JPH07245518A - 無線通信用ダイバシティアンテナ - Google Patents

無線通信用ダイバシティアンテナ

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JPH07245518A
JPH07245518A JP6035983A JP3598394A JPH07245518A JP H07245518 A JPH07245518 A JP H07245518A JP 6035983 A JP6035983 A JP 6035983A JP 3598394 A JP3598394 A JP 3598394A JP H07245518 A JPH07245518 A JP H07245518A
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JP
Japan
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antenna
thin film
cable
choke coil
power feeding
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JP6035983A
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English (en)
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Shigeru Uchino
茂 内野
Taira O
平 王
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Harada Industry Co Ltd
Original Assignee
Harada Industry Co Ltd
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Publication date
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    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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  • Details Of Aerials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】アンテナ素子をパイプで形成した従来のものに
比べ、構成が簡単で安価に製作でき軽量である上、所要
アンテナ特性を有する無線通信用ダイバシティアンテナ
を提供すること。 【構成】第1アンテナ10用の導電薄膜パターン11a,11b
と第2アンテナ20用の導電薄膜パターン21a,21b とを短
冊状をなすプリント基板4 上の長手方向に沿って配設
し、第1アンテナ用給電ケーブル13の洩れ電流分布最大
の個所に、第1アンテナ洩れ電流の阻止を計ると共に第
2アンテナ20からのカップリング電流を減衰させるため
の第1チョークコイル14を設け、第2の給電ケーブル23
の洩れ電流分布最大の個所に、第2アンテナ洩れ電流を
阻止するための第2チョークコイル24を設けたことを特
徴とする無線通信用ダイバシティアンテナ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車電話や携帯電話
等の通信システムに適用される無線通信用ダイバシティ
アンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のアンテナは、例えば実開
平2ー32218号に示されているように、アンテナ素
子がパイプ等の所謂「ひき物」を組み合わせる事により
構成されていた。そしてシュペルトップを設けることで
平衡アンテナに不平衡ケーブルが接続されたことにより
発生する洩れ電流を阻止し、給電ケーブルを上記パイプ
内に通すことでアンテナと給電ケーブル等との結合によ
るカップリング電流の阻止をはかっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものは、ア
ンテナ素子がパイプ等の所謂「ひき物」を組み合わせる
