JPH0724891Y2 - 配線保護カバー - Google Patents

配線保護カバー

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JPH0724891Y2
JPH0724891Y2 JP1989039528U JP3952889U JPH0724891Y2 JP H0724891 Y2 JPH0724891 Y2 JP H0724891Y2 JP 1989039528 U JP1989039528 U JP 1989039528U JP 3952889 U JP3952889 U JP 3952889U JP H0724891 Y2 JPH0724891 Y2 JP H0724891Y2
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JP
Japan
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protection cover
wiring
wiring protection
stopper
fitting
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989039528U
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English (en)
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JPH02133124U (ja
Inventor
長 小池
明彦 長田
成道 田原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Jimbo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Jimbo Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、室内のスイッチやコンセント等の配線器具本
体の結線部位を覆って設けられる配線保護カバーに関す
る。
(従来の技術) 従来、第6図及び第7図に示すような上面及び下面と背
面が開口している配線保護カバー01があった。この配線
保護カバー01は、配線器具本体02の側縁部に嵌合可能な
嵌合突起03が左右の内側開口縁に数個形成されていた。
また、前記配線保護カバー01の前板部の上縁及び下縁に
はストッパ04が突設されており、該ストッパ04には、嵌
合時において配線器具本体02の裏面に対向するストッパ
面が形成されている。
従って、配線保護カバー01を配線器具本体02に装着する
際には、配線保護カバー01を配線器具本体02の裏面に被
せて押え付ける。そうすると、嵌合突起03が配線器具本
体02の側縁部に嵌合して装着されることになる。ストッ
パ04は、配線保護カバー01を押え付ける力が余分に加わ
った際、嵌合突起03が配線器具本体02の側縁部を越えて
配線器具本体02の表側へ突き出るのをストッパ面で防止
している。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の配線保護カバー01にあ
っては、配線器具本体02への装着状態において、ストッ
パ04によって嵌合方向への移動は規制されているもの
の、上下方向の移動は規制されていない。従って、例え
ば運搬時における振動や、室内設置時における地震等に
よって配線保護カバー01が上下方向へ移動し、配線器具
本体02から脱落するといった問題があった。
また配線器具本体02は、コンセント,スイッチ,電話,
テレビ等の用途に応じて用意されており、全ての配線器
具本体02の厚みが同一であるとは限らない。そこで従来
の配線保護カバー01のストッパ04は、配線器具本体02の
裏面に当接させなければ機能を発揮しないので、従来の
配線保護カバー01は厚みの異なる配線器具本体02に併用
できないといった問題もあった。
本考案は、配線器具本体からの脱落を確実に防止するこ
とができ、しかも厚みの異なる配線器具本体に対して併
用できる配線保護カバーを提供することを目的としてい
る。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案の配線保護カバー
は、前板部と左右の側板部を有し、上面及び下面と背面
が開口され、左右の側板部の内側開口縁には配線器具本
体に嵌合可能な嵌合部が形成され、側板部の上縁及び下
縁には前記嵌合部の嵌合脱落を防止するためのストッパ
が形成され、このストッパが、嵌合時に配線器具本体の
上面あるいは下面に対向するストッパ面と、配線器具本
体に固定されている取付枠の裏面に対向するストッパ面
とを備えているものである。
(作用) 本考案の配線保護カバーを配線器具本体に装着する際に
は、配線保護カバーを配線器具本体の裏面に被せて押え
付ける。そうすると、嵌合部が配線器具本体の側縁部に
嵌合して装着されることになる。
このような配線器具本体への装着状態において、配線保
護カバーは、配線器具本体に固定されている取付枠の裏
面に対向するストッパ面で嵌合方向への移動が防止さ
れ、配線器具本体の上面あるいは下面に対向するストッ
パ面で上下方向への移動が防止されている。
また、ストッパを配線器具本体の裏面に対向させる必要
がないので、厚みの異なる配線器具本体に対して併用で
きる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
まず、第1図〜第5図に示す実施例について、その構成
を説明する。
第1図は本実施例の配線保護カバー1を示す背面図、第
2図はその断面図を示している。
配線保護カバー1は、硬質塩化ビニル樹脂等の合成樹脂
で成形されており、前板部11と右左の側板部12,13とで
主に構成され、上面及び下面と背面が開口している。
尚、前記前板部11と側板部12,13との間には、細幅の傾
斜板部14,15が設けられている。
前記前板部11には、上部,中部,下部の三箇所に電線通
し穴111が形成されており、そのうち、上部と下部の二
箇所の電線通し穴111には、容易に打ち抜き可能な薄肉
栓112が残されている。
また、前記右側板部12及び左側板部13の内側開口縁内面
には上部,中部,下部の三箇所に嵌合突起16,17が形成
されている。更に、前記右側板部12の下縁角部には下ス
トッパ18が下方へL字形に突設され、前記左側板部13の
上縁角部には上ストッパ19が上方へL字形に突設されて
いる。即ち、前記嵌合突起16,17とストッパ18,19とは、
同一線上に配設されている。
次に、第3図及び第4図は、前記配線保護カバー1をコ
ンセント本体2に装着した状態を示している。
前記コンセント本体2は、前面に二対のプラグ差込穴21
を有し、背面に二対の電線接続穴22を有している。ま
た、このコンセント本体2の左右側縁には嵌合突起23,2
4が形成されている。
また、コンセント本体2の周縁には、金属製の取付枠3
が嵌合により装着されている。この取付枠3の上端部及
び下端部には、それぞれ横長のビス穴31と、円形のビス
穴32とが開口されている。
従って、前記配線保護カバー1をコンセント本体2に装
着する際には、配線保護カバー1をコンセント本体2の
裏面に被せて押え付ける。そうすると、配線保護カバー
1の嵌合突起16,17がコンセント本体2の嵌合突起23,24
に嵌合して装着されることになる。
このようなコンセント本体2への装着状態において、配
線保護カバー1の上ストッパ19は、その背面191が取付
枠3の裏面に当接し、下面192がコンセント本体2の上
面に対向する。また、下ストッパ18は、その背面181が
取付枠4の裏面に当接し、上面182がコンセント本体3
の下面に対向する。
従って、上ストッパ19の背面191及び下ストッパ18の背
面181がストッパ面となって、配線保護カバー1の嵌合
方向への移動が規制されている。
また、上ストッパ19の下面192がストッパ面となって、
配線保護カバー1の下方向への移動が規制され、下スト
ッパ18の上面182がストッパ面となって、配線保護カバ
ー1の上方向への移動が規制されている。
上述したように、配線保護カバー1は嵌合方向への移動
だけでなく、上下方向への移動も規制されているので、
多少の振動や地震が発生しても嵌合状態を保持でき、コ
ンセント本体2からの脱落を防止できる。
また、本実施例の配線保護カバー1は、両ストッパ18,1
9がコンセント本体2の裏面に対向していないので、厚
みの異なるコンセント本体2に対して併用できる。
更に本実施例では、コンセント本体2を例にとったが、
前記配線保護カバー1は、スイッチやテレビ,電話等の
他の配線器具本体に装着しても同様の効果が得られる。
次に、第5図はコンセントを中空壁に取り付ける際の施
工状態を示す斜視図で、5は挟みプレート、6は縁枠、
7は表面板である。
ここで、第5図に基いて施工方向について簡単に説明す
る。
まず、中空壁を構成する面材4に取付穴41を開口し、該
取付穴41から電線8を引き出してその端末をコンセント
本体2の電線接続穴22に挿入して結線する。そして、配
線保護カバー1をコンセント本体2に装着し、電線8は
配線保護カバー1の上面あるいは下面の開口部から外に
出す。次に、取付穴41から中空壁内に挟みプレート5を
挿入し、挟みプレート5と取付プレート3とで面材4を
挟み込むようにしてコンセント本体2を取付穴41に取り
付ける。尚、挟みプレート5と取付プレート3とは上下
二箇所でビス9によって結合される。次に、取付穴41に
取り付けられた取付プレート3に対して、縁枠6を上下
二箇所でビス10によって固定し、該縁枠6に対して表面
板7を嵌合によって固定し、施工を完了する。尚、縁枠
6と表面板7には、コンセント本体2が嵌合する嵌合穴
61,71が形成されており、コンセント本体2は前面のみ
が室内に露出することになる。
また、必要時に応じて、薄肉栓112を打ち抜いて電線通
し穴111を開口し、その電線通し穴111から電線8を挿入
してコンセント本体2に結線することもできる。
以上、本考案の実施例を図面により詳述してきたが、具
体的な構成はこの実施例に限られるものではなく本考案
の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本考案
に含まれる。
例えば、実施例では、四つの角部のうち対角位置二箇所
にストッパを形成したが、四箇所全てに形成してもよ
い。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案の配線保護カバーにあ
っては、配線器具本体への装着状態において、ストッパ
によって嵌合方向への移動と上下方向への移動が共に規
制されるので、それによって配線器具本体からの脱落を
確実に防止できる。しかも本考案の配線保護カバーは、
厚みの異なる配線器具本体に併用できるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の配線保護カバーを示す背面図、
第2図は第1図のII−II断面図、第3図はコンセント本
体への配線保護カバーの装着状態を示す平面図、第4図
は前記配線保護カバーの装着状態を示す側面図、第5図
はコンセントの施工状態を示す分解斜視図、第6図は従
来の配線保護カバーを示す背面図、第7図は従来の配線
保護カバーをコンセント本体へ装着した状態を示す平面
図である。 1……配線保護カバー 11……前板部 12,13……側板部 16,17……嵌合部 18……下ストッパ 181……背面(ストッパ面) 182……上面(ストッパ面) 19……上ストッパ 191……背面(ストッパ面) 192……上面(ストッパ面) 2……コンセント本体(配線器具本体) 3……取付枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 田原 成道 埼玉県朝霞市本町2丁目7番21号

