JPH07248880A - 電子ディスプレイ・スクリ−ン上に表記された情報を処理する方法 - Google Patents
電子ディスプレイ・スクリ−ン上に表記された情報を処理する方法Info
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- JPH07248880A JPH07248880A JP5110194A JP5110194A JPH07248880A JP H07248880 A JPH07248880 A JP H07248880A JP 5110194 A JP5110194 A JP 5110194A JP 5110194 A JP5110194 A JP 5110194A JP H07248880 A JPH07248880 A JP H07248880A
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 表記装置15によって電子装置11のディス
プレイ・スクリーン12上に表記された情報を処理する
方法。 【構成】 この方法は、表記装置15の物理的な移動が
ディスプレイ・スクリーン上で第1の表記された物理的
位置として検出され、次にデータ保存ユニット14に保
存されると開始する。追加表記される物理的位置が検
出,保存されると、第1の物理的位置と追加物理的位置
とが互いに比較される。所定の条件に基づいて、制御ユ
ニット13は表記情報を検出する際に用いられる所定の
サンプリング周波数を変更すべきかどうか判断する。そ
れ以外の場合には、制御ユニット13は所定のサンプリ
ング周波数を変更しない。次に制御ユニット13は、追
加物理位置からの継続として検出される各追加表記され
る物理的位置を処理する。
プレイ・スクリーン12上に表記された情報を処理する
方法。 【構成】 この方法は、表記装置15の物理的な移動が
ディスプレイ・スクリーン上で第1の表記された物理的
位置として検出され、次にデータ保存ユニット14に保
存されると開始する。追加表記される物理的位置が検
出,保存されると、第1の物理的位置と追加物理的位置
とが互いに比較される。所定の条件に基づいて、制御ユ
ニット13は表記情報を検出する際に用いられる所定の
サンプリング周波数を変更すべきかどうか判断する。そ
れ以外の場合には、制御ユニット13は所定のサンプリ
ング周波数を変更しない。次に制御ユニット13は、追
加物理位置からの継続として検出される各追加表記され
る物理的位置を処理する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に電子ディスプレ
イ・スクリーンを持つ電子装置に関し、さらに詳しく
は、電子ディスプレイ・スクリーンの表面上に表記さ
れ、検出パネルによって検出される情報を処理する方法
に関する。
イ・スクリーンを持つ電子装置に関し、さらに詳しく
は、電子ディスプレイ・スクリーンの表面上に表記さ
れ、検出パネルによって検出される情報を処理する方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスプレイ・スクリーン付き電子装置
は当技術分野で周知である。このような電子装置のディ
スプレイ・スクリーンは、蛍光スクリーンまたは発光ダ
イオードまたは液晶のパネル・アレイを利用してさまざ
まな視覚的情報を表示する。表示される情報は、キーボ
ードなどの電子装置のさまざまな構成要素から得られ
る。表面から情報入力を得るある種のディスプレイ・ス
クリーンは、ディスプレイ・スクリ−ンを通じて入力を
検出する追加機能を有する。以下で説明するように、こ
の追加機能により、このようなディスプレイ・スクリー
ンは視覚情報を表示するだけのディスプレイ・スクリー
ンとは一線を画している。
は当技術分野で周知である。このような電子装置のディ
スプレイ・スクリーンは、蛍光スクリーンまたは発光ダ
イオードまたは液晶のパネル・アレイを利用してさまざ
まな視覚的情報を表示する。表示される情報は、キーボ
ードなどの電子装置のさまざまな構成要素から得られ
る。表面から情報入力を得るある種のディスプレイ・ス
クリーンは、ディスプレイ・スクリ−ンを通じて入力を
検出する追加機能を有する。以下で説明するように、こ
の追加機能により、このようなディスプレイ・スクリー
ンは視覚情報を表示するだけのディスプレイ・スクリー
ンとは一線を画している。
【0003】ディスプレイ・スクリーンを通じた情報入
力は、一般にディスプレイ・スクリーンの上に配置さ
れ、組み合わされる検出パネルを用いることで実現され
る。従って、ディスプレイ・スクリ−ンおよび検出パネ
ルは1つの部品のように見える(検出パネルは当該技術
分野において周知であり、電磁場感知パネル、物理的圧
力感知パネルを含む)。そのような入力を検出するため
には検出パネルを駆動し、そこから出力を取り出すため
の電気回路(以下検出パネル回路という。)がさらに必
要とされる。この検出パネル回路は検出を行うため、電
子装置の制御装置により定められる所定のサンプリング
周波数に依存して定期的な間隔で動作させられる。この
ような定期的な間隔は、所定のサンプリング周波数を設
定する時間間隔に関連する。例えば、120ヘルツのサ
ンプリング周波数は、1秒間に120回の間隔を与え
る。これは120分の1秒、すなわち8.33ミリ秒
(1÷120)の120回の定期的な間隔に相当する。
力は、一般にディスプレイ・スクリーンの上に配置さ
れ、組み合わされる検出パネルを用いることで実現され
る。従って、ディスプレイ・スクリ−ンおよび検出パネ
ルは1つの部品のように見える(検出パネルは当該技術
分野において周知であり、電磁場感知パネル、物理的圧
力感知パネルを含む)。そのような入力を検出するため
には検出パネルを駆動し、そこから出力を取り出すため
の電気回路(以下検出パネル回路という。)がさらに必
要とされる。この検出パネル回路は検出を行うため、電
子装置の制御装置により定められる所定のサンプリング
周波数に依存して定期的な間隔で動作させられる。この
ような定期的な間隔は、所定のサンプリング周波数を設
定する時間間隔に関連する。例えば、120ヘルツのサ
ンプリング周波数は、1秒間に120回の間隔を与え
る。これは120分の1秒、すなわち8.33ミリ秒
(1÷120)の120回の定期的な間隔に相当する。
【0004】情報入力を表す、検出パネル回路からの出
