JPH07239043A - 改良型バタフライ弁 - Google Patents

改良型バタフライ弁

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JPH07239043A
JPH07239043A JP610293A JP610293A JPH07239043A JP H07239043 A JPH07239043 A JP H07239043A JP 610293 A JP610293 A JP 610293A JP 610293 A JP610293 A JP 610293A JP H07239043 A JPH07239043 A JP H07239043A
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JP
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butterfly
valve
valve body
bush
annular
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JP610293A
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English (en)
Inventor
Salvatore Lardieri
ラルディエリ サルバトーレ
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CO I RA Srl
Original Assignee
CO I RA Srl
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Publication date
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K1/00Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces
    • F16K1/16Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces with pivoted closure-members
    • F16K1/18Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces with pivoted closure-members with pivoted discs or flaps
    • F16K1/22Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces with pivoted closure-members with pivoted discs or flaps with axis of rotation crossing the valve member, e.g. butterfly valves
    • F16K1/226Shaping or arrangements of the sealing
    • F16K1/2263Shaping or arrangements of the sealing the sealing being arranged on the valve seat
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K27/00Construction of housing; Use of materials therefor
    • F16K27/02Construction of housing; Use of materials therefor of lift valves
    • F16K27/0209Check valves or pivoted valves
    • F16K27/0218Butterfly valves
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/598With repair, tapping, assembly, or disassembly means
    • Y10T137/6031Assembling or disassembling rotary valve
    • Y10T137/6048Butterfly valve
