JPH07248008A - バイスの締付力表示装置 - Google Patents

バイスの締付力表示装置

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JPH07248008A
JPH07248008A JP6065535A JP6553594A JPH07248008A JP H07248008 A JPH07248008 A JP H07248008A JP 6065535 A JP6065535 A JP 6065535A JP 6553594 A JP6553594 A JP 6553594A JP H07248008 A JPH07248008 A JP H07248008A
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nut
movable jaw
holder
jaw
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Tsutomu Yasue
勉 安江
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 増力機構を具えたバイスにおいて、ワークの
締付状態を適性に表示することのできる、構造的に簡
単、安価な機械式の締付力表示技術を提供する。 【構成】 可動ジョー10に対して締付方向に係合し、
可動ジョー10を固定ジョー4に対して移動可能とし、
しかもフレーム2に対して締付方向に移動可能に嵌合挿
入される駆動軸6と、増力機構12と、増力機構12内
に進入可能に駆動軸6に内挿されたロッド18と、その
回転によりロッド18を増力機構12内に進入させる駆
動軸16と、駆動軸6に対して回転錠止され、しかも締
付方向に移動可能な状態で駆動軸16に螺合外挿された
ナット20とを有する。駆動軸6にはホルダー30を一
体的に取り付け、ナット20とホルダー30との間には
両者を押し離すべく付勢する弾性体34を介装し、ナッ
ト20の外面にはホルダー30との相対位置の変化を識
別可能に目印36を付した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はバイスの締付力表示装
置に関するものであり、さらに詳しくは固定ジョーと可
動ジョーとによるワークヘの締付力を増加させる増力機
構を具えたバイスの締付不良の回避に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】なおこの明細書においては「左、右」の
表現を用いるが、左とは固定ジョー側を右とは可動ジョ
ー側を示すものである。したがって例えば「左進」とは
固定ジョー側に向けて移動することを意味する。
【0003】上記のような増力機構を具えたバイスとし
ては、本出願人による特願平2−19695号に開示さ
れた「工作機械用万力」がある。この先願発明の機構及
び作用の説明を本願構成を示す図2を用いて説明する
と、この先願発明においては増力機構として流体圧増力
機構を用いたもので、フレーム2上に互いに離間対面す
る状態で固定ジョー4と可動ジョー10とが設けられて
いる。この可動ジョー10には第1の駆動軸6が螺合し
ており、その回転により可動ジョー10を固定ジョー4
に対して移動させるようになっている。またフレーム2
内部には流体圧増力機構12が設けられており、この増
力機構12は、その圧力が増加したときに第1の駆動軸
6をフレーム2に対して左進させるように(すなわち第
1の駆動軸6を左側に引っ張るように)、構成されてい
る。第1の駆動軸6にはロッド18が内挿されており、
その固定ジョー側の先端は増力機構12内に進入可能に
なっている。さらにフレーム2の可動ジョー側には手動
操作用のハンドル8に係合する第2の駆動軸16が第1
の駆動軸6に固定されたナット20に螺合内挿されてお
り、この点は図1と異なる。さらにこのナットはクラッ
チを介して第2の駆動軸に作動連結されている。
【0004】上記のような構成の先願発明の万力の増力
作用について以下概説する。締付け前の状態では両ジョ
ー4、10間にワークが位置し、流体圧増力機構12は
実質的に圧力0の状態となっている。したがってこの時
点では増力機構12は第1の駆動軸6を左進させる作用
