JPH0724852Y2 - ビーム電流制御回路 - Google Patents

ビーム電流制御回路

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JPH0724852Y2
JPH0724852Y2 JP5958189U JP5958189U JPH0724852Y2 JP H0724852 Y2 JPH0724852 Y2 JP H0724852Y2 JP 5958189 U JP5958189 U JP 5958189U JP 5958189 U JP5958189 U JP 5958189U JP H0724852 Y2 JPH0724852 Y2 JP H0724852Y2
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JP
Japan
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circuit
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voltage
output
smoothing
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JP5958189U
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JPH02150875U (ja
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龍児 橋本
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は例えばテレビジョン受像機において、過大なビ
ーム電流が流れないように制御するビーム電流制御回路
に関する。
〔従来の技術〕
第2図は、従来のビーム電流制御回路の一例の構成を示
す回路図である。
同図において、1は所定の電圧Eを発生する電源、2は
電源1とフライバックトランス3との間に接続された抵
抗である。フライバックトランス3は、1次コイル4、
2次コイル5及びダイオード6を有し、抵抗2は、2次
コイル5とダイオード6を介して図示せぬCRTのアノー
ドに接続されている。
抵抗2は、CRTのアノードに供給される電流(ビーム電
流)を検出する検出回路21を構成している。
検出回路21の出力は、抵抗7とコンデンサ8を有する平
滑回路22に供給され、平滑回路22の出力が、ダイオード
9と可変抵抗10よりなる第1の制御回路23と、ダイオー
ド11と可変抵抗12よりなる第2の制御回路24に、各々供
給されている。
いま、図示せぬ本テレビジョン受像機の映像信号入力と
して、例えば第3図に示すような信号が入力されたとす
ると、信号電流に応じたアノード電流が流れ、抵抗2と
2次コイル5の接続点の電圧V1は、第4図に示すように
変化する。すなわち電圧V1は、信号期間においては信号
に対応して変化するが、ブランキング期間においては電
源1の電圧Eとなる。
この電圧V1が平滑回路22により平滑され、コンデンサ8
より第5図に示すような電圧V2が得られる。
通常ダイオード9、11は非導通状態となっており、その
アノードの電圧V3、V4は、可変抵抗10、12で調整した値
に設定されている。この電圧V3、V4が、各々明るさとコ
ントラストを制御する回路(図示せず)に供給されてい
る。従って通常は、この可変抵抗10、12で設定した値に
対応して明るさとコントラストが設定されている。
ビーム電流が増加すると、抵抗2における電圧降下が大
きくなるので、電圧V1は小さくなる。電圧V1が小さくな
れば、電圧V2も小さくなる。電圧V2が抵抗10、12による
設定値より小さくなると、ダイオード9、11が導通し、
電圧V3、V4が電圧V2に低下する。これにより明るさとコ
ントラストが低下され、ビーム電流が過大になることが
防止される。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来のビーム電流制御回路はこのように、検出回路によ
り検出した電圧をそのまま平滑し、その平滑電圧によっ
て明るさやコントラストを制御するようにしていた。
その結果、第5図に示すように、ブランキング期間にお
ける制御電圧がサグとして残り、その直後の信号期間に
おける明るさとコントラストを正確に制御することがで
きない欠点があった。
特に映像信号出力レベルが高く、ビーム電流が大きくな
ると、電圧V2のサグも大きくなり、制御動作のオン、オ
フを繰り返す、所謂ハンチング現象が発生し易くなる。
例えば平滑回路22における時定数を大きくすることによ
り、このような欠点を除去することも可能である。しか
しながら、そのようにすると、信号の変化に対する追従
性が悪化する。
本考案は、このような状況に鑑みなされたもので、制御
動作を遅延させることなく、ハンチング現象の発生を防
止し、安定した制御動作を実現するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案のビーム電流制御回路は、ビーム電流を検出する
検出回路と、検出回路の出力を平滑する平滑回路と、平
滑回路の出力に対応してビーム電流を制御する制御回路
と、水平又は垂直ブランキング期間、検出回路の出力を
平滑回路に供給しないようにするスイッチ回路とを備え
る。
〔作用〕
検出回路の出力は、スイッチ回路を介して平滑回路に供
給される。制御回路は、平滑回路の出力に対応してビー