事によって構成されていたため、構造が複雑でコストア
ップを来たし、しかも重量も大きくなる等の問題があっ
た。
【0004】これらを解決する一つの手段として、プリ
ント基板上に導電薄膜パターンからなるアンテナ素子を
形成し、給電ケーブルを上記プリント基板に添着するよ
うにしたものが考えられる。かかる構成とすれば、少な
くとも構造は簡単化し、安価となる上、重量を軽減する
ことができる。
【0005】しかるに上記のものは、シュペルトップの
装着ができないことから、洩れ電流を阻止することがで
きず、洩れ電流に起因する放射パターンに乱れが発生
し、利得の低下をきたし、インピーダンス特性を不安定
化する。また第1アンテナおよび第2アンテナに対し、
各アンテナ用給電ケーブルが露出した状態で装着される
ことから、いわゆるカップリング電流が誘起され易く、
やはりアンテナ特性を低下させる問題があった。ところ
がこれまでは上記問題点を解決するための有力な技術的
手段が無かった為、未だ実現するに至っていない。
【0006】本発明の目的は、下記のような無線通信用
ダイバシティアンテナを提供する事にある。 (1)アンテナ素子がパイプで形成された従来のものに比
べ、構成が簡単で、安価に製作でき、軽量である上、所
要のアンテナ特性を有する無線通信用ダイバシティアン
テナ。
【0007】(2)平衡アンテナに不平衡ケーブルが接続
されたことにより発生するアンテナの洩れ電流およびア
ンテナとケーブルとの結合により誘起するカップリング
電流による弊害が殆ど無く、所要のアンテナ特性を有す
る無線通信用ダイバシティアンテナ。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、本発明の無線通信用ダイバシティアン
テナは以下の如く構成されている。 (1)本発明の無線通信用ダイバシティアンテナは、第
1アンテナ用の導電薄膜パターンと第2アンテナ用の導
電薄膜パターンとを短冊状プリント基板上の長手方向に
沿って配設し、使用周波数帯域の電波の波長をλとした
とき、上記第1アンテナ用給電部からλ/2の位置で、
上記第1アンテナ用給電ケーブルにおける第1アンテナ
の洩れ電流分布が最大となる個所に、上記第1アンテナ
洩れ電流の阻止を計ると共に前記第2アンテナからのカ
ップリング電流を減衰させるための第1チョークコイル
を設け、この第1チョークコイルから所定距離だけ離れ
た位置で、上記第2アンテナ用給電ケーブルにおける上
記第2アンテナの洩れ電流分布が最大となる個所に、上
記第2アンテナ洩れ電流の阻止を計るための第2チョー
クコイルを設けている。 (2)本発明の無線通信用ダイバシティアンテナは、上
記(1)に記載のアンテナであって、第1アンテナは、
短冊状プリント基板上の長手方向に沿って配設された主
アンテナ素子用の導電薄膜パターンと折返し素子用の導
電薄膜パターンとからなり、第1アンテナ用給電ケーブ
ルは、上記両導電薄膜パターンの隣接端部間に存在する
給電部に一端が接続され、他端部位が前記基板の長手方
向に沿って添着されたケーブルからなり、上記第1アン
テナ用給電ケーブルと前記折返し素子用の導電薄膜パタ
ーンとで折返し部が形成されている。 (3)本発明の無線通信用ダイバシティアンテナは、上
記(1)に記載のアンテナであって、第1,第2のチョ
ークコイル相互間の電気長をλ/4の奇数倍に設定する
と共に、上記第1,第2のチョークコイルの電気長(巻
回数)、および上記第1,第2アンテナの各給電ケーブ
ルと第2アンテナとの間隔、をそれぞれ調整設定するこ
とにより、第1アンテナ用給電ケーブルの延長部のカッ
プリング電流分布の最大点の位相と、第2アンテナのア
ンテナ電流分布の最大点の位相とが同相となるように、
上記カップリング電流分布が設定されている。
【0009】
【作用】上記手段を講じた結果、次のような作用が生じ
る。 (1)本発明の無線通信用ダイバシティアンテナにおい
ては、第1アンテナ用の導電薄膜パターンと第2アンテ
ナ用の導電薄膜パターンとが短冊状プリント基板上の長
手方向に沿って配設されており、これに各給電ケーブル
が接続された構成となっているので、アンテナ素子をパ
イプで形成した従来のものに比べると、構成が簡単で、
安価に製作でき、しかも軽量な無線通信用ダイバシティ
アンテナが得られる。