    • Y10T137/6052Having valve head or seat packing

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lift Valve (AREA)
  • Preventing Unauthorised Actuation Of Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 クリーニング目的の分解及び再組付けを迅速
かつ容易に行なうことができ、簡単かつ廉価な構造を有
し、操作が安全確実な改良型バタフライ弁を提供する。 【構成】 バタフライ軸4の一端が操作レバー6により
操作され、環状弁体1の内部ポートの開閉が行なわれ、
弁体1内にはシール部材2が、配置され、閉弁位置でバ
タフライ3と密封接触する。シール部材2は大きな閉弁
力を要しない形状に構成されている。バタフライ3に
は、挟み付けられた錠剤等の破砕防止手段が備えられて
いる。操作レバー6により、弁の開閉は、操作員がロッ
クシステム33、35を操作しなければ不可能にされて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に、化学、製薬、食
品各分野のばら物質又は液状物質を処理する設備用の流
れ制御兼オンオフ弁に係わり、より精確にはバタフライ
弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】バタフライ弁は、この技術分野では公知
である。これらのバタフライ弁は、液体の流れる管路に
組付けられた弁体のポート内で、直径方向の軸を中心と
して旋回可能のディスク又はバタフライから成ってい
る。弁が十二分にシールされるようにするため、バタフ
ライは、密接に適合するように弁体に接触せしめられ
る。あるいは又、本出願人により製造されたバタフライ
弁では、バタフライが、一定軸方向隙間をもって弁内に
係合しており、閉弁後、バタフライ自体は、弁体内に配
置された環状シール部材上に定心され、環状シール自体
に対し弾性的な反作用によって押付けられる。この反作
用により弁に対する十分なシールが保証される。
【0003】頻繁に生産品が変る前述の分野の設備の場
合には、すべての関連装置及び取付具を、保守のため容
易かつ迅速に取外し、清浄にし、滅菌して、再び短時間
で組付ける必要がある。本出願人の製造した前記のバタ
フライ弁は、ドイツ特許出願第3220259号に開示
されたバタフライ弁同様、前記の必要に応えるのに適し
ているが、これらのバタフライ弁は、いずれも容易に接
近可能かつ操作可能のクランプ又はねじにより結合され
た2つの部分と、これらの部分の間に配置された環状シ
ール部材とを有している。2つの弁体部分を分離するこ
とにより、バタフライとシール部材とが取外され、清浄
化される。
【0004】実際には、この型式のバタフライ弁は、操
作上の観点からは満足できるものだが、別の欠点がある
のに加えて、構造費が高くつく欠点がある。第1の欠点
は、バタフライが閉位置まで回転するのに必要とされる
作用力が、比較的大きいことに帰因する。こうした作用
力が必要とされるのは、環状シールとバタフライ縁部と
の摩擦により生じる反作用のためである。また、この結
果、バタフライ縁部が急速に摩耗する。更に別の欠点
は、環状シール部材内に半径方向に設けられた穴内で、
バタフライの操作軸が必ずしも完全にシールされないこ
とにある。この結果、特に、危険な物質や汚染物質が遮
断されねばならない場合は、弁の信頼性が低下する。こ
の問題は、ヨーロッパ特許出願第200868号に開示
された従来型のバタフライ弁には存在しない。このバタ
フライ弁の場合、環状シール部材が、バタフライの軸線
に対して予圧を与えられているためである。しかしなが
ら、実際には、この弁は構成が複雑で、清浄化のための
取外しも厄介である。
【0005】公知のバタフライ弁の更に別の欠点は、錠
剤などの製品が、弁を通過するさいに、閉弁時に弁によ
り破砕されることがある点である。破砕された錠剤は、
操作を妨害し混乱させる原因となる。また、錠剤の破砕
の量が多ければ、それだけ弁の開閉も頻繁になされるこ
とになる。
【0006】また、本出願人の製造した前記弁は、バタ
フライが、異なる操作位置に、特に閉位置に確実にロッ
クできない欠点を有している。事実、そのような設備で
処理された物質が有害物質及び(又は)汚染物質であれ
ば、操作上の欠点は深刻な損害を生じさせる可能性があ
る。フランス特許出願第2462630に開示された別
のバタフライ弁は突出した爪を有するレバーを備えてい
