JPH07240806A - 描画通信装置 - Google Patents

描画通信装置

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JPH07240806A
JPH07240806A JP6052623A JP5262394A JPH07240806A JP H07240806 A JPH07240806 A JP H07240806A JP 6052623 A JP6052623 A JP 6052623A JP 5262394 A JP5262394 A JP 5262394A JP H07240806 A JPH07240806 A JP H07240806A
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Masayoshi Sakakibara
正義 榊原
Hiroshi Katsurabayashi
浩 桂林
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Abstract

(57)【要約】 描画通信装置 【目的】 少なくとも2つの端末装置の間で書き込みや
消去の操作対象とする描画データを共有する描画通信装
置において、各々端末装置に現れる表示内容の差異を短
時間で解消できる描画通信装置を提供する。 【構成】 少なくとも2つの装置の間で書き込みや消去
の操作対象となる描画データを共有する描画通信装置
(30)において、複数の装置での書き込みや消去の操
作イベントの発生順を示す符号を生成する符号生成手段
(34)と、自装置および他装置で発生した操作イベン
トを前記符号と共に蓄積する描画データ記録手段(3
6)と、描画データ記録手段(36)に蓄積された操作
イベントを受理した順と操作イベントの発生順を示す符
号との相違を検出する矛盾検出手段(35)とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、描画通信装置に関し、
特に、複数の端末装置の間で表示内容を共有する描画通
信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】地理的に離れた相手との意志疎通を円滑
にするために、ネットワーク等を介して複数の端末装置
の間で表示内容を共有するコンピュータシステムが構築
されてきている。このようなコンピュータシステムにお
いては、少なくとも2つの端末装置の間で書き込みや消
去の操作対象とする描画データを共有する。
【0003】従来の手書き入力等による描画データを共
有する描画通信装置においては、表示内容を共有するた
め、同時に入力できる端末装置を一つに制限するような
制御方法が行われるが、このような制御方法では入力可
能な各々の端末装置の制御が必要であり、処理が複雑に
なるという問題があった。
【0004】このため、例えば、特開平4−24105
4号公報に記載されている描画通信装置の提案によれ
ば、書き込み型と消去型の2種類の描画手段を備えた描
画通信装置において、書き込み型の描画データを保存
し、相手端末から消去型の描画データを受信した時に
は、前回の消去型の描画データ以降に発生した書き込み
型の描画データを再描画した後に消去処理を行うことが
提案されている。この提案により、描画通信装置は同時
操作が可能となる。つまり、ここでは、消去型の描画デ
ータ、あるいは消去型の描画モード終了(ペンOFF)
が受信された時点で、それまでの差異(差分)を再描画
することにより、ここでの問題を解消するようにしてい
る。
【0005】従って、例えば、図1に示すように、時刻
T11において、第1の端末装置の描画面で領域bが消
去され、時刻T12において、第2の端末装置の描画面
で縦線の線分cが書き込まれると、時刻T14において
は、第1の端末装置の描画面11および第2の端末装置
の描画面21は、それぞれ図示したように差異が生じて
いる状態になる。つまり、ここでは線分cのうち、領域
bに含まれる部分の表示に差異が生じている。次に、時
刻T15において、第2の端末装置の描画面で斜線の線
分dが書き込まれ、直後の時刻T16において、第1の
端末装置の描画面で領域eが消去されると、時刻T17
においては、それぞれ図の下部に示したように、第1の
端末装置では描画面12のような状態になり、第2の端
