JPH0725316A - 樹脂製輪止め構造物 - Google Patents

樹脂製輪止め構造物

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JPH0725316A
JPH0725316A JP16938793A JP16938793A JPH0725316A JP H0725316 A JPH0725316 A JP H0725316A JP 16938793 A JP16938793 A JP 16938793A JP 16938793 A JP16938793 A JP 16938793A JP H0725316 A JPH0725316 A JP H0725316A
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JP
Japan
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stopper
wall member
wall material
resin wheel
tire
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Application number
JP16938793A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Nakajima
光夫 中島
Toshiyuki Otsubo
敏之 大坪
Yoshiharu Makiyori
由春 牧寄
Satoshi Yanaka
智 谷中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HOEI UNYU KK
Toyota Motor Corp
Toyotomi Kiko Co Ltd
Original Assignee
HOEI UNYU KK
Toyota Motor Corp
Toyotomi Kiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽量で且つ被支持体接触部の強度が低下しな
い樹脂製輪止め構造物を得る。 【構成】 ストッパ10は一体成型品であって、路面接
触部としてのベース部12と、タイヤの外周部に接触す
る被支持体接触部としてのシート面14と、このシート
面14とベース部12との互いに離間した端部を連結す
る背面16と、を備えた側面視三角形状とされている。
ストッパ10内の横壁材20は下端部20Aがベース部
12を構成しており、上端部20Bがシート面14の裏
面に結合している。ストッパ10内には縦壁材22が一
体成型されており、横壁材20と縦壁材22とで壁部を
構成している。両側壁18、背面16、横壁材20及び
縦壁材22の間が空洞部15とされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は坂道等に停車する自動車
のタイヤ下面と路面との間に楔状に挿入して自動車を確
実に停止状態に保持するための樹脂製輪止め構造物に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、坂道等に停車する自動車のタイヤ
下面と路面との間に楔状に挿入して自動車を確実に停止
状態に保持するための輪止め構造物としては、図19
(A)に示される鋼製の輪止め構造物120、図19
(B)に示される木製の輪止め構造物130、図20に
示される樹脂製の輪止め構造物90がある。
【0003】このうち、図19(A)に示される鋼製の
輪止め構造物120は、重く、コンクリートの坂道等で
は滑り易いという不具合がある。また、鋼製の輪止め構
造物の上にタイヤが乗り上げた場合に、タイヤが損傷す
る恐れもある。
【0004】また、図19(B)に示される木製の輪止
め構造物130は、軽いが、コンクリートの坂道等では
滑り易いという不具合がある。また、木製の輪止め構造
物は、どの方向からの荷重に対しても潰れにくく、路面
に放置された場合には、交通の障害となる恐れがある。
【0005】また、樹脂製輪止め構造物は、その一例が
実開昭59−26059号に示されている。
【0006】図20に示される如く、この樹脂製の輪止
め構造物90では、タイヤ、ドラム缶等の被支持体と接
