JPH07241314A - 生理用ナプキン - Google Patents
生理用ナプキンInfo
- Publication number
- JPH07241314A JPH07241314A JP6033462A JP3346294A JPH07241314A JP H07241314 A JPH07241314 A JP H07241314A JP 6033462 A JP6033462 A JP 6033462A JP 3346294 A JP3346294 A JP 3346294A JP H07241314 A JPH07241314 A JP H07241314A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- area
- flap
- sanitary napkin
- adhesive area
- adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 生理用ナプキンを着用するときの煩わしさを
解消する。 【構成】 生理用ナプキン１のウイング型フラップ３
Ａ，３Ｂの裏面に、自由端部８から基端部１０へ向けて
順に粘着域Ｂと易剥離域Ｃとを設け、フラップ３Ａ，３
Ｂを基端部１０方向へ折曲して粘着域Ｂを易剥離域Ｃへ
仮着する。
解消する。 【構成】 生理用ナプキン１のウイング型フラップ３
Ａ，３Ｂの裏面に、自由端部８から基端部１０へ向けて
順に粘着域Ｂと易剥離域Ｃとを設け、フラップ３Ａ，３
Ｂを基端部１０方向へ折曲して粘着域Ｂを易剥離域Ｃへ
仮着する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、ウイング型フラップ
を有する生理用ナプキンに関する。
を有する生理用ナプキンに関する。
【０００２】
【従来の技術】ナプキン本体の両側にウイング型フラッ
プを有する生理用ナプキンは、周知である。かかるフラ
ップは、着用ショーツの股下部下面へ折り重ねてこれに
貼着するもので、フラップ裏面に粘着域を設け、該域に
剥離紙を仮着して塵埃による汚れを防止する。例えば特
開昭５４−５６０５１号公報には、フラップ裏面に粘着
性タブを固着し、タブの粘着面を剥離紙で保護する技術
が開示されている。
プを有する生理用ナプキンは、周知である。かかるフラ
ップは、着用ショーツの股下部下面へ折り重ねてこれに
貼着するもので、フラップ裏面に粘着域を設け、該域に
剥離紙を仮着して塵埃による汚れを防止する。例えば特
開昭５４−５６０５１号公報には、フラップ裏面に粘着
性タブを固着し、タブの粘着面を剥離紙で保護する技術
が開示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術の生理用
ナプキンは、剥離紙を取り除いて粘着面を露出させた
後、その剥離紙をまず捨てなければならないことがあ
る。そうしなければ粘着面を着用ショーツへ貼着すると
きに、手の自由が効かないからである。しかし、素速く
生理用ナプキンを着用したいときに、剥離紙を取り除
き、さらにそれを捨てなければならないということは着
用者にとってひどく煩わしい。特に、剥離紙がプラスチ
ックフィルム製のものであると、取り除くときに帯電し
て手に付着し、思うように捨てることができないという
問題を生じる。
ナプキンは、剥離紙を取り除いて粘着面を露出させた
後、その剥離紙をまず捨てなければならないことがあ
る。そうしなければ粘着面を着用ショーツへ貼着すると
きに、手の自由が効かないからである。しかし、素速く
生理用ナプキンを着用したいときに、剥離紙を取り除
き、さらにそれを捨てなければならないということは着
用者にとってひどく煩わしい。特に、剥離紙がプラスチ
ックフィルム製のものであると、取り除くときに帯電し
て手に付着し、思うように捨てることができないという
問題を生じる。
【０００４】そこで、この発明は、フラップ裏面に粘着
域と易剥離域を設けてそれら両域を仮着し、粘着域の剥