はしていない。
【0005】作業員がハンドル8により第2の駆動軸1
6を回転させると、この時点では第1の駆動軸6に掛か
る負荷がまだ小さいのでクラッチ14は滑ることがな
く、このクラッチ14を介して第1の駆動軸6も回転を
始める。この回転により可動ジョー10は左進する、す
なわちワークに接近する。
【0006】可動ジョー10がワークに接触してこれを
押圧し始めると、第1の駆動軸6に掛かる負荷が増加し
て行く。この負荷が所定の値(クラッチ切れのトルク)
に達すると、クラッチ14は滑り初め(外れ)、第2の
駆動軸16の回転にも拘わらず第1の駆動軸6は回転を
停止する。これに伴ない可動ジョー4も一旦左進を停止
する。
【0007】この状態で作業員がなおもハンドル8によ
り第2の駆動軸16を回転させると、第1の駆動軸6に
固定されたナット20も回転を停止しているので、第2
の駆動軸16はナット20内にねじ込まれて左進する。
この結果ロッド18の先端が増力機構12内に進入し、
増力機構内の圧力が増加する。
【0008】増力機構内のこの増加した圧力は第1の駆
動軸6を左側に引張り、第1の駆動軸6はフレーム2に
対して左進する。したがって第1の駆動軸6に螺合する
可動ジョー10もさらに左進しようとして、より強くワ
ークを締め付ける。すなわち作業員による第2の駆動軸
16の回転(これには大きな力は必要としない)により
得られる締付け力より大なる締付け力が、増力機構12
の作用により、得られるのである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで固定ジョー4
とワークとの間に異物、例えば切粉が介在する場合に
は、上記のプロセスにおいて切粉が徐々に潰されて行
く。ここで増力機構の増力率が例えば10倍で、完全に
潰されるべき切粉の寸法(締付方向に)0.5mmであ
るとすると、第2の駆動軸16により押圧されるロッド
18は少なくとも5mmは移動させる必要がある。とこ
ろが実際には設計上それほどの余裕は取られていないの
で、切粉が完全に潰される前にロッド18の先端が増力
機構12の端壁に突き当たってしまい、この結果第2の
駆動軸16を回転させるハンドル8が回らなくなり、そ
れ以上の増力が行われないことになる。
【0010】通常作業員はハンドル8が回らなくなるま
で、第2の駆動軸16を回転させずに、クラッチ14が
滑りだしてから(外れてから)、すなわち増力機構12
が働いてハンドル8が急に軽くなった時点から所定の回
数だけハンドル8により第2の駆動軸16を回転させた
ら、あるいはハンドル8がある程度重くなったら、ワー
クの締付けが完了したものと判断して、ハンドル8に対
する操作を止めている。この結果ハンドル8が重くなる
まで回転させたとしてもワークを充分に締付けていない
状態、すなわち締付不足が発生する恐れがある。
【0011】両ジョー4、10間において締付けられる
べきワークが中空(例えばパイプ)で構造的弾性を有し
ている場合にも問題がある。すなわち中空のワークは、
塑性変形を生じ易いので、ワークの締付けには充分に注
意を払わなければならないが、その締付けによる歪量と
締付力との関係はワークが変われば違ってくるので、画
一的にハンドル8の回転量を決めると、締付不足あるい
は反対に締付過剰が生ずる。また、ハンドル8が重くな
るまで回転させても前述の切粉が介在する場合と同様に
締付不足が発生する場合もある。結局はハンドル8の重
さ加減から、あるいは両ジョー間のワークの状態を視認
しながら締付力をチェックすることになる。これは不正
確であり、またマシニングセンター等の工作機械の作業
環境にあっては視認が極めて危険で困難である。
【0012】以上のようにワークの締付状態を作業員の
勘に頼っているかぎりでは、締付不良の発生は避け得な
いところである。そこでバイスにおけるワークの締付状
態を定量的または定性的に表示しようとする試みがすで
に提案されている。
【0013】その一例は実公平3−9983に開示され
た技術であって、駆動軸の固定ジョー側のベース軸孔に
外部から圧力流体を供給する圧力流体供給機構を有する
バイスに関したものである。この先願発明は、駆動軸の
締付方向への動きを検出するストローク検出用スイッチ
と、シリンダー内の圧力検出用ピストンと、ピストンと
