JPH0724287U - 収納自在な作業台 - Google Patents
収納自在な作業台Info
- Publication number
- JPH0724287U JPH0724287U JP5980793U JP5980793U JPH0724287U JP H0724287 U JPH0724287 U JP H0724287U JP 5980793 U JP5980793 U JP 5980793U JP 5980793 U JP5980793 U JP 5980793U JP H0724287 U JPH0724287 U JP H0724287U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- sewing machine
- insertion hole
- bolt insertion
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Abstract
(57)【要約】
【目的】電動ミシン台の側部に設置する作業台につい
て、使用しない時や清掃の時には、電動ミシン台の側部
にコンパクトに収納でき、占有スペ−スも殆ど不要な収
納自在な作業台の提供を目的とする。 【構成】電動ミシン台の支柱に、上下移動、水平方向移
動、及び回転移動を可能にした作業台を取り付ける。使
用しない時や清掃の時には、作業台を適宜に上下移動、
水平方向移動、及び回転移動させ、電動ミシン台の側部
にほぼ垂直に立て、コンパクトに収納できるように構成
されており、占有スペ−スは殆ど零である。
て、使用しない時や清掃の時には、電動ミシン台の側部
にコンパクトに収納でき、占有スペ−スも殆ど不要な収
納自在な作業台の提供を目的とする。 【構成】電動ミシン台の支柱に、上下移動、水平方向移
動、及び回転移動を可能にした作業台を取り付ける。使
用しない時や清掃の時には、作業台を適宜に上下移動、
水平方向移動、及び回転移動させ、電動ミシン台の側部
にほぼ垂直に立て、コンパクトに収納できるように構成
されており、占有スペ−スは殆ど零である。
Description
【0001】
この考案は、電動ミシンを設置したミシン台の側部にセットする作業台に係 るもので、詳しくは使用しない時には、場所を占有しないように、コンパクトな 収納が可能な作業台の構造に関するものである。
【0002】
従来、電動ミシンを設置したミシン台の側部に付ける別売りの作業台はあっ たが、着脱収納や高さ調節操作等が不便で、作業者にとっては使用しにくいとい う欠点があった。また、別個の脚付き作業台の場合は、作業台の高さが固定され ていたので、作業をし易いように、その高さを適宜に調整することは不可能であ っり、作業能率が向上しないという欠点と、脚部が接地されていないので、静電 気が発生し、作業者が静電気ショックを受け、作業がしにくいという欠点もあっ た。縫製作業を行なわない時や床面を清掃する時などには、その都度、脚付き作 業台を別の場所へ移動させていた。ミシン台の数が少ない場合には問題はなかっ たが、ミシン台の数が多くなり、例えば数十台以上にもなると、脚付き作業台が 占有するスペ−スは経済的にも無視できなくなり、工場内の整理整頓が行き届か ないだけではなく、製品のコストアップを招くという問題点があった。
【0003】
この考案は、従来の技術で述べた欠点や問題点を解消するためになされたも ので、ミシン台に付属し、しかも収納が自在にコンパクトに行なえる作業台の提 供を目的としたものである。
【0004】
上下移動、水平方向移動及び回転移動が可能な作業台をミシン台本体に設 けた支柱に取り付けるのである。
【0005】
縫製作業時には、適宜に移動高さ、移動方向及び移動角度を調節すると、 ミシン台の側部で、作業台をミシン台と適当の高低差を保ち、並行に作業がし易 い位置に安定させることができる。縫製作業をしない時や清掃の時には、移動高 さ、移動方向及び移動角度を調節し、作業台をミシン台の側部に、ミシン台にほ ぼ垂直に収納でき、作業台の占有スペ−スをほぼ零にすることができる。なお、 左右どちらでも取り付けが可能である。
【0006】
この考案の実施の一例を示す図面について説明するに、電動ミシンを設置した ミシン台の側部にセットする作業台において、金属製の支柱1に、底部にボルト 挿通孔2を設けた中空円筒体3を有する金属製の支持具4を上下や水平方向に移 動可能に取り付ける。支持具4の上下移動は、ねじ16を弛締することにより簡 単に行なうことができる。
【0007】 中空円筒体3にスプリング7を装着し、中空円筒体3に装着したスプリング 7の上部の中空部に、底部にボルト挿通孔6を設けた金属製のL字型パイプ5の 短辺のパイプ部を回動可能に挿入し、ボルト挿通孔6からボルト挿通孔2へボル ト8を挿通し、L字型パイプ5が適当な制動力で水平方向の移動が可能なように 、ナット9で締め付ける。従って、L字型パイプ5が静止状態のときには、この 制動力で所定の位置に安定して静止し、静止状態から水平方向へ移動させるため には、上述の制動力以上の外力を加えれば、簡単に移動させることができる。
【0008】 L字型パイプ5の長辺のパイプ部に円周に沿って適宜間隔で切り込み10を 設けたパイプ片11をビス等で固定する。作業台になる木又はプラスチック製の 板12の中央部に止め具18で固定し、一端に切り込み10に嵌合する突起13 を設けたパイプ14を、突起13が切り込み10に嵌合するようにL字型パイプ 5の長辺の金属製のパイプ部に挿通し、スプリング15を介して突起13を切り 込み10に適宜押圧するように装着する。17はスプリング15を押圧固定する パイプ片で、ビス等でL字型パイプ5の長辺のパイプ部の端部に固定されている 。