離紙による保護を不必要とすることによって従来技術の
煩わしさを解消することを課題にしている。
域と易剥離域を設けてそれら両域を仮着し、粘着域の剥
離紙による保護を不必要とすることによって従来技術の
煩わしさを解消することを課題にしている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
にこの発明が手段とするところは、以下のとおりであ
る。
にこの発明が手段とするところは、以下のとおりであ
る。
【０００６】この発明においては、透液性表面シートと
不透液性裏面シートとの間に吸液性コアが介在してなる
ナプキン本体と、その本体の両側から延出し本体側縁に
沿って折曲すると着用ショーツの股下部裏面へ重ねるこ
とが可能な一対のウイング型フラップとを有する生理用
ナプキンを前提にしている。
不透液性裏面シートとの間に吸液性コアが介在してなる
ナプキン本体と、その本体の両側から延出し本体側縁に
沿って折曲すると着用ショーツの股下部裏面へ重ねるこ
とが可能な一対のウイング型フラップとを有する生理用
ナプキンを前提にしている。
【０００７】かかる前提において、前記フラップ裏面
の、自由端部近傍には粘着域を設け、その粘着域よりも
内方には易剥離域を設け、フラップをその基端部へ向け
て折曲することにより粘着域を易剥離域に仮着してある
ことがこの発明の特徴である。
の、自由端部近傍には粘着域を設け、その粘着域よりも
内方には易剥離域を設け、フラップをその基端部へ向け
て折曲することにより粘着域を易剥離域に仮着してある
ことがこの発明の特徴である。
【０００８】また、この発明の一実施態様においては、
一方のフラップの裏面にその自由端部から基端部へ向け
て二つに折曲したシート片を固着し、そのシート片の固
着した部分の内面側に易剥離域を設け、その内面側に対
向するもう一方の内面側には粘着域を設けて仮着するこ
とにより前記シート片を前記自由端部方向へ伸展可能に
し、かつ、股下部裏面へ重ねた状態で伸展するともう一
方のフラップへ重ね合わせ可能な長さにしてある。
一方のフラップの裏面にその自由端部から基端部へ向け
て二つに折曲したシート片を固着し、そのシート片の固
着した部分の内面側に易剥離域を設け、その内面側に対
向するもう一方の内面側には粘着域を設けて仮着するこ
とにより前記シート片を前記自由端部方向へ伸展可能に
し、かつ、股下部裏面へ重ねた状態で伸展するともう一
方のフラップへ重ね合わせ可能な長さにしてある。
【０００９】
【作用】このように構成した生理用ナプキンにおいて
は、ウイング型フラップに設けた粘着域、またはそのフ
ラップに固着したシート片の粘着域を易剥離域に仮着し
たから、粘着域を保護するための剥離紙が不要になる。
は、ウイング型フラップに設けた粘着域、またはそのフ
ラップに固着したシート片の粘着域を易剥離域に仮着し
たから、粘着域を保護するための剥離紙が不要になる。
【００１０】
【実施例】この発明に係る生理用ナプキンの詳細を添付
の図面を参照して説明すると、以下のとおりである。
の図面を参照して説明すると、以下のとおりである。
【００１１】図１は、生理用ナプキン１の非肌当接面で
ある裏面側を示す部分破断斜視図である。生理用ナプキ
ン１は、ナプキン本体２と、本体２の側縁にある一対の
ウイング型フラップ３Ａ，３Ｂとにより構成され、本体
２は透液性表面シート４と、不透液性裏面シート５と、
両シート４，５間に介在する吸収体６とからなり、フラ
ップ３Ａ，３Ｂは、吸収体６の側縁から延出する表面シ
ート４と裏面シート５とからなり、本体２の前端へ偏倚
している。表裏面シート４，５は、吸収体６周縁のシー
ル線７において互いに接合して経血が横方向へ漏れるの
を防止し、フラップ３Ａ，３Ｂにおいて一体に接合しそ
れらに剛性を与えている。
ある裏面側を示す部分破断斜視図である。生理用ナプキ
ン１は、ナプキン本体２と、本体２の側縁にある一対の
ウイング型フラップ３Ａ，３Ｂとにより構成され、本体
２は透液性表面シート４と、不透液性裏面シート５と、
