JPH0724817U - 樹脂製コンベヤベルト - Google Patents

樹脂製コンベヤベルト

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Publication number
JPH0724817U
JPH0724817U JP060308U JP6030893U JPH0724817U JP H0724817 U JPH0724817 U JP H0724817U JP 060308 U JP060308 U JP 060308U JP 6030893 U JP6030893 U JP 6030893U JP H0724817 U JPH0724817 U JP H0724817U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
resin
conveyor belt
belt
transparent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP060308U
Other languages
English (en)
Inventor
正昭 浅妻
康夫 住吉
孝之 中嶋
博之 南部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuboshi Belting Ltd
Original Assignee
Mitsuboshi Belting Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuboshi Belting Ltd filed Critical Mitsuboshi Belting Ltd
Priority to JP060308U priority Critical patent/JPH0724817U/ja
Publication of JPH0724817U publication Critical patent/JPH0724817U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 樹脂製コンベヤベルト表面の模様等を透明又
は半透明の樹脂フィルムで被覆することにより、模様の
摩滅や界面剥離を防止してベルト表面に貼着した模様の
耐久性向上とベルトの商品性を高めるものである。 【構成】 熱可塑性樹脂シート3と芯体帆布2を交互に
積層してなる樹脂製コンベヤベルト1の表面に、色別模
様4を熱融着又は接着剤で貼り合わせ、その上から透明
又は半透明な熱可塑性樹脂フィルム5を積層貼着せしめ
たことを特徴とする樹脂製コンベヤベルト。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は樹脂製コンベヤベルトに係り、詳しくは、空港、駅等で積載物を決め られた位置に置くためにベルト表面に色別用模様を形成した樹脂製コンベヤベル トに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の樹脂製コンベヤベルトとしては、樹脂製コンベヤベルトの表面 に塗料を用いて直接模様を描いたベルト、或いは樹脂製コンベヤベルトの表面に 直接樹脂シートを熱溶着させて模様を形成したベルト等が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記の如くベルトの表面に塗料にて模様を描いたものは、ベルト運 転時に模様と搬送物との摩擦摩耗により早期に模様が摩滅する。また、ベルトの 表面に樹脂シートを熱溶着にて模様を形成したものは、ベルト運転時に模様と搬 送物との摩擦により模様が摩滅するか、又は界面剥離を起こしたり、もしくはア キュームする場合滑らかに搬送出来ない等の不具合がある。
【0004】 本考案は上述の如き課題に対処すべく鋭意検討の結果提案するにいたったもの で、ベルト表面の模様等を透明又は半透明の樹脂フィルムで被覆することにより 、模様の摩滅や界面剥離を防止してベルト表面に貼着した模様の耐久性向上とベ ルトの商品性を高めることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成すべく、本考案の構成は熱可塑性樹脂シートと芯体帆布を交互 に積層してなる樹脂製コンベヤベルトの表面に、色別模様を熱融着又は接着剤で 貼り合わせ、その上から透明又は半透明な熱可塑性樹脂フィルムを積層貼着せし めたことを特徴とする樹脂製コンベヤベルトである。そして、ここでいう熱可塑 性樹脂とはポリウレタン、ポリ塩化ビニール樹脂等をいう。
【0006】
【作用】
上記の如き樹脂製コンベヤベルトの構成によれば、空港等で荷物搬送時にベル ト上に描かれた模様に直接搬送物が接触しないため模様の摩滅、界面剥離もなく 模様を長期にわたって保持することが可能となり、この模様によって搬送物を決 められた位置に置くための位置決めが容易に行われると共に、ベルトとしての商 品性を高めることになる。
【0007】
【実施例】
以下、添付図面を参照しながら本考案の具体的実施例を詳細に説明する。 図1は、本考案に係る樹脂製コンベヤベルトの一例を示す断面図であり、図に おいて、1は樹脂製コンベヤベルトを示し、例えば2枚の芯体帆布2と2枚の熱 可塑性樹脂シート3が芯体帆布をベースとして交互に積層してベースベルトが形 成され、その表面側の樹脂シート3の一部分には色別用の模様4が熱融着、又は 接着剤を介して貼り合わせられ、更にその上に透明又は半透明な熱可塑性樹脂フ ィルム5が積層貼着されている。
【0008】 ここで芯体帆布2としては、材質がポリエステル繊維、芳香族ポリアミド繊維 、カーボン繊維又はガラス繊維などが用いられ、熱可塑性樹脂シート3としては 、ポリウレタン、ポリ塩化ビニール樹脂などが用いられる。