る。この爪が、弁体と一体のプレートから半径方向に延
びている歯の間に、ロックノブを弛めたのちに選択的に
係止される。しかしながら、このロック機構は、特に、
弁のレバーが頻繁に動作せねばならない場合、簡単には
操作できない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の全般的な目的
は、バタフライ弁の設計を改良することにより、前記の
欠点を除去し、特に次のことを可能にすることにある。
即ち、 ──迅速かつ容易な組付け及び組外し、 ──簡単かつ廉価な構造、 ──実際に安全確実な操作。
【0008】本発明の第1の個々目的は、特に化学、製
薬、食品等の諸分野用の、ばら物質又は液状物質の流れ
を遮断するバタフライ弁、それも、従来型の弁の場合の
ように、弁の全開時に、シール能、操作性、最小流れ抵
抗に影響を与えることなしに、清掃目的のために極めて
迅速かつ簡単に組付け、取外しが可能なバタフライ弁を
得ることにある。
【0009】本発明の第2の別の目的は、バタフライ
が、閉弁に大きな作用力を必要としないシール部材と接
触する一方、シールがバタフライ軸を一様に密封しうる
ようなバタフライ弁を提供することにある。
【0010】本発明の更に別の目的は、錠剤状などの物
質を処理する場合に、バタフライと弁体との間に挟み付
けられた錠剤の破砕を防止できるようなバタフライ弁を
得ることにある。
【0011】本発明のもう一つの別の目的は、ロックシ
ステムが操作者によって操作された後にだけ弁の開閉が
可能になるような操作レバー、又は、未熟な人員による
弁の操作を防止しうる操作レバーを有するバタフライ弁
を製造し、それにより、誤操作による損害を防止しうる
ようにすることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記の目的及びその他の
目的は、本発明による改良型バタフライ弁により達成さ
れた。本発明による改良型バタフライ弁の特徴は、前記
環状弁体が、操作軸用支承シートとして機能する可動ブ
ロックと、このブロックと直径方向で反対側に位置する
ブラインドシートとを有しており、このシート内には、
バタフライ軸と整列せしめられている回転軸端が支承さ
れている。環状弁体内に配置されている環状シールが、
半径方向に幾何学的に向い合ったシール穴対を有し、こ
れらの穴内にバタフライ軸と回転軸端とが、それぞれ支
承されるようにする。クリーニング目的でバタフライを
環状弁体から取外すには、ブロックを弁体から、同じよ
うに軸をシート及びシール穴から引出せばよく、また、
再び取付けるには、その逆を行なえばよい。ブロックに
は、環状弁体内に半径方向に形成された対応スロットと
滑動可能に係合する角柱状の案内が設けられている。閉
弁に要する作用力を低減する手段が備えられ、これによ
り、バタフライ軸と環状シールとの間の密封性が改善さ
れ、閉弁時に錠剤などのばら材料の破砕が防止される。
【0013】バタフライはレバーを介して旋回させるこ
とができ、このレバーは、ブロックに固定されたプレー
トに設けられている複数の穴に選択的に係合可能な少な
くとも1つのピンが、一端に備えられたブッシュを有し
ている。また、ストップノブが、プレートからピンを外
してレバーを動作させるのに好適の軸作用端部内に、ね
じ込まれている。別の実施例によれば、レバーは、ピン
から延びているペグと係止されるフォーク状端部を有し
ている。このピンは、ばね力を負荷され、ブッシュ内に
滑動可能に支承されている。
【0014】
【実施例】本発明によるバタフライ弁の、このほかの特
徴及び利点は、添付図面につき以下で詳説する。図1、
図4、図5に示した本発明によるバタフライ弁の一実施
例の場合、バタフライ弁は、環状弁体1を有している。
この環状弁体1内には、シール2とディスク又はバタフ
ライ3とが収容されている。バタフライ回転軸4は、環
状弁体1に滑動可能に係合するブロック5により支承さ
れている。また、バタフライの回転軸端4aは、バタフ
ライ軸4と直径方向に整列せしめられており、回転可能
にブラインドシート7内に支承されている。シート7
は、ブロック5が係合している半径方向凹所と直径方向
で反対側に、環状弁体1内に形成されている。バタフラ
イ軸4の回転は、軸とキー結合された操作レバー6によ
り操作可能である。
【0015】更に詳しく言えば、シール2は、実質的に
台形の横断面を有している。この横断面部には、直径方
向で向い合った半径方向シール穴9a、9bが設けられ
ており、バタフライ軸4と回転軸端4aとが、これらの