末装置では描画面22のような状態になる。
【0006】この第1の端末装置の描画面12および第
2の端末装置の描画面22では、前述した領域bの再描
画が起こり、領域bにおける差異は解消されているが、
線分dのうち、領域eに含まれる部分の表示に差異が生
じている。その後、更に、次の操作イベント、例えば、
第1の端末装置における消去型の描画モード終了(ペン
OFF)が送られると、第2の端末装置で再描画が起こ
り、領域eにおける差異は解消される。これにより、第
1の端末装置および第2の端末装置における表示内容は
同一となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のこのよ
うな制御方法では、図1に示したように、再描画された
時点で、それまでに生じていた差異が解消されるもの
の、消去型の描画モードになっている端末装置がある時
には、どこかに差異が残っている可能性があるという問
題がある。
【0008】また、カラー情報を扱う描画通信装置に適
用した場合には、例えば、図2に示すように、第1の端
末装置の描画面10で描いた青(淡色の部分とする)色
の横線と、第2の端末装置の描画面20で描いた赤(濃
色の部分とする)色の縦線が交差した時、書き込み型の
描画において発生する差異を解消することができないと
いう問題があった。
【0009】本発明は上述した事情に鑑みてなされたも
ので、本発明の目的は、少なくとも2つの端末装置の間
で書き込みや消去の操作対象とする描画データを共有す
る描画通信装置において、各々端末装置に現れる表示内
容の差異を短時間で解消できる描画通信装置を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するため。本発明の描画通信装置(請求項1)は、少な
くとも2つの装置の間で書き込みや消去の操作対象とな
る描画データを共有する描画通信装置(30)におい
て、複数の装置での書き込みや消去の操作イベントの発
生順を示す符号を生成する符号生成手段(34)と、自
装置および他装置で発生した操作イベントを前記符号と
共に蓄積する描画データ記録手段(36)と、描画デー
タ記録手段(36)に蓄積された操作イベントを受理し
た順と操作イベントの発生順を示す符号との相違を検出
する矛盾検出手段(35)とを備えたことを特徴とす
る。
【0011】また、本発明の描画通信装置(請求項2)
は、複数の描画通信装置(80,90)が有する内部時
計(34,44)の誤差を記録し、操作イベントの発生
順を示す符号の補正を行う誤差補正手段(81,91)
を備えたことを特徴とする。
【0012】また、本発明の描画通信装置(請求項3)
は、操作イベントの発生順を示す符号が同じであった場
合の前後関係を決定する規則を記録しておく優先規則記
録手段(84)を設けたことを特徴とする。
【0013】また、本発明の描画通信装置(請求項4)
は、描画データ記録手段(36)に蓄積された描画デー
タを保持する時間を記録し、現在時刻から描画データを
保持する時間以前の描画データを削除する描画データ整
理手段(82)を設けたことを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明の描画通信装置(請求項1)は、少なく
とも2つの装置の間で書き込みや消去の操作対象となる
描画データを共有する描画通信装置(30)において、
符号生成手段(34)が、複数の装置での書き込みや消
去の操作イベントの発生順を示す符号を生成すると、描
画データ記録手段(36)が、自装置および他装置で発
生した操作イベントを前記符号と共に蓄積する。これに
より、矛盾検出手段(35)は、描画データ記録手段
(36)に蓄積された操作イベントを受理した順と操作
イベントの発生順を示す符号との相違を検出する。
【0015】このように、描画データ記録手段(36)
に蓄えられた描画データのイベントの発生順を比較する
ことにより、蓄積順との矛盾が検知され、矛盾したデー
タはイベント発生順にしたがって再描画される。このた
め、複数の装置間での表示内容の相違が速やかに修正さ
れ、使用者は同じ表示画面を見ながら打合せなどを行う
ことができる。
【0016】また、本発明の描画通信装置(請求項2)
においては、誤差補正手段(81,91)が、複数の描
