JPH07247806A - 蒸気タービン発電プラント - Google Patents

蒸気タービン発電プラント

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JPH07247806A
JPH07247806A JP4264594A JP4264594A JPH07247806A JP H07247806 A JPH07247806 A JP H07247806A JP 4264594 A JP4264594 A JP 4264594A JP 4264594 A JP4264594 A JP 4264594A JP H07247806 A JPH07247806 A JP H07247806A
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田 亮 織
Etsuichi Hatano
悦 一 羽田野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入口蒸気温度が向上し、オーステナイト系ロ
ータ材料の使用が必要になった場合においてもその使用
が実現でき、しかも軸数の増加を最少限とし、軸系の振
動に対する安定性を確保し得るようにすること。 【構成】 高圧タービンが高圧側の第一高圧タービン部
1aと低圧側の第二高圧タービン部1bに分離されると
ともに、中圧タービンが高圧側の第一中圧タービン部2
aと低圧側の第二中圧タービン部2bに分離されてい
る。そして、第一高圧タービン部1aと第一中圧タービ
ン部2aが一体化され、第二高圧タービン部1bと第二
中圧タービン部2bが一体化され、低圧タービン3a,
3b等に連結されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高圧タービン、中圧タ
ービン及び低圧タービンを有する蒸気タービン発電プラ
ントに関する。
【0002】
【従来の技術】近年の火力発電設備は、地球環境保護の
観点から、CO、SOx、NOxの発生量抑制のため
に高効率化へのニーズが高まる一方の状況にある。
【0003】このプラント熱効率の高効率化のために
は、蒸気温度の向上が最も有効な手段であるが、現在実
用可能な技術における最高蒸気温度は593℃程度であ
り、例えば当面の目標とされている649℃級の蒸気温
度を実用化するためには、いくつかの克服しなければな
らない課題が残されている。その一つがロータ材の大き
さ面からの制約であり、大容量蒸気タービンの現状の構
成では、649℃級の蒸気温度の蒸気タービンは、高温
用ロータ材の大きさ上の制約から実現できないという問
題がある。すなわち、蒸気温度593℃級までの蒸気タ
ービンにおいては、ロータ材にフェライト系(クロム・
モリブデン系)材料を使用しているが、649℃級の蒸
気温度においてはオーステナイト系(高ニッケル・高ク
ロム系超合金)材料を使用する必要がある。
【0004】このオーステナイト系の材料は熔解時に非
常に偏析が生じ易い特徴があり、大型の鋼塊を均一な成
分で製造するのは非常に困難であり、最近の製造技術を
用いても、重量で10ton程度が限度である。
【0005】ところで、図14は一般的な蒸気タービン
発電プラントの概略構成を示す図であって、高圧タービ
ン1、中圧タービン2、低圧タービン3a,3b、及び
発電機4が同一軸線上に互いに連結されており、ボイラ
5で発生した主蒸気が高圧タービン1に送られ、そこで
仕事を行なった蒸気が低温再熱管6を経て再熱器7に送
られ、そこで再熱された蒸気が高温再熱管8を経て中圧
タービン2に送られる。そして、この中圧タービン2で
仕事を行なった蒸気はクロスオーバー管9を通って低圧
タービン3a,3bにそれぞれ送給され、そこで仕事を
行なった蒸気は復水器10で復水される。一方、各ター
ビンによって発電機4が駆動される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記蒸気タ
ービン発電プラントにおいては、高圧タービン1及び中
圧タービン2はともに、ロータ材の重量は25ton〜
30ton程度となる。したがって、主蒸気または再熱
蒸気の温度が649℃級となった場合に、高圧タービン
1または中圧タービン2のロータ材料をオーステナイト
系材料とすると、重量上制限値を大幅に越えてしまうた
め、実現は不可能となる。
【0007】一方、タービンの動翼11は、図15
(a)に示すように、ロータ12の外周に設けられた動
翼取付溝13(図15(c))に動翼11の翼根部11
a(同(b))を挿入係合することにより、ロータ12
に取り付けられているが、ロータ材の選定基準となるロ
ータ翼取付溝形成部の使用温度がオーステナイト系材料
