JPH07239227A - 層厚計測方法、およびその装置 - Google Patents

層厚計測方法、およびその装置

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JPH07239227A
JPH07239227A JP2922894A JP2922894A JPH07239227A JP H07239227 A JPH07239227 A JP H07239227A JP 2922894 A JP2922894 A JP 2922894A JP 2922894 A JP2922894 A JP 2922894A JP H07239227 A JPH07239227 A JP H07239227A
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signal
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wave
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JP2922894A
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Yukihiro Terada
幸博 寺田
Akiharu Kitamura
暁晴 北村
Hiromi Hasegawa
裕己 長谷川
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Hitachi Zosen Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 パルス法では計測不可能な層厚計測を可能と
した層厚計測装置を提供する。 【構成】 M系列符号信号を発生するM系列符号発生器
11と、前記M系列符号信号を所定周波数の搬送波を掃引
波として媒質Bに向けて送信する送波器12と、媒質B,
媒質Cから反射された信号を受信する受波器15と、送波
器12の送波信号と受波器15の受波信号の相互相関値を計
算し、そのピーク値を求め、媒質Bの音速と前記ピーク
値の測定時間から媒質Bの層厚を演算する演算器から構
成する。 【効果】 M系列符号発生器11において発生されたM系
列符号を送波器12より媒質Bへ送信し、その反射信号を
受波器15において受信し、受波信号と送波信号の相互相
関値から被計測層の層厚を計測することにより、S/N
比が悪い場合においても媒質Bの層厚を計測することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音響信号を用いて、物
体の層厚を検出する計測方法、およびその装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の層厚計測装置としては、音響信号
を用いて物体の厚さを計測しようとする場合、パルス波
を送信波として物体の厚さを計測する方法があった。こ
のパルス波による計測の一例を図5を参照しながら説明
する。
【0003】発振器1から発振され、送波器2から送信
されたパルス波信号は、媒質Aと媒質B,媒質Bと媒質
Cは密度が異なるため、それぞれの境界面でその一部が
反射される。媒質Aと媒質Bの境界面と、媒質Bと媒質
Cの境界面での反射波がそれぞれ受波器3に到達する時
刻と、送信時刻は時間差を持っていることから、媒質中
での音速が判っている場合、この時間差から送波器2お
よび受波器3と媒質Bまでの距離と、媒質Bの厚さが計
測できる。図5では、受波器3で検出したパルス信号を
プリアンプ4、A/D変換器5を介して計算器6へ入力
し、パルス波のピーク値から遅れ時刻を検出することに
より、媒質Bの層厚と、送波器2および受波器3と媒質
Bまでの距離を計測している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の層厚計
測装置では、媒質Aと媒質Bにおいて、送波器2から送
信されるパルス波信号が大きく減衰する場合に、図6に
示すようにノイズ中に信号が埋没しピーク値が特定でき
なくなり計測ができなくなることがあった。図6は、媒
質Aを海水、媒質Bをムラサキイガイに代表される付着
生物の付着層、媒質Cをコンクリート層とし、コンクリ
ート層までの距離を計測した際の特性図である。
【0005】本発明は上記問題を解決するものであり、
パルス法では計測不可能な層厚計測を可能とした層厚計
測方法、およびその装置を提供することを目的とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、第1発明の層厚計測方法は、M系列符号信号を被計
測層に向けて送信し、この送波信号の前記被計測層から
反射された信号を受信し、この受波信号と前記送波信号
の相互相関値を計算し、そのピーク値を求め、前記被計
測層の音速と前記ピーク値の測定時間から前記被計測層
の層厚を演算することを特徴とするものである。
【0007】また、第2発明の層厚計測方法は、M系列
符号信号を第1周波数の搬送波を用いて、被計測層に向
けて送信し、同時に前記M系列符号信号を第2周波数の
搬送波を用いて、被計測層に向けて送信し、前記被計測
層の表面から反射された前記第1周波数の送波信号の反
射波信号を受信し、前記被計測層の下層の表面から反射
