JPH07250583A - 果菜類の栽培方法とその装置 - Google Patents

果菜類の栽培方法とその装置

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JPH07250583A
JPH07250583A JP6067758A JP6775894A JPH07250583A JP H07250583 A JPH07250583 A JP H07250583A JP 6067758 A JP6067758 A JP 6067758A JP 6775894 A JP6775894 A JP 6775894A JP H07250583 A JPH07250583 A JP H07250583A
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    • Y02P60/20Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions in agriculture, e.g. CO2
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温室等の施設内で、養液栽培システムを用
い、占有面積の有効利用を図りながら、端境期なく安定
した収量が得られ、作業の軽減を図ることができる栽培
方法の提供。 【構成】 栽培形態を水平放任栽培とし、施設内を育苗
区と収穫とに分け、収穫区を、1株当たりの占有面積を
等面積、複数の生育段階の作物を同時に存在とし、しか
も、同一生育段階の作物はそれぞれ単位の栽培ベッドに
栽培し、収穫区の栽培期間と育苗区の栽培期間が、(収
穫区の栽培期間)÷(収穫区の生育段階数)=(育苗区
の栽培期間)の関係を有し、しかも、育苗区の栽培ベッ
ドと収穫区の栽培ベッドとが共通であって栽培ベッド数
が、(収穫区の栽培ベッド数)÷(収穫区の生育段階
数)=(育苗区のベッド数)÷(育苗区の生育段階数)
の関係を有する果菜類の栽培方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、養液栽培システムを用
いた果菜類の栽培方法とその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、養液栽培システムを用いた果菜類
の栽培では、施設内に通路を残して栽培ベッドを設置
し、栽培ベッドには多数の株を定植して半年あるいは1
年を1作とした栽培が行われている。あるいは、トマト
を施設の中央に1株定植し、上方の棚に茎葉を円形状に
展開させる水平放任栽培があり、この場合、棚上の茎葉
の展開面積の直径はおよそ10メートル前後、期間は約
1年程度である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の第1の
栽培方法では、日照条件と作業性を考慮して列毎に通路
を設ける必要があることから、自ずと施設の面積利用効
率に限界があり、したがって生産量も頭打ちの状態であ
った。またこの栽培方法では、多数の株が一定間隔で施
設内に多数定植されており、当然ながら作物の茎は上方
に伸張させることとなるので、各株毎に整枝誘引作業が
必要であり、それに要する労働が非常に長時間となって
いた。
【0004】さらに施設内の全作物はほとんどの場合、
同時に播種し同時に終了することから、播種から収穫開
始までは全く収量がなく、半面収穫は全株同じように始
まるので年間のあるいは1作間での時期的な収穫量に幅
があり、またそれにともない作業量の幅も非常に大きか
った。また施設内の全作物を同時に播種せず時期をずら
せて播種した場合は、収穫最盛期も重ならず年間の作業
は平均化されるが、生育段階に応じて草丈が上方に伸長
するために、時期をずらせて播種していく株は、当然な
がらそれより以前に播種したより草丈の高い株の存在に
よって日照条件が悪くなり、正常な生育が困難であっ
た。
【0005】一方水平放任栽培では、作物によって1株
から3株程度を1つの栽培ベッドに植え、上方の棚より
上に伸長した茎は自重によって棚上に倒れてさらに伸長
を続け、また株から発生した茎は整枝を行わずほぼ全て
伸長させるので、誘引や整枝作業は非常に軽減される
が、半面1株当りの最終の占有面積が大きいため、生育
初期では施設内に小さな株が点在した状態となり、面積
の利用効率が非常に悪かった。
【0006】また栽培の後期に至ると、果実が極端に小
さくなり商品価値がなくなってしまったり、下葉の黄化
や枯れが急速に進み病害虫が発生しやすくなるためにそ
の除去作業に多くの労力が必要となっていたことから、
この栽培形態は生産用ではなく、もっぱら集客等を目的
とした展示用として用いられていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる従来の問
題点に鑑みてなされたものであり、果菜類の生産用の栽
