JPH07253477A - 快適度測定装置 - Google Patents

快適度測定装置

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JPH07253477A
JPH07253477A JP4359594A JP4359594A JPH07253477A JP H07253477 A JPH07253477 A JP H07253477A JP 4359594 A JP4359594 A JP 4359594A JP 4359594 A JP4359594 A JP 4359594A JP H07253477 A JPH07253477 A JP H07253477A
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JP
Japan
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comfort
sensor
comfort level
environment
neural network
Prior art date
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Pending
Application number
JP4359594A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Ogawa
芳孝 小川
Masami Terajima
正己 寺嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP4359594A priority Critical patent/JPH07253477A/ja
Publication of JPH07253477A publication Critical patent/JPH07253477A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 快適度を正しく評価することを可能とする。 【構成】 温度センサ151 、湿度センサ152 、清浄
度センサ153 、その他音圧センサ、気圧センサ、臭い
センサなどの環境要素センサの出力を取り込みニューラ
ルネットワーク26に入力する。ニューラルネットワー
ク26の入力層の各ユニットに各センサの対応した測定
値を入力し、出力層には超快適、単なる快適、普通、不
愉快、超不愉快の5段階のいずれかを出力する。あらか
じめ、これら快適や不愉快と対応した多くの環境につい
て各種センサの測定値を入力して、その環境に応じた出
力が得られるようにニューラルネットワーク26を学習
しておく。ニューラルネットワーク26の出力を表示部
13に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば人間が比較的
長時間滞在する場所、例えば仕事部屋、自動車内、或い
は居間等がどの程度快適、或いは不愉快な環境であるか
を測定する快適度測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来において、例えば各種室内や自動車
内において、その温度や湿度がそこを利用している人に
快適だと思われるように設定して、エアコンディショニ
ング、つまり空調設備を動作させ、快適な環境を作るよ
うにすることが行われている。或いは、ICなどの半導
体素子の製造工場においては、その半導体素子の製造に
適するような清浄度や温度、湿度を制御するようにする
ことが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしその環境が、つ
まり空間が快適かどうかの、つまりどの程度快適、或い
はどの程度不愉快であるかを評価するには、温度と湿度
だけで評価することは実際には困難である。例えば、そ
のような温度や湿度のほかに空気の清浄度や騒音や空気
圧、或いは臭いなど各種の環境要素が関係している。し
かし従来においては、これら環境要素から総合的にその
空間の快適度を測定することは行われていなかった。そ
れはそれら環境要素との相互の間の関係がわからず、か
つ多くのパラメータがあり、それがどのように影響する
かがわからないため、従来においては快適度を正しく測
定することは行われていなかった。
【0004】また環境の快適度は各種環境要素のみなら
ず、そこにいる本人の体調、つまり体温や血圧等によっ
ても異なり、例えば、体温が高いと体温が低い場合に比
べて気温が同じであっても寒けを感じたり、また、血圧
が高いと通常の血圧のときよりも同じ環境であっても不
愉快に感じることがある。しかし従来においてはこのよ
うな体調をも考慮して、快適がどの程度であるかを測定
するものは全く無かった。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、温度、湿度のほかに清浄度、臭い、音圧、空気圧な
どの内の少なくとも1つを含む環境要素が測定手段で測
定され、これら測定値はニューラルネットワークに入力
される。そのニューラルネットワークは予め各種環境に
おいて、その環境における前記各種環境要素についてそ
れぞれ測定したものを入力して、出力がその環境におけ
る快適度を示すものとなるようにあらかじめ学習された
ものである。従って、前記入力によりその環境に応じた
快適度が段階的に出力される。
【0006】請求項2の発明によれば、更に体温や血圧
などの体調要素を測定する手段も設けられ、これら体調
要素の測定値も前記ニューラルネットワークに入力さ
れ、このニューラルネットワークはこれら体調要素も加