力を得ると、電子装置はこの出力を、一般に電子装置の
データ保存ユニット内に保存するためのデータ・フォー
マットに変換する。次に保存されたデータは、一般に電
子装置の処理ユニットまたは制御ユニットによって処理
するために取り出される。処理されたデータはディスプ
レイ・スクリーン上の対応する位置に表示され、表記さ
れた情報を示す。
力を得ると、電子装置はこの出力を、一般に電子装置の
データ保存ユニット内に保存するためのデータ・フォー
マットに変換する。次に保存されたデータは、一般に電
子装置の処理ユニットまたは制御ユニットによって処理
するために取り出される。処理されたデータはディスプ
レイ・スクリーン上の対応する位置に表示され、表記さ
れた情報を示す。
【0005】このような電子装置には、複数の液晶から
構成されるLCDスクリ−ン・パネルが広く用いられ
る。各液晶は、ピクセル(画素)として知られる個別の
ディスプレイ素子である。さらに、ピクセルはディスプ
レイ・スクリーン上の一点を表し、これを直交座標系と
関連づけることにより、この点を独自に空間的に特定す
ることができる。
構成されるLCDスクリ−ン・パネルが広く用いられ
る。各液晶は、ピクセル(画素)として知られる個別の
ディスプレイ素子である。さらに、ピクセルはディスプ
レイ・スクリーン上の一点を表し、これを直交座標系と
関連づけることにより、この点を独自に空間的に特定す
ることができる。
【0006】上記の方法でLCDスクリーンから情報入
力を得る電子装置の一例は、「ペン/パッド(pen and p
ad) 」装置として一般に知られている。このような「ペ
ン/パッド」装置は一般に、検出パネル上に情報を表記
するツールとして機能するスタイラス(stylus)型の表記
装置を含む。手書き文字や図形シンボルなどの表記がこ
のような「ペン/パッド」装置の一般的な入力である。
このような表記は、検出パネル表面上における表記装置
の作用を監視することによって検出される。さらに、表
記装置が検出パネル上で表記を形成する際にこの表記装
置の物理的な動きを追跡することにより、電子装置はこ
の表記を検出して、ディスプレイ・スクリーンにこれを
表示できる。
力を得る電子装置の一例は、「ペン/パッド(pen and p
ad) 」装置として一般に知られている。このような「ペ
ン/パッド」装置は一般に、検出パネル上に情報を表記
するツールとして機能するスタイラス(stylus)型の表記
装置を含む。手書き文字や図形シンボルなどの表記がこ
のような「ペン/パッド」装置の一般的な入力である。
このような表記は、検出パネル表面上における表記装置
の作用を監視することによって検出される。さらに、表
記装置が検出パネル上で表記を形成する際にこの表記装
置の物理的な動きを追跡することにより、電子装置はこ
の表記を検出して、ディスプレイ・スクリーンにこれを
表示できる。
【0007】上記の「ペン/パッド」装置では、使用者
はペンや鉛筆で紙面に書くのとほとんど同じように物理
的に書く動作を行う必要がある。周知のように、個々の
ユーザは異なる書き方をする。あるユーザはブロック体
(plain form)(一度に一文字づつ)で書き、別のユーザ
は筆記体(cursive form)(単語の文字を連続してつな
ぐ)で書く。ユーザがどのような書き方を採用しよう
が、表記装置およびディスプレイ・スクリーンは紙の上
に書くのとほとんど同じように動作し、そのため「ペン
/パッド」という。
はペンや鉛筆で紙面に書くのとほとんど同じように物理
的に書く動作を行う必要がある。周知のように、個々の
ユーザは異なる書き方をする。あるユーザはブロック体
(plain form)(一度に一文字づつ)で書き、別のユーザ
は筆記体(cursive form)(単語の文字を連続してつな
ぐ)で書く。ユーザがどのような書き方を採用しよう
が、表記装置およびディスプレイ・スクリーンは紙の上
に書くのとほとんど同じように動作し、そのため「ペン
/パッド」という。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】「ペン/パッド」装置
についての上記の背景説明では、電子装置は検出パネル
の表面を最大の所定サンプリング周波数で走査する。し
かし、ユーザがゆっくり表記する場合、特にユ−ザがあ
る表記点で停止する場合には、制御ユニットはその表記
点を反復的に処理しているため最大の所定サンプリング
周波数で走査することは必要でない。
についての上記の背景説明では、電子装置は検出パネル
の表面を最大の所定サンプリング周波数で走査する。し
かし、ユーザがゆっくり表記する場合、特にユ−ザがあ
る表記点で停止する場合には、制御ユニットはその表記
点を反復的に処理しているため最大の所定サンプリング
周波数で走査することは必要でない。
【0009】そこで、表記の仕方に対応する方法で制御
ユニットに表記情報ているため。的に調整させる方法が
必要となる。このことは、電力消費の低減が重要項目で
ある「ペン/パッド」装置などの設計において重要であ
る。
ユニットに表記情報ているため。的に調整させる方法が
必要となる。このことは、電力消費の低減が重要項目で
ある「ペン/パッド」装置などの設計において重要であ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子装置のデ
ィスプレイ・スクリーン上に配置された検出パネル上に
表記される情報を処理する方法を具現する。ここで、こ
のようなディスプレイ・スクリ−ンは、ディスプレイ・
スクリ−ンにおける表記を検出するために検出パネルを
有するということが理解されよう。一般に情報は表記装
置、例えば、スタイラス型ペンを用いて表記される。
ィスプレイ・スクリーン上に配置された検出パネル上に
表記される情報を処理する方法を具現する。ここで、こ
のようなディスプレイ・スクリ−ンは、ディスプレイ・
スクリ−ンにおける表記を検出するために検出パネルを
有するということが理解されよう。一般に情報は表記装
置、例えば、スタイラス型ペンを用いて表記される。
【0011】ディスプレイ・スクリーンの他に、電子装
置はデータ保存ユニットおよび制御ユニットも含む。制
御ユニットは所定のサンプリング周波数を設定し、電子
装置はこのサンプリング周波数を用いて、情報入力につ
いてディスプレイ・スクリーンの表面を走査する。情報
を表記する際の表記装置の動きを検出することにより、
少なくとも一つの表記された物理的位置が情報入力とし