穴にそれぞれ係合している。シール2は、環状弁体1の
内側に切削加工により形成された環状ハウジング10内
に配置されている。このハウジング10は、上下のエッ
ジ10a、10bに形成される台形横断面を有してい
る。これらのエッジ10a、10bは、それぞれ環状弁
体1からその内部空間11へ向って突出している。
【0016】ブロック5が係合する凹所8は、2つの平
行な側壁12と、環状弁体1の下方部分1a及びハウジ
ング10のエッジ10aとにより形成されている。加え
て、側壁12のところに、凹所8は2つの向い合った平
行のスロット13を有しており、これらスロット内に
は、ブロック5から横方向に突出した2つの案内14が
滑動可能に係合している。ブロック5は、図4、図6、
図7に示されているように、リップ15を有している。
リップ15の幅は、環状弁体1の凹所に等しく、リップ
15の前縁15aは環状弁体1の縁部10bと等しい弧
をなしている。リップ15の下方部分15bも、縁部1
0b同様のテーパ状に形状されている。加えて、ブロッ
ク5は、突出しているリップ15と円形フランジ17と
の間の頸部16と、バタフライ軸3を受容する縦孔18
と、縦孔18の軸線を基準にしてリップ15と反対側に
突出する棚状ストッパ19とを有している。
【0017】図1に示した状態から始められるバタフラ
イ弁の取外しは、環状弁体1からブロック5を引き出
し、ハウジング10からシール2を部分的に引き出し
て、バタフライ軸4を持上げることにより、バタフライ
3とシール2とが一緒に環状弁体1から引き出すことが
できる。続いて、シール2が、先ず回転軸端4aから分
離され、次いでバタフライ軸4から分離される。
【0018】弁の組立て作業は、以上の過程を逆にたど
ればよい。詳述すれば、バタフライ軸4をシール2の穴
9aに押込み、回転軸端4aを先ず反対側の穴9bに押
込み、次いで環状弁体1のブラインドシール7へ差込
む。次にバタフライ3を支持するシール2をハウジング
10へはめ込み、同時にブロック5をバタフライ軸4と
凹所8に、スロット13と係合する角柱状の側方案内1
4を介して、かん合させる。ブロック5の棚状ストッパ
19を、環状弁体1の下方部分1aに当付けることによ
り、リップ15の弧状縁部15aがハウジング10の円
形縁部と符号する。
【0019】本発明による弁の組立て及び組外しは、従
来型の2部分弁体から成るバタフライ弁に比較すると、
著しく簡単である。加えて、環状弁体1により弁が一層
コンパクトになっている。
【0020】図2に示されているように、確実に弁のシ
ールが可能となるように、バタフライ3の縁部3aがシ
ール2の表面と接触するようにされている。シール2
は、円形横断面を有する周方向リブ21と、平行なサイ
ドスロット22とを有している。バタフライ3の縁部3
aは、バタフライ軸4と回転軸端4aとにより形成され
る軸線を中心として回転し、リブ21と接触し、弁に対
し十分なシールを保証する弾性的な反作用により、リブ
21に押付けられる。スロット22が必要とされるの
は、バタフライ3が完全にシールを掴む前に縁部3aが
シール2に接触することのないようにして、摩擦を制限
し、それによってシール2の摩耗を防止し、かつ大きな
開弁力及び閉弁力を不要にするためである。
【0021】図3に見られるように、シール2は、ハウ
ジング10の内側から加圧して断面を凸状にしてリブを
強調し、シール2に生じうる弾性的なたわみの度を増大
させることもできる。
【0022】図8から分かるように、シール2の穴9
a、9bは波形の横断面を有し、これによって、穴の内
表が滑らかな円筒形のシールより以上に、バタフライ軸
4又は回転軸4aとの密封性が保証される。特に、シー
ル2の中央の隆起部25の横断面部は、軸4又は回転軸
端4aよりも可なり直径が小さいため、隆起部25の変
形により密封性が保証される。
【0023】図9と図10には、本発明の別の実施例が
示されている。この場合、バタフライ3は、たとえばシ
リコン樹脂製のゴム状材料層20により完全に被覆され
ている。こうすることによって、錠剤などの製品が、閉
弁時の弁によって破砕されることはなくなる。ゴム状材
料層20は、複数貫通穴23を介してバタフライ3の表
面に固定されている。バタフライ3の新しい縁部24は
リング20であり、リング20の幅は、バタフライ3の
剛性部分の半径の約20%である。閉弁時にシール2と
バタフライ3との間に錠剤等がはさまれても、この縁部
24により破砕が防止される。
【0024】バタフライ3は、図1、図2、図4の場