画通信装置(80,90)が有する内部時計(34,4
4)の誤差を記録し、操作イベントの発生順を示す符号
を補正する。これにより、イベントの発生順を例えばタ
イムスタンプにより表現する際、各装置の内部時計の誤
差にもとづき、タイムスタンプが補正される。したがっ
て、内部時計の誤差によるイベント発生順の不都合が発
生せず、使い勝手のよい描画通信装置を提供できる。
【0017】また、本発明の描画通信装置(請求項3)
においては、優先規則記録手段(84)に、操作イベン
トの発生順を示す符号が同じであった場合の前後関係を
決定する規則を記録しておく。これにより、タイムスタ
ンプが同一である場合、ここでの規則を利用して、規則
に従いタイムスタンプ以外の情報により操作イベントの
発生順を各装置に共通して決定される。このため、タイ
ムスタンプの間隔が秒単位といった比較的粗いものであ
り、その誤差がある場合にも各装置の表示内容を同一に
保つことができる。
【0018】本発明の描画通信装置(請求項4)におい
ては、描画データ整理手段(82)が、描画データ記録
手段(36)に蓄積された描画データを保持する時間を
記録し、現在時刻から描画データを保持する時間以前の
描画データを削除する。これにより、描画データ整理手
段によって矛盾検知に影響しない過去の描画データは削
除される。このため、描画データ記録手段が必要とする
記憶容量を軽減することができる。
【0019】
【実施例】
(実施例1)図3は、本発明の第1の実施例にかかる描
画通信装置の要部の構成を示すブロック図である。図3
において、1は通信路であり、この通信路1に、描画通
信装置の第1の端末装置30,第2の端末装置40など
の複数の描画通信装置が接続される。以下の説明では、
特に、必要な場合を除いて、描画通信装置の第1の端末
装置30に基づいて説明する。
【0020】描画通信装置の第1の端末装置30は、入
力部31および出力部32が、キーボード、マウス、デ
ィスプレイなどの入出力デバイスで構成され、描画デー
タの入力操作、描画面の表示出力、装置の制御情報の入
出力等がなされる。内部時計34は、操作イベントの発
生順を表すための符号に使用されるタイムスタンプを発
生する。通信制御部37は、通信路1を介して他の描画
通信装置、例えば、第2の端末装置40との間で描画デ
ータ等の受渡しを行う。描画データ記録部36は、入力
部31あるいは通信制御部37から得られた描画データ
を蓄積する。矛盾検出部35は、描画データ記録部36
に蓄積した描画データの受信順と発生順との矛盾を検知
して再描画を指示する。入出力制御部33は、各部との
データの受け渡し、データの加工等を行い、装置全体を
制御する。
【0021】図4は、入出力制御部33における描画デ
ータの入出力処理の処理フローを示すフローチャートで
ある。図4のフローチャートを参照して、描画データの
入出力処理を説明する。処理を開始すると、まず、ステ
ップS101において、描画処理の終了が指示されたか
否かを調べ、指示されていたら終了する。次に、入力部
31から描画データの入力があったか否かを調べて(ス
テップS102:以下括弧内ではステップという語を省
略する)、入力があれば内部時計34で生成したタイム
スタンプを付加して描画データ記録部36に蓄積し(S
103)、次にステップS108に進む。入力がなけれ
ば(S102)、通信制御部37を介して他の装置から
の描画データ入力を受信したか否かを調べ(S10
4)、受信していなければ、ステップS101に戻る。
【0022】また、描画データを受信した場合(S10
4)には、次に、描画データ記録部36に蓄積すると共
に(S105)、その描画データと以前蓄積されていた
描画データとの矛盾を、次に図5で説明するような矛盾
検出処理により調べ(S106)、矛盾がある場合に
は、後に図6で説明するような再描画処理を行う(S1
07)。一方、矛盾がない場合、あるいは入力部31か
らの入力処理がされた場合は、入力された描画データに
基づき出力部32への描画を行う(S108)。そし
て、ここでの一連の処理を、描画処理の終了が指示され
る(S101)まで繰り返し行う。
【0023】図5は、描画データ記録部に蓄積された描
画データの矛盾検出処理の処理フローを示すフローチャ
ートである。図5のフローチャートを参照し、描画デー
タの矛盾検出処理を説明する。矛盾検出処理では、処理