の使用を必要とする温度、例えば600℃以上となるの
は、例えば7段落で構成されている高圧タービンで入口
蒸気温度が649℃の場合では、表1に示すように、第
1段落のみであり、第2段落〜第7段落はフェライト系
材料のロータ材で対応可能である。
【0008】
【表1】 そこで、図16に示すように、高圧タービン1を第1段
落部のみで構成される第一高圧タービン部1aとその他
の段落部を構成する第二高圧タービン部1bとに分離
し、第一高圧タービン部1aのロータ材にオーステナイ
ト系材料を使用し、第二高圧タービン部1bのロータ材
にフェライト系材料を使用することが考えられる。
【0009】また、中圧タービン2についても、例えば
5段落で構成されている場合、下記の表2に示すよう
に、入口蒸気温度が649℃に対してオーステナイト材
のロータ材料が必要となるのは、第8段落と第9段落の
みであり、したがって、図16に示すように、中圧ター
ビン2を第8段落と第9段落で構成される第一中圧ター
ビン部2aと第10段落〜第12段落部で構成される第
二中圧タービン部2bに分離し、第一中圧タービン部2
aのロータ材にオーステナイト材料を使用し、第二中圧
タービン部2bにフェライト材料を使用することができ
る。
【0010】
【表2】 しかしながら、図16に示したように、高圧部と中圧部
を使用ロータ材料に応じて分離しただけでは、軸数が増
加し、その副作用として、軸系の振動に対する安定性の
確保が困難になるという問題がある。
【0011】本発明はこのような点に鑑み、大容量蒸気
タービン発電プラントにおいて、入口蒸気温度が向上
し、オーステナイト系ロータ材料の使用が必要になった
場合においてもその使用が実現でき、しかも軸数の増加
を最少限とし、軸系の振動に対する安定性を確保し得
る、蒸気タービン発電プラントを得ることを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、高圧タービ
ン、中圧タービン、及び低圧タービン並びに発電機から
なる蒸気タービン発電プラントにおいて、高圧タービン
を高圧側の第一高圧タービン部と低圧側の第二高圧ター
ビン部に分離するとともに、中圧タービンを高圧側の第
一中圧タービン部と低圧側の第二中圧タービン部に分離
し、第一高圧タービン部と第一中圧タービン部を一体化
し、第二高圧タービン部と第二中圧タービン部とを一体
化し、それらを低圧タービン及び発電機に連結したこと
を特徴とする。
【0013】また、本発明は、高圧タービンを高圧側の
第一高圧タービン部と低圧側の第二高圧タービン部に分
離するとともに、中圧タービンを高圧側の第一中圧ター
ビン部と低圧側の第二中圧タービン部に分離し、第一高
圧タービン部と第一中圧タービン部を一体化し、これに
第二高圧タービン部及び第二中圧タービン部の少なくと
も一方を連結し、これらのケーシングを互いに共有する
ように一体化したことを特徴とする。
【0014】また、本発明は超高圧タービンを高圧側の
第一超高圧タービン部と低圧側の第二超高圧タービン部
に分離するとともに、高圧タービンを高圧側の第一高圧
タービン部と低圧側の第二高圧タービン部に分離し、第
一超高圧タービン部と第一高圧タービン部を一体化し、
また、第二超高圧タービン部と第二高圧タービン部を一
体化し、中圧タービン、低圧タービン及び発電機と連結
したことを特徴とする。
【0015】また、本発明は超高圧タービン、高圧ター
ビン、及び中圧タービンをそれぞれ高圧側と低圧側の第
一超高圧タービン部と第二超高圧タービン部、第一高圧
タービン部と第二高圧タービン部、第一中圧タービン部
と第二中圧タービン部に分離し、第一超高圧タービン
部、第一高圧タービン部及び第一中圧タービン部を一体
化するとともに、第二超高圧タービン部と第二高圧ター
ビン部のいずれか一方に第二中圧タービン部を一体化し
たことを特徴とする。
【0016】さらにまた本発明は、超高圧タービン、高
圧タービン及び中圧タービンをそれぞれ高圧側と低圧側
の第一超高圧タービン部と第二超高圧タービン部、第一
高圧タービン部と第二高圧タービン部、第一中圧タービ
ン部と第二中圧タービン部に分離し、第二超高圧タービ
ン部、第二高圧タービン部、及び第二中圧タービン部を
一体化するとともに、第一超高圧タービン部、第一高圧
タービン部、及び第一中圧タービン部のいずれか2つを
一体化したことを特徴とする。
【0017】
【作用】高圧タービン及び中圧タービン等を、それぞれ
使用温度がオーステナイト系材料の使用を必要とする温
度となる部分と、フェライト系材料の使用が可能な部分
とに分離し、オーステナイト材ロータ材を使用する部位
同志を一体化するとともにフェライトロータ材を使用す
る部位同志を一体化することができる。したがって、オ