触する被支持体接触部としてのタイヤ接触面92を略楕
円曲面とし、滑り止め用の溝94を設けるととに、路面
接触部としてのベース面96にも滑り止め用の溝98を
設けている。さらに、この樹脂製輪止め構造物90で
は、タイヤ接触面92の上方に軽量化のための凹部10
0を形成するとともに、背面部102の上部に横杆部1
04と着脱用把手106を一体的に形成している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この樹
脂製輪止め構造物90では、タイヤ接触面92の上方に
軽量化のための凹部100を形成したため、タイヤの面
圧でタイヤ接触面92の上部に幅方向外側への力が作用
した場合に、凹部100の底部100Aの隅にクラック
が発生し易すく、クラックの発生によって被支持体接触
部としてのタイヤ接触面92の強度が低下するという不
具合がある。
【0008】本発明は上記事実を考慮し、軽量で且つ被
支持体接触部の強度が低下しない樹脂製輪止め構造物を
得ることが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
樹脂製輪止め構造物は、被支持体の荷重を受ける被支持
体接触部と、上端がこの被支持体接触部の裏面へ向けて
延びる複数の長さが異なる壁材によって構成され、これ
らの壁材の間が空洞部とされると共に、これらの壁材の
下端部が路面接触部となる壁部と、を有することを特徴
としている。
【0010】
【作用】本発明の請求項1記載の樹脂製輪止め構造物
は、例えば、坂道等に停車した自動車のタイヤ下面と路
面との間に、路面接触部が路面に、被支持体接触部がタ
イヤに当接する様に楔状に挿入する。これによって、坂
道等に停車した自動車が、坂道の下方へ移動するのを防
止できる。
【0011】ここで、本発明の樹脂製輪止め構造物は、
内部に空洞部が有るため軽量化されている。且つ下端部
が路面接触部となる壁部が、上端が被支持体接触部の裏
面へ向けて延びる複数の長さが異なる壁材によって構成
されているため、被支持体接触部にタイヤ等の被支持体
が当接し、被支持体接触部に荷重が作用した場合に、壁
部で、被支持体接触部が路面接触部側へ押し潰されるの
を支えることができる。よって、被支持体接触部の強度
が低下することがない。
【0012】
【実施例】本発明の樹脂製輪止め構造物の第1実施例に
ついて図1〜図4に従って説明する。
【0013】図1に示される如く、本実施例の樹脂製輪
止め構造物としてのストッパ10は一体成型品であっ
て、コンクリート等の路面に接触する路面接触部として
のベース部12と、タイヤ、ドラム缶等の被支持体の外
周部に接触する被支持体接触部としてのシート面14
と、このシート面14とベース部12との互いに離間し
た端部を連結する背面16と、を備えた側面視三角形状
とされている。
【0014】ストッパ10の両側面には側壁18がそれ
ぞれ一体成型されており、側壁18は、外周部18Aを
残して壁厚分内側に凹んでいる。また、側壁18には保
持用貫通孔19が穿設されている。
【0015】図2に示される如く、ストッパ10の内部
には、ベース部12からシート面14へ至り、背面16
に対して平行に配列された複数の長さが異なる横壁材2
0が一体的に形成されている。これらの横壁材20は下
端部20Aがベース部12を構成しており、上端部20
Bがシート面14の裏面に結合している。
【0016】なお、横壁材20の下端部20Aはベース
部12の両端辺12A、12Bを結ぶ面S1に達してお
らず、シート面14にタイヤ等が当接して、荷重が作用
した場合に、ベース部12の両端辺12A、12Bの間
の部位が下方へ撓んで横壁材20の下端部20Aが面S
1方向へ移動し路面に当接するようになっている。
【0017】また、本実施例では、横壁材20の上端部
20Bがシート面14の裏面に結合しているが、横壁材
20の上端部20Bとシート面14の裏面との間に隙間
があっても良い。
【0018】また、本実施例では、横壁材20の肉厚M
は、上端部20Bから下端部20Aに向かって薄くな
り、下端部20Aで最も薄くなっており、下端部20A
と路面との接触圧が大きくなる構造とされている。
【0019】図3に示される如く、ストッパ10の両側
壁18の中間部には、両側壁18と平行で横壁材20と
