さ方向に沿
    ってガイドピンを突設して先端面にガイド溝を設け、先
    端部に前記垂直ロッドを垂設して水平ロッドを構成し、
    四本の該水平ロッドを、隣合う水平ロッドのガイド溝に
    夫々のガイドピンをスライド自在に嵌め込んで略井桁状
    に組むと共に、対向する一対の水平ロッド間を螺子杆で
    連結し、更に各水平ロッドを、上方に位置するプレート
    の下面に、長さ方向に直角な方向に沿ってスライド自在
    に組み付けて成る間隔調整器具。
JP29069790A 1990-10-30 1990-10-30 間隔調整器具 Expired - Lifetime JPH0725371B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29069790A JPH0725371B2 (ja) 1990-10-30 1990-10-30 間隔調整器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29069790A JPH0725371B2 (ja) 1990-10-30 1990-10-30 間隔調整器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04173525A JPH04173525A (ja) 1992-06-22
JPH0725371B2 true JPH0725371B2 (ja) 1995-03-22

Family

ID=17759342

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29069790A Expired - Lifetime JPH0725371B2 (ja) 1990-10-30 1990-10-30 間隔調整器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0725371B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04173525A (ja) 1992-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR910015370A (ko) 창고용 자동위치 결정기
EP1715312B1 (de) Waage mit einem Windschutz
US5586685A (en) Apparatus for dispensing articles
US3568852A (en) Sliding carrier means
JP6551240B2 (ja) 物品収納棚、及び、それを備えた物品収納設備
KR880009846A (ko) 봉상물의 충진장치
US1688003A (en) Adjustable merchandise sales table
US20190168520A1 (en) Textile pallet with adjustable frame
JPH0725371B2 (ja) 間隔調整器具
WO2015125092A1 (en) Apparatus for displaying products
JPH0656127A (ja) 被加工品のキャリヤーの収容容積を調整するための装置
JPH0741893B2 (ja) 間隔調整装置
WO2001062127A2 (en) Modular bulk material display system
CN203916716U (zh) 一种试管架
DE4111378C2 (de) Kleinverteilerkasten für die elektrische Installation von Geräten
US1146199A (en) Adjustable box-holder.
CN107697527A (zh) 立体仓库货架
US3077969A (en) Fastening devices
US8720167B2 (en) Device for sub-dividing tubular packaging into packaging units
US4206941A (en) Universal bottle suspension device
CN216402010U (zh) 包装尺寸测量设计装置
KR20200002797U (ko) 하이브리드 포머를 갖는 포장장치
US2338026A (en) Adapter for form ties
DE19724377A1 (de) Regal
US3696974A (en) Apparatus for transferring a product, liquid or suchlike in a liquid