ーステナイトロータ材によって製造する部分の重量をそ
の製造限界内におさえることができ、しかも軸数の増加
を抑制でき、軸系の振動に対する安定性も確保すること
ができる。
【0018】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例に
ついて説明する。
【0019】図1において、例えば7段落で構成されて
いる高圧タービンが、入口蒸気温度が649℃でロータ
部にオーステナイト系材料を使用する必要がある第1段
落部の第一高圧タービン部1aと、従来のフェライト系
材料のロータ材で対応可能な第2〜7段落部から構成さ
れる第二高圧タービン部1bとに分離されており、また
中圧タービンもオーステナイト系材料を使用する必要が
ある第一中圧タービン部2aとフェライト系材料のロー
タ材が使用可能な第二中圧タービン部2bとに分離され
ている。そして、上記第一高圧タービン部1aと第一中
圧タービン部2aとが一体化され、第二高圧タービン部
1bと第二中圧タービン部2bとが一体化されており、
上記第一高圧タービン部1aと第一中圧タービン部2a
とが一体化された部分、第二高圧タービン部1bと第二
中圧タービン部2bとが一体化された部分、低圧タービ
ン3a,3b、及び発電機4が一軸上に連結されてい
る。
【0020】しかして、ボイラ5で発生した高温の主蒸
気は第一高圧タービン部1aに供給され、そこで仕事を
行なった後、高圧部連絡管21を通り第二高圧タービン
部1bに供給される。第二高圧タービン部1bで仕事を
行なった蒸気は、低温再熱管6を経てボイラ5の再熱器
7で再熱され、高温再熱管8を経て第一中圧タービン部
2aに供給され、そこで仕事を行なった後、中圧部連絡
管22を経て第二中圧タービン部2bに供給される。
【0021】第二中圧タービン部2bで仕事を行なった
蒸気は、クロスオーバー管23を経て低圧タービン3
a,3bに供給され、そこで仕事を行なった後、復水器
10で復水され、ボイラ給水ポンプ24で昇圧されてボ
イラ5に還流される。
【0022】ここで、第一高圧タービン部1a及び第一
中圧タービン部2aを一体化したものは、入口蒸気温度
649℃級に対応するためオーステナイト系材料によっ
てロータが形成されるけれども、この部分の重量は7t
on程度でありそれ程大重量とはならないため、オース
テナイトロータ材の製造限界から逸脱するような問題は
解消される。
【0023】なお、上記蒸気タービン発電プラントにお
いて、動翼の遠心力の制約から第二高圧タービン部1
b、もしくは第二中圧タービン部2bを複流にする必要
がある場合には、図2に示すように、第二高圧タービン
部1bと第二中圧タービン部2bを分離し、互いにカッ
プリングにより連結するようにしてもよい。また、同様
に図3に示すように、第二高圧タービン部1bと第二中
圧タービン部2bとを一体化したものを2台とすること
もできる。
【0024】図4は、本発明の他の実施例を示す図であ
り、第二高圧タービン部1bと第二中圧タービン部2b
とが分離されており、第一高圧タービン部1aと第一中
圧タービン部2aとを一体化したものの一側に第二高圧
タービン部1bが連結され、他側に第二中圧タービン部
2bが連結されている。そして、上記第一高圧タービン
部1a、第一中圧タービン部2a及び第二高圧タービン
部1bのケーシング25が共有化されている。
【0025】したがって、この場合には第一実施例と同
様な効果を奏するとともに、ケーシング外に露出する高
圧部連絡管21を省略することができる。
【0026】また、図5、図6に示すように、第一高圧
タービン部1a、第一中圧タービン部2a及び第二中圧
タービン部2bのケーシング25を共有化したり、或は
第一高圧タービン部1aと第一中圧タービン部2aとを
一体化したものの両側に第二高圧タービン部1b及び第
二中圧タービン部2bをそれぞれ連結するとともに、そ
れらのケーシング25を共通化することもできる。この
場合には、中圧部連絡管22、或は高圧部連絡管21と
中圧部連絡管22の両者とを省略することができる。
【0027】図7は、蒸気温度が649/649/59
3℃級の蒸気条件の蒸気タービン発電プラントを実現さ
せるようにしたプラントの概略構成を示す図であって、
超高圧タービン、高圧タービン、中圧タービン及び低圧
タービンから構成されており、超高圧タービン及び高圧
タービンが高圧側の第一超高圧タービン部26a及び低
圧側の第二超高圧タービン部26b、第一高圧タービン
部1a、第二高圧タービン部1bに分離され、第一超高
圧タービン部26aと第一高圧タービン部1aが一体化
されてオーステナイト材によりロータが構成されてい
る。また、第二超高圧タービン部26bと第二高圧ター
ビン部1bとが中圧タービン等と同様にフェライト材に
