JPH0725239Y2 - 撹拌装置付重力式エアースプレーガン - Google Patents
撹拌装置付重力式エアースプレーガンInfo
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- JPH0725239Y2 JPH0725239Y2 JP1989121304U JP12130489U JPH0725239Y2 JP H0725239 Y2 JPH0725239 Y2 JP H0725239Y2 JP 1989121304 U JP1989121304 U JP 1989121304U JP 12130489 U JP12130489 U JP 12130489U JP H0725239 Y2 JPH0725239 Y2 JP H0725239Y2
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- spray gun
- air spray
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B7/00—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
- B05B7/24—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with means, e.g. a container, for supplying liquid or other fluent material to a discharge device
- B05B7/2402—Apparatus to be carried on or by a person, e.g. by hand; Apparatus comprising containers fixed to the discharge device
- B05B7/2405—Apparatus to be carried on or by a person, e.g. by hand; Apparatus comprising containers fixed to the discharge device using an atomising fluid as carrying fluid for feeding, e.g. by suction or pressure, a carried liquid from the container to the nozzle
- B05B7/2408—Apparatus to be carried on or by a person, e.g. by hand; Apparatus comprising containers fixed to the discharge device using an atomising fluid as carrying fluid for feeding, e.g. by suction or pressure, a carried liquid from the container to the nozzle characterised by the container or its attachment means to the spray apparatus
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B15/00—Details of spraying plant or spraying apparatus not otherwise provided for; Accessories
- B05B15/20—Arrangements for agitating the material to be sprayed, e.g. for stirring, mixing or homogenising
- B05B15/25—Arrangements for agitating the material to be sprayed, e.g. for stirring, mixing or homogenising using moving elements, e.g. rotating blades
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、塗料中に沈澱性の高い材料を含むメタリッ
