JPH072401Y2 - カートンのフラップ差込装置 - Google Patents

カートンのフラップ差込装置

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JPH072401Y2
JPH072401Y2 JP1990002189U JP218990U JPH072401Y2 JP H072401 Y2 JPH072401 Y2 JP H072401Y2 JP 1990002189 U JP1990002189 U JP 1990002189U JP 218990 U JP218990 U JP 218990U JP H072401 Y2 JPH072401 Y2 JP H072401Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
flap
carton
plate
upper flap
comb
Prior art date
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Application number
JP1990002189U
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English (en)
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JPH0393403U (ja
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和孝 川野
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Mutual Corp
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Mutual Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はカートンの組み立てにおいて、フラップの差し
込みを確実に行う装置に関するものである。
〔従来の技術〕
カートン組立整形においては、各折目より各側片,端側
片を起こして角筒形に整形した後、サイドフラップを折
り曲げた後、このサイドフラップ上に上フラップを重ね
るように折り曲げ、この上フラップの先端に連設された
差込フラップをカートン本体内に差し込んでカートンの
底部及び天部を組み込んでいる。この上フラップF3の差
し込みは第3図に示すように上フラップF3の外側面に当
接する押え具S1と差込フラップを差し込む差込片S2とを
夫々プッシャーP1,P2の先端に設けると共に、このプッ
シャーP1,P2を昇降装置にて昇降可能に設け、カートン
の大きさに合わせて上フラップの所定位置を押え具S1に
より押え込み、差込フラップF4の位置に差込片S2が夫々
当接するように調整している。
〔考案が解決しようとする課題〕
第3図に示すような公知の上フラップ差込装置において
は、カートンの大きさ,形状により押え具及び差込片の
上下方向を調整する必要があるため、プッシャーの機構
が複雑となると共に、差込片,押え具の位置も上フラッ
プ,差込フラップの所定押圧位置に調整すると共に、カ
ートンの大きさに合わせたストロークを調整する必要が
あり、さらに差込片の戻りタイミングで一旦差し込んだ
差込フラップを引き戻すことがあり、上フラップの差し
込みが不安定であった。
本考案はカートンの大きさ,形状が変わっても同一の押
え具及び差込片にて確実に上フラップ及び差込フラップ
を差し込めるようにすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案のカートンのフラップ
差込装置は、カートンの上フラップを水平位置にて支持
し、その基部近傍を中心として回動して、上フラップを
その基部から折り曲げ、起立させる差込板と、カートン
の差込フラップをカートンの差込位置に向けて案内する
水平状に位置して、かつ上下方向に調整可能に配備した
押え板とからなり、前記差込板と押え板をそれぞれ櫛歯
状に噛み合い可能に形成し、差込板の回動により、上フ
ラップをその基部から折り曲げながら押え板により上フ
ラップに連設した差込フラップをカートンの差込位置に
向けて案内し、カートン内に押し込むようにしたことを
要旨とする。
〔作用〕
上フラップの差込板を櫛の歯状とし、かつその基部をカ
ートンの上フラップ折目線近傍下方位置を中心として揺
動自在に設け、この差込板を枢軸を中心として水平位置
より垂直状態に揺動する時、上フラップを確実に折目線
より折り曲げてカートン側に押えつける。
またこの櫛の歯状となした差込板にはその櫛歯部に互い
に差し込まれるように櫛の歯状となした押え板を水平に
かつ差込フラップ位置の高さ調整可能にして配設してい
るので、差込板が枢軸を中心として回動させると上フラ
ップ先端が押え板にそって回動し、該先端に連設される
差込フラツプはカートン内へ差し込まれるもので、差込
板の水平運動を必要とすることなく上フラップの組立整
形ができる。
さらに、差込フラップを引き抜く必要がないため差し込
んだ差込フラップは差込フラップにて引き戻されること
がなく、上フラップの差し込みが確実に行える。
〔実施例〕
以下本考案を図示の実施例にもとづいて説明する。
一般にカートンの組立順序は第2図に示すもので、多数
のカートンを偏平に折り畳んだ状態で重積されたものか
ら一枚のカートンを取り出し、次いで連設される側片,
端側片間の折目より夫々折り曲げて各片を起こして角筒
形のボックス形に整形する。この天地が開口した状態で
カートンK内に所要の物品Gを収納し、次に底部側又は
天側のサイドフラップF1,F2を折目より折り曲げ、かつ
この両サイドフラップを押さえ、その後上フラップF3を
折目より押え具の作動にて折り曲げる。そしてこの上フ
ラップF3の上端縁に折目を介して連設した差込フラップ
F4を差込板にてカートン本体内に差し込む。この順序で
カートンの天地両側の上フラップを差し込み、閉蓋する
ものである。
フラップの差込装置は第1図に詳示するように上フラッ
プF3を折目より折り曲げて起こす差込板1とこの差込板
1と互いに絡み合い、差込フラップF4をカートン内に差