交差する縦壁材22が一体成型されており、横壁材20
と縦壁材22とで壁部を構成している。
【0020】図2に示される如く、この縦壁材22は下
端部22Aが、横壁材20の下端部20Aよりも若干短
く、上端部22Bがシート面14の裏面に結合してい
る。また、両側壁18、背面16、横壁材20及び縦壁
材22の間が空洞部15とされており、縦壁材22に
は、両側壁18の保持用貫通孔19と同軸的に保持用貫
通孔19が穿設されている。
【0021】従って、これらの横壁材20と縦壁材22
は、両側壁18と共に、ストッパ10のシート面14を
補強しており、ストッパ10はストッパ強度項目である
シート面破壊強度(850Kgf ,1分間保持)とシート
面後端破壊強度(500Kgf,1分間)をクリアしてい
る。
【0022】図2に示される如く、ストッパ10のシー
ト面14は、被支持体の外周部の形状に合わせたスロー
プになっており、シート面14の上端辺14Aと下端辺
14Bとを結ぶ面S2のベース部12の面S1に対する
傾斜角度θは、概ね25°〜30°となっている。従っ
て、ストッパ10のシート面14は被支持体の外周部と
の面接触が最大となる。
【0023】図1に示される如く、ストッパ10のシー
ト面14には、両端部が両側壁材18へ達する波状の溝
24が所定の間隔で複数本形成されており、これらの溝
24によって、被支持体が滑り難くなっている。なお、
これらの溝24の深さH(図2参照)は、例えば3mm
とされており、幅Wは、例えば9mmとされている。
【0024】なお、本実施例のストッパ10の保持用貫
通孔19は、この保持用貫通孔19によってストッパ1
0のシート面破壊強度及びシート面後端破壊強度が低下
しない位置、即ち、側壁材18の真中近傍に穿設するこ
とが好ましく、背面16側の上部と下部は避けることが
好ましい。例えば、図4(A)の位置P1、P2は図4
(B)に示される如く、保持用貫通孔19が無い場合の
シート面破壊強度及びシート面後端破壊強度P0と比
べ、シート面破壊強度及びシート面後端破壊強度の双方
に低下がなく大変好ましい位置である。一方、図4
(A)の位置P3は図4(B)に示される如く、シート
面後端破壊強度の低下が大きく、また、図4(A)の位
置P5は図4(B)に示される如く、シート面破壊強度
及びシート面後端破壊強度の双方の低下が大きく、それ
ぞれ好ましくない位置である。また、図4(A)の位置
P4は図4(B)に示される如く、シート面破壊強度及
びシート面後端破壊強度の双方の低下が小さく、比較的
好ましい位置である。
【0025】なお、シート面破壊強度は、図21に示さ
れる如く、α=38°の傾斜をもつブロック110にス
トッパ10を使用状態に置き、シート面14に半径30
0mm、厚さM50mm、硬度Hs 80のゴム盤112
を介して所定の荷重Fを鉛直に1分間負荷し、この時、
ストッパ10が破損する荷重値とする。
【0026】また、シート面後端破壊強度は、図22に
示される如く、水平定盤上114にストッパ10を使用
状態に置き、シート面14の上端辺14Aに所定の荷重
Fを鉛直に1分間負荷し、この時、ストッパ10が破損
する荷重値とする。
【0027】次に本実施例の作用を説明する。本実施例
のストッパ10は、例えば、坂道等に停車した自動車の
タイヤ下面と路面との間に、ベース部12が路面に、シ
ート面14がタイヤに当接する様に楔状に挿入する。こ
れによって、坂道等に停車した自動車が、坂道の下方へ
移動するのを防止できる。
【0028】ここで、本実施例のストッパ10は、内部
に空洞部15が有るため軽量化されている。且つ横壁材
20及び縦壁材22が、ベース部12からシート面14
へ向かって延びているため、シート面14にタイヤが当
接し、シート面14に荷重が作用した場合に、これらの
横壁材20及び縦壁材22で、シート面14がベース部
12側へ押し潰されるのを支えることができるので、シ
ート面14の強度が低下することがない。
【0029】また、本実施例のストッパ10では、横壁
材20と縦壁材22とがベース部12からシート面14
へ向かって延びているため、横壁材20と縦壁材22と
を押し潰す方向に作用する荷重、即ち、タイヤによって
シート面14に作用する荷重に対しては、横壁材20と
縦壁材22とがシート面14の潰れを防止する支えとし