された前記第2周波数の送波信号の反射波信号を受信
し、前記第1周波数の送波信号と受信された被計測層の
表面から反射された第1受波信号、および前記第2周波
数の送波信号と受信された被計測層の下層の表面から反
射された第2受波信号の相互相関値をそれぞれ計算し、
それらピーク値を求め、前記被計測層の音速と前記2つ
のピーク値の測定時間の時間差から被計測層の層厚を演
算することを特徴とするものである。
【0008】さらに、第3発明の層厚計測装置は、M系
列符号信号を発生するM系列符号発生器と、前記M系列
符号発生器において発生されたM系列符号信号を所定周
波数の搬送波を掃引波として、被計測層に向けて送信す
る送波器と、前記被計測層から反射された信号を受信す
る受波器と、前記送波器の送波信号と、前記受波器の受
波信号の相互相関値を計算し、そのピーク値を求め、前
記被計測層の音速と前記ピーク値の測定時間から被計測
層の層厚を演算する演算器とから構成したことを特徴と
するものである。
【0009】また、第4発明の層厚計測装置は、M系列
符号信号を発生するM系列符号発生器と、前記M系列符
号発生器において発生されたM系列符号信号を第1周波
数の搬送波を掃引波として、被計測層に向けて送信する
第1送波器と、前記M系列符号発生器において発生され
たM系列符号信号を第2周波数の搬送波を掃引波とし
て、被計測層に向けて同時に送信する第2送波器と、前
記第1送波器から送信され、前記被計測層の表面から反
射された信号を受信する第1受波器と、前記第2送波器
から送信され、前記被計測層の下層の表面から反射され
た信号を受信する第2受波器と、前記第1送波器の送波
信号と、前記1受波器の受波信号の相互相関値を計算
し、そのピーク値を求め、前記第2送波器の送波信号
と、前記2受波器の受波信号の相互相関値を計算し、そ
のピーク値を求め、前記被計測層の音速と前記2つのピ
ーク値の測定時間の時間差から被計測層の層厚を演算す
る演算器とから構成したことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】上記第1発明の方法により、M系列符号信号が
被計測層に向けて送信され、この送波信号と、前記被計
測層から反射された受波信号の相互相関値が計算され、
そのピーク値が求められ、前記被計測層の音速と前記ピ
ーク値の測定時間から前記被計測層の層厚が演算され
る。
【0011】また、上記第2発明の方法により、M系列
符号信号が第1周波数の搬送波を用いて、被計測層に向
けて送信され、同時にM系列符号信号が第2周波数の搬
送波を用いて、被計測層に向けて送信され、前記第1周
波数の送波信号と前記被計測層の表面から反射された第
1受波信号、および前記第2周波数の送波信号と前記被
計測層の下層の表面から反射された第2受波信号の相互
相関値がそれぞれ計算され、そのピーク値が求められ、
前記被計測層の音速と前記2つのピーク値の測定時間の
時間差から被計測層の層厚が演算される。
【0012】上記第3発明の構成により、M系列符号発
生器において発生されたM系列符号信号は、送波器より
所定周波数の搬送波を掃引波として、被計測層に向けて
送信され、被計測層から反射された信号が受波器により
受信され、演算器において前記送波信号と受波信号の相
互相関値が計算され、そのピーク値が求められ、被計測
層の音速と前記ピーク値の測定時間から前記被計測層の
層厚が求められる。
【0013】また、上記第4発明の構成により、M系列
符号発生器において発生されたM系列符号信号は、第1
送波器より第1周波数の搬送波を掃引波として、被計測
層に向けて送信され、同時にM系列符号信号は、第2送
波器より第2周波数の搬送波を掃引波として、被計測層
に向けて送信され、前記第1周波数の送波信号の被計測
層の表面から反射された信号が第1受波器により受信さ
れ、また、前記第2周波数の送波信号の被計測層の下層
の表面から反射された信号が第2受波器により受信さ
れ、演算器において、前記第1周波数の送波信号と第1
受波信号、および前記第2周波数の送波信号と第2受波
信号の相互相関値がそれぞれ計算され、そのピーク値が
求められ、前記被計測層の音速と前記2つのピーク値の
測定時間の時間差から被計測層の層厚が演算される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。スペクトラム拡散通信の原理(シャノンの定
理)によれば、伝達される情報量Cと送信信号の周波数
帯域Wは式(1)で与えられる。S/NはS/N比を表
す。
【0015】 C=W・log2 (1+S/N) …(1) すなわち、たとえばS/N比が半分になった場合でも、
周波数帯域幅を2倍に広くとることにより同じ情報量を
得ることができ、信号がノイズに埋もれた場合でも正し
い信号を得ることができる。幅広い周波数帯域を持つ信
号に、M系列符号系列があり、M系列符号を用いれば信
号の減衰の大きな層厚の計測も可能となる。
【0016】図1は本発明の一実施例における層厚計測
装置の構成図、および原理特性図である。図1におい
て、11はM系列符号信号を発生するM系列符号発生器で
あり、このM系列符号発生器11において発生されたM系
列符号信号は、所定周波数の正弦波を掃引波として送波
器12から送信され、この送波器12から送信されたの送波
信号の一部は、媒質Aを透過して媒質Bの表面で反射さ