固定部材間に介装された弾性押圧機構と、圧力検出用ス
イッチとからなる圧力検出機構と、ピストンに収容され
たシリンダーに連通する導液路とから、構成されてい
る。
【0014】しかしこの先願技術の場合には、駆動軸と
ピストンとの動きをスイッチで検出し、その検出結果に
基づいて判断回路で締付状態を判断しているので、構造
的に複雑で、高価となるのを免れない。しかも電気回路
を用いているので、切削液などの影響により種々のトラ
ブル(例えば電気回路の断線や腐食など)が発生し易
く、締付力の検出ミスが発生するという欠点がある。ま
た流体圧としては通常油圧を用いるので安全上の問題も
ある。
【0015】他の例は実公昭61−3586号に開示さ
れた技術であり、固定ジョーと可動ジョーとのいずれか
一方に締付力検出手段(具体的には歪み計)を設けて、
この検出手段からの出力を表示手段により表示してい
る。
【0016】この場合も上記の例と同様に、構造的に複
雑となると共に、電気回路の使用によるトラブルを避け
得ないのである。
【0017】この発明の目的はバイスにおいて、電気的
システムに頼ることなく、しかも両ジョーによるワーク
の締付状態を適正に表示することのできる、構造的に簡
単、安価な締付力表示技術を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】このためこの発明におい
ては、上記のような増力機構を含む基本的構成におい
て、可動ジョーには第1の駆動軸を締付方向に係合さ
せ、第1の駆動軸にはホルダーを一体的に取り付け第2
の駆動軸には第1の駆動軸に対して回転錠止され、しか
も軸方向に移動可能なナットを螺合外挿し、ナットとホ
ルダーとの間には両者を押し離すべく付勢する弾性体を
介装し、ナットの外面にはホルダーとの相対位置の変化
を識別可能にする目印を付したことを要旨とする。
【0019】
【作用】増力機構から可動ジョーに増加した締付力が働
く際に、ロッドにもその締付力に比例した反力が働く。
この反力の強さと弾性体の反発力とは常にバランスして
いるので、ハンドルを回転させて締付力を増加させるに
つれて弾性体は圧縮され、ひいてはナットが右方に押し
戻されて、第1の駆動軸に対して右方向に相対移動す
る。これに伴ない第1の駆動軸と一体的なホルダー上の
適宜基準部位に対してナット上の目印が移動する。
【0020】
【実施例】図1および図2に示すのはこの発明の第1の
実施態様であって、増力機構として流体圧増力機構を用
いたものである。フレーム2の上面の一端には固定ジョ
ー4が固定されており、その下方においてフレーム2内
には水平方向に延在して中空状の第1の駆動軸6が回転
可能で、しかもフレーム2に対して軸方向に移動可能に
設けられている。可動ジョー側端部において第1の駆動
軸の胴部に外挿螺合により係合した可動ジョー10は、
フレーム2上面において締付方向に摺動可能に設けられ
ており、固定ジョー4に対して離間対向している。
【0021】固定ジョー4側においてフレーム2内に形
成された液圧室12には第1の駆動軸6の端部が嵌合挿
入されている。この第1の駆動軸6の端部と液圧室12
とは流体圧増力機構を構成するものであって、その組合
せは液圧室12内の圧力が増加したときに該圧力が第1
の駆動軸6をフレーム2に対して左進させるように、す
なわち第1の駆動軸6を左側に引っ張るように構成され
ている。
【0022】可動ジョー側において第1の駆動軸6内に
同心状に挿入された第2の駆動軸16の外端には手動操
作用のハンドル8が取り付けられている。第2の駆動軸
16にはナット20が螺合外挿されており、クラッチ1
4を介して第2の駆動軸16に作動連結されている。こ
のナット20は、第1の駆動軸6の軸方向に移動可能と
なっているが、第1の駆動軸6の端部に例えばボルトに
より固定された回転止めブロック61により、第1の駆
動軸6に回転錠止されており、第1の駆動軸6の回転に
伴ない共回転する。そこで第1の駆動軸6に掛かる負荷
がある所定の値未満ならばクラッチ14は外れないが、
負荷がある値を越すとクラッチ14が滑って(外れて)
従来技術と同様に第1の駆動軸6と第2の駆動軸16と
の関係を断つのである。
【0023】第2の駆動軸16の内端に一端を当接する
ロッド18は、第1の駆動軸6内を摺動可能な状態で固