【0009】 図1及び図2中の矢印は各部の移動方向を示している。図1は概略使用状 態を示し、使用しない時には、例えば、図2において、板12を右方向へ水平に 押し、スプリング15のバネ力によって切り込み10に押圧嵌合されている突起 13を、切り込み10から離脱させ、そのままの状態で、板12を下方に垂直に 回し、仮想点線で示した位置へ移動させる。ついで、L字型パイプ5を後方へ水 平に押し、仮想点線で示した位置まで移動させるのである。かくして、板12は ミシン台の側面にほぼ垂直に立ち、スプリングのバネ力によって適当な制動がか かった状態で安定、かつコンパクトに収まるのである。使用の際には、上述とは 逆の操作を繰り返せばよい。作業台である板12の高さの調節は、ねじ16の弛 締で簡単に行なえ、水平方向移動及び回転移動は、手で押すだけで簡単に行なえ る。なお、作業者が操作し易いように、ねじ16の頭部に滑り止めのゆるやかな 凹凸を設け、手頃の大きさにすることが好ましい。 切り込み10及び突起13は等間隔に二もしくは四箇所設けるのが好ましい 。
【0010】 なお、電動ミシン台は接地されており、その台の支柱1に取りつ付けら れた支持具4、L字型パイプ5及びパイプ14は、必然的に接地された状態にな るので、作業台に置かれた布片の摩擦で起こる静電気は大地に逃げ、作業者に静 電気ショックを与えることがない。 L字型パイプ5は長いので、図2及び図5においては、途中に切欠線を挿入 したが、実際は連続したパイプである。
【0011】
この考案は上述のように構成されているので、使用しない時又は床面を清掃 する時等には、面倒な操作等は一切不要で、例えばワンタッチ操作のような手軽 さで、作業台をミシン台本体の側面に、安定、かつコンパクトに収納できるため に、殆ど占有面積は不要になり、特にミシンの台数が多い縫製工場等では、床面 積を有効に活用できるという経済的効果を呈すると共に整理整頓も容易に行なえ 、作業環境の向上にも顕著な効果を発揮し、また、作業者に対しては、静電気シ ョックを与えないという効果をも呈し、その工業的利用価値は極めて高い。
【図1】考案の実施の一例を示す斜視図である。
【図2】考案の実施の一例を示す作業台の一部切欠側面
図である。
図である。
【図3】図2におけるA−A切断面図である。
【図4】支持具の平面図である。
【図5】L字型パイプの平面図である。
【図6】垂直に移動させたときの板の背面図である。
1 支柱 2 ボルト挿通孔 3 中空円筒体 4 支持具 5 L字型パイプ 6 ボルト挿通孔 7 スプリング 8 ボルト 9 ナット 10 切り込み 11 パイプ片 12 板 13 突起 14 パイプ 15 スプリング 16 ねじ 17 パイプ片 18 止め具
Claims (1)
- 【請求項1】電動ミシンを設置したミシン台の側部にセ
ットする作業台において、支柱(1)に、底部にボルト
挿通孔(2)を設けた中空円筒体(3)を有する支持具
(4)を移動可能に取り付け、中空円筒体(3)にスプ
リング(7)を装着し、中空円筒体(3)の中空部に、
底部にボルト挿通孔(6)を設けたL字型パイプ(5)
の短辺のパイプ部を回動可能に挿入し、ボルト挿通孔
(6)からボルト挿通孔(2)へボルト(8)を挿通
し、ナット(9)で適宜に締め付け、L字型パイプ
(5)の長辺のパイプ部に円周に沿って適宜間隔で切り
込み(10)を設けたパイプ片(11)を固定し、板
(12)の中央部に固定し、一端に切り込み(10)に
嵌合する突起(13)を設けたパイプ(14)を、突起
(13)が切り込み(10)に嵌合するようにL字型パ
イプ(5)の長辺のパイプ部に挿通し、スプリング(1
5)を介して突起(13)を切り込み(10)に適宜押
圧嵌合したことを特徴とする収納自在な作業台。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5980793U JP2505547Y2 (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 収納自在な作業台 |
CN 94204878 CN2191224Y (zh) | 1993-10-08 | 1994-03-15 | 收放自如的工作台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5980793U JP2505547Y2 (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 収納自在な作業台 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0724287U true JPH0724287U (ja) | 1995-05-09 |
JP2505547Y2 JP2505547Y2 (ja) | 1996-07-31 |
Family
ID=13123893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5980793U Expired - Lifetime JP2505547Y2 (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 収納自在な作業台 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2505547Y2 (ja) |
CN (1) | CN2191224Y (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103306067A (zh) * | 2013-05-30 | 2013-09-18 | 苏州巨康缝制机器人有限公司 | 一种缝纫机机台 |
CN113622105A (zh) * | 2021-09-15 | 2021-11-09 | 杭州宇畅贸易有限公司 | 一种服装设计样衣制作用智能缝纫机 |
-
1993
- 1993-10-08 JP JP5980793U patent/JP2505547Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-03-15 CN CN 94204878 patent/CN2191224Y/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2505547Y2 (ja) | 1996-07-31 |
CN2191224Y (zh) | 1995-03-08 |
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