【0010】第1アンテナ用給電ケーブルにおける洩れ
電流分布が最大となる個所に、洩れ電流阻止用とカップ
リング電流減衰用の第1チョークコイルが設けられてい
るため、上記第1チョークコイルにより第1アンテナの
洩れ電流の漏出が阻止され、第2アンテナへ影響を与え
ずに済むと共に、第2アンテナから第1アンテナ用給電
ケーブル延長部に誘起し第1アンテナ側へ流入しようと
するカップリング電流が、上記第1チョークコイルによ
り大幅に減衰させられるため、第1アンテナ側へ流入す
る上記カップリング電流は極く僅かなものとなる。
【0011】第2アンテナ用給電ケーブルにおける洩れ
電流分布が最大となる個所に、洩れ電流阻止用の第2チ
ョークコイルが設けられているため、上記第2チョーク
コイルにより第2アンテナの洩れ電流の漏出が阻止され
る。 (2)本発明の無線通信用ダイバシティアンテナにおい
ては、第1アンテナ用給電ケーブルと折返し素子用の導
電薄膜パターンとで折返し部が形成されている。したが
って第1チョークコイルとの関連で、第1アンテナ用給
電ケーブルに流れるカップリング電流と第1アンテナ自
体に流れるカップリング電流とは、同レベルで逆位相の
関係となる。その結果、上記両カップリング電流が互い
に打ち消し合いキャンセルされる。このため上記第1ア
ンテナ側のカップリング電流が第2アンテナの放射パタ
ーンへ悪影響を及ぼすおそれがない。 (3)本発明の無線通信用ダイバシティアンテナにおい
ては、第1アンテナ用給電ケーブルの延長部に流れるカ
ップリング電流分布の最大点の位相と、第2アンテナの
アンテナ電流分布の最大点の位相とが同相となるよう
に、上記カップリング電流分布が設定されている。この
ため第2アンテナの側傍を通る上記第1アンテナ用給電
ケーブルの延長部に誘起するカップリング電流が、第2
アンテナの放射パターンへ悪影響を及ぼすおそれがな
い。
【0012】
【実施例】図1の(a)(b)(c)は本発明の一実施
例に係る無線通信用ダイバシティアンテナの構成を示す
図である。図1の(a)(b)(c)に示すように、本
実施例の無線通信用ダイバシティアンテナは、例えばF
RP等の硬質合成樹脂等にて形成された外筒1の内部
に、絶縁性の弾性部材からなる緩衝体2で被包された状
態でアンテナ本体3が収容されたものとなっている。ア
ンテナ本体3は細長い短冊状をなすプリント基板4の上
に、以下説明するような各種アンテナ要素を搭載したも
のである。
【0013】10はプリント基板上の長手方向に沿って
形成されたダイバシティアンテナの一方の構成要素であ
る第1アンテナであり、主アンテナ素子用の導電薄膜パ
ターン11aと、折返し素子用の導電薄膜パターン11
bとからなっている。
【0014】20はプリント基板上の長手方向に沿って
形成されたダイバシティアンテナの他方の構成要素であ
る第2アンテナであり、主アンテナ素子用の導電薄膜パ
ターン21aと、折返し素子用の導電薄膜パターン21
bとからなっている。
【0015】第1アンテナ10と第2アンテナ20と
は、スペース・ダイバシティアンテナを構成すべく、使
用周波数帯域の電波の波長をλとしたときλ/4の奇数
倍(本実施例では3倍=3λ/4)だけ離れた位置に設
けられている。
【0016】前記第1アンテナ10の給電部12には、
図1の(b)に示す如く、同軸形の第1アンテナ用給電
ケーブル13の一端が接続されている。すなわち中心導
体13dの一端が主アンテナ素子用の導電薄膜パターン
11aに接続され、外部導体13bの一端が折返し素子
用の導電薄膜パターン11bに接続されている。上記第
1アンテナ用給電ケーブル13の他端部位は、前記基板
4の長手方向に沿って添着されている。かくして第1ア
ンテナ用給電ケーブル13と前記折返し素子用の導電薄
膜パターン11bとで逆U字状の折返し部U1が形成さ
れている。
【0017】上記第1アンテナ用給電ケーブル13の他
端部位における上記第1アンテナ用給電部13からλ/
2の位置で、かつ洩れ電流分布の最大個所を含む領域に
は、第1アンテナ10の洩れ電流の阻止を計ると共に、
第2アンテナ20からのカップリング電流を減衰させる
ための第1チョークコイル14が設けられている。
【0018】前記第2アンテナ20の給電部22には、
図1の(c)に示す如く、同軸形の第2アンテナ用給電
ケーブル23の一端が接続されている。すなわち中心導
