JPH07251185A - 活性ミネラル水自動販売機 - Google Patents

活性ミネラル水自動販売機

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JPH07251185A
JPH07251185A JP6818994A JP6818994A JPH07251185A JP H07251185 A JPH07251185 A JP H07251185A JP 6818994 A JP6818994 A JP 6818994A JP 6818994 A JP6818994 A JP 6818994A JP H07251185 A JPH07251185 A JP H07251185A
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JP
Japan
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water
tank
vending machine
intermediate tank
pump
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JP6818994A
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Inventor
Shinichiro Yamazaki
進一郎 山崎
Joji Uchida
條治 内田
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  • Removal Of Specific Substances (AREA)
  • Water Treatment By Sorption (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 天然水同様の活性ミネラル水を供給する自動
販売機で,極細銅繊維で塩素除去と殺菌を,麦飯石で水
の活性ミネラル化を,そして海藻炭綿で水のクラスター
小形化を図る3機能を有している。 【構成】 受水槽,中間槽,貯水槽の3槽を有し,それ
ぞれに供給ポンプ,循環ポンプ,送出ポンプが付属す
る。制御回路の働らきにより中間槽内で製造された活性
ミネラル水が順次一定量づつ貯水槽へ送り込まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は循環形ミネラル水製造器
を内蔵した水の自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,薬石等を用いて水質改良するもの
を国際特許分類IPC/C−02F−1/68(飲料水
の改良のための特定物質)より調べると昭和54年〜平
成4年迄の13年間に計930件が公開,公告されてい
る。このうち循環形のミネラル水製造器に絞って調べる
と数10件が該当する。また一方、自動販売機一般につ
いて平成5年に公開された特許/実案をIPC/G07
Fより抜粋検索すると56件が公知である。しかしこれ
ら調査の中には〔0001〕項記載の循環形ミネラル水
製造器を内蔵した水の自動販売機は見当らない。その一
部を記載すると次の如くなる。前者の循環形ミネラル水
製造に関するものとして,実開昭57−66694はポ
ンプ循環により連続的にミネラル水を作る構成の提示、
実開昭57−76790はポンプ循環と,ミネラル溶出
容器との結合及び容器の保護形態,実公昭59−282
3は1台のポンプで循環とミネラル水の供給を兼ねる回
路,実開昭61−87597は麦飯石使用の整水器上部
に透明な噴水機構を設置した構成,特開昭61−274
793は麦飯石にオゾンと冷却を加えた飲料水製造,そ
して特開平1−215392は区画形成されたカートリ
ッジ方式によるミネラル水製造がそれぞれ提案されてい
る。後者の自動販売機関連の出願で水質改良を行うもの
としては殺菌処理部を入れた実開平5−83888,電
解により殺菌を行う実開平5−48084,そして積極
的に電解イオン水生成器を組み込み,その酸性水を内部
の洗浄回路に流し,殺菌する一方で,アルカリ水を希釈
に利用し,質の高い飲料水を供給する特開平5−101
262,更に冷却を加えておいしさを増すようにした特
開平5−174242等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】水道の蛇口に浄水器を
取付け,活性炭素等によりクリーンな水を得る初期のニ
ーズから,昨今はおいしく且つ健康によいミネラル水の
要求が高まり,ペットボトルによるミネラル水販売が店
頭をにぎわしている。この傾向は単に飲料水だけでな
く,料理に使用すると,その味を良くすることから,特
に外米のとぎ水として有用であり,現今の米事情から日
常不可欠な水となりつつある。こうした水の要求に対
し,現在のペットボトル購入による入手ルートのみでは
コストも高く,店頭の場所も多くを要し,且つ使い捨て
のボトル自身極めて不経済である。こうした不合理性を
解消するため,本発明は循環形ミネラル水製造器を自動
販売機内に組み込み,おいしいミネラル水を家庭等から
の持ち込み容器にも入れることを可能としたもの。