両シート４，５間に介在する吸収体６とからなり、フラ
ップ３Ａ，３Ｂは、吸収体６の側縁から延出する表面シ
ート４と裏面シート５とからなり、本体２の前端へ偏倚
している。表裏面シート４，５は、吸収体６周縁のシー
ル線７において互いに接合して経血が横方向へ漏れるの
を防止し、フラップ３Ａ，３Ｂにおいて一体に接合しそ
れらに剛性を与えている。
【００１２】本体２の裏面には、着用ショーツの股下部
上面に貼着するための二条の第１粘着域１３と、それを
保護する剥離紙２０とがある。
上面に貼着するための二条の第１粘着域１３と、それを
保護する剥離紙２０とがある。
【００１３】フラップ３Ａ，３Ｂは、その態様の理解を
容易にするために、図において一方のフラップ３Ａを伸
展して示し、他方のフラップ３Ｂをその基端部１０へ向
けて二つに折曲して示してあるが、このナプキン１は、
着用前にフラップ３Ａ，３Ｂが共に折曲してあり、着用
の際に各々のフラップを３Ｂから３Ａの状態に矢印Ｚに
従って伸展して使用するものである。かかるフラップ３
Ａを例にとると、その裏面側に、自由端部８から基端部
１０へ向けて順に摘持域Ａ、第２粘着域Ｂ、および易剥
離域Ｃを設けてある。摘持域Ａは、フラップ３Ａを指先
で操作するときに使用する部分であって、粘着剤が塗布
されずに裏面シート５が露出した状態にある。第２粘着
域Ｂは、裏面シート５に公知の粘着剤を塗布して着用シ
ョーツの股下部下面および／またはもう一方のフラップ
３Ｂの表面へ剥離可能に貼着できるようにしてある。ま
た、易剥離域Ｃは、裏面シート５に剥離剤を塗布する
か、多数の細かな凹凸を施すかして第２粘着域Ｂをそこ
から容易に剥離できるようにしてある。粘着域Ｂと剥離
域Ｃとの間の境界線または境界域Ｅでフラップ３Ａを基
端部１０へ向けて二つに折曲すると、第２粘着域Ｂを易
剥離域Ｃに仮着してフラップ３Ｂの状態にすることがで
きる。なお、図においてフラップ３Ｂの裏面側は、フラ
ップ３Ａと同じように構成されている。
容易にするために、図において一方のフラップ３Ａを伸
展して示し、他方のフラップ３Ｂをその基端部１０へ向
けて二つに折曲して示してあるが、このナプキン１は、
着用前にフラップ３Ａ，３Ｂが共に折曲してあり、着用
の際に各々のフラップを３Ｂから３Ａの状態に矢印Ｚに
従って伸展して使用するものである。かかるフラップ３
Ａを例にとると、その裏面側に、自由端部８から基端部
１０へ向けて順に摘持域Ａ、第２粘着域Ｂ、および易剥
離域Ｃを設けてある。摘持域Ａは、フラップ３Ａを指先
で操作するときに使用する部分であって、粘着剤が塗布
されずに裏面シート５が露出した状態にある。第２粘着
域Ｂは、裏面シート５に公知の粘着剤を塗布して着用シ
ョーツの股下部下面および／またはもう一方のフラップ
３Ｂの表面へ剥離可能に貼着できるようにしてある。ま
た、易剥離域Ｃは、裏面シート５に剥離剤を塗布する
か、多数の細かな凹凸を施すかして第２粘着域Ｂをそこ
から容易に剥離できるようにしてある。粘着域Ｂと剥離
域Ｃとの間の境界線または境界域Ｅでフラップ３Ａを基
端部１０へ向けて二つに折曲すると、第２粘着域Ｂを易
剥離域Ｃに仮着してフラップ３Ｂの状態にすることがで
きる。なお、図においてフラップ３Ｂの裏面側は、フラ
ップ３Ａと同じように構成されている。
【００１４】図２は、生理用ナプキン１を仮想線で示す
着用ショーツ１５の股下部へ取り付け、それを下面側か
ら見た平面図であって、図の（Ａ）はフラップ３Ａ，３
Ｂが比較的短い場合を示し、（Ｂ）は長い場合を示す。
フラップ３Ａ，３Ｂが本体２から延出する長さは、各々
所要の寸法にすることが可能であって、例えば（Ａ）で
はフラップ３Ａ，３Ｂを比較的短くつくり、股下部裏面
へ折り重ねたときに、自由端部８が互いに離隔するよう
にしてある。また、（Ｂ）では、フラップ３Ａ，３Ｂを
折曲するとフラップ３Ａが３Ｂに重なり合うように各々
を比較的長くつくり、フラップ３Ａの第２粘着域Ｂをフ
ラップ３Ｂの表面へ貼着し、フラップ３Ｂの第２粘着域
Ｂをショーツ１５の股下部裏面へ貼着してある。なお、