を開始すると、まず最初に、入力された描画データをn
とし、このnの一つ前に蓄積された描画データをdとす
る(S111)。もし、dに該当するデータがない場合
(S112)、あるいはタイムスタンプを比較し、nが
dより古いデータでないと判断された場合(S113)
には、先の図4のステップS106における“矛盾が発
生したか”という判断処理ステップ(S106)に対し
て、“N”を出力する(S114)。そうでなければ、
“Y”を出力する(S115)。そして終了とする
【0024】図6は、矛盾が検出された場合に実行され
る再描画処理の処理フローを示すフローチャートであ
る。図6のフローチャートを参照し、描画データの再描
画処理を説明する。処理を開始すると、前述の場合と同
様に、まず、ここでも最初に、入力された描画データを
nとする(S121)。次に、nの一つ前に蓄積された
描画データをdとする(S122)。もし、dに該当す
るデータがあり(S123)、かつタイムスタンプを比
較して、nがdより古いデータであると判断された場合
(S124)、nをdの前に入れて(S125)、ステ
ップS122に戻る。そうでなければ、n以降の描画デ
ータに基づき、順次出力部32へ再描画する(S12
6)。
【0025】次に、本実施例による描画通信装置の間で
の描画処理の実行例について、更に具体的に線図形の描
画例で説明する。図7は、描画通信装置の2つの端末装
置の間で共通の描画データに対して順次に操作を加えた
場合の順次の表示例を示す図である。また、図8は、描
画通信装置の2つの端末装置の間で共通の描画データに
対して順次に操作を加えた場合の操作イベントの記録デ
ータの一例を示す図である。図7および図8を参照し
て、描画通信装置の端末装置の間での描画実行例を説明
する。
【0026】共通の描画データには、以前に線分aが入
力され、その表示内容が共有されているものとする。こ
こで、時刻T31において、第1の端末装置30の描画
面54で矩形の領域bが消去され、直後の時刻T32に
おいて、第2の端末装置40の描画面64において縦線
の線分cが描画されたとする。互いに相手の端末装置か
らの描画データを受信する以前の描画面は、第1の端末
装置30および第2の端末装置40では、それぞれ描画
面54および描画面64に示すようになっている。双方
の端末装置が互いに相手からの描画データを受信した後
の時刻T33以降においては、第1の端末装置30の描
画面55では線分cが描画された状態となり、第2の端
末装置40の描画面65では領域bが消去された状態と
なり、その内容がそれぞれ表示される。
【0027】この場合、第1の端末装置30の描画デー
タ記録部36および第2の端末装置40の描画データ記
録部46の状態は、図8に示すように、それぞれ操作イ
ベント列73および操作イベント列74となっている。
ここで、第2の端末装置40の描画データ記録部46の
操作イベント列74では、時刻T32に発生した書き込
みデータの後に、それより早い時刻T31に発生した消
去データが蓄積されている。このため、前述した矛盾検
出処理(図5)により矛盾が検知され、再描画が実行さ
れる。これにより、描画データ記録部46の操作イベン
ト列は、第1の端末装置30の描画データ記録部36の
操作イベント列73と同じ内容になる。これにより、第
2の端末装置40では描画面66の表示内容となり、第
1の端末装置30の描画面55の表示内容と一致する。
【0028】その後、時刻T35において、第2の端末
装置40の描画面67で斜線の線分dが描画され、その
直後の時刻T36において、第1の端末装置30の描画
面57では矩形の領域eが消去されたとすると、互いに
相手側の装置からの描画データを受信する以前の描画面
は、第1の端末装置30および第2の端末装置40で
は、それぞれ描画面57および描画面67に示すような
表示内容になっている。その後、双方の端末装置が互い
に相手側の装置からの描画データを受信した後の時刻T
37以降においては、第1の端末装置30の描画面58
では線分dが描画され、その表示内容が表示される。ま
た、第2の端末装置40の描画面68では領域eが消去
され、その表示内容が表示される。この場合において、
第1の端末装置30の描画データ記録部36および第2
の端末装置40の描画データ記録部46の状態は、その
