JPH07239124A - 石油ストーブ - Google Patents

石油ストーブ

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Publication number
JPH07239124A
JPH07239124A JP5113994A JP5113994A JPH07239124A JP H07239124 A JPH07239124 A JP H07239124A JP 5113994 A JP5113994 A JP 5113994A JP 5113994 A JP5113994 A JP 5113994A JP H07239124 A JPH07239124 A JP H07239124A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
fuel
main body
core
liquid
Prior art date
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Pending
Application number
JP5113994A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisata Ono
日佐太 大野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOKKYO KAIHATSU KK
Original Assignee
TOKKYO KAIHATSU KK
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Filing date
Publication date
Application filed by TOKKYO KAIHATSU KK filed Critical TOKKYO KAIHATSU KK
Priority to JP5113994A priority Critical patent/JPH07239124A/ja
Publication of JPH07239124A publication Critical patent/JPH07239124A/ja
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  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 立型円筒式の燃料槽を有する芯上下式の放射
型石油ストーブが転倒した際、燃料槽に給油されている
液体燃料の外部への流出をすべて防止できるようにした
ものである。 【構成】 立型円筒状の主体の底面輪郭を主体より外方
に張り出す方形輪郭に形成するとともに、燃料元槽の内
部を上下に仕切って上方に小容量、かつ内周面が芯体燃
料槽内に開口する補助槽を設け、さらに芯体燃料槽の側
面から燃料元槽の内部に向かって水平に突出する上下一
組の連通管を、その方向を上記方形輪郭の対角線のいず
れか1つに沿わせ、かつ先端を主体の内周壁に近接させ
て付設した石油ストーブ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、立型円筒状の燃料槽
を有する芯上下式の放射型石油ストーブに関するもので
あって、転倒した際、燃料槽に給油されている液体燃料
の外部への流出をすべて防止できるようにしたものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、石油ストーブ等では、地震等に備
えて給油を遮断するか、芯の上面を外気から遮断する等
の安全装置を設けたものが知られているが、立型円筒状
のストーブは重心が比較的高く転倒しやすい上に、円筒
体のため転倒した際は、そのまま転動して燃料槽に給油
されている液体燃料の全量を撒き散らすため、上記安全
装置等は全く役立たぬのが普通である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】つまり、これら立型円
筒状のストーブは、何よりも転倒させないことが肝心で
あり、さらに転倒した場合でも、転動がただちに阻止さ
れることが必要である。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の点に留
意して、主体底部を主体より外方に張り出す方形に沿う
角型に形成して転倒した場合でも、その転倒方向が一定
方向に限られ、転動が不能に保たれるようにするととも
に、上端が外部に開放する芯体燃料槽内の貯溜液体燃料
を上下一組の連通管を介して常に少量かつ低液位に保
ち、しかも転倒と同時に、この貯溜液体燃料が別に設け
た補助槽に流入保管されるようにしたものである。
【0005】
【実施例】この発明の実施例を図面に基づいて説明する
と、図1はこの発明における立型円筒状の石油ストーブ
の縦断面を示し、1は立型円筒状の主体であって、その
内部は大容積の輪状の密閉容器として作られた燃料元槽
2の内側に同じく輪状の小容量で、しかも上面は芯体3
を囲んで外部に開放している液体燃料槽4が互に底部を
連通して同心に設けられている。
【0006】さらに、燃料元槽2はその内部を仕切板で
仕切って上部に浅い補助槽5が形成され、この補助槽の
内周面は上記芯体燃料槽4内に開口している。6は燃料
元槽に通ずる給油栓、7は芯上下用調節ハンドルであ
る。
【0007】次に、芯体燃料槽4の側面には一端が芯体
燃料槽内部に開き、他端が主体1の内周壁である燃料元
槽2の内周面に近く達する上下2本の連通管8,9がそ
れぞれ水平に設けられ、上部の連通管8は、芯体燃料槽
4における液面上方の外気を燃料元槽2内に送る微負圧
を維持する空気管、また下部の連通管9は、燃料元槽2