【0004】
【課題を解決するための手段】ペットボトル内のミネラ
ル水は天然の湧水として,それぞれ独特の性状を有して
いる。自販機内でそれらに相当した天然水を製造するに
は少くとも例えば麦飯石等の天然石をカートリッジ内に
入れ,ポンプを介して一定時間,強制循環せしめること
が最低不可欠の条件である。本願は最も効率よくこうし
た基本条件を満足するため,小容量の容器内で小容量の
ミネラル水をポンプの強制循環により創水し,完成毎に
大容量の貯水槽に汲み入れる自動回路を構成した。以下
実施例について説明する。
【0005】
【実施例】図1は本発明の全体を示す構成図で一点鎖線
で示された1は自販機本体である。2は上水道取付付
口,3,4は受水槽5の水位を検知するフロートと,満
水の際の止め弁である。6はこの受水槽の水を中間槽7
へ送る供給ポンプ(P1 ),8はその受水を殺菌する極
細銅繊維,そして9はその繊維を収容する銅カプロンカ
ートリッジである。受水槽5から供給ポンプ6により中
間槽7へ汲み上げられる水道水は,その出口で極細銅繊
維8と触れることにより,残留塩素の除去と殺菌が施さ
れた後,中間槽7に注水される。中間槽7内には麦飯石
10,海藻炭綿11を収容した薬石カートリッジ12が
あり,その下部入口は循環ポンプ13の吐出口と接続さ
れている。循環ポンプ13の汲入口は中間槽7の底部と
接続され,中間槽内の水を薬石カートリッジ12を介し
循環することにより,ミネラル化する役目を果してい
る。このポンプの循環時間はタイマー17により計測さ
れ,所定時間で停止すると,その信号が制御ユニット1
6に送られ、送出ポンプ18を駆動する。このポンプ駆
動は中間槽内の水位を低下せしめ下端水位検知フロート
15の作動水位に至って停止する。この停止信号は制御
ユニット16を介したうえ,供給ポンプ6を駆動する。
この駆動により中間槽7内の水位は再び上昇を続け上端
水位検知フロート14の作動水位に至って停止し1サイ
クルを完了する。かかるサイクルを繰り返すことによ
り,貯水槽19内に順次貯水されてゆく,貯水された貯
水槽内の水は弁20を介し,ユーザーに供給される。こ
の弁20の開閉はコントローラ21とコインメック22
からの指示により制御され,注水口23からはコイン投
入口24へのコイン投入と押釦25の操作により所定量
のミネラル水供給がなされる仕組みになっている。
【0006】
【作用】図2は本装置の動作内容を示すタイムチャート
で上述の動作順序を図解したものである。本願のポイン
トは中間槽7への水の供給と送出,水位の上下検知,循
環とそのタイマー制御を制御ユニット16で順次制御し
ている。この水道水を一定量ごとミネラル水に変え,貯
水槽に貯水するシーケンスの仕組みと,9,12両カー
トリッジ内への適切な要素配分の組合せが本願のポイン
トである。以下各要素の水質改良機能について説明す
る。
【0007】
【効果】本装置の主構成要素である中間槽(7)の入口
に設けられている極細銅繊維(8)は特殊銅イオンフィ
ルターで,食品添加物として認められている純銅(無酸
素銅)を特殊加工技術で30ミクロンの繊維状にしたも
の,水道水中の残留塩素に触れると瞬時にこれを除去す
る効果があるほか,銅が本来的に有する微量金属作用に
より,中間槽(7)内の水を常に安全に保つ機能を司っ
ている。図1に示される如く上位水面にある時,すなわ
ちミネラル溶出のための循環が行われている間,上記機
能を水に与えており,水をクリーンにするための処置と
して万全である。従来,浄水器は活性炭で塩素を除去
し,銀を用いて殺菌を行っていた。本装置はこの両機能
を銅に置換し塩素除去と殺菌の同時処理を実施し,50
ppb 以下でないと危険と言われる銀の使用を排除した点
に特長がある〔ちなみに銅の水質基準は1ppm (=1000
ppb )で20倍の許容量が法的に許されており安心〕な
お,銅で連想される緑青が毒なのはヒ素が存在する場合
に限る,本装置使用の銅繊維は99.9%の純銅を使用して
おりヒ素が存在しないこと,また供給される水道水も水
質基準でヒ素は0.01ppm 以下に規制されていることから
も緑青による心配はなく,安全条件が満されている。
【0008】次に薬石カートリッジ(12)内の区画形
成について述べる。薬石カートリッジ内は任意の数層に
区分け出来る構造を有して居り,自販機を設置する地域
のニーズに対応し,ミネラル化の要素を自由選択出来る
仕組みになっている。また全体は一つのカートリッジケ
ースにまとめられていて,保安交換が容易である。標準
構成としては麦飯石と海藻炭綿の2要素,その他必要に
応じ化石サンゴ,セラミックボール等を加えることが出
来る。前者,麦飯石は水に接すると強い吸着力,ミ
ネラルの溶出,水質調整等の機能を有し,の吸着力
はトリハロメタン除去に有効なことが実測データで証明
されている。またのミネラル溶出は水の腐敗防止,お
いしい水の要素になっていること,豆腐,製菓,製めん
等多くの食品業界の実績がすでに証明している通りであ
る。後者海藻炭綿は海藻を活性炭化したもので4〜14
ミクロンの遠赤外線を放射する黒体である。遠赤外線は
浸透力が強く,生体内部にまで到達し加温する力を持っ
ていることはよく知られているが,ここでは水への応用
が採り入れられている。すなわち水中に放射された遠赤