この（Ｂ）の態様においては、フラップ３Ｂの第２粘着
域Ｂを省くことが可能であり、また、フラップ３Ａにお
いて、第２粘着域Ｂを基端部１０の近傍にまで及ぶよう
にしておくか、または、フラップ３Ｂを短めにしておく
と第２粘着域Ｂの一部をショーツ１５の股下部裏面へ貼
着することができる。
着用ショーツ１５の股下部へ取り付け、それを下面側か
ら見た平面図であって、図の（Ａ）はフラップ３Ａ，３
Ｂが比較的短い場合を示し、（Ｂ）は長い場合を示す。
フラップ３Ａ，３Ｂが本体２から延出する長さは、各々
所要の寸法にすることが可能であって、例えば（Ａ）で
はフラップ３Ａ，３Ｂを比較的短くつくり、股下部裏面
へ折り重ねたときに、自由端部８が互いに離隔するよう
にしてある。また、（Ｂ）では、フラップ３Ａ，３Ｂを
折曲するとフラップ３Ａが３Ｂに重なり合うように各々
を比較的長くつくり、フラップ３Ａの第２粘着域Ｂをフ
ラップ３Ｂの表面へ貼着し、フラップ３Ｂの第２粘着域
Ｂをショーツ１５の股下部裏面へ貼着してある。なお、
この（Ｂ）の態様においては、フラップ３Ｂの第２粘着
域Ｂを省くことが可能であり、また、フラップ３Ａにお
いて、第２粘着域Ｂを基端部１０の近傍にまで及ぶよう
にしておくか、または、フラップ３Ｂを短めにしておく
と第２粘着域Ｂの一部をショーツ１５の股下部裏面へ貼
着することができる。
【００１５】図３は、この発明の実施態様の他の一例を
示す生理用ナプキン１の部分図である。このナプキン１
では、フラップ３Ａの自由端部８の裏面または表面に薄
手のプラスチックフィルムまたは不織布からなる粘着性
シート片３０の内端部３１Ａを固着し、残余部３１Ｂに
摘持域Ａと第２粘着域Ｂを設け、粘着性シート片３０を
矢印Ｘに従いフラップ３Ａの基端部１０へ向けて折曲す
ると、フラップ３Ａの裏面に設けた易剥離域Ｃに仮着で
きるようにしてある。かかるシート片３０をフラップ３
Ａ，３Ｂの少なくともいずれか一方に設けるようにする
と、表裏面シート４，５からなるフラップ３Ａ，３Ｂを
比較的小さくして、それらシート４，５の使用量を節約
する一方、シート片３０には所要の剛性を有する素材を
自由に使用できるという利点がある。因みに、フラップ
３Ａ，３Ｂを大きくすると、一般に表裏面シート４，５
各々の原反に対する材料取りが悪くなり、材料のロスが
多くなる。
示す生理用ナプキン１の部分図である。このナプキン１
では、フラップ３Ａの自由端部８の裏面または表面に薄
手のプラスチックフィルムまたは不織布からなる粘着性
シート片３０の内端部３１Ａを固着し、残余部３１Ｂに
摘持域Ａと第２粘着域Ｂを設け、粘着性シート片３０を
矢印Ｘに従いフラップ３Ａの基端部１０へ向けて折曲す
ると、フラップ３Ａの裏面に設けた易剥離域Ｃに仮着で
きるようにしてある。かかるシート片３０をフラップ３
Ａ，３Ｂの少なくともいずれか一方に設けるようにする
と、表裏面シート４，５からなるフラップ３Ａ，３Ｂを
比較的小さくして、それらシート４，５の使用量を節約
する一方、シート片３０には所要の剛性を有する素材を
自由に使用できるという利点がある。因みに、フラップ
３Ａ，３Ｂを大きくすると、一般に表裏面シート４，５
各々の原反に対する材料取りが悪くなり、材料のロスが
多くなる。
【００１６】図４は、この発明のさらに他の実施態様を
示す生理用ナプキン１の部分図である。このナプキン１
では、フラップ３Ａの裏面に、その基端部１０へ向けて
境界線Ｅに沿って二つに折曲した粘着性シート片３０が
矢印Ｙ方向へ伸展可能に固着してある。かかるシート片
３０は、その固着した部分の内面３２に少なくとも易剥
離域Ｃを設け、折曲した状態でその内面３２に対向する
もう一方の内面３３には易剥離域Ｃに仮着可能な粘着域
Ｂを設けてある。フラップ３Ａをこのように構成する
と、シート片３０がフラップ３Ａの剛性を一層向上させ
てショーツ股下部への貼着を容易にできることに加え、
図２（Ｂ）のごとく一方のフラップ３Ａをもう一方のフ
ラップ３Ｂへ貼着する態様においてフラップ３Ａ，３Ｂ
