JPH07252180A - ヒドロキシベンズアルデヒドの製造方法 - Google Patents
ヒドロキシベンズアルデヒドの製造方法Info
- Publication number
- JPH07252180A JPH07252180A JP7020488A JP2048895A JPH07252180A JP H07252180 A JPH07252180 A JP H07252180A JP 7020488 A JP7020488 A JP 7020488A JP 2048895 A JP2048895 A JP 2048895A JP H07252180 A JPH07252180 A JP H07252180A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bismuth
- platinum
- acid
- hydroxybenzyl alcohol
- borate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C45/00—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
- C07C45/27—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by oxidation
- C07C45/32—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by oxidation with molecular oxygen
- C07C45/37—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by oxidation with molecular oxygen of >C—O—functional groups to >C=O groups
- C07C45/38—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by oxidation with molecular oxygen of >C—O—functional groups to >C=O groups being a primary hydroxyl group
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
ドロキシベンズアルデヒドに高収率で酸化する方法を提
供する。 【構成】 この方法は、白金をベースとする触媒の存在
下、アルカリを含む水性媒質中にて、酸素分子又は酸素
分子を含む気体を用いて液相で対応するヒドロキシベン
ジルアルコールを酸化させてヒドロキシベンズアルデヒ
ドを製造することからなり、ホウ素誘導体及びビスマス
誘導体の存在下で酸化させることを特徴とする。
Description
ルコールを対応するヒドロキシベンズアルデヒドに酸化
する方法に関する。
られているオルト−ヒドロキシベンジルアルコールから
のサリチルアルデヒドの製造に関する。
開発されている。
420号は、白金又はパラジウムをベースとする触媒
の存在下、アルカリを含む水性媒質中にて、酸素分子又
は酸素分子を含む気体を用いて行う液相でのオルト−ヒ
ドロキシベンジルアルコールの酸化を説明している。こ
の反応は、ビスマス誘導体をベースとする助触媒の存在
下で酸化させることを特徴とする。
収率が良好な白金ベースの誘導体を前記発明に従って処
理すると、ビスマスが存在するために収率が増す。従っ
て、公表されたサリチルアルデヒドの収率はビスマスの
不在下で77.6%、ビスマスの存在下で92.8%で
ある。
応収率を更に改善することのできる方法を提供すること
である。
ースとする触媒の存在下、アルカリを含む水性媒質中に
て、酸素分子又は酸素分子を含む気体を用いて液相で対
応するヒドロキシベンジルアルコールを酸化させてヒド
ロキシベンズアルデヒドを製造する方法を発見した。こ
の方法は、ホウ素誘導体及びビスマス誘導体の存在下で
酸化させることを特徴とする。
導体がビスマス誘導体と共に存在すれば、サリゲノール
の酸化によりサリチルアルデヒドの収率が以前よりも高
く、97%に達し得ることが判明した。
酸化が制限されて、酸は生成されない。
ルアルコール、即ち少なくとも1個の−OH基と1個の
−CH2OH基とを有する任意の芳香族化合物に適用さ
れ得る。
rry MARCHが記載する文献Advanced
Organic Chemistry, 3版,Joh
nWiley & Sons, 1985年,37ペー
ジ以降で定義された一般的な芳香族の概念を意味する。
対してオルト、メタ又はパラ位であり、ベンゼン核は同