【0009】 一方、色別用の模様4としてはロゴマーク、図柄等が代表的なものであって、 特に形状、大きさ等を限定するものではない。そして模様4の材質としては、ポ リウレタン樹脂が最適であって、この模様4とベルトのカバー材である熱可塑性 樹脂シート3が同材質の場合は熱融着により模様4を貼り合わせることが出来る が、反面模様4の材質がカバー材である熱可塑性樹脂シート3と異材質の場合は 接着剤を介して貼り合わせてもよいことはいうまでもない。
【0010】 又、色別用模様4の材質であるポリウレタン樹脂の代わりに、ポリエステル系 、ウレタン系、アクリル系などの塗料を厚さ0.2〜1.0mm程度で塗付して もよいが、この場合は特に塗料を線状ポリウレタン樹脂で挟み込んだ模様に80 〜120°Cの温度をかけて3層として転写する。そして模様を転写後、その上 面より透明又は半透明な熱可塑性樹脂フィルム5を積層するが、フィルムと模様 間もしくはフィルムとカバー間の接着力を高めるためにベースベルトの表面温度 を100〜160°Cに加熱してから透明又は半透明な熱可塑性樹脂フィルム5 を積層すると接着性の点でさらに好ましい。 一方、透明又は半透明な熱可塑性樹脂フィルム5の材質としては、ポリウレタ ン、ポリ塩化ビニール樹脂が最も望ましい。
【0011】 図2は本考案の他の実施例で、ベルト本体が2枚の芯体帆布2と一枚の熱可塑 性樹脂シート3から形成され、ベルト本体の表面に芯体帆布が位置している場合 であるが、この場合においても色別用の模様4は前述と同様な方法で貼りあわさ れている。この場合には特に塗料を線状ポリウレタン樹脂で挟み込んだ模様を使 用することが接着性の点で好ましい。
【0012】
【考案の効果】
本考案の樹脂製コンベヤベルトは、樹脂製コンベヤベルト本体の表面に模様を 貼り合わせ、その上から透明又は半透明な熱可塑性樹脂フィルムを積層したもの であり、従来は、ベルト表面に模様を塗料や樹脂シートで直接形成した場合に比 し、模様が樹脂フィルムによって被覆保護されているため、温度、湿度の変化が ある場合にも剥離したり、変色等の問題はなく特に搬送物との接触によって模様 が摩滅したり、脱落することもなく長期にわたって模様を鮮明に保持し、合わせ て模様を位置決め機能に使用する等顕著な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案樹脂製コンベヤベルトの1実施例を示す
断面図である。
【図2】本考案樹脂製コンベヤベルトの他の実施例を示
す断面図である。
【符号の説明】
1 樹脂製コンベヤベルト 2 芯体帆布 3 熱可塑性樹脂シート 4 模様 5 熱可塑性樹脂フィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 南部 博之 神戸市長田区浜添通4丁目1番21号 三ツ 星ベルト株式会社内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂シートと芯体帆布を交互に
    積層してなる樹脂製コンベヤベルトの表面に、色別模様
    を熱融着又は接着剤で貼り合わせ、その上から透明又は
    半透明な熱可塑性樹脂フィルムを積層貼着せしめたこと
    を特徴とする樹脂製コンベヤベルト。
  2. 【請求項2】 熱可塑性樹脂は、ポリウレタン又はポリ
    塩化ビニール樹脂のいずれかである請求項1記載の樹脂
    製コンベヤベルト。
JP060308U 1993-10-13 1993-10-13 樹脂製コンベヤベルト Pending JPH0724817U (ja)

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JP060308U JPH0724817U (ja) 1993-10-13 1993-10-13 樹脂製コンベヤベルト

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JP060308U JPH0724817U (ja) 1993-10-13 1993-10-13 樹脂製コンベヤベルト

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JPH0724817U true JPH0724817U (ja) 1995-05-12

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ID=13138410

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JP060308U Pending JPH0724817U (ja) 1993-10-13 1993-10-13 樹脂製コンベヤベルト

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015067442A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 三ツ星ベルト株式会社 搬送ベルト
JP2016121016A (ja) * 2014-12-24 2016-07-07 三ツ星ベルト株式会社 搬送ベルト及びその製造方法
US10632662B2 (en) 2013-10-23 2020-04-28 Corning Incorporated Device and method of correcting extrudate bow

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