培において、面積の利用効率を高めて収量を増し、作業
の省労力化及び作業量の平均化を達成し、さらに端境期
がなく年間を通して安定した収穫が得られる果菜類の栽
培方法とそれに用いる装置を提供することを目的とす
る。
【0008】本発明は、まず、養液栽培システムを用い
た果菜類の栽培において、栽培形態が水平放任栽培であ
り、温室等の施設内が育苗区と収穫区とに分けられ、収
穫区は、1株当たりの占有面積を等面積とし、複数の生
育段階の作物が同時に存在し、同一生育段階の作物は、
それぞれ1乃至複数個の栽培ベッドに栽培し、収穫区の
栽培期間と育苗区の栽培期間が、 (収穫区の栽培期間)÷(収穫区の生育段階数)=育苗
区の栽培期間 の関係を有してなることを特徴とする果菜類の栽培方法
である。
【0009】また本発明は、養液栽培システムを用いた
果菜類の栽培において、栽培形態が水平放任栽培であ
り、温室等の施設内が育苗区と収穫区とに分けられ、収
穫区は、1株当たりの占有面積を等面積とし、複数の生
育段階の作物が同時に存在し、同一生育段階の作物は、
それぞれ1乃至複数個の栽培ベッドに栽培し、収穫区の
栽培期間と育苗区の栽培期間が、 (収穫区の栽培期間)÷(収穫区の生育段階数)=育苗
区の栽培期間 の関係を有し、しかも、育苗区の栽培ベッドと収穫区の
栽培ベッドとが共通であって栽培ベッド数が、 (収穫区の栽培ベッド数)÷(収穫区の生育段階数)=
(育苗区のベッド数)÷(育苗区の生育段階数) の関係となることを特徴とする果菜類の栽培方法であ
る。
【0010】そして、上記の養液栽培システムを用いた
果菜類の栽培において、栽培形態を水平放任栽培とし、
温室等の施設内を1株当りの占有面積を1通りの等区画
とした収穫区と1株当りの占有面積を1通り又は2通り
の等区画とした育苗区に分け、収穫区は約1000平方
メートルの施設当り2乃至4通りの生育段階の作物が併
存するように育苗区において播種時期をずらし、約10
00平方メートルの該施設当りの収穫区の栽培ベッド数
を20乃至30枚とし、該施設当りの育苗区の栽培ベッ
ド数を5乃至15枚とし、かつ収穫区及び育苗区のいず
れも1つの栽培ベッドに植える株数を1乃至6株とし、
さらに育苗区の栽培期間を1乃至3カ月とし、収穫区の
栽培期間を3乃至8カ月とする果菜類の栽培方法であ
る。
【0011】また、本発明の果菜類の栽培装置は、栽培
形態としては水平放任栽培を用い、施設内を収穫区と育
苗区に分け、両区とも同一の栽培ベッドを、架台の上の
枠体部分に積載し、架台または枠体を移動可能として、
各栽培ベッドには果菜類の種類によって1乃至6株を植
え、育苗は1乃至3カ月間とし収穫区での栽培は3乃至
8カ月とし、収穫区の全株数を一定数ごとに分割して、
播種はその一定数ごとにずらせて行い、一定数の栽培収
量株は順次育苗区の株と入れ替え、入れ替えの際は、栽
培槽を積載した架台自体、あるいは、栽培ベッドを積載
した枠体のみ搬送車に載せて移動させるようにしたこと
を特徴とする。
【0012】
【作用】養液栽培システムを用いた果菜類の栽培におい
て、栽培形態を水平放任栽培とし施設内を収穫区と育苗
区に分けて、収穫区の株数を一定数毎に分割し、その分
割した単位毎の株を時期をずらせて播種し、育苗区から
順次収穫区へ移したことによって、収穫の端境期がなく
なり年間を通して一定した収穫が確保でき、さらに作業
も年間を通して平均化された。
【0013】育苗区の栽培期間を1乃至3カ月としたの
は、収穫区への移動の容易性と収穫区での未収穫期間の
短縮を考慮した結果であり、具体的には生育の最も早い
時期に生育の最も早い作物であるキュウリを栽培する場
合には、播種後40日程度で収穫に至るが、移動の容易
性からは約30日が限界であり、一方、生育の最も遅い
時期に生育の遅いトマトを栽培した場合は、収穫までに
播種してから100日程度を要し、作物の移動の点から
も3カ月程度は十分育苗できたからである。
【0014】一方約1000平方メートルの施設に対し
て収穫区の栽培ベッド数を15乃至30枚とし、収穫区
の栽培期間を3乃至8カ月としたのは、水平放任栽培に
おいては株当りの棚上での展開面積の直径が作物によっ
て6乃至8メートル程度を超えると、果実が急速に小さ
くなったり下葉の黄化が進行するため、その段階で栽培
を終了するのが最も効率的であり、育苗区を除いた施設
面積では収穫区として栽培ベッド数は20乃至30枚と
なり、収穫区の栽培期間は生育の早い時期に生育の早い
キュウリ等を栽培した場合は、3カ月程度でその大きさ
に達し、生育の遅い時期に生育の遅いトマト等を栽培し
た場合には、その大きさに達するのに8カ月程度必要な
ためである。
【0015】そして収穫区の生育段階を2乃至4通りと
したのは、収穫の端境期を避けるためには、2通り以上
の異なる生育段階の株が混在することが必要であり、ま
た5通り以上の生育段階の異なる株を混在させると1回