一であっても異なってもよい1個以上の置換基Rで置換
されていてもよく、nは3以下の数である)で表される
ヒドロキシベンジルアルコールの酸化に特に適してい
る。
但し、この置換基は所望の生成物を妨げないものとす
る。置換基Rの例は特に、ハロゲン原子(好ましくはフ
ッ素、塩素又は臭素)、及び好ましくは1〜12個、更
に好ましくは1〜4個の炭素原子を含むアルキル又はア
ルコキシ基である。
例は: −2−ヒドロキシベンジルアルコール; −2−ヒドロキシ−4−メチルベンジルアルコール; −2−ヒドロキシ−6−メチルベンジルアルコール; −2−ヒドロキシ−6−エトキシベンジルアルコール; −2−ヒドロキシ−6−クロロベンジルアルコール である。
によるサリチルアルデヒドの工業生産に適用される。
ば通常ホウ酸と呼ばれているオルトホウ酸(又はその前
駆体B2O3)、メタホウ酸、ピロホウ酸及びテトラホウ
酸]の中から選択される。
のアルカリもしくはアルカリ土類金属又はアンモニウム
のホウ酸塩(特に、好ましくはアルカリ金属又はアンモ
ニウムの第三級ホウ酸塩、1/2ホウ酸塩、一ホウ酸
塩、二ホウ酸塩、三ホウ酸塩、四ホウ酸塩又は五ホウ酸
塩)を使用することもできる。
酸塩(例えばフッ化ホウ素酸カリウム)を使用すること
もできる。
好ましい。
モル数対ヒドロキシベンジルアルコールのモル数の比率
が0.1〜3.0、好ましくは0.9〜1.1になるよ
うに決定する。
0よりも大きい、例えば2、3、4又は5の無機又は有
機ビスマス誘導体である。この条件が満たされれば、ビ
スマスと会合する残基は重要ではない。助触媒は反応媒
質に溶けても溶けなくてもよい。
の例は、酸化ビスマス;水酸化ビスマス;無機水素酸塩
(例えば塩化ビスマス、臭化ビスマス、ヨウ化ビスマ
ス、硫化ビスマス、セレン化ビスマス又はテルル化ビス
マス);無機オキシ酸塩(例えば亜硫酸ビスマス、硫酸
ビスマス、亜硝酸ビスマス、硝酸ビスマス、亜リン酸ビ
スマス、リン酸ビスマス、ピロリン酸ビスマス、炭酸ビ
スマス、過塩素酸ビスマス、アンチモン酸ビスマス、ヒ
酸ビスマス、亜セレン酸ビスマス又はセレン酸ビスマ
ス);遷移金属から誘導されるオキシ酸塩(例えばバナ
ジン酸ビスマス、ニオブ酸ビスマス、タンタル酸ビスマ
ス、クロム酸ビスマス、モリブデン酸ビスマス、タング
ステン酸ビスマス又は過マンガン酸ビスマス)である。
機酸塩(例えば酢酸ビスマス、プロピオン酸ビスマス、
安息香酸ビスマス、サリチル酸ビスマス、蓚酸ビスマ
ス、酒石酸ビスマス、乳酸ビスマス又はクエン酸ビスマ
ス)及びフェネート(例えば没食子酸ビスマス又はピロ
没食子酸ビスマス)である。これらの塩及びフェネート
はビスムチル塩であってもよい。
及びヒ素のような元素との二元化合物;ビスマスを含む
ヘテロポリ酸及びその塩;更には脂肪族又は芳香族ビス
ムチンである。
スBiBr3;ヨウ化ビスマスBiI3;硫化ビスマスB
i2S3;セレン化ビスマスBi2Se3;テルル化ビスマ
スBiTe3、 −無機オキシ酸塩:塩基性亜硫酸ビスマスBi2(S
O3)3,Bi2O3,5H2O;中性硫酸ビスマスBi
2(SO4)3;硫酸ビスムチル(BiO)HSO4;亜硝
酸ビスムチル(BiO)NO2,0.5H2O;中性硝酸
ビスマスBi(NO3)3,5H2O;ビスマスとマグネ
シウムとの複硝酸塩2Bi(NO3)3,3Mg(N
O3)2,24H2O;硝酸ビスムチル(BiO)NO3;
亜リン酸ビスマスBi2(PO3H)3,3H2O;中性リ
ン酸ビスマスBiPO4;ピロリン酸ビスマスBi4(P
2O7)3;炭酸ビスムチル(BiO)2CO3,0.5H2
O;中性過塩素酸ビスマスBi(ClO4)3,5H
2O;過塩素酸ビスムチル(BiO)ClO4;アンチモ
ン酸ビスマスBiSbO4;中性ヒ酸ビスマスBi(A
sO4)3;ヒ酸ビスムチル(BiO)AsO4,5H
2O;亜セレン酸ビスマスBi2(SeO3)3、 −遷移金属から誘導されるオキシ酸塩:バナジン酸ビス
マスBiVO4;ニオブ酸ビスマスBiNbO;タンタ
ル酸ビスマスBiTaO4;中性クロム酸ビスマスBi2
(CrO4);二クロム酸ビスムチル(BiO)2Cr2
O7;酸性クロム酸ビスムチルH(BiO)CrO4;ビ
スムチルとカリウムとの複クロム酸塩K(BiO)Cr
O10;モリブデン酸ビスマスBi2(MoO4)3;タン
グステン酸ビスマスBi2(WO4)3;ビスマスとナト
リウムとの複モリブデン酸塩NaBi(MoO4)2;塩
基性過マンガン酸ビスマスBi2O2(OH)MnO4、 −脂肪族又は芳香族有機酸塩:酢酸ビスマスBi(C2
H3O2)3;プロピオン酸ビスムチル(BiO)C3H5
O2;塩基性安息香酸ビスマスC6H5CO2Bi(OH)
2;サリチル酸ビスムチルC6H4CO2(BiO)(O