体23dの一端が主アンテナ素子用の導電薄膜パターン
21aに接続され、外部導体23bの一端が折返し素子
用の導電薄膜パターン21bに接続されている。上記第
2アンテナ用給電ケーブル23の他端部位は、前記基板
4の長手方向に沿って前記第1アンテナ用給電ケーブル
13の延長部13xと平行に添着されている。かくして
第2アンテナ用給電ケーブル23と前記折返し素子用の
導電薄膜パターン21bとで逆U字状の折返し部U2が
形成されている。
【0019】上記第2アンテナ用給電ケーブル23にお
ける前記第1チョークコイル14から所定距離だけ離れ
た位置で、かつ上記第2アンテナ20の洩れ電流分布が
最大となる個所を含む領域には、前記第2アンテナ洩れ
電流の阻止を計るための第2チョークコイル24が設け
られている。
【0020】図2は本実施例に係る無線通信用ダイバシ
ティアンテナの第1,第2チョークコイルの構成を一部
破断して示す平面図である。図2に示すように、第1チ
ョークコイル14はプリント基板4の両側縁部に形成し
た切り込み部4a,4bに対して、同軸形の第1アンテ
ナ用給電ケーブル13自体を約8ターンほど螺旋状に巻
回することにより形成したものである。また第2チョー
クコイル24は、プリント基板4の両側縁部に形成した
切り込み部4c,4dに対して、第1アンテナ用給電ケ
ーブル13と第2アンテナ用給電ケーブル23とを一緒
にして約4ターンほど螺旋状に並列巻回(バイファイル
巻き)することにより形成したものである。
【0021】第1チョークコイル14と第2チョークコ
イル24との間の電気長は、λ/4の奇数倍(本実施例
では3倍弱=3λ/4弱)に設定されていると共に、上
記第1,第2のチョークコイル14,24の電気長(巻
回数)及び上記第1,第2アンテナ用給電ケーブル1
3,23と第2アンテナ20との間隔がそれぞれ調整設
定されることにより、後述するように第1アンテナ用給
電ケーブル13の延長部に誘起するカップリング電流分
布の最大点の位相と、第2アンテナ20のアンテナ電流
分布の最大点の位相とが同相となるように、上記カップ
リング電流分布が設定されている。図2において、13
aは第1アンテナ用給電ケーブル13の外部被覆被(D
=φ1.5)、13bは同ケーブル13の外部導体、1
3cは同ケーブル13の中間絶縁被覆、13dは同ケー
ブル13の中心導体である。
【0022】図1に説明を戻す。第1アンテナ用給電ケ
ーブル13および第2アンテナ用給電ケーブル23にお
ける第2チョークコイル形成部近傍、すなわち第2チョ
ークコイル24の巻終り端近傍の微弱電流逆相部(微小
カップリング電流と微小洩れ電流とが逆位相となってい
る個所)には、上記各ケーブル13,23の外部導体相
互間を短絡するショートリング等からなる短絡手段30
が設けられている。
【0023】外筒1から導出された第1アンテナ用給電
ケーブル13の延長部13xの端末には、同軸コネクタ
15が接続されており、同じく第2の給電ケーブル23
の延長部23xの端末には、同軸コネクタ25が接続さ
れている。
【0024】次に上記の如く構成された本実施例の無線
通信用ダイバシティアンテナの作用を説明する。図3に
示すように、第1アンテナ10の洩れ電流I1Rは、洩れ
電流値分布が最大の個所に介挿された第1チョークコイ
ル14の作用により阻止されるため、第2アンテナ側に
は影響を及ぼさない。
【0025】図4に示すように、第2アンテナ20が動
作すると同アンテナ20から第1アンテナ用給電ケーブ
ル13の延長部13xにカップリング電流I2cが誘起す
る。このカップリング電流I2cは第1チョークコイル1
4を通り、第1アンテナ用給電ケーブル13にも流入す
る。しかしながら、この第1アンテナ側へ流入するカッ
プリング電流は、第1チョークコイル14により減衰さ
れるため、その絶対値は小さく、実測値では第2アンテ
ナ20のアンテナ電流I2 の最大値に対してー12dB
程度である(図4のイ)。
【0026】また上記第1アンテナ用給電ケーブル13
に流れるカップリング電流により第1アンテナ10(特
に素子11b)にもカップリング電流I2aが誘起する。
しかしこのカップリング電流I2aのレベルは第2アンテ
ナ20のアンテナ電流I2 の最大値に対して十分小さ
く、実測値ではー12dB程度である(図4のロ)。な
