JPH0724723U - 提げ手付引出し収納箱 - Google Patents

提げ手付引出し収納箱

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JPH0724723U
JPH0724723U JP5405193U JP5405193U JPH0724723U JP H0724723 U JPH0724723 U JP H0724723U JP 5405193 U JP5405193 U JP 5405193U JP 5405193 U JP5405193 U JP 5405193U JP H0724723 U JPH0724723 U JP H0724723U
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JP
Japan
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plate
wall
engaging
top plate
tongue
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Pending
Application number
JP5405193U
Other languages
English (en)
Inventor
雄三 田渕
Original Assignee
田渕商事株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の引出しを収納した状態で持ち運びする
ことができる提げ手付引出し収納箱を提供することであ
る。 【構成】 前面開放の箱本体1は、底壁3、左右側壁
4、後壁及び天壁5から成り、左右側壁4は外側板4a
の係合舌片14を内側板4bの係合用スリット15に係
合することにより形成され、天壁5は内天板5bの係止
舌片17を外天板5aの係止用スリット18に係止する
ことにより形成される。切目線19により内天板5bか
ら切り分けられる提げ手取付け部21を、前記内側板4
bの上端に起立させ、この提げ手取付け部21に円弧状
切目線22を設ける。この円弧状切目線22に、両端が
二股に分かれた提げ手2の各端部に設けられた掛着舌片
24を掛着させると、箱本体1が持ち運び可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、複数の引出しを収納する引出し収納箱に関し、特に、持ち運び可 能とするために提げ手を取付けた提げ手付引出し収納箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
書類や各種の小物類を分類整理して収納するものとして、木や硬質合成樹脂を 素材とし、数段の引出しが引出し収納箱に収納された、いわゆる整理箱が、従来 から多く見受けられる。
【0003】 この整理箱は、重量が重く、引出し収納箱に提げ手がないことから持ち運びに 適さず、専ら机上等に載置した状態で使用され、引出し内部に収容された書類や 小物類を、必要に応じて取り出して持ち運びしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、複数の書類や小物類を持ち運ぶ時に、分類整理された状態を維 持したまま、即ち、引出しを収納した状態で持ち運びできるようにすると、便利 であり、従来、このような引出し収納箱は存在しなかった。
【0005】 そこで、この考案は、複数の引出しを収納した状態で持ち運びすることができ る提げ手付引出し収納箱を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案は、前面開放の箱本体と提げ手とから 成り、前記箱本体を底壁、後壁、左右側壁及び天壁とにより構成し、前記左右側 壁を、前記底壁の両側に連設される外側板と、前記後壁の両側に連設される内側 板とから成り、この外側板と内側板とのいずれか一方に、始点と終点とを上端側 に有する切目線により切り分けられる係合舌片を、他方に係合用スリットを設け て、この係合舌片と係合用スリットとを係合することにより、この外側板と内側 板とを連結して構成し、前記天壁を、前記後壁の上端に連設される外天板と、前 記左右側壁の上端に連設される内天板とから成り、この外天板と内天板とのいず れか一方に、始点と終点とを中央側に有する切目線により切り分けられる係止舌 片を、他方に係止用スリットを設けて、この係止舌片と係止用スリットとを係止 することにより、この外天板と内天板とを連結して構成し、前記側壁の上端に提 げ手取付け部を延設し、この提げ手取付け部に、始点と終点とを側壁側に有する 円弧状切目線を設け、前記提げ手に、この提げ手の両端部に始点と終点とを有す る切目線により切り分けられる掛着舌片を形成し、この掛着舌片を前記円弧状切 目線に着脱自在に掛着させる構成を採用したのである。