H);蓚酸ビスマス(C2O4)3Bi2;酒石酸ビスマス
Bi2(C4H4O6)3,6H2O;乳酸ビスマス(C6H9
O5)OBi,7H2O;クエン酸ビスマスC6H5O7B
i、 −フェネート:塩基性没食子酸ビスマスC7H7O7B
i;塩基性ピロ没食子酸ビスマスC6H3(OH)2(O
Bi)(OH)。
ビスマスBiP;ヒ化ビスマスBi3AS4;ビスマス酸
ナトリウムNaBiO3;ビスマス−チオシアン酸H
2[Bi(BNS)5]、H3[Bi(CNS)6]及びこ
れらのナトリウム/カリウム塩;トリメチルビスムチン
Bi(CH3)3、並びにトリフェニルビスムチンBi
(C6H5)3である。
マス誘導体は、酸化ビスマス;水酸化ビスマス;無機水
素酸のビスマス又はビスムチル塩;無機オキシ酸のビス
マス又はビスムチル塩;脂肪族又は芳香族有機酸のビス
マス又はビスムチル塩;及びビスマス又はビスムチルフ
ェネートである。
触媒群は、酸化ビスマスBi2O3、Bi2O4;水酸化ビ
スマスBi(OH)3;中性硫酸ビスマスBi2(S
O4)3;塩化ビスマスBiCl3;臭化ビスマスBiB
r3;ヨウ化ビスマスBiI3;中性硝酸ビスマスBi
(NO3)3,5H2O;硝酸ビスムチルBiO(N
O3);炭酸ビスムチル(BiO)2CO3,0.5H
2O;酢酸ビスマスBi(C2H3O2)3;サリチル酸ビ
スムチルC6H4CO2(BiO)(OH)からなる。
る金属ビスマスの量として表した助触媒の使用量は広範
囲で変動し得る。この量は例えば0.1%と少量であり
得るが、白金の使用量以上の量になっても不都合ではな
い。
キシベンジルアルコールの量に対する金属ビスマスの濃
度が10〜900重量ppmとなるように選択する。助
触媒を約900〜1500ppmの過剰量で使用するこ
とができるが、大した利点は得られない。
々の形態[例えば白金黒、酸化白金、又は種々の担体
(カーボンブラック、炭酸カルシウム、活性アルミナ及
びシリカ)もしくは同等の材料に担持された貴金属]で
あり得る。カーボンブラックをベースとした触媒材料が
特に適している。
白金の重量として表した触媒の使用量は、0.01%〜
4%、好ましくは0.04%〜2%であり得る。
の濃度は、沈殿が回避されて均質な溶液が保持されるよ
うな濃度であることが好ましい。
量%〜60重量%、好ましくは2重量%〜30重量%で
ある。
を含む水性媒質中で酸化させる。アルカリは一般に、水
酸化ナトリウム又はカリウムである。使用する無機塩基
の比率は、酸化すべきアルコール1モルに対し無機塩基
0.5〜3モルである。
ールを含む水溶液、酸素分子又は酸素分子を含む気体、
アルカリ、白金をベースとする触媒、ビスマス誘導体を
ベースとする助触媒及びホウ素誘導体を先に規定した比
率で用いて接触させることからなる。処理は大気圧下で
実施するが、必要とあれば加圧下で実施してもよい。次
いで、アルコールをアルデヒドに変換するのに必要な量
の酸素が消費されるまで混合物を所望の温度で撹拌す
る。このようにして、酸素の吸収量を測定することによ
り反応の進行を監視する。
依存する。
しくは20℃〜60℃の温度範囲で実施する。
触媒を反応混合物から分離し、得られた液体にプロトン
性無機酸、好ましくは硫酸を加えて酸性化し、pHを6
以下にする。次いで、例えば適切な溶媒(例えばトルエ
ン)を用いた抽出又は水蒸気蒸留により所望のヒドロキ
シベンズアルデヒドを単離してから公知の手順で精製す
ることができる。
ルコール(特にサリゲノール)を文献に記載の従来技術
を用いて、例えば酢酸亜鉛又はギ酸カルシウムの存在下
でフェノールをホルムアルデヒドと縮合させる(英国特
許第0 774 696号)ことにより製造する場合、
ホウ素誘導体を酸化中に導入することができる。
特許第1 328 945号及びフランス特許出願公開
第2 430 928号に記載のように特定の反応シー
ケンスを用いて実施されるヒドロキシベンジルアルコー
ルの製造中にホウ素誘導体を導入する。
(又はホウ酸無水物)と反応させてフェノールホウ酸エ
ステルを製造し、次いで得られたフェノールホウ酸エス
テルをホルムアルデヒド又はホルムアルデヒド生成剤
(例えばトリオキサン)と反応させる。
“アリールボレート”と称する)は、 −式(II):
味は前述した通りである)の錯混合物である。
を含んでいてもよい。
誘導体の比率は、使用するフェノール/ホウ酸のモル比
に依存する。この比率は一般に0.8〜3.0であり、
好ましくは1.0〜1.5である。
0〜1.5の場合、混合物は主に式(II)のメタボレ
ートからなり、比率が1.5〜3.0の場合、混合物は
主に式(III)のフェノールピロボレート及び式
(V)の酸性ボレートからなり、比率が3.0又は3.