外線はその素励起化されたエネルギーが水中に浸透する
ことにより,水のクラスターを小さくする。クラスター
の小さい水は浸透性よく体内によく吸収される一方,体
内の排泄物を運び出す能力も高い,健康に極めて良い水
と言える。かかる機能を有する多要素エレメント間を所
定時間循環することにより改質された活性ミネラル水を
本自販機は提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体構成図である。
【図2】動作説明図である。
【符号の説明】
1 自動販売機本体 2 上水道取付口 3 水位検知フロート 4 止め弁 5 受水槽 6 供給ポンプ(P1 ) 7 中間槽 8 極細銅繊維 9 銅カプロンカートリッジ 10 麦飯石 11 海藻炭綿 12 薬石カートリッジ 13 循環ポンプ(P2 ) 14 上端水位検知 15 下端水位検知 16 制御ユニット 17 タイマー 18 送出ポンプ(P3 ) 19 貯水槽 20 弁 21 コントローラ 22 コインメック 23 注水口 24 コイン投入口 25 押釦
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C02F 1/68 530 A K L 540 A B G 1/28 R 1/30 1/50 510 A 520 Z 531 F 540 C 550 B L 560 C Z B 1/58 L

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイン投入と押釦操作により,一定量の
    飲料を供給することを可能にした受水槽(5),中間槽
    (7)及び貯水槽(19)より成る自動販売機に於て,
    受水槽(5)と中間槽(7)との間に供給ポンプ(6)
    を,また中間槽(7)と貯水槽(19)との間に送出ポ
    ンプ(18)を設置する一方、中間槽(7)内にある区
    画形成された薬石カートリッジ(12)に貯水槽(7)
    内の水を通水循環せしめる循環ポンプ(13)を設置す
    ることにより,上水道の水を順次活性ミネラル化して,
    貯水槽(19)に大量のミネラル水を貯水可能とした活
    性ミネラル水自動販売機
  2. 【請求項2】 中間槽(7)内の水を薬石カートリッジ
    (12)に所定時間循環せしめるため,循環ポンプ(1
    3)をタイマー制御する一方,中間槽(7)内の上下水
    位を検知器(14)(15)にて検知し,それら信号の
    組合せにより、送出ポンプ(18)を駆動する制御ユニ
    ット(16)を有する請求項1記載の活性ミネラル水自
    動販売機
  3. 【請求項3】 中間槽(7)への水供給部に残留塩素除
    去及び殺菌要素として,極細銅繊維(8)を銅カプロン
    カートリッジ(9)内に納める一方,ミネラル要素とし
    て麦飯石(10),水の活性化要素として海藻炭綿(1
    1)を薬石カートリッジ(12)の区画形成内にそれぞ
    れ装填して成ることを特長とする請求項1記載の活性ミ
    ネラル水自動販売機
  4. 【請求項4】 中間槽(7)内に区画形成された薬石カ
    ートリッジ(12)を設置し,その下端室と中間槽
    (7)内の水を循環ポンプ(13)にて接続した請求項
    1記載の活性ミネラル水自動販売機
  5. 【請求項5】 中間槽(7)の受水部に設ける銅カプロ
    ンカートリッジ(9)の下端を、同槽の上端水位検知フ
    ロート(14)の検知面より低く設定した請求項1記載
    の活性ミネラル水自動販売機
  6. 【請求項6】 中間槽(7)の下端水位検知フロート
    (15)の作動で供給ポンプ(6)を起動,上端水位検
    知フロート(14)の作動で循環ポンプ(13)を起
    動,タイマー(17)の作動で送出ポンプ(18)を起
    動,そして下端水位検知フロート(15)の作動で1サ
    イクルを完了する如く制御された請求項1記載の活性ミ
    ネラル水自動販売機
JP6818994A 1994-03-14 1994-03-14 活性ミネラル水自動販売機 Pending JPH07251185A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996015990A1 (fr) * 1994-11-18 1996-05-30 Kuroki Seicha Corporation Procede de production d'eau minerale active
JP2002096074A (ja) * 2000-07-12 2002-04-02 Mitsubishi Rayon Co Ltd 浄水器
JP2002223738A (ja) * 2001-01-31 2002-08-13 Seiko Sangyo:Kk 抗菌または殺菌する方法及び残留塩素除去方法
KR100803023B1 (ko) * 2005-05-07 2008-02-14 서희동 활성미네랄용액과 이의 펠렛트 제조방법

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