て与えられる。この一つの表記された物理的位置は、デ
ィスプレイ・スクリーンのピクセルの物理的な位置に相
当する2値座標(two number co-ordinate)に変換され
る。変換後、この一つの表記された物理的位置が表示さ
れる。
置はデータ保存ユニットおよび制御ユニットも含む。制
御ユニットは所定のサンプリング周波数を設定し、電子
装置はこのサンプリング周波数を用いて、情報入力につ
いてディスプレイ・スクリーンの表面を走査する。情報
を表記する際の表記装置の動きを検出することにより、
少なくとも一つの表記された物理的位置が情報入力とし
て与えられる。この一つの表記された物理的位置は、デ
ィスプレイ・スクリーンのピクセルの物理的な位置に相
当する2値座標(two number co-ordinate)に変換され
る。変換後、この一つの表記された物理的位置が表示さ
れる。
【0012】次に、この一つの表記された物理的位置を
処理することにより、ディスプレイ・スクリーンの表面
を走査するための所定のサンプリング周波数を変更また
は維持すべきかが判定される。所定のサンプリング周波
数を変更または維持するかの判断は、2つの表記された
物理的位置の間の空間間隔と1ピクセル幅とを比較する
条件に基づいて行われる。この空間間隔は、2つの表記
された物理的位置を特定する2値座標を利用して求めら
れる。第1の表記された物理的位置については、空間間
隔はないが、実施例ではこの条件も考慮する。
処理することにより、ディスプレイ・スクリーンの表面
を走査するための所定のサンプリング周波数を変更また
は維持すべきかが判定される。所定のサンプリング周波
数を変更または維持するかの判断は、2つの表記された
物理的位置の間の空間間隔と1ピクセル幅とを比較する
条件に基づいて行われる。この空間間隔は、2つの表記
された物理的位置を特定する2値座標を利用して求めら
れる。第1の表記された物理的位置については、空間間
隔はないが、実施例ではこの条件も考慮する。
【0013】次に本発明の実施例においては、電子装置
がそれぞれ追加表記される物理的位置を検出,表示,保
存した後、さらに追加表記される物理的位置を処理し続
ける。各追加表記される物理的位置の処理の次に、前記
条件に従った実施例の段階が続く。ここでも、制御ユニ
ットは処理の結果に応じて所定のサンプリング周波数を
変更または維持すべきかを判断する。本方法は、電子装
置がそれ以上追加表記される物理的位置を検出しなくな
ると終了する。
がそれぞれ追加表記される物理的位置を検出,表示,保
存した後、さらに追加表記される物理的位置を処理し続
ける。各追加表記される物理的位置の処理の次に、前記
条件に従った実施例の段階が続く。ここでも、制御ユニ
ットは処理の結果に応じて所定のサンプリング周波数を
変更または維持すべきかを判断する。本方法は、電子装
置がそれ以上追加表記される物理的位置を検出しなくな
ると終了する。
【0014】
【実施例】ディスプレイ付き電子装置は当技術分野にお
いて周知である。本発明によるこのような電子装置(1
1)のブロック図を図1に示す。電子装置(11)は、
ディスプレイ・スクリーン(12),制御ユニット(1
3)およびデータ保存ユニット(14)を含む。電子装
置のこれらの構成要素はディスプレイ・スクリ−ン(1
2)に情報を視覚的に映し出すように動作する。また図
1には、ディスプレイ・スクリ−ン(12)の表面上に
情報を表記する表記装置(15)も示されている。しか
しながら、当業者には本発明を実現するためにはスタイ
ラス型の装置(ペン)を含む、どのような装置又は手段
を用いてもよいことが理解されよう。例えば、ユ−ザ−
は指を用いて情報を表記することもできる。電子装置
(11)および表記装置(15)は、「ペン/パッド」
装置(10)を表す。
いて周知である。本発明によるこのような電子装置(1
1)のブロック図を図1に示す。電子装置(11)は、
ディスプレイ・スクリーン(12),制御ユニット(1
3)およびデータ保存ユニット(14)を含む。電子装
置のこれらの構成要素はディスプレイ・スクリ−ン(1
2)に情報を視覚的に映し出すように動作する。また図
1には、ディスプレイ・スクリ−ン(12)の表面上に
情報を表記する表記装置(15)も示されている。しか
しながら、当業者には本発明を実現するためにはスタイ
ラス型の装置(ペン)を含む、どのような装置又は手段
を用いてもよいことが理解されよう。例えば、ユ−ザ−
は指を用いて情報を表記することもできる。電子装置
(11)および表記装置(15)は、「ペン/パッド」
装置(10)を表す。
【0015】図2は、本開示の好適な実施例を詳説する
フロー図である。(本実施例は表示のために表記情報を
処理する方法を説明するため、表記情報を検出する方法
については説明しない。)本実施例では、ある点が無表
示のディスプレイ・スクリーン上にまず表示され、デー
タ保存ユニット(14)に保存される(202)。この
点は、表記装置(15)が最初に検出されたディスプレ
イ・スクリーン(12)上の一つの表記された物理的位
置(すなわちLCDスクリーンのピクセル)に相当す
る。点を表示する(202)だけでなく、2つの平面的
に直交する軸に対するこの一つの表示された物理的位置
の相対的位置が2値X,Y座標として保存され、これは
{X1 ,Y1 }として表される。ここで、{X1 ,
Y1 }はLCDパネルにおけるピクセルの位置に相当す
る。本実施例では、どちらがX軸またはY軸でもかまわ
ない。本明細書で採用され、当技術分野で周知の標準で
は、最初の数値がX軸座標で、2番目がY軸座標であ
る。
フロー図である。(本実施例は表示のために表記情報を
処理する方法を説明するため、表記情報を検出する方法
については説明しない。)本実施例では、ある点が無表
示のディスプレイ・スクリーン上にまず表示され、デー
タ保存ユニット(14)に保存される(202)。この
点は、表記装置(15)が最初に検出されたディスプレ
イ・スクリーン(12)上の一つの表記された物理的位
置(すなわちLCDスクリーンのピクセル)に相当す
る。点を表示する(202)だけでなく、2つの平面的
に直交する軸に対するこの一つの表示された物理的位置
の相対的位置が2値X,Y座標として保存され、これは
{X1 ,Y1 }として表される。ここで、{X1 ,
Y1 }はLCDパネルにおけるピクセルの位置に相当す
る。本実施例では、どちらがX軸またはY軸でもかまわ