後に発生した操作イベント(描画データ操作)とその時
のタイプスタンプとが蓄積され、それぞれ、図8に示す
ように、操作イベント列75および操作イベント列76
のようになっている。
【0029】従って、ここで第1の端末装置30の描画
データ記録部36の操作イベント列75では、時刻T3
6に発生した消去データの操作イベントの後に、それよ
り早い時刻T35に発生した書き込みデータの操作イベ
ントが蓄積されている。このため、前述した場合と同様
にして、矛盾が検知されて、再描画が実行される。これ
により、第1の端末装置30の描画データ記録部36に
おける操作イベント列は、第2の端末装置40の描画デ
ータ記録部46の操作イベント列76と同じ内容にな
り、これにより、第1の端末装置30では描画面59の
表示内容となり、第2の端末装置40の描画面68の表
示内容と一致する。
【0030】ところで、このような第1の実施例の描画
通信装置は、各々の端末装置は他の端末装置との通信が
確立していない状態で単独で使用したり、使用途中で他
の端末装置との通信を開始するようにも構成できる。こ
の場合には、新たに通信を開始する他の端末装置に対し
て操作対象となる共通の描画データを送信しておく必要
があるため、図9(a)および(b)に示すような前処
理が行われる。
【0031】図9(a)および(b)は、通信を開始す
る際に実行される前処理の処理フローを示すフローチャ
ートである。例えば、描画通信装置において、第1の端
末装置30は、その使用中に、新たに第2の端末装置4
0と通信を開始するものとすると、その場合、第1の端
末装置30は、図9(a)の処理を行い、第2の端末装
置40は図9(b)の処理を行う。これらの前処理で
は、まず、双方で通常の通信確立処理を行う(S131
およびS132)。その後、第1の端末装置30では、
出力部32の描画面データおよび描画データ記録部36
の描画データを送信する(S133)。この間、第2の
端末装置40は、このデータの受信を待っており(S1
34)、データを受信すると、描画面データを出力部4
2に送り、描画データを描画データ記録部46に蓄積す
る(S135)。これにより、第1の端末装置30およ
び2の端末装置40の双方の端末装置の持つデータは一
致することになり、以降は同一の描画面により処理を進
めることができる。
【0032】(実施例2)図10は第2の実施例にかか
る描画通信装置の要部の構成を示すブロック図である。
図10において、1は通信路であり、通信路1に、描画
通信装置の第3の端末装置80、第4の端末装置90な
どの複数の描画通信装置が接続される。第1の実施例の
説明と同様に、以下、特に必要な場合を除いて、描画通
信装置となる第3の端末装置80に基づいて説明する。
なお、第1の実施例の描画通信装置と同様なシステム要
素については、同じ参照番号を付けて示しており、特に
必要な場合を除いて説明は省略する。
【0033】図10に示すような描画通信装置の第3の
端末装置80においては、誤差補正部81が、第3の端
末装置80の内部時計34および第4の端末装置90の
内部時計44の誤差を記憶し、通信制御部37を介して
得た描画データの持つタイムスタンプの補正を行う。描
画データ整理部82は、第3の端末装置80の描画デー
タ記録部36に描画データを保持するデータ保持時間を
管理しており、データ保持時間を超過したデータを削除
する。優先規則記憶部84は、タイムスタンプの時刻が
等しい描画データが存在した時、その前後関係を決定す
る他の条件を記録する。
【0034】図11は、誤差補正部によるタイムスタン
プ補正処理の処理フローを示すフローチャートである。
ここでの誤差Δtとは、受信した自装置、例えば第3の
端末装置80の内部時計34の読みから、描画データを
送信した相手方装置、例えば第4の端末装置90の内部
時計44の読みを減じたものである。つまり、相手方装
置の内部時計の方が進んでいる場合、誤差Δtは負数と
して表現されることになる。
【0035】このタイムスタンプ補正処理を開始する
と、まず、受信した描画データのタイムスタンプを取り
出しtrとする(S141)。次に、trに誤差Δtを
加えたものをtnとする(S142)。これにより、t
nは補正されたタイムスタンプとなる。そして、最後に
補正したタイムスタンプを描画データのタイムスタンプ