ク、パール塗料等を吹き付ける場合に沈澱を防止し、安
定した品質の高い塗装を行うことのできる塗料カップを
備えた重力式エアースプレーガンで、特に自動車補修塗
装等で使用価値の高い撹拌装置付重力式エアースプレー
ガンに関する。
ク、パール塗料等を吹き付ける場合に沈澱を防止し、安
定した品質の高い塗装を行うことのできる塗料カップを
備えた重力式エアースプレーガンで、特に自動車補修塗
装等で使用価値の高い撹拌装置付重力式エアースプレー
ガンに関する。
[従来の技術] 沈澱性の高い塗料は、メタリック塗料、パール塗料等に
代表され、近年の塗装における高級志向によって、その
利用が拡大されてきている。この種の塗料は、沈澱性の
高い材料が混入されているうえ、その仕上りを向上させ
るために、一般に通常の塗料よりも低粘度で使用され
る。このため重力式エアースプレーガンで吹付を行う場
合、塗料カップに入っている塗料は、使用中であっても
沈澱し、時間によって含有量が変化、結果として不均一
な塗装の仕上りとなることから、常に撹拌された状態で
塗料をエアースプレーガンに供給することが絶対条件と
なる。
代表され、近年の塗装における高級志向によって、その
利用が拡大されてきている。この種の塗料は、沈澱性の
高い材料が混入されているうえ、その仕上りを向上させ
るために、一般に通常の塗料よりも低粘度で使用され
る。このため重力式エアースプレーガンで吹付を行う場
合、塗料カップに入っている塗料は、使用中であっても
沈澱し、時間によって含有量が変化、結果として不均一
な塗装の仕上りとなることから、常に撹拌された状態で
塗料をエアースプレーガンに供給することが絶対条件と
なる。
従来この種のエアースプレーガンとして、エアースプレ
ーガンの下部に塗料容器(コンテナー)を付けた吸上式
エアースプレーガンの塗料容器に撹拌装置を設け、塗料
撹拌を行いながら塗装をする例がいくつか見られる。
(例えば特開昭51-109939、実開昭58-128656)しかし、
これらの塗料容器を設けた吸上式エアースプレーガンの
場合、塗装面はほぼ立面に限られ、上向きの塗装や下向
きの塗装時は、コンテナの上蓋の小孔から内部の塗料が
外部に洩れるため、塗装が出来ないという問題がある。
例えば、パール塗装が多く用いられる自動車の塗装で
は、屋根、ボンネットなどを塗装するためには、エアー
スプレーガンの横から上に塗料カップを設けたカップ式
と呼ばれる重力式エアースプレーガンを用いるのが通常
である。この種のカップ式で、前記撹拌装置をつけるこ
とも考えられていたが、実用的なものとして提案された
ものはなかった。又、この重力式エアースプレーガン
は、塗料の色替を多く必要とするところに利用されるた
め、塗料カップ内の撹拌手段としては、簡単に洗浄で
き、かつ、取扱いが容易なことが要求されるため、重力
式エアースプレーガンに取付けた具体的構成が極めて重
要となる。
ーガンの下部に塗料容器(コンテナー)を付けた吸上式
エアースプレーガンの塗料容器に撹拌装置を設け、塗料
撹拌を行いながら塗装をする例がいくつか見られる。
(例えば特開昭51-109939、実開昭58-128656)しかし、
これらの塗料容器を設けた吸上式エアースプレーガンの
場合、塗装面はほぼ立面に限られ、上向きの塗装や下向
きの塗装時は、コンテナの上蓋の小孔から内部の塗料が
外部に洩れるため、塗装が出来ないという問題がある。
例えば、パール塗装が多く用いられる自動車の塗装で
は、屋根、ボンネットなどを塗装するためには、エアー
スプレーガンの横から上に塗料カップを設けたカップ式
と呼ばれる重力式エアースプレーガンを用いるのが通常
である。この種のカップ式で、前記撹拌装置をつけるこ
とも考えられていたが、実用的なものとして提案された
ものはなかった。又、この重力式エアースプレーガン
は、塗料の色替を多く必要とするところに利用されるた
め、塗料カップ内の撹拌手段としては、簡単に洗浄で
き、かつ、取扱いが容易なことが要求されるため、重力
式エアースプレーガンに取付けた具体的構成が極めて重
要となる。
[考案が解決しようとする問題点] 前述のように、沈澱性の高い塗料を自動車塗装等で巾広
く使用できる重力式エアースプレーガンで、撹拌機能を
もった装置がなかったことが最大の問題であるが、すで
にある吸上式コンテナーの撹拌装置にしても、エアモー
タ等によって回転される羽根の回転状態は外部より確認
することができず、回転不足による不十分な撹拌のまま
塗装したり、回転が速すぎ、渦流の中心より空気を吸い