よって一体に形成され、これらが中圧タービン2及び低
圧タービン3a,3bと同一軸上に連結されている。
【0028】しかして、ボイラ5で発生した蒸気は、第
一超高圧タービン部26a、第二超高圧タービン部26
b、再熱器7、第一高圧タービン部1aを流れ、高圧部
連絡管21を経て第二高圧タービン部1b、第2再熱器
28、中圧タービン2、低圧タービン3a,3bへと流
れる。
【0029】したがって、この場合も入口蒸気温度が高
い部分のみをその他の部分から分離し、オーステナイト
材によって製造し、高温に耐えるようにするとともに当
該部を製造限界内に抑えることができる。
【0030】図8は、649/694/694℃級の蒸
気条件のプラントに関するものであり、第一超高圧ター
ビン部26a、第一高圧タービン部1a及び第一中圧タ
ービン部2aが一体化され、そのロータ材がオーステナ
イト材によって形成されている。また第二超高圧タービ
ン部26bと第二高圧タービン部1bも一体化され、第
二中圧タービン部2b等とともにロータ材がフェライト
材によって形成されている。
【0031】また、図9も649/649/649℃級
の蒸気条件のプラントに関するものであって、第二超高
圧タービン部26bには第二高圧タービン部1bの代り
に第二中圧タービン部2bを一体化してもよい。
【0032】また図10に示すように、第二高圧タービ
ン部1bと第二中圧タービン部2bを一体化するととも
に第二超高圧タービン部26bを独立させてもよい。
【0033】さらに、図11は、蒸気温度が649/6
49/674℃級の蒸気条件のプラントに関するもので
あり、第二中圧タービン部2aが動翼の遠心力低減のた
め複流化されており、第一超高圧タービン部26aと第
一高圧タービン部1aが一体化され、第二超高圧タービ
ン部26bと第二高圧タービン部1b及び第二中圧ター
ビン部2bが一体化されており、第一超高圧タービン部
26aおよび第一高圧タービン部1aと、第一中圧ター
ビン部2aがそれぞれオーステナイト材により構成され
ている。
【0034】また図12は、第一超高圧タービン部26
aと第一中圧タービン部2aが一体化されるとともに、
第二超高圧タービン部26b、第二高圧タービン部1b
及び第二中圧タービン部2bが一体化されている。そし
て第一超高圧タービン部26aと第一中圧タービン部2
a、並びに第一高圧タービン部1aがオーステナイト材
により構成され、第一高圧タービン部1aが動翼の遠心
力低減のため複流化されている。
【0035】さらに、図13は超高圧タービン部26a
が動翼の遠心力低減のために複流化されたものであっ
て、第二超高圧タービン部26b、第二高圧タービン部
1b及び第二中圧タービン部2bが一体化され、第一高
圧タービン部1aと第一中圧タービン部2aとが一体化
されている。そして、上記第一高圧タービン部1aと第
一中圧タービン部2aとで一体化されたもの、及び第一
超高圧タービン部26aのロータ材がオーステナイト材
によって構成されている。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は高圧ター
ビン、及び中圧タービン、或は超高圧タービンを高圧側
と低圧側とに分離し、その分離されたタービン部を適宜
組合わせて一体化するようにしたので、入口蒸気温度に
応じてオーステナイト材をロータ材とする必要がある部
分のみにオーステナイト材を使用し、他の部分にはフェ
ライト材を使用することができ、オーステナイトロータ
材の製造限界による制限を受けることなく、蒸気温度の
高温化に対処することができる。しかも、オーステナイ
トロータ材を使用する部位同志と、フェライト材ロータ
材を使用する部位同志を一体化することによって、軸数
の増加を抑制でき、軸系の振動に対する安定性を確保す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蒸気タービン発電プラントの一実施例
を示す系統図。
【図2】本発明の他の実施例を示す系統図。
【図3】本発明のさらに他の実施例を示す系統図。
【図4】本発明の他の実施例を示す系統図。
【図5】図4の変形例を示す図。
【図6】図4のさらに他の変形例を示す図。
【図7】本発明の他の実施例を示す図。
【図8】本発明のさらに他の実施例を示す図。
【図9】図8の変形例を示す図。
【図10】図8のさらに他の変形例を示す図。
【図11】本発明の他の実施例を示す図。
【図12】図11の変形例を示す図。
【図13】本発明の他の実施例を示す図。
【図14】一般的な蒸気タービンプラントの概略系統
図。
【図15】(a)は蒸気タービンの翼組立部の斜視図、
(b)は翼の斜視部分図、(c)はロータの斜視部分
図。
【図16】入口蒸気温度の高温化に対応するための蒸気