【0007】
【作用】
以上のように構成された提げ手付引出し収納箱は、係合舌片と係合用スリット とを係合させると外側板と内側板とが連結されて側壁が形成され、係止舌片と係 止用スリットとを係止させると外天板と内天板とが連結されて天壁が形成され、 底壁、後壁、左右側壁及び天壁から成る前面開放の箱本体が組立てられる。
【0008】 左右側壁及び天壁は、各々二枚の板により構成されるので、側壁及び天壁の中 央付近が湾曲することなく、箱本体の形状が保持される。
【0009】 提げ手を、側壁の上端に延設された提げ手取付け部に取付けると、引出しを収 納した状態で持ち運び可能となる。
【0010】 このとき、側壁を構成する外側板と内側板とは、始点と終点とを上端側に有す る切目線により切り分けられる係合舌片が、係合用スリットに上方から下方に向 けて挿入されて連結されていることから、底壁に荷重が加わったときに、より強 く連結される。
【0011】 また、提げ手が側壁の上端に延設された提げ手取付け部に取付けられているこ とから、底壁に荷重が加わったときに、側壁が下方へ引っ張られるのに抗して、 提げ手が上方へ引っ張られて、この荷重を支える。
【0012】 提げ手取付け部に円弧状切目線を設け、この円弧状切目線に提げ手を掛着させ ることから、円弧状切目線の長さの範囲で、この提げ手が揺動する。
【0013】
【実施例】
図1に示すように、この考案に係る提げ手付引出し収納箱は、前面開放の箱本 体1と提げ手2とから成り、前記箱本体1は、底壁3、後壁、左右側壁4及び天 壁5とにより構成され、図2に示すブランクから組立てられる。
【0014】 図2に示すように、四角形状を有する底壁3の後端に折曲線6を介して後壁7 が連設されている。
【0015】 前記底壁3と後壁7との両側には、各折曲線8、9を介して、前記左右側壁4 を構成する外側板4aと内側板4bとがそれぞれ連設されている。
【0016】 また、前記後壁7と内側板4bとの上端には、各折曲線11、12を介して、 前記天壁5を構成する外天板5aと内天板5bとがそれぞれ連設されている。
【0017】 前記各外側板4aには、この外側板4aの上端側に始点と終点とを有する略コ の字状の切目線13により切り分ける係止舌片14が、合計4個形成されている 。
【0018】 この係合舌片14が係合される係合用スリット15が、前記内側板4bに合計 4個設けられている。
【0019】 前記各内天板5bには、略コの字状の切目線16により切り分けられる係止舌 片17が、2個ずつ形成されている。この切目線16の始点と終点とは、図1に 示すように、天壁5の中央側の位置に設けられている。
【0020】 この係止舌片17が係止される係止用スリット18が、前記外天板5aに合計 4個設けられている。
【0021】 なお、この実施例においては、前記切目線13、16の始点と終点とは、いず れも小円形状の打ち抜き部13a、16aとなっている。
【0022】 前記各内天板5bには、さらに、前記内側板4bの上端に位置する折曲線12 に始点と終点とを有するU字状の切目線19が間隔をおいて二箇所に設けられ、 提げ手取付け部21が切り分けられている。
【0023】 この提げ手取付け部21には、前記内側板4b側に始点と終点とを有する円弧 状切目線22が設けられている。
【0024】 このブランクの各折曲線6、9を折り曲げて、底壁3の後端と両側に、前記後 壁7と内側板4bとを起立させ、前記折曲線8を折り曲げて、内側板4bの外面 に外側板4aを重ね合わせる。
【0025】 外側板4aに形成された係合舌片14を、内側板4bの係合用スリット15に 上方から下方に向けて挿入すると、この外側板4aと内側板4bとが連結され、 図1に示すように、底壁3の両側に側壁4が立設される。
【0026】 前記各折曲線12、11を順次折り曲げ、前記内天板5bの上面に外天板5a を重ね合わせる。このとき、前記提げ手取付け部21を内天板5bから切り起こ して、図1に示すように、前記内側板4bの上端に起立させておく。
【0027】 内天板5bに形成された係止舌片17を、外天板5aの係止用スリット18に 中央から左右側方に向けて挿入すると、この外天板5aと内天板5bとが連結さ れ、図1に示すように、天壁5が形成される。
【0028】 一方、前記提げ手2は、図1に示すように、両端が二股に分かれており、各端 部に始点と終点とを端部側に有するU字状の切目線23を設けて掛着舌片24が 形成されている。