込む結果となる等の問題が生ずる。
く使用できる重力式エアースプレーガンで、撹拌機能を
もった装置がなかったことが最大の問題であるが、すで
にある吸上式コンテナーの撹拌装置にしても、エアモー
タ等によって回転される羽根の回転状態は外部より確認
することができず、回転不足による不十分な撹拌のまま
塗装したり、回転が速すぎ、渦流の中心より空気を吸い
込む結果となる等の問題が生ずる。
また、塗料カップの上蓋に取付けたエアモータと下方に
回転羽根を有する撹拌軸は、通常使用時には一体に固定
されており、塗料カップより蓋を外した時に回転羽根や
撹拌軸に付着した塗料が垂れやすく、これを避けるため
蓋を逆におくとき、塗料がエアモータ部に入り込んだり
する。又、撹拌中のはね返り等によって、エアモータの
軸受と撹拌軸の間に塗料が付着しやすい。このため一部
の装置では、軸受と回転軸の隙間を大きくして洗浄しや
すいようにしているが、軸の振れを引き起こすなどの新
たな問題が生ずることになる。
回転羽根を有する撹拌軸は、通常使用時には一体に固定
されており、塗料カップより蓋を外した時に回転羽根や
撹拌軸に付着した塗料が垂れやすく、これを避けるため
蓋を逆におくとき、塗料がエアモータ部に入り込んだり
する。又、撹拌中のはね返り等によって、エアモータの
軸受と撹拌軸の間に塗料が付着しやすい。このため一部
の装置では、軸受と回転軸の隙間を大きくして洗浄しや
すいようにしているが、軸の振れを引き起こすなどの新
たな問題が生ずることになる。
更に、重力式エアースプレーガンの塗料カップの場合、
塗料カップの塗料の出口は下端にあってエアースプレー
ガン本体と継手によって接続され塗料カップの上蓋は塗
料カップの上部開口部にかぶせられているもので、この
上蓋にエアモータが付けられているため、駆動エアーは
柔軟性のあるホース等で接続せざるを得ない。
塗料カップの塗料の出口は下端にあってエアースプレー
ガン本体と継手によって接続され塗料カップの上蓋は塗
料カップの上部開口部にかぶせられているもので、この
上蓋にエアモータが付けられているため、駆動エアーは
柔軟性のあるホース等で接続せざるを得ない。
したがって、その取付位置も問題となり、なるべく操作
取扱性が損なわれないようエアースプレーガン本体の上
部で、しかも、エアースプレーガン本体内部の空気弁に
よって制御される前の空気通路と接続し、吹付とは別個
に常時空気を供給することが要求される。
取扱性が損なわれないようエアースプレーガン本体の上
部で、しかも、エアースプレーガン本体内部の空気弁に
よって制御される前の空気通路と接続し、吹付とは別個
に常時空気を供給することが要求される。
[問題点を解決するための手段] 以上の問題点を改善するため、本考案はエアースプレー
ガン本体と、該エアースプレーガン本体の先端にとりつ
けた塗料ノズルと、該塗料ノズルを囲むようにとりつけ
たエアーキャップと、前記塗料ノズルの噴出口よりも上
方に着脱自在に設けた塗料カップと、該塗料カップの下
端に有する出口と前記塗料ノズルとを塗料ニップルを介
して連絡する塗料通路と、前記塗料カップの上部開口部
を塞ぐ上蓋と、該上蓋の外側に設けたエアーモータと、
該エアーモータのロータにとりつけた撹拌軸と、該撹拌
軸の下方にとりつけた撹拌羽根とから構成される撹拌装
置付重力式エアースプレーガンにおいて、前記エアーモ
ータの本体、キャップローターのそれぞれの中心部に、
前記撹拌軸の取付部となる取付孔を形成し、該取付孔に
とりつける前記撹拌軸の上部には、軸方向に半分に割る
スリットを形成し、かつ、前記撹拌軸の上部の外径は、
前記ローターの取付孔よりわずかに太く構成し、前記エ
アースプレーガン本体に導入される圧縮空気が、該エア
ースプレーガン本体内の空気弁に至る前の空気通路より
分岐させて調圧装置を接続し、該調圧装置の出口と前記
エアーモータの入口とをエアーホースで接続したもので
ある。
ガン本体と、該エアースプレーガン本体の先端にとりつ
けた塗料ノズルと、該塗料ノズルを囲むようにとりつけ
たエアーキャップと、前記塗料ノズルの噴出口よりも上
方に着脱自在に設けた塗料カップと、該塗料カップの下
端に有する出口と前記塗料ノズルとを塗料ニップルを介
して連絡する塗料通路と、前記塗料カップの上部開口部
を塞ぐ上蓋と、該上蓋の外側に設けたエアーモータと、
該エアーモータのロータにとりつけた撹拌軸と、該撹拌
軸の下方にとりつけた撹拌羽根とから構成される撹拌装
置付重力式エアースプレーガンにおいて、前記エアーモ