定ジョー4側に向けて延在して、その他端を液圧室12
内に臨ませている。したがってロッド18が左進してそ
の端部が液圧室12内に進入すると、液圧室12内の圧
力が増加する。
【0024】第1の駆動軸6の固定ジョー側端部には、
ナット20を囲んだ配置で筒状のホルダー30が一体的
に取り付けられている。このホルダー36の端部に固定
されたナット20の胴部が貫通される孔部を有するバネ
座リング32とナット20の鍔部との間には皿バネ34
が介装されていて、固定ジョー4側、すなわち左方向に
ナット20を付勢している。またナット20の胴部外面
には目印36が付されている。
【0025】ナット20の胴部外面に付すべき目印36
としては、直接的に締付力を表示する目盛として適性締
付力に対応する位置を0としてその左右に0からの偏奇
量を目盛表示したもの、適正締付量に対応する位置を0
としてそれを越える偏奇量を目盛表示したもの、および
適正締付力域と非適正締付力域とを色分け表示したもの
などがある。偏奇量を表示する目盛に締付力値を付記し
てもよいことは勿論である。また目印36である目盛表
示や色分け表示を作業者が確認し易いようにするために
レンズ等の拡大鏡を設けるようにしても良い。
【0026】ロッド18の先端が液圧室12内に進入し
て、その圧力を増加させる。この増加した圧力によって
第1の駆動軸6が引っ張られて左進し、それに伴って第
1の駆動軸6に係合する可動ジョー10も左進してワー
クに増加した締付力を働かせる。この際の締付力は液圧
室12内の圧力と比例する。
【0027】液圧室12内の圧力は反力としてロッド1
8に作用し、この反力とナット20を左方向に付勢する
皿バネ34の付勢力には常に釣り合うものであるから、
ハンドル8を回転させてロッド18を左進させ、締付力
が増加するにつれて、すなわち第2の駆動軸16をナッ
ト20内を左方向に螺進させるにつれてナット20は皿
バネ34を圧縮しつつ右進する。
【0028】すなわちナット20は締付力に比例した距
離だけ第1の駆動軸6に対して相対移動することにな
る。したがってナット20上の目印36を第1の駆動軸
6と一体状態のバネ座リング32を基準部位として視認
すれば、締付力(あるいは締付状態)を知ることができ
る。
【0029】図4に示すのはこの発明の第2の実施態様
であって、ナット42の相対移動の距離を拡大して視認
し易くしたものである。すなわち第1の駆動軸6の固定
ジョー4側端部にナット20を囲んだ配置でホルダー3
0が一体的に設けられている点は前の実施態様と同じで
ある。しかしこの実施態様においては、このホルダー3
0は、第1の駆動軸6の端部をさらに延長させた部分と
なっている。ナット20を回転錠止させる回転止めブロ
ック61には、揺動レバー38を中間において軸承さ
せ、その内端をナット20の外面の凹所に係合させると
ともにその外端を摺動筒39に係合させ、摺動筒39は
第1の駆動軸6の延在部分の外面上で摺動できるように
構成する。
【0030】前記のようにナット20が右進すると、レ
バー38は図中反時計周りに揺動し、これに伴なって摺
動筒39は左進する。したがってフレーム2または第1
の駆動軸6上に設けた適宜な基準部位37に対して摺動
筒39上の目印36を視認すれば締付力(あるいは締付
状態)を知ることができる。揺動レバー38の軸承点を
中心とした長さの配分を選択することにより、所望の拡
大率を得ることができる。
【0031】また上記例のバイスのようにねじを用いて
可動ジョー10と第1の駆動軸6とを係合させたのに代
えて図3に示すようなラック機構を用いて第1の駆動軸
6と可動ジョー10とを係合させても良い。なお、この
クラッチ機構を用いたバイスでは、可動ジョー10を固
定ジョー4に対して移動させる場合、レバー70を下向
きに回転させてカム72を回転させ、そのカム72の回
転により可動ジョー10側の係合部材76をスプリング
76に抗して引き上げ、第1の駆動軸6のラックとの係
合を解き、その後、可動ジョー10をワークに接触する
位置まで移動させ、次いでレバー70を上向きに回動さ
せてカム72を回転させ、そのカム72の回動により可
動ジョー10の係合部材72を第1の駆動軸6に係合さ
せている。この発明は、そのような構成のバイスにも実
質的な変更なく応用できることは言うまでもない。