ない。本明細書で採用され、当技術分野で周知の標準で
は、最初の数値がX軸座標で、2番目がY軸座標であ
る。
【0016】点を一つの表記された物理的位置として表
示保存(202)した後、この一つの表記された物理的
な位置がディスプレイ・スクリーン(12)上で検出さ
れた第1の表記された物理的位置であるかどうかを制御
ユニット(13)は判断する(203)。第1の表記さ
れた物理的位置であると判断された場合、制御ユニット
(13)は、この第1の表記された物理的位置をどのよ
うに処理するかを決定する3つの制御因子を初期化する
(204)。この一つの表記された物理的位置が第1の
表記された物理的位置ではない場合、初期化は行われ
ず、この状態で行われることについては後で説明する。
示保存(202)した後、この一つの表記された物理的
な位置がディスプレイ・スクリーン(12)上で検出さ
れた第1の表記された物理的位置であるかどうかを制御
ユニット(13)は判断する(203)。第1の表記さ
れた物理的位置であると判断された場合、制御ユニット
(13)は、この第1の表記された物理的位置をどのよ
うに処理するかを決定する3つの制御因子を初期化する
(204)。この一つの表記された物理的位置が第1の
表記された物理的位置ではない場合、初期化は行われ
ず、この状態で行われることについては後で説明する。
【0017】制御ユニット(13)によって初期化され
る3つの制御因子は以下のものである。まず最初に制御
ユニット(13)は、電子装置(11)がディスプレイ
・スクリーン(12)を走査するための所定のサンプリ
ング周波数を選択する因子を設定する。本実施例では、
所定のサンプリング周波数の選択を決定する因子には
「DELAYINDEX」という項が与えられる。この
DELAYINDEXは、固有の所定のサンプリング周
波数に相当する時間間隔の設定に与えられる整数であ
る。 DELAYINDEXにおける整数値の最小値か
ら最大値までの範囲は、制御ユニット(13)がそれに
基づいて走査するように設計される異なるサンプリング
周波数の総数に依存する。 DELAYINDEXを最
大値に設定することは、ディスプレイ・スクリーン(1
2)の表面を走査する時間期間の間の最小時間期間に相
当し、従って最大所定サンプリング周波数に相当する。
第2に、制御ユニット(13)は内部ステータス設定を
初期化して、この表記された物理的位置を新たな点とし
て示す。新たな点を初期化することにより、制御ユニッ
ト(13)は、表記装置(15)のその後の物理的な動
きの一部であって、かつその新たな点の後に検出される
点に比べて、異なる方法でこの新たな点を処理すること
ができる。(その後の点を処理する際の相違点について
は後で説明する。)そして第3の初期化では、検出され
た物理的位置{X1 ,Y1 }を{X2 ,Y2 }として
保存する。この保存段階は、第1の表記された物理的位
置の次の処理に備えて行われる。
る3つの制御因子は以下のものである。まず最初に制御
ユニット(13)は、電子装置(11)がディスプレイ
・スクリーン(12)を走査するための所定のサンプリ
ング周波数を選択する因子を設定する。本実施例では、
所定のサンプリング周波数の選択を決定する因子には
「DELAYINDEX」という項が与えられる。この
DELAYINDEXは、固有の所定のサンプリング周
波数に相当する時間間隔の設定に与えられる整数であ
る。 DELAYINDEXにおける整数値の最小値か
ら最大値までの範囲は、制御ユニット(13)がそれに
基づいて走査するように設計される異なるサンプリング
周波数の総数に依存する。 DELAYINDEXを最
大値に設定することは、ディスプレイ・スクリーン(1
2)の表面を走査する時間期間の間の最小時間期間に相
当し、従って最大所定サンプリング周波数に相当する。
第2に、制御ユニット(13)は内部ステータス設定を
初期化して、この表記された物理的位置を新たな点とし
て示す。新たな点を初期化することにより、制御ユニッ
ト(13)は、表記装置(15)のその後の物理的な動
きの一部であって、かつその新たな点の後に検出される
点に比べて、異なる方法でこの新たな点を処理すること
ができる。(その後の点を処理する際の相違点について
は後で説明する。)そして第3の初期化では、検出され
た物理的位置{X1 ,Y1 }を{X2 ,Y2 }として
保存する。この保存段階は、第1の表記された物理的位
置の次の処理に備えて行われる。
【0018】3つの制御因子が初期化される(204)
と、第1の表記された物理的位置{X 1 ,Y1 }をさ
らに処理できるようになる。次の処理段階では、物理的
位置{X 1 ,Y1 }の座標が初期化された値{X 2 ,
Y 2 }と比較される(205)。これは検出された第
1の表記された物理的位置であるため、{X 1 ,
Y1 }は{X 2 ,Y 2 }と同じ値を有し、従って次の
段階(208)では、制御ユニット(13)はDELA
YINDEXの設定が最小にされているかどうか調べ
る。段階(204)で初期化されているので、DELA
YINDEXは最大にされており、最小ではなく、従っ
て制御ユニット(13)は段階(209)においてDE
LAYINDEXを1だけ減少する。このようにDEL
AYINDEXを繰り下げることで、制御ユニット(1
3)はこの決定されたDELAYINDEXに基づいて
別の表記された物理的な位置を検出するため所定のサン
プリング周波数を設定する(211)。
と、第1の表記された物理的位置{X 1 ,Y1 }をさ
らに処理できるようになる。次の処理段階では、物理的
位置{X 1 ,Y1 }の座標が初期化された値{X 2 ,
Y 2 }と比較される(205)。これは検出された第
1の表記された物理的位置であるため、{X 1 ,
Y1 }は{X 2 ,Y 2 }と同じ値を有し、従って次の
段階(208)では、制御ユニット(13)はDELA
YINDEXの設定が最小にされているかどうか調べ
る。段階(204)で初期化されているので、DELA
YINDEXは最大にされており、最小ではなく、従っ
て制御ユニット(13)は段階(209)においてDE
LAYINDEXを1だけ減少する。このようにDEL
AYINDEXを繰り下げることで、制御ユニット(1
3)はこの決定されたDELAYINDEXに基づいて
別の表記された物理的な位置を検出するため所定のサン
プリング周波数を設定する(211)。