0付近の場合、式(IV)のオルトボレートが実質的に
この混合物の唯一の成分となる。
フェノールをホウ酸と反応させることにより製造され
る。
る。
フェノール、クレゾール、2,3−キシレノール、2,
4−キシレノール、2,5−キシレノール、3,4−キ
シレノール、モノメチルフェノール、モノエチルフェノ
ール、モノプロピルフェノール、モノブチルフェノー
ル、ピロカテコール又はヒドロキノン又はレゾルシノー
ルのモノメチル−,モノエチル−、モノプロピル−及び
モノブチルエーテル、モノクロロフェノール、2,3−
ジクロロフェノール、2,4−ジクロロフェノール、
2,5−ジクロロフェノール、3,4−ジクロロフェノ
ール、3,5−ジクロロフェノール、2,4,5−トリ
クロロフェノール、2,3,5−トリクロロフェノー
ル、2,3−ジメトキシフェノール、並びに3、5−ジ
メトキシフェノールである。
なるアリールボレートの製造は、エステル化反応により
生ずる水との共沸混合物を生成する溶媒中で実施する。
共沸混合物が共沸蒸留により生成されるので、水は除去
される。アリールボレートの製造に適した溶媒は、芳香
族炭化水素(例えばベンゼン、トルエン又はキシレン)
である。水の共沸蒸留を可能とし得る他の任意の不活性
溶媒を使用してもよい。
レートの製造に使用する溶媒を使用することができる。
このような条件下では、ボレートをエステル化した後に
媒質から単離するのではなく、直接ホルムアルデヒドと
反応させる。
1モルの量で使用することが好ましい。ホルムアルデヒ
ドの量が規定値前後の0.9〜1.1になってもかまわ
ない。
ホルムアルデヒドの量は、反応に使用できるホルムアル
デヒドの量が規定の範囲内になるように計算する。
フェノールとの縮合温度は20℃〜120℃、好ましく
は40℃〜100℃である。
生成される。
水分解又はアルコーリシス)を用いてヒドロキシベンジ
ルアルコールを縮合媒質から遊離する。
化が好ましい手順である。塩基はアルカリ金属水酸化物
が好ましく、水酸化ナトリウム又はカリウムが更に好ま
しい。
類に依存し、使用するホウ酸1モルに対しアルカリ性塩
基で2.0〜4.0モル、好ましくは約2.0モルであ
る。
ホウ酸とのアルカリ性錯塩が水溶液中に存在する。成分
を分離せずとも、これを直接使用して白金及びビスマス
の存在下で酸化させることができる。
も、サリチルアルデヒドをフェノールから直接製造する
ことができる。
はホウ酸無水物)と反応させてホウ酸エステルを生成
し、次いでこのホウ酸エステルをホルムアルデヒドと反
応させてホウ酸サリゲニンを生成する。アルカリ性塩基
を用いてホウ酸サリゲニンを鹸化すると、サリゲノール
とホウ酸とのアルカリ性錯塩の水溶液が得られる。成分
を分離せずとも、この水溶液を直接使用して、白金をベ
ースとする触媒及びビスマス誘導体をベースとする助触
媒の存在下で酸化させることができる。
ルアルデヒドが非常に高い収率で得られる。
ンの製造に使用できるサリチルアルデヒドを製造する際
に特に有利である。
ルデヒドは、クマリン合成の出発材料として使用するこ
とができる。クマリンは、文献に広く記載されている既
知の環化工程により生成される。特に、酢酸ナトリウム
の存在下でサリチルアルデヒドを酢酸無水物と反応させ
てクマリンを製造するパーキン反応を挙げることができ
る(KIRK−OTHMER−Encyclopedi
a of Chemical Technology
7, 198ページ,3版)。
る。
ルのモル数 として示す。
カーボンブラックに担持した2重量%の金属を含む触媒
形態の白金であった。酸化すべきアルコールの重量に対