を比較的小さくしておくことができる。
示す生理用ナプキン１の部分図である。このナプキン１
では、フラップ３Ａの裏面に、その基端部１０へ向けて
境界線Ｅに沿って二つに折曲した粘着性シート片３０が
矢印Ｙ方向へ伸展可能に固着してある。かかるシート片
３０は、その固着した部分の内面３２に少なくとも易剥
離域Ｃを設け、折曲した状態でその内面３２に対向する
もう一方の内面３３には易剥離域Ｃに仮着可能な粘着域
Ｂを設けてある。フラップ３Ａをこのように構成する
と、シート片３０がフラップ３Ａの剛性を一層向上させ
てショーツ股下部への貼着を容易にできることに加え、
図２（Ｂ）のごとく一方のフラップ３Ａをもう一方のフ
ラップ３Ｂへ貼着する態様においてフラップ３Ａ，３Ｂ
を比較的小さくしておくことができる。
【００１７】図５は、この発明のさらに他の実施態様を
示す図４と同様の図面である。この生理用ナプキン１の
フラップ３Ａに固着したシート片３０では、固着した部
分の内面３２に粘着域Ｂと易剥離域Ｃとを交互に設け、
もう一方の内面３３には、境界線Ｅで折曲したときにそ
れら粘着域Ｂと易剥離域Ｃに対向することとなる部位に
易剥離域Ｃと粘着域Ｂを交互に設けてあり、折曲したシ
ート片３０を容易に剥離、伸展することができるように
してある。かかるシート片３０は、フラップ３Ａと３Ｂ
とに設ける他に、いずれか一方、例えばフラップ３Ａに
のみ設け、その内面３３をフラップ３Ｂの表面に貼着
し、内面３２を着用ショーツ１５の股下部裏面に貼着す
るようにしてもよい。
示す図４と同様の図面である。この生理用ナプキン１の
フラップ３Ａに固着したシート片３０では、固着した部
分の内面３２に粘着域Ｂと易剥離域Ｃとを交互に設け、
もう一方の内面３３には、境界線Ｅで折曲したときにそ
れら粘着域Ｂと易剥離域Ｃに対向することとなる部位に
易剥離域Ｃと粘着域Ｂを交互に設けてあり、折曲したシ
ート片３０を容易に剥離、伸展することができるように
してある。かかるシート片３０は、フラップ３Ａと３Ｂ
とに設ける他に、いずれか一方、例えばフラップ３Ａに
のみ設け、その内面３３をフラップ３Ｂの表面に貼着
し、内面３２を着用ショーツ１５の股下部裏面に貼着す
るようにしてもよい。
【００１８】なお、生理用ナプキン１を着用するには、
まず本体２裏面の第１粘着域１３を露出して、着用ショ
ーツ１５の股下部表面に貼着するが、かかる露出の際に
フラップ３Ａ，３Ｂの第２粘着域Ｂは、仮着状態にあっ
て、第１粘着域１３に対して妄りに貼着するということ
がない。特に、図１のようにフラップ３Ａ，３Ｂを折曲
し、その長さを縮めてある場合には、第１粘着域１３に
対する貼着の可能性が一層小さくなる。また、そのよう
な条件下では、フラップ３Ａ，３Ｂの存在を無視して、
第１粘着域１３の粘着剤塗布パターンを自由に決めるこ
とができる。
まず本体２裏面の第１粘着域１３を露出して、着用ショ
ーツ１５の股下部表面に貼着するが、かかる露出の際に
フラップ３Ａ，３Ｂの第２粘着域Ｂは、仮着状態にあっ
て、第１粘着域１３に対して妄りに貼着するということ
がない。特に、図１のようにフラップ３Ａ，３Ｂを折曲
し、その長さを縮めてある場合には、第１粘着域１３に
対する貼着の可能性が一層小さくなる。また、そのよう
な条件下では、フラップ３Ａ，３Ｂの存在を無視して、
第１粘着域１３の粘着剤塗布パターンを自由に決めるこ
とができる。
【００１９】
【発明の効果】この発明に係る生理用ナプキンでは、ウ
イング型フラップの粘着域をナプキン本体と一体の易剥
離域に仮着したから、従来技術において必要であった剥
離紙を取り除く手間が少なくともフラップにおいては不
要となり、生理用ナプキンを着用するときの煩わしさが
解消する。
イング型フラップの粘着域をナプキン本体と一体の易剥
離域に仮着したから、従来技術において必要であった剥
離紙を取り除く手間が少なくともフラップにおいては不
要となり、生理用ナプキンを着用するときの煩わしさが
解消する。
【図１】生理用ナプキンの裏面を示す部分破断斜視図。