【0019】DELAYINDEXの繰り下げに続い
て、制御ユニット(13)はディスプレイ・スクリーン
(12)の表面を走査する新たな所定のサンプリング周
波数を定める、新たな時間間隔を決定している。新たな
所定のサンプリング周波数の他に、制御ユニット(1
3)は次の処理に備えて{X 1 ,Y1 }を{X 2 ,Y
2}として保存する。最後に、第1の表記された物理的
位置について、制御ユニット(13)は終了する(21
4)か、あるいは追加表記された物理的位置の処理を継
続する(202)かを、追加表記される物理的位置が検
出されるか否かを判断する(213)によって決定す
る。
て、制御ユニット(13)はディスプレイ・スクリーン
(12)の表面を走査する新たな所定のサンプリング周
波数を定める、新たな時間間隔を決定している。新たな
所定のサンプリング周波数の他に、制御ユニット(1
3)は次の処理に備えて{X 1 ,Y1 }を{X 2 ,Y
2}として保存する。最後に、第1の表記された物理的
位置について、制御ユニット(13)は終了する(21
4)か、あるいは追加表記された物理的位置の処理を継
続する(202)かを、追加表記される物理的位置が検
出されるか否かを判断する(213)によって決定す
る。
【0020】上記の実施例では、電子装置(11)は第
1の表記された物理的位置のみを処理する。しかし、電
子装置(11)を用いる際に、第1の表記された物理的
な位置の後に検出される複数の別の表記に係る物理的位
置もありうる。本発明に従って、この可能性について説
明する。
1の表記された物理的位置のみを処理する。しかし、電
子装置(11)を用いる際に、第1の表記された物理的
な位置の後に検出される複数の別の表記に係る物理的位
置もありうる。本発明に従って、この可能性について説
明する。
【0021】次に検出される表記された物理的な位置に
ついて、電子装置(11)は段階(202)を繰り返し
て、次の表記された物理的な位置を{X 1 ,Y1 }と
して保存する。この次の表記された物理的な位置が第1
の表記された物理的位置ではないと判断した後に、制御
ユニット(13)は初期段階(204)を省略して、段
階(212)において{X 2 ,Y2 }として保存され
た第1の表記された物理的位置と、次の表記された物理
的位置を比較(205)する段階に進む。この状態にお
いて、{X 1 ,Y 1 }が{X 2 ,Y 2 }に等しいか
どうかは情報を表記する速度に依存する。
ついて、電子装置(11)は段階(202)を繰り返し
て、次の表記された物理的な位置を{X 1 ,Y1 }と
して保存する。この次の表記された物理的な位置が第1
の表記された物理的位置ではないと判断した後に、制御
ユニット(13)は初期段階(204)を省略して、段
階(212)において{X 2 ,Y2 }として保存され
た第1の表記された物理的位置と、次の表記された物理
的位置を比較(205)する段階に進む。この状態にお
いて、{X 1 ,Y 1 }が{X 2 ,Y 2 }に等しいか
どうかは情報を表記する速度に依存する。
【0022】{X 1 ,Y 1 }が{X 2 ,Y2 }に等
しい場合、次の処理は段階(208)に進む。これは、
所定のサンプリング周波数によって決定される時間期間
が経過した後に制御ユニット(13)が次にディスプレ
イ・スクリーン(12)を走査した際に、表記装置(1
5)が別の物理的位置(第1の表記された物理的位置と
は異なるピクセル位置)に移動していない場合に起こ
る。次に制御ユニット(13)は、DELAYINDE
Xの設定を判断し、DELAYINDEXの現在値に応
じて、DELAYINDEXを繰り下げるか又は維持す
る。 DELAYINDEXを繰り下げるか又は維持し
た後に、処理は第1の表記された物理的位置の場合と同
様に次の処理に進む。
しい場合、次の処理は段階(208)に進む。これは、
所定のサンプリング周波数によって決定される時間期間
が経過した後に制御ユニット(13)が次にディスプレ
イ・スクリーン(12)を走査した際に、表記装置(1
5)が別の物理的位置(第1の表記された物理的位置と
は異なるピクセル位置)に移動していない場合に起こ
る。次に制御ユニット(13)は、DELAYINDE
Xの設定を判断し、DELAYINDEXの現在値に応
じて、DELAYINDEXを繰り下げるか又は維持す
る。 DELAYINDEXを繰り下げるか又は維持し
た後に、処理は第1の表記された物理的位置の場合と同
様に次の処理に進む。
【0023】{X 1 ,Y 1 }が {X 2 ,Y 2 }と
等しくない場合、次の処理はX 1 とX2 との間の座標
における空間間隔を求める段階(206)に進む。ここ
で、制御ユニット(13)はX1 とX 2 との間の座標
差の大きさを算出し、この結果を因数「1」と比較する
(206)。因数「1」は1ピクセルに等しく、座標差
は{X1 ,Y1 }および{X2 ,Y2 }のX軸座標に基
づいている。数学的には、座標差は|X1 −X2 |と表
される。このような比較は、LCDスクリーン上のピク
セル位置の座標と直接関連している。従って、この段階
(206)は、X1 とX2 との間の空間間隔が1ピクセ
ル幅より大きいかどうかを判断する。|X1 −X2 |
が1ピクセル幅よりも大きい場合、制御ユニット(1
3)は最大所定サンプリング周波数に相当する最大値に
DELAYINDEXを設定する。これは、電子装置
(11)が最大所定のサンプリング周波数で表記を検出
するために必要な速度でユーザは表記しているので、X
1 およびX2 は互いにかなり離れているとの想定に基
づくものである。そうしない場合には、遅い所定のサン
プリング周波数によって、この遅い所定のサンプリング
周波数の1の時間間隔において表記速度が2ピクセル以
上の場合に、その後に表記される物理的な位置が1以上
のピクセルで検出されないことがありうる。|X1 −X
2 |が1ピクセル幅より小さいか等しい場合には、制御
ユニット(13)は次の段階に進み、1ピクセル幅と比
較するためにY1 とY2 との間の空間間隔が求められる
(207)。
等しくない場合、次の処理はX 1 とX2 との間の座標
における空間間隔を求める段階(206)に進む。ここ
で、制御ユニット(13)はX1 とX 2 との間の座標
差の大きさを算出し、この結果を因数「1」と比較する
(206)。因数「1」は1ピクセルに等しく、座標差