ータの本体、キャップローターのそれぞれの中心部に、
前記撹拌軸の取付部となる取付孔を形成し、該取付孔に
とりつける前記撹拌軸の上部には、軸方向に半分に割る
スリットを形成し、かつ、前記撹拌軸の上部の外径は、
前記ローターの取付孔よりわずかに太く構成し、前記エ
アースプレーガン本体に導入される圧縮空気が、該エア
ースプレーガン本体内の空気弁に至る前の空気通路より
分岐させて調圧装置を接続し、該調圧装置の出口と前記
エアーモータの入口とをエアーホースで接続したもので
ある。
更に、前記撹拌軸は上部軸端面の中心を通って少なくと
も2色に区分して、エアーモータのキャップ面近くに露
出するようエアーモータの取付孔に嵌合させ、その上部
軸端面がエアモータの外部より目視確認できるように、
エアモータのキャップ上面中心部を開孔している。
も2色に区分して、エアーモータのキャップ面近くに露
出するようエアーモータの取付孔に嵌合させ、その上部
軸端面がエアモータの外部より目視確認できるように、
エアモータのキャップ上面中心部を開孔している。
[作用] 重力式エアースプレーガンの塗料カップに撹拌装置がつ
き、エアースプレーガン付属の圧縮空気の調圧装置によ
り調整して、塗料カップの上蓋にとりついているエアモ
ータに供給することにより塗料カップ内の沈澱性を有す
る塗料を撹拌させながらスプレー作業ができ、塗料中に
沈澱性の高い材料を含むメタリック、パール塗料等が常
に安定した状態で重力式エアースプレーガンの塗料ノズ
ルの噴出口から噴出される撹拌装置付動式エアースプレ
ーガンにおいて、エアーモータのロータと撹拌軸との嵌
合が、手指で簡単に抜き差しでき、塗料等で汚れた場合
等の洗浄が極めて容易となる。又、洗浄時には撹拌軸を
手指で引っ張って外せばエアモータ部は容易に洗浄で
き、軸と軸受との隙間も大きくするなどの必要がなく、
回転時に振れが生ずることもない。
き、エアースプレーガン付属の圧縮空気の調圧装置によ
り調整して、塗料カップの上蓋にとりついているエアモ
ータに供給することにより塗料カップ内の沈澱性を有す
る塗料を撹拌させながらスプレー作業ができ、塗料中に
沈澱性の高い材料を含むメタリック、パール塗料等が常
に安定した状態で重力式エアースプレーガンの塗料ノズ
ルの噴出口から噴出される撹拌装置付動式エアースプレ
ーガンにおいて、エアーモータのロータと撹拌軸との嵌
合が、手指で簡単に抜き差しでき、塗料等で汚れた場合
等の洗浄が極めて容易となる。又、洗浄時には撹拌軸を
手指で引っ張って外せばエアモータ部は容易に洗浄で
き、軸と軸受との隙間も大きくするなどの必要がなく、
回転時に振れが生ずることもない。
又、撹拌軸の上部軸端面に設けた色分けは回転によって
変化し、遅ければ断続した色変化となり中間色になった
時が適する速度である等、回転スピードの判断の目安と
なる。
変化し、遅ければ断続した色変化となり中間色になった
時が適する速度である等、回転スピードの判断の目安と
なる。
[実施例] 第1図に本考案の1実施例の一部を断面した重力式エア
ースプレーガンの外観図を示し、第2図に塗料カップと
該塗料カップの上蓋に設けた撹拌装置の断面図を示して
いる。
ースプレーガンの外観図を示し、第2図に塗料カップと
該塗料カップの上蓋に設けた撹拌装置の断面図を示して
いる。
図に示される通り、本案の重力式エアースプレーガン
は、エアースプレーガン本体2と、該エアースプレーガ
ン本体の先端にとりつけた塗料ノズル(図示せず)と、
該塗料ノズルを囲むようにとりつけたエアーキャップ1
とを有し、エアースプレーガン本体2は、中央部に引金
3、後部下方に握り4を形成する。又、塗料容器となる
塗料カップ5は、前記塗料ノズルの噴出口よりも上方に
着脱自在に設けるため、前記エアーキャップ1が取付け
られた、頭部6の横に設けた塗料ニップル7に、袋ナッ
ト8、シート9の組み合わせをもつ前記塗料カップ5の
接続部によって取付角度が自在となるよう着脱自在に固
定される。
は、エアースプレーガン本体2と、該エアースプレーガ
ン本体の先端にとりつけた塗料ノズル(図示せず)と、
該塗料ノズルを囲むようにとりつけたエアーキャップ1
とを有し、エアースプレーガン本体2は、中央部に引金
3、後部下方に握り4を形成する。又、塗料容器となる
塗料カップ5は、前記塗料ノズルの噴出口よりも上方に
着脱自在に設けるため、前記エアーキャップ1が取付け
られた、頭部6の横に設けた塗料ニップル7に、袋ナッ