【0032】また上記の例では増力機構として流体圧
(さらに具体的には油圧)増力機構を用いた場合を説明
したが、これに代えて円筒コロ、テコまたはトグルなど
を用いた機械式増力機構を具えたバイスにもこの発明は
実質的な変更なく応用できるものである。また上記例で
は増力機構をバイスの固定ジョー側下方のフレーム内に
設けたが、可動ジョー側下方のフレーム内に設けてあっ
てもこの発明は応用できるものである。
【0033】
【発明の効果】この発明によれば固定ジョーによるワー
クへの締付力を定量的に表示できるので、締付不良を完
全に防止することができる。しかも従来からの増力機構
付きバイスに若干の簡単な部品を追加するだけでよいの
で、構造的に非常に簡単でしかも安価となる。さらに完
全に機械式であるので、電気式システムに特有のトラブ
ルも発生しないのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施態様を示す要部断面側面
図である。
【図2】この発明の第1の実施態様を用いたバイスの1
実施例を示す全体断面側面図である。
【図3】この発明の第1の実施態様を用いたバイスの他
の実施例を示す全体断面側面図である。
【図4】この発明の第2の実施態様を示す要部断面半側
面図である。
【符号の説明】
2 フレーム 4 固定ジョー 6 第1の駆動軸 8 ハンドル 10 可動ジョー 12 液圧室 16 第2の駆動軸 18 ロッド 20 ナット 30 ホルダー 34 皿バネ 36 目印 38 揺動レバー 39 摺動筒

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに離間対面する固定ジョーと可動ジョ
    ーと、可動ジョーに対して締付方向に係合して可動ジョ
    ーを固定ジョーに対して移動可能で、しかもフレームに
    対して軸方向に移動可能に支持される第1の駆動軸と、
    第1の駆動軸に増力を作用させる増力機構と、増力機構
    内に進入可能に第1の駆動軸に一端を内挿されたロッド
    と、その回転によりロッドを増力機構内に進入させる第
    2の駆動軸と、第1の駆動軸に対して回転錠止され、し
    かも軸方向に移動可能な状態で第2の駆動軸に螺合外挿
    されたナットとを有してなり、かつ第1の駆動軸にはホ
    ルダーが一体的に取り付けられており、ナットとホルダ
    ーとの間には両者を押し離すべく付勢する弾性体が介装
    されており、ナットの外面にはホルダーとの相対位置の
    変化を識別可能に目印が付されていることを特徴とする
    バイスの締付力表示装置。
  2. 【請求項2】前記の増力機構が流体圧増力機構であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】前記の増力機構が機械式増力機構であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】第1の駆動軸と可動ジョーとの係合がねじ
    で構成され、しかもナットと第2の駆動軸とがクラッチ
    を介して作動連結されていることを特徴とする請求項1
    に記載の装置。
  5. 【請求項5】第1の駆動軸と可動ジョーとの係合がラッ
    ク機構で構成されていることを特徴とする請求項1に記
    載の装置。
  6. 【請求項6】さらに第1の駆動軸に対する前記のナット
    の相対移動を拡大させる拡大機構がホルダーに付設され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
JP06553594A 1994-03-09 1994-03-09 バイスの締付力表示装置 Expired - Lifetime JP3402510B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009119584A (ja) * 2007-11-19 2009-06-04 Takeda Kikai:Kk バイス
JP2021079500A (ja) * 2019-11-20 2021-05-27 株式会社W&N クランプ装置

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