に付けかえ(S143)、補正処理を終了する。
【0036】例えば、自装置(第3の端末装置80)の
内部時計34の読みが相手装置(第4の端末装置90)
の内部時計44の読みより5秒遅れているとすると、こ
の場合の誤差は、Δt=−5秒となる。そして、この
時、受信した描画データのタイムスタンプが1時23分
45秒であるとすると、上述したタイムスタンプ補正処
理により1時23分40秒に修正される。これにより、
描画データが発生した時の内部時計44および内部時計
34の読みは、それぞれ1時23分45秒と1時23分
40秒であるが、自装置(第3の端末装置80)で発生
した描画データと比較する場合に現実の発生順序と整合
することになる。
【0037】なお、ここでの誤差Δtは、各々の端末装
置の使用の都度、使用者が入力するようにしても良い
し、あるいは使用開始時のみに入力し、その後は固定す
るようにしても良い。これらの場合、使用者がそれぞれ
の内部時計の読みを比較し合って入力する。また、時差
のある相手と頻繁に描画通信装置を使用するような場合
には、後者の方法を取ることにより、使用するたびに入
力する手間を省くことができる。また、ここでは2つの
端末装置について説明してきたが、それ以上の数の端末
装置がある場合には、各々の端末装置ごとの誤差を保持
し、それぞれに補正を行うようにすれば良い。更に、こ
のような誤差の設定は、後に、図13で説明するような
方法により、使用時に自動決定されるようにすれば、よ
り簡便に使用することができる。
【0038】図12は、描画データ整理部による描画デ
ータ整理処理の処理フローを示すフローチャートであ
る。なお、ここでの描画データの保持時間tは、前述し
た矛盾検出処理(図5)に影響しないだけの十分な間隔
を表すものとする。処理を開始すると、まず、現在時刻
から保持時間tだけさかのぼった時刻を時刻ttとする
と共に、描画データ記録部35に蓄積されたデータのリ
ストをリストdとする(S151)。次に、リストdが
空であるか否かを判定し(S152)、リストdが空で
あれば、処理を終了する。そうでなければ、リストdの
先頭の描画データをデータdtとする(S153)。次
に、データdtのタイムスタンプと時刻ttとを比較
し、データdtが時刻tt以前に発生したデータであれ
ば(S154)、データdtを描画データ記録部35か
ら削除する(S155)。これで1つのデータ整理の処
理は終了したので、次にいずれの場合にもデータdtを
リストdから削除して(S156)、ステップS152
に戻る。
【0039】これにより、時刻tt以前に発生した描画
データは、すべて描画データ記録部35から削除される
ことになる。ここでの保持時間tはあらかじめ固定して
設定するか、あるいは使用の都度に入力して設定する。
このように手入力により設定するようにしてもよいが、
後に図13で説明する方法により、使用開始時に自動決
定されるようにすれば、より簡便に設定することができ
る。
【0040】図13(a)および(b)は、それぞれ第
3の端末装置80および第4の端末装置90の間におい
て、前述した保持時間tあるいは誤差Δtを自動決定す
るループバック処理の処理フローを示すフローチャート
である。この処理では、例えば、第3の端末装置80は
誤差測定データを第4の端末装置90に送信し、この時
の自装置の内部時計34の読み時刻を時刻t1として
(S161)、誤差測定返信データを待つ(S16
4)。第4の端末装置90では誤差測定データの受信を
待ち(S162)、受信すると、その受信時の内部時計
44の読み時刻を時刻t2として、誤差測定返信データ
に含めて送信する(S163)。そして、第3の端末装
置80において決定されて戻される保持時間tと誤差Δ
tの受信を待つ(S168)。
【0041】一方、第3の端末装置80においては、誤
差測定返信データを受信したら(S164)、その時の
内部時計34の読み時刻を時刻t3とし(S165)、
これまでに得られた時刻t1,時刻t2,および時刻t
3の各データにより、データ保持時間tを式[a*(t
3−t1)/2]により算出し、内部時計の誤差Δtを
式[t2−(t3+t1)/2]により算出する(S1
66)。
【0042】つまり、ここでは、データ保持時間tは、
誤差測定データの往復の送受信に要した時間(t3−t
1)から、一方向の伝達に要する時間の概算値[(t3
