JPH07241895A - 射出成形機の操業開始時間の表示方法 - Google Patents

射出成形機の操業開始時間の表示方法

Info

Publication number
JPH07241895A
JPH07241895A JP3500594A JP3500594A JPH07241895A JP H07241895 A JPH07241895 A JP H07241895A JP 3500594 A JP3500594 A JP 3500594A JP 3500594 A JP3500594 A JP 3500594A JP H07241895 A JPH07241895 A JP H07241895A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
barrel
hydraulic oil
injection molding
molding machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3500594A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuji Kushihashi
卓二 櫛橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ube Industries Ltd filed Critical Ube Industries Ltd
Priority to JP3500594A priority Critical patent/JPH07241895A/ja
Publication of JPH07241895A publication Critical patent/JPH07241895A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/76Measuring, controlling or regulating
    • B29C45/766Measuring, controlling or regulating the setting or resetting of moulding conditions, e.g. before starting a cycle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C33/00Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
    • B29C33/02Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor with incorporated heating or cooling means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 射出成形機の操業開始における機器予熱待機
時間の表示により、操業開始時の時間ロス(生産ロス)
を排除するとともに、段取作業などの作業効率の向上を
図るものである。 【構成】 予めバレル予熱時間や作動油予熱時間の算出
に必要な固有値を制御装置に記憶させておき、該固有値
や温度条件からバレル昇温時間や作動油昇温時間を演算
してディスプレイ装置のモニタ画面に表示するものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形機(ダイカス
トマシンを含む)における操業開始時における生産可能
状態に到達する操業開始時間の表示方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】スクリュインライン式射出成形機の射出
部は、図4に示すような構造をしている。図4におい
て、1は樹脂材料であるペレットをシリンダバレル2に
供給するホッパであり、シリンダバレル2はホッパ1よ
り供給される樹脂材料をその内部で混練可塑化し、溶融
状態とするようになっている。3はシリンダバレル2内
の先端部に蓄えられた溶融樹脂をその前進動作によって
シリンダバレル2先端のノズル4より押し出すスクリュ
である。即ち、型締された可動金型5と固定金型6とで
形成するキャビティ7内へ、図示しない射出シリンダに
導入される圧油によって作動するスクリュ3を前進させ
て、溶融樹脂を充填し、成形加工を行っている。このよ
うな射出成形機の充填工程と保圧工程とからなる射出工
程におけるスクリュ3の速度変化や圧力変化をCRTな
どのディスプレイ装置のモニタ画面に表示して、成形条
件を把握し品質管理を行っているが、各ショット毎のシ
ョットデータ(波形モニタ)とは別に、複数のショット
データの成形条件の主要項目のみを取り纏めたショット
データリスト(一覧表)があり、随時画面上に写し出し
て情報検索や製品の品質管理に使用していた。一方、射
出成形機を操業開始する場合、まずオペレータはヒータ
を含む機械の主電源を通電した後、バレル昇温が完了し
作動油が規定の温度に到達する時間を、例えば、約x分
後というように経験的な数値で覚えていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、機械のオペ
レータが操業開始するため主電源を入れ、作動油の温度
が適温になり機械が操業可能な状態になるまでの時間
を、経験による“あいまい”な時間で認識しているた
め、以下に述べるような問題が生じていた。 (1)操業開始時間は夏期と冬期とでは大幅に異なるう
え、機種によってもかなり異なり、経験による記憶と実
際とが大きくずれる。 (2)機械のオペレータが段取作業などに集中し、機械
が生産可能な状態になっていることに気付かず、実際に
生産運転を始めるまでの時間、つまり生産ロスが生じて
いた。 (3)逐次、機械のオペレータが生産可能状態になって
いるか、機械に戻って確認しなければならず、生産開始
までの段取作業に集中できず、段取作業の効率が悪かっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために、本発明では、制御装置を備えた射出成形機に
おいて、予めバレル昇温時間および作動油昇温時間の算
出に必要な固有値をデータベースとして前記制御装置に
入力・記憶させるとともに、バレル温度や作動油温度の
設定値と現在値ならびに前記データベースの固有値に基
づいてバレル昇温完了時間および作動油昇温完了時間を
制御装置に演算させたうえ、該バレル昇温完了時間また
は該作動油昇温完了時間のいずれか大きい方の時間を操
業開始時間としてモニタ画面に表示するようにした。