【図２】生理用ナプキンの着用状態を示す平面図であっ
て、（Ａ）はフラップが比較的短い場合、（Ｂ）は長い
場合を示す。
て、（Ａ）はフラップが比較的短い場合、（Ｂ）は長い
場合を示す。
【図３】この発明の実施態様の一例を示す生理用ナプキ
ンの部分図。
ンの部分図。
【図４】実施態様の他の一例を示す生理用ナプキンの部
分図。
分図。
【図５】実施態様のさらに他の一例を示す図４と同様の
部分図。
部分図。
１ 生理用ナプキン ２ 本体 ３Ａ，３Ｂ フラップ ４ 表面シート ５ 裏面シート ６ 吸収体 ８ 自由端部 １０ 基端部 ３０ シート片 ３２ 内面 ３３ 内面 Ｂ 粘着域 Ｃ 易剥離域
Claims (4)
- 【請求項１】透液性表面シートと不透液性裏面シートと
の間に吸液性コアが介在してなるナプキン本体と、該本
体の両側から延出し本体側縁に沿って折曲すると着用シ
ョーツの股下部下面へ重ねることが可能な一対のウイン
グ型フラップとを有する生理用ナプキンにおいて、 前記フラップの自由端部近傍の裏面には粘着域、かつ、
該粘着域よりも内方には易剥離域を設け、前記フラップ
をその基端部へ向けて折曲することにより前記粘着域を
前記易剥離域に仮着してあることを特徴とする前記生理
用ナプキン。 - 【請求項２】前記一対のウイング型フラップの前記本体
から延出する長さを前記股下部下面において互いに重ね
合わせ可能につくり、かつ、前記フラップの一方のみに
前記粘着域と易剥離域とを設けて該フラップのみを仮着
してある請求項１記載の生理用ナプキン。 - 【請求項３】透液性表面シートと不透液性裏面シートと
の間に吸液性コアが介在してなるナプキン本体と、該本
体の両側から延出し本体側縁に沿って折曲すると着用シ
ョーツの股下部下面へ重ねることが可能な一対のウイン
グ型フラップとを有する生理用ナプキンにおいて、 前記フラップの一方の裏面に、そのフラップの自由端部
から基端部方向へ向けて二つに折曲したシート片を固着
し、該シート片の固着した部分の内面側には易剥離域、
かつ、その内面側に対向するもう一方の内面側には粘着
域を設け、該粘着域を前記易剥離域に仮着し、前記シー
ト片を前記股下部下面へ伸展した状態でもう一方のフラ
ップへ重ね合わせて貼着可能な長さにしてあることを特
徴とする前記生理用ナプキン。 - 【請求項４】前記シート片の固着した部分の内面側に易
剥離域と粘着域とを設け、前記もう一方の内面側には前
記易剥離域と粘着域に対向する部位に粘着域と易剥離域
とを設けてある請求項３記載の生理用ナプキン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6033462A JPH07241314A (ja) | 1994-03-03 | 1994-03-03 | 生理用ナプキン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6033462A JPH07241314A (ja) | 1994-03-03 | 1994-03-03 | 生理用ナプキン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07241314A true JPH07241314A (ja) | 1995-09-19 |
Family
ID=12387214
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6033462A Pending JPH07241314A (ja) | 1994-03-03 | 1994-03-03 | 生理用ナプキン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07241314A (ja) |
-
1994
- 1994-03-03 JP JP6033462A patent/JPH07241314A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010306 |