味した状態で快適度を出力するようにあらかじめ学習さ
れている。
【0007】
【実施例】図1にこの発明による快適度測定装置の外観
の一例を示す。筐体11はこの例においては板状とさ
れ、その一半部を片手で握ることができる把持部11a
とされ、他半部11b上に表示部13、キーボード14
が設けられている。筐体11に各種環境要素を測定する
センサが設けられる。即ちこの例においては、筐体11
の表示部13が形成されている側の一半部11bの外周
面に臨んで環境要素測定用の複数のセンサ151 乃至1
n が設けられる。例えばセンサ151 は温度センサで
あり、センサ152 は湿度センサであり、センサ153
は清浄度センサである。その他臭いを検出するセンサや
騒音を検出するセンサ、或いは気圧を検出するセンサな
ども必要に応じて設けられるが、温度センサ151 と、
湿度センサ152 とは必ず設けられ、その他のセンサに
ついては1つ乃至複数が設けられる。温度センサ151
については、例えばサーミスタを使った各種温度センサ
を使用することができ、湿度センサ152 も同様に各種
酸化金属などを使用した市販品を使用することができ
る。清浄度センサとしては、いわゆるダストカウンタ、
つまり埃の個数を数えるものを使用することができる。
さらに臭いについては特定の、例えばアンモニアの臭い
を検出するものなどが市販されている。騒音について
は、いわゆる騒音計を用いることができ、大気圧の測定
には気圧計を使用することができる。これら環境要素測
定センサ151 乃至15n はいずれも電気信号として検
出結果を出力するものである。
【0008】また、この例においては体調要素も計測す
るようにした場合であって、把持部11aの側面に体温
測定用電極16が設けられ、把持部11aを握るとその
手が電極16に接触するようにされる。なたその把持部
11aを握った状態で、即ち図においては左手で握った
とき、その親指が位置する付近に血圧センサ17が設け
られ、血圧センサ17上に把持部11aを握った手の親
指を乗せることによって血圧を測定することができるよ
うにされている。体温の測定センサや血圧センサもその
検出出力はそれぞれ電気信号として出力される。
【0009】図2にこの発明の快適度測定装置における
電気的構成のブロック図を示す。各種環境要素測定セン
サ151 乃至15n はAD変換インターフェース部21
に接続され、また体温センサ16、血圧センサ17もA
D変換インターフェース部21に接続される。AD変換
インターフェース部21はバス22を介してCPU23
に接続される。バス22には表示部13、キーボード1
4の他にこの装置を動作させるためのプログラム、その
他を格納したROM24、またこの処理に利用するRA
M25、さらにニューラルネットワーク26、及びタイ
マー27、外部入出力部28が接続されている。CPU
23がROM24内のプログラムを解読実行することに
よって各種処理を行うが、つまり各種環境要素測定セン
サ151乃至15n からの測定出力をデジタル信号に変
換して取り込み、また同様に体温センサや血圧センサの
測定値を取り込み、これら取り込んだ各種センサの出力
をニューラルネットワーク26に入力して、ニューラル
ネットワーク26からその入力に応じた快適度を出力さ
せ、その検出された快適度を表示部13に表示させる。
【0010】ニューラルネットワーク26は例えば図3
に示すように、入力層のユニット311 乃至315 に各
種センサよりの測定値がそれぞれ入力されて、この例で
は一段の中間層32を通して出力層の、例えば5つのユ
ニット331 乃至335 のいずれか1つに出力が生じる
ようにした場合である。あらかじめ各種環境における各
環境要素測定センサ151 乃至15n の出力、さらに体
調センサ16、17の出力を入力層に入力し、その時、
その環境における快適度を出力とするようにニューラル
ネットワーク26をあらかじめ学習させておく。各種の
環境としては例えば春や秋の晴れた風の弱い日、きれい
な庭園でしかも静かな状態は大多数の人が快適と思う。
同様に快適と思われる環境は、北海道の7月の気候、さ
らに新緑の時期にそこを通った風の臭いや空気、また空
調がゆきとどいた部屋など、それらについてその時の環
境の臭いや風の空気圧、温度や背景音楽など各種の環境
要素をそれぞれ測定して入力し、その時の環境の快適度
を、例えばすばらしく快適と感じた場合、快適と感じた
場合、普通と感じた場合などを入力する。このように快
適な環境のみならず、普通の環境や、さらにだれでもが
不快と感じる環境、つまり梅雨時の高温多湿の状態、夏
のごみ捨て場の臭気、大都市の交通渋滞している市街の
騒音や排気ガス、塵埃などが多い場所、あるいは満員電
車内の高温多湿、臭い、振動を伴う環境などについて各
種環境要素をそれぞれ測定して入力し、またこれに対応
した不愉快さを、不愉快、我慢できない不愉快などとし
て入力する。快適、不愉快などはキーボード14から入
力する。
【0011】その各環境要素の測定値と対応したその環
境の快適さや不愉快さを出力するように、ニューラルネ
ットワーク26をあらかじめ学習させる。またこの例の
ように体温や血圧のような体調要素も入力層に入力さ
せ、かつその時の快適度を同時に入力して、ニューラル
ネットワーク26を学習させる。図3の場合は、清浄
度、温度、湿度、臭いと体温を入力させて出力とし、素
晴らしく快適、単なる快適、普通、不愉快、我慢できな
いほど不愉快の5つの段階で出力させるようにした場合
である。
【0012】以上のようにニューラルネットワーク26
が学習されているため、実際の測定環境において各種セ
ンサよりの出力をニューラルネットワーク26に入力す