する白金の重量として表した使用量は0.036%であ
った。
又は不在下で実施した。
ールの重量に対するホウ酸の重量として表した使用量は
51%であった。
スとする助触媒(この場合は酸化ビスマス)の存在下又
は不在下で実施した。酸化すべきアルコールの重量に対
するビスマスの重量として表した使用量は0.065%
であった。
3のガラスフラスコは、中央撹拌システムと、加熱手段
と、温度計とを備えていた。ガラスフラスコは、ガスの
吸収容量を経時的に測定できるように純粋酸素供給源に
接続されていた。
の苛性ソーダ); −72mgの白金ベースの触媒(即ち1.44mgの白
金); −4g(0.0323mol)のオルト−ヒドロキシベ
ンジルアルコール及び34cm3の水。
(2.6mgのビスマス)を加えた。
溶液(0.032mol)を加え、希釈水の量を8cm
3減らして酸化すべき混合物中のアルコールの濃度を同
一に保持した。
(2.6mgのビスマス)を加えた。
応器を酸素でパージし、水柱30cmの重量に相当する
僅かな圧力下で酸素供給源に接続した。
00rpmで)撹拌を開始した。
る(酸素の吸収が終了する)まで混合物を45℃で撹拌
した。
グラフィーによって反応結果、即ち酸化すべきアルコー
ルに対するサリチルアルデヒドの収率を測定した。
から水を分離させるレトログレーダーの付いたカラムを
備えた250mlの三つ口フラスコに、 −47gのフェノール(0.5mol); −31gのホウ酸(0.5mol); −15gのトルエン を導入した。
を再循環させて、理論量の水を分離した。
エンに懸濁した16gのトリオキシメチレンを加えた。
ホルムアルデヒドとの反応が終了するまで(約3時間)
混合物を80℃に保持した。
00gの水を加えて製造した苛性ソーダ溶液でホウ酸サ
リゲニンのトルエン溶液を室温にて加水分解した。次い
で、これをデカントし、サリゲノールとホウ酸のナトリ
ウム塩を含む水溶液を分離した。
を直接酸化した。但し、ホウ酸の添加は不要であった。
アルデヒドに変換するのに必要な理論量に相当するま
で、即ち約1時間、以下の成分: −0.8gの2%白金黒(16mgの白金); −0.035gの酸化ビスマス(31mgのビスマス)
が添加されている溶液中に大気圧の酸素を通した。
の5N硫酸を加えて、生成したサリチルアルデヒドをナ
トリウム塩から遊離し、次いで水蒸気蒸留又は適切な溶
媒を用いる抽出によりサリチルアルデヒドを単離した。
これは使用したフェノールに対する収率68%に相当す
る。
ホウ酸のナトリウム塩を含む水溶液中に酸化ビスマスを
添加しなかった。
即ち使用したフェノールに対する収率は37%であっ
た。
離器を備えた三つ口フラスコに、 −実施例5の方法で製造したサリチルアルデヒド(60
0mmol); −酢酸無水物(1.90mmol)を酢酸(3.47
g)に溶解した溶液を導入した。
mmol)を酢酸(3.47g)の溶液に導入した。
還流を維持して、酢酸を蒸留させた。
スクロマトグラフィーで測定すると、クマリンの収率が
82%であることが判明した。
Claims (20)
- 【請求項1】 白金をベースとする触媒の存在下、アル
カリを含む水性媒質中にて、酸素分子又は酸素分子を含
む気体を用いて液相で対応するヒドロキシベンジルアル
コールを酸化させてヒドロキシベンズアルデヒドを製造
する方法であって、ホウ素誘導体及びビスマス誘導体の
存在下で酸化させることを特徴とする方法。 - 【請求項2】 ヒドロキシベンジルアルコールが、式
(I): 【化1】 (式中、基−CH2OHはヒドロキシ基に対してオル