て作用するが、背面16側から作用する力に対しては、
横壁材20が背面16の潰れを防止する支えとして作用
しない。また、側壁材18側から作用する力に対して
は、縦壁材22が両側壁材18の潰れを防止する支えと
して作用しない。従って、シート面14の破壊強度に比
べて背面16の破壊強度及び横壁材20の破壊強度が小
さい。このため、本実施例のストッパ10が路上に落下
し、タイヤがベース部12又は両側壁材18に上に乗り
上げた場合には、容易に潰れ走行への影響を極めて小さ
くすることができる。
【0030】また、本実施例のストッパ10は、横壁材
20の下端部20Aが路面接触部としてのベース部12
を構成しており、ベース部12が平面構造のものに比べ
て路面との接触性及び密着性が向上し、コンクリート、
アスファルト等でも簡単に滑らない。
【0031】さらに、本実施例のストッパ10は樹脂製
であるため、鋼製のストッパに比べて柔らかく、タイヤ
が乗り上げた場合にもパンクの心配が無く、またストッ
パが錆びることもない。
【0032】次に、本発明の樹脂製輪止め構造物の第2
実施例について図5〜図7に従って説明する。
【0033】なお、第1実施例と同一部材については、
同一符号を付してその説明を省略する。
【0034】図6に示される如く、本実施例の樹脂製輪
止め構造物としてのストッパ30の内部には、ベース部
12からシート面14へ至り、面S1に垂直に配列され
た複数の長さが異なる横壁材32が一体的に形成されて
いる。これらの横壁材32は下端部32Aがベース部1
2を構成しており、上端部32Bがシート面14の裏面
に結合している。
【0035】なお、横壁材32の端部32Aはベース部
12の両端辺12A、12Bを結ぶ面S1まで延設され
ている。
【0036】図7に示される如く、ストッパ30の両側
壁材18の中間部には、両側壁材18と平行で横壁材3
2と交差する縦壁材34が一体成型されており、横壁材
32と縦壁材34とで壁部を構成している。
【0037】図6に示される如く、この縦壁材34は下
端部34Aが、横壁材32の下端部32Aよりも若干短
く、上端部34Bがシート面14の裏面に結合してい
る。
【0038】また、両側壁18、背面16、横壁材32
及び縦壁材34の間が空洞部15とされており、縦壁材
34には、両側壁18の保持用貫通孔19と同軸的に保
持用貫通孔19が穿設されている。
【0039】また、本実施例のストッパ30では、背面
16と、背面16に隣接する横壁材32との間では、両
側壁材18がそれぞれ壁厚分内側にあり、図5に示され
る如く、両側壁材18の背面16部側に三角形状の凹部
35が形成されている。
【0040】図5に示される如く、ストッパ30のシー
ト面14には、矩形状の凹部36が、空洞部15に対応
する位置に計6個形成されており、これらの凹部36に
よって、タイヤ等が滑り難くなっている。
【0041】従って、本実施例のストッパ30によって
も、第1実施例のストッパ10と同様の効果が得られ
る。
【0042】次に、本発明の樹脂製輪止め構造物の第3
実施例について図8〜図10に従って説明する。
【0043】なお、第2実施例と同一部材については、
同一符号を付してその説明を省略する。
【0044】図8に示される如く、本実施例の樹脂製輪
止め構造物としてのストッパ40のシート面14には、
第2実施例の矩形状の凹部36に代えて、両端部が両側
壁材18へ達する直線状の溝42が所定の間隔で複数本
形成されており、これらの溝42によって、タイヤ等の
被支持体が滑り難くなっている。
【0045】図9及び図10に示される如く、ストッパ
40の両側壁材18は、第1実施例と同様に、外周部1
8Aを残して壁厚分内側に凹んでいる。
【0046】なお、本実施例のストッパ40によって
も、第2実施例のストッパ30と同様の効果が得られ
る。
【0047】次に、本発明の樹脂製輪止め構造物の第4
実施例について図11に従って説明する。
【0048】なお、第2実施例と同一部材については、
同一符号を付してその説明を省略する。
【0049】図11に示される如く、本実施例の樹脂製
輪止め構造物としてのストッパ50は、両側壁18、背
面16、横壁材32及び縦壁材34の間が空洞部52と
されており、空洞部52がシート面14を貫通し、シー
ト面14が格子状に形成されている。このため、シート