ることによって、その環境における快適度が表示部13
に表示されることになる。上述において、体調のセン
サ、つまり体温センサや血圧センサなどは省略して環境
要素センサのみを入力するようにしてもよい。いずれに
しても各種センサについてはほぼ同時に測定された出力
を入力して快適度を評価するものである。タイマー27
によって周期的に快適度を測定したり、或いはその快適
度を測定した日時を表示、或いは快適度と測定結果を記
録するようにすることもできる。また測定結果を必要に
応じて外部入出力部28を通じて遠隔の場所に伝送する
ことも可能である。
【0013】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、ニ
ューラルネットワークを用い、これをあらかじめ学習さ
せているため、多くの環境要素が複雑に絡み合っている
場合でも正しく快適度を評価することができる。しかも
同様に体調によっても快適度が変わるが、体調について
もその測定出力をニューラルネットワークに入力するこ
とによって、さらに複雑な関係となる快適度の評価を正
しく行うことが可能である。このように体調の測定要素
も測定入力する場合は、先の例のようにこの装置の筐体
を片手で握ると、そこに握った手によってその体調の要
素を測定されるようにすると、すこぶる便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による快適度測定装置の外観の一例を
示す斜視図。
【図2】その電気的構成を示すブロック図。
【図3】ニューラルネットワーク26の構成例を示すブ
ロック図。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度、湿度の他に清浄度、臭い、音圧、
    気圧等の少なくとも1つを含む環境要素を測定する計測
    手段と、 上記環境要素の測定結果が入力され、その環境の快適の
    程度を出力するように予め学習され、上記各測定結果が
    入力され、快適の程度を段階的に出力するニューラルネ
    ットワークとを具備する快適度測定装置。
  2. 【請求項2】 体温や血圧などの体調要素を計測する手
    段を有し、その体調計測値が上記ニューラルネットワー
    クに入力され、上記ニューラルネットワークは上記体調
    を考慮して、上記環境の快適度を出力するように予め学
    習されたものであることを特徴とする請求項1記載の快
    適度測定装置。
  3. 【請求項3】 上記快適度測定装置の筐体は板状とさ
    れ、その一半部が片手で握ることができる把持部とさ
    れ、他半部に上記出力された快適の程度を表示する表示
    部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記
    載の快適度測定装置。
  4. 【請求項4】 上記快適度測定装置の筐体は板状とさ
    れ、その一半部が片手で握ることができる把持部とさ
    れ、その把持部を握った手が位置する部分に上記体調要
    素を測定する手段が設けられていることを特徴とする請
    求項2記載の快適度測定装置。
JP4359594A 1994-03-15 1994-03-15 快適度測定装置 Pending JPH07253477A (ja)

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JP4359594A JPH07253477A (ja) 1994-03-15 1994-03-15 快適度測定装置

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JP4359594A JPH07253477A (ja) 1994-03-15 1994-03-15 快適度測定装置

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JPH07253477A true JPH07253477A (ja) 1995-10-03

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ID=12668163

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JP4359594A Pending JPH07253477A (ja) 1994-03-15 1994-03-15 快適度測定装置

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JP (1) JPH07253477A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000331273A (ja) * 1999-05-19 2000-11-30 Shimizu Corp 住環境評価支援システム
US11173931B2 (en) * 2017-03-06 2021-11-16 Sony Corporation Information processing apparatus, information processing method, and program

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JP2000331273A (ja) * 1999-05-19 2000-11-30 Shimizu Corp 住環境評価支援システム
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