−t1)/2]を求めて、実用上の通信時間の変動を含
みうる倍率aをかけたものとして算出する。また、内部
時計の誤差Δtは、実際の相手側の第4の端末装置90
の受信時刻t2に対して、第3の端末装置80の送信時
刻t1と着信時刻t3の中間値[(t3+t1)/2]
を、第4の端末装置90の受信時刻と仮定したとの差に
より算出したものとなっている。
【0043】次に、第3の端末装置80は計算したデー
タ保持時間tと内部時計の誤差Δtを、第4の端末装置
90に送信すると共に、それぞれを描画データ整理部8
2および誤差補正部81に記録する(S167)。ま
た、第4の端末装置90の側ではデータ保持時間tと内
部時計の誤差Δtを受信すると(S168)、データ保
持時間tを描画データ整理部92に記録し、内部時計の
誤差Δtを自装置の側の誤差−Δtとして誤差補正部9
1に記録する(S169)。
【0044】このようなループバック処理は、基本的に
は使用開始時の通信路の確立時に一度行えば良いが、通
信中に、ここでのデータ保持時間tや内部時計の誤差Δ
tが変化するようなことがある場合は、任意の時点で再
実行するようにしても良い。これにより、常に適切な値
を保つようにすることができる。
【0045】ここでの第2の実施例の描画通信装置に
は、前述したように、タイムスタンプの時刻が等しい描
画データが存在した時、その前後関係を決定するための
他の条件(優先規則)を記録する優先規則記憶部84が
設けられている。図14は、このような優先規則記憶部
84の持つデータの一例を示す図である。優先規則記憶
部84に記憶される優先規則のデータは、図14に示す
ように、複数の項目に順位が付けられ、かつ、項目に対
する判断基準が記述されている。例えば、この判断基準
の記述では、第1行目(第1順位)の判断基準として、
データの種類が最も順位の高い項目であり、書き込みデ
ータと削除データを比較した時には書き込みデータが優
先されることを表している。すなわち、ここで優先とさ
れたデータは、タイムスタンプの比較におきかえると、
新しいデータと解釈される。逆に、タイムスタンプの比
較を、ここでの優先規則(判断基準)で表すと、「タイ
ムスタンプが新しいものが優先」となる。また、ここで
のタイムスタンプは、内部時計が操作イベントの発生時
にタイムスタンプを生成するようにしているので、タイ
ムスタンプは操作イベントの発生順を示す符号となって
おり、この発生順にしたがって優先順位を判定している
ことになる。
【0046】次に、このような優先規則記憶部84の優
先規則(判断基準)を用いる判断処理について、タイム
スタンプが等しい場合の判断処理を例として説明する。
図15はタイムスタンプが等しい場合の優先規則記憶部
のデータによる判断処理の処理フローを示すフローチャ
ートである。ここでの判断処理では、処理を開始する
と、まず、最も順位の高い項目を取り出し、これを項目
iとする(S171)。次に、該当する項目iがあれば
(S172)、その判断基準により比較を行い、項目i
に関して差があるか否かを判定する(S173)。差が
なければ、次の順位の項目を項目iとして(S17
4)、ステップS172に戻り、ステップS172から
の処理を繰り返し行う。一方、差がある場合、項目iの
基準により、タイムスタンプd1がタイムスタンプd2
に優先するか調べ(S175)、優先しない場合は
“Y”を出力する(S176)。そうでない場合、ある
いはステップS172において該当する項目がない場合
には“N”を出力する(S177)。
【0047】また、このような優先規則記憶部84の優
先規則(判断基準)を用いる判断処理により、例えば、
図14に示した第3順位の判定基準の条件で、装置ID
が重ならない場合に、全てのデータの組に対して優先順
が決定できることになる。
【0048】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の描画通
信装置によれば、複数の端末装置の間での表示内容の相
違が速やかに修正され、使用者は速やかに同じ表示画面
を見ながら打合せなどを行うことができる。また、内部
時計の誤差によるイベント発生順の不都合が発生せず、
使い勝手のよい描画通信装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来における2つの描画通信装置の間で共通