【0005】
【作用】本発明においては、制御装置に記憶されたデー
タベースの固有値と、バレル設定温度および現実のヒー
タ測定温度に基づいて演算装置に入力した演算式に基づ
いてバレル昇温完了時間を演算し、一方、前記のデータ
ベースの固有値と、作動油設定温度および現実の作動油
設定温度に基づいて同様に演算装置に入力した演算式に
基づいて作動油昇温完了時間を演算する。実際に操業開
始できる時間はこれら両者をともに満足する時間である
から、両者のうち大きい方の値を取る時間を生産可能な
時間、即ち、操業開始時間としてモニタ画面上に表示す
る。モニタ画面上に表示される操業開始時間は、「生産
可能時刻」として表示したり、あるいは時間の経過とと
もに減少していく「生産可能残時間」として表示するよ
うにした。
【0006】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の実施例の詳細に
ついて説明する。図1〜図3は本発明の実施例に係り、
図1は操業開始時間を演算・表示するフローチャート、
図2は操業開始時間を表示するモニタ画面図、図3は制
御装置の構成図である。射出成形機50のシリンダバレ
ル2はバレルヒータ8によって昇温され、射出シリンダ
などの油圧系統に使用される作動油は油圧ユニットの内
部に内蔵された作動油ヒータ(図示せず)によって昇温
される。作動油昇温(完了)時間Aとは、作動油の現在
の温度(作動油ヒータの電源を通電開始した時の測定温
度)to1 を、作動油の流動性に支障のない設定温度t
2 まで昇温するまでの時間である。また、バレル昇温
(完了)時間Bとは、射出成形機50のバレル2の現在
の温度(バレルヒータ8の電源に通電開始した時の測定
温度)tb1 を運転に支障のない程度に昇温した設定温
度tb2 に昇温するに要する時間である。作動油昇温
(完了)時間Aとバレル昇温(完了)時間Bとを算出す
るためには、射出成形機50の機種仕様に関係なく共通
な固有値(パラメータ)と機種仕様毎に異なる固有値と
があり、作動油については前者は、作動油の比熱ρo、
作動油の比重γo、油タンク表面の熱伝達率αoなどが
あり、後者は作動油の容積υo、油タンクの表面積F
o、ヒータ容量より算出される昇温時の発熱量Ho3
どがある。バレルについては、前者の固有値としては、
バレルの比熱ρb、バレルの比重γb、バレル表面の熱
伝達率αbがあり、後者の固有値はバレル容積υb、バ
レル表面積Fb、ヒータ容量より算出される昇温時の発
熱量Hb3 などである。以上の固有値は予め制御装置1
0のメモリ装置に記憶させておく。制御装置10は、図
3に示すように、射出成形機本体および周辺機器20と
連絡され、本発明に必要な作動油温度測定用やバレル温
度測定用の温度センサ(熱電対)を含むセンサの信号を
受信したり各機器の動力機構へ制御指令を発信する機能
を有し、内部にディスプレイ装置やデータ入力装置から
なるデータ設定・表示器とメモリ装置からなるデータ管
理ユニットと入出力装置および演算装置からなる制御ユ
ニットと機械への操作指令を入力する操作盤とから構成
される。本発明では、このような制御装置10を使用し
て、図1のフローシートに従った手順により、作動油昇
温時間Aやバレル昇温時間Bを演算し、射出成形機の操
業開始時間をモニタ画面上に表示しようとするものであ
る。以下その操作手順について説明する。まず、油タン
クに付属の作動油ヒータやバレルヒータの電源がONさ
れると、メモリ装置のデータベースに記憶されている前
述の固有値や設定温度、測定温度によって作動油昇温時
間Aやバレル昇温時間Bが演算される。作動油昇温完了
に必要な熱量Ho1 は下式によって算出される。
【0007】 Ho1 =(to1 −to2 )×ρo×υo×γo
【0008】また、油圧タンク表面の放熱量Ho2
【0009】 Ho2 =αo(to1 −to2 )×ρo×υo×γo
【0010】で算出されるから、作動油昇温(完了)時
間A(min)は、
【0011】
【数1】
【0012】となる。これと全く同様にして、バレル昇
温時間B(min)は、下式などによって算出される。
【0013】
【数2】
【0014】なお、上式中Hb1 はバレル昇温完了に必
要な熱量であり、Hb2 はバレル表面の放熱量である。
以上のようにして、作動油昇温時間Aとバレル昇温時間
Bとを演算したあと、両者の大小比較を行って、大きい
方の値をディスプレイ装置のモニタ画面上に表示する。
以上の操業開始時間は、例えば、図2に示すように、電
源入開始した時刻に加算した実際の開始時刻に換算した
「生産可能時刻」Cや時間経過1分毎に減少する「生産
可能残時間(分)」Dの形で表示する。なお、本発明は
樹脂を成形する射出成形機ばかりでなく金属溶湯を成形
するダイカストマシンなどの射出成形機にも適用でき
る。
【0015】
【発明の効果】本発明では、機械が生産可能状態となる
操業開始時間(具体的には開始時刻や残時間)が一目で
把握できるので、生産可能状態に到達してから、実際に
作業に着手するまでの時間的ロスが最小限に短縮され
る。また、生産開始までの段取作業や他の機械の立上が
り作業に集中できるので、作業の効率化と迅速化が促進
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す操業開始時間演算・表示
のフローチャートである。
【図2】本発明の実施例を示す操業開始時間を表示する
モニタ画面図である。
【図3】本発明の実施例に係る制御装置の構成図であ
る。
【図4】従来の射出成形機の全体概略縦断面図である。
【符号の説明】
1 ホッパ 2 シリンダバレル 3 スクリュ 4 ノズル 5 可動金型 6 固定金型 7 キャビティ 8 バレルヒータ 10 制御装置 20 射出成形機および周辺機器 50 射出成形機 ρo 作動油の比熱 ρb バレルの比熱 γo 作動油の比重 γb バレルの比率 αo 油タンクの熱伝達率 αb バレル表面の熱伝達率 υo 作動油の容積 υb バレルの容積 Fo 油タンク表面積 Fb バレル表面積 Ho1 作動油昇温完了に必要な熱量 Ho2 油タンク表面の放熱量 Ho3 作動油昇温時の発生熱量 Hb1 バレル昇温完了に必要な熱量 Hb2 バレル表面の放熱量 Hb3 バレル昇温時の発生熱量 to1 作動油測定温度 to2 作動油設定温度 tb1 バレル測定温度 tb2 バレル設定温度 A 作動油昇温時間(作動油昇温完了時間) B バレル昇温時間(バレル昇温完了時間) C 生産可能時刻 D 残時間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 17/60