の収量が非常に低下してしまうためである。また収穫区
の栽培ベッド数に対して育苗区の栽培ベッド数を5乃至
15枚としたのは、収穫区の生育段階を2乃至4通りと
した場合の同時に播種する株数分に相当するためであ
る。
【0016】育苗区と収穫区の栽培ベッドはともに枠体
と下部の架台によって支持し、枠体のうえには誘引枠を
設置し、架台の下部には車輪とアジャスターを取り付け
たことによって、育苗中の初期誘引が容易に行え、株の
入れ替え時には架台の下の車輪によって、株は誘引した
状態のままで架台と枠体とともに施設内を自由に移動可
能となり、また定位置に達するとアジャスターによって
架台の固定と水平状態の確保を容易に行うことができ
た。
【0017】また一方、架台を育苗区と収穫区でともに
固定しておき、キャスターを取り付けた枠体を架台上に
積載して架台と枠体を分離可能とし、株の入れ替え時に
は搬送車で枠体のみを移動させるようにした場合には、
育苗区と収穫区ともに架台の位置がずれたり入れ替えご
とに架台の水平状態の確保等をする必要がなくなった。
【0018】さらに収穫区の誘引枠上にはネット状の誘
引棚を設置し、その誘引棚を1株毎あるいは隣接する複
数株毎等の単位面積毎に取り外しできるようにしたこと
によって、誘引枠から上方に伸長した茎葉は誘引棚上に
達して、自重によって誘引棚上で倒れて放射状に伸長で
き、栽培終了時には誘引棚上に伸長した茎葉は1株単位
あるいは隣接する複数株単位毎に茎葉が載ったネット状
の誘引棚を取り外すことによって、容易に茎葉の撤去が
できた。
【0019】
【実施例】本発明の果菜類の栽培方法と装置の実施例に
ついて説明する。図1は本栽培方法を用いた時の栽培状
況を示す平面図であり、施設1の片側1列を育苗区2と
して他を収穫区3としている。育苗区は栽培ベッド4の
設置間隔を狭くして、中央には養液や気温さらに液温等
の制御機器5を設置しており、他方収穫区3は設置間隔
を広くして育苗区2以外のスペースに一定間隔で設置し
ている。茎葉6は誘引棚上を平面的にほぼ円形状に展開
する。そしてこの場合は育苗区2を8ベッド、収穫区3
を24ベッドとしており、育苗区2の株を全て同時に収
穫区3の株と入れ替えていく場合は、収穫区3を3分割
したことになり、4株ずつ入れ替えた場合は収穫区3を
6分割したことになる。なおこの分割数は作物や栽培時
期及び予定する収穫量によって任意に設定する。
【0020】図3と図4は一実施例の斜視図と側面図で
ある。栽培ベッド4の一端から給液配管5より養液が栽
培ベッド4へ供給され、栽培ベッド4の他端から排液配
管6を通り図示していないが別所のタンクに戻る循環シ
ステムとしている。架台7上には枠体8を設置し、さら
にその上には誘引枠9を固定しており、該誘引枠9に育
苗中の作物の茎葉を誘引する。また架台7の下には車輪
10とアジャスター11を備え、施設内を車輪10によ
って移動し、定位置ではアジャスター11によって地面
12等に固定する。
【0021】図5と図6は別の実施例の側面図である。
架台7は地面12に固定され、枠体8の下部に設置した
キャスター13によって架台7上に枠体8は積載され、
枠体8は架台7上を移動して両者は分離可能となる。そ
して株の入れ替え時には搬送車14を架台7の横に移動
させ、架台7上の枠体8をスライドさせて搬送車14に
積載する。搬送車14か2架台7への枠体8の積載もこ
の過程とは逆方向に同様に行う。なお最上部にあるのは
施設内の収穫区3上の誘引棚15である。該誘引棚15
は誘引枠9より高所に設置し、枠体8の移動に際して邪
魔にならないようにしている。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば施
設内の通路が不要となって面積の利用効率が向上し、端
境期がなく年間安定した収量が得られ、一方労働面では
誘引や整枝作業が極端に少なくなり、病害虫の発生も少
なく防除作業が軽減され、また収穫位置はその高さが一
定するために作業が容易となり、さらに年間の作業が集
中することなく平均化される。そして株の入れ替えも株
数が少なく、また栽培ベッドに植えられた状態のまま移
動できるために、誰でも容易に行うことができる。他方
生育面では日照条件が改善され、施設内の位置による生
育差も解消される。さらに別の効果としては視覚的効果
が大きいことから、単なる生産栽培にとどまらず観光農
園化を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】育苗区を1通りとした本発明の栽培方法の平面
図である。
【図2】育苗区を2通りとした本発明の栽培方法の平面
図である。
【図3】本発明の栽培装置の架台を移動させる場合の斜
視図である。
【図4】本発明の栽培装置の架台を移動させる場合の側
面図である。
【図5】本発明の栽培装置の枠体を移動させる倍あの側
面図である。
【図6】本発明の栽培装置の枠体を移動させる場合の側
面図である。