お第2アンテナ電流に対し、第1アンテナ用給電ケーブ
ル13に流れるカップリング電流I2cは同相となり(図
4のハ)、第1アンテナ10に流れるカップリング電流
I2aは逆相となる(図4のニ)。
【0027】したがって第1アンテナ用給電ケーブル1
3のカップリング電流I2cと第1アンテナ10のカップ
リング電流I2aとは、折り返し部U1において、そのレ
ベルが略同一で位相が略逆位相関係となる。このため互
いに打ち消し合い、その殆どはキャンセルされる。その
結果、カップリング電流I2cとI2aとによる第2アンテ
ナ20の放射パターンへの影響は極めて小さい。
【0028】また第2アンテナ20の動作時における第
1アンテナ用給電ケーブル13の延長部13xに流れる
カップリング電流I2cの分布は、第1チョークコイル1
4と第2チョークコイル24との間隔(約3λ/4弱に
設定されている)、第1チョークコイル14と第2チョ
ークコイル24の電気長(巻回数)、第2アンテナ20
の導電薄膜パターン21a,21bと第1アンテナ用給
電ケーブル13の延長部13xとの間隔などによって、
前記カップリング電流分布の最大点と第2アンテナ電流
分布の最大点との位相が同相となるように決定されてい
る(図4のホ、ト)。かくして上記カップリング電流I
2cによる第2アンテナ20の放射パターンへの悪影響は
除かれる。
【0029】第2アンテナ20の洩れ電流と、第1アン
テナ用給電ケーブル13の延長部13xに存在するカッ
プリング電流とは、第2チョークコイル24の作用によ
り阻止される。
【0030】第2チョークコイル24の巻終り端の近傍
では、第1アンテナ用給電ケーブル13に流れる微小カ
ップリング電流と第2アンテナ給電ケーブル23に流れ
る微小洩れ電流の位相とが逆相となる。この微弱電流逆
相部に上記各ケーブル13,23の外部導体相互間を短
絡する短絡手段30が設けられており、両者間はショー
トされる。このため、第1アンテナ用給電ケーブル13
および第2の給電ケーブル23の外部導体に流れるカッ
プリング電流および洩れ電流は上記の部分で略完全に阻
止され、外部へ漏出しない事になる。
【0031】かくしてパイプでスリーブアンテナ素子お
よびシュペルトップを形成していた従来のアンテナに比
べると、略同等の放射パターンおよび利得特性を有する
無線通信用ダイバシティアンテナが得られる。
【0032】図5の(a)(b)は本実施例に係る無線
通信用ダイバシティアンテナの第1アンテナ特性を実測
した結果を示す図で、(a)はスミスチャート、(b)
はSWR特性曲線図を示している。この図5の(a)か
ら明らかなように、インピーダンス特性は50Ω±jo
に近似したものとなる。また図5の(b)から明らかな
ように、SWRが使用帯域内で1.5以下となる。
【0033】図6の(a)(b)は本実施例に係る無線
通信用ダイバシティアンテナの第2アンテナ特性を実測
した結果を示す図で、(a)はスミスチャート、(b)
はSWR特性曲線図を示している。この図6の(a)か
ら明らかなように、インピーダンス特性は図5の(a)
の場合よりもさらに良好となり、また図6の(b)から
明らかなように、SWRが使用帯域内で1.3以下とな
る。
【0034】図7の(a)および(b)は本実施例に係
る無線通信用ダイバシティアンテナについて、垂直面内
放射パターンを実測した結果を示す図で、(a)は第1
アンテナのパターン図、(b)は第2アンテナのパター
ン図である。図7の(a)および(b)に示すように、
第1アンテナ10の垂直面内放射パターンおよび第2ア
ンテナ20の垂直面内放射パターンは、従来のパイプで
アンテナ素子等を構成したアンテナと略同様のものとな
る。
【0035】上述した実施例の構成および作用効果をま
とめると次の通りである。 (1)本実施例の無線通信用ダイバシティアンテナは、
第1アンテナ用の導電薄膜パターン11a,11bと第
2アンテナ用の導電薄膜パターン21a,21bとを短
冊状プリント基板4上の長手方向に沿って配設し、使用
周波数帯域の電波の波長をλとしたとき、上記第1アン
テナ用給電部12からλ/2の位置で、上記第1アンテ
ナ用給電ケーブル13における第1アンテナ10の洩れ
電流分布が最大となる個所に、上記第1アンテナ洩れ電
流の阻止を計ると共に前記第2アンテナ20からのカッ
プリング電流I2cを減衰させるための第1チョークコイ