は{X1 ,Y1 }および{X2 ,Y2 }のX軸座標に基
づいている。数学的には、座標差は|X1 −X2 |と表
される。このような比較は、LCDスクリーン上のピク
セル位置の座標と直接関連している。従って、この段階
(206)は、X1 とX2 との間の空間間隔が1ピクセ
ル幅より大きいかどうかを判断する。|X1 −X2 |
が1ピクセル幅よりも大きい場合、制御ユニット(1
3)は最大所定サンプリング周波数に相当する最大値に
DELAYINDEXを設定する。これは、電子装置
(11)が最大所定のサンプリング周波数で表記を検出
するために必要な速度でユーザは表記しているので、X
1 およびX2 は互いにかなり離れているとの想定に基
づくものである。そうしない場合には、遅い所定のサン
プリング周波数によって、この遅い所定のサンプリング
周波数の1の時間間隔において表記速度が2ピクセル以
上の場合に、その後に表記される物理的な位置が1以上
のピクセルで検出されないことがありうる。|X1 −X
2 |が1ピクセル幅より小さいか等しい場合には、制御
ユニット(13)は次の段階に進み、1ピクセル幅と比
較するためにY1 とY2 との間の空間間隔が求められる
(207)。
【0024】この次の段階(207)では、処理はX軸
座標の処理と同様である。ここでも、X軸座標と同じよ
うに仮定して、|Y1 −Y2 |の大きさが1ピクセル幅
よりも大きい(210)場合に、制御ユニット(13)
はDELAYINDEXを最大値に設定する(21
0)。しかし、|Y1 −Y2 |の大きさが1より小さい
か等しい場合、制御ユニット(13)は DELAYI
NDEYの現在値を維持する。
座標の処理と同様である。ここでも、X軸座標と同じよ
うに仮定して、|Y1 −Y2 |の大きさが1ピクセル幅
よりも大きい(210)場合に、制御ユニット(13)
はDELAYINDEXを最大値に設定する(21
0)。しかし、|Y1 −Y2 |の大きさが1より小さい
か等しい場合、制御ユニット(13)は DELAYI
NDEYの現在値を維持する。
【0025】処理のこの段階で、制御ユニット(13)
は第1の表記された物理的な位置に続く次の表記された
物理的な位置の処理を完了する。そして制御ユニット
(13)はこの次の表記された物理的位置{X1 ,
Y1 }を{X2 ,Y2 }として保存して、それぞれ次に
検出される表記に係る物理位置のその後の処理に備え
る。それ以上表記された物理的位置が検出されない場
合、処理は終了する(214)。それ以外の場合には、
制御ユニット(13)は、表記された物理的位置を表示
/保存する段階(202)において、それぞれ追加表記
される物理的位置の処理を開始する。
は第1の表記された物理的な位置に続く次の表記された
物理的な位置の処理を完了する。そして制御ユニット
(13)はこの次の表記された物理的位置{X1 ,
Y1 }を{X2 ,Y2 }として保存して、それぞれ次に
検出される表記に係る物理位置のその後の処理に備え
る。それ以上表記された物理的位置が検出されない場
合、処理は終了する(214)。それ以外の場合には、
制御ユニット(13)は、表記された物理的位置を表示
/保存する段階(202)において、それぞれ追加表記
される物理的位置の処理を開始する。
【0026】本発明に従って、以上開示された方法は、
第1の表記された物理的位置から開始し、かつこの位置
から継続する任意の数の物理的位置に適用される。ディ
スプレイ・スクリーン(12)上の物理的な位置で表記
装置(15)が検出されない場合(例えば、表記装置
(15)がディスプレイ・スクリーンの表面から離れる
場合)、本方法は終了する。しかし、他の任意の種類の
表面で書く場合と同様に、表記(例えば、単語やグラフ
ィック記号など)は、一時停止や、物理的なギャップな
しに連続して書かれるとは限らず、このようなギャップ
においてはディスプレイ・スクリ−ン上に表記は現れな
い。本発明の方法は、所定のサンプリング周波数を低下
させることによりこのような停止(例えば、静止点)を
考慮する。そのような静止点においては、{X1 ,
X 2 }は{X 2 ,Y2 }に等しく、所定のサンプリン
グ周波数の続く各時間間隔においてより低いサンプリン
グ周波数において静止点はサンプリングされる。その所
定のサンプリング周波数は、表記装置(15)がディス
プレイ・スクリ−ン(12)の表面(12)上で物理的
に移動するか、またはそこから引き離されるまで、その
静止点に対しては引き続き低下させられる。静止点が最
低の所定サンプリング周波数で検出されているとき電子
装置(11)はその静止点を最小の電力消費で検出し続
ける。物理的ギャップに対しては、本発明の方法は新た
に検出された点をステップ213で監視することによっ
て対処する。いいかえれば、表記装置(15)がディス
プレイ・スクリ−ン(12)の表面から物理的に離れる
と所定のサンプリング周波数における次の時間間隔では
追加表記された物理的位置は検出されず、処理はステッ
プ214において終了する。物理的ギャップに続く表記
された物理的位置は初めのステップ202によって検出
され、処理される。そのような表記された物理的位置は
第1の表記された物理的位置として続くステップ203
においてさらに処理される。よって、電子装置(11)
は静止点と新規な点とを判別し、これらを別々に処理す
る。従って、開示された方法は情報を連続的に表記する
ことに適用されるが、情報を表記する際に生じる異なる
状況(例えば、単語間の物理的なギャップやある点にお
ける停止など)にも対応する。
第1の表記された物理的位置から開始し、かつこの位置
から継続する任意の数の物理的位置に適用される。ディ
スプレイ・スクリーン(12)上の物理的な位置で表記
装置(15)が検出されない場合(例えば、表記装置
(15)がディスプレイ・スクリーンの表面から離れる
場合)、本方法は終了する。しかし、他の任意の種類の
表面で書く場合と同様に、表記(例えば、単語やグラフ
ィック記号など)は、一時停止や、物理的なギャップな
しに連続して書かれるとは限らず、このようなギャップ
においてはディスプレイ・スクリ−ン上に表記は現れな
い。本発明の方法は、所定のサンプリング周波数を低下
させることによりこのような停止(例えば、静止点)を
考慮する。そのような静止点においては、{X1 ,
X 2 }は{X 2 ,Y2 }に等しく、所定のサンプリン
グ周波数の続く各時間間隔においてより低いサンプリン