ト、メタ又はパラ位であり、ベンゼン核は同一であって
も異なってもよい1個以上の置換基Rで置換されていて
もよく、nは3以下の数である)で表されることを特徴
とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 ヒドロキシベンジルアルコールが、式
(I)[式中、Rは、水素原子又は1個以上の置換基を
示し、この置換基は、ハロゲン原子(好ましくはフッ
素、塩素もしくは臭素)、又は好ましくは1〜12個、
更に好ましくは1〜4個の炭素原子を含むアルキルもし
くはアルコキシ基であり得る]で表されることを特徴と
する請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】 ヒドロキシベンジルアルコールがサリゲ
ノールであることを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項5】 ホウ素誘導体が、ホウ酸[好ましくはオ
ルトホウ酸(もしくはその前駆体B2O3)、メタホウ
酸、ピロホウ酸及びテトラホウ酸];金属ホウ酸塩[特
に無水形態もしくは水和形態のアルカリ金属、アルカリ
土類金属もしくはアンモニウムのホウ酸塩(特に、好ま
しくはアルカリ金属もしくはアンモニウムの第三級ホウ
酸塩、1/2ホウ酸塩、一ホウ酸塩、二ホウ酸塩、三ホ
ウ酸塩、四ホウ酸塩もしくは五ホウ酸塩);又はホウ素
を含む複塩(特に金属フッ化ホウ素酸塩)の中から選択
されることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項
に記載の方法。 - 【請求項6】 ホウ素誘導体がオルトホウ酸又はホウ酸
無水物であることを特徴とする請求項5に記載の方法。 - 【請求項7】 ホウ素誘導体のモル数対ヒドロキシベン
ジルアルコールのモル数の比率が0.1〜3.0、好ま
しくは0.9〜1.1であることを特徴とする請求項5
又は6に記載の方法。 - 【請求項8】 助触媒が、酸化ビスマス;水酸化ビスマ
ス;無機水素酸のビスマス又はビスムチル塩(好ましく
は塩化物、臭化物、ヨウ化物、硫化物、セレン化物又は
テルル化物);無機オキシ酸のビスマス又はビスムチル
塩(好ましくは亜硫酸塩、硫酸塩、亜硝酸塩、硝酸塩、
亜リン酸塩、リン酸塩、ピロリン酸塩、炭酸塩、過塩素
酸塩、アンチモン酸塩、ヒ酸塩、亜セレン酸塩又はセレ
ン酸塩);脂肪族又は芳香族有機酸のビスマス又はビス
ムチル塩(好ましくは酢酸塩、プロピオン酸塩、サリチ
ル酸塩、安息香酸塩、蓚酸塩、酒石酸塩、乳酸塩又はク
エン酸塩);及びビスマス又はビスムチルフェネート
(好ましくは没食子酸塩又はピロ没食子酸塩)からなる
群の中から選択される有機又は無機ビスマス誘導体であ
ることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記
載の方法。 - 【請求項9】 ビスマス誘導体が、酸化ビスマスBi2
O3、Bi2O4;水酸化ビスマスBi(OH)3;塩化ビ
スマスBiCl3;臭化ビスマスBiBr3;ヨウ化ビス
マスBiI3;中性硫酸ビスマスBi2(SO4)3;中性
硝酸ビスマスBi(NO3)3,5H2O;中性硝酸ビス
ムチル(BiO)NO3;炭酸ビスムチル(BiO)2C
O3,0.5H2O;酢酸ビスマスBi(C2H3O2)3;
及びサリチル酸ビスムチルC6H4CO2(BiO)(O
H)からなる群の中から選択されることを特徴とする請
求項8に記載の方法。 - 【請求項10】 助触媒の使用量が、媒質中で、白金の
使用重量に対する金属ビスマスの比率が少なくとも0.