【符号の説明】
1 施設 2 育苗区 3 収穫区 4 栽培ベッド 5 制御機器 6 茎葉 7 架台 8 枠体 9 誘引枠 10 車輪 11 アジャスター 12 地面 13 キャスター 14 搬送車

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 養液栽培システムを用いた果菜類の栽培
    において、 栽培形態が水平放任栽培であり、 温室等の施設内が育苗区と収穫区とに分けられ、 収穫区は、 1株当たりの占有面積を等面積とし、 複数の生育段階の作物が同時に存在し、 同一生育段階の作物は、それぞれ1乃至複数個の栽培ベ
    ッドに栽培し、 収穫区の栽培期間と育苗区の栽培期間が、 (収穫区の栽培期間)÷(収穫区の生育段階数)=育苗
    区の栽培期間 の関係を有してなることを特徴とする果菜類の栽培方
    法。
  2. 【請求項2】 養液栽培システムを用いた果菜類の栽培
    において、 栽培形態が水平放任栽培であり、 温室等の施設内が育苗区と収穫区とに分けられ、 収穫区は、 1株当たりの占有面積を等面積とし、 複数の生育段階の作物が同時に存在し、 同一生育段階の作物は、それぞれ1乃至複数個の栽培ベ
    ッドに栽培し、 収穫区の栽培期間と育苗区の栽培期間が、 (収穫区の栽培期間)÷(収穫区の生育段階数)=育苗
    区の栽培期間 の関係を有し、 しかも、育苗区の栽培ベッドと収穫区の栽培ベッドとが
    共通であって栽培ベッド数が、 (収穫区の栽培ベッド数)÷(収穫区の生育段階数)=
    (育苗区のベッド数)÷(育苗区の生育段階数) の関係となることを特徴とする果菜類の栽培方法。
  3. 【請求項3】 養液栽培システムを用いた果菜類の栽培
    において、栽培形態を水平放任栽培として、温室等の施
    設内を1株当りの占有面積を1通りの等区画とした収穫
    区と1株当りの占有面積を1通り又は2通りの等区画と
    した育苗区に分け、収穫区は約1000平方メートルの
    施設当り2乃至4通りの生育段階の作物が併存するよう
    に育苗区において播種時期をずらし、約1000平方メ
    ートルの該施設当りの収穫区の栽培ベッド数を20乃至
    30枚とし、該施設当りの育苗区の栽培ベッド数を5乃
    至15枚とし、かつ収穫区及び育苗区のいずれも1つの
    栽培ベッドに植える株数を1乃至6株とし、さらに育苗
    区の栽培期間を1乃至3カ月とし、収穫区の栽培期間を
    3乃至8カ月とする請求項2に記載の果菜類の栽培方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項3の果菜類の栽培方法に使用する
    栽培ベッドが、育苗区と収穫区とで同一のものとされ、
    該栽培ベッドを囲み支持する枠体と、該枠体を上部に支
    持する架台とを備え、前記枠体上部に誘引枠を有するこ
    とを特徴とする果菜類の栽培装置。
  5. 【請求項5】 収穫区における栽培ベッド配置位置の上
    方には、誘引枠より高い位置に、誘引棚が設置されてな
    ることを特徴とする請求項4に記載の果菜類の栽培装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、誘引棚がネット状物
    とされ、整数分の1もしくは1株の占有面積あるいは隣
    接する複数株の占有面積を単位とする単位面積毎に取り
    外し可能とされてなることを特徴とする果菜類の栽培装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項4において、架台の下部に車輪お
    よびアジャスターが設けられてなることを特徴とする果
    菜類の栽培装置。
  8. 【請求項8】 請求項4において、枠体は、枠体の下部
    に取り付けたキャスターによって架台に載置され、架台
    と枠体とが分離可能とされ、架台は施設内の定位地に固
    定され、搬送車によって、栽培ベッドを積載した枠体の
    みを移動するようにしたことを特徴とする果菜類の栽培
    装置。
  9. 【請求項9】 架台または搬送車が、施設内に敷設され
    たレール等の軌道上を移動するようにされたことを特徴
    とする請求項7または8に記載の果菜類の栽培装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109997677A (zh) * 2019-05-06 2019-07-12 合肥流荇蓝色农业有限公司 一种鱼菜共生系统中的蔬菜培育床
CN115581167A (zh) * 2022-08-26 2023-01-10 姚安云秀花卉有限公司 一种切花月季的基质栽培方法

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