タービンプラントの一つの概略系統図。
【符号の説明】
1 高圧タービン 1a 第一高圧タービン部 1b 第二高圧タービン部 2 中圧タービン 2a 第一中圧タービン部 2b 第二中圧タービン部 3a,3b 低圧タービン 4 発電機 5 ボイラ 7 再熱器 10 復水器 25 ケーシング 26a 第一超高圧タービン部 26b 第二超高圧タービン部 28 第2再熱器

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高圧タービン、中圧タービン、及び低圧タ
    ービン並びに発電機からなる蒸気タービン発電プラント
    において、高圧タービンを高圧側の第一高圧タービン部
    と低圧側の第二高圧タービン部に分離するとともに、中
    圧タービンを高圧側の第一中圧タービン部と低圧側の第
    二中圧タービン部に分離し、第一高圧タービン部と第一
    中圧タービン部を一体化し、第二高圧タービン部と第二
    中圧タービン部とを一体化し、それらを低圧タービン及
    び発電機に連結したことを特徴とする、蒸気タービン発
    電プラント。
  2. 【請求項2】高圧タービン、中圧タービン、及び低圧タ
    ービン並びに発電機からなる蒸気タービン発電プラント
    において、高圧タービンを高圧側の第一高圧タービン部
    と低圧側の第二高圧タービン部に分離するとともに、中
    圧タービンを高圧側の第一中圧タービン部と低圧側の第
    二中圧タービン部に分離し、第一高圧タービン部と第一
    中圧タービン部を一体化し、これに第二高圧タービン部
    及び第二中圧タービン部の少なくとも一方を連結し、こ
    れらのケーシングを互いに共有するように一体化したこ
    とを特徴とする、蒸気タービン発電プラント。
  3. 【請求項3】超高圧タービン、高圧タービン、中圧ター
    ビン、及び低圧タービン並びに発電機からなる蒸気ター
    ビン発電プラントにおいて、超高圧タービンを高圧側の
    第一超高圧タービン部と低圧側の第二超高圧タービン部
    に分離するとともに、高圧タービンを高圧側の第一高圧
    タービン部と低圧側の第二高圧タービン部に分離し、第
    一超高圧タービン部と第一高圧タービン部を一体化し、
    また、第二超高圧タービン部と第二高圧タービン部を一
    体化し、中圧タービン、低圧タービン及び発電機と連結
    したことを特徴とする、蒸気タービン発電プラント。
  4. 【請求項4】中圧タービンをさらに高圧側の第一中圧タ
    ービン部と低圧側の第二中圧タービン部に分離し、第一
    中圧タービン部を第一超高圧タービン部及び第一高圧タ
    ービン部と一体化したことを特徴とする、請求項3記載
    の蒸気タービン発電プラント。
  5. 【請求項5】超高圧タービン、高圧タービン、中圧ター
    ビン、及び低圧タービン並びに発電機からなる蒸気ター
    ビン発電プラントにおいて、超高圧タービン、高圧ター
    ビン、及び中圧タービンをそれぞれ高圧側と低圧側の第
    一超高圧タービン部と第二超高圧タービン部、第一高圧
    タービン部と第二高圧タービン部、第一中圧タービン部
    と第二中圧タービン部に分離し、第一超高圧タービン
    部、第一高圧タービン部及び第一中圧タービン部を一体
    化するとともに、第二超高圧タービン部と第二高圧ター
    ビン部のいずれか一方に第二中圧タービン部を一体化し
    たことを特徴とする、蒸気タービン発電プラント。
  6. 【請求項6】超高圧タービン、高圧タービン、中圧ター
    ビン、及び低圧タービン並びに発電機からなる蒸気ター
    ビン発電プラントにおいて、超高圧タービン、高圧ター
    ビン及び中圧タービンをそれぞれ高圧側と低圧側の第一
    超高圧タービン部と第二超高圧タービン部、第一高圧タ
    ービン部と第二高圧タービン部、第一中圧タービン部と
    第二中圧タービン部に分離し、第二超高圧タービン部、
    第二高圧タービン部、及び第二中圧タービン部を一体化
    するとともに、第一超高圧タービン部、第一高圧タービ
    ン部、及び第一中圧タービン部のいずれか2つを一体化
    したことを特徴とする、蒸気タービン発電プラント。
  7. 【請求項7】第一超高圧タービン部、第一高圧タービン
    部、及び第一中圧タービン部はオーステナイトロータ材
    によって構成されていることを特徴とする、請求項1乃
    至6のいずれか1項に記載の蒸気タービン発電プラン
    ト。
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