れ、また一部は媒質Aおよび媒質Bを透過して媒質Cの
表面で反射される。これら反射信号は被計測層Bの層厚
の透過時間に相当する遅れ時間差Tだけずれて重ね合わ
され、受波器15により受波される。
【0017】そして、演算器17において、送波信号と受
波信号の相互相関関数計算が行われ、相関値が大きくな
る遅れ時間T1 ,T2 が測定され、この測定値により、
式(2)により、媒質Bの層厚Lが演算される。Vは媒
質Bの音速である。
【0018】L=V・(T2 −T1 )/2 …(2) M系列符号の自己相関関数は、遅れ時間がないときのみ
1をとり、その他は0となるので、媒質B、媒質Cでの
反射時間において相関値は最大値を持つ。
【0019】上記層厚計測装置による実際の計測結果の
一例を図2に示す。図2のピークは、送波器12から媒
質Bまでの往復時間を、図2のピークは、媒質Cまで
の往復時間であり、音速Vとピーク値による測定時間T
1 ,T2 の時間差から、式(2)により被計測層の層厚
を測定できる。
【0020】このように、M系列符号を送信し、その反
射信号と送波信号の相互相関値から被計測層である媒質
Bの層厚を計測することにより、S/N比が悪い場合に
おいても被計測層の層厚を計測することができる。
【0021】図3は本発明の他の実施例における層厚計
測装置の構成図、および原理特性図であり、原子力・火
力発電所の取水路(コンクリート層22)などに付着し
た、ムラサキイガイに代表される海洋生物をブラッシン
グにより除去する清掃ロボットRにおいて、その海洋生
物の付着層21の層厚を把握するために取付けられる。
【0022】図1において、11はM系列符号信号を発生
するM系列符号発生器であり、このM系列符号発生器11
において発生されたM系列符号信号は、所定周波数f1
の正弦波を掃引波として第1送波器12から送信され、ま
た同時にM系列符号信号は、所定周波数f2 の正弦波を
掃引波として第2送波器13から送信される。実施例で
は、分解能を良くするため、周波数f1 を高い周波数の
1MHz として付着層21の表面を検出し,また周波数f2
を低い周波数の125KHzとして付着層21での透過損失を少
なくし、コンクリート層22の表面を検出する。
【0023】第1送波器12から送信された周波数f1
第1音響信号は、海水層14を透過して付着層21の表面で
反射され、また第2送波器13から送信された周波数f2
の第2音響信号は、海水層14および付着層21を透過して
コンクリート層22の表面で反射され、反射信号は送信し
た時刻から一定時間経過した後、それぞれ第1受波器15
と第2受波器16により受波される。
【0024】そして、演算器17において、第1音響信号
と第1受波器15により受波された信号、および第2音響
信号と第2受波器16により受波された信号の相互相関関
数計算がそれぞれ行われ、相関値のピーク値が求め
られて遅れ時間T3 ,T4 が測定され、この測定値によ
り、式(3)により、付着層21の層厚Mが演算される。
vは付着層21の音速である。
【0025】M=v・(T4 −T3 )/2 …(3) M系列符号の自己相関関数は、遅れ時間がないときのみ
1をとり、その他は0となるので、付着層21、コンクリ
ート層22での反射時間において相関値は最大値を持つ。
【0026】上記層厚計測装置による実際の計測結果を
図4に示す。図4(a)は、付着層21表面での反射波の
相互相関値の計算結果、また図4(b)は、コンクリー
ト層22表面での反射波の相互相関係数の計算結果であ
る。図4(a)のピークは、付着層21表面での反射に
よる時間を、また図4(b)のピークは、コンクリー
ト層22表面での反射による時間を表す。したがって、音
速vとピーク値による測定時間T3 ,T4 から、式
(3)から付着層21の層厚Mを測定できる。
【0027】なお、上記実施例において、周波数f1
2 を固定しているが、自在に調節できる調整手段を付
加することができ、この調整手段による周波数の調整に
より付着層21の種々の特性に対応することができる。さ
らに、付着層21とコンクリート層22に挟まれた層がある
場合、M系列符号信号の搬送波の周波数が異なる送波器
と、対応する受波器を付加することにより、この挟まれ
た層の層厚を計測することができる。
【0028】このように、複数の周波数の搬送波を同時
に用いたM系列符号信号を送信し、その反射信号と送波
信号の相互相関値から被計測層の層厚を計測することに
より、透過、もしくは反射が送波信号の周波数に強く依
存する被計測層の層厚を計測することができる。
【0029】
【発明の効果】以上のように第1発明によれば、M系列
符号を送信し、その反射信号と送波信号の相互相関値か
ら被計測層の層厚を計測することにより、S/N比が悪
い場合においても被計測層の層厚を計測することができ
る。
【0030】また、上記第2発明によれば、複数の周波
数の搬送波を同時に用いたM系列符号信号を送信し、異
なる周波数の送波信号の被計測層の表面と、被計測層の
下層の表面からの反射信号を受信し、これら反射信号と
送波信号の相互相関値から被計測層の層厚を計測するこ
とにより、透過、もしくは反射が送波信号の周波数に強
く依存する被計測層の層厚を計測することができる。
【0031】上記第3発明によれば、M系列符号発生器