内の燃料を芯体燃料槽4に送る給液管として働くように
なっている。
【0008】さらに、主体1の底部下面には、予め主体
の底部輪郭より外方に張り出す方形輪郭の台板10が固
着されており、このため主体1の底部の輪郭は図2に示
すように実質的にほぼ正方形となっている。
【0009】なお、このことは主体1を形成する円筒体
を最初から底部部分が外方に拡がる方形容器状に作った
ものであってもよい。いずれにしても前記連通管8,9
は共にこの方形輪郭の対角線のいずれかに沿う方向に設
けられている。
【0010】
【作用・効果】上記の構成により、燃焼中は、予め燃料
元槽2に収容されている液体燃料は下部の連通管9を介
して間欠的に芯体燃料槽4内に流入し、他方、上部の連
通管8を通じて空気が燃料元槽2に間欠補充され、芯体
燃料槽4の液量を前記補助槽5の容量に対して少量、か
つ液位を低く保持し、芯体3の毛細管現象により液位が
上昇して燃焼し、トリチェリーの原理により芯体燃料槽
4は必要な液面高さL2を保って自動的に制御される。
【0011】すなわち、燃焼により芯体燃料槽4内の液
体面が連通管8の高さまで下がると上部の連通管8を介
して外気が供給され、これにより燃料元槽2から下部の
連通管9を介して液体燃料が芯体燃料槽4に補給され、
その液面が上部の連通管8の高さを越えると自動的に停
止される。
【0012】次に、主体1である立型円筒体の底部は予
めこの円筒より外方に張り出す大きさの正方形あるいは
長方形の方形輪郭に構成され、この方形輪郭の各辺は主
体周面より外方に張り出しているから主体1は転倒しに
くく、かつ転倒した場合は、主体1は常に方形輪郭の四
辺の1つが接地して支持され、その転倒状態は図2
(A),(B),(C),(D)のいずれかに限定さ
れ、したがって、転倒後の転動は阻止される。そして、
前記したように連通管8,9は方形輪郭の対角線位置に
沿って設けられているから、転倒時の連通管8,9の位
置は図2(A),(B),(C),(D)に示す状態に
限られている。
【0013】ところで、燃料元槽2に給油されるべき液
料は予め燃料元槽容量の80%L1に規制されているか
ら(JIS−S−2019)、図2(A),(B)に示
す状態に転倒した場合は、連通管8,9の先端は燃料元
槽2の液面L3より上方に位置しており、したがって燃
料元槽2から芯体燃料槽4に液体燃料の移動は行われな
い。
【0014】また、図2(C),(D)に示す状態で転
倒した場合は、連通管9はもともと燃料元槽2内の液体
燃料中に先端を下方に向けて位置しているため、燃料元
槽2から芯体燃料槽4に向う液体燃料の移動は行われな
い。このように、この発明においては主体1の転倒時の
転動は起ることがなく、同時に燃料元槽2からの液体燃
料の流動は停止され、芯体燃料槽4内の液体燃料は補助
槽5に移動しえて貯えられて外部に流出するおそれは全
くなく、かつ芯体燃料槽4内の残留液体燃料は、芯体3
の存在により主体1から外部に漏出するおそれもないか
ら安全である。
【0015】なお、この場合、予め主体頭部に張出し枠
等を設けて、主体が90°以上転倒しないような構造に
しておけば芯体3にしみた液体燃料が外部に滴下するこ
ともなく、より安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の石油ストーブの縦断面図。
【図2(A)】
【図2(B)】
【図2(C)】
【図2(D)】 この発明の石油ストーブのそれぞれ転
倒状態を示す横断面図。
【符号の説明】
1 主体 2 燃料元槽 3 芯体 4 芯体燃料槽 5 補助槽 8,9 連通管 10 台板 L1 燃料元槽に給油されるべき液量の限界液面位置 L2 正常時における芯体燃料槽内の液面位置 L3 転倒時における燃料元槽内の液面位置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立型円筒状の主体内部に、上端が芯体と
    共に外部に開放する小容積輪状の芯体燃料槽ならびにこ
    の芯体燃料槽を取り巻く大容積輪状の燃料元槽を備えた
    ものにおいて、主体の底面輪郭を主体より外方に張り出
    す方形輪郭に形成するとともに、燃料元槽の内部を上下
    に仕切って上方に小容量、かつ内周面が芯体燃料槽内に
    開口する補助槽を設け、さらに芯体燃料槽の側面から燃
    料元槽の内部に向かって水平に突出する上下一組の連通
    管を、その方向を上記方形輪郭の対角線のいずれか1つ
    に沿わせ、かつ先端を主体の内周壁に接近させて付設し
    た石油ストーブ。
JP5113994A 1994-02-25 1994-02-25 石油ストーブ Pending JPH07239124A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040017593A (ko) * 2002-08-22 2004-02-27 주식회사 파세코 석유난로
CN103900125A (zh) * 2013-06-14 2014-07-02 吴家全 液态燃料转化为气化燃料设备

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS428680Y1 (ja) * 1964-06-19 1967-05-09
JPS4328546Y1 (ja) * 1964-11-30 1968-11-25
JPS53109185A (en) * 1977-03-07 1978-09-22 Hitachi Ltd Electrical cable with flame preventive devices

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