ル14を設け、この第1チョークコイル14から所定距
離だけ離れた位置で、上記第2アンテナ用給電ケーブル
23における上記第2アンテナ20の洩れ電流分布が最
大となる個所に、上記第2アンテナ洩れ電流の阻止を計
るための第2チョークコイル24を設けている。
【0036】したがって短冊状プリント基板4上に導電
薄膜パターン11a,11bと21a,21bとを形成
するだけでアンテナ素子が構成されるため、アンテナ素
子をパイプで形成した従来のものに比べると、構成が簡
単であり、安価に製作でき、しかも軽量な無線通信用ダ
イバシティアンテナが得られる。
【0037】また第1アンテナ用給電ケーブル13にお
ける洩れ電流分布が最大となる個所に、洩れ電流阻止用
とカップリング電流減衰用の第1チョークコイル14が
設けられているため、この第1チョークコイル14によ
り第1アンテナ10の洩れ電流の漏出が阻止され、第2
アンテナ20へ悪影響を与えずに済む。また第2アンテ
ナ20から第1アンテナ用給電ケーブル延長部13xに
誘起し、第1アンテナ側へ流入しようとするカップリン
グ電流I2cは、上記第1チョークコイル14により大幅
に減衰させられるため、第1アンテナ側へ流入する上記
カップリング電流I2cは極く僅かなものとなる。
【0038】さらに第2アンテナ用給電ケーブル23に
おける洩れ電流分布が最大となる個所に洩れ電流阻止用
の第2チョークコイル24が設けられているため、この
第2チョークコイル24により第2アンテナ20の洩れ
電流の漏出が阻止される。 (2)本実施例の無線通信用ダイバシティアンテナは、
上記(1)に記載のアンテナであって、第1アンテナ1
0は、短冊状プリント基板4上の長手方向に沿って配設
された主アンテナ素子用の導電薄膜パターン11aと折
返し素子用の導電薄膜パターン11bとからなり、第1
アンテナ用給電ケーブル13は、上記両導電薄膜パター
ン11a,11bの隣接端部間に存在する給電部12に
一端が接続され、他端部位が前記基板4の長手方向に沿
って添着されたケーブルからなり、上記第1アンテナ用
給電ケーブル13と前記折返し素子用の導電薄膜パター
ン11bとで折返し部U1が形成されている。
【0039】したがって第1チョークコイル14との関
連で、第1アンテナ用給電ケーブル13に流れるカップ
リング電流I2cと第1アンテナ10自体に流れるカップ
リング電流I2aとは、同レベルで逆位相の関係となる。
その結果、上記両カップリング電流I2c, I2aが互いに
打ち消し合いキャンセルされる。このため上記第1アン
テナ側のカップリング電流が第2アンテナ20の放射パ
ターンへ悪影響を及ぼすおそれがない。 (3)本実施例の無線通信用ダイバシティアンテナは、
上記(1)に記載のアンテナであって、第1,第2のチ
ョークコイル14.24相互間の電気長をλ/4の奇数
倍(本実施例では約3λ/4弱)に設定すると共に、上
記第1,第2のチョークコイル14,24の電気長(巻
回数)、および上記第1,第2アンテナの各給電ケーブ
ル13,23と第2アンテナ20との間隔、をそれぞれ
調整設定することにより、第1アンテナ用給電ケーブル
13の延長部13xのカップリング電流分布の最大点の
位相と、第2アンテナ20のアンテナ電流分布の最大点
の位相とが同相となるように、上記カップリング電流分
布が設定されている。
【0040】したがって第2アンテナ20の側傍を通る
上記第1アンテナ用給電ケーブル13の延長部13xに
誘起するカップリング電流I2cが、第2アンテナ20の
放射パターンへ悪影響を及ぼすおそれがない。 (4)本実施例の無線通信用ダイバシティアンテナは、
上記(1)に記載のアンテナであって、第1チョークコ
イル14は第1アンテナ用給電ケーブル13自体を螺旋
状に巻回したものであり、第2チョークコイル24は第
1アンテナ用給電ケーブル13と第2アンテナ用給電ケ
ーブル23とを螺旋状に並列巻回したものである。
【0041】したがって第1,第2チョークコイルを格
別に設けなくてもよく、構成が簡単化する。特に第2チ
ョークコイル24が第2アンテナ用給電ケーブル23の
みならず、第1アンテナ用給電ケーブル13も一緒にし
て所謂バイファイル巻きされている事から、空間の有効
利用が十分にはかられ、小形軽量に製作することが可能
となる。 (5)本実施例の無線通信用ダイバシティアンテナは、