面14に対してタイヤ等の被支持体が滑り難くなってい
る。従って、本実施例のストッパ50によっても、第2
実施例のストッパ30と同様の効果が得られる。
【0050】なお、空洞52に断面形状は矩形状に限定
されず、円形、楕円形、六角形等の他の形状となるよう
にしても良い。
【0051】次に、上記各実施例の各樹脂製輪止め構造
物としてのストッパの車体への収納構造について説明す
る。
【0052】図12に示される如く、車体60のラゲー
ジボックス62には、底部62Aの車幅方向両端部にツ
ールボックス64が凹陥されており、これらのツールボ
ックス64には、ツールボックス64の開口部を閉塞す
る押さえ板66が着脱可能に取り付けられている。
【0053】図13に示される如く、押さえ板66に
は、矩形状の貫通孔68が穿設されており、この貫通孔
68に、ストッパ10が背面部16を上にして挿入され
ている。このため、ストッパ10を使用する際に、スト
ッパ10を容易に見付け出し取り出すことができる。
【0054】また、図14に示される如く、貫通孔68
に代えて押さえ板66に樹脂製のクリップ70を取付け
ても良い。
【0055】図15に示される如く、このクリップ70
の基部72の外周部には、リング溝72Aが形成されて
おり、このリング溝72Aに、押さえ板66に穿設され
た取付孔74の周縁部が嵌合している。また、クリップ
70の基部72からは、ツールボックス64の内側(図
15の下方)へ向けて、保持部76が形成されている。
保持部76は、先端部が二股に分岐されており、通常状
態では、図15の想像線で示される如く、保持部76の
先端はV字状に開いている。保持部76は、ストッパ1
0の保持用貫通孔19に挿入されると弾性変形し、先端
部が閉じた形状(図15の実線の形状)となって、想像
線の形状に戻ろうとする付勢力で、ストッパ10を保持
する。
【0056】なお、クリップ70に代えて、ボルト及び
ナット、又は蝶螺子等で押さえ板66にストッパ10を
保持しても良い。
【0057】また、図16及び図17に示される如く、
ツールボックス80の底部80Aの隅にクリップ70を
立設しても良く。この場合には、ストッパ10をツール
ボックス80の隅に配置すると、クリップ70の保持部
76が、ストッパ10の保持用貫通孔を通過し、ストッ
パ10をツールボックス80の隅に保持できる。
【0058】また、図16に示される如く、リヤフロア
82に凹陥されたスペアタイヤ収納部84の外周部に、
三角形状の凹部86を形成し、図18に示される如く、
クリップ70を凹部86の底部に立設しても良く。この
場合には、ストッパ10を凹部86に配置すると、クリ
ップ70の保持部76が、ストッパ10の保持用貫通孔
を通過し、ストッパ10を凹部86に保持できる。
【0059】
【発明の効果】本発明の樹脂製輪止め構造物は、被支持
体の荷重を受ける被支持体接触部と、上端がこの被支持
体接触部の裏面へ向けて延びる複数の長さが異なる壁材
によって構成され、これらの壁材の間が空洞部とされる
と共に、これらの壁材の下端部が路面接触部となる壁部
と、を有する構成としたので、軽量で且つ被支持体接触
部の強度が低下しないという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の樹脂製輪止め構造物を示
す斜視図である。
【図2】図1の2−2線断面図である。
【図3】本発明の第1実施例の樹脂製輪止め構造物を示
す底面図である。
【図4】(A)は本発明の第1実施例の樹脂製輪止め構
造物の保持用貫通孔の部位を示す概略側面図であり、
(B)は保持用貫通孔の部位と樹脂製輪止め構造物の強
度との関係を示すグラフである。
【図5】本発明の第2実施例の樹脂製輪止め構造物を示
す斜視図である。
【図6】図5の6−6線断面図である。
【図7】本発明の第2実施例の樹脂製輪止め構造物を示
す底面図である。
【図8】本発明の第3実施例の樹脂製輪止め構造物を示
す斜視図である。
【図9】図8の9−9線断面図である。
【図10】本発明の第3実施例の樹脂製輪止め構造物を
示す底面図である。
【図11】本発明の第4実施例の樹脂製輪止め構造物を
示す斜視図である。
【図12】本発明の樹脂製輪止め構造物を収納するため
の収納構造の一例を示す斜視図である。