ト8、シート9の組み合わせをもつ前記塗料カップ5の
接続部によって取付角度が自在となるよう着脱自在に固
定される。
さらに、重力式エアースプレーガンは、空気ニップル10
より圧縮空気を導入し、空気弁11を通過した空気が前記
エアーキャップ1より噴出し、前記塗料カップ5内の塗
料を吸い出すと同時に霧化し、吹付がなされる。これら
の詳細な構成については公知であるため説明は省略す
る。また、重力式エアースプレーガンに導入された圧縮
空気が空気弁11に至る前までの通路より分岐し、その分
岐路に調圧装置12を設け、調圧装置12の調圧弁13で調整
された空気をエアモータ14に供給するホース33と、接続
ジョイント15を有する。
より圧縮空気を導入し、空気弁11を通過した空気が前記
エアーキャップ1より噴出し、前記塗料カップ5内の塗
料を吸い出すと同時に霧化し、吹付がなされる。これら
の詳細な構成については公知であるため説明は省略す
る。また、重力式エアースプレーガンに導入された圧縮
空気が空気弁11に至る前までの通路より分岐し、その分
岐路に調圧装置12を設け、調圧装置12の調圧弁13で調整
された空気をエアモータ14に供給するホース33と、接続
ジョイント15を有する。
前記調圧装置12は、ツマミ20と一体の調圧弁13が、ねじ
の回転により先端の連通孔の開度を変化させることによ
って、流入空気量を調整するもので、それによって前記
エアモータ14に導入する空気圧力を調整するもので、機
構としては各種公知のものがあり、これに限定されるも
のではない。
の回転により先端の連通孔の開度を変化させることによ
って、流入空気量を調整するもので、それによって前記
エアモータ14に導入する空気圧力を調整するもので、機
構としては各種公知のものがあり、これに限定されるも
のではない。
また、ニードル弁の開度を調節して塗料噴出量を調節す
るツマミ16には、操作しやすいレバー17及び、レバー17
の調整位置を確認する目盛板18等が設けられている。更
に空気弁11を通過した後の空気通路と連通する圧力計19
が設けられているがこれらについては既に提案されてい
るので詳しい説明は避ける。
るツマミ16には、操作しやすいレバー17及び、レバー17
の調整位置を確認する目盛板18等が設けられている。更
に空気弁11を通過した後の空気通路と連通する圧力計19
が設けられているがこれらについては既に提案されてい
るので詳しい説明は避ける。
ジョイント15とホース33は、簡単に着脱できる機構のも
のが使われている。前記塗料カップ5は下方に前記重力
式エアースプレーガン本体2との接続部をもち、一般的
に使用されているものである。本考案の特徴は、重力式
エアースプレーガンの塗料カップ5の上部開口部を塞ぐ
上蓋22の外側に取付けたエアモータ14の撹拌軸の取付構
造にある。エアーモーターの構成は、エアモータ本体23
キャップ24により形成された空間に、周縁に羽根をもつ
ロータ25が回転自在に挿入されており、第4図に示すご
とく、周縁から導入される空気圧によって回転される構
造のものを用いている。ロータ25周縁の羽根は特に限定
されるものではなく、実施例では平歯車を用いて十分な
性能が得られている。
のが使われている。前記塗料カップ5は下方に前記重力
式エアースプレーガン本体2との接続部をもち、一般的
に使用されているものである。本考案の特徴は、重力式
エアースプレーガンの塗料カップ5の上部開口部を塞ぐ
上蓋22の外側に取付けたエアモータ14の撹拌軸の取付構
造にある。エアーモーターの構成は、エアモータ本体23
キャップ24により形成された空間に、周縁に羽根をもつ
ロータ25が回転自在に挿入されており、第4図に示すご
とく、周縁から導入される空気圧によって回転される構
造のものを用いている。ロータ25周縁の羽根は特に限定
されるものではなく、実施例では平歯車を用いて十分な
性能が得られている。
第5図には別のロータ形状を示した。これから構成され
るエアモータ23又は、本体23、キャップ24、ロータ25の
中心部が全体に貫通しており撹拌軸28が挿入される構成
としている。ロータ25の中心を通る貫通部は取付孔26と
してあけられ、他端に、撹拌羽根27を固定した回転軸28
の一端が嵌め込まれるようになっている。29,30は樹脂
製の軸受が示されている。撹拌軸28のロータ側は、軸方
向に半分に割るスリット31が形成され、取付穴26に嵌め
られる時、このスリット30がわずかに縮められて固定さ
れ、かつ簡単に手指で抜き差しできるようになってい