上記(1)に記載のアンテナであって、第1アンテナ用
給電ケーブル13および第2アンテナ用給電ケーブル2
3が共に同軸形のものであって、これらの両給電ケーブ
ル13.23を設定された巻回数(本実施例では約4タ
ーン)だけ螺旋状に並列巻回することにより第2チョー
クコイル24を形成し、この第2チョークコイル24の
巻終り端近傍の各ケーブル13,23の微弱電流逆相部
(微小カップリング電流と微小洩れ電流とが逆位相とな
っている個所)に、上記各ケーブル13,23の外部導
体相互間を短絡する短絡手段30を設けている。
【0042】したがって第1アンテナ用給電ケーブル1
3の延長部13xのカップリング電流および第2アンテ
ナ用給電ケーブル23の洩れ電流の漏出が略完全に阻止
される。 (6)本実施例の無線通信用ダイバシティアンテナは、
短冊状のプリント基板4と、この短冊状プリント基板4
上の長手方向に沿って形成された主アンテナ素子用の導
電薄膜パターン11aと折返し素子用の導電薄膜パター
ン11bとからなる第1アンテナ10と、この第1アン
テナ10とは、使用周波数帯域の電波の波長をλとした
ときλ/4の奇数倍(本実施例では3λ/4)だけ離れ
た位置において前記プリント基板4上の長手方向に沿っ
て形成された主アンテナ素子用の導電薄膜パターン21
aと折返し素子用の導電薄膜パターン21bとからなる
第2アンテナ20と、前記第1アンテナ10の給電部1
2に一端を接続され他端部位を前記プリント基板4の長
手方向に沿って添着され、前記折返し素子用の導電薄膜
パターン11bとの関連で折返し部U1を形成する如く
設けられた同軸形の第1アンテナ用給電ケーブル13
と、この第1アンテナ用給電ケーブル13の他端部位に
おける前記給電部12からλ/2の位置で前記第1アン
テナ10の洩れ電流分布が最大となる個所に上記第1ア
ンテナ洩れ電流の阻止を計ると共に前記第2アンテナ2
0からのカップリング電流I2cを減衰させる如く、上記
第1アンテナ用給電ケーブル13自体を螺旋状に巻回し
て設けられた第1チョークコイル14と、前記第2アン
テナ20の給電部22に一端を接続され他端部位を前記
プリント基板4の長手方向に沿って添着され、前記折返
し素子用の導電薄膜パターン21bとの関連で折返し部
U2を形成する如く設けられた同軸形の第2アンテナ用
給電ケーブル23と、この第2アンテナ用給電ケーブル
23の他端部位における前記第1チョークコイル14か
らλ/4の奇数倍(本実施例では3λ/4弱)だけ離れ
た位置で、上記第2アンテナ用給電ケーブル23におけ
る上記第2アンテナ20の洩れ電流分布が最大となる個
所に上記第2アンテナ洩れ電流の阻止を計る如く上記第
1アンテナ用給電ケーブル13および第2アンテナ用給
電ケーブル23自体を設定された巻回数(本実施例では
4ターン)だけ螺旋状に並列巻回して設けられた第2チ
ョークコイル24と、この第2チョークコイル24の巻
終り端近傍の微弱電流の逆相部に上記各ケーブル13,
23の外部導体相互間を短絡する如く設けられた短絡手
段30と、前記第1,第2チョークコイル14.24の
電気長(巻回数)、および上記第1,第2アンテナの各
給電ケーブル13,23と第2アンテナ20との間隔、
をそれぞれ調整設定することにより前記第1アンテナ用
給電ケーブル13の延長部13xのカップリング電流分
布の最大点の位相と前記第2アンテナ20のアンテナ電
流分布の最大点の位相とが同相となるように上記カップ
リング電流分布を設定する手段と、を備えている。
【0043】したがって前述した(1)から(5)に記
載された作用効果をすべて備えた無線通信用ダイバシテ
ィアンテナが得られる。 (7)本実施例のアンテナは、下記の変形例を含んでい
る。 ・外筒1のないアンテナ。 ・別設のチョークコイルを取り付けたアンテナ。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、下記のようなアンテナ
を提供できる。 (1)アンテナ素子がパイプで形成されたものに比べ、構
成簡単で安価に製作でき軽量である上、所要アンテナ特
性を有する無線通信用ダイバシティアンテナ。
【0045】(2)平衡アンテナに不平衡ケーブルが接続
されたことにより発生するアンテナの洩れ電流およびア
ンテナとケーブルとの結合により誘起するカップリング