合、厚さが極めて薄く、弁直径の50〜70分の1の値
である。このような厚さにすることによって、完全なシ
ールが可能となり、バタフライが閉位置に対し僅かの角
度だけ旋回せしめられた場合でも、材料の流れが可能で
ある。実際、開弁時にはシール2に対する縁部の滑動に
よって振動が生ぜしめられる。この振動は、縁部3aが
薄いために生じるものであり、この薄さにより、材料が
顆粒状又は粉末状の場合にも、材料の滑動が容易にな
る。加えて、この僅かの厚さのため、弁の全開時に流れ
抵抗が最小限に抑えられる。
【0025】図1から分かるように、操作レバー6は、
一端にブッシュ27を有するアーム26を有している。
ブッシュ27内には、バタフライ軸4の方形操作端部2
8が固定され、かつまた、ブッシュ27と同心的にノブ
30から突出しているねじ29が、このブッシュ27と
係合する。更に、ブッシュ27は、ノブ30とは反対側
に環状シール31を有している。このシート31内に
は、プレート33に対して加圧するばね32が配置され
ている。プレート33はバタフライ軸3と同心的であ
り、円形に分配された複数の穴34を有している。これ
らの穴34の1つに、ブッシュ27から突出するピン3
5が係合する。ピン35は、ノブ30を弛めることによ
り外される。ノブ30は、バネ32を介してプレート3
3からブッシュ27を引離す。
【0026】レバー6の回転、したがってバタフライ3
の、軸4を介しての回転は、ピン35が、係合せしめら
れている穴から完全に引出された後でなければ、不可能
である。この回転の後、ノブ30を回してねじを締め、
ピン35を選択された穴34へ差込むことにより弁をク
ランプすることができる。
【0027】本発明による弁は、操作員が不注意で意図
せずして開弁するようなことは不可能にされている。な
ぜなら、開弁は、ノブ30を弛めることなしには不可能
だからである。このようにすることにより弁の安全性は
可なり増大する。このことは、特に、危険物質及び(又
は)汚染物質を処理する場合に重要なことである。
【0028】図11には、本発明によるバタフライ弁の
操作レバー6の第1実施例が示してある。この場合、ピ
ン35が、ブッシュ27に固定されるのではなく、滑動
可能にブッシュ27と係合している。ピン35の滑動
は、ピン35の直径拡大部35aが滑動するシート37
内に配置されたばね36により一方の方向に抵抗を受
け、また、他方の方向には、ピン35の反対側と係合し
ているノブ30によって妨げられている。ノブ30を弛
めると、ピン35は穴34から抜け出て、プレート33
に対するブッシュ27の運動を必要とせずに、レバー6
のリリースが可能になる。このような構成の結果とし
て、ばね36は、既述の別の実施例のばね32よりも可
なり細くされている。
【0029】図12及び図13には、操作レバー6の更
に別の実施例が示されている。この場合は、アーム26
が、支点26aのところで約20〜30度の角度で屈折
したフォーク状端部38を介してブッシュ27に可動に
取付けられている。ブッシュ27は内部切欠の27aを
有し、この切欠きにフォーク状端部38の2つの間隔を
おいた股38aが受容されている。股38aは、バタフ
ライ軸4の端部28はさんでブッシュ27内へ差込むこ
とができるような間隔を有し、ピン35から直角方向に
延びる2つのペグ39と係止せしめられる。ピン35の
滑動は、直径拡大部35bとキャップ41との間に配置
されたばね40の位置により上方方向に弾性的な抵抗を
受ける。
【0030】開弁は、ノブ30を弛め、アーム26のフ
ォーク状端部38を切欠き27a内に差込み、股38a
がペグ39の下を支えることにより可能となる。支点2
6aを中心としてアーム26を旋回させることにより、
股38aがペグ39を持上げ、ピン35をプレート33
の穴34から引き出す。ピン35がプレート33から引
き出された状態にある間、アーム26は回転可能であ
り、この回転によりバタフライ3を開閉でき、かつまた
中間角度位置に停止させることができる。次いで、フォ
ーク状端部38をブッシュ27から引き出すことによ
り、ピン35が別の選択された穴34に入る。これによ
って、それ以上の弁の開閉が防止される。なぜならアー
ム26は取外されて、資格のある操作員のみが使用でき
る安全な場所に保管されるからである。
【0031】
【発明の効果】本発明による改良型バタフライ弁は、こ
の種の弁を一層効果的に使用できる多くの新しい特徴を
有しており、特に、既述のように、弁のクリーニング目
的での組外し及び再組付けが容易である上に、高い密封