る。また撹拌軸の上部軸端面は第3図に示すように中心
を通って片側Aに目立つ色を塗り、2色とすることによ
って回転状態の目視判別が容易にできるようになってい
る。もちろんキャップ24の中心部には、上部軸端面が見
えるよう孔があけられている。
るエアモータ23又は、本体23、キャップ24、ロータ25の
中心部が全体に貫通しており撹拌軸28が挿入される構成
としている。ロータ25の中心を通る貫通部は取付孔26と
してあけられ、他端に、撹拌羽根27を固定した回転軸28
の一端が嵌め込まれるようになっている。29,30は樹脂
製の軸受が示されている。撹拌軸28のロータ側は、軸方
向に半分に割るスリット31が形成され、取付穴26に嵌め
られる時、このスリット30がわずかに縮められて固定さ
れ、かつ簡単に手指で抜き差しできるようになってい
る。また撹拌軸の上部軸端面は第3図に示すように中心
を通って片側Aに目立つ色を塗り、2色とすることによ
って回転状態の目視判別が容易にできるようになってい
る。もちろんキャップ24の中心部には、上部軸端面が見
えるよう孔があけられている。
このため、塗料カップ5内の内部において回転する撹拌
羽根の回転状態がわかり、特にメタリックやパールなど
の沈殿性の高い塗料の場合、撹拌する塗料の性状によっ
てその回転状態が大きく変化するため、常に確認を要す
る場合に吹付け時においてもスプレーガンの手元で調整
ができ有利である。
羽根の回転状態がわかり、特にメタリックやパールなど
の沈殿性の高い塗料の場合、撹拌する塗料の性状によっ
てその回転状態が大きく変化するため、常に確認を要す
る場合に吹付け時においてもスプレーガンの手元で調整
ができ有利である。
[考案の効果] 本考案は、上記の構成により、色替を頻繁に行う重力式
エアースプレーガンにおいて、色替等による洗浄時、撹
拌軸をエアーモータのロータから手指による抜きで容易
に取外しでき又、ロータへの撹拌軸のとりつけも同様手
指による差しで容易に取付することができる。よって、
撹拌羽根のついた撹拌軸を簡単に取付、取外することが
できるので、エアモータと撹拌軸がビスなどの固定手段
で一体に構成されているものに比べ、工具等がなしで、
取付、取外しがすばやく簡単にできる。よって、塗料が
たれて、まわりを汚すことがない。又、洗浄液は、撹拌
軸を外したあと容易にロータ内部の洗浄作業そのものが
簡単に行えるものである。
エアースプレーガンにおいて、色替等による洗浄時、撹
拌軸をエアーモータのロータから手指による抜きで容易
に取外しでき又、ロータへの撹拌軸のとりつけも同様手
指による差しで容易に取付することができる。よって、
撹拌羽根のついた撹拌軸を簡単に取付、取外することが
できるので、エアモータと撹拌軸がビスなどの固定手段
で一体に構成されているものに比べ、工具等がなしで、
取付、取外しがすばやく簡単にできる。よって、塗料が
たれて、まわりを汚すことがない。又、洗浄液は、撹拌
軸を外したあと容易にロータ内部の洗浄作業そのものが
簡単に行えるものである。
更に、エアモータ用作動空気は、一度重力式エアースプ
レーガン本体に導入した圧縮空気が空気弁に至る前まで
の通路より分岐させて調圧装置を接続し、この調圧装置
の出口と接続しているので、重力式エアースプレーガン
の引金で空気弁が開き、先端の空気キャップより噴出さ
せる操作とは関係なく、常時適正な圧縮空気流をエアモ
ータに送って良好に撹拌を維持することができる。
レーガン本体に導入した圧縮空気が空気弁に至る前まで
の通路より分岐させて調圧装置を接続し、この調圧装置
の出口と接続しているので、重力式エアースプレーガン
の引金で空気弁が開き、先端の空気キャップより噴出さ
せる操作とは関係なく、常時適正な圧縮空気流をエアモ
ータに送って良好に撹拌を維持することができる。
第1図は本考案の1実施例を示すスプレーガンの全体図
で、一部を断面で示している。第2図は第1図の左側よ
り見た撹拌装置を備えたカップ部分の断面図を示す。第
3図はエアモータの平面図第4図は第2図エアモータ部
のIV-IV断面図、第5図は第4図と同じくエアモータ部
の断面で、他のロータ形状の例を示す。 1……エアーキャップ 5……塗料カップ 12……調圧装置 14……エアモータ 25……ロータ 28……撹拌軸 31……スリット
で、一部を断面で示している。第2図は第1図の左側よ
り見た撹拌装置を備えたカップ部分の断面図を示す。第
3図はエアモータの平面図第4図は第2図エアモータ部