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前板部と左右の側板部を有し、上面及び下
    面と背面が開口され、左右の側板部の内側開口縁には配
    線器具本体に嵌合可能な嵌合部が形成され、側板部の上
    縁及び下縁には前記嵌合部の嵌合脱落を防止するための
    ストッパが形成され、このストッパが、嵌合時に配線器
    具本体の上面あるいは下面に対向するストッパ面と、配
    線器具本体に固定されている取付枠の裏面に対向するス
    トッパ面とを備えていることを特徴とする配線保護カバ
    ー。
JP1989039528U 1989-04-03 1989-04-03 配線保護カバー Expired - Lifetime JPH0724891Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989039528U JPH0724891Y2 (ja) 1989-04-03 1989-04-03 配線保護カバー

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JP1989039528U JPH0724891Y2 (ja) 1989-04-03 1989-04-03 配線保護カバー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02133124U JPH02133124U (ja) 1990-11-05
JPH0724891Y2 true JPH0724891Y2 (ja) 1995-06-05

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ID=31548516

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JP1989039528U Expired - Lifetime JPH0724891Y2 (ja) 1989-04-03 1989-04-03 配線保護カバー

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS573296A (en) * 1980-06-10 1982-01-08 Sony Corp Output circuit of charge transfer element

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS573296A (en) * 1980-06-10 1982-01-08 Sony Corp Output circuit of charge transfer element

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JPH02133124U (ja) 1990-11-05

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