グ周波数において静止点はサンプリングされる。その所
定のサンプリング周波数は、表記装置(15)がディス
プレイ・スクリ−ン(12)の表面(12)上で物理的
に移動するか、またはそこから引き離されるまで、その
静止点に対しては引き続き低下させられる。静止点が最
低の所定サンプリング周波数で検出されているとき電子
装置(11)はその静止点を最小の電力消費で検出し続
ける。物理的ギャップに対しては、本発明の方法は新た
に検出された点をステップ213で監視することによっ
て対処する。いいかえれば、表記装置(15)がディス
プレイ・スクリ−ン(12)の表面から物理的に離れる
と所定のサンプリング周波数における次の時間間隔では
追加表記された物理的位置は検出されず、処理はステッ
プ214において終了する。物理的ギャップに続く表記
された物理的位置は初めのステップ202によって検出
され、処理される。そのような表記された物理的位置は
第1の表記された物理的位置として続くステップ203
においてさらに処理される。よって、電子装置(11)
は静止点と新規な点とを判別し、これらを別々に処理す
る。従って、開示された方法は情報を連続的に表記する
ことに適用されるが、情報を表記する際に生じる異なる
状況(例えば、単語間の物理的なギャップやある点にお
ける停止など)にも対応する。
【0027】さらに上述の停止や物理的ギャップについ
て、ユーザは一定の速度で表記しない。本発明に従っ
て、開示された方法は複数の異なる速度で表記するユー
ザにも対応する。ゆっくりと表記するユーザは、情報入
力を走査するために最大所定のサンプリング周波数を必
要としない。従って、所定のサンプリング周波数はこの
ようにゆっくりと表記される情報を検出できるのに必要
十分なレベルまで低減される。
て、ユーザは一定の速度で表記しない。本発明に従っ
て、開示された方法は複数の異なる速度で表記するユー
ザにも対応する。ゆっくりと表記するユーザは、情報入
力を走査するために最大所定のサンプリング周波数を必
要としない。従って、所定のサンプリング周波数はこの
ようにゆっくりと表記される情報を検出できるのに必要
十分なレベルまで低減される。
【0028】電子装置(11)のディスプレイ・スクリ
ーン(12)上で表記された情報を処理する従来の方法
では、所定のサンプリング周波数は最大の所定レベルに
設定されるのが一般的である。最大所定サンプリング周
波数でディスプレイ・スクリーン(12)を走査するこ
とにより、制御ユニット(13)は表記速度を考慮せず
に、検出された情報を処理する。ディスプレイ・スクリ
ーン(12)や電子装置(11)では、情報入力を走査
することは電力を消費する。従って、一定の時間期間内
で、走査回数が多い(サンプリング周波数が高い)と、
走査回数が少ない(サンプリング周波数が低い)場合よ
りも電力を多く消費する。従って、本発明に従って、上
記の実施例は、情報が表記される速度に基づいて表記情
報を処理する新規な方法を開示する。さらに、特に最大
所定のサンプリング周波数が必要ない場合に、上記の実
施例は従来のディスプレイ・スクリーン(12)に比べ
て電力を節約する。このような条件は、例えば、ユーザ
が表記装置(15)をディスプレイ・スクリーン(1
2)上に置いて、追加情報を表記する前に休止する場合
に適用される。この状態では、所定のサンプリング周波
数を低く設定することによって、消費電力が効果的に低
減される。
ーン(12)上で表記された情報を処理する従来の方法
では、所定のサンプリング周波数は最大の所定レベルに
設定されるのが一般的である。最大所定サンプリング周
波数でディスプレイ・スクリーン(12)を走査するこ
とにより、制御ユニット(13)は表記速度を考慮せず
に、検出された情報を処理する。ディスプレイ・スクリ
ーン(12)や電子装置(11)では、情報入力を走査
することは電力を消費する。従って、一定の時間期間内
で、走査回数が多い(サンプリング周波数が高い)と、
走査回数が少ない(サンプリング周波数が低い)場合よ
りも電力を多く消費する。従って、本発明に従って、上
記の実施例は、情報が表記される速度に基づいて表記情
報を処理する新規な方法を開示する。さらに、特に最大
所定のサンプリング周波数が必要ない場合に、上記の実
施例は従来のディスプレイ・スクリーン(12)に比べ
て電力を節約する。このような条件は、例えば、ユーザ
が表記装置(15)をディスプレイ・スクリーン(1
2)上に置いて、追加情報を表記する前に休止する場合
に適用される。この状態では、所定のサンプリング周波
数を低く設定することによって、消費電力が効果的に低
減される。
【図1】本発明によるディスプレイ・スクリーン付き電
子装置のブロック図である。
子装置のブロック図である。
【図2】本発明によりディスプレイ・スクリーン上に表
記情報を表示する手順のフロー図である。
記情報を表示する手順のフロー図である。
10 ペン/パッド装置 11 電子装置 12 ディスプレイ・スクリーン 13 制御ユニット 14 データ保存ユニット 15 表記装置
Claims (8)
- 【請求項1】 ディスプレイ・スクリーンと、データ保
存ユニットと、制御ユニットとを含む電子装置であっ
て、ディスプレイ・スクリーン上に表記された情報は一
つの表記された物理的な位置として所定のサンプリング
周波数で検出され、ディスプレイ・スクリーン上で表示
され、制御ユニットによって処理するためデータ保存ユ
ニットに保存される電子装置において、ディスプレイ・
スクリーン上で表記された情報を処理する方法は: a)前記一つの表記された物理的位置と、次に表記され
る物理的位置とを制御ユニットによって比較する段階で
あって、前記次に表記される物理的位置は前記所定のサ
ンプリング周波数によって決定される時間期間後に検
出、表示される段階; b)前記一つの表記された物理的位置と、前記次に表記
される物理的位置との間の空間間隔を、制御ユニットに
よって判断する段階; c)前記所定のサンプリング周波数を変更する必要があ
ると制御ユニットが判断した場合に、前記空間間隔に基
づいて前記所定のサンプリング周波数を制御ユニットに
よって変更する段階;および d)前記次に表記される物理的位置に続いて情報がディ
スプレイ・スクリーン上に表記され続ける場合に、検出
され、表示され、保存されるそれぞれ追加表記される物
理的位置について上記の段階(a),(b),(c)を