のIV-IV断面図、第5図は第4図と同じくエアモータ部
の断面で、他のロータ形状の例を示す。 1……エアーキャップ 5……塗料カップ 12……調圧装置 14……エアモータ 25……ロータ 28……撹拌軸 31……スリット
Claims (2)
- 【請求項1】エアースプレーガン本体と、該エアースプ
レーガン本体の先端にとりつけた塗料ノズルと、該塗料
ノズルを囲むようにとりつけたエアーキャップと、前記
塗料ノズルの噴出口よりも上方に着脱自在に設けた塗料
カップと、該塗料カップの下端に有する出口と前記塗料
ノズルとを塗料ニップルを介して連絡する塗料通路と、
前記塗料カップの上部開口部を塞ぐ上蓋と、該上蓋の外
側に設けたエアモータと該エアーモータのロータにとり
つけた撹拌軸とから構成される撹拌装置付重力式エアー
スプレーガンにおいて、前記エアーモータの本体キャッ
プ、ローターのそれぞれの中心部に、前記撹拌軸の取付
部となる取付孔を形成し、該取付孔にとりつける前記撹
拌軸の上部には軸方向に半分に割るスリットを形成し、
かつ前記撹拌軸の上部の外径は、前記ローターの取付孔
よりわずかに太く構成し、前記エアースプレーガン本体
に導入される圧縮空気が、該エアースプレーガン本体内
の空気弁に至る前の空気通路より分岐させて調圧装置を
接続し、該調圧装置の出口と前記エアーモータの入口と
をエアーホースで接続したことを特徴とする撹拌装置付
重力式エアースプレーガン。 - 【請求項2】撹拌軸の上部軸端面を中心を通って少なく
とも2色に区分し、キャップ面近くに露出するようキャ
ップの上面中心部を開口するとともに、エアーモータの
取付孔に嵌合させたことを特徴とする実用新案登録請求
の範囲第1項記載の撹拌装置付き重力式エアースプレー
ガン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989121304U JPH0725239Y2 (ja) | 1989-10-17 | 1989-10-17 | 撹拌装置付重力式エアースプレーガン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989121304U JPH0725239Y2 (ja) | 1989-10-17 | 1989-10-17 | 撹拌装置付重力式エアースプレーガン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0361948U JPH0361948U (ja) | 1991-06-18 |
JPH0725239Y2 true JPH0725239Y2 (ja) | 1995-06-07 |
Family
ID=31669344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989121304U Expired - Lifetime JPH0725239Y2 (ja) | 1989-10-17 | 1989-10-17 | 撹拌装置付重力式エアースプレーガン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0725239Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5270842B2 (ja) * | 2007-01-31 | 2013-08-21 | アネスト岩田株式会社 | 塗装用スプレーガン |
CN114798214B (zh) * | 2022-03-28 | 2023-09-08 | 李秋方 | 一种提高金属型铸造中模具涂料使用寿命的喷枪 |
CN117101927B (zh) * | 2023-10-17 | 2024-01-30 | 泰州久新汽车零部件有限公司 | 一种汽车零件加工用智能喷漆装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6339450U (ja) * | 1986-08-29 | 1988-03-14 |
-
1989
- 1989-10-17 JP JP1989121304U patent/JPH0725239Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0361948U (ja) | 1991-06-18 |
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