し込む押え板2とより成る。
差込板1はその基部11を枢軸12にて回動自在に支持され
た櫛歯形をしており、基部11は上フラップF3の折目線近
傍又はその下方位置にあり、水平状態にある上フラップ
を支持し、かつ枢軸12を中心として差込板1が回動(揺
動)する際、上フラップF3がその折目より折り曲げられ
て起立し、カートン本体側へ押圧されるようになす。こ
の差込板1の回動は基部又は枢軸をシリンダー,カム,
歯車等にて回動させることにより行うもので、この押え
具の回動手段は限定されることはないが、少なくとも押
え具が水平もしくは水平より少し下方位置よりほぼ垂直
状態までの回動角範囲で回動できるようになす。押え板
2は水平に位置し、しかも上下方向に調整可能にして配
設されると共に、少なくとも先端部が櫛の歯形となし、
かつこの櫛歯部が差込板1の櫛歯部と互いに噛み合うよ
うになし、さらにはこの押え板2は上下調節機構21に支
持され、予め定めたストロークのみ上下動するようにな
っている。押え板2の上下のストロークは上下調節機構
21にて可調整式となっており、差込板の回動にて起こさ
れた上フラップF3に連設される差込フラップF4が確実に
カートン本体内に差し込まれるためのガイド役として作
用する。上下調節ストロークは予めカートンの大きさ、
差込フラップの大きさに応じて定められている。なお、
上下調節機構21は図示省略したが、上下方向の位置の調
整可能となっている。
次に上述の如く構成されるフラップ差込装置の動作を説
明する。
第2図に示すように一枚のカートンを各折目より折り曲
げ角筒形とし、かつサイドフラップF1,F2を折り曲げた
後、第2図(7)に示すように上フラップ端縁に折目を
介して連設される差込フラップF4をその折目より折り曲
げる。この第2図(1)より同図(7)に示す工程は従
来の方法で行われる。
次いで、差込板1を水平状態より回動させることにより
上フラップは同図(8)に示すように起立させられる。
この時、水平状態にある押え板2は停止しているので、
上フラップのガイドの作用をはたし、確実に上フラップ
が折り曲げられる。そしてこの差込板1が予め定めた回
動角まで回動した時、差込フラップF4はカートン内へ確
実に押し込まれるものとなる。
なお、上記実施例は差込板・押え板をともに櫛歯状とし
たものであるが、この櫛歯状の歯数は勿論制限されるも
のではない。例えば差込板を2枚所要間隔をおいて配設
し、この差込板間に1枚の押え板が挿入されるように絡
み合わせるようにしてもあるいは差込板を1枚,押え板
を2枚にして互いに絡み合わせるようにしても同様の作
用を有するものである。
押え板を上フラップの回転に合わせて曲線形とすること
により、上フラップの差込フラツプF4部の折り曲げ、差
込フラップの差し込み動作はさらに安定するものとな
る。
〔考案の効果〕
本考案によるときは、上フラップ及び差込フラップの起
立及び差し込みを回転運動する櫛歯形の差込板と、この
櫛歯形差込板に互いに絡み合う櫛歯形をした固定位置に
ある押え板により上フラツプ先端の差込みフラツプの差
し込みをガイドとするため、差込フラップのカートン本
体側への差し込みが確実に行えると共に、従来の如き差
込板を引き抜く必要がなく、従って差込フラップは引き
戻される恐れはなく、差込みが安定する。さらに、カー
トンの寸法変更に際しても、単に押え板の上下位置を調
整すればよく、各種サイズのカートンに共通して使用す
ることができる等の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案フラップの差込装置を示す外観説明図、
第2図はカートン組立順序の説明図、第3図は公知例の
説明図である。 1は差込板、12は枢軸、2は押え板、21は上下調節機
構、F1,F2はサイドフラップ、F3は上フラップ、F4は差
込フラップ、Kはカートン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カートンの上フラップ(F3)を水平位置に
    て支持し、その基部近傍を中心として回動して、上フラ
    ップ(F3)をその基部から折り曲げ、起立させる差込板
    (1)と、カートンの差込フラップ(F4)をカートンの
    差込位置に向けて案内する水平状に位置して、かつ上下
    方向に調整可能に配備した押え板(2)とからなり、前
    記差込板(1)と押え板(2)をそれぞれ櫛歯状に噛み
    合い可能に形成し、差込板(1)の回動により、上フラ
    ップ(F3)をその基部から折り曲げながら押え板(2)
    により上フラップ(F3)に連設した差込フラップ(F4)
    をカートンの差込位置に向けて案内し、カートン内に押
    し込むようにしたことを特徴とするカートンのフラップ
    差込装置。
JP1990002189U 1990-01-12 1990-01-12 カートンのフラップ差込装置 Expired - Lifetime JPH072401Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1990002189U JPH072401Y2 (ja) 1990-01-12 1990-01-12 カートンのフラップ差込装置

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JP1990002189U JPH072401Y2 (ja) 1990-01-12 1990-01-12 カートンのフラップ差込装置

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Publication Number Publication Date
JPH0393403U JPH0393403U (ja) 1991-09-24
JPH072401Y2 true JPH072401Y2 (ja) 1995-01-25

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ID=31506069

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