1重量%になり、ヒドロキシベンジルアルコールに対す
る金属ビスマスの比率が10〜900重量ppmになる
ように選択されることを特徴とする請求項8又は9に記
載の方法。 - 【請求項11】 白金触媒が、白金黒、酸化白金、又は
担体(例えばカーボンブラック、炭酸カルシウム、活性
アルミナ及びシリカ)もしくは同等の材料、好ましくは
カーボンブラックに担持された貴金属の形態であること
を特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の
方法。 - 【請求項12】 酸化すべきアルコールの重量に対する
金属白金の重量として表した触媒の使用量が、0.01
%〜4%、好ましくは0.04%〜2%であることを特
徴とする請求項11に記載の方法。 - 【請求項13】 酸化すべきヒドロキシベンジルアルコ
ール1モルに対して0.5〜3モルの水酸化ナトリウム
又はカリウムを含む水性媒質中で酸化させることを特徴
とする請求項1から12のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項14】 10℃〜100℃、好ましくは20℃
〜60℃の温度で酸化させることを特徴とする請求項1
から13のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項15】 ホウ素誘導体を白金ベースの触媒及び
ビスマスベースの助触媒と一緒に酸化中に導入すること
を特徴とする請求項1から14のいずれか一項に記載の
方法。 - 【請求項16】 ホウ素誘導体をヒドロキシベンジルア
ルコールの製造中に導入することを特徴とする請求項1
から14のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項17】 フェノールをホウ酸(又はホウ酸無水
物)と反応させてホウ酸エステルを生成し、次いでこれ
をホルムアルデヒド又はホルムアルデヒド生成剤と反応
させ、次いで得られたヒドロキシベンジルアルコールボ
レートをアルカリ性塩基を用いて鹸化してヒドロキシベ
ンジルアルコールとホウ酸との錯塩を生成することによ
り、酸化すべき水溶液中に含まれるホウ素誘導体を生成
することを特徴とする請求項1から14及び16のいず
れか一項に記載の方法。 - 【請求項18】 フェノールとホウ酸(又はホウ酸無水
物)とを反応させてホウ酸エステルを生成し、これをホ
ルムアルデヒド又はホルムアルデヒド生成剤と反応さ
せ、次いで得られたホウ酸サリゲニンをアルカリ性塩基
を用いて鹸化してサリゲノール/ホウ酸の錯塩水溶液を
生成し、これに白金ベースの触媒及びビスマスベースの
助触媒を加えた後に酸化することを特徴とする請求項1
から14、16及び17のいずれか一項に記載のサリチ
ルアルデヒドの製造方法。 - 【請求項19】 使用するフェノール/ホウ酸のモル比
が0.8〜3.0、好ましくは1.0〜1.5であるこ
とを特徴とする請求項18に記載の方法。 - 【請求項20】 請求項1から19のいずれか一項に記
載の方法を使用して得られたサリチルアルデヒドのクマ
リン生成の中間体としての使用。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9401562A FR2716191B1 (fr) | 1994-02-11 | 1994-02-11 | Procédé de préparation d'hydroxybenzaldéhydes. |
FR9401562 | 1994-02-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07252180A true JPH07252180A (ja) | 1995-10-03 |
JP4028602B2 JP4028602B2 (ja) | 2007-12-26 |
Family
ID=9459998
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02048895A Expired - Fee Related JP4028602B2 (ja) | 1994-02-11 | 1995-02-08 | ヒドロキシベンズアルデヒドの製造方法 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5689009A (ja) |
EP (1) | EP0667331B1 (ja) |
JP (1) | JP4028602B2 (ja) |
CN (1) | CN1054365C (ja) |
AT (1) | ATE187429T1 (ja) |
DE (1) | DE69513702T2 (ja) |
FR (1) | FR2716191B1 (ja) |
IN (1) | IN188120B (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100892233B1 (ko) * | 2007-10-17 | 2009-04-09 | (주)에스에이치제약 | 벤즈알데하이드 유도체의 신규한 제조방법 |
JP2013133293A (ja) * | 2011-12-26 | 2013-07-08 | Waseda Univ | インダンおよび/またはインデンの製造方法 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2734564B1 (fr) * | 1995-05-24 | 1997-07-04 | Rhone Poulenc Chimie | Procede d'hydroxyalkylation d'un ether aromatique |
FR2754533B1 (fr) * | 1996-10-14 | 1998-11-27 | Rhodia Chimie Sa | Procede de preparation selective d'un acide 2-hydroxybenzoique et d'un 4-hydroxybenzaldehyde et derives |
WO2008143265A1 (ja) * | 2007-05-22 | 2008-11-27 | Sumitomo Chemical Company, Limited | ベンズアルデヒド化合物の製造法 |
CN108620095B (zh) * | 2018-05-16 | 2020-09-29 | 扬州工业职业技术学院 | 一种复合催化剂及其在合成甘油醛中的应用 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR550293A (fr) * | 1921-04-28 | 1923-03-02 | Basf Ag | Procédé pour la réalisation d'oxydations catalytiques |
FR1328945A (fr) * | 1962-03-28 | 1963-06-07 | Rhone Poulenc Sa | Procédé de préparation des alcools orthohydroxybenzyliques |
NL292182A (ja) * | 1962-05-02 | 1965-07-12 | ||
FR2305420A1 (fr) * | 1975-03-28 | 1976-10-22 | Rhone Poulenc Ind | Procede de preparation d'hydroxybenzaldehydes |
US4306083A (en) * | 1979-06-08 | 1981-12-15 | The Dow Chemical Company | Multiphase oxidation of alcohol to aldehyde |
DE2943805A1 (de) * | 1979-10-30 | 1981-05-27 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Verfahren zur herstellung von 3-phenoxy-benzaldehyden |
US4351962A (en) * | 1980-07-11 | 1982-09-28 | Rhone Poulenc Inc. | Process for the preparation of hydroxy benzene carboxaldehydes |
-
1994