制御ユニットによって繰り返す段階;によって構成され
ることを特徴とする方法。 - 【請求項2】 前記情報は、表記装置によって連続的に
表記される情報からなることを特徴とする請求項1記載
の方法。 - 【請求項3】 段階(a)は、制御ユニットによって、
一つの表記された物理的位置を第1座標に変換し、かつ
次に表記される物理的位置を第2座標に変換した後に、
一つの表記された物理的位置と次に表記される物理的位
置とを比較することからなることを特徴とする請求項1
記載の方法。 - 【請求項4】 前記第1座標および前記第2座標は、デ
ィスプレイ・スクリーン上の2つの平面的に直交する軸
に対することを特徴とする請求項3記載の方法。 - 【請求項5】 段階(b)は、一つの表記された物理的
位置と次に表記される物理的位置との間の空間間隔を所
定の条件と比較する段階をさらに含んで構成されること
を特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項6】 段階(c)は、前記所定のサンプリング
周波数を変更しないと判断した場合に、前記所定のサン
プリング周波数を変更しない段階をさらに含んで構成さ
れることを特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項7】 段階(d)は、段階(a),(b),
(c)を繰り返す前に、次に表記される物理的位置を一
つの表記された物理的位置として保存し、かつそれぞれ
の追加表記される物理的位置を次に表記される物理的位
置として保存する段階をさらに含んで構成されることを
特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項8】 表記された情報を表示する電子装置であ
って: a)ディスプレイ・スクリーン; b)前記ディスプレイ・スクリーン上で表記を定める表
記装置; c)所定のサンプリング周波数で前記ディスプレイ上の
前記表記を検出する手段;および d)前記所定のサンプリング周波数を変更する手段;に
よって構成されることを特徴とする電子装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5110194A JPH07248880A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 電子ディスプレイ・スクリ−ン上に表記された情報を処理する方法 |
KR1019950002774A KR950033861A (ko) | 1994-02-25 | 1995-02-15 | 전자 표시 스크린상에 인스크라이브된 정보 처리 방법 |
GB9503670A GB2292507B (en) | 1994-02-25 | 1995-02-23 | A method of processing information inscribed on an electronic display screen |
CN95102151A CN1157955A (zh) | 1994-02-25 | 1995-02-24 | 处理书写在电子显示屏上的信息的方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5110194A JPH07248880A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 電子ディスプレイ・スクリ−ン上に表記された情報を処理する方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07248880A true JPH07248880A (ja) | 1995-09-26 |
Family
ID=12877426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5110194A Pending JPH07248880A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 電子ディスプレイ・スクリ−ン上に表記された情報を処理する方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07248880A (ja) |
KR (1) | KR950033861A (ja) |
CN (1) | CN1157955A (ja) |
GB (1) | GB2292507B (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5977957A (en) * | 1997-05-22 | 1999-11-02 | Ericsson Inc. | Adaptive sampling of touch screen input |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3193039B2 (ja) * | 1990-11-20 | 2001-07-30 | キヤノン株式会社 | 電子装置及び情報処理方法 |
-
1994
- 1994-02-25 JP JP5110194A patent/JPH07248880A/ja active Pending
-
1995
- 1995-02-15 KR KR1019950002774A patent/KR950033861A/ko not_active Application Discontinuation
- 1995-02-23 GB GB9503670A patent/GB2292507B/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-02-24 CN CN95102151A patent/CN1157955A/zh active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB2292507A (en) | 1996-02-21 |
CN1157955A (zh) | 1997-08-27 |
GB2292507B (en) | 1998-02-18 |
KR950033861A (ko) | 1995-12-26 |
GB9503670D0 (en) | 1995-04-12 |
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