【0029】 この掛着舌片24を図1、図3及び図4に示すように、前記提げ手取付け部2 1の円弧状切目線22に掛着すると、箱本体1に提げ手2が取付けられ、図3に 示すように、引出し25を収納した状態で、この箱本体1が持ち運び可能となる 。
【0030】 提げ手取付け部21には、円弧状切目線22が設けられていることから、掛着 舌片24がこの円弧状切目線22の長さの範囲内で、適度な傾きを有した状態で 掛着されるので、提げ手2が捩じれたり、折れ曲がったりすることなく、持ち易 い。
【0031】 なお、この提げ手2は、両端部に掛着舌片24を有する2本一組のものとして もよく、形状について特に限定されるものではない。この場合も、各掛着舌片2 4が円弧状切目線22の長さの範囲内で揺動することから、持ち易い。
【0032】 この箱本体1内に引出し25を収納した状態で、提げ手2を持って、この箱本 体1を吊り下げると、底壁3に荷重が加わる。このとき、各側壁4を構成する外 側板4aと内側板4bとは、図4に示すように、係合舌片14が係合用スリット 15に上方から下方に向けて挿入されて連結されていることから、より強く連結 される。
【0033】 また、提げ手2が側壁4の上端に延設された提げ手取付け部21に取付けられ ていることから、側壁4が下方へ引っ張られるのに抗して、提げ手2が上方へ引 っ張られて、底壁3に加わった荷重を支える。
【0034】
【考案の効果】
以上のように、この考案に係る提げ手付引出し収納箱は、折曲線を折り曲げて 、係合舌片を係合用スリットに係合することにより側壁を、係止舌片を係止用ス リットに係止することにより天壁を形成することができ、底壁、後壁、左右側壁 及び天壁から成る前面開放の箱本体を極めて容易に組立てることができる。
【0035】 従って、例えば合成樹脂シート等のシート材を素材としてブランクを形成し、 不使用時には扁平状態で保管し、使用時に使用場所において必要個数を組立てる ことができる。
【0036】 また、この前面開放の箱本体の側壁の上端に提げ手取付け部を延設し、この提 げ手取付け部に提げ手を着脱自在に取付けたことから、引出しを収納した状態で 、箱本体を持ち運びすることができる。従って、種々の小物類を引出しに分類整 理した状態で持ち運びすることができ、小物類を取り出して持ち運びすることに よる散逸を防止することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の一部切欠斜視図
【図2】同上の展開図
【図3】図1のIII −III 線における断面図
【図4】図1のIV−IV線における一部省略断面図
【符号の説明】
1 箱本体 2 提げ手 3 底壁 4 側壁 4a 外側板 4b 内側板 5 天壁 5a 外天板 5b 内天板 6、8、9、11、12 折曲線 7 後壁 13、16、19、23 切目線 13a、16a 打ち抜き部 14 係合舌片 15 係合用スリット 17 係止舌片 18 係止用スリット 21 提げ手取付け部 22 円弧状切目線 24 掛着舌片 25 引出し

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面開放の箱本体と提げ手とから成り、
    前記箱本体を底壁、後壁、左右側壁及び天壁とにより構
    成し、前記左右側壁を、前記底壁の両側に連設される外
    側板と、前記後壁の両側に連設される内側板とから成
    り、この外側板と内側板とのいずれか一方に、始点と終
    点とを上端側に有する切目線により切り分けられる係合
    舌片を、他方に係合用スリットを設けて、この係合舌片
    と係合用スリットとを係合することにより、この外側板
    と内側板とを連結して構成し、前記天壁を、前記後壁の
    上端に連設される外天板と、前記左右側壁の上端に連設
    される内天板とから成り、この外天板と内天板とのいず
    れか一方に、始点と終点とを中央側に有する切目線によ
    り切り分けられる係止舌片を、他方に係止用スリットを
    設けて、この係止舌片と係止用スリットとを係止するこ
    とにより、この外天板と内天板とを連結して構成し、前
    記側壁の上端に提げ手取付け部を延設し、この提げ手取
    付け部に、始点と終点とを側壁側に有する円弧状切目線
    を設け、前記提げ手に、この提げ手の両端部に始点と終
    点とを有する切目線により切り分けられる掛着舌片を形
    成し、この掛着舌片を前記円弧状切目線に着脱自在に掛
    着させた提げ手付引出し収納箱。
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