性が保証されている。加えて、これらの特徴によって、
種々の中間使用位置にバタフライを安全にロック可能で
ある。
【0032】このバタフライ弁は、特に粉末状及び顆粒
状の物質に用いられるが、液体または他の流体の遮断用
にも使用することができる。この弁のその他の特殊な使
用分野は、バタフライの完全シールが可能であるため、
危険な物質又は汚染物質の遮断にも利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるバタフライ弁の直径方向断面図。
【図2】弁体内に収容されたシールと、シールに当て付
けられるバタフライとの直径方向断面図。
【図3】図2に示したシールの別の実施例の直径方向断
面図。
【図4】本発明による弁の分解図。
【図5】図1、図2、図3、図4に示した弁体の部分平
面図。
【図6】図5の弁体に係合するブロックの平面図。
【図7】図5の弁体に係合するブッロクの正面図。
【図8】バタフライ軸用の穴を有する、本発明による弁
シールの半径方向断面図。
【図9】本発明によるバタフライの別の実施例の断面
図。
【図10】図9のバタフライの平面図。
【図11】図1に示された弁の操作レバーの第1実施例
の断面図。
【図12】図1に示された弁の操作レバーの第2実施例
の断面図。
【図13】図12のXIII−XIII線に沿った断面図。
【符号の説明】
1 環状の弁体 2 シール 3 バタフライ 4 バタフライ回転軸 4a 回転軸端 5 ブロック 6 操作レバー 8 凹所 10 環状ハウジング 13 スロット 15 リップ 19 棚状ストッパ 21 周方向リブ 23 貫通穴 26 アーム 27 ブッシュ 30 ノブ 33 プレート 34 穴 35 ピン 37 シート 38 フォークの股

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ばら物質又は液状物質が流れる管路を遮
    断するための、特に、製薬、食品、化学などの分野に好
    適の改良バタフライ弁であって、前記配管と一体の環状
    の弁体(1)を有しており、この環状弁体(1)が、デ
    ィスク又はバタフライ(3)の回転軸(4)用の支持体
    として機能し、前記バタフライ回転軸(4)の一端が、
    前記環状弁体(1)の内部ポートを開閉する操作レバー
    (6)により操作可能であり、前記環状弁体(1)内に
    は、閉弁位置の前記バタフライと密封接触するシール
    (2)が配置されている改良されたバタフライ弁におい
    て、 前記環状弁体(1)が、前記バタフライ軸(4)の支持
    シートとして役立つ可動ブロック(5)と、このブロッ
    ク(5)と直径方向で向い合うブラインド・シート
    (7)とを有しており、前記ブロック(5)内には、前
    記バタフライ軸(4)と整列せしめられている、前記バ
    タフライ(3)の回転軸端(4a)が支承されており、
    前記シート(2)が環形を有し、かつ半径方向で正反対
    の位置にある1対のシール穴(9a、9b)を有してお
    り、これらの穴には前記バタフライ軸(4)と回転軸端
    (4a)とがそれぞれはめ込まれ、それによって、清掃
    目的での環状弁体(1)からのバタフライ(3)の取外
    し及び環状弁体(1)への再組付けが、前記ブロック
    (5)と、前記バタフライ軸(4)と、前記回転軸端
    (4a)とを、前記シート(7、18)及び前記シール
    (2)の穴(9a、9b)から引き出すことにより、あ
    るいは又その逆により可能になり、更に、前記操作レバ
    ー(6)が、複数の操作位置に前記バタフライ(3)を
    ロックする部材(27、33、35)を有していること
    を特徴とする改良型バタフライ弁。
  2. 【請求項2】 前記ブロック(5)が、角柱状の案内
    (14)と、突出したリップ(15)と、棚状ストッパ
    (19)とを有しており、前記案内(14)が、前記環
    状弁体(1)に半径方向に形成された対応スロット(1
    3)と滑り係合しており、また、前記リップ(15)
    が、前記環状弁体(1)の内側円形縁部(10b)の曲
    率と等しい曲率を有する凹縁部(15a)を有してお
    り、更に、前記棚状ストッパ(19)が、前記リップ
    (15)の凹縁部(15a)と前記環状弁体(1)の縁
    部(10b)との合致のさいに、前記環状弁体(1)に
    対して支え(1a)となることを特徴とする、請求項1