ム電流を制御する。
水平又は垂直ブランキング期間においては、スイッチ回
路により、検出回路の出力が平滑回路に伝達されなくな
る。
従って、ブランキング期間においてサグが発生せず、ハ
ンチング現象の発生が防止され、安定した制御が可能に
なる。
〔実施例〕
第1図は、本考案のビーム電流制御回路の実施例のブロ
ック図であり、第2図における場合と対応する部分には
同一の符号を付してある。
第1図において、31はスイッチ回路であり、検出回路21
と平滑回路22に間に配置されている。32、33はダイオー
ドであり、各々図示せぬ回路から、垂直又は水平ブラン
キングパルスが入力され、その出力でスイッチ回路31の
切り替えを制御する。その他の構成は第2図における場
合と同様である。
次にその動作を説明する。
図示せぬ本テレビジョン受像機の映像信号入力として、
第3図に示すような信号が入力されると、検出回路21
は、第6図に示すような電圧V5を出力する。この電圧V5
は第4図における電圧V2と同一である。
信号期間において、ダイオード32、33にはブランキング
パルスは入力されない。従ってダイオード32、33は非導
通状態になっており、スイッチ回路31はオンしている。
その結果、検出回路21の出力電圧V5は、スイッチ回路3
1、及び平滑回路22の抵抗7を介してコンデンサ8を充
電する。このときの時定数は抵抗7とコンデンサ8の値
により決定される。このようにして、コンデンサ8より
電圧V7が制御回路23、24に出力される。
電圧V7が、抵抗10、12で設定したダイオード9、11のア
ノードの電圧V8、V9より大きいとき、ダイオード9、11
は非導通状態となっている。従ってダイオード9、11の
アノードの電圧V8、V9は、抵抗10、12で設定した電圧と
なる。
一方電圧V7が、抵抗10、12で設定した電圧V8、V9より小
さいとき、ダイオード9、11が導通する。これにより電
圧V8、V9は、電圧V7にクランプされる。
電圧V8とV9により映像信号出力の直流バイアス(明る
さ)とゲイン(コントラスト)が制御される。これによ
り、ビーム電流が過大になることが防止される。
垂直又は水平ブランキング期間において、ダイオード32
又は33に、高レベルのブランキングパルスが入力され
る。これにより、このパルスが供給されている期間、ス
イッチ回路31はオフし、検出回路21の出力電圧V5は平滑
回路22に供給されない。すなわち、スイッチ回路31の出
力電圧V6は、第7図に示すように、ブランキング期間に
おいて高レベルとなるようなことがない。
従って、電圧V6を平滑回路22により平滑した電圧V7は、
第8図に示すようになり、サグは殆んど発生しなくな
る。
〔考案の効果〕 以上のように、本考案のビーム電流制御回路によれば、
ビーム電流を検出する検出回路の出力を、スイッチ回路
を介して平滑回路に供給し、ブランキング期間において
は、検出回路の出力を平滑回路に供給しないようにした
ので、平滑された制御電圧にサグが発生することがな
く、ハンチング現象の発生を防止し、安定したビーム電
流制御が可能になる。また平滑回路における時定数をそ
れ程大きくする必要がないので、制御動作に遅延が生じ
るようなこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のビーム電流制御回路の回路図、第2
図は、従来のビーム電流制御回路の回路図、第3図は、
入力信号の波形図、第4図及び第5図は、第2図の回路
における信号の波形図、第6図乃至第8図は、第1図の
回路における信号の波形図である。 3……フライバックトランス、21……検出回路、22……
平滑回路、23,24……制御回路、31……スイッチ回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビーム電流を検出する検出回路と、前記検
    出回路の出力を平滑する平滑回路と、前記平滑回路の出
    力に対応して前記ビーム電流を制御する制御回路と、水
    平又は垂直ブランキング期間、前記検出回路の出力を前
    記平滑回路に供給しないようにするスイッチ回路とを備
    えるビーム電流制御回路。
JP5958189U 1989-05-23 1989-05-23 ビーム電流制御回路 Expired - Lifetime JPH0724852Y2 (ja)

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JP5958189U JPH0724852Y2 (ja) 1989-05-23 1989-05-23 ビーム電流制御回路

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JP5958189U JPH0724852Y2 (ja) 1989-05-23 1989-05-23 ビーム電流制御回路

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Publication Number Publication Date
JPH02150875U JPH02150875U (ja) 1990-12-27
JPH0724852Y2 true JPH0724852Y2 (ja) 1995-06-05

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ID=31586202

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