- 1994-02-11 FR FR9401562A patent/FR2716191B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-02-06 AT AT95400240T patent/ATE187429T1/de not_active IP Right Cessation
- 1995-02-06 EP EP95400240A patent/EP0667331B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1995-02-06 DE DE69513702T patent/DE69513702T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1995-02-07 IN IN149MA1995 patent/IN188120B/en unknown
- 1995-02-08 JP JP02048895A patent/JP4028602B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1995-02-10 CN CN95101942A patent/CN1054365C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1995-02-13 US US08/387,088 patent/US5689009A/en not_active Expired - Lifetime
-
1997
- 1997-11-18 US US08/972,681 patent/US5811559A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100892233B1 (ko) * | 2007-10-17 | 2009-04-09 | (주)에스에이치제약 | 벤즈알데하이드 유도체의 신규한 제조방법 |
JP2013133293A (ja) * | 2011-12-26 | 2013-07-08 | Waseda Univ | インダンおよび/またはインデンの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1054365C (zh) | 2000-07-12 |
US5811559A (en) | 1998-09-22 |
EP0667331B1 (fr) | 1999-12-08 |
FR2716191A1 (fr) | 1995-08-18 |
US5689009A (en) | 1997-11-18 |
ATE187429T1 (de) | 1999-12-15 |
JP4028602B2 (ja) | 2007-12-26 |
IN188120B (ja) | 2002-08-17 |
CN1111611A (zh) | 1995-11-15 |
DE69513702D1 (de) | 2000-01-13 |
EP0667331A1 (fr) | 1995-08-16 |
FR2716191B1 (fr) | 1996-04-12 |
DE69513702T2 (de) | 2000-06-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5465663B2 (ja) | ヒドロキシ芳香族アルデヒドを調製する方法 | |
US4026950A (en) | Process for the preparation of hydroxybenzaldehydes | |
US4435601A (en) | Preparation of polyphenols by oxidation of hydroxybenzaldehydes | |
US4351962A (en) | Process for the preparation of hydroxy benzene carboxaldehydes | |
JPS6151571B2 (ja) | ||
US3321526A (en) | Production of hydroxy benzaldehydes | |
JP4028602B2 (ja) | ヒドロキシベンズアルデヒドの製造方法 | |
RU2186055C2 (ru) | Способ получения производных 3-карбокси-4-гидроксибензальдегида, способ получения 4-гидроксибензальдегида, способы получения ванилина и этилванилина | |
US6184421B1 (en) | Method for preparing a 4-hydroxybenzaldehyde and derivatives | |
JPH08511556A (ja) | N−ホスホノメチルグリシン及びその塩の製造 | |
US4190605A (en) | Catalyst activation in oxidation process | |
US4221719A (en) | Process for the preparation of arylglyoxylic acids | |
JP3830967B2 (ja) | 置換4−ヒドロキシベンズアルデヒドの製造方法 | |
US20030144541A1 (en) | Process for preparing alpha-halogenated retones | |
US6245936B1 (en) | Process for the selective preparation of a 2-hydroxybenzoic acid and a 4-hydroxybenzaldehyde and derivatives thereof | |
EP0150967B1 (en) | Process for producing 4,4'-dihydroxydiphenyls | |
US3959388A (en) | Preparation of phloroglucinol or its monomethyl ether | |
RU99109598A (ru) | Способ селективного получения 2-гидроксибензойной кислоты и 4-гидроксибензальдегида и производных | |
CN115466199B (zh) | 一种通过光/镍双催化体系进行醛与芳基酚脱氢酯化的方法 | |
Croxall et al. | Organic Reactions with Boron Fluoride. VII. The Rearrangement of Isopropyl Salicylate and the Condensation of Propylene with Salicylic Acid | |
US20040158068A1 (en) | Method for oxidising an aromatic aldehyde into the corresponding carboxylic acid | |
JPS6332343B2 (ja) | ||
JPH0160461B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041214 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050405 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20050628 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20050701 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051004 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070925 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20071012 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101019 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111019 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121019 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |