JPH07245387A - 光点弧サイリスタの光点弧方法 - Google Patents
光点弧サイリスタの光点弧方法Info
- Publication number
- JPH07245387A JPH07245387A JP3398094A JP3398094A JPH07245387A JP H07245387 A JPH07245387 A JP H07245387A JP 3398094 A JP3398094 A JP 3398094A JP 3398094 A JP3398094 A JP 3398094A JP H07245387 A JPH07245387 A JP H07245387A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- ignition
- thyristor
- leds
- optical
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】逆並列に接続された光点弧サイリスタを点弧す
る装置は光点弧サイリスタの数だけ光源であるLEDが
必要であるが、光源であるLEDは高価である。また、
LEDを駆動する回路もLEDの数だけ必要である。こ
のため、LEDの数を減らして、安価でコンパクトな光
点弧サイリスタを提供することにある。 【構成】光源5は駆動回路12,LED13より構成さ
れ、LED13からの光は光ファイバー16をとおり光
二分割器17へ伝える。光二分割器は、ハーフミラー1
4,反射鏡15,液晶素子9へ直進するものと反射鏡1
5を介して液晶素子10へ進むものとに二分割される。
液晶素子9,10は制御装置11からの制御信号により
点弧する。
る装置は光点弧サイリスタの数だけ光源であるLEDが
必要であるが、光源であるLEDは高価である。また、
LEDを駆動する回路もLEDの数だけ必要である。こ
のため、LEDの数を減らして、安価でコンパクトな光
点弧サイリスタを提供することにある。 【構成】光源5は駆動回路12,LED13より構成さ
れ、LED13からの光は光ファイバー16をとおり光
二分割器17へ伝える。光二分割器は、ハーフミラー1
4,反射鏡15,液晶素子9へ直進するものと反射鏡1
5を介して液晶素子10へ進むものとに二分割される。
液晶素子9,10は制御装置11からの制御信号により
点弧する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、逆並列に接続された
光点弧サイリスタの点弧方法に関する。
光点弧サイリスタの点弧方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に従来の光点弧サイリスタの点弧方
法の構成図を示す。光点弧サイリスタ1,2 を逆並列に接
続して光点弧サイリスタ1,2 により交流電力9を調整す
るものである。光点弧サイリスタ1,2 への光信号は光点
弧サイリスタ1,2 に対して光ファイバ3,4 により導か
れ、光信号の光源5,6 は、駆動回路7,8 により駆動さ
れ、光点弧サイリスタ1,2 に対して、それぞれ一つづつ
用いられていた。また光信号はそれぞれ商用周波数に同
期しており、例えば、交流電圧が正の時、光点弧サイリ
スタ1に光信号を与え、負の時、光点弧サイリスタ2に
光信号を与え、交流電力を調整し負荷10に電力を供給す
る方法であった。
法の構成図を示す。光点弧サイリスタ1,2 を逆並列に接
続して光点弧サイリスタ1,2 により交流電力9を調整す
るものである。光点弧サイリスタ1,2 への光信号は光点
弧サイリスタ1,2 に対して光ファイバ3,4 により導か
れ、光信号の光源5,6 は、駆動回路7,8 により駆動さ
れ、光点弧サイリスタ1,2 に対して、それぞれ一つづつ
用いられていた。また光信号はそれぞれ商用周波数に同
期しており、例えば、交流電圧が正の時、光点弧サイリ
スタ1に光信号を与え、負の時、光点弧サイリスタ2に
光信号を与え、交流電力を調整し負荷10に電力を供給す
る方法であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の技術では、逆並
列に接続された光点弧サイリスタ1,2を光信号で点弧
するためには、2つの光源5,6が必要であり、またそ
れぞれが商業周波数に同期して光信号を与える必要があ
った。このためには、光源となる発光素子、例えばLE
Dが2個必要であり、さらに、LEDを駆動させる為の
駆動回路も2個必要となる。また、駆動回路には商業周
波数に同期した信号を二系統入力する必要があった。
列に接続された光点弧サイリスタ1,2を光信号で点弧
するためには、2つの光源5,6が必要であり、またそ
れぞれが商業周波数に同期して光信号を与える必要があ
った。このためには、光源となる発光素子、例えばLE
Dが2個必要であり、さらに、LEDを駆動させる為の
駆動回路も2個必要となる。また、駆動回路には商業周
波数に同期した信号を二系統入力する必要があった。
【0004】このように光点弧サイリスタを逆並列に接
続してこれらに直列接続された負荷に電力を供給する場
合は、光点弧サイリスタの個数に相当する光源が必要で
ありまた、発光素子,駆動回路及び商業周波数に同期し
た信号も、光点弧サイリスタの個数に相当した数が必要
であり、高価になる欠点があった。この発明は上記の欠
点を取り除き安価でコンパクトな光点弧サイリスタへの
点弧方法を提供することにある。
続してこれらに直列接続された負荷に電力を供給する場
合は、光点弧サイリスタの個数に相当する光源が必要で
ありまた、発光素子,駆動回路及び商業周波数に同期し
た信号も、光点弧サイリスタの個数に相当した数が必要
であり、高価になる欠点があった。この発明は上記の欠
点を取り除き安価でコンパクトな光点弧サイリスタへの
点弧方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、この発明
によれば、光源からの光をハーフミラーなどで光を二分
割して、二分割された光を逆並列に接続された光点弧サ
イリスタへ光ファイバーにて供給する。ハーフミラーの
反射面及び透過面からの二分割された光はそれぞれ、液
晶など電気信号により光の透過率が変化する素子を用い
たシャッターにより制御する。電気信号にて光の透過率
が変化する素子への制御信号は商業周波数に同期し、そ
の半周期毎に交互に入力する。
によれば、光源からの光をハーフミラーなどで光を二分
割して、二分割された光を逆並列に接続された光点弧サ
イリスタへ光ファイバーにて供給する。ハーフミラーの
反射面及び透過面からの二分割された光はそれぞれ、液
晶など電気信号により光の透過率が変化する素子を用い
たシャッターにより制御する。電気信号にて光の透過率
が変化する素子への制御信号は商業周波数に同期し、そ
の半周期毎に交互に入力する。
【0006】
【作用】上述のように、光源からの光を二分割して、二
分割された光が、それぞれシャッターを介して光ファイ
バーにて逆並列された光点弧サイリスタに入力すること
により、光源の数が従来の半分になる。さらに、光源と
なるLEDを駆動するための駆動回路も半分になる。光
源からの光はハーフミラーによって二分割され、二分割
された光は電気信号により透過率が変化する素子を用い
たシャッターを通り、電気信号によりシャッターが光を
透過する場合は光はそのまま光点弧サイリスタまで光フ
ァイバーによって導かれて、サイリスタが点弧して負荷
に電力が供給される。電気信号によりシャッターが光を
透過しない場合は光が遮断される。
分割された光が、それぞれシャッターを介して光ファイ
バーにて逆並列された光点弧サイリスタに入力すること
により、光源の数が従来の半分になる。さらに、光源と
なるLEDを駆動するための駆動回路も半分になる。光
源からの光はハーフミラーによって二分割され、二分割
された光は電気信号により透過率が変化する素子を用い
たシャッターを通り、電気信号によりシャッターが光を
透過する場合は光はそのまま光点弧サイリスタまで光フ
ァイバーによって導かれて、サイリスタが点弧して負荷
に電力が供給される。電気信号によりシャッターが光を
透過しない場合は光が遮断される。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例の構成図を示す。図
1において、逆並列に接続された光点弧サイリスタ1及
び2には、それぞれ光二分割器17より二分割された光が
光ファイバー3,4より導かれる。光二分割器にはそれ
ぞれシャッターとなる液晶素子9,10が取り付けられて
おり、素子9,10には、制御装置11により制御信号が入
力される。制御装置11の制御信号は、図2に示すよう
に、商業周波数に同期された交流の周期に対応した信号
を出力する。信号S1,S2 がIの状態ではシャッター10
へ信号が送られてシャッター10が光を透過し、透過さ
れた光が光点弧サイリスタ1を点弧させる。シャッター
9は光を透過せず光は遮断される。同様に信号S1,S2
がIIの状態ではシャッター9へ信号が送られシャッター
9が光を透過し、透過された光が光点弧サイリスタ2を
点弧させる。シャッター10は光を遮断する。
1において、逆並列に接続された光点弧サイリスタ1及
び2には、それぞれ光二分割器17より二分割された光が
光ファイバー3,4より導かれる。光二分割器にはそれ
ぞれシャッターとなる液晶素子9,10が取り付けられて
おり、素子9,10には、制御装置11により制御信号が入
力される。制御装置11の制御信号は、図2に示すよう
に、商業周波数に同期された交流の周期に対応した信号
を出力する。信号S1,S2 がIの状態ではシャッター10
へ信号が送られてシャッター10が光を透過し、透過さ
れた光が光点弧サイリスタ1を点弧させる。シャッター
9は光を透過せず光は遮断される。同様に信号S1,S2
がIIの状態ではシャッター9へ信号が送られシャッター
9が光を透過し、透過された光が光点弧サイリスタ2を
点弧させる。シャッター10は光を遮断する。
【0008】図3は、光源5及び光二分割器17の光を二
分割にする機構を示した図である。光源5は駆動回路1
2、LED13より構成され、光二分割器17は、ハーフミ
ラー14、反射鏡15、液晶素子9,10から構成されている。
駆動回路12を駆動してLED13を点弧し、この光が光フ
ァイバー16を通りハーフミラー14でシャッター9へ進む
光と反射鏡15を介してシャッター10へ進む光とに二分割
される。
分割にする機構を示した図である。光源5は駆動回路1
2、LED13より構成され、光二分割器17は、ハーフミ
ラー14、反射鏡15、液晶素子9,10から構成されている。
駆動回路12を駆動してLED13を点弧し、この光が光フ
ァイバー16を通りハーフミラー14でシャッター9へ進む
光と反射鏡15を介してシャッター10へ進む光とに二分割
される。
【0009】図4に、光源からの光を二分割する上述と
異なる方法として、ハーフミラー14の代わりに、ハーフ
プリズム18を使用した別の実施例を示す。図3では光源
からの光を2分割する方法として、ハーフミラー14を用
いたが、プリズム18を用いても、その効果は変わらな
い。
異なる方法として、ハーフミラー14の代わりに、ハーフ
プリズム18を使用した別の実施例を示す。図3では光源
からの光を2分割する方法として、ハーフミラー14を用
いたが、プリズム18を用いても、その効果は変わらな
い。
【0010】
【発明の効果】この発明によれば、光源からの光を二分
割して、二分割された光が、それぞれシャッターを介し
て光ファイバーにより、逆並列された光点弧サイリスタ
に入力でき、光源及び光源を駆動するための駆動回路が
半分で済むようになったため、安価でコンパクトな光点
弧サイリスタの点弧方法を提供できる。
割して、二分割された光が、それぞれシャッターを介し
て光ファイバーにより、逆並列された光点弧サイリスタ
に入力でき、光源及び光源を駆動するための駆動回路が
半分で済むようになったため、安価でコンパクトな光点
弧サイリスタの点弧方法を提供できる。
【図1】本発明の一実施例の構成図
【図2】本発明におけるシャッターへの制御信号の一実
施例を示す動作波形図
施例を示す動作波形図
【図3】本発明図1の実施例における光源及び光2分割
器の構成図
器の構成図
【図4】本発明の光二分割器の別の実施例の構成図
【図5】従来の光サイリスタの点弧方法の構成図
1,2 光点弧サイリスタ 3,4,16 光ファイバー 1,6 光源 9,10 シャッター 11 制御装置 14 ハーフミラー 15 反射鏡 17 光二分割器 18 ハーフプリズム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02M 1/08 301 B
Claims (1)
- 【請求項1】逆並列接続された光点弧サイリスタを、交
互に点弧させるために、一つの光源からの光を二分割
し、二分割された光を、それぞれ電気信号により光の透
過率が変化する素子を介して、光点弧サイリスタの光ゲ
ート部に導き、逆並列接続された光点弧サイリスタを駆
動することを特徴とする光点弧サイリスタの光点弧方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3398094A JPH07245387A (ja) | 1994-03-04 | 1994-03-04 | 光点弧サイリスタの光点弧方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3398094A JPH07245387A (ja) | 1994-03-04 | 1994-03-04 | 光点弧サイリスタの光点弧方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07245387A true JPH07245387A (ja) | 1995-09-19 |
Family
ID=12401642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3398094A Pending JPH07245387A (ja) | 1994-03-04 | 1994-03-04 | 光点弧サイリスタの光点弧方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07245387A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7663856B2 (en) * | 2004-01-13 | 2010-02-16 | Siemens Aktiengesellschaft | Spark gap comprising an optically triggered power semiconductor component |
-
1994
- 1994-03-04 JP JP3398094A patent/JPH07245387A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7663856B2 (en) * | 2004-01-13 | 2010-02-16 | Siemens Aktiengesellschaft | Spark gap comprising an optically triggered power semiconductor component |
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