    記載の改良バタフライ弁。
  3. 【請求項3】 前記バタフライ(3)の縁部に接触し
    ている前記シール(2)の表面(2a)が、2つの平行
    のスロット(22)の間を周方向に延びる中央リブ(2
    1)を有しており、これにより前記リブ(21)が、最
    低限の強制エネルギーと十分なシール能力とをもってバ
    タフライ(3)と弾性的に強制接触することを特徴とす
    る、請求項1記載の改良型バタフライ弁。
  4. 【請求項4】 前記のバタフライ軸(4)と回転軸端
    (4a)とが支承されている、前記シール(2)の前記
    半径方向穴(9a、9b)が、周方向のシールリブ(2
    5)を有することを特徴とする、請求項1記載の改良型
    バタフライ弁。
  5. 【請求項5】 前記バタフライ(3)が、前記環状弁体
    (1)のポートの直径の50〜70分の1の薄い厚さを
    有することを特徴とする、請求項1記載の改良型バタフ
    ライ弁。
  6. 【請求項6】 前記バタフライ(3)が、バタフライ
    (3)の周縁を超えて環状に延びるゴム材料(24)の
    層(20)に被覆されており、ゴム材料(24)がバタ
    フライ(3)自体に設けられた貫通穴によりバタフライ
    (3)に固定されていることを特徴とする、請求項1記
    載の改良型バタフライ弁。
  7. 【請求項7】 前記ゴム材料がシリコンゴムであること
    を特徴とする、請求項6記載の改良型バタフライ弁。
  8. 【請求項8】 前記操作レバー(6)の前記ロック部材
    がブッシュ(27)を有しており、このブッシュ(2
    7)内には、前記バタフライ軸(4)の操作端部(2
    8)が固定されており、更に、このブッシュ(27)
    が、前記レバー(6)のアーム(26)の端部に結合さ
    れ、前記ブロック(5)に固定されたプレート(33)
    に設けられている複数の穴(34)内に選択的に係止可
    能な少なくとも1個のピン(35)を備えており、スト
    ップノブ(30)が前記軸(4)の前記操作端部(2
    8)内にねじ込まれていることを特徴とする、請求項1
    記載の改良型バタフライ弁。
  9. 【請求項9】 前記ピン(35)が、前記ブッシュ(2
    7)に固定され、前記ブッシュ(27)に形成された環
    状シート(31)内に配置されたばね部材(32)が、
    前記プレート(33)と前記ブッシュ(27)との間に
    位置することを特徴とする、請求項8記載の改良型バタ
    フライ弁。
  10. 【請求項10】 前記ピン(35)が、前記ブッシュ
    (27)内に滑動可能に係合し、一方の側では前記スト
    ップノブ(30)と向い合っており、他方の側では、ヘ
    ッド(35a)が滑動する、前記ブッシュ(27)のシ
    ート(37)内に配置されたばね(36)により支えら
    れていることを特徴とする、請求項8記載の改良型バタ
    フライ弁。
  11. 【請求項11】 前記アーム(26)が、前記ブッシュ
    (27)から取外し可能であり、かつまた前記ブッシュ
    (27)の内側シート(27a)に係合可能な実質的に
    フォーク形状の端部(38)を有しており、前記端部
    (38)が、支点(26a)のところで前記アーム(2
    6)と一定角度をなしており、前記端部(38)が前記
    シート(27a)と完全に係合した場合に、前記ピン
    (35)から直角に延びるペグ(39)に支えられる一
    対のフォーク状部(38a)を有しており、前記ピン
    (35)が、前記ブッシュ(27)内にスライド可能に
    組付けられ、ばね(40)により弾性的に加圧されてお
    り、これによって、前記フォーク状端部(38)が前記
    支点(26a)を中心として回転するのにつれて、前記
    ペグ(39)が前記プレート(33)から離れ、前記ピ
    ン(35)が前記穴(34)から引き出され、前記バタ
    フライ(3)が離され、前記アーム(26)を介して操
    作可能にされることを特徴とする、請求項8記載の改良
    型バタフライ弁。
JP610293A 1992-01-16 1993-01-18 改良型バタフライ弁 Pending JPH07239043A (ja)

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