において発生されたM系列符号を送波器より被計測層へ
送信し、その反射信号を受波器において受信し、受波信
号と送波信号の相互相関値から被計測層の層厚を計測す
ることにより、S/N比が悪い場合においても被計測層
の層厚を計測することができる。
【0032】また、上記第4発明によれば、第1周波数
の搬送波と第2周波数の搬送波を同時に用いたM系列符
号信号を送信し、これら異なる周波数の送波信号の被計
測層の表面と、被計測層の下層の表面からの反射信号を
受信し、これら反射信号と送波信号の相互相関値から被
計測層の層厚を計測することにより、透過、もしくは反
射が送波信号の周波数に強く依存する被計測層の層厚を
計測することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における層厚計測装置の構成
図および原理図である。
【図2】同層厚計測装置の計測結果を示す図である。
【図3】本発明の他の実施例における層厚計測装置の構
成図および原理図である。
【図4】同層厚計測装置の計測結果を示す図である。
【図5】従来の層厚計測装置の構成図である。
【図6】従来の層厚計測装置の計測結果を示す図であ
る。
【符号の説明】 11 M系列符号発生器 12 第1送波器 13 第2送波器 14 海水層 15 第1受波器 16 第2受波器 17 演算器 21 付着層(被計測層) 22 コンクリート層 R ロボット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 M系列符号信号を被計測層に向けて送信
    し、この送波信号の前記被計測層から反射された信号を
    受信し、この受波信号と前記送波信号の相互相関値を計
    算し、そのピーク値を求め、前記被計測層の音速と前記
    ピーク値の測定時間から前記被計測層の層厚を演算する
    ことを特徴とする層厚計測方法。
  2. 【請求項2】 M系列符号信号を第1周波数の搬送波を
    用いて、被計測層に向けて送信し、同時に前記M系列符
    号信号を第2周波数の搬送波を用いて、被計測層に向け
    て送信し、前記被計測層の表面から反射された前記第1
    周波数の送波信号の反射波信号を受信し、前記被計測層
    の下層の表面から反射された前記第2周波数の送波信号
    の反射波信号を受信し、前記第1周波数の送波信号と受
    信された被計測層の表面から反射された第1受波信号、
    および前記第2周波数の送波信号と受信された被計測層
    の下層の表面から反射された第2受波信号の相互相関値
    をそれぞれ計算し、それらピーク値を求め、前記被計測
    層の音速と前記2つのピーク値の測定時間の時間差から
    被計測層の層厚を演算することを特徴とする層厚計測方
    法。
  3. 【請求項3】 M系列符号信号を発生するM系列符号発
    生器と、前記M系列符号発生器において発生されたM系
    列符号信号を所定周波数の搬送波を掃引波として、被計
    測層に向けて送信する送波器と、前記被計測層から反射
    された信号を受信する受波器と、前記送波器の送波信号
    と、前記受波器の受波信号の相互相関値を計算し、その
    ピーク値を求め、前記被計測層の音速と前記ピーク値の
    測定時間から被計測層の層厚を演算する演算器とから構
    成したことを特徴とする層厚計測装置。
  4. 【請求項4】 M系列符号信号を発生するM系列符号発
    生器と、前記M系列符号発生器において発生されたM系
    列符号信号を第1周波数の搬送波を掃引波として、被計
    測層に向けて送信する第1送波器と、前記M系列符号発
    生器において発生されたM系列符号信号を第2周波数の
    搬送波を掃引波として、被計測層に向けて同時に送信す
    る第2送波器と、前記第1送波器から送信され、前記被
    計測層の表面から反射された信号を受信する第1受波器
    と、前記第2送波器から送信され、前記被計測層の下層
    の表面から反射された信号を受信する第2受波器と、前
    記第1送波器の送波信号と、前記1受波器の受波信号の
    相互相関値を計算し、そのピーク値を求め、前記第2送
    波器の送波信号と、前記2受波器の受波信号の相互相関
    値を計算し、そのピーク値を求め、前記被計測層の音速
    と前記2つのピーク値の測定時間の時間差から被計測層
    の層厚を演算する演算器とから構成したことを特徴とす
    る層厚計測装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009156694A (ja) * 2007-12-26 2009-07-16 Kanazawa Inst Of Technology 計測方法および装置
JP2010038710A (ja) * 2008-08-05 2010-02-18 Ihi Inspection & Instrumentation Co Ltd 超音波肉厚算出方法及びその装置
JP2015025664A (ja) * 2013-07-24 2015-02-05 東レエンジニアリング株式会社 超音波厚み測定方法および超音波厚み測定システム

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