【図13】本発明の樹脂製輪止め構造物を収納するため
の収納構造の一例に樹脂製輪止め構造物が収納された状
態を示す斜視図である。
【図14】本発明の樹脂製輪止め構造物を収納するため
の収納構造の他の一例を示す斜視図である。
【図15】図14の15ー15線断面図である。
【図16】本発明の樹脂製輪止め構造物を収納するため
の収納構造の他の一例を示す斜視図である。
【図17】本発明の樹脂製輪止め構造物を収納するため
の収納構造の他の一例に樹脂製輪止め構造物が収納され
た状態を示す斜視図である。
【図18】本発明の樹脂製輪止め構造物を収納するため
の収納構造の他の一例に樹脂製輪止め構造物が収納され
た状態を示す斜視図である。
【図19】(A)は従来例の鋼製の輪止め構造物を示す
斜視図であり、(B)は従来例の木製の輪止め構造物を
示す斜視図に示されるものがある。
【図20】従来例の樹脂製輪止め構造物を示す斜視図で
ある。
【図21】シート面破壊強度の測定方法を示す概略図で
ある。
【図22】シート面後端破壊強度の測定方法を示す概略
図である。
【符号の説明】
10 ストッパ(樹脂製輪止め構造物) 12 ベース部(路面接触部) 14 シート面(被支持体接触部) 15 空洞部 16 背面部 18 側壁 20 横壁材 22 縦壁材 24 溝 30 ストッパ(樹脂製輪止め構造物) 32 横壁材 34 縦壁材 36 凹部 40 ストッパ(樹脂製輪止め構造物) 42 溝 50 ストッパ(樹脂製輪止め構造物) 52 空洞部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大坪 敏之 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 牧寄 由春 愛知県名古屋市瑞穂区塩入町9−34 豊臣 機工株式会社化成品部堀田工場内 (72)発明者 谷中 智 愛知県豊田市深田町1丁目126番地の1 豊栄運輸株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被支持体の荷重を受ける被支持体接触部
    と、 上端がこの被支持体接触部の裏面へ向けて延びる複数の
    長さが異なる壁材によって構成され、これらの壁材の間
    が空洞部とされると共に、これらの壁材の下端部が路面
    接触部となる壁部と、 を有することを特徴とする樹脂製輪止め構造物。
JP16938793A 1993-07-08 1993-07-08 樹脂製輪止め構造物 Pending JPH0725316A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16938793A JPH0725316A (ja) 1993-07-08 1993-07-08 樹脂製輪止め構造物

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JP16938793A JPH0725316A (ja) 1993-07-08 1993-07-08 樹脂製輪止め構造物

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Publication Number Publication Date
JPH0725316A true JPH0725316A (ja) 1995-01-27

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JP16938793A Pending JPH0725316A (ja) 1993-07-08 1993-07-08 樹脂製輪止め構造物

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JP (1) JPH0725316A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT201900011349A1 (it) * 2019-07-10 2021-01-10 Lokhen S R L Cuneo fermaruota per veicoli industriali e/o commerciali

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