電流による弊害が殆ど無く、所要のアンテナ特性を有す
る無線通信用ダイバシティアンテナ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る無線通信用ダイバシ
ティアンテナの構成を示す断面図で、(a)は全体の構
成を示す図、(b)(c)は各給電部の構成を示す図。
【図2】本発明の第1実施例に係る無線通信用ダイバシ
ティアンテナの第1,第2チョークコイルの構成を一部
破断して示す平面図。
【図3】本発明の第1実施例に係る無線通信用ダイバシ
ティアンテナの作用説明図。
【図4】本発明の第1実施例に係る無線通信用ダイバシ
ティアンテナの作用説明図。
【図5】本発明の第1実施例に係る無線通信用ダイバシ
ティアンテナの第1アンテナの特性を実測した結果を示
す図で、(a)はスミスチャート、(b)はSWR特性
曲線図。
【図6】本発明の第1実施例に係る無線通信用ダイバシ
ティアンテナの第2アンテナの特性を実測した結果を示
す図で、(a)はスミスチャート、(b)はSWR特性
曲線図。
【図7】本発明の第1実施例に係る無線通信用ダイバシ
ティアンテナについて垂直面内放射パターンを実測した
結果を示す図で、(a)は第1アンテナのパターン図、
(b)は第2アンテナのパターン図。
【符号の説明】
1…外筒 2…緩衝体 3…
アンテナ本体 4…プリント基板 10…第1アンテナ 11a…主アンテナ素子用の導電薄膜パターン 11b…折返し素子用の導電薄膜パターン 12…第1アンテナの給電部 13…第1アンテ
ナ給電ケーブル 14…第1チョークコイル 15…第1の同軸
コネクタ 20…第2アンテナ 21a…主アンテナ素子用の導電薄膜パターン 21b…折返し素子用の導電薄膜パターン 22…第1アンテナの給電部 23…第2アンテ
ナ給電ケーブル 24…第2チョークコイル 25…第2の同軸
コネクタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1アンテナ用の導電薄膜パターンと第2
    アンテナ用の導電薄膜パターンとを短冊状プリント基板
    上の長手方向に沿って配設し、使用周波数帯域の電波の
    波長をλとしたとき、上記第1アンテナの給電部からλ
    /2の位置で、上記第1アンテナ用給電ケーブルにおけ
    る第1アンテナの洩れ電流分布が最大となる個所に、上
    記第1アンテナ洩れ電流の阻止を計ると共に前記第2ア
    ンテナからのカップリング電流を減衰させるための第1
    チョークコイルを設け、この第1チョークコイルから所
    定距離だけ離れた位置で、上記第2アンテナ用給電ケー
    ブルにおける上記第2アンテナの洩れ電流分布が最大と
    なる個所に、上記第2アンテナ洩れ電流の阻止を計るた
    めの第2チョークコイルを設けたことを特徴とする無線
    通信用ダイバシティアンテナ。
  2. 【請求項2】第1アンテナは、短冊状プリント基板上の
    長手方向に沿って配設された主アンテナ素子用の導電薄
    膜パターンと折返し素子用の導電薄膜パターンとからな
    り、第1アンテナ用給電ケーブルは、上記両導電薄膜パ
    ターンの隣接端部間に存在する給電部に一端が接続さ
    れ、他端部位が前記基板の長手方向に沿って添着された
    ケーブルからなり、上記第1アンテナ用給電ケーブルと
    前記折返し素子用の導電薄膜パターンとで折返し部が形
    成されていることを特徴とする請求項1に記載の無線通
    信用ダイバシティアンテナ。
  3. 【請求項3】第1,第2のチョークコイル相互間の電気
    長をλ/4の奇数倍に設定すると共に、上記第1,第2
    のチョークコイルの電気長(巻回数)、および上記第
    1,第2アンテナの各給電ケーブルと第2アンテナとの
    間隔、をそれぞれ調整設定することにより、第1アンテ
    ナ用給電ケーブルの延長部のカップリング電流分布の最
    大点の位相と、第2アンテナのアンテナ電流分布の最大
    点の位相とが同相となるように、上記カップリング電流
    分布が設定されていることを特徴とする請求項1に記載
    の無線通信用ダイバシティアンテナ。
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