の描画データに対して順次に操作を加えた場合の順次の
表示例を示す第1の図、
【図2】 同じく従来における2つの描画通信装置の間
で共通の描画データに対して操作を加えた場合の表示例
を示す第2の図、
【図3】 図3は本発明の第1の実施例にかかる描画
通信装置の要部の構成を示すブロック図、
【図4】 図4は入出力制御部33における描画データ
の入出力処理の処理フローを示すフローチャート
【図5】 図5は描画データ記録部に蓄積された描画デ
ータの矛盾検出処理の処理フローを示すフローチャー
ト、
【図6】 図6は矛盾が検出された場合に実行される再
描画処理の処理フローを示すフローチャート、
【図7】 図7は描画通信装置の2つの端末装置の間で
共通の描画データに対して順次に操作を加えた場合の順
次の表示例を示す図、
【図8】 図8は描画通信装置の2つの端末装置の間で
共通の描画データに対して順次に操作を加えた場合の操
作イベントの記録データを示す図、
【図9】 図9(a)および(b)は通信を開始する際
に追加される前処理の処理フローを示すフローチャー
ト、
【図10】 図10は第2の実施例にかかる描画通信装
置の要部の構成を示すブロック図、
【図11】 図11は誤差補正部によるタイムスタンプ
補正処理の概略の処理フローを示すフローチャート、
【図12】 図12は描画データ整理部による描画デー
タ整理処理の処理フローを示すフローチャート、
【図13】 図13(a)および(b)はそれぞれ第3
の端末装置および第4の端末装置の間において保持時間
tあるいは誤差Δtを自動決定するループバック処理の
処理フローを示すフローチャート、
【図14】 図14は優先規則記憶部の持つデータの構
造を示す図、
【図15】 図15はタイムスタンプが等しい場合の優
先規則記憶部のデータによる判断処理の処理フローを示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1…通信路、10,11,12,14,15,17〜2
8…描画面、30,40,80,90…描画通信装置の
各端末装置、31,41…入力部、32,42…出力
部、33,43,83,93…入出力制御部、34,4
4…内部時計、35,45…矛盾検出部、36,46…
描画データ記録部、37,47…通信制御部、81,9
1…誤差補正部、82,92…描画データ整理部、8
4,94…優先規則記憶部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つの装置の間で書き込みや
    消去の操作対象とする描画データを共有する描画通信装
    置において、 前記複数の装置での書き込みや消去の操作イベントの発
    生順を示す符号を生成する符号生成手段と、 自装置および他装置で発生した操作イベントを前記符号
    と共に蓄積する描画データ記録手段と、 前記描画データ記録手段に蓄積された前記操作イベント
    を受理した順と前記操作イベントの発生順を示す符号と
    の相違を検出する矛盾検出手段とを備えたことを特徴と
    する描画通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の描画通信装置におい
    て、更に、 前記複数の描画通信装置が有する内部時計の誤差を記録
    し、前記操作イベントの発生順を示す符号の補正を行う
    誤差補正手段を備えたことを特徴とする描画通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の描画通信装置におい
    て、更に、 前記操作イベントの発生順を示す符号が同じであった場
    合の前後関係を決定する規則を記録しておく優先規則記
    録手段を設けたことを特徴とする描画通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の描画通信装置におい
    て、更に、 前記描画データ記録手段に蓄積された描画データを保持
    する時間を記録し、現在時刻から前記描画データを保持
    する時間以前の描画データを削除する描画データ整理手
    段を設けたことを特徴とする描画通信装置。
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