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御装置を備えた射出成形機において、
    予めバレル昇温時間および作動油昇温時間の算出に必要
    な固有値をデータベースとして前記制御装置に入力・記
    憶させるとともに、バレル温度や作動油温度の設定値と
    現在値ならびに前記データベースの固有値に基づいてバ
    レル昇温完了時間および作動油昇温完了時間を制御装置
    に演算させたうえ、該バレル昇温完了時間または該作動
    油昇温完了時間のいずれか大きい方の時間を操業開始時
    間としてモニタ画面に表示する射出成形機の操業開始時
    間の表示方法。
JP3500594A 1994-03-04 1994-03-04 射出成形機の操業開始時間の表示方法 Pending JPH07241895A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3500594A JPH07241895A (ja) 1994-03-04 1994-03-04 射出成形機の操業開始時間の表示方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3500594A JPH07241895A (ja) 1994-03-04 1994-03-04 射出成形機の操業開始時間の表示方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07241895A true JPH07241895A (ja) 1995-09-19

Family

ID=12429985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3500594A Pending JPH07241895A (ja) 1994-03-04 1994-03-04 射出成形機の操業開始時間の表示方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07241895A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2021186597A1 (ja) * 2020-03-18 2021-09-23

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2021186597A1 (ja) * 2020-03-18 2021-09-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0440178B2 (ja)
US11883992B2 (en) Molding support device for injection molding machine
WO1991013745A1 (fr) Procede pour determiner la charge d'une machine pour le moulage a injection
JP5629157B2 (ja) 射出成形機の自動運転方法
JP2545465B2 (ja) 成形機の成形条件上下限値自動設定方法
JPH07241895A (ja) 射出成形機の操業開始時間の表示方法
JP3732821B2 (ja) 射出成形機における樹脂粘度の計測方法
JP2502774B2 (ja) 射出成形機における測定デ―タ処理装置
JP3467360B2 (ja) 射出成形機
JP5806374B2 (ja) 射出成形機の自動運転方法
JP2021109323A (ja) 電動射出成形機の制御装置
WO2021157737A1 (ja) 射出成形支援装置及びそれを備えた射出成形機
JPH04209004A (ja) 射出成形機の制御方法
WO2021157253A1 (ja) 射出成形支援装置及びそれを備えた射出成形機
JPH04263917A (ja) 射出成形機におけるバックフロー量の計測方法
EP0362395A1 (en) Method and apparatus for injection compression molding
JPH09216266A (ja) 射出成形機の制御方法
JP2003039519A (ja) 射出成形機におけるモニタリング方法
JP3002312B2 (ja) 成形機における温度監視画面の表示方法
TWI615262B (zh) 判斷與調整塑料品質的方法
JP2996255B2 (ja) 射出成形機
JP2024067197A (ja) 成形機の樹脂替え支援方法及び装置
JP4024742B2 (ja) 射出成形機の保圧切換位置の演算方法およびその演算方法を実行させるための演算プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2024090802A (ja) 制御装置、射出成形装置
JP2532